JP2004336646A - 映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、映像表示装置によって映像が表示されている状態において、その映像を見る者がいなくなったと判定したときに、焼き付き現象の防止対策を自動的に実行させることができるようになる映像表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】映像表示パネルの前方に人が存在するか否かを検出するための人感センサ、映像表示装置の電源がオンされている状態において、人感センサによって人が検出されていない状態が第1の所定時間以上継続したときには、画面焼き付き防止用映像を映像表示パネルに表示させる手段、ならびに画面焼き付き防止用映像が映像表示パネルに表示されている場合に、人感センサによって人が検出されたときに、画面焼き付き防止用映像の表示をオフさせる手段を備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】映像表示パネルの前方に人が存在するか否かを検出するための人感センサ、映像表示装置の電源がオンされている状態において、人感センサによって人が検出されていない状態が第1の所定時間以上継続したときには、画面焼き付き防止用映像を映像表示パネルに表示させる手段、ならびに画面焼き付き防止用映像が映像表示パネルに表示されている場合に、人感センサによって人が検出されたときに、画面焼き付き防止用映像の表示をオフさせる手段を備えている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、PDP(プラズマディスプレイパネル)、液晶パネル、有機ELパネル等の映像表示パネルを備えた映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
PDP(プラズマディスプレイパネル)、液晶パネル、有機ELパネル等の表示パネルでは、画面焼き付き現象が発生することが知られている。画面焼き付き現象は、画面上に明暗(輝度差)のある映像が長時間連続して表示されることにより、画面上の個々のピクセル(蛍光体)間で、発光輝度の差が生じてくることが主な原因となっている。
【0003】
特に、画面上の同じ位置に、字幕やウインドウ画像が長時間連続して表示されると、字幕やウインドウ画像が表示されているピクセルとそれに隣接するピクセルとの間で、ピクセル自体の発光輝度や色度に差が生じ、その結果、画面全体で映像を見たときに、ピクセル間の発光差(約0.5%以上の発光差で確認できる)が画面上に残ることがある。一般的にこのような現象が画面(パネル)の焼き付き現象と呼ばれている。
【0004】
このような発光差による焼き付き現象が表示パネルに発生した場合において、この焼き付き現象を緩和させるには、つまり、隣接するピクセル間の輝度差を0.5%以下にするには、画面上の全ピクセルを同じレベルまで発光劣化させるしかない。しかしながら、画面上の全ピクセルを同じレベルまで均等に劣化させるには、全白映像等の均一映像を長時間にわたって連続して表示させる必要がある。
【0005】
このように、焼き付き現象が一旦起こった場合には焼き付き現象を緩和させることは容易ではないため、焼き付き現象が起こらないように、字幕、ウインドウ画像のような明暗の激しい映像であって、静止映像や動きの少ない動画を、長時間にわたって表示させないようにする必要がある。
【0006】
しかしながら、現実には、画面上に明暗(輝度差)がある映像を長時間連続して表示させないようにすることは困難である。そこで、焼き付き現象の防止対策として、次のような対策が採られている。
【0007】
(1)一定期間、全白映像を表示させる。
(2)一定期間毎に表示映像を数ピクセル〜数10ピクセル分、上下左右に移動させる。
(3)表示映像の変化のない状態が一定期間続いたときに、予め用意した動画映像を表示させる。
(4)一定期間、表示映像の階調を反転させる。
【0008】
従来は、このような焼き付き現象の防止対策は、ユーザからの指令によって実行されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、映像表示装置によって映像が表示されている状態において、その映像を見る者がいなくなったと判定したときに、焼き付き現象の防止対策を自動的に実行させることができるようになる映像表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
また、この発明は、デジタル放送受信機によって受信された映像を映像表示パネルに表示させる機能を備えた映像表示装置において、デジタル放送受信機が予め定められた時間に番組情報を取得するときに、焼き付き現象の防止対策を自動的に実行させることができるようになる映像表示装置を提供することを目的とする。
【0011】
また、この発明は、テレビ放送受信機によって受信された映像が表示されている状態において、CM放送が受信されているときに焼き付き現象の防止対策を自動的に実行させることができるようになる映像表示装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、映像表示装置に入力された映像を映像表示パネルに表示させる映像表示装置において、映像表示パネルの前方に人が存在するか否かを検出するための人感センサ、映像表示装置の電源がオンされている状態において、人感センサによって人が検出されていない状態が第1の所定時間以上継続したときには、画面焼き付き防止用映像を映像表示パネルに表示させる手段、ならびに画面焼き付き防止用映像が映像表示パネルに表示されている場合に、人感センサによって人が検出されたときに、画面焼き付き防止用映像の表示をオフさせる手段を備えていることを特徴とする。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の映像表示装置において、画面焼き付き防止用映像が表示されてから、人感センサによって人が検出されていない状態が第2の所定時間以上継続したときには、映像表示装置の電源をオフさせる手段を備えていることを特徴とする。
【0014】
請求項3に記載の発明は、映像表示装置に入力された映像を映像表示パネルに表示させる映像表示装置において、映像表示装置の電源がオンされている状態において、映像表示装置を制御するためのリモコン送信機が操作されていない状態が第1の所定時間以上継続したときには、画面焼き付き防止用映像を映像表示パネルに表示させる手段、ならびに画面焼き付き防止用映像が映像表示パネルに表示されている場合に、リモコン送信機が操作されたときに、画面焼き付き防止用映像の表示をオフさせる手段を備えていることを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の映像表示装置において、画面焼き付き防止用映像が表示されてから、リモコン送信機が操作されていない状態が第2の所定時間以上継続したときには、映像表示装置の電源をオフさせる手段を備えていることを特徴とする。
【0016】
請求項5に記載の発明は、デジタル放送受信機によって受信された映像を映像表示パネルに表示させる機能を備えた映像表示装置であって、デジタル放送受信機は予め設定された時刻に番組情報の取得処理を行う番組情報取得手段を備えている映像表示装置において、デジタル放送受信機の番組情報取得手段が番組情報の取得を開始したときに、映像表示装置の電源がオフ状態であるか否かを判別する手段、ならびにデジタル放送受信機の番組情報取得手段が番組情報の取得を開始したときに、映像表示装置の電源がオフ状態である場合には、映像表示装置の電源をオン状態にさせるとともに、画面焼き付き防止用映像を映像表示パネルに表示させる手段を備えていることを特徴とする。
【0017】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の映像表示装置において、画面焼き付き防止用映像が映像表示パネルに表示されている状態において、映像表示装置を制御するためのリモコン送信機が操作されたときには、画面焼き付き防止用映像の表示をオフさせる手段、ならびに画面焼き付き防止用映像が映像表示パネルに表示されてから、リモコン送信機が操作されていない状態が所定時間以上継続したときには、映像表示装置の電源をオフさせる手段を備えていることを特徴とする。
【0018】
請求項7に記載の発明は、テレビ放送受信機によって受信された映像を映像表示パネルに表示させる機能を備えた映像表示装置において、テレビ放送受信機によって受信された映像が映像表示装置によって表示されている場合において、テレビ放送受信機によって受信された音声信号の音声方式に基づいて、CM放送を受信中か否かを判別する手段、ならびにCM放送を受信中であると判別したときには、画面焼き付き防止用映像を映像表示パネルに表示させる手段を備えていることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
【0020】
〔1〕第1の実施の形態の説明
【0021】
図1は、映像表示装置の構成を示している。
【0022】
映像表示装置1は、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13、映像表示パネル14、マイコン15、電源回路16、リモコン受光部17、リモコン受光回路18、人感センサ19等を備えている。映像表示パネル14としては、PDPパネル、液晶パネル、有機ELパネル等が用いられる。
【0023】
マイコン15、リモコン受光部17、リモコン受光回路18、人感センサ19には、電源回路16から、常に、電源が供給されている。映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源回路16からの電源供給は、マイコン15から電源回路16への電源オンオフ制御信号によって、オンオフ制御される。
【0024】
図示しないリモコン送信機からのリモコン信号は、リモコン受光部17およびリモコン受光回路18を介してマイコン15に入力される。人感センサ19の検知信号は、マイコン15に入力される。
【0025】
リモコン送信機から電源オン指令が入力されると、マイコン15から電源回路16へ電源オン命令を表す電源オンオフ制御信号が送られ、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14に電源が供給される。また、リモコン送信機から電源オフ指令が入力されると、マイコン15から電源回路16へ電源オフ命令を表す電源オンオフ制御信号が送られ、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源供給が停止される。
【0026】
なお、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源回路16への電源供給のオンオフ制御(電源オンオフ制御)は、自動的に行われる場合もある。
【0027】
映像信号入力切換回路11には、地上波放送、デジタル放送、VTR入力、DVD入力、PC入力およびその他の入力が、入力可能となっている。映像信号入力切換回路11は、マイコン15からの指令によって、1つの入力を選択して、映像信号処理回路12に送る。
【0028】
映像信号処理回路12は入力された映像信号に対して所定の処理を行う。映像信号処理回路12から出力された映像信号は駆動回路13を介して映像表示パネル14に送られ、これにより、映像表示パネル14に映像が表示される。このように、映像信号入力切換回路11に入力されている映像を映像表示パネル14に表示することを通常映像表示ということにする。
【0029】
また、この映像表示装置は、マイコン15の制御によって、焼き付き現象を防止するための対策のために、従来例で説明した(1)〜(4)で示すような映像(以下、焼き付き防止用映像という)を表示する機能を備えている。
【0030】
図2は、映像表示装置の電源がオンされている場合に映像表示装置1内のマイコン15によって行われる処理手順を示している。
【0031】
マイコン15は、時間を計時するためのカウンタとして、第1カウンタと第2カウンタとを備えている。
【0032】
まず、第1カウンタおよび第2カウンタをリセットする(ステップ1)。つまり、第1カウンタのカウント値K1および第2カウンタのカウント値K2を0にする。そして、通常映像表示を行う(ステップ2)。次に、人感センサ19によって人が感知されているか否かを判別する(ステップ3)。つまり、映像表示装置の前に人が存在しているか否かを判別する。人が感知されている場合には、ステップ1に戻る。したがって、人が感知されている場合には、通常映像表示が継続して行われることになる。
【0033】
人が感知されなくなると(ステップ3でNO)、第1カウンタのカウンタ値K1を1だけインクリメントする(ステップ4)。そして、第1カウンタのカウンタ値K1に基づいて、上記ステップ4で人が感知されなくなってから、人が感知されない状態が30分以上継続しているか否か判別する(ステップ5)。30分以上継続していない場合にはステップ3に戻る。ステップ3において、人感センサ19によって人が検知されていないと判別した場合にはステップ4に移行し、人感センサ19によって人が検知されていると判別した場合にはステップ1に戻る。
【0034】
上記ステップ5で、人が感知されない状態が30分以上継続したと判別された場合には、マイコン15は映像信号処理回路12を制御することにより、通常映像の表示をオフし、焼き付き防止用映像を表示させる(ステップ6)。そして、第2カウンタのカウント値K2を1だけインクリメントする(ステップ7)。そして、第2カウンタのカウンタ値K2に基づいて、焼き付き防止用映像が表示されてから人が感知されない状態が20分以上継続したか否か判別する(ステップ8)。
【0035】
20分以上継続していない場合には、人感センサ19によって人が感知されているか否かを判別する(ステップ9)。人感センサ19によって人が感知されていないと判別した場合にはステップ6に戻り、人感センサ19によって人が感知されていると判別した場合には焼き付き防止用映像の表示をオフした後(ステップ10)、ステップ1に戻る。
【0036】
上記ステップ8において、焼き付き防止用映像が表示されてから人が感知されない状態が20分以上継続したと判別した場合には、電源を自動的にオフ、つまり、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源供給を自動的にオフする(ステップ11)。そして、人感センサ19によって人が感知されているか否かを判別する(ステップ12)。
【0037】
人感センサ19によって人が感知されていないと判別した場合にはステップ11に戻る。人感センサ19によって人が感知されていると判別した場合には、電源を自動的にオン、つまり、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源供給を自動的にオンした後(ステップ13)、ステップ1に戻る。
【0038】
つまり、第1の実施の形態では、通常映像が表示されている状態において、人感センサ19によって人が感知されていない状態が30分以上継続したときには、通常映像表示がオフされ焼き付き防止用映像が表示されるようになる。
【0039】
焼き付き防止用映像が表示された後、20分経過する前に、人感センサ19によって人が感知された場合には、焼き付き防止用映像の表示がオフされ通常映像が表示されるようになる。
【0040】
焼き付き防止用映像が表示されてから、人感センサ19によって人が感知されていない状態が20分以上継続すると、電源が自動的にオフされる。
【0041】
上記ステップ5での判定時間(30分)および上記ステップ8での判定時間(20分)は、ユーザによって設定変更が可能である。
【0042】
〔2〕第2の実施の形態の説明
【0043】
図3は、映像表示装置の構成を示している。図3において、図1と対応するものには、同じ符号を付してある。
【0044】
図3の映像表示装置1Aと図1の映像表示装置1との構成の違いは、図3の映像表示装置では人感センサ19が設けられていない点のみである。
【0045】
図4は、映像表示装置の電源がオンされている場合に映像表示装置1A内のマイコン15によって行われる処理手順を示している。
【0046】
マイコン15は、時間を計時するためのカウンタとして、第1カウンタと第2カウンタとを備えている。
【0047】
まず、第1カウンタおよび第2カウンタをリセットする(ステップ21)。つまり、第1カウンタのカウント値K1および第2カウンタのカウント値K2を0にする。そして、通常映像表示を行う(ステップ22)。次に、リモコン受光回路18からの信号に基づいて、リモコン送信機に対する操作(リモコン操作)があったか否かを判別する(ステップ23)。リモコン操作があった場合には、ステップ21に戻る。
【0048】
リモコン操作がなかったと判別した場合には(ステップ23でNO)、第1カウンタのカウンタ値K1を1だけインクリメントする(ステップ24)。そして、第1カウンタのカウンタ値K1に基づいて、リモコン無操作状態が30分以上継続しているか否か判別する(ステップ25)。30分以上継続していない場合にはステップ23に戻る。ステップ23において、リモコン操作がなかったと判別した場合にはステップ24に移行し、リモコン操作があったと判別した場合にはステップ21に戻る。
【0049】
上記ステップ25で、リモコン無操作状態が30分以上継続したと判別された場合には、マイコン15は映像信号処理回路12を制御することにより、通常映像の表示をオフし、焼き付き防止用映像を表示させる(ステップ26)。そして、第2カウンタのカウント値K2を1だけインクリメントする(ステップ27)。そして、第2カウンタのカウンタ値K2に基づいて、焼き付き防止用映像が表示されてからリモコン無操作状態が20分以上継続したか否か判別する(ステップ28)。
【0050】
20分以上継続していない場合には、リモコン操作があったが否かを判別する(ステップ29)。リモコン操作がなかったと判別した場合にはステップ26に戻り、リモコン操作があったと判別した場合には焼き付き防止用映像の表示をオフした後(ステップ30)、ステップ21に戻る。
【0051】
上記ステップ28において、焼き付き防止用映像が表示されてからリモコン無操作状態が20分以上継続したと判別した場合には、電源を自動的にオフ、つまり、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源供給を自動的にオフする(ステップ31)。そして、リモコン操作があったが否かを判別する(ステップ32)。
【0052】
リモコン操作がなかったと判別した場合にはステップ31に戻る。リモコン操作があったと判別した場合には、電源を自動的にオン、つまり、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源供給を自動的にオンした後(ステップ33)、ステップ21に戻る。
【0053】
つまり、第2の実施の形態では、通常映像が表示されている状態において、リモコン無操作状態が30分以上継続したときには、通常映像表示がオフされ焼き付き防止用映像が表示されるようになる。
【0054】
焼き付き防止用映像が表示された後、20分経過する前に、リモコン操作が行われた場合には、焼き付き防止用映像の表示がオフされ通常映像が表示されるようになる。
【0055】
焼き付き防止用映像が表示されてから、リモコン無操作状態が20分以上継続すると、電源が自動的にオフされる。
【0056】
上記ステップ25での判定時間(30分)および上記ステップ28での判定時間(20分)は、ユーザによって設定変更が可能である。
【0057】
〔3〕第3の実施の形態の説明
【0058】
図5は、映像表示装置1Bと、映像表示装置1Bに接続されたセットトップボックス型のデジタル放送受信機2とを示している。映像表示装置1Bの構成は、図3の映像表示装置1Aと同じであるので、その説明を省略する。
【0059】
デジタル放送受信機2は、デジタル放送受信回路21と、番組情報(番組ガイドを生成するためのEPG情報)を取得して図示しない不揮発性メモリに保存させるための番組情報取得部22とを備えている。
【0060】
ここでは、デジタル放送受信機2は、予め定められた時刻、たとえば、深夜の午前0時から番組情報提供用の専用チャンネルから番組情報を取得するものとする。番組情報取得部22は、上記専用チャンネルから番組情報の取得を開始したときに、その旨(番組情報取得を開始したこと)を映像表示装置1Bのマイコン15に通知する。
【0061】
図6は、デジタル放送受信機2から番組情報取得を開始したことが通知された際に映像表示装置1B内のマイコン15によって行われる焼き付け防止処理手順を示している。
【0062】
マイコン15は、時間を計時するためのカウンタを備えている。デジタル放送受信機2から番組情報取得を開始したことが通知されると(ステップ41)、映像表示装置1Bのマイコン15は、映像表示装置1Bが電源オンの状態、つまり、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14へ電源が供給されている状態か否かを判別する(ステップ42)。
【0063】
電源オン状態である場合には、つまり、通常映像が表示されている場合には、通常映像表示モードを維持したまま(ステップ43)、今回の焼き付き防止処理を終了する。電源オフ状態である場合には、映像表示装置1Bの電源を自動的にオンさせる(ステップ44)。つまり、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源供給をオンさせる。
【0064】
また、カウンタをリセットする(ステップ45)。つまり、カウンタのカウント値Kを0にする。この後、焼き付き防止用映像を表示させる(ステップ46)。そして、カウンタのカウント値Kを1だけインクリメントする(ステップ47)。そして、カウンタのカウンタ値Kに基づいて、焼き付き防止用映像が表示されてから、リモコン無操作状態が20分以上継続したか否か判別する(ステップ48)。
【0065】
20分以上継続していない場合には、リモコン操作があったが否かを判別する(ステップ49)。リモコン操作がなかったと判別した場合にはステップ46に戻る。リモコン操作があったと判別した場合には、焼き付き防止用映像の表示をオフした後(ステップ50)、通常映像表示モードに移行する(ステップ51)。そして、今回の焼き付き防止処理を終了する。
【0066】
上記ステップ48において、焼き付き防止用映像が表示されてから、リモコン無操作状態が20分以上継続したと判定した場合には、映像表示装置1Bの電源を自動的にオフさせる(ステップ52)。つまり、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源供給をオフさせる。そして、今回の焼き付き防止処理を終了する。そして、今回の焼き付き防止処理を終了する。
【0067】
〔4〕第4の実施の形態の説明
【0068】
図7は、映像表示装置の構成を示している。
【0069】
この映像表示装置1Cには、地上波放送受信回路(地上波放送受信機)が内蔵されている。図7において、図3と対応するものには、同じ符号を付してある。
【0070】
地上波放送受信回路は、チューナ31、映像IF増幅器32、FM検波器33、音声デコーダ34および音声出力部35からなる。
【0071】
映像信号入力切換回路11は、地上波放送を選択しているものとする。テレビ放送波はチューナ31によって受信され、映像IF増幅器32によって、映像信号と音声信号とに分離される。映像IF増幅器32によって得られた映像信号は、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12および駆動回路13を介して映像表示パネル14に送られる。
【0072】
映像IF増幅器32によって得られた音声信号は、FM検波器33によってFM検波された後、音声デコーダ34によって音声方式判別と音声処理が行われる。音声処理が行われた音声信号は、音声出力部35に送られて、音声出力される。
【0073】
音声デコーダ34では、音声方式がステレオ、多重音声およびモノラルのうちのいずれの方式であるかを判別し、その判別結果を表す判別信号をマイコン15に送る。ところで、VTRのCMカット機能とは、ステレオ、多重音声およびモノラルのうちから録画する音声方式を1つ選定し、選定した音声方式以外の音声方式の音声が入力されたときには録画をポーズさせるものである。例えば、映画番組を録画する際には、録画する音声方式として多重音声を選択すれば、ステレオ放送(CM放送)は録画されなくなる。
【0074】
マイコン15は、音声デコーダ34から送られてくる判別信号に基づいて、CM放送(ステレオ)であるかCM以外の放送(多重音声およびモノラル)であるかを判別し、CM放送時には焼き付き防止用映像を表示させる。ただし、CM放送中にCM放送とは全く関係のない動画や全白画像を表示すると、視聴者に不快感を与える可能性があるので、焼き付き防止用映像としては、CM放送の映像を一定期間毎に数ピクセル〜数10ピクセル分、上下左右に移動させるような映像が用いられる。
【0075】
図8は、地上波放送を表示している場合に映像表示装置1C内のマイコン15によって行われる焼き付き防止処理手順を示している。
【0076】
まず、音声デコーダ34から送られてくる判別信号に基づいて、CM放送が開始されたか否かを判別する(ステップ61)。つまり、音声方式が、多重音声またはモノラルからステレオに切り換わったか否かを判別する。
【0077】
CM放送が開始されたと判別したときには、焼き付き防止用映像を表示させる(ステップ62)。そして、CM放送が終了したか否かを判別する(ステップ63)。つまり、音声方式が、ステレオから多重音声またはモノラルからステレオに切り換わったか否かを判別する。
【0078】
CM放送が終了していなければ、ステップ62に戻る。CM放送が終了した場合には、焼き付き防止用映像の表示をオフした後、ステップ61に戻る。
【0079】
なお、CM放送であると判別する音声方式を、ユーザによって任意に設定できるようにすることが好ましい。
【0080】
【発明の効果】
この発明によれば、映像表示装置によって映像が表示されている状態において、その映像を見る者がいなくなったと判定したときに、焼き付き現象の防止対策を自動的に実行させることができるようになる。
【0081】
また、この発明によれば、デジタル放送受信機によって受信された映像を映像表示パネルに表示させる機能を備えた映像表示装置において、デジタル放送受信機が予め定められた時間に番組情報を取得するときに、焼き付き現象の防止対策を自動的に実行させることができるようになる。
【0082】
また、この発明によれば、テレビ放送受信機によって受信された映像が表示されている状態において、CM放送が受信されているときに焼き付き現象の防止対策を自動的に実行させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態による映像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】映像表示装置の電源がオンされている場合に映像表示装置1内のマイコン15によって行われる処理手順を示すフローチャートである。
【図3】この発明の第2の実施の形態による映像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図4】映像表示装置の電源がオンされている場合に映像表示装置1A内のマイコン15によって行われる処理手順を示すフローチャートである。
【図5】この発明の第3の実施の形態による映像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図6】デジタル放送受信機2から番組情報取得を開始したことが通知された際に映像表示装置1B内のマイコン15によって行われる焼き付け防止処理手順を示すフローチャートである。
【図7】この発明の第4の実施の形態による映像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図8】地上波放送を表示している場合に映像表示装置1C内のマイコン15によって行われる焼き付き防止処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C 映像表示装置
11 映像信号入力切換回路
12 映像信号処理回路
13 駆動回路
14 映像表示パネル
15 マイコン
16 電源回路
17 リモコン受光部
18 リモコン受光回路
19 人感センサ
【発明の属する技術分野】
この発明は、PDP(プラズマディスプレイパネル)、液晶パネル、有機ELパネル等の映像表示パネルを備えた映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
PDP(プラズマディスプレイパネル)、液晶パネル、有機ELパネル等の表示パネルでは、画面焼き付き現象が発生することが知られている。画面焼き付き現象は、画面上に明暗(輝度差)のある映像が長時間連続して表示されることにより、画面上の個々のピクセル(蛍光体)間で、発光輝度の差が生じてくることが主な原因となっている。
【0003】
特に、画面上の同じ位置に、字幕やウインドウ画像が長時間連続して表示されると、字幕やウインドウ画像が表示されているピクセルとそれに隣接するピクセルとの間で、ピクセル自体の発光輝度や色度に差が生じ、その結果、画面全体で映像を見たときに、ピクセル間の発光差(約0.5%以上の発光差で確認できる)が画面上に残ることがある。一般的にこのような現象が画面(パネル)の焼き付き現象と呼ばれている。
【0004】
このような発光差による焼き付き現象が表示パネルに発生した場合において、この焼き付き現象を緩和させるには、つまり、隣接するピクセル間の輝度差を0.5%以下にするには、画面上の全ピクセルを同じレベルまで発光劣化させるしかない。しかしながら、画面上の全ピクセルを同じレベルまで均等に劣化させるには、全白映像等の均一映像を長時間にわたって連続して表示させる必要がある。
【0005】
このように、焼き付き現象が一旦起こった場合には焼き付き現象を緩和させることは容易ではないため、焼き付き現象が起こらないように、字幕、ウインドウ画像のような明暗の激しい映像であって、静止映像や動きの少ない動画を、長時間にわたって表示させないようにする必要がある。
【0006】
しかしながら、現実には、画面上に明暗(輝度差)がある映像を長時間連続して表示させないようにすることは困難である。そこで、焼き付き現象の防止対策として、次のような対策が採られている。
【0007】
(1)一定期間、全白映像を表示させる。
(2)一定期間毎に表示映像を数ピクセル〜数10ピクセル分、上下左右に移動させる。
(3)表示映像の変化のない状態が一定期間続いたときに、予め用意した動画映像を表示させる。
(4)一定期間、表示映像の階調を反転させる。
【0008】
従来は、このような焼き付き現象の防止対策は、ユーザからの指令によって実行されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、映像表示装置によって映像が表示されている状態において、その映像を見る者がいなくなったと判定したときに、焼き付き現象の防止対策を自動的に実行させることができるようになる映像表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
また、この発明は、デジタル放送受信機によって受信された映像を映像表示パネルに表示させる機能を備えた映像表示装置において、デジタル放送受信機が予め定められた時間に番組情報を取得するときに、焼き付き現象の防止対策を自動的に実行させることができるようになる映像表示装置を提供することを目的とする。
【0011】
また、この発明は、テレビ放送受信機によって受信された映像が表示されている状態において、CM放送が受信されているときに焼き付き現象の防止対策を自動的に実行させることができるようになる映像表示装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、映像表示装置に入力された映像を映像表示パネルに表示させる映像表示装置において、映像表示パネルの前方に人が存在するか否かを検出するための人感センサ、映像表示装置の電源がオンされている状態において、人感センサによって人が検出されていない状態が第1の所定時間以上継続したときには、画面焼き付き防止用映像を映像表示パネルに表示させる手段、ならびに画面焼き付き防止用映像が映像表示パネルに表示されている場合に、人感センサによって人が検出されたときに、画面焼き付き防止用映像の表示をオフさせる手段を備えていることを特徴とする。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の映像表示装置において、画面焼き付き防止用映像が表示されてから、人感センサによって人が検出されていない状態が第2の所定時間以上継続したときには、映像表示装置の電源をオフさせる手段を備えていることを特徴とする。
【0014】
請求項3に記載の発明は、映像表示装置に入力された映像を映像表示パネルに表示させる映像表示装置において、映像表示装置の電源がオンされている状態において、映像表示装置を制御するためのリモコン送信機が操作されていない状態が第1の所定時間以上継続したときには、画面焼き付き防止用映像を映像表示パネルに表示させる手段、ならびに画面焼き付き防止用映像が映像表示パネルに表示されている場合に、リモコン送信機が操作されたときに、画面焼き付き防止用映像の表示をオフさせる手段を備えていることを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の映像表示装置において、画面焼き付き防止用映像が表示されてから、リモコン送信機が操作されていない状態が第2の所定時間以上継続したときには、映像表示装置の電源をオフさせる手段を備えていることを特徴とする。
【0016】
請求項5に記載の発明は、デジタル放送受信機によって受信された映像を映像表示パネルに表示させる機能を備えた映像表示装置であって、デジタル放送受信機は予め設定された時刻に番組情報の取得処理を行う番組情報取得手段を備えている映像表示装置において、デジタル放送受信機の番組情報取得手段が番組情報の取得を開始したときに、映像表示装置の電源がオフ状態であるか否かを判別する手段、ならびにデジタル放送受信機の番組情報取得手段が番組情報の取得を開始したときに、映像表示装置の電源がオフ状態である場合には、映像表示装置の電源をオン状態にさせるとともに、画面焼き付き防止用映像を映像表示パネルに表示させる手段を備えていることを特徴とする。
【0017】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の映像表示装置において、画面焼き付き防止用映像が映像表示パネルに表示されている状態において、映像表示装置を制御するためのリモコン送信機が操作されたときには、画面焼き付き防止用映像の表示をオフさせる手段、ならびに画面焼き付き防止用映像が映像表示パネルに表示されてから、リモコン送信機が操作されていない状態が所定時間以上継続したときには、映像表示装置の電源をオフさせる手段を備えていることを特徴とする。
【0018】
請求項7に記載の発明は、テレビ放送受信機によって受信された映像を映像表示パネルに表示させる機能を備えた映像表示装置において、テレビ放送受信機によって受信された映像が映像表示装置によって表示されている場合において、テレビ放送受信機によって受信された音声信号の音声方式に基づいて、CM放送を受信中か否かを判別する手段、ならびにCM放送を受信中であると判別したときには、画面焼き付き防止用映像を映像表示パネルに表示させる手段を備えていることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
【0020】
〔1〕第1の実施の形態の説明
【0021】
図1は、映像表示装置の構成を示している。
【0022】
映像表示装置1は、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13、映像表示パネル14、マイコン15、電源回路16、リモコン受光部17、リモコン受光回路18、人感センサ19等を備えている。映像表示パネル14としては、PDPパネル、液晶パネル、有機ELパネル等が用いられる。
【0023】
マイコン15、リモコン受光部17、リモコン受光回路18、人感センサ19には、電源回路16から、常に、電源が供給されている。映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源回路16からの電源供給は、マイコン15から電源回路16への電源オンオフ制御信号によって、オンオフ制御される。
【0024】
図示しないリモコン送信機からのリモコン信号は、リモコン受光部17およびリモコン受光回路18を介してマイコン15に入力される。人感センサ19の検知信号は、マイコン15に入力される。
【0025】
リモコン送信機から電源オン指令が入力されると、マイコン15から電源回路16へ電源オン命令を表す電源オンオフ制御信号が送られ、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14に電源が供給される。また、リモコン送信機から電源オフ指令が入力されると、マイコン15から電源回路16へ電源オフ命令を表す電源オンオフ制御信号が送られ、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源供給が停止される。
【0026】
なお、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源回路16への電源供給のオンオフ制御(電源オンオフ制御)は、自動的に行われる場合もある。
【0027】
映像信号入力切換回路11には、地上波放送、デジタル放送、VTR入力、DVD入力、PC入力およびその他の入力が、入力可能となっている。映像信号入力切換回路11は、マイコン15からの指令によって、1つの入力を選択して、映像信号処理回路12に送る。
【0028】
映像信号処理回路12は入力された映像信号に対して所定の処理を行う。映像信号処理回路12から出力された映像信号は駆動回路13を介して映像表示パネル14に送られ、これにより、映像表示パネル14に映像が表示される。このように、映像信号入力切換回路11に入力されている映像を映像表示パネル14に表示することを通常映像表示ということにする。
【0029】
また、この映像表示装置は、マイコン15の制御によって、焼き付き現象を防止するための対策のために、従来例で説明した(1)〜(4)で示すような映像(以下、焼き付き防止用映像という)を表示する機能を備えている。
【0030】
図2は、映像表示装置の電源がオンされている場合に映像表示装置1内のマイコン15によって行われる処理手順を示している。
【0031】
マイコン15は、時間を計時するためのカウンタとして、第1カウンタと第2カウンタとを備えている。
【0032】
まず、第1カウンタおよび第2カウンタをリセットする(ステップ1)。つまり、第1カウンタのカウント値K1および第2カウンタのカウント値K2を0にする。そして、通常映像表示を行う(ステップ2)。次に、人感センサ19によって人が感知されているか否かを判別する(ステップ3)。つまり、映像表示装置の前に人が存在しているか否かを判別する。人が感知されている場合には、ステップ1に戻る。したがって、人が感知されている場合には、通常映像表示が継続して行われることになる。
【0033】
人が感知されなくなると(ステップ3でNO)、第1カウンタのカウンタ値K1を1だけインクリメントする(ステップ4)。そして、第1カウンタのカウンタ値K1に基づいて、上記ステップ4で人が感知されなくなってから、人が感知されない状態が30分以上継続しているか否か判別する(ステップ5)。30分以上継続していない場合にはステップ3に戻る。ステップ3において、人感センサ19によって人が検知されていないと判別した場合にはステップ4に移行し、人感センサ19によって人が検知されていると判別した場合にはステップ1に戻る。
【0034】
上記ステップ5で、人が感知されない状態が30分以上継続したと判別された場合には、マイコン15は映像信号処理回路12を制御することにより、通常映像の表示をオフし、焼き付き防止用映像を表示させる(ステップ6)。そして、第2カウンタのカウント値K2を1だけインクリメントする(ステップ7)。そして、第2カウンタのカウンタ値K2に基づいて、焼き付き防止用映像が表示されてから人が感知されない状態が20分以上継続したか否か判別する(ステップ8)。
【0035】
20分以上継続していない場合には、人感センサ19によって人が感知されているか否かを判別する(ステップ9)。人感センサ19によって人が感知されていないと判別した場合にはステップ6に戻り、人感センサ19によって人が感知されていると判別した場合には焼き付き防止用映像の表示をオフした後(ステップ10)、ステップ1に戻る。
【0036】
上記ステップ8において、焼き付き防止用映像が表示されてから人が感知されない状態が20分以上継続したと判別した場合には、電源を自動的にオフ、つまり、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源供給を自動的にオフする(ステップ11)。そして、人感センサ19によって人が感知されているか否かを判別する(ステップ12)。
【0037】
人感センサ19によって人が感知されていないと判別した場合にはステップ11に戻る。人感センサ19によって人が感知されていると判別した場合には、電源を自動的にオン、つまり、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源供給を自動的にオンした後(ステップ13)、ステップ1に戻る。
【0038】
つまり、第1の実施の形態では、通常映像が表示されている状態において、人感センサ19によって人が感知されていない状態が30分以上継続したときには、通常映像表示がオフされ焼き付き防止用映像が表示されるようになる。
【0039】
焼き付き防止用映像が表示された後、20分経過する前に、人感センサ19によって人が感知された場合には、焼き付き防止用映像の表示がオフされ通常映像が表示されるようになる。
【0040】
焼き付き防止用映像が表示されてから、人感センサ19によって人が感知されていない状態が20分以上継続すると、電源が自動的にオフされる。
【0041】
上記ステップ5での判定時間(30分)および上記ステップ8での判定時間(20分)は、ユーザによって設定変更が可能である。
【0042】
〔2〕第2の実施の形態の説明
【0043】
図3は、映像表示装置の構成を示している。図3において、図1と対応するものには、同じ符号を付してある。
【0044】
図3の映像表示装置1Aと図1の映像表示装置1との構成の違いは、図3の映像表示装置では人感センサ19が設けられていない点のみである。
【0045】
図4は、映像表示装置の電源がオンされている場合に映像表示装置1A内のマイコン15によって行われる処理手順を示している。
【0046】
マイコン15は、時間を計時するためのカウンタとして、第1カウンタと第2カウンタとを備えている。
【0047】
まず、第1カウンタおよび第2カウンタをリセットする(ステップ21)。つまり、第1カウンタのカウント値K1および第2カウンタのカウント値K2を0にする。そして、通常映像表示を行う(ステップ22)。次に、リモコン受光回路18からの信号に基づいて、リモコン送信機に対する操作(リモコン操作)があったか否かを判別する(ステップ23)。リモコン操作があった場合には、ステップ21に戻る。
【0048】
リモコン操作がなかったと判別した場合には(ステップ23でNO)、第1カウンタのカウンタ値K1を1だけインクリメントする(ステップ24)。そして、第1カウンタのカウンタ値K1に基づいて、リモコン無操作状態が30分以上継続しているか否か判別する(ステップ25)。30分以上継続していない場合にはステップ23に戻る。ステップ23において、リモコン操作がなかったと判別した場合にはステップ24に移行し、リモコン操作があったと判別した場合にはステップ21に戻る。
【0049】
上記ステップ25で、リモコン無操作状態が30分以上継続したと判別された場合には、マイコン15は映像信号処理回路12を制御することにより、通常映像の表示をオフし、焼き付き防止用映像を表示させる(ステップ26)。そして、第2カウンタのカウント値K2を1だけインクリメントする(ステップ27)。そして、第2カウンタのカウンタ値K2に基づいて、焼き付き防止用映像が表示されてからリモコン無操作状態が20分以上継続したか否か判別する(ステップ28)。
【0050】
20分以上継続していない場合には、リモコン操作があったが否かを判別する(ステップ29)。リモコン操作がなかったと判別した場合にはステップ26に戻り、リモコン操作があったと判別した場合には焼き付き防止用映像の表示をオフした後(ステップ30)、ステップ21に戻る。
【0051】
上記ステップ28において、焼き付き防止用映像が表示されてからリモコン無操作状態が20分以上継続したと判別した場合には、電源を自動的にオフ、つまり、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源供給を自動的にオフする(ステップ31)。そして、リモコン操作があったが否かを判別する(ステップ32)。
【0052】
リモコン操作がなかったと判別した場合にはステップ31に戻る。リモコン操作があったと判別した場合には、電源を自動的にオン、つまり、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源供給を自動的にオンした後(ステップ33)、ステップ21に戻る。
【0053】
つまり、第2の実施の形態では、通常映像が表示されている状態において、リモコン無操作状態が30分以上継続したときには、通常映像表示がオフされ焼き付き防止用映像が表示されるようになる。
【0054】
焼き付き防止用映像が表示された後、20分経過する前に、リモコン操作が行われた場合には、焼き付き防止用映像の表示がオフされ通常映像が表示されるようになる。
【0055】
焼き付き防止用映像が表示されてから、リモコン無操作状態が20分以上継続すると、電源が自動的にオフされる。
【0056】
上記ステップ25での判定時間(30分)および上記ステップ28での判定時間(20分)は、ユーザによって設定変更が可能である。
【0057】
〔3〕第3の実施の形態の説明
【0058】
図5は、映像表示装置1Bと、映像表示装置1Bに接続されたセットトップボックス型のデジタル放送受信機2とを示している。映像表示装置1Bの構成は、図3の映像表示装置1Aと同じであるので、その説明を省略する。
【0059】
デジタル放送受信機2は、デジタル放送受信回路21と、番組情報(番組ガイドを生成するためのEPG情報)を取得して図示しない不揮発性メモリに保存させるための番組情報取得部22とを備えている。
【0060】
ここでは、デジタル放送受信機2は、予め定められた時刻、たとえば、深夜の午前0時から番組情報提供用の専用チャンネルから番組情報を取得するものとする。番組情報取得部22は、上記専用チャンネルから番組情報の取得を開始したときに、その旨(番組情報取得を開始したこと)を映像表示装置1Bのマイコン15に通知する。
【0061】
図6は、デジタル放送受信機2から番組情報取得を開始したことが通知された際に映像表示装置1B内のマイコン15によって行われる焼き付け防止処理手順を示している。
【0062】
マイコン15は、時間を計時するためのカウンタを備えている。デジタル放送受信機2から番組情報取得を開始したことが通知されると(ステップ41)、映像表示装置1Bのマイコン15は、映像表示装置1Bが電源オンの状態、つまり、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14へ電源が供給されている状態か否かを判別する(ステップ42)。
【0063】
電源オン状態である場合には、つまり、通常映像が表示されている場合には、通常映像表示モードを維持したまま(ステップ43)、今回の焼き付き防止処理を終了する。電源オフ状態である場合には、映像表示装置1Bの電源を自動的にオンさせる(ステップ44)。つまり、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源供給をオンさせる。
【0064】
また、カウンタをリセットする(ステップ45)。つまり、カウンタのカウント値Kを0にする。この後、焼き付き防止用映像を表示させる(ステップ46)。そして、カウンタのカウント値Kを1だけインクリメントする(ステップ47)。そして、カウンタのカウンタ値Kに基づいて、焼き付き防止用映像が表示されてから、リモコン無操作状態が20分以上継続したか否か判別する(ステップ48)。
【0065】
20分以上継続していない場合には、リモコン操作があったが否かを判別する(ステップ49)。リモコン操作がなかったと判別した場合にはステップ46に戻る。リモコン操作があったと判別した場合には、焼き付き防止用映像の表示をオフした後(ステップ50)、通常映像表示モードに移行する(ステップ51)。そして、今回の焼き付き防止処理を終了する。
【0066】
上記ステップ48において、焼き付き防止用映像が表示されてから、リモコン無操作状態が20分以上継続したと判定した場合には、映像表示装置1Bの電源を自動的にオフさせる(ステップ52)。つまり、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12、駆動回路13および映像表示パネル14への電源供給をオフさせる。そして、今回の焼き付き防止処理を終了する。そして、今回の焼き付き防止処理を終了する。
【0067】
〔4〕第4の実施の形態の説明
【0068】
図7は、映像表示装置の構成を示している。
【0069】
この映像表示装置1Cには、地上波放送受信回路(地上波放送受信機)が内蔵されている。図7において、図3と対応するものには、同じ符号を付してある。
【0070】
地上波放送受信回路は、チューナ31、映像IF増幅器32、FM検波器33、音声デコーダ34および音声出力部35からなる。
【0071】
映像信号入力切換回路11は、地上波放送を選択しているものとする。テレビ放送波はチューナ31によって受信され、映像IF増幅器32によって、映像信号と音声信号とに分離される。映像IF増幅器32によって得られた映像信号は、映像信号入力切換回路11、映像信号処理回路12および駆動回路13を介して映像表示パネル14に送られる。
【0072】
映像IF増幅器32によって得られた音声信号は、FM検波器33によってFM検波された後、音声デコーダ34によって音声方式判別と音声処理が行われる。音声処理が行われた音声信号は、音声出力部35に送られて、音声出力される。
【0073】
音声デコーダ34では、音声方式がステレオ、多重音声およびモノラルのうちのいずれの方式であるかを判別し、その判別結果を表す判別信号をマイコン15に送る。ところで、VTRのCMカット機能とは、ステレオ、多重音声およびモノラルのうちから録画する音声方式を1つ選定し、選定した音声方式以外の音声方式の音声が入力されたときには録画をポーズさせるものである。例えば、映画番組を録画する際には、録画する音声方式として多重音声を選択すれば、ステレオ放送(CM放送)は録画されなくなる。
【0074】
マイコン15は、音声デコーダ34から送られてくる判別信号に基づいて、CM放送(ステレオ)であるかCM以外の放送(多重音声およびモノラル)であるかを判別し、CM放送時には焼き付き防止用映像を表示させる。ただし、CM放送中にCM放送とは全く関係のない動画や全白画像を表示すると、視聴者に不快感を与える可能性があるので、焼き付き防止用映像としては、CM放送の映像を一定期間毎に数ピクセル〜数10ピクセル分、上下左右に移動させるような映像が用いられる。
【0075】
図8は、地上波放送を表示している場合に映像表示装置1C内のマイコン15によって行われる焼き付き防止処理手順を示している。
【0076】
まず、音声デコーダ34から送られてくる判別信号に基づいて、CM放送が開始されたか否かを判別する(ステップ61)。つまり、音声方式が、多重音声またはモノラルからステレオに切り換わったか否かを判別する。
【0077】
CM放送が開始されたと判別したときには、焼き付き防止用映像を表示させる(ステップ62)。そして、CM放送が終了したか否かを判別する(ステップ63)。つまり、音声方式が、ステレオから多重音声またはモノラルからステレオに切り換わったか否かを判別する。
【0078】
CM放送が終了していなければ、ステップ62に戻る。CM放送が終了した場合には、焼き付き防止用映像の表示をオフした後、ステップ61に戻る。
【0079】
なお、CM放送であると判別する音声方式を、ユーザによって任意に設定できるようにすることが好ましい。
【0080】
【発明の効果】
この発明によれば、映像表示装置によって映像が表示されている状態において、その映像を見る者がいなくなったと判定したときに、焼き付き現象の防止対策を自動的に実行させることができるようになる。
【0081】
また、この発明によれば、デジタル放送受信機によって受信された映像を映像表示パネルに表示させる機能を備えた映像表示装置において、デジタル放送受信機が予め定められた時間に番組情報を取得するときに、焼き付き現象の防止対策を自動的に実行させることができるようになる。
【0082】
また、この発明によれば、テレビ放送受信機によって受信された映像が表示されている状態において、CM放送が受信されているときに焼き付き現象の防止対策を自動的に実行させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態による映像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】映像表示装置の電源がオンされている場合に映像表示装置1内のマイコン15によって行われる処理手順を示すフローチャートである。
【図3】この発明の第2の実施の形態による映像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図4】映像表示装置の電源がオンされている場合に映像表示装置1A内のマイコン15によって行われる処理手順を示すフローチャートである。
【図5】この発明の第3の実施の形態による映像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図6】デジタル放送受信機2から番組情報取得を開始したことが通知された際に映像表示装置1B内のマイコン15によって行われる焼き付け防止処理手順を示すフローチャートである。
【図7】この発明の第4の実施の形態による映像表示装置の構成を示すブロック図である。
【図8】地上波放送を表示している場合に映像表示装置1C内のマイコン15によって行われる焼き付き防止処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C 映像表示装置
11 映像信号入力切換回路
12 映像信号処理回路
13 駆動回路
14 映像表示パネル
15 マイコン
16 電源回路
17 リモコン受光部
18 リモコン受光回路
19 人感センサ
Claims (7)
- 映像表示装置に入力された映像を映像表示パネルに表示させる映像表示装置において、
映像表示パネルの前方に人が存在するか否かを検出するための人感センサ、
映像表示装置の電源がオンされている状態において、人感センサによって人が検出されていない状態が第1の所定時間以上継続したときには、画面焼き付き防止用映像を映像表示パネルに表示させる手段、ならびに
画面焼き付き防止用映像が映像表示パネルに表示されている場合に、人感センサによって人が検出されたときに、画面焼き付き防止用映像の表示をオフさせる手段、
を備えていることを特徴とする映像表示装置。 - 画面焼き付き防止用映像が表示されてから、人感センサによって人が検出されていない状態が第2の所定時間以上継続したときには、映像表示装置の電源をオフさせる手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
- 映像表示装置に入力された映像を映像表示パネルに表示させる映像表示装置において、
映像表示装置の電源がオンされている状態において、映像表示装置を制御するためのリモコン送信機が操作されていない状態が第1の所定時間以上継続したときには、画面焼き付き防止用映像を映像表示パネルに表示させる手段、ならびに
画面焼き付き防止用映像が映像表示パネルに表示されている場合に、リモコン送信機が操作されたときに、画面焼き付き防止用映像の表示をオフさせる手段、
を備えていることを特徴とする映像表示装置。 - 画面焼き付き防止用映像が表示されてから、リモコン送信機が操作されていない状態が第2の所定時間以上継続したときには、映像表示装置の電源をオフさせる手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載の映像表示装置。
- デジタル放送受信機によって受信された映像を映像表示パネルに表示させる機能を備えた映像表示装置であって、デジタル放送受信機は予め設定された時刻に番組情報の取得処理を行う番組情報取得手段を備えている映像表示装置において、
デジタル放送受信機の番組情報取得手段が番組情報の取得を開始したときに、映像表示装置の電源がオフ状態であるか否かを判別する手段、ならびに
デジタル放送受信機の番組情報取得手段が番組情報の取得を開始したときに、映像表示装置の電源がオフ状態である場合には、映像表示装置の電源をオン状態にさせるとともに、画面焼き付き防止用映像を映像表示パネルに表示させる手段、
を備えていることを特徴とする映像表示装置。 - 画面焼き付き防止用映像が映像表示パネルに表示されている状態において、映像表示装置を制御するためのリモコン送信機が操作されたときには、画面焼き付き防止用映像の表示をオフさせる手段、ならびに
画面焼き付き防止用映像が映像表示パネルに表示されてから、リモコン送信機が操作されていない状態が所定時間以上継続したときには、映像表示装置の電源をオフさせる手段を備えていることを特徴とする請求項5に記載の映像表示装置。 - テレビ放送受信機によって受信された映像を映像表示パネルに表示させる機能を備えた映像表示装置において、
テレビ放送受信機によって受信された映像が映像表示装置によって表示されている場合において、テレビ放送受信機によって受信された音声信号の音声方式に基づいて、CM放送を受信中か否かを判別する手段、ならびに
CM放送を受信中であると判別したときには、画面焼き付き防止用映像を映像表示パネルに表示させる手段、
を備えていることを特徴とする映像表示装置。
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