JP2007107711A - セットスクリュー - Google Patents

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Abstract

【課題】セットスクリュー本体のみをパッドを回転させることなく固定すべき部材のねじ孔にねじ込むことが可能なセットスクリューの提供。
【解決手段】セットスクリューSSは、おねじ部10を有するセットスクリュー本体1と、筒状突起20を一体に有するパッド2とから構成される。セットスクリュー本体1に六角穴11,円形穴12,貫通孔13を設ける。パッド2の筒状突起20のセットスクリュー本体1の円形穴12内に位置する先端にフレア部21を形成する。セットスクリュー本体1の円形穴12の内径を貫通孔13の内径よりも大きく形成する。セットスクリュー本体1の貫通孔13の内周とパッド2の筒状突起20の外周との間に間隙Gを形成する。パッド2の筒状突起20がセットスクリュー本体1の貫通孔13の径方向及び軸方向に移動可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、プーリ等の固定すべき部材(回転伝達部材)を回転シャフト等の相手側の固定対象物に止めるのに用いる六角穴付きのセットスクリューに関するものである。
図18は、従来のセットスクリューの一例の緩み止めセットボルトを示す断面図、図19は、従来のセットスクリューの他の一例のクランピングスクリューを示す正面図である。
従来、図18に示すような、セットスクリュー100の先端に、六角穴101まで貫通した穴102を開け、そこに切れ目201を入れた凸型の柔らかい、銅、真鍮、アルミ等で作成したパッド200を差込み、後面103より尖った工具で切れ目201を開き、セットスクリュー100に接続した緩み止めセットボルトが特許文献1に開示されている。
また、図19に示すような、先端にボール収容部301が設けられたクランピングスクリュー本体300と、ボール収容部301に自由回転可能に収容され、かつその一部がボール収容部301より突出されたボール400と、ボール収容部301内に設けられ、クランピングスクリュー本体300の回転軸線500上の一点600でボール400を支持する支持手段とからなるクランピングスクリューが特許文献2に開示されている。
特開2000−35024号公報 特開平7−217616号公報
ところが、図18に示した緩み止めセットボルトでは、パッド200をセットスクリュー100に接続すると、パッド200の切れ目201を有する凸部の先端がセットスクリュー100の六角穴101内に位置するので、パッド200の凸部をセットスクリュー100の六角穴101まで貫通した穴102に沿って移動させることができず、セットスクリュー100の六角穴101に締め付け用の手工具である六角レンチの先端部を差し込むと、六角レンチの先端がパッド200の凸部の先端に当たるので、セットスクリュー100を六角レンチで締め付け方向に回転させると、パッド200がセットスクリュー100と共に回転してしまい、相手側の固定対象物である回転シャフトのおねじ部のねじ山をパッドによって損傷させるおそれがあり、しかも、セットスクリュー100の穴102の内周とパッド200の凸部の外周との間に間隙を有していないので、パッド200の凸部がセットスクリュー100の穴102の径方向に動くことができず、パッド200が回転シャフトのおねじ部に片当たりした場合に、パッド200の凸部に無理な力が作用し、パッド200の凸部が折れたり曲がったりする不具合を生じることがある。
また、図19に示したクランピングスクリューでは、クランピングスクリュー本体300のボール収容部301の開口部302を若干狭めて、ボール400のクランピングスクリュー本体300のボール収容部301からの脱落を防止している。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑み、パッドの筒状突起をセットスクリュー本体の貫通孔に先端側から基端側に向って挿通した後、パッドの筒状突起のセットスクリュー本体の円形穴内に位置する先端部にフレア工具でフレア加工を施すのみで、パッドをセットスクリュー本体の貫通孔に対して簡単に取付けることができ、セットスクリュー本体の円形穴の内径が貫通孔の内径よりも大きいので、パッドの筒状突起のフレア部がセットスクリュー本体の円形穴と貫通孔との間の段差部に係合し、パッドがセットスクリュー本体の貫通孔より脱落することもなく、パッドの筒状突起のフレア部が常にセットスクリュー本体の円形穴内に位置するので、セットスクリュー本体のおねじ部を固定対象物に固定すべき部品のねじ孔に螺合する際に、セットスクリュー本体の六角穴に締め付け用の手工具である六角レンチの先端部を差し込んでも、六角レンチの先端がパッドの筒状突起のフレア部に当たらないので、セットスクリュー本体のみをパッドを回転させることなく固定すべき部材のねじ孔にねじ込むことができ、パッドの筒状突起がセットスクリュー本体の貫通孔に沿って移動可能であるので、パッドをセットスクリュー本体の先端より離間させておくことができ、セットスクリュー本体の貫通孔の内周とパッドの筒状突起の外周との間に間隙を有しているので、パッドの筒状突起がセットスクリュー本体の貫通孔に対して径方向に動くことができ、パッドを固定対象物のおねじ部に片当たりすることなく当接させることができ、セットスクリュー本体がパッドを固定対象物のおねじ部に向って押し付けるので、パッドが固定対象物のおねじ部に当接し、相手の部材を固定対象物にパッドを介してセットスクリュー本体により固定状態に確実に止めることができ、セットスクリュー本体の先端がパッドの筒状突起を除いた部分のみを固定対象物のおねじ部に向って押し付けるので、パッドの筒状突起に無理な力が作用せず、パッドの筒状突起が折れたり曲がったりする不具合を生じるおそれがなく、パッドがセットスクリュー本体と共に回転しないので、相手側の固定対象物のおねじ部のねじ山をパッドにより損傷させることのないセットスクリューを提供することを目的とする。
本発明のセットスクリューは、外周におねじ部を有する円柱状のセットスクリュー本体と、前記セットスクリュー本体の先端に臨んで配設され、円筒形の筒状突起を一体に有するパッドとから構成され、前記セットスクリュー本体の基端部に六角穴を設け、前記セットスクリュー本体の前記六角穴の内端に基端に向って開口する円形穴を中心軸線上に沿うように設け、前記セットスクリュー本体の先端部に前記中心軸線上に沿って前記パッドの筒状突起を挿通するための前記円形穴と連通する貫通孔を設け、前記セットスクリュー本体の前記円形穴の内径を前記貫通孔の内径よりも大きく形成し、前記セットスクリュー本体の前記貫通孔の内径を前記パッドの筒状突起の外径よりも大きく形成し、前記パッドの筒状突起の長さを前記セットスクリュー本体の貫通孔の長さよりも長く形成し、前記セットスクリュー本体の貫通孔に先端側より前記パッドの筒状突起を挿通し、前記セットスクリュー本体の貫通孔の内周と前記パッドの筒状突起の外周との間に間隙を形成し、前記パッドの筒状突起の前記セットスクリュー本体の円形穴内に位置する先端に抜け止め防止用の拡径するテーパ状のフレア部を形成したことを特徴とする構成を有するものである。
本発明のセットスクリューは、外周におねじ部を有する円柱状のセットスクリュー本体と、前記セットスクリュー本体の先端に臨んで配設され、円筒形の筒状突起を一体に有するパッドと、前記セットスクリュー本体の先端と前記パッドとの間に配設され、前記パッドの筒状突起を挿通するリング部材とから構成され、前記セットスクリュー本体の基端部に六角穴を設け、前記セットスクリュー本体の前記六角穴の内端に基端に向って開口する円形穴を中心軸線上に沿うように設け、前記セットスクリュー本体の先端部に前記中心軸線上に沿って前記パッドの筒状突起を挿通するための前記円形穴と連通する貫通孔を設け、前記セットスクリュー本体の前記円形穴の内径を前記貫通孔の内径よりも大きく形成し、前記セットスクリュー本体の前記貫通孔の内径を前記パッドの筒状突起の外径よりも大きく形成し、前記パッドの筒状突起の長さを前記セットスクリュー本体の貫通孔の長さよりも長く形成し、前記リング部材を前記パッドの筒状突起の外周に中心軸線方向に沿って移動自在に嵌装し、前記セットスクリュー本体の貫通孔に先端側より前記パッドの筒状突起を挿通し、前記セットスクリュー本体の貫通孔の内周と前記パッドの筒状突起の外周との間に間隙を形成し、前記パッドの筒状突起の前記セットスクリュー本体の円形穴内に位置する先端に抜け止め防止用の拡径するテーパ状のフレア部を形成したことを特徴とする構成を有するものである。
本発明のセットスクリューは、上記パッドの筒状突起が、上記セットスクリュー本体の貫通孔に沿って移動可能である。
本発明のセットスクリューは、上記パッドが、軟質金属又は合成樹脂で製作されている。
本発明のセットスクリューは、上記リング部材が、ふっ素樹脂製のワッシャからなる。
以上に述べたように、本発明によれば、パッドの筒状突起をセットスクリュー本体の貫通孔に先端側から基端側に向って挿通した後、パッドの筒状突起のセットスクリュー本体の円形穴内に位置する先端部にフレア工具でフレア加工を施すのみで、パッドをセットスクリュー本体の貫通孔に対して簡単に取付けることができ、セットスクリュー本体の円形穴の内径が貫通孔の内径よりも大きいので、パッドの筒状突起のフレア部がセットスクリュー本体の円形穴と貫通孔との間の段差部に係合し、パッドがセットスクリュー本体の貫通孔より脱落することもなく、パッドの筒状突起のフレア部が常にセットスクリュー本体の円形穴内に位置するので、セットスクリュー本体のおねじ部を固定対象物に固定すべき部品のねじ孔に螺合する際に、セットスクリュー本体の六角穴に締め付け用の手工具である六角レンチの先端部を差し込んでも、六角レンチの先端がパッドの筒状突起のフレア部に当たらないので、セットスクリュー本体のみをパッドを回転させることなく固定すべき部材のねじ孔にねじ込むことができ、パッドの筒状突起がセットスクリュー本体の貫通孔に沿って移動可能であるので、パッドをセットスクリュー本体の先端より離間させておくことができ、セットスクリュー本体の貫通孔の内周とパッドの筒状突起の外周との間に間隙を有しているので、パッドの筒状突起がセットスクリュー本体の貫通孔に対して径方向に動くことができ、パッドを固定対象物のおねじ部に片当たりすることなく当接させることができ、セットスクリュー本体がパッドを固定対象物のおねじ部に向って押し付けるので、パッドが固定対象物のおねじ部に当接し、相手の部材を固定対象物にパッドを介してセットスクリュー本体により固定状態に確実に止めることができ、セットスクリュー本体の先端がパッドの筒状突起を除いた部分のみを固定対象物のおねじ部に向って押し付けるので、パッドの筒状突起に無理な力が作用せず、パッドの筒状突起が折れたり曲がったりする不具合を生じるおそれがなく、パッドがセットスクリュー本体と共に回転しないので、相手側の固定対象物のおねじ部のねじ山をパッドにより損傷させることのないセットスクリューを得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して詳細に説明する。
本発明のセットスクリューSSは、外周におねじ部10を有する円柱状のセットスクリュー本体1と、セットスクリュー本体1の先端に臨んで配設され、円筒形の筒状突起20を一体に有するパッド2とから構成されている。
本発明のセットスクリューSSは、セットスクリュー本体1の基端部に六角穴11を設け、セットスクリュー本体1の六角穴11の内端に基端に向って開口する円形穴12を中心軸線C上に沿うように設け、セットスクリュー本体1の先端部に中心軸線C上に沿ってパッド2の筒状突起20を挿通するための円形穴12と連通する貫通孔13を設け、セットスクリュー本体1の円形穴12の内径d1を貫通孔13の内径d2よりも大きく形成し、セットスクリュー本体1の貫通孔13の内径d2をパッド2の筒状突起20の外径Dよりも大きく形成してある。
本発明のセットスクリューSSは、パッド2の筒状突起20の長さをセットスクリュー本体1の貫通孔13の長さよりも長く形成してある。
本発明のセットスクリューSSは、セットスクリュー本体1の貫通孔13に先端側よりパッド2の筒状突起20を挿通し、セットスクリュー本体1の貫通孔13の内周とパッド2の筒状突起20の外周との間に間隙Gを形成し、パッド2の筒状突起20のセットスクリュー本体1の円形穴12内に位置する先端に抜け止め防止用の拡径するテーパ状のフレア部21を形成してある。
本発明のセットスクリューSSは、パッド2の筒状突起20が、セットスクリュー本体1の貫通孔13に沿って移動可能である。
本発明のセットスクリューSSは、パッド2が、黄銅などの軟質金属又は合成樹脂で製作されている。
以下、本発明の第1実施例に係るセットスクリューについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施例に係るセットスクリューを示す断面図、図2は、本発明の第1実施例に係るセットスクリューの右側面図、図3は、本発明の第1実施例に係るセットスクリューの左側面図、図4は、セットスクリューのセットスクリュー本体を示す断面図、図5は、パッドのフレア加工を施す前の状態を示す断面図、図6は、パッドの筒状突起をセットスクリューのセットスクリュー本体の貫通孔へ挿通した状態を示す断面図、図7は、パッドの筒状突起の先端部へのフレア加工時の状態を示す断面図、図8は、プーリの回転シャフトへのセットスクリューによる取付け状態を示す要部断面図である。
セットスクリューSSは、図1に示すように、セットスクリュー本体1とパッド2とから構成されている。
セットスクリューSSは、図1に示すように、円柱状のセットスクリュー本体1を有し、セットスクリュー本体1の外周には、図2及び図4に示すように、おねじ部10が形成されている。
セットスクリューSSのセットスクリュー本体1の基端部には、図1及び図2に示すように、六角穴11が設けられ、セットスクリュー本体1の六角穴11の内端には、図4に示すように、中心軸線C上に基端に向って開口する円形穴12が設けられ、セットスクリュー本体1の基端部には中心軸線C上に沿って円形穴12と連通する貫通孔13が設けられている。
セットスクリューSSのセットスクリュー本体1の貫通孔13と円形穴12との間には、図4に示すように、円形穴12から貫通孔13に向って拡径するテーパ状の段差部14が形成され、セットスクリュー本体1の先端と貫通孔13の内周との角部にはテーパ状の面取り部15が形成されている。
セットスクリューSSのセットスクリュー本体1の円形穴12の内径d1は、貫通孔13の内径d2よりも大きく形成されている。
セットスクリューSSのセットスクリュー本体1の円形穴12は、六角穴11と連通している。
セットスクリューSSのセットスクリュー本体1の貫通孔13は、段差部14を介して円形穴12と連通している。
セットスクリューSSのセットスクリュー本体1の先端に臨んで配設されたパッド2は、図1及び図3に示すように、円盤状のパッド本体22を有している。
パッド2のパッド本体22のセットスクリュー本体1の先端に対向する一面には、図1及び図5に示すように、円筒形の筒状突起20が一体に突設され、パッド2の筒状突起20の先端にはフレア部21が形成されている。
セットスクリューSSのセットスクリュー本体1の貫通孔13の内径d2は、パッド2の筒状突起20の外径Dよりも大きく形成され、セットスクリュー本体1の貫通孔13の内周とパッド2の筒状突起20の外周との間には、図1に示すように、間隙Gが形成されている。
パッド2の筒状突起20の長さは、セットスクリューSSのセットスクリュー本体1の貫通孔13の長さよりも長く形成されている。
以下、パッドのセットスクリューのセットスクリュー本体に対する取付け方法について説明する。
まず、パッド2の筒状突起20を、図6に示すように、セットスクリューSSのセットスクリュー本体1の貫通孔13に先端側から基端側に向って挿通した後、図7に示すように、パッド2のパッド本体22をダイ3に形成した凹部30に動かないようにセットする。
次いで、フレア加工の工具となる先端に円錐部40を有するフレア加工用ポンチ4をセットスクリューSSのセットスクリュー本体1の六角穴21から円形穴12に向って移動させ、図7に示すように、フレア加工用ポンチ4の円錐部40をパッド2の筒状突起20の先端部に圧入すると、図1に示すように、パッド2の筒状突起20の先端部にフレア部21が形成され、パッド2の筒状突起20の先端部にフレア加工を施すことにより、パッド2はセットスクリューSSのセットスクリュー本体1の貫通孔13に対して移動可能に取付けられる。
次に、本発明の第1実施例に係るセットスクリューの使用方法について説明する。
まず、固定対象物である回転シャフト5の先端部に形成したおねじ部50に固定すべき部材であるプーリ6のボス60の内周に形成しためねじ部61を螺合させ、図8に示すように、回転シャフト5の先端部にプーリ6を装着する。
次いで、セットスクリューSSのセットスクリュー本体1のおねじ部10をプーリ6のボス60に設けたねじ孔62に螺合すると、パッド2のパッド本体22のセットスクリュー本体1の先端と反対側の他面が回転シャフト5のおねじ部50に当接し、さらにセットスクリュー本体1のおねじ部10をプーリ6のボス60のねじ孔62にねじ込むと、セットスクリュー本体1の先端がパッド2を回転シャフト5のおねじ部50に向って押し付け、パッド2のパッド本体22の他面が回転シャフト5のおねじ部50のねじ山に喰い込み、図8に示すように、プーリ6を回転シャフト5の先端部にパッド2を介してセットスクリューSSのセットスクリュー本体1により固定状態に確実に止めることができる。
この際、パッド2の筒状突起20がセットスクリューSSのセットスクリュー本体1の貫通孔13に対して回転可能であるので、回転シャフト5のおねじ部50のねじ山をパッド2で損傷させることはない。
そして、セットスクリューSSのセットスクリュー本体1のおねじ部10をプーリ6のボス60のねじ孔62に螺合する際に、手工具である六角レンチの先端部をセットスクリュー本体1の六角穴11に差し込んでも、パッド2の筒状突起20の先端のフレア部21がセットスクリューSSのセットスクリュー本体1の円形穴12内に位置するので、六角レンチの先端がパッド2の筒状突起20のフレア部21に当たることがなく、セットスクリュー本体1のみをパッド2を回転させることなく六角レンチによりプーリ6のボス60のねじ孔62にねじ込むことができる。
また、セットスクリューSSのセットスクリュー本体1の貫通孔13の内周とパッド2の筒状突起20の外周との間に間隙Gを有しているので、パッド2の筒状突起20がセットスクリュー本体1の貫通孔13に対して径方向に若干動くことができ、パッド2を回転シャフト5のおねじ部50に片当たりすることなく当接させることができる。
さらに、セットスクリューSSのセットスクリュー本体1の先端がパッド2のパッド本体22の筒状突起20を除いた部分のみを回転シャフト5のおねじ部50に向って押し付けるので、パッド2の筒状突起20に無理な力が作用せず、パッド2の筒状突起20が折れたり曲がったりする不具合を生じることがない。
以下、本発明の第2実施例に係るセットスクリューについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
図9は、本発明の第2実施例に係るセットスクリューを示す断面図、図10は、本発明の第2実施例に係るセットスクリューの右側面図、図11は、本発明の第2実施例に係るセットスクリューの左側面図、図12は、リング部材を示す断面図、図13は、リング部材を示す正面図、図14は、パッドの筒状突起をセットスクリューのセットスクリュー本体の貫通孔へ挿通した状態を示す断面図、図15は、パッドの筒状突起の先端部へのフレア加工時の状態を示す断面図、図16は、プーリの回転シャフトへのセットスクリューによる取付け状態を示す要部断面図、図17は、プーリの回転シャフトへのセットスクリューによる取付け時の要部断面図である。
本発明のセットスクリューSS´は、図9,図10及び図11に示すように、外周におねじ部10を有する円柱状のセットスクリュー本体1と、セットスクリュー本体1の先端に臨んで配設され、円筒形の筒状突起20を一体に有するパッド2と、セットスクリュー本体1の先端とパッド2との間に配設され、パッド2の筒状突起20を挿通するリング部材7とから構成されている。
本発明のセットスクリューSS´は、図9及び図10に示すように、セットスクリュー本体1の基端部に六角穴11を設け、セットスクリュー本体1の六角穴11の内端に基端に向って開口する円形穴12を中心軸線C上に沿うように設け、セットスクリュー本体1の先端部に中心軸線C上に沿ってパッド2の筒状突起20を挿通するための円形穴12と連通する貫通孔13を設け、セットスクリュー本体1の円形穴12の内径d1を貫通孔13の内径d2よりも大きく形成し、セットスクリュー本体1の貫通孔13の内径d2をパッド2の筒状突起20の外径Dよりも大きく形成してある。
本発明のセットスクリューSS´は、パッド2の筒状突起20の長さをセットスクリュー本体1の貫通孔13の長さよりも長く形成してある。
本発明のセットスクリューSS´は、図9に示すように、リング部材7をパッド2の筒状突起20の外周に中心軸線C方向に沿って移動自在に嵌装し、セットスクリュー本体1の貫通孔13に先端側よりパッド2の筒状突起20を挿通し、セットスクリュー本体1の貫通孔13の内周とパッド2の筒状突起20の外周との間に間隙Gを形成し、パッド2の筒状突起20のセットスクリュー本体1の円形穴12内に位置する先端に抜け止め防止用の拡径するテーパ状のフレア部21を形成してある。
本発明のセットスクリューSS´は、パッド2の筒状突起20が、セットスクリュー本体1の貫通孔13に沿って移動可能である。
本発明のセットスクリューSS´は、パッド2が、黄銅などの軟質金属又は合成樹脂で製作されている。
本発明のセットスクリューSS´は、リング部材7が、ふっ素樹脂製のワッシャからなる。
セットスクリューSS´は、図9に示すように、セットスクリュー本体1とパッド2とリング部材7とから構成されている。
セットスクリューSS´のセットスクリュー本体1の先端とパッド2との間には、図9に示すように、リング部材7が配設され、リング部材7の中央には、図12及び図13に示すように、円形孔70が設けられ、リング部材7の円形孔70にはパッド2の筒状突起20が挿通されている。
リング部材7は、図9に示すように、パッド2の筒状突起20の外周に中心軸線C方向に沿って移動自在に嵌装されている。
なお、セットスクリューSS´のセットスクリュー本体1及びパッド2は、図1に示す上記第1実施例のものと全く同様のため、同一部位に同一符号を付して説明を省略する。
以下、パッドのセットスクリューのセットスクリュー本体に対する取付け方法について説明する。
まず、パッド2の筒状突起20を、図14に示すように、リング部材7の円形孔70に挿通すると共に、パッド2の筒状突起20をセットスクリューSS´のセットスクリュー本体1の貫通孔13に先端側から基端側に向って挿通した後、図15に示すように、パッド2のパッド本体22をダイ3に形成した凹部30に動かないようにセットする。
次いで、フレア加工の工具となる先端に円錐部40を有するフレア加工用ポンチ4をセットスクリューSS´のセットスクリュー本体1の六角穴21から円形穴12に向って移動させ、図15に示すように、フレア加工用ポンチ4の円錐部40をパッド2の筒状突起20の先端部に圧入すると、図9に示すように、パッド2の筒状突起20の先端部にフレア部21が形成され、パッド2の筒状突起20の先端部にフレア加工を施すことにより、パッド2はセットスクリューSS´のセットスクリュー本体1の貫通孔13に対して移動可能に取付けられる。
次に、本発明の第2実施例に係るセットスクリューの使用方法について説明する。
まず、固定対象物である回転シャフト5の先端部に形成したおねじ部50に固定すべき部材であるプーリ6のボス60の内周に形成しためねじ部61を螺合させ、図16に示すように、回転シャフト5の先端部にプーリ6を装着する。
次いで、セットスクリューSS´のセットスクリュー本体1のおねじ部10をプーリ6のボス60に設けたねじ孔62に螺合すると、パッド2のパッド本体22のセットスクリュー本体1の先端と反対側の他面が回転シャフト5のおねじ部50に当接し、さらにセットスクリュー本体1のおねじ部10をプーリ6のボス60のねじ孔62にねじ込むと、セットスクリュー本体1の先端面がリング部材7に当接し、セットスクリュー本体1の先端がリング部材7を介してパッド2を回転シャフト5のおねじ部50に向って押し付け、パッド2のパッド本体22の他面が回転シャフト5のおねじ部50のねじ山に喰い込み、図16に示すように、プーリ6を回転シャフト5の先端部にパッド2を介してセットスクリューSS´のセットスクリュー本体1により固定状態に確実に止めることができる。
この際、パッド2の筒状突起20がセットスクリューSS´のセットスクリュー本体1の貫通孔13に対して回転可能であるので、回転シャフト5のおねじ部50のねじ山をパッド2で損傷させることはない。
そして、セットスクリューSS´のセットスクリュー本体1のおねじ部10をプーリ6のボス60のねじ孔62に螺合する際に、手工具である六角レンチの先端部をセットスクリュー本体1の六角穴11に差し込んでも、パッド2の筒状突起20の先端のフレア部21がセットスクリューSS´のセットスクリュー本体1の円形穴12内に位置するので、六角レンチの先端がパッド2の筒状突起20のフレア部21に当たることがなく、セットスクリュー本体1のみをパッド2を回転させることなく六角レンチによりプーリ6のボス60のねじ孔62にねじ込むことができる。
また、セットスクリューSS´のセットスクリュー本体1の貫通孔13の内周とパッド2の筒状突起20の外周との間に間隙Gを有しているので、パッド2の筒状突起20がセットスクリュー本体1の貫通孔13に対して径方向に若干動くことができ、パッド2を回転シャフト5のおねじ部50に片当たりすることなく当接させることができる。
さらに、セットスクリューSS´のセットスクリュー本体1の先端がリング部材7を介してパッド2のパッド本体22の筒状突起20を除いた部分のみを回転シャフト5のおねじ部50に向って押し付けるので、パッド2の筒状突起20に無理な力が作用せず、パッド2の筒状突起20が折れたり曲がったりする不具合を生じることがない。
また、図17に示すように、セットスクリューSS´のセットスクリュー本体1の先端とパッド2のパッド本体22との間にリング部材7が介在されているので、セットスクリュー本体1の先端面がパッド2のパッド本体22の一面に当接することがないので、パッド2のパッド本体22がセットスクリュー本体1の先端により磨耗したり傷付いたりするおそれがなく、セットスクリュー本体1の先端面がリング部材7に密接するので、セットスクリュー本体1に振動や衝撃が加わった場合でも、セットスクリュー本体1のおねじ部10のプーリ6のボス60に設けたねじ孔62に対する緩みをリング部材7により確実に防止することができる。
なお、上記第2実施例では、リング部材をふっ素樹脂製のワッシャとしたが、リング部材の材質は、合成樹脂あるいは合成ゴムなどの弾性材料としても良い。
本発明の第1実施例に係るセットスクリューを示す断面図。 本発明の第1実施例に係るセットスクリューの右側面図。 本発明の第1実施例に係るセットスクリューの左側面図。 セットスクリューのセットスクリュー本体を示す断面図。 パッドのフレア加工を施す前の状態を示す断面図。 パッドの筒状突起をセットスクリューのセットスクリュー本体の貫通孔へ挿通した状態を示す断面図。 パッドの筒状突起の先端部へのフレア加工時の状態を示す断面図。 プーリの回転シャフトへのセットスクリューによる取付け状態を示す要部断面図。 本発明の第2実施例に係るセットスクリューを示す断面図。 本発明の第2実施例に係るセットスクリューの右側面図。 本発明の第2実施例に係るセットスクリューの左側面図。 リング部材を示す断面図。 リング部材を示す正面図。 パッドの筒状突起をセットスクリューのセットスクリュー本体の貫通孔へ挿通した状態を示す断面図。 パッドの筒状突起の先端部へのフレア加工時の状態を示す断面図。 プーリの回転シャフトへのセットスクリューによる取付け状態を示す要部断面図。 プーリの回転シャフトへのセットスクリューによる取付け時の要部断面図。 従来のセットスクリューの一例の緩み止めセットボルトを示す断面図。 従来のセットスクリューの他の一例のクランピングスクリューを示す正面図。
符号の説明
1 セットスクリュー本体
2 パッド
3 ダイ
4 フレア加工用ポンチ
5 回転シャフト(相手側の固定対象物)
6 プーリ(固定すべき部材)
7 リング部材
10 おねじ部
11 六角穴
12 円形穴
13 貫通孔
20 筒状突起
21 フレア部
22 パッド本体
30 凹部
40 円錐部
50 おねじ部
60 ボス
61 めねじ部
62 ねじ孔
70 の円形孔
100 セットスクリュー
101 六角穴
102 穴
103 後面
200 パッド
201 切れ目
300 クランピングスクリュー本体
301 ボール収容部
302 開口部
400 ボール
500 回転軸線
600 一点
C 中心軸線
D 外径
d1 内径
d2 内径
G 間隙
SS セットスクリュー
SS´ セットスクリュー

Claims (5)

  1. 外周におねじ部を有する円柱状のセットスクリュー本体と、前記セットスクリュー本体の先端に臨んで配設され、円筒形の筒状突起を一体に有するパッドとから構成され、前記セットスクリュー本体の基端部に六角穴を設け、前記セットスクリュー本体の前記六角穴の内端に基端に向って開口する円形穴を中心軸線上に沿うように設け、前記セットスクリュー本体の先端部に前記中心軸線上に沿って前記パッドの筒状突起を挿通するための前記円形穴と連通する貫通孔を設け、前記セットスクリュー本体の前記円形穴の内径を前記貫通孔の内径よりも大きく形成し、前記セットスクリュー本体の前記貫通孔の内径を前記パッドの筒状突起の外径よりも大きく形成し、前記パッドの筒状突起の長さを前記セットスクリュー本体の貫通孔の長さよりも長く形成し、前記セットスクリュー本体の貫通孔に先端側より前記パッドの筒状突起を挿通し、前記セットスクリュー本体の貫通孔の内周と前記パッドの筒状突起の外周との間に間隙を形成し、前記パッドの筒状突起の前記セットスクリュー本体の円形穴内に位置する先端に抜け止め防止用の拡径するテーパ状のフレア部を形成したことを特徴とするセットスクリュー。
  2. 外周におねじ部を有する円柱状のセットスクリュー本体と、前記セットスクリュー本体の先端に臨んで配設され、円筒形の筒状突起を一体に有するパッドと、前記セットスクリュー本体の先端と前記パッドとの間に配設され、前記パッドの筒状突起を挿通するリング部材とから構成され、前記セットスクリュー本体の基端部に六角穴を設け、前記セットスクリュー本体の前記六角穴の内端に基端に向って開口する円形穴を中心軸線上に沿うように設け、前記セットスクリュー本体の先端部に前記中心軸線上に沿って前記パッドの筒状突起を挿通するための前記円形穴と連通する貫通孔を設け、前記セットスクリュー本体の前記円形穴の内径を前記貫通孔の内径よりも大きく形成し、前記セットスクリュー本体の前記貫通孔の内径を前記パッドの筒状突起の外径よりも大きく形成し、前記パッドの筒状突起の長さを前記セットスクリュー本体の貫通孔の長さよりも長く形成し、前記リング部材を前記パッドの筒状突起の外周に中心軸線方向に沿って移動自在に嵌装し、前記セットスクリュー本体の貫通孔に先端側より前記パッドの筒状突起を挿通し、前記セットスクリュー本体の貫通孔の内周と前記パッドの筒状突起の外周との間に間隙を形成し、前記パッドの筒状突起の前記セットスクリュー本体の円形穴内に位置する先端に抜け止め防止用の拡径するテーパ状のフレア部を形成したことを特徴とするセットスクリュー。
  3. 上記パッドの筒状突起は、上記セットスクリュー本体の貫通孔に沿って移動可能である請求項1または2に記載のセットスクリュー。
  4. 上記パッドは、軟質金属又は合成樹脂で製作されている請求項1乃至3に記載のセットスクリュー。
  5. 上記リング部材は、ふっ素樹脂製のワッシャからなる請求項2に記載のセットスクリュー。
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