JP2007106686A - 硝酸イソソルビド貼付剤 - Google Patents

硝酸イソソルビド貼付剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2007106686A
JP2007106686A JP2005297589A JP2005297589A JP2007106686A JP 2007106686 A JP2007106686 A JP 2007106686A JP 2005297589 A JP2005297589 A JP 2005297589A JP 2005297589 A JP2005297589 A JP 2005297589A JP 2007106686 A JP2007106686 A JP 2007106686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copolymer
parts
meth
isosorbide nitrate
acrylic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005297589A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4981298B2 (ja
Inventor
Naohisa Kawamura
尚久 川村
Hidenori Sawada
英範 澤田
Chihiro Takizawa
千尋 瀧澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saitama Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Saitama Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saitama Daiichi Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Saitama Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2005297589A priority Critical patent/JP4981298B2/ja
Publication of JP2007106686A publication Critical patent/JP2007106686A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4981298B2 publication Critical patent/JP4981298B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、皮膚に対して良好な粘着性および剥離性を有する、皮膚に対する刺激性の少ない硝酸イソソルビド貼付剤を提供することを目的とする。
【解決手段】 硝酸イソソルビドを含有する粘着剤層を、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主たる構成成分としジアセトンアクリルアミド3〜45質量%を必須構成成分として含有し、遊離カルボキシル基を含有しないアクリル系共重合体(共重合体A)100質量部と、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主たる構成成分とし側鎖に第1級アミノ基及び/又はカルボキシヒドラジド基を含有し、遊離カルボキシル基を含有しないアクリル系共重合体(共重合体B)0.1〜30質量部によって形成する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、狭心症、急性期以外の心筋梗塞、その他の虚血性心疾患の治療剤として有用な硝酸イソソルビドを粘着剤層に含む硝酸イソソルビド貼付剤に関するものである。
アクリル系共重合体を主体とする粘着剤層中に硝酸イソソルビドを含む貼付剤は知られている(例えば特許文献1、2および3を参照)。しかし、ここで用いられているアクリル系共重合体は、粘着剤の凝集力を向上させるために架橋させている。しかしその場合、(1)粘着力が強すぎる、またはアクリル酸の化学的刺激のため皮膚刺激性が強くなりがちである、(2)架橋剤としてのポリイソシアネートは極めて活性が高く薬物や他の配合成分と反応することが多くそれにより薬剤安定性が損なわれる等の欠点を有していた。
また、ジアセトンアクリルアミドを含むアクリル系粘着剤と可塑剤とをアジピン酸ジヒトラジド、ヘキサンジアミン等のポリアミンに混合し、混合液を塗工後、溶媒を加熱乾燥させて架橋させる方法が提案されている(例えば特許文献4を参照)。
しかしながらこの方法の欠点としては、
(1)アジピン酸ジヒドラジド、ヘキサンジアミン等の低分子ポリアミンは、粘着剤溶液と混合することにより数時間経過すると塗工のための混合液がゲル化してしまい塗工不可能となる。
(2)アジピン酸ジヒドラジド、ヘキサンジアミン等の低分子ポリアミンは、薬剤が存在しない時はジアセトンアクリルアミド含有アクリル系粘着剤を架橋させるが、薬剤含有時に、薬剤との反応、あるいは薬剤の妨害等によって架橋が進行しないことが多い。
(3)アジピン酸ジヒドラジドは有機溶媒溶解性が低く、塗工溶液に添加するに当たっては水に溶解させて添加しなければならない。その為多量に使用する際には高分子の沈殿が起こりやすく取り扱いが不便であるという欠点を有する。
(4)さらにアジピン酸ジヒドラジト等のヒドラジン化合物は皮膚から吸収されて毒性を示す危険性が指摘されており皮膚用粘着剤のための添加剤として不適である等の欠点を有していた。
特開平3−223212号公報 特開平5−65223号公報 特開平8−81369号公報 特表2002−535475号公報
本発明は、上記に鑑み、皮膚に対して良好な粘着性および剥離性を有し、皮膚に対する刺激性の少ない粘着剤基剤を用いた硝酸イソソルビド貼付剤を提供することを目的とする。
本発明の硝酸イソソルビド貼付剤の粘着剤基剤は、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主たる構成成分としジアセトンアクリルアミド3〜45質量%を必須構成成分として含有し、遊離カルボキシル基を含有しないアクリル系共重合体(共重合体A)100質量部と、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主たる構成成分とし側鎖に第1級アミノ基及び/又はカルボキシヒドラジド基を含有し、遊離カルボキシル基を含有しないアクリル系共重合体(共重合体B)0.1〜30質量部によって形成される。共重合体Bの側鎖に含まれる第1級アミノ基及び/又はカルボキシヒドラジド基は、共重合体Aに含まれるジ
アセトンアクリルアミドに由来するカルボニル基と架橋反応するので、架橋剤として作用するとともに粘着剤の構成成分ともなる。したがって、本発明の粘着剤は低分子の架橋剤を用いないで架橋できることが重要な特徴である。
共重合体Bの第一の例は、主たる構成成分としての(メタ)アクリル酸アルキルエステルを、側鎖に第1級アミノ基を有する(メタ)アクリル系モノマーと共重合して得られるアクリル系共重合体である。
共重合体Bの第二の例は、主たる構成成分としての(メタ)アクリル酸アルキルエステルを、(メタ)アクリル酸と共重合させ、次いで得られた共重合体に含まれる遊離のカルボキシル基をイミン、ジアミン及び/又はジカルボン酸ジヒドラジドと反応させて得られるアクリル系共重合体である。
共重合体Bの第三の例は、主たる構成成分としての(メタ)アクリル酸アルキルエステルを、ジアセトンアクリルアミドと共重合させ、次いで得られた共重合体に含まれるカルボニル基をジアミン及び/又はジカルボン酸ジヒドラジドと反応させて得られるアクリル系共重合体である。
本発明の硝酸イソソルビド貼付剤とする場合、共重合体A100質量部と、共重合体B0.1〜30質量部を溶媒に溶解し、硝酸イソソルビドを加えて均一に混合し、公知の方法により溶媒を加熱蒸散させることにより製造することができる。その際、可塑剤、経皮吸収促進剤、香料等を加えることができる。
本発明の硝酸イソソルビド貼付剤の基剤として用いる粘着剤は、共重合体Aと共重合体Bを溶媒に溶解し、公知の方法で溶媒を加熱蒸散させて製造される。共重合体Aと共重合体Bは溶媒中で緩やかに架橋反応を起こすため、その溶液を長期に保存することはできない。しかし、その溶液に全溶媒に対し5.0質量%以上のアセトン、ブタノンのような揮発性ケトン類を添加しておくことにより保存中の架橋反応が防止され、長期に保存することが出来る。
本発明によれば、低分子の架橋剤を用いることなく、皮膚に対して良好な粘着性及び剥離性を有し、皮膚に対する刺激性の少ない硝酸イソソルビド貼付剤が提供される。したがって、本発明の硝酸イソソルビド貼付剤は、(1)基剤としての共重合体Aはアクリル酸を含んでいないためアクリル酸系粘着剤の過度に強い凝集力とカルボン酸に基づく皮膚刺激性がなく、皮膚用粘着剤として適切である、(2)架橋剤として多用されるイソシアネート系架橋剤を使用しないためイソシアネートの強い反応性に起因する問題点が無いという利点を有する。
共重合体Aである、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主たる構成成分としジアセトンアクリルアミド3〜45質量%を必須構成成分として含有し、遊離カルボキシル基を含有しないアクリル系共重合体を構成する(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、例えば、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸デシル等が挙げられ、これらは単独で用いられてもよいし、併用されてもよい。
共重合体A中の必須構成成分であるジアセトンアクリルアミドの含有量は3〜45質量%であり、好ましくは8〜40質量%、さらに好ましくは10〜30質量%である。下限未満であると後述する架橋が十分に起こりがたく凝集力が不足し、また上限を超えると凝集力が強すぎて粘着力が低下する。
共重合体Aには、硝酸イソソルビドの粘着剤中への溶解度を高めるために極性モノマー(例えば、2−ビニルピロリドン、酢酸ビニル、アクリルアミド等)を1.0〜20質量%の範囲で共重合させてもよい。
共重合体Aを調製するには、通常、重合開始剤の存在下で所要構成成分を溶液重合すればよい。ただし、重合形態はこれに限定されない。また、重合反応条件は主として構成成分の種類により適宜選定される。溶液重合を行う場合、例えば、所要構成成分の所定量に、酢酸エチル又はその他の一般的な重合溶媒を加え、攪拌装置及び冷却還流装置を備えた反応容器中でアゾビス系、過酸化物系等の重合開始剤の存在下、窒素雰囲気で70〜90℃、8〜40時間反応させればよい。なお、上記構成成分及び溶媒は一括投入してもよいし、適宜分割投入してもよい。重合開始剤は反応の進行状況に応じて、適宜分割投入するのが望ましい。
アゾビス系重合開始剤としては、例えば、2,2′−アゾビス−イソ−ブチロニトリル、1,1′−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)、2,2′−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)等が挙げられ、過酸化物系重合開始剤としては、例えば、過酸化ラウロイル、過酸化ベンゾイル、ジ(ter−ブチル)パーオキサイド等が挙げられる。
共重合体Bである、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主たる構成成分とし側鎖に第1級アミノ基及び/又はカルボキシヒドラジド基を含有し、遊離カルボキシル基を含有しないアクリル系共重合体は、共重合体Aのジアセトンアクリルアミドに由来するケトン基との反応により共重合体Aを架橋させるとともに、架橋型皮膚用粘着剤の構成成分となるものである。本共重合体Bは既知の方法で調製できる。例えば以下の方法が挙げられる。
調製法の例1は、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル等の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主たる構成成分とし、これを(メタ)アクリル酸アミノエチルのような側鎖に第1級アミノ基を有するモノマーを通常の方法で共重合させる方法である。このようにして得られる共重合体は側鎖に遊離の第1級アミノ基を有する。
調製法の例2は、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル等の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主たる構成成分とし、これを(メタ)アクリル酸と通常の方法で共重合させ、得られた共重合体のカルボキシル基をイミン、ジアミン、及び/又はジカルボン酸ジヒドラジドを用いて変性する方法である。この共重合体の重合に用いる装置、溶媒、開始剤、反応条件等は共重合体Aと同じでよい。得られた共重合体を変性するイミンとしては、たとえばエチレンイミン及びプロピレンイミン等のアルキレンイミンが挙げられ、エチレンイミンが特に好ましい。ジアミンとしては、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ブチレンジアミン、ペンタンジアミン、ヘキサンジアミンのような鎖状アルキレンジアミン及びシクロヘキシルジアミンのようなシクロアルキレンジアミン等が挙げられ、ヘキサンジアミンが特に好ましい。ジカルボン酸ジヒドラジドとしては、グルタル酸ジヒドラジド、アジピン酸ジヒドラジド、ピメリン酸ジヒドラジド等が挙げられ、アジピン酸ジヒドラジドが特に好ましい。これらのイミン、ジアミン、ジカルボン酸ジヒドラジドは単独で使用することも、2成分以上を混合して使用することもできる。アルキレンイミンで変性する場合には、共重合体に含まれるカルボキシル基とエステル結合が形成され、側鎖に遊離の第1級アミノ基が生成する。ジアミン及び/又はジカルボン酸ジヒドラジドで変性する場合には、共重合体に含まれるカルボキシル基がジアミン及び/又はジカルボン酸ジヒドラジドの一方のアミノ基及び/又はカルボン酸ヒドラジド基と酸アミド結合し、側鎖に第1級アミノ基及び/又はカルボキシヒドラジド基が生成する。
調製法の例3は、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを、ジアセトンアクリルアミドと共重合させ、次いで得られた共重合体に含まれるカルボニル基をジアミン及び/又はジカルボン酸ジヒドラジドと反応させる方法である。ここで用いるジアミン及びジカルボン酸ジヒドラジドは調製法の例2で述べたものを使用することができる。これらは単独で使用することも、2成分以上を混合して使用することもできる。共重合体に含まれるジアセトンアクリルアミドに由来するカルボニル基は、ジアミン及び/又はジカルボン酸ジヒドラジドの一方のアミノ基及び/又はカルボン酸ヒドラジド基と共有結合し、側鎖に遊離の第1級アミノ基及び/又はカルボン酸ヒドラジド基が生成する。
上記の共重合体Bの製法は、あくまでも例示に過ぎず、上記の例に限定されるものではない。(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主たる構成成分とし側鎖に第1級アミノ基及び/又はカルボキシヒドラジド基を含有し、遊離カルボキシル基を含有しないアクリル系共重合体が生成する方法であれば如何なる方法を採用してもよい。また、このようにして得られた共重合体Bは、必要に応じて精製し、未反応のイミン、ジアミン、ジカルボン酸ジヒドラジドを除去してから使用することも可能である。
共重合体Bは共重合体Aと同一の溶媒に溶解し相溶性が大きいことが重要であるので(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主たる構成成分とする必要がある。その分子量は2,000以上であることが高分子架橋剤の性質を発揮するために望ましい。分子量が2,000未満であると、低分子ポリアミンとの性能の差が現れにくく本発明の特徴が発揮できない。共重合体B中の第1級アミノ基及び/又はカルボキシヒドラジド基は、共重合体Aとの適度の架橋性を発揮するために共重合体Bの1分子鎖中、2個以上存在することが必要であり、3個以上存在するがことが好ましい。共重合体B中における第1級アミノ基及び/又はカルボキシヒドラジド基は(メタ)アクリル酸エステルコモノマー5〜100分子鎖中に1個の割合で含まれることが好ましい。また共重合体Aに対する共重合体Bの添加割合が少なくなると添加による凝集力の増強効果が発現しにくくなり、多くなると粘着力が低下するので共重合体Bの添加量は共重合体A100質量部に対し0.1〜30質量部に制限され、好ましくは0.3〜20質量部である。本発明における共重合体Bによる共重合体Aの架橋は、共重合体Aに含まれるジアセトンアクリルアミドに由来するカルボニル基が、共重合体Bの側鎖に含まれる遊離の第1級アミノ基及び/又はカルボン酸ヒドラジド基と脱水反応に基づく共有結合を形成して生じるものである。
本発明の硝酸イソソルビド貼付剤は、支持体の少なくとも片面に、硝酸イソソルビドを含有する共重合体Aおよび共重合体Bよりなる粘着剤層を積層し、さらに剥離ライナーを順次積層して形成することができる。
硝酸イソソルビドを共重合体Aおよび共重合体Bよりなる粘着剤層に加える場合、アセトン、N,N−ジメチルホルムアミドなどの溶媒に溶解しておくことが好ましい。また、共重合体Aおよび共重合体Bを含むアセトンまたはブタノン溶液に、硝酸イソソルビドを予め混合しておくことも可能である。
硝酸イソソルビドの粘着剤層における含有量は、使用目的などに応じて適宜決定されるが、少なくなると有効性が低下し、多くなると粘着性が低下することから、粘着剤層中0.01〜50質量%が好ましい。硝酸イソソルビドが粘着剤層中で過飽和状態で存在したり、結晶が析出した状態で存在していても特に支障はない。硝酸イソソルビド貼付剤は、1投与剤あたり、硝酸イソソルビドを通常20〜60mgの範囲で含むのが望ましいが、これに限定されるものではない。
支持体は、薬物が不透過性又は難透過性のものであって柔軟なものが好ましく、例えば、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素共重合体、エチレン−ブチルアクリレート−一酸化炭素共重合体、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の樹脂フィルム;アルミニウムシート等が挙げられ、これらの積層シートであってもよく、織布や不織布と積層されていてもよい。また、粘着剤層との接着性を高める目的で、支持体にコロナ処理、プラズマ放電処理等の表面処理を施したり、アンカー剤によりアンカーコート処理を施してもよい。
本発明の硝酸イソソルビド貼付剤の粘着剤基剤に、可塑剤を添加することにより、粘着剤基剤が、さらに皮膚に低刺激性となり、かつ薬物を含浸させた場合に薬物の経皮吸収性を向上させることが可能となる。可塑剤の添加量は共重合体A100質量部に対し20〜200質量部が好ましく、25〜200質量部がより好ましい。添加量は20質量部より少ないと目的の添加効果が出にくく、200質量部より多いと、後述する架橋によっても粘着剤の凝集力が不足しがちとなる。
可塑剤としては、例えば、オクタン酸セチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、乳酸ミリスチル等の一価アルコールの脂肪酸エステル;アジピン酸ジオクチル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジオクチル、コハク酸ジオクチル等の二塩基酸エステル;ジカプリン酸プロピレングリコール、トリオクタン酸グリセリル、トリ(オクタン酸/デカン酸)グリセリル、中鎖脂肪酸トリグリセリド等の多価アルコール等の脂肪酸エステルなどが挙げられ、特にミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、セバシン酸ジエチルおよび中鎖脂肪酸トリグリセリド等の脂肪酸エステルが好適に使用される。
本発明の硝酸イソソルビド貼付剤には、上記の可塑剤の外に、吸収促進剤、感圧性粘着剤、エステルガムなどの粘着性付与剤、香料、着色剤、などを添加剤とすることも可能である。
硝酸イソソルビドの経皮吸収促進剤としては、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、アジピン酸ジエチルなどの脂肪酸エステル類、カプリツ酸モノグリセリド、カプリル酸トリグリセリド、ソルビタン脂肪酸エステルなどの脂肪酸多価アルコールエステル類、l−メントール、ハッカ油、リモネンなどのテルペン類などが挙げられる。
本発明の皮膚用粘着剤層の厚みは、特に限定されるものではない。しかし、薄い場合には硝酸イソソルビドの含有量を高くしなければならず粘着力が低下する。厚い場合には支持体付近の粘着剤中に存在する硝酸イソソルビドが粘着剤層表面に拡散しにくくなり、薬物放出率が低下する。一般的には、10〜200μmが好ましい。
本発明の硝酸イソソルビド貼付剤の製造には、従来公知の粘着テープの製造方法が使用できる。例えば、溶剤塗工法では、共重合体A、共重合体Bを含む溶液に可塑剤、硝酸イソソルビドを所定量混合し、必要に応じて有機溶媒で希釈し、得られた液を支持体上に塗布・乾燥する方法、及び剥離紙上に塗布・乾燥した後支持体上に転写する方法等が好適に使用される。
以下に本発明の実施例を示し、さらに具体的に説明する。なお、以下において、部および
%は質量部および質量%を意味する。
[共重合体Aの作成例1]
モノマーとしてアクリル酸2−エチルヘキシル200部、アクリル酸ブチル100部、ジアセトンアクリルアミド50部を用い、溶媒として酢酸エチル300部を加えた混合物を攪拌装置及び還流冷却装置付きセパラブルフラスコに供給し、攪拌及び窒素置換しながら75℃に昇温した。過酸化ベンゾイル2部を酢酸エチル20部に溶解した溶液を5分割し、その1をセパラブルフラスコに添加し、重合を開始した。残部の4を反応開始後2時間目から1時間間隔で1ずつ添加し、添加終了後、さらに2時間反応させた。なお、粘度調節のため反応開始後、2時間毎に酢酸エチルを50部ずつ4回添加した。反応終了後、冷却し、次いで酢酸エチルを追加して固形分濃度30質量%、ゲル浸透クロマトグラフィー測定(GPC)によるスチレン換算質量平均分子量110×104cpsの共重合体Aの溶液を得た。
[共重合体Aの作成例2]
モノマー組成をアクリル酸2−エチルヘキシル150部、アクリル酸ブチル100部、ジアセトンアクリルアミド50部、酢酸ビニル50部とし、共重合体Aの作成例1と同様にして固形分濃度30質量%、GPCによるスチレン換算質量平均分子量95×104
psの共重合体Aの溶液を得た。
[共重合体Aの作成例3]
モノマー組成をアクリル酸2−エチルヘキシル150部、アクリル酸ブチル150部、ジアセトンアクリルアミド100部とし、重合開始剤として過酸化ラウロイルを用いて、共重合体Aの作成例1と同様にして固形分濃度30質量%、GPCによるスチレン換算質量平均分子量95×104cpsの共重合体Aの溶液を得た。
[共重合体Bの作成例1]
モノマーとしてアクリル酸2−エチルヘキシル200部、アクリル酸ブチル100部、メタクリル酸アミノエチル30部を用い、溶媒として酢酸イソプロピル300部を加えた混合物を攪拌装置及び還流冷却装置付きセパラブルフラスコに供給し、攪拌及び窒素置換しながら80℃に昇温した。過酸化ベンゾイル2部を酢酸エチル30部に溶解した溶液を5分割し、その1をセパラブルフラスコに添加し、重合を開始した。残部の4を反応開始後2時間目から1時間間隔で1ずつ添加し、添加終了後、さらに2時間反応させた。なお、粘度調節のため反応開始後、2時間毎に酢酸イソプロピルを50部ずつ4回添加した。反応終了後、冷却し、次いで酢酸エチルを追加して固形分濃度30質量%、GPC測定によるスチレン換算質量平均分子量12×104cpsの共重合体Bの溶液を得た。
[共重合体Bの作成例2]
モノマー組成をアクリル酸2−エチルヘキシル200部、アクリル酸ブチル100部、アクリル酸10部とし、分子量調節剤としてドデシルメルカプタン20部を添加し、共重合体Bの作成例1と同様にして固形分濃度30質量%、GPCによるスチレン換算質量平均分子量9×103cpsの共重合体溶液を得た。本溶液にエチレンイミン10部、濃塩
酸5部を加えた後、80℃で5時間反応を行った。反応終了後、冷却し、精製水で3回洗浄した後、酢酸エチルを追加して固形分濃度30質量%の共重合体Bの溶液を得た。
[共重合体Bの作成例3]
モノマー組成をアクリル酸エチル660部、ジアセトンアクリルアミド70部とし、分子量調節剤としてドデシルメルカプタン40部及び溶媒として酢酸エチル400部を加えた混合物を攪拌装置及び還流冷却装置付きセパラブルフラスコに供給し、攪拌及び窒素置換しながら70℃に昇温した。アゾビスイソブチロニトリル5部を酢酸エチル100部に
溶解した溶液を5分割し、その1をセパラブルフラスコに添加し、重合を開始した。残部の4を反応開始後2時間目から1時間間隔で1ずつ添加し、添加終了後、さらに2時間反応させた。なお、粘度調節のため反応開始後、2時間毎に酢酸エチルを50部ずつ4回添加した。
反応終了後、冷却し、次いで、アジピン酸ジヒドラジド40部を精製水40部、メタノール1600部、酢酸エチル260部の混合液に溶解した溶液をセパラブルフラスコに添加し、更に濃塩酸5部を加えた後、70℃に昇温した。
反応終了後、冷却し、精製水で3回洗浄した後、生成物を酢酸エチル700部、アセトン1400部、メタノール400部の混合溶媒に溶解させ、固形分濃度30質量%、GPC測定によるスチレン換算質量平均分子量12×104cpsの共重合体Bの溶液を得た
[比較作成例1]
モノマー組成をアクリル酸2−エチルヘキシル150部、アクリル酸ブチル100部、アクリル酸15部とし、共重合体Aの作成例1と同様にして固形分濃度30質量%、GPCによるスチレン換算質量平均分子量125×104cpsの共重合体の溶液を得た。
[比較作成例2]
モノマー組成をアクリル酸2−エチルヘキシル95部、アクリル酸5部とし、共重合体Aの作成例1と同様にして固形分濃度30質量%の共重合体の溶液を得た。
[実施例1]
共重合体Aの作成例1によって得られた溶液100部に、共重合体Bの作成例1によって得られた溶液2部、可塑剤としてミリスチン酸イソプロピル20部、及び硝酸イソソルビド15部を加えて液全体をディゾルバーにて均一に攪拌し、混合液を得た。得られた混合液をシリコン処理した厚さ35μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム上に乾燥後の粘着剤層の厚みが100μmになるように塗布し、乾燥させ、次いで厚さ35μmのPET/EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)積層フィルムのPET層上に上記粘着剤層をラミネートして硝酸イソソルビド含有の貼付剤を得た。
[実施例2]
共重合体Aの作成例2によって得られた溶液100部に、共重合体Bの作成例2によって得られた溶液3部、可塑剤としてパルミチン酸イソプロピル30部、及び硝酸イソソルビド15部を加えて液全体をディゾルバーにて均一に攪拌し、混合液を得た。得られた混合液を実施例1と同じ操作により硝酸イソソルビド含有の貼付剤を得た。
[実施例3]
共重合体Aの作成例1によって得られた溶液100部に、共重合体Bの作成例2によって得られた溶液4部、可塑剤としてトリオクタン酸グリセリル20部、及び硝酸イソソルビド10部を加えて液全体をディゾルバーにて均一に攪拌し、混合液を得た。得られた混合液を実施例1と同じ操作により硝酸イソソルビド含有の貼付剤を得た。
[実施例4]
共重合体Aの作成例3によって得られた溶液100部に、共重合体Bの作成例3によって得られた溶液10部、硝酸イソソルビド10部を加えて液全体をディゾルバーにて均一に攪拌し、混合液を得た。得られた混合液を実施例1と同じ操作により硝酸イソソルビド含有の貼付剤を得た。
[実施例5]
共重合体Aの作成例3によって得られた溶液100部に、共重合体Bの作成例3によっ
て得られた溶液3部、可塑剤としてミリスチン酸イソプロピル8部、及び硝酸イソソルビド20部を加えて液全体をディゾルバーにて均一に攪拌し、混合液を得た。得られた混合液を実施例1と同じ操作により硝酸イソソルビド含有の貼付剤を得た。
[実施例6]
共重合体Aの作成例3によって得られた溶液100部に、共重合体Bの作成例3によって得られた溶液10部、可塑剤としてミリスチン酸イソプロピル20部、及び硝酸イソソルビド15部を加えて液全体をディゾルバーにて均一に攪拌し、混合液を得た。得られた混合液を実施例1と同じ操作により硝酸イソソルビド含有の貼付剤を得た。
[比較例1]
比較作成例1によって得られた共重合体の溶液100部に、架橋剤として三官能性ポリイソシアネート(コロネートHL、日本ポリウレタン)を0.5部添加し、可塑剤としてミリスチン酸イソプロピル20部、及び硝酸イソソルビド15部を加えて液全体をディゾルバーにて均一に攪拌し、混合液を得た。得られた混合液を実施例1と同じ操作により硝酸イソソルビド含有の貼付剤を得た。
[比較例2]
比較作成例2によって得られた共重合体の溶液100部に、架橋剤としてアルミニウムアセチルアセトネート0.5部をアセチルアセトンに溶解して添加し、可塑剤としてパルミチン酸イソプロピル30部、及び硝酸イソソルビド15部を加えて液全体をディゾルバーにて均一に攪拌し、混合液を得た。得られた混合液を実施例1と同じ操作により硝酸イソソルビド含有の貼付剤を得た。
[評価]
得られた硝酸イソソルビド貼付剤について、皮膚刺激性試験、糊残り性試験、剥離性試験を以下のように行い、結果を表1に示した。
[皮膚刺激性試験]
日本白色種のウサギ(4羽)の脱毛した背部に貼付剤の試験片(面積10cm2 )を貼付し、24時間後、これを剥離し、剥離直後及び剥離1時間後の皮膚の紅斑状態を目視で観察した。なお、本試験において浮腫及び痂皮の形成は認められなかった。紅斑の程度は下記の0〜4の5段階の判定基準で評価した。
0:紅斑なし、1:かろうじて識別できるごく軽度の紅斑、2:明らかな紅斑、
3:中程度の紅斑、4:深紅色の強い紅斑
評点の総和をウサギ数4で割った平均値を各々の貼付剤の皮膚刺激性指数とした。
[糊残り性試験]
上記皮膚刺激性試験の時、剥離直後の皮膚上の糊残りの有無を目視で観察した。評価基準は下記の通りである。
0:糊残りなし、 1:ごく軽度の糊残りあり、 2:広い糊残りあり
評点の総和をウサギ数4で割った平均値を各々の貼付剤の糊残り指数とした。
[剥離性試験]
上記皮膚刺激性試験の時、剥離直前の試験貼付剤の皮膚からの剥離状況の有無を目視で観察した。ウサギ皮膚に試験貼付剤が全面的に張り付いていたものを剥離なしとした。評価基準は下記の通りである。
0:剥離なし、 1:ごく軽度の剥離あり、 2:広い剥離あり
評点の総和をウサギ数4で割った平均値を各々の貼付剤の剥離性指数とした。
Figure 2007106686
表1から明らかなように、皮膚刺激性試験、糊残り性試験及び剥離性試験のいずれにおいても本件発明の実施例の貼付剤が比較例の貼付剤よりも優れていた。

Claims (6)

  1. (a)支持体、(b)経皮吸収性薬剤として硝酸イソソルビドを含有する粘着剤層、および(c)剥離ライナーが順次積層された貼付剤であって、(b)の粘着剤層の粘着剤が、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主たる構成成分としジアセトンアクリルアミド3〜45質量%を必須構成成分として含有し、遊離カルボキシル基を含有しないアクリル系共重合体(共重合体A)100質量部と、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主たる構成成分とし側鎖に第1級アミノ基及び/又はカルボキシヒドラジド基を含有し、遊離カルボキシル基を含有しないアクリル系共重合体(共重合体B)0.1〜30質量部によって形成されることを特徴とする硝酸イソソルビド貼付剤。
  2. 共重合体Bが、主たる構成成分としての(メタ)アクリル酸アルキルエステルを、側鎖に第1級アミノ基を有する(メタ)アクリル系モノマーと共重合して得られるアクリル系共重合体であることを特徴とする請求項1に記載の硝酸イソソルビド貼付剤。
  3. 共重合体Bが、主たる構成成分としての(メタ)アクリル酸アルキルエステルを、(メタ)アクリル酸と共重合させ、次いで得られた共重合体に含まれる遊離のカルボキシル基をイミン、ジアミン及び/又はジカルボン酸ジヒドラジドと反応させて得られるアクリル系共重合体であることを特徴とする請求項1に記載の硝酸イソソルビド貼付剤。
  4. 共重合体Bが、主たる構成成分としての(メタ)アクリル酸アルキルエステルを、ジアセトンアクリルアミドと共重合させ、次いで得られた共重合体に含まれるカルボニル基をジアミン及び/又はジカルボン酸ジヒドラジドと反応させて得られるアクリル系共重合体であることを特徴とする請求項1に記載の硝酸イソソルビド貼付剤。
  5. 粘着剤層中に、共重合体A100質量部に対して可塑剤20〜200質量部を含有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の硝酸イソソルビド貼付剤。
  6. 可塑剤がミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル及びトリオクタン酸グリセリルから選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項5に記載の硝酸イソソルビド貼付剤。
JP2005297589A 2005-10-12 2005-10-12 硝酸イソソルビド貼付剤 Expired - Fee Related JP4981298B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005297589A JP4981298B2 (ja) 2005-10-12 2005-10-12 硝酸イソソルビド貼付剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005297589A JP4981298B2 (ja) 2005-10-12 2005-10-12 硝酸イソソルビド貼付剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007106686A true JP2007106686A (ja) 2007-04-26
JP4981298B2 JP4981298B2 (ja) 2012-07-18

Family

ID=38032835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005297589A Expired - Fee Related JP4981298B2 (ja) 2005-10-12 2005-10-12 硝酸イソソルビド貼付剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4981298B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113368081A (zh) * 2021-05-24 2021-09-10 杭州仁德医药有限公司 一种用于治疗脑血栓的中药贴膏剂及其制备方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005325101A (ja) * 2004-04-13 2005-11-24 Kosumedei:Kk 架橋型皮膚用粘着剤

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005325101A (ja) * 2004-04-13 2005-11-24 Kosumedei:Kk 架橋型皮膚用粘着剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113368081A (zh) * 2021-05-24 2021-09-10 杭州仁德医药有限公司 一种用于治疗脑血栓的中药贴膏剂及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4981298B2 (ja) 2012-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009149660A (ja) 架橋型皮膚用粘着剤
JP4272636B2 (ja) 架橋型皮膚用粘着剤
CN101080244A (zh) 医用贴剂
JP5780961B2 (ja) 経皮吸収型製剤
KR20150108771A (ko) 피부 접착 테이프 또는 시트
JP2014172840A (ja) 貼付剤
JP5665116B2 (ja) 貼付剤および貼付製剤
JP2007126606A (ja) 表面保護フィルム用粘着剤組成物およびそれを用いた表面保護フィルム
TWI280126B (en) Tulobuterol adhesive patch
JP4663209B2 (ja) ポリアクリレートおよびポリアミン塩の2相接着剤マトリックスを含有する医療用接触接着性組成物
JP4981298B2 (ja) 硝酸イソソルビド貼付剤
JP2005194402A (ja) 粘着剤組成物および貼付剤
JP5114042B2 (ja) 貼付剤、及び貼付剤の製造方法
US20150209302A1 (en) Adhesive skin patch
JPH09176049A (ja) ゲル製剤組成物及びゲル製剤
JP3618970B2 (ja) 貼付剤
JP5584213B2 (ja) 経皮吸収型製剤
JPH115733A (ja) 医療用粘着剤及び医療用貼付剤
JP5619438B2 (ja) セレギリン含有貼付製剤
JP2985139B2 (ja) 感圧接着層及びその製造方法並びに接着シート
JP3537947B2 (ja) 貼付剤
JP2010126450A (ja) 経皮吸収貼付剤
JP3895815B2 (ja) 粘着シート類の製造方法
JPH0689303B2 (ja) 感圧接着性シート
JP2014051467A (ja) 貼付剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081008

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120420

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150427

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees