JP2007106382A - 自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造が簡単でコストを抑えることができる自動二輪車を提供する。
【解決手段】 エンジン本体11と、該エンジン本体11に続いて車両後方に延びる変速機ケース12と、該変速機ケース12内に収容され、上記エンジン本体11の出力軸側に配置されたプライマリシーブ30と後輪軸側に配置されたセカンダリシーブ31とがベルト32で連結されたベルト式変速機13とを備えた自動二輪車1において、上記変速機ケース12には変速機ケース12外側面との間に間隔を開けた状態で変速機ケース12外側面を覆うカバー37が装着され、該カバー37と変速機ケース12外側面とで走行風を流通させる通風路39が形成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、エンジン本体から後方に延びる変速機ケース内にベルト式変速機を収容した自動二輪車に関し、より詳細には上記変速機ケースの冷却に関する。
ベルト式変速機を収容する変速機ケースの冷却装置として、例えば特許文献1に記載されたものがある。この従来装置では、変速機ケースの外側面にケースカバーが設けられ、該ケースカバーと変速機ケースとの間に冷却空気通路が形成されている。またクランク軸が冷却空気通路まで延長され、該クランク軸の延長端に冷却ファンが取り付けられている。
特開平6−272750号公報
ところで、上記従来の冷却装置では、冷却ファンにより外気を冷却空気通路内に強制的に送風する方式を採用しているので、冷却能力が高い、という利点がある。しかしクランク軸の端部に冷却ファンを設ける構造を採用しているから、クランク軸を冷却空気通路まで延長する必要があり、また冷却ファンやクランク軸の延長端を軸支する軸受等が必要となる。従ってそれだけ部品点数が増加するとともに構造が複雑となり、コスト高になるといった問題がある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、構造が簡単でコストを抑えることができる自動二輪車を提供することを目的としている。
本発明は、エンジン本体と、該エンジン本体に続いて車両後方に延びる変速機ケースと、該変速機ケース内に収容され、上記エンジン本体の出力軸側に配置されたプライマリシーブと後輪軸側に配置されたセカンダリシーブとがベルトで連結されたベルト式変速機とを備えた自動二輪車において、上記変速機ケースには変速機ケース外側面との間に間隔を開けた状態で変速機ケース外側面を覆うカバーが装着され、該カバーと変速機ケース外側面とで走行風を流通させる通風路が形成されていることを特徴としている。
本発明に係る自動二輪車によれば、変速機ケース外側面とカバーとで形成された通風路を流通する走行風で変速機ケースを冷却することができ、送風ファンを必要としないため構造が簡単である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図8は、本発明の一実施形態による自動二輪車を説明するための図である。なお、本実施形態でいう前後,左右とは、シートに着座した状態で見た場合の前後,左右を意味する。
図において、1はスクータ型自動二輪車であり、これは以下の概略構造を有する。アンダボーン型の車体フレームの前端のヘッドパイプにより前フォーク3が左右操向可能に支持されている。該前フォーク3の下端には前輪4が軸支され、上端には操向ハンドル5が取り付けられている。また上記車体フレームの略中央部により、ユニットスイング式のエンジンユニット6が上下揺動可能に支持されている。該エンジンユニット6の後端部により後輪7が支持され、該エンジンユニット6の上方にシート8が搭載されている。
また上記前フォーク3の周囲はフロントカバー9aで囲まれ、上記シート8の下側周囲はリヤカバー9bで囲まれている。該リヤカバー9bと上記フロントカハー9aとの間には低床の足載部9cが形成されている。また上記シート8の下側には、該シート8により開閉される収納ボックス9dが形成されている。
なお、10はフロントフェンダ4aに近接配置されたヘッドライトである。また41は後述する変速機ケース12の側壁に配設されたキックペダル、42は後述するエンジン本体11の底部に配設されたメインスタンド、43は車体フレームに取り付けられたサイドスタンドである。
上記エンジンユニット6は、エンジン本体11と、該エンジン本体11に接続されて後方に延びる変速機ケース12と、該変速機ケース12内に収容されたベルト式変速機13とを備えている。
上記エンジン本体11は、左右分割タイプのクランクケース14と、該クランクケース14の前壁に接続されて略水平に前方に延びるシリンダボディ15と、該シリンダボディ15の前合面に結合されたシリンダヘッド16とを備えている。上記シリンダボディ15に形成されたシリンダボア15a内にはピストン17が摺動自在に配置され、該ピストン17はコンロッド18を介してクランク軸19のクランクピン19aに連接されている。
また、上記シリンダヘッド16には、吸気弁,排気弁を開閉駆動する動弁装置が配置されている。該動弁装置のカム軸16aの左端には冷却水ポンプ20のポンプ軸20aが共に回転するよう接続されている。なお16bはシリンダヘッド16の前端開口を覆うヘッドカバーであり、21は点火プラグである。
また上記クランク軸19の右端部19bにはフライホイールマグネトー22が装着され、これの外側面には送風ファン23が装着されており、これらはクランクケース14の右半部14a内に収容されている。また上記送風ファン23の外側にはラジエータ24が配設されている。エンジン運転中は、送風ファン23により吸い込まれた外気によりラジエータ24が冷却される。
上記変速機ケース12は、上記クランクケース14の左端部から車両左側を後方に延びる車両側方視で大略長円状のものである。この変速機ケース12は、上記クランクケース14の左半部14bに一体形成されて後方に延びるケース本体25と、該ケース本体25の開口25aに装着されたケースフタ26とを備えている。なお、28は変速機ケース12の上壁に搭載されたエアクリーナである。
上記ケース本体25は、側方視で、略長円の皿状をなしており、その前端上部に該エンジンユニット6を車体フレームに支持するエンジン懸架ボス部25aが一体形成されている。また上記ケース本体25の後端上部にはクッションボス部25bが一体形成され、該ボス部25bと車体フレームとの間にクッションユニット27が介在されている。
上記ケースフタ26は上記ケース本体25と同様の略長円の皿状をなしており、周壁部aと底壁部bとを有し、該底壁部bが本発明の変速機ケース外側面に該当する。そしてこのケースフタ26はノックピン29aにより位置決めされ、複数のボルト29bによりケース本体25に着脱可能に装着されている。また上記ケースフタ26は、前部26aと後部26bとを有し、該後部26bは前部26aより車幅方向内側に偏位しており、両者の境界部には段部26cが形成されている。この段部26cは、車両側方視で、高さ方向略中央に位置する縦辺部26c′と、該縦辺部26c′の上,下端から後方に斜めに延びる斜辺部26c″とを有する略台形状をなしている。
上記変速機13は、上記クランク軸19の左端部19cに装着されたプライマリシーブ30と、後輪7側に配置されたセカンダリシーブ31と、該両シーブ30,31に巻回されたVベルト32とを備えている。
上記プライマリシーブ30は、上記クランク軸19に固定された固定シーブ30aと、クランク軸方向に移動可能に、かつクラン軸19と共に回転するように配置された可動シーブ30bとを備えている。また上記可動シーブ30bのエンジン中心側面には、該可動シーブ30bを遠心力によって軸方向左方に移動させる駆動機構30cが配設されている。
また上記セカンダリシーブ31は、出力軸33に相対回転可能に、かつ軸方向に移動不能に装着された固定シーブ31aと、該固定シーブ31aのボス部に軸方向に移動可能にかつ該固定シーブ31aと共に回転するように装着された可動シーブ31bとを備えている。また上記固定シーブ31aには遠心クラッチ31cの重り31dが接続され、該遠心クラッチ31cのドラム31eは上記出力軸33に固定されている。このドラム31eは、底面が外方に球面状に膨出する碗状をなしている。なお、上記ケースフタ26の後部26bの、上記遠心クラッチ31のドラム31eに対応する部分にはフタ膨出部26dが、該ドラム31eの底面形状に合わせて外方に球面状に膨出するように形成されている。上記セカンダリシーブ31が所定の回転速度になると上記遠心クラッチ31cが接続され、該セカンダリシーブ31の回転が出力軸33に伝達される。
また上記ケース本体25の後端部には、減速ギヤケース34が形成されている。この減速ギヤケース34は、上記ケース本体25に一体形成されたギヤ収容部25cと、該ギヤ収容部25cの車幅方向内側の開口に装着された収容部フタ34aとで油密に構成されている。上記ギヤ収容部25cの後半部は、ケース本体25の後端面から後方に突出し、かつ該ケース本体25の開口25aに対して車幅方向内側に偏位するように形成されている。
上記減速ギヤケース34内には、減速ギヤ機構35が収容されている。この減速ギヤ機構35は、上記出力軸33の回転を、これに一体形成された小ギヤ33aから、図示しない中間軸の中間ギヤ,及び出力ギヤ36aを介して後輪軸36に伝達する。なお上記後輪7は後輪軸36にスプライン嵌合しており、上記出力軸33の回転が上記減速ギヤ機構35により減速されて後輪7に伝達される。
そして上記ケースフタ26の後部26bには、本発明の変速機ケース外側面を覆うカバーとしてのフタカバー37が間隔を開けて配置され、上記ケースフタ26を貫通するボルト29cによりケース本体25に着脱可能に取り付けられている。このフタカバー37は、樹脂製で、車両側方視で上記ケースフタ26の後部26bと略同じ形状に形成されており、その前縁部は、上記段部26cに沿うよう略台形状になっている。またこのフタカバー37の、前部37aは上記ケースフタ26の前部26aと略連続面をなし、後部にはケースフタ26のフタ膨出部26dに対応して外方に膨出するカバー膨出部37bが形成されている。またフタカバー37の後壁37cには開口37dが形成され、さらに該開口37d部分に続くようにガイド部37eが棚状をなすように形成されている。また上記後壁37cとガイド部37eを接続するようにガイドリブ37fが形成されている。なお、37h,37iは、上記ボルト29c,29dの挿通穴である。
さらにまた、上記フタカバー37の後端部には、上記ガイド部37eに続いてギヤカバー部37gが一体形成されている。このギヤカバー部37gは、上記ガイド部37eより車幅方向内側に偏位するように形成され、上記ケース本体25のギヤ収容部25cの後方突出部を覆っている。このギヤ収容部25cとギヤカバー部37gとの間には吸音部材40が介在されており、該吸音部材40はギヤカバー部37gの内面に貼着されている。なお、48は上記ケース本体25のギヤ収容部25cに螺着されたオイル注入口キャップ、48aは上記フタカバー37のギヤカバー部37gに形成されたキャップ挿通穴である。
そして上記フタカバー37と上記ケースフタ26の後部26bとの間には、吸音部材38が介在されており、該吸音部材38はフタカバー37の内面に貼着されている。そして上記吸音部材38には、切欠き38aが形成されている。この切欠き38aは、フタカバー37の前部下端から後端に向けて斜め上方に延びている。この切欠き38aと上記フタカバー37及びケースフタ26で囲まれた空間が、走行風を空気導入口39aから導き、空気排出口39bから排出する通風路39となっている。
上記通風路39の空気導入口39aは、フタカバー37の前部下端部に形成され、路面に向けて、かつやや斜め前方に開口しており、空気排出口39bはフタカバー37の開口37dから車両後方に向けて開口している。ここで上記空気導入口39aは、Vベルト32のプライマリシーブ30を通過した部分、換言すれば、Vベルト32の加速時における緩み側部分32′の近傍に位置している。
なお、上記緩み側部分とは、プライマリシーブ30,セカンダリシーブ31の中心を結ぶ直線より下側部分であり、Vベルト32の駆動力が作用しない部分との意味である。また、上記Vベルト32のシーブの中心を結ぶ直線より上側部分は張り側と称せられる。
また上記フタカバー37取付用のボルト29cは上記通風路39から外れた位置に配設されており、通風抵抗となるのを回避している。なお、フタカバー37取付用のボルト29dは、上記通路路39の空気排出口39bに位置しているが、該空気排出口39bは大きな面積を有し、しかもボルト29dの頭部のみが通風路内に突出しているだけであるため、それほど通風抵抗とはならない。
ここで図4は、上記吸音部材38をフタカバー37の裏面に貼り付ける場合の貼り付け面を指示する図である。本実施形態の吸音部材38が貼り付けられるフタカバー37は平面ではなく、三次元曲面を有するため、1枚のシート状の吸音部材を貼り付けるようにすると作業性が低下する。そこで図4に示すように、複数の貼り付け面38b〜38fに分割し、該貼り付け面に対応した吸音部材を貼り付けるようにしている。各分割部の境界に設けられている隙間a,b,cは、分割された吸音部材同士の干渉により殆どなくなる。なお、上記吸音部材を分割せずに、通風路となる部分を除く全面に吸音部材を貼着することも可能である。
本実施形態では、走行中は、走行風の一部は、図1に矢印付きの流線Aで示すように、足載部9cと路面との間を流れ、変速機ケース12の下面に形成された走行風導入口39aから通風路39に導入され、走行風排出口39bから排出される。
このように本実施形態では、ケースフタ26にフタカバー37を装着し、該フタカバー37とケースフタ26との間に走行風を流通させる通風路39を形成したので、特別の送風ファンを設けることなく、走行風を通風路内に導入することができる。これにより、簡単な構造で変速機ケース12内の音が外部に洩れ出るのをフタカバー37で抑制しつつ、変速機ケース12を走行風で冷却することができる。その結果、変速機ケース12内のベルト32の温度上昇を抑制でき、ベルト寿命を延長できる。
また上記ケースフタ26とフタカバー37との間に吸音部材38を介在させ、該吸音部材38に切欠き38aを形成することにより上記通風路39を形成したので、上記切欠き形状を工夫することにより、走行風を、ケースフタ26の所望部分が冷却されるように流すことができ、変速機ケース12内の温度上昇を抑制しつつ、吸音部材38により上記変速機ケース12からの音をより一層確実に減少させることができる。
上記通風路39の走行風導入口39aは、上記ベルト32の上記プライマリシーブ30を通過した緩み側部分32′近傍に位置するように形成されているので、駆動力によって温度が上昇し易い上記ベルト部分32′を走行風で冷却することができ、この点からもベルト寿命を延長できる。
また上記走行風導入口39aは、路面に対向し、かつやや前方に開口するように形成されているので、走行風を通風路39により多く導入することができる。即ち、本実施形態自動二輪車1のように、足載部9cの後方の車体カバーで囲まれた部分にエンジンユニット6が搭載されているタイプの自動二輪車の場合、図1に矢印付きの流線Aで示すように、走行風は足載部9cの下面と路面の間を主として流れる。従って、走行風導入口39aが路面に対向しかつやや前向きに開口するように形成されていることにより、走行風を効率良く通風路39に導入できる。
また本実施形態では、ギヤ収容部25cを変速機ケース12から後方に突出させる場合に、該ギヤ収容部25cを車幅方向内側に偏位するように形成し、上記フタカバー37に、ギヤ収容部25cを覆うギヤカバー部37gを車幅方向内側に偏位するように形成したので、車両の取り扱いが容易となる。
即ち、ギヤ収容部25cを車両後方に突出させると、車両の取り回し時に突出部が取り回し者の脚部等に干渉し易くなる。本実施形態では、ギヤ収容部25c及びギヤカバー部37gを車幅方向内側に偏位させたので、上記干渉の問題を抑制できる。
また上記通風路39形成するに当たり、ケースフタ26の後部26bを段部26cを介して車幅方向内側に偏位させ、該後部26bのみをフタカバー37で覆い、かつ該フタカバー37の前部をケースフタ26の前部26aと略連続面をなすように構成したので、フタカバー37を設けながら、変速機ケース12全体の車幅方向寸法が大きくなるのを回避でき、車両の全幅ををコンパクトに構成できる。またフタカバー37を設ける場合、フタカバーが車幅方向外側に突出すると違和感があり、デザインが悪化するといった問題が懸念される。しかし本実施形態では、フタカバー37はケースフタ26の前部26aと連続面をなしているので、上記デザイン上の問題を回避できる。
上記フタカバー37変速機ケース12への取付ボルト29cを上記通風路39から外れた部位に配置したので、取付ボルト29cにより通風抵抗が大きくなるのを回避できる。
なお、上記実施形態では変速機ケースがケース本体とケースフタとに車幅方向に分割されている場合を説明したが、本発明の適用範囲は変速機ケースの分割構造等に影響されることはなく、例えば上下に分割されている場合も勿論適用できる。また、上記実施形態では、スクータ型自動二輪車について説明したが、本発明はスクータ型以外の自動二輪車にも勿論適用できる。
本発明の一実施形態による自動二輪車の左側面図である。 上記実施形態のエンジンユニットの断面平面展開図である。 上記エンジンユニットの変速機ケース部分の左側面図である。 上記エンジンユニットのフタカバーを内側から見た側面図である。 上記フタカバーの外側から見た側面図である。 上記フタカバーの底面図である。 上記フタカバーの断面平面図である。 上記ケースフタ及びフタカバーの断面正面図である。
符号の説明
1 自動二輪車
11 エンジン本体
12 変速機ケース
13 ベルト式変速機
30 プライマリシーブ
31 セカンダリシーブ
32 ベルト
26 ケースフタ(変速機ケース外側面)
37 フタカバー(カバー)
38 吸音部材
38a 切欠き部
39 通風路
39a 走行風導入口
32′ ベルトの緩み側部分
25c ギヤ収容部
37g ギヤカバー部
29c 取付ボルト
26b ケースフタの後部
26a 前部

Claims (9)

  1. エンジン本体と、該エンジン本体に続いて車両後方に延びる変速機ケースと、該変速機ケース内に収容され、上記エンジン本体の出力軸側に配置されたプライマリシーブと後輪軸側に配置されたセカンダリシーブとがベルトで連結されたベルト式変速機とを備えた自動二輪車において、
    上記変速機ケースには変速機ケース外側面との間に間隔を開けた状態で変速機ケース外側面を覆うカバーが装着され、該カバーと変速機ケース外側面とで走行風を流通させる通風路が形成されていることを特徴とする自動二輪車。
  2. 請求項1において、上記変速機ケース外側面とカバーとの間には、変速機ケースから音が外方に洩れ出るのを抑制する吸音部材が介在されており、上記通風路は、該吸音部材に形成された切欠き部と上記変速機ケース外側面及びカバーとで囲まれた空間により形成されていることを特徴とする自動二輪車。
  3. 請求項1において、上記通風路の走行風導入口は、上記ベルトの、加速時における緩み側部分近傍に位置するように形成されていることを特徴とする自動二輪車。
  4. 請求項1において、上記通風路の走行風導入口は、路面に対向するように形成されていることを特徴とする自動二輪車。
  5. 請求項1において、上記変速機ケースには、ギヤ収容部が該変速機ケースから後方に突出するように、かつ車幅方向内側に偏位するように形成され、上記カバーには、上記ギヤ収容部を覆うギヤカバー部が後方に延長形成されていることを特徴とする自動二輪車。
  6. 請求項1において、上記カバーの変速機ケースへの取り付け部材は、上記通風路から外れた部位に配置されていることを特徴とする自動二輪車。
  7. 請求項1において、上記カバーは、上記変速機ケース外側面の一部のみを覆うように形成されていることを特徴とする自動二輪車。
  8. 請求項7において、上記カバーは、上記変速機ケース外側面の残りの部分と略連続面をなすように形成されていることを特徴とする自動二輪車。
  9. 請求項8において、上記変速機ケース外側面の後部は前部より車幅方向内側に偏位しており、上記カバーは上記変速機ケース外側面の後部を覆っており、前部と略連続面をなしていることを特徴とする自動二輪車。
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