JP2007104067A - テレビジョン受像機 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、ユーザが長時間継続してテレビ番組を視聴した場合に、目の疲れを軽減できるテレビジョン受像機を提供することを目的とする。
【解決手段】テレビジョン受像機において、無操作状態の継続時間を監視する監視手段、および無操作状態の継続時間に応じて輝度を低減させる輝度低減手段を備えている。輝度低減手段としては、例えば、無操作状態の継続時間が予め設定された所定時間を経過する毎に、予め定められた所定量ずつ輝度を低下させるものが用いられる。
【選択図】図1
【解決手段】テレビジョン受像機において、無操作状態の継続時間を監視する監視手段、および無操作状態の継続時間に応じて輝度を低減させる輝度低減手段を備えている。輝度低減手段としては、例えば、無操作状態の継続時間が予め設定された所定時間を経過する毎に、予め定められた所定量ずつ輝度を低下させるものが用いられる。
【選択図】図1
Description
この発明は、テレビジョン受像機に関する。
テレビジョン受像機として、部屋の明るさに応じて自動的に輝度を制御する機能を備えたものは既に開発されている。しかしながら、視聴継続時間に応じて自動的に輝度を制御する機能を備えたものはない。
従来のテレビジョン受像機では、ユーザが長時間継続してテレビ番組を視聴した場合には、目の疲れが発生しやすくなるという問題がある。
この発明は、ユーザが長時間継続してテレビ番組を視聴した場合に、目の疲れを軽減できるテレビジョン受像機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、テレビジョン受像機において、無操作状態の継続時間を監視する監視手段、および無操作状態の継続時間に応じて輝度を低減させる輝度低減手段を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、輝度低減手段は、無操作状態の継続時間が予め設定された所定時間を経過する毎に、予め定められた所定量ずつ輝度を低下させるものであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1乃至2に記載の発明において、輝度低減手段によって輝度が低減された後において、テレビジョン受像機に対して操作が行なわれた場合に、輝度を上げる手段を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザが長時間継続してテレビ番組を視聴した場合に、目の疲れを軽減できるようになる。
以下、図面を参照して、この発明を液晶テレビに適用した場合の実施例について説明する。
〔1〕本発明の基本的な考え方についての説明
ユーザがテレビ番組を長時間連続して視聴する状況として、映画、長時間ドラマ、スポーツ等を視聴する場合が考えられる。このような場合、視聴中においてテレビジョン受像機に対して操作が行なわれることはほとんどないと考えられる。
このような想定に基づき、テレビジョン受像機の電源がオン状態である場合において、無操作状態の連続時間を計測し、設定された時間が経過する毎に、徐々に画面輝度を下げる。このような輝度制御により、連続視聴時間が長くなるにつれ、画面輝度が低下していくので、目の疲れを軽減させることができるとともに消費電力も軽減させることができる。
また、上記のような輝度制御により画面輝度が低下せしめられている状態において、何らかの操作が行なわれたときには、画面輝度を上げる。この際、1回の操作によってすぐ元の明るさに画面輝度を戻すと画面の輝度変化が大きくなるので、1操作毎に予め設定された輝度値分だけ画面輝度を上げることが好ましい。ただし、画面輝度を上げる場合、画面輝度が低下せしめられる前の元の輝度が上限とされる。
〔2〕液晶テレビの構成についての説明
図1は、液晶テレビの構成を示している。
放送波は、アンテナ1を介してチューナ2に送られ、高周波処理および復調が行なわれる。チューナ2からの出力はDEMUX回路3に送られ、パケットの復号が行なわれる。
DEMUX回路3において、パケットは、MPEGデータと、番組案内情報等の付属情報とに分別される。DEMUX回路3によって分別されたMPEGデータはAVデコーダ4に送られる。DEMUX回路3によって分別された付属情報はシステムコントローラ20に送られる。
システムコントローラ20は、EEPROM等の不揮発性メモリからなるプログラムメモリ21およびRAM等の揮発性メモリ22を備えている。システムコントローラ20は、DEMUX回路3から送られてきた付属情報を揮発性メモリ22に格納する。システムコントローラ20には、リモコン送信機14からのリモコン信号がリモコン受光器15を介して入力される。
システムコントローラ20は、チューナ2およびDEMUX回路3に選局のための情報等を送る。また、システムコントローラ20は、番組ガイド(EPG)の他、各種操作画面をLCDパネル11にオンスクリーン表示させるためのOSD制御信号を、OSD表示回路16に送る。OSD表示回路16は、番組ガイド、各種操作画面等の表示データ(OSD画面データ)を生成して、OSD信号としてマルチプレクサ9に送る。
AVデコーダ4は、DEMUX回路3から送られてきたMPEGデータを復調する。AVデコーダ4によって得られた音声信号は、音声処理回路5および音声出力回路6を介してスピーカ7に送られる。AVデコーダ4によって得られた映像信号は、映像処理回路8を介してマルチプレクサ9に送る。マルチプレクサ9は、映像処理回路8から出力された映像データにOSD表示回路16から送られてきた表示データをスーパーインポーズ処理して、映像出力回路10に送る。映像出力回路10から出力された映像信号は、LCDパネル11に送られる。
LCDパネル11のバックライト13は、バックライト駆動回路12によって駆動される。バックライト駆動回路12は、システムコントローラ20によって制御される。液晶テレビの場合は、画面全体の輝度は、バックライト13の明るさにより決定される。
この実施例では、システムコントローラ20は、以下のように、画面輝度制御を行なう。つまり、テレビ電源がオン状態である場合において、無操作状態の連続時間を計測し、設定された時間が経過する毎に、徐々に画面輝度を下げる。このような輝度制御により画面輝度が低下せしめられている状態において、何らかの操作が行なわれたときには、1操作毎に予め設定された輝度値分だけ画面輝度を上げる。このような機能を自動輝度低減機能ということにする。
〔3〕画面輝度制御に関する設定についての説明
まず、リモコン送信機14を操作することにより、図2に示すようなメインメニューを表示させる。そして、メインメニュー上のメニュー項目”機能”内の小項目”節約設定”を選択して、決定キーを押すと、図3に示すような節約設定メニューが表示される。図3の節約設定メニュー内の項目”自動輝度低減(無操作)”を選択して、”する”を選択すると、自動輝度低減機能が有効となる。
自動輝度低減機能が有効となっている場合には、無操作状態の連続時間が一定期間(Ta)経過する毎にバックライトの明るさが一定量ずつ低減される。この一定時間Taは、図3に示す節約設定メニュー内の項目”無操作検出時間”によって設定される。また、バックライトの明るさの低減量Δは、節約設定メニュー内の項目”バックライトの明るさ”によって設定される。低減量Δは、ステップ数で表される。
図3の例では、無操作検出時間Taは30分に設定され、”バックライトの明るさ”(低減量Δ)は4ステップに設定されている。つまり、無操作状態の連続時間が30分経過する毎に、バックライトの明るさが4ステップずつ低減されるような設定となっている。
節約設定メニュー内の項目”最長動作時間”は、自動輝度低減機能によってバックライトの明るさを低減させることが可能な、無操作状態の連続時間の最大時間を設定するための項目である。最長動作時間Tmaxを超えた後においては、無操作状態が継続してもバックライトの明るさは低減されない。図3の例では、”最長動作時間”は、2時間30分に設定されている。
節約設定メニュー内の項目”動作時の表示”は、自動輝度低減機能によってバックライトの明るさが低減せしめられた時に、その旨をユーザに通知するための表示を行なうか否かを設定するための項目である。”動作時の表示”を”する”との設定が行なわれた場合には、自動輝度低減機能によってバックライトの明るさが低減せしめられた時に、図4に示すように、”自動輝度低減(無操作)動作中”という文字が一定時間だけオンスクリーン表示される。
なお、ユーザはバックライトの明るさを次のようにして設定することができる。まず、図2のメインメニューからメニュー項目”調整”内の小項目”映像調整”を選択して、決定キーを押すと、図5に示すような映像調整メニューが表示される。図5の映像調整メニュー内の項目”バックライトの明るさ”を選択して、バックライトの明るさを設定する。映像調整メニューによって設定されたバックライトの明るさを、バックライトの明るさの基準値Sということにする。図5の例では、バックライトの明るさは、”22ステップ”に設定されている。電源オン時には、バックライトの明るさは基準値Sとなるように調整される。
〔4〕バックライトの明るさの制御処理についての説明
図6は、システムコントローラ20によるバックライトの明るさの制御処理手順を示している。
電源がオンされると無操作継続時間Tを0(T=0)にする(ステップS1)。また、バックライトの明るさを基準値Sとなるように調整する(ステップS2)。
この後、一定時間毎に、液晶テレビに対して操作が行なわれたか否を判別する(ステップS3)。
操作が行なわれなかった場合には、無操作継続時間Tが最長動作時間Tmax内であるか否かを判別する(ステップS4)。T≦Tmaxであれば、バックライトの明るさを下げるタイミングか否かを判別する(ステップS5)。つまり、無操作継続時間Tが予め設定された無操作検出時間Ta以内である場合には、無操作継続時間Tが無操作検出時間Taに達したか否かが判別され、無操作継続時間Tが予め設定された無操作検出時間Taを超えている場合には、前回にバックライトの明るさを下げた時点から無操作検出時間Taが経過したか否かを判別する。
無操作継続時間Tが無操作検出時間Ta以内である場合に無操作継続時間Tが無操作検出時間Taに達していると判別された場合または無操作継続時間Tが無操作検出時間Taを超えている場合に前回にバックライトの明るさを下げた時点から無操作検出時間Taが経過した場合には、バックライトの明るさを下げるタイミングであると判別され、それ以外の場合にはバックライトの明るさを下げるタイミングではないと判別される。
バックライトの明るさを下げるタイミングではないと判別した場合には、無操作継続時間Tを1だけインクリメントした後(ステップS16)、ステップS3に戻る。
上記ステップS5において、バックライトの明るさを下げるタイミングであると判別した場合には、バックライトの明るさを現在の明るさよりも予め設定された低減量(Δステップ)だけ、低減させる(ステップS6)。なお、”動作時の表示”を”する”との設定が行なわれている場合には、一定時間、図4に示すメッセージを表示させる。ステップS6の処理を行なった後に、無操作継続時間Tを1だけインクリメントする(ステップS16)。そして、ステップS3に戻る。
上記ステップS4において、T>Tmaxであれば、無操作継続時間Tを1だけインクリメントした後(ステップS16)、ステップS3に戻る。
上記ステップS3において、液晶テレビに対して操作が行なわれたと判別した場合には、電源オフ操作であるか否かを判別する(ステップS7)。電源オフ操作である場合には、電源をオフして(ステップS8)、今回の処理を終了する。
電源オフ操作でない場合には、映像調整メニューによるバックライトの明るさを変更する操作であるか否かを判別する(ステップS9)。映像調整メニューによるバックライトの明るさを変更する操作でない場合には、現在のバックライトの明るさが基準値Sより低いか否かを判別する(ステップS10)。現在のバックライトの明るさが基準値Sより低くない場合には、つまり、自動輝度低減機能によってバックライトの明るさが低減されていない場合には、無操作継続時間Tを0(T=0)にする(ステップS12)。そして、無操作継続時間Tを1だけインクリメントした後(ステップS16)、ステップS3に戻る。
上記ステップS10において、現在のバックライトの明るさが基準値Sより低いと判別した場合には、自動輝度低減機能によってバックライトの明るさが低減されていると判別し、バックライトの明るさをΔステップだけ上げる(ステップS11)。ただし、バックライトの明るさをΔステップだけ上げた場合に、バックライトの明るさが基準値Sを超える場合には、バックライトの明るさを基準値Sに調整する。この後、無操作継続時間Tを0(T=0)にする(ステップS12)。そして、無操作継続時間Tを1だけインクリメントした後(ステップS16)、ステップS3に戻る。
上記ステップS9において、映像調整メニューによるバックライトの明るさを変更する操作であると判別した場合には、バックライトの明るさを映像調整メニューによるバックライトの明るさの変更後の明るさに調整する(ステップS13)。また、映像調整メニューによるバックライトの明るさの変更後の明るさを、基準値Sとする(ステップS14)。この後、無操作継続時間Tを0(T=0)にする(ステップS15)。そして、無操作継続時間Tを1だけインクリメントした後(ステップS16)、ステップS3に戻る。
例えば、基準値Sが”22ステップ”に設定され、無操作検出時間Taが30分に設定され、”バックライトの明るさ”(低減量Δ)が4ステップに設定され、最長動作時間Tmaxが2時間30分に設定されているとする。この場合に、2時間30分以上、無操作状態が継続すると、22ステップであったバックライトの明るさは、2ステップまで低減されるようになる。
上記実施例では、本願発明を液晶テレビに適用した場合について説明したが、本願発明をプラズマテレビ、CRTテレビ等の液晶テレビ以外のテレビジョン受像機にも適用することができる。この場合には、バックライトの明るさを制御する代わりに、コントラストが制御される。
20 システムコントローラ
11 LCDパネル
12 バックライト駆動回路
13 バックライト
11 LCDパネル
12 バックライト駆動回路
13 バックライト
Claims (3)
- テレビジョン受像機において、
無操作状態の継続時間を監視する監視手段、および
無操作状態の継続時間に応じて輝度を低減させる輝度低減手段、
を備えていることを特徴とするテレビジョン受像機。 - 輝度低減手段は、無操作状態の継続時間が予め設定された所定時間を経過する毎に、予め定められた所定量ずつ輝度を低下させるものであることを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン受像機。
- 輝度低減手段によって輝度が低減された後において、テレビジョン受像機に対して操作が行なわれた場合に、輝度を上げる手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至2に記載のテレビジョン受像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005288175A JP2007104067A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | テレビジョン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005288175A JP2007104067A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | テレビジョン受像機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007104067A true JP2007104067A (ja) | 2007-04-19 |
Family
ID=38030610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005288175A Withdrawn JP2007104067A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | テレビジョン受像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007104067A (ja) |
-
2005
- 2005-09-30 JP JP2005288175A patent/JP2007104067A/ja not_active Withdrawn
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Effective date: 20090127 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |