JP2007105089A - 眼鏡レンズの明視域表示方法、眼鏡レンズの明視域表示装置、及び眼鏡レンズの明視域表示プログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

眼鏡レンズの明視域表示方法、眼鏡レンズの明視域表示装置、及び眼鏡レンズの明視域表示プログラムを格納した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】眼鏡レンズの部位に応じた明視域を、条件を変えた場合にも短時間で再計算して表示する、インタラクティブなシミュレーションが可能な明視域表示方法を提供すること。
【解決手段】レンズの部位に応じた屈折特性と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性とを含む情報に基づき、レンズのある特定水平断面に応じた明視域を求め、視対象となる空間の平面図上の範囲として表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、眼鏡レンズを通して眼鏡レンズ装用者が比較的はっきりと実用的に見ることのできる視空間の範囲を表示する技術に関する。
眼鏡レンズ、とりわけ老視補正用の累進屈折力レンズは、レンズの部位によって屈折特性が異なる。
すなわち、レンズの上部の約半分の領域は遠くに存在する物体を見るのに適した屈折力を有する遠用部、レンズの下中央部は近くに存在する物体を見るのに適した屈折力を有する近用部、遠用部と近用部の中間は屈折力が連続的に変化しており中間距離の物体を見るのに適した累進部、累進部と近用部の側方にあって収差が大きく、像のボケやユガミの大きい周辺部とに分かれているが、各領域の間には明確な境界があるわけではない。
一方、最近では累進屈折力レンズにも目的に応じて様々なタイプのものが表れ、遠近累進レンズ、中近累進レンズ、近々累進レンズなどと呼ばれるものが市場に出回っている。遠近累進レンズは、広い遠用視野と適度な近用視野を持つレンズであり、汎用的に用いられている。中近累進レンズは、累進部を長くすることで他のタイプより比較的広い中間視野と適度な近用視野をもつ一方、遠用視野は狭くなり、主に室内で用いるのに適しているといわれている。近々累進レンズは、広い近用視野を持ち、遠用視野はかなり狭く設定されており、主にデスクワークやパソコン作業等に適している。
このようにタイプによって視野や見え方が異なるため、眼鏡技術者にとって、これら異なるタイプのレンズの見え方の違いを理解し、また眼鏡装用者の要望に沿った適当なレンズを選択して薦めるのは、習熟を必要を必要とする。
このため、例えば特許文献1に見られるように、より多くの情報を取り入れ、眼鏡を装用した場合の見え方をできるだけ正確にシミュレーションする目的で、眼の前に配置されたレンズ系を通して外界を観察したときの見え方を図形として表示すること、つまり、視野内の全ての物体点に対して眼球を回旋させ、中心窩で捕らえた像を繋ぎ合わせた像として定義される回旋網膜像をコンピュータでシミュレーションによって作成することが行われている。
特開2000−107129号公報
しかしながら、各物体点から発して眼鏡レンズ、及び眼球光学系を通過し網膜に至る多数の光線を追跡しているために、膨大な計算時間を要するという問題がある。
また、このようにして得られた回旋網膜像はある特定のシーンを想定してのシミュレーションであるため、別のシーンに対するシミュレーションでは、再び膨大な計算が必要とされた。そのために、シーン、眼の特性、レンズの特性などを予め決めてシミュレーションした結果を複数種予め蓄えておき、条件の違うものを比較することはできても、条件を変えたシミュレーションをインタラクティブに行うには適していなかった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであってその目的とするところは、眼鏡レンズの部位に応じた明視域を、条件を変えた場合にも短時間で再計算して表示する、インタラクティブなシミュレーションが可能な明視域表示方法を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、眼鏡レンズの部位に応じた明視域を、条件を変えた場合にも短時間で再計算して表示する明視域表示装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、眼鏡レンズの明視域表示するためのプログラムを格納した記憶媒体を提供することである。
請求項1の発明は、レンズの部位に応じた屈折特性と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性とを含む情報に基づき、レンズのある特定水平断面に応じた明視域を求め、視対象となる空間の平面図上の範囲として表示するようにした。
請求項4の発明は、レンズの部位に応じた屈折特性と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性とを含む情報に基づき、レンズのある特定垂直断面に応じた明視域を求め、視対象となる空間の垂直断面図上の範囲として表示し、かつ前記レンズのある特定垂直断面上のある特定の点を通過する視線の軌跡を、前記明視域に重ねて表示するようにした。
請求項12の発明は、レンズの部位に応じた屈折特性が格納された記憶装置と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性等を入力するデータ入力手段と、入力されたデータに基づき明視域を計算する計算手段と、求まった明視域を表示する表示手段とを備え、レンズの部位に応じた屈折特性と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性とを含む情報に基づき、レンズのある特定水平断面に応じた明視域を求め、視対象となる空間の平面図上の範囲として表示する。
請求項14の発明は、レンズの部位に応じた屈折特性が格納された記憶装置と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性等を入力するデータ入力手段と、入力されたデータに基づき明視域を計算する計算手段と、求まった明視域を表示する表示手段とを備え、レンズの部位に応じた屈折特性と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性とを含む情報に基づき、レンズのある特定垂直断面に応じた明視域を求め、視対象となる空間の垂直断面図上の範囲として表示し、かつ前記レンズのある特定垂直断面上のある特定の点を通過する視線の軌跡を、前記明視域に重ねて表示する。
眼鏡レンズの部位に応じた明視域を、条件を変えた場合にも即時再計算して表示する、インタラクティブなシミュレーションにより明視域表示を即座に表示できる。
(実施例1)
図1は、本発明の第1実施例の表示方法を示すものである。
図1(a)は、眼鏡レンズの部位を表す図であり、明視域を楕円に見立て、装用時に水平右向きとなる方向をxs、装用時に垂直上向きとなる方向をysとしている。
図1(b)は、図1(a)において太線で表した水平断面を通して見た場合の明視域(図中、ハッチングの領域)を示すもので、視対象となる空間の平面図上の範囲として表示された明視域を表す図である。
眼鏡装用者が対面している視空間の水平右向きとなる方向をX、奥行き方向をZとしている。
この図1(b)により、眼鏡装用者は、左側約10°、右側約12°の範囲で、手前約70cmから少なくとも2m先まであまり像のボケを感じることなく見ることができる領域、つまり明視できることがわかる。
次に、図1(b)に示したような明視域を表示するための方法を図2のフローチャートを用いて説明する。
[step1]
まず、装用される眼鏡レンズの屈折特性に関する情報を作成する。
図3は、眼鏡レンズを通して眼球回旋点を通過する光線を追跡する様子を表した図である。
レンズ内面と水平正面視線の交点を原点とする座標系を(xs,ys,zs)とし、xs-ys平面を内面接平面と称し、またレンズ外面と水平正面視線の交点と原点とする座標系を(Xs,Ys,Zs)とし、Xs-Ys平面を外面接平面と称する。
眼球回旋点から逆向きに、内面接平面上の点(xs,ys,0)に向かって光線を発し、レンズによって屈折され物体側に向かっていく光線を求める。この光線の物界での方向余弦を(α,β,γ)、物界光線と外面接平面との交点を(Xs,Ys,0)とする。
次に、図4に示すように、この物界光線上に物点を置き、逆光線追跡により求めた光路に沿って、物点側から光線束追跡を行い、レンズを通過した後の平均屈折力(AP)、非点収差(AS)、非点収差方向(θ)を求める。
物体距離は無限遠と−250mmの2つについて計算し、物体距離無限遠に対する屈折特性をAPf,ASf,θf、物体距離−250mmに対する屈折特性をAPn,ASn,θnとする。
このように2つの物体距離についてのレンズの屈折特性を求めておけば、後ほど任意の物体距離に対する屈折特性を精度良く求めるのに充分なデータ量となる。
このような計算を、内面接平面のメッシュ上の点群(i,j)について行い、表1に示すようなテーブルとしてまとめておく。なお、テーブル中で、方向余弦(α,β,γ)の値が99.999となっている点は、光線追跡の際にレンズ径の外側を通過したり、途中全反射が起きて物界光線が見つからなかったものである。
Figure 2007105089
[step2]
眼鏡レンズ装用者の眼の特性として、眼の屈折補正値である球面屈折力(SPH)、乱視屈折力(CYL)、乱視軸方向(AX)、及び眼の調節力(AC)、瞳孔径(PD)を入力する。
[step3]
明視域を求めたいレンズ上の水平断面の位置ysを入力する。ここで「レンズ上の」と便宜的に表現しているが、実際にはレンズの内面接平面上の位置を意味する。
[step4]
視空間の平面図の範囲(Xmin,Xmax)、(Zmin,Zmax)を入力し、計算ピッチΔX、ΔZでメッシュに分割し、各格子点を(Xk、Zl)とする。なお、視空間の座標系(X,Y,Z)とレンズの外面接平面座標系(Xs,Ys,Zs)とは、X=Xs、Y=Ys、Z=−Zsという関係になっている。
[step5]
指定されたレンズの水平断面ysを通り、視空間の格子点(Xk、Zl)に至る光線を、表1のテーブルのでーたを補間操作して光線追跡することにより求める。このようにして求めたレンズの内面接平面上の座標値を(xs~,ys)、外面接平面上の座標を(Xs~,Ys~)、視空間の物点の座標値を(Xk,Y~,Zl)とする。
[step6]
この光線に対するレンズの屈折特性を表1に示したテーブルのデータを補間することにより求めて、APf~,ASf~,θf~、APn~,ASn~,θn~の値とする。
[step7]
視空間の物点の物体距離(OD)を求める。物体距離の定義は図4に示されているように、物点から外面参照球面までの光線に沿った長さであり、物点が図中外面参照球面より左側にある場合、マイナス符号で表される。
[step8]
step6で求めた物体距離が無限遠と−250mmの場合の屈折特性より、物体距離がODの場合の屈折特性AP~,AS~,θ~を補間により求める。この場合の補間は、本発明者が日本眼鏡学ソサエティー会誌「眼鏡学ジャーナル」vol.8,No.1,pp.27(2004)で発表したアルゴリズムが利用できる。
すなわち、物体距離dfに対するレンズの屈折特性をAPf,ASf,θf、物体距離dnに対するレンズの屈折特性をAPn,ASn,θn、とすると、
任意の物体距離dに対する屈折特性AP〜,AS〜,θ〜は、以下の計算手順により求めることができる。
Df=1000/df
Dn=1000/dn
D =1000/d
ASfp=ASf*cos(2θf)
ASfq=ASf*sin(2θf)
ASnp=ASn*cos(2θn)
ASnq=ASn*sin(2θn)
AP〜=APf+(APn−APf)/(Dn−Df)*(D−Df)
ASp〜=ASfp+(ASnp−ASfp)/(Dn−Df)*(D−Df)
ASq〜=ASfq+(ASnq−ASfq)/(Dn−Df)*(D−Df)
AS〜=√(ASp〜^2+ASq〜^2)
θ〜=1/2*arctan(ASq〜/ASp〜)
なお、各量の単位は、
df,dn,dは、mm、
Df,Dn,D,AP,AS,ASp,ASq,AP〜,AS〜等は、diopter、
θf,θn,θ〜は、radian、
である。
これによれば、
(1)屈折特性のうち、APはスカラーとして扱えること、
(2)屈折特性のうち、AS,θは、組で、角度が2θで長さがASのベクトルとして扱え、成分ASp,ASqに分解すればこれらはスカラーとして扱えること、
(3)AP,ASp,ASqは、物体距離の逆数Dに対してほぼ線形に変化すること、
という利点がある。
[step9]
物点(Xk,Y~,Zl)に対するレンズの屈折特性AP~,AS~,θ~と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性値SPH,CYL,AX,AC,PDより、網膜上での像のボケの大きさを評価する。
像のボケは幾何光学的には楕円形状になるので、このボケ楕円の長軸をa、短軸をbとした時、ボケの大きさの評価値を e=√(a^2+b^2) で与える。
上述のstep5からstep9までの工程をstep4で定めた格子点について繰り返し(step10)、各格子点毎のボケの大きさの評価値eを求める。
[step11]
評価値eが、ある閾値以下である範囲を明視域として、視空間の平面図上に表示する。
このように、レンズの水平断面毎に明視域が表示されるので、従来技術のようにレンズのどの部位を通しての明視域なのか分からなくなることが無い。
また、上述のように少ない光線本数の追跡で明視域が求まるので、評価のパラメータ(レンズの屈折特性、装用者の眼の特性、レンズの部位、等)を任意に変更しての再評価をインタラクティブにできるというメリットがある。
特に同じ眼鏡レンズで装用者の眼の特性やレンズ部位を変えての再評価の場合には、上記step1をやり直す必要が無い。つまり、step1で取得した眼鏡レンズの屈折特性は、予め計算して記憶媒体上にデータファイルとして記憶しておき、適宜呼び出すので表示を効率的に行うことができる。
(実施例2)
図5は、本発明の第2実施例の表示方法を示すものである。
上述の第1実施例に示した方法を用い、レンズの異なる複数の水平断面ys=12,8,4,0,−4,−8,−12,−16,−20の計9断面分(xsに平行なA’、・・・・I’)に対応する明視域(図5(b)において太線により囲んだ領域A、B、C、・・・・I)を、視対象となる空間の平面図上に重ねて同時に表示している。
多くの場合、レンズの下の部位に対応する領域は視空間の手前側を見るのに適当なように設計されているので、重ねて表示する場合にはysの大きなもの(即ちレンズの上部)に対応する明視域を下に、ysの小さなもの(即ちレンズの下部)に対応する明視域を上にして重ねて表示すると、下に描かれる明視域が上に描かれる明視域に隠されてしまう可能性を減らすことができる。
この実施例によれば1つの表示領域でレンズの部位と明視域の関係を明確に表示できる。
(実施例3)
図6−a〜図6−jは、本発明の第3実施例の表示方法を示すものである。
実施例1の方法を用いて、図6−aはレンズの水平断面を表す図を、図6−b〜図6−jはそれぞれ水平断面ys=12,8,4,0,−4,−8,−12,−16,−20の計9断面分(xsに平行なA’、・・・・I’)に対応する明視域を、視対象となる空間の平面図上に、ひとつずつ時系列的に表示している。
時系列的表示は、図6−b〜図6−jを一定時間毎に自動的に切り替えて1つずつ(1図ずつ)表示しても良いし、図6−aの水平断面の1つをポインティングデバイスで指示する毎に、対応する図6−b〜図6−jのいずれかを選択的に表示させてもよい。
この実施例によれば、各水平断面の明視域を独立して表示できるため、第2実施例の方法では明視域が重なって隠されていた部分を明確に識別できる。
(実施例4)
図7−a〜図7−bは、本発明の第4実施例の表示方法を示す図である。
図7−aは、眼鏡レンズの部位を表す図であり、形を楕円に見立て、装用時に水平右向きとなる方向をxs、装用時に垂直上向きとなる方向をysとしている。
図7−aの縦の太線jで表した垂直断面xs=−2を通して見た場合の明視域と、横の太線Kで表した水平断面ys=−8の交点を通過する視線の軌跡が、図7−bに重ねて示されている。
図7−bは、視対象となる空間の垂直断面図上の範囲として表示された明視域(ハッチングの領域)と視線の軌跡を表す図である。眼鏡装用者が対面している視空間の水平右向きとなる方向をX、奥行き方向をZとしている。xs=−2,ys=−8を通過する視線の軌跡が重ねて表示されている。
この図より、眼鏡装用者は、レンズの中央上方部(遠用部)を通しては手前約75cmから少なくとも2m先までを明視でき、レンズの中央下方部(近用部)を通しては手前約30cmから約55cmの範囲を明視でき、特にxs=−2,ys=−8の点(累進部)を通しては下方約18°の方向で手前約40cmから約110cmの範囲を明視できることが分かる。
次に、上述の図7a〜図7bに示した明視域を表示するための操作を図8のフローチャートを用いて説明する。
[step21]
まず、装用される眼鏡レンズの屈折特性に関する情報を作成する。これは第1実施例におけるstep1と全く同じである。
[step22]
眼鏡レンズ装用者の眼の特性として、眼の屈折補正値である球面屈折力(SPH)、乱視屈折力(CYL)、乱視軸方向(AX)、及び眼の調節力(AC)、瞳孔径(PD)を入力する。このstep22も第1実施例のstep2と全く同じである。
[step23]
明視域を求めたいレンズ上の垂直断面の位置xsと、視線の軌跡を表示したい位置ysを入力する。ここで「レンズ上の」と表現しているが、実際には内面接平面上の位置を意味する。
[step24]
視空間の垂直断面図の範囲(Ymin,Ymax)、(Zmin,Zmax)を入力し、計算ピッチΔY、ΔZでメッシュに切り、各格子点を(Yk、Zl)とする。なお、視空間の座標系(X,Y,Z)とレンズの外面接平面座標系(Xs,Ys,Zs)とは、X=Xs、Y=Ys、Z=−Zsという関係になっている。
[step25]
指定されたレンズの垂直断面xsを通り、視空間の格子点(Yk、Zl)に至る光線を表1に示したテーブルのデータを補間して光線追跡することにより求める。求められたレンズ内面接平面上の座標値を(xs,ys~)、外面接平面上の座標を(Xs~,Ys~)、視空間の物点の座標値を(X~,Yk,Zl)とする。
[step26]
この光線に対するレンズの屈折特性を表1に示したテーブルのデータを補間することにより求め、APf~,ASf~,θf~、APn~,ASn~,θn~とする。
[step27]
視空間の物点の物体距離(OD)を求める。物体距離の定義は図4に示されているように、物点から外面参照球面までの光線に沿った長さであり、物点が図中外面参照球面より左側にある場合、マイナス符号で表される。
[step28]
step26で求めた物体距離が無限遠と−250mmの場合の屈折特性より、物体距離がODの場合の屈折特性AP~,AS~,θ~を補間により求める。この場合の補間は、前述の第1実施例のstep8で説明したアルゴリズムが利用できる。
[step29]
物点(X~,Yk,Zl)に対するレンズの屈折特性AP~,AS~,θ~と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性値SPH,CYL,AX,AC,PDより、網膜上での像のボケの大きさを評価する。像のボケは幾何光学的には楕円形状になるので、このボケ楕円の長軸をa、短軸をbとした時、ボケの大きさの評価値を e=√(a^2+b^2) で与える。
以上のstep25からstep29をstep24で定めた格子点のそれぞれについて繰り返しながら実行し、各格子点毎にボケの大きさの評価値eを求める(step30)。
[step31]
評価値eが、ある閾値以下である範囲を明視域として、視空間の垂直断面図上に表示する。
[step32]
眼球回旋点から指定された内面接平面上の点(xs,ys,0)に向かう光線の、外面接平面と交点(Xs,Ys,0)と物界での方向余弦(α,β,γ)を表1のテーブルのデータを補間することにより求める。
[step33]
視空間の垂直断面図上に、step32で求めた物界光線を、明視域と重なる範囲だけ表示する。
(実施例5)
図9−a〜図9−bは、本発明の第5実施例の表示方法を示す図である。
第4実施例の方法を用い、レンズのある特定垂直断面xs=−2(図9−aの線J)と、複数の水平断面ys=12,8,4,0,-4,−8,−12,−16,−20との交点である計9点を通過する視線の軌跡を、視対象となる空間の垂直断面図上に表示された明視域に重ねて同時に表示している。
この実施例によれば、1枚の図でレンズのほぼ中央付近の垂直断面部位と明視域の関係が明確になる。
(実施例6)
図10−a〜図10−jは、本発明の第6実施例の表示方法を示す図である。
上述の実施例4の方法を用い、図10−aはレンズの水平断面を表す図、及び図10−b〜図10−jは、レンズのある特定垂直断面xs=−2(図10−aの線J)と、複数の水平断面ys=12,8,4,0,-4,−8,−12,−16,−20との交点である計9点を通過する視線の軌跡を、視対象となる空間の垂直断面図上に表示された明視域にひとつずつ時系列的に表示するものである。
時系列的表示は、図10−b〜図10−jを一定時間毎に自動的に切り替えても良いし、表示された図10−aの特定の点をポインティングデバイスで指示する毎に、対応する図10−b〜図10−jのいずれかを選択して1つずつ表示するのでも良い。第3実施例による表示方法と併用するといっそう効果がある。
(実施例7)
図11(a)〜図11(f)は、本発明の第7実施例の表示方法を示す図である。
図11(a)、(b)は遠近累進レンズ、図11(c)、(d)は中近累進レンズ、図11(e)、(f)は近々累進レンズであり、これら種類の異なるレンズの、明視域を前述の第1実施例に基づいて演算して同時に表示したもので、各レンズの明視域が一目瞭然となる。
(実施例8)
図12(a)〜図12(f)は、本発明の第8実施例の表示方法を示す図である。
眼鏡レンズ装用者の眼の特性として、調節力(AC)をパラメータとして変更した場合の明視域であり、図12(a)、(b)はAC=0.5ディオプター、図12(c)、(d)はAC=1.0ディオプター、図12(e)、(f)はAC=2.0ディオプターであり、調節力によって明視域の変わる様子が良く分かる。
(実施例9)
図13(a)〜図13(f)は、本発明の第9実施例の表示方法を示す図である。
眼鏡レンズ装用者の眼の特性として、瞳孔径(PD)をパラメータとして変更した場合の明視域であり、図13(a)、及び図13(b)はPD=8mm、図13(c)、(d)はPD=4mm、図13(e)、(f)はPD=2mmであり、瞳孔径によって明視域の変わる様子が良く分かる。
図14は、本発明による眼鏡レンズの明視域を表示するための装置の一実施例を示すものであって、レンズの部位に応じた屈折特性を予め格納したデータ記憶手段1と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性等を入力するデータ入力手段2と、入力されたデータに基づき明視域を計算するプログラムを実行する演算手段3と、演算により得られた明視域を表示する表示手段4とを備えている。
演算手段3は、前記眼鏡レンズの明視域を演算し、演算結果を表示するプログラムを格納した記憶媒体の読み込みが可能なように構成されている。また、この記憶媒体のプログラムをパーソナルコンピュータにインストールすれば、パーソナルコンピュータが眼鏡レンズの明視域表示装置として機能する。
このように構成された装置において、レンズの部位に応じた屈折特性と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性とを含む情報に基づき、演算手段3によりレンズのある特定水平断面に応じた明視域を求め、視対象となる空間の平面図上の範囲として表示手段4に表示する
また、レンズの部位に応じた屈折特性と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性とを含む情報に基づき、演算手段3によりレンズのある特定垂直断面に応じた明視域を求め、視対象となる空間の垂直断面図上の範囲として表示し、かつレンズのある特定垂直断面上のある特定の点を通過する視線の軌跡を、明視域に重なるように表示手段4に表示する。
なお、眼鏡レンズの屈折特性としての平均屈折力、非点収差、非点収差方向は、これらと等価な別の量(パラメータ)、例えば最小屈折力、最大屈折力、最小屈折力方向、に置き換えて実施しても本発明の範囲内であることを明らかである。また、眼鏡装用者の眼の特性としての球面屈折力、乱視屈折力、乱視軸方向に関しても同様である。
本発明の第1実施例の表示形態を示す図で、図(a)は、眼鏡レンズの部位を表す図であり、図(b)は、図(a)の太線で表した水平断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 明視域を表示するための操作を示すフローチャートである。 眼鏡レンズを通して眼球回旋点を通過する光線を追跡する様子を示す図である。 計算のパラメータを説明するための図である。 図(a)、(b)は、それぞれ本発明の第2実施例の表示形態を示す図で、図(a)は、眼鏡レンズの部位を表す図であり、図(b)は、図(a)の水平断面を通して見た場合の明視域を重ねて表示した状態を示す図である。 眼鏡レンズの部位を表す図である。 1つの水平断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 1つの水平断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 1つの水平断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 1つの水平断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 1つの水平断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 1つの水平断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 1つの水平断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 1つの水平断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 1つの水平断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 眼鏡レンズの部位を表す図である。 視対象となる空間の垂直断面図上の範囲として表示された明視域と視線の軌跡を表す図である。 明視域を表示するための操作を示すフローチャートである。 眼鏡レンズの部位を表す図である。 視対象となる空間の垂直断面図上の範囲として表示された明視域と視線の軌跡を表す図である。 眼鏡レンズの部位を表す図である。 1つの垂直断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 1つの垂直断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 1つの垂直断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 1つの垂直断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 1つの垂直断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 1つの垂直断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 1つの垂直断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 1つの垂直断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 1つの垂直断面を通して見た場合の明視域を示す図である。 図(a)、(b)は遠近累進レンズ、図(c)、(d)は中近累進レンズ、(e)、(f)は近々累進レンズの明視域を同時に表示した場合の図である。 図(a)、(b)、図(c)、(d)、及び図(e)、(f)は、ぞれぞれ眼鏡装着者の調節力をパラメータとして、調節力によって明視域の変わる様子を同時に表示した図である。 図(a)、(b)、図(c)、(d)、及び図(e)、(f)は、ぞれぞれ眼鏡装着者の瞳孔径(PD)をパラメータとして、瞳孔径によって明視域の変わる様子を同時に表示した図である。 本発明による眼鏡レンズの明視域表示装置の一実施例を示す構成図である。

Claims (33)

  1. レンズの部位に応じた屈折特性と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性とを含む情報に基づき、レンズのある特定水平断面に応じた明視域を求め、視対象となる空間の平面図上の範囲として表示することを特徴とする眼鏡レンズの明視域表示方法。
  2. レンズの異なる複数の水平断面に応じた明視域を、視対象となる空間の平面図上に重ねて同時に表示する請求項1に記載の眼鏡レンズの明視域表示方法。
  3. レンズの異なる複数の水平断面に応じた明視域を、視対象となる空間の平面図上に、ひとつずつ時系列的に表示する請求項1に記載の眼鏡レンズの明視域表示方法。
  4. レンズの部位に応じた屈折特性と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性とを含む情報に基づき、レンズのある特定垂直断面に応じた明視域を求め、視対象となる空間の垂直断面図上の範囲として表示し、かつ前記レンズのある特定垂直断面上のある特定の点を通過する視線の軌跡を、前記明視域に重ねて表示する眼鏡レンズの明視域表示方法。
  5. レンズのある特定垂直断面内の異なる複数の点を通過する視線の軌跡を、前記視対象となる空間の垂直断面図上に表示された明視域に重ねて同時に表示する請求項4に記載の眼鏡レンズの明視域表示方法。
  6. レンズのある特定垂直断面内の異なる複数の点を通過する視線の軌跡を、前記視対象となる空間の垂直断面図上に表示された明視域に、ひとつずつ時系列的に表示する請求項4に記載の眼鏡レンズの明視域表示方法。
  7. 前記眼鏡レンズの部位に応じた屈折特性は、少なくとも2つの物体距離に対する平均屈折力(AP)、非点収差(AS)、非点収差方向(θ)を含む請求項1、または請求項4に記載の眼鏡レンズの明視域表示方法。
  8. 前記眼鏡レンズ装用者の眼の特性として、眼の屈折補正値である球面屈折力(SPH)、乱視屈折力(CYL)、乱視軸方向(AX)、及び眼の調節力(AC)を含む請求項1、または請求項4に記載の眼鏡レンズの明視域表示方法。
  9. 前記眼鏡レンズ装用者の眼の特性として、瞳孔径(PD)を含む請求項8に記載の眼鏡レンズの明視域表示方法。
  10. 特性の異なる複数の眼鏡レンズの明視域を比較表示する請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の眼鏡レンズの明視域表示方法。
  11. 眼鏡レンズ装用者の異なる複数の眼の特性値に応じた明視域を比較表示する請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の眼鏡レンズの明視域表示方法。
  12. レンズの部位に応じた屈折特性が格納された記憶装置と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性等を入力するデータ入力手段と、入力されたデータに基づき明視域を計算する計算手段と、求まった明視域を表示する表示手段とを備え、レンズの部位に応じた屈折特性と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性とを含む情報に基づき、レンズのある特定水平断面に応じた明視域を求め、視対象となる空間の平面図上の範囲として表示する眼鏡レンズの明視域表示装置。
  13. レンズの異なる複数の水平断面に応じた明視域を、視対象となる空間の平面図上に重ねて同時に表示する請求項12に記載の眼鏡レンズの明視域表示装置。
  14. レンズの異なる複数の水平断面に応じた明視域を、視対象となる空間の平面図上に、ひとつずつ時系列的に表示する請求項12に記載の眼鏡レンズの明視域表示装置。
  15. レンズの部位に応じた屈折特性が格納された記憶装置と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性等を入力するデータ入力手段と、入力されたデータに基づき明視域を計算する計算手段と、求まった明視域を表示する表示手段とを備え、レンズの部位に応じた屈折特性と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性とを含む情報に基づき、レンズのある特定垂直断面に応じた明視域を求め、視対象となる空間の垂直断面図上の範囲として表示し、かつ前記レンズのある特定垂直断面上のある特定の点を通過する視線の軌跡を、前記明視域に重ねて表示する眼鏡レンズの明視域表示装置。
  16. レンズのある特定垂直断面内の異なる複数の点を通過する視線の軌跡を、前記視対象となる空間の垂直断面図上に表示された明視域に重ねて同時に表示する請求項15に記載の眼鏡レンズの明視域表示装置。
  17. レンズのある特定垂直断面内の異なる複数の点を通過する視線の軌跡を、前記視対象となる空間の垂直断面図上に表示された明視域に、ひとつずつ時系列的に表示する請求項15に記載の眼鏡レンズの明視域表示装置。
  18. 前記眼鏡レンズの部位に応じた屈折特性は、少なくとも2つの物体距離に対する平均屈折力(AP)、非点収差(AS)、非点収差方向(θ)を含む請求項12、または請求項15に記載の眼鏡レンズの明視域表示装置。
  19. 前記眼鏡レンズ装用者の眼の特性として、眼の屈折補正値である球面屈折力(SPH)、乱視屈折力(CYL)、乱視軸方向(AX)、及び眼の調節力(AC)を含む請求項12、または請求項15に記載の眼鏡レンズの明視域表示装置。
  20. 前記眼鏡レンズ装用者の眼の特性として、瞳孔径(PD)を含む請求項19に記載の眼鏡レンズの明視域表示装置。
  21. 特性の異なる複数の眼鏡レンズの明視域を比較表示する請求項12ないし請求項20のいずれかに記載の眼鏡レンズの明視域表示装置。
  22. 眼鏡レンズ装用者の異なる複数の眼の特性値に応じた明視域を比較表示する請求項12ないし請求項20のいずれかに記載の眼鏡レンズの明視域表示装置。
  23. レンズの部位に応じた屈折特性と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性とを含む情報に基づき、レンズのある特定水平断面に応じた明視域を求め、視対象となる空間の平面図上の範囲として表示する眼鏡レンズの明視域表示プログラムを格納した記録媒体。
  24. レンズの異なる複数の水平断面に応じた明視域を、視対象となる空間の平面図上に重ねて同時に表示する請求項23に記載の眼鏡レンズの明視域表示プログラムを格納した記録媒体。
  25. レンズの異なる複数の水平断面に応じた明視域を、視対象となる空間の平面図上に、ひとつずつ時系列的に表示する請求項23に記載の眼鏡レンズの明視域表示プログラムを格納した記録媒体。
  26. レンズの部位に応じた屈折特性と、眼鏡レンズ装用者の眼の特性とを含む情報に基づき、レンズのある特定垂直断面に応じた明視域を求め、視対象となる空間の垂直断面図上の範囲として表示し、かつ前記レンズのある特定垂直断面上のある特定の点を通過する視線の軌跡を、前記明視域に重ねて表示する眼鏡レンズの明視域表示プログラムを格納した記録媒体。
  27. レンズのある特定垂直断面内の異なる複数の点を通過する視線の軌跡を、前記視対象となる空間の垂直断面図上に表示された明視域に重ねて同時に表示する請求項26に記載の眼鏡レンズの明視域表示プログラムを格納した記録媒体。
  28. レンズのある特定垂直断面内の異なる複数の点を通過する視線の軌跡を、前記視対象となる空間の垂直断面図上に表示された明視域に、ひとつずつ時系列的に表示する請求項26に記載の眼鏡レンズの明視域表示プログラムを格納した記録媒体。
  29. 前記眼鏡レンズの部位に応じた屈折特性は、少なくとも2つの物体距離に対する平均屈折力(AP)、非点収差(AS)、非点収差方向(θ)を含む請求項23または請求項26に記載の眼鏡レンズの明視域表示プログラムを格納した記録媒体。
  30. 前記眼鏡レンズ装用者の眼の特性として、眼の屈折補正値である球面屈折力(SPH)、乱視屈折力(CYL)、乱視軸方向(AX)、及び眼の調節力(AC)を含む請求項23または請求項26に記載の眼鏡レンズの明視域表示プログラムを格納した記録媒体。
  31. 前記眼鏡レンズ装用者の眼の特性として、瞳孔径(PD)を含む請求項30に記載の眼鏡レンズの明視域表示プログラムを格納した記録媒体。
  32. 特性の異なる複数の眼鏡レンズの明視域を比較表示する請求項23ないし請求項31のいずれかに記載の眼鏡レンズの明視域表示プログラムを格納した記録媒体。
  33. 眼鏡レンズ装用者の異なる複数の眼の特性値に応じた明視域を比較表示する請求項23ないし請求項31のいずれかに記載の眼鏡レンズの明視域表示プログラムを格納した記録媒体。
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