JP2005303394A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 テレビジョン放送の選局操作時におけるブランキング期間や外部入力の入力切替操作時における入力切替期間でのミュート時間が長引いても、ユーザに対しその期間の長さを意識させてしまうことがないようにする。
【解決手段】 中央制御部9により外部からの選局操作又は入力切替操作の指示に基づき、選局処理又は入力切替処理が行われるとともに、選局処理又は入力切替処理が完了するまでの間、映像処理部5に対し液晶パネル7によってたとえば選局操作又は入力切替操作が行われる直前のフレーム画像が表示されるような制御が行われるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶パネルによって画像を表示する液晶表示装置に係り、特に、テレビジョン放送の選局操作時におけるブランキング期間や外部入力の入力切替操作時における入力切替期間での画像表示の制御を行う液晶表示装置に関する。
近年、液晶表示装置は、液晶パネルの画面の大型化や高精細度化等が進み、表示される画像もパーソナルコンピュータやワードプロセッサ等に用いられる液晶表示装置のように主として静止画像を扱うものから、テレビジョン放送の表示が可能な液晶TVのように動画像を扱う分野にも普及しつつある。
また、このような液晶表示装置では、一般的にブラウン管方式のインターレース走査とは異なり、プログレッシブ走査による画像表示が行われており、入力画像データがインターレース方式の映像信号である場合、これを、プログレッシブ方式の映像信号に変換(I/P変換)した上で、液晶パネルに供給するようになっている。ここで、I/P変換処理とは、たとえばインターレース信号の偶数フィールドと奇数フィールドのそれぞれに対しデータ補間し、偶数フィールドと奇数フィールドのそれぞれを1フレーム分の画像データとする処理を行うことである。
ところで、このような液晶表示装置では、液晶パネルの画面の大型化や高精細度化等が進むに伴い、たとえばテレビジョン放送の選局操作時におけるブランキング期間や外部入力の入力切替操作時における入力切替期間でのミュート時間が長引いてしまうことがある。
このような選局操作時や入力切替操作時におけるミュート時間が一瞬であればさほど気にはならないが、ある程度以上になると無信号、無音状態が継続してしまい、ユーザに対しその期間の長さを意識させてしまうことになる。言い換えれば、ユーザに対しその期間の長さを意識させてしまうということは、液晶表示装置の性能が劣るものとした誤解を生じさせてしまいかねないことになる。
このようなミュート時間が長引いてしまう要因の一つとして、スケーラが導入されたことが挙げられる。つまり、スケーラは、I/P変換処理されたプログレッシブ方式の映像信号の画像データを液晶パネルの表示サイズに合わせるように拡大・縮小の処理を施すものであり、画面の大型化に伴い、垂直ライン数あるいは水平ライン数が増加することで、液晶パネルの表示サイズに合わせるための画像データの処理に要する時間がある程度必要とするためである。
また、ハイビジョン画質対応のD4端子の導入もその要因に挙げられる。つまり、ハイビジョン画質対応の表示の場合、大容量フレーム画像の処理が必要となり、その処理に要する時間がミュート時間を長引かせることになる。
また、外部入力端子や外部メモリ用スロット等の増加もその要因に挙げられる。つまり、外部入力端子や外部メモリ用スロット等は、テレビジョン放送信号以外に外部のビデオデッキ、DVDプレイヤー等の再生機器からの所定の映像音声情報を取り込むためのものであり、これらの増加に伴って入力切替操作時には外部入力の判別処理が必要となり、その処理に要する時間がミュート時間を長引かせることになる。
このような選局操作時や入力切替操作時でのミュート時間の長さを意識させないようにするためには、たとえば特許文献1のように、映像無信号時や弱電界時においても安定してオンスクリーン表示させるようにする方法を適用することが考えられる。
すなわち、特許文献1に示されたものは、リモコンで現実の放送チャンネルが割り当てられていないチャンネル番号が選択された場合に、マイコンが検知して現実の放送チャンネルをチューナに選択させ、FBT(フライバックトランス)にて得られる水平AFC用パルスに所定のキャラクタ信号を同期させつつ送出することにより、本来表示される放送チャンネルに基づく映像が隠れて見えなくなるようにするとともに、文字等のキャラクタをオンスクリーン表示させるようにしたものである。
特開平11−331722号公報
ところが、特許文献1に示されたものは、同期信号が得られない映像無信号時や弱電界時に、同期分離された水平同期信号にノイズが混入することによってキャラクタ信号の水平位置が不安定となり、キャラクタ画面が乱れてしまうことを解消するために、水平AFC用パルスに所定のキャラクタ信号を同期させつつ送出し、文字等のキャラクタをオンスクリーン表示させるようにしている。
すなわち、特許文献1は、上述したテレビジョン放送の選局操作時や外部入力の入力切替操作時における選局操作処理や入力切替処理に関わる無信号状態等での画像制御とは異なるため、特許文献1に示された技術を適用してミュート時間が長引いてしまうことをユーザに意識させないようにすることは困難である。
しかも、特許文献1に示されたものは、ブラウン管方式のインターレース走査によってテレビジョン放送の映像を表示するテレビジョン受像機であり、その技術をそのままプログレッシブ方式の映像信号に変換(I/P変換)してテレビジョン放送の映像を液晶パネルにより表示するようにした液晶表示装置に適用することも困難である。
解決しようとする問題点は、液晶パネルの画面の大型化や高精細度化等が進むに伴い、テレビジョン放送の選局操作時におけるブランキング期間や外部入力の入力切替操作時における入力切替期間でのミュート時間が長引いてしまい、ユーザに対しその期間の長さを意識させてしまうおそれがあるという点である。
本発明の液晶表示装置は、テレビジョン放送の映像音声信号を受信する受信部と、外部の再生機器からの所定の映像音声情報を取り込む外部情報入力部と、前記受信部からの映像音声信号と、前記外部情報入力部からの映像音声情報との入力の切り替えを行う切替部と、前記映像音声信号内の映像信号又は前記映像音声情報内の映像情報を元に画像を表示する画像表示手段と、前記画像表示手段に対しフレーム単位での画像表示が行われるように前記映像信号又は前記映像情報に対するデータ処理を行う映像処理手段と、外部からの選局操作又は入力切替操作の指示に基づき、選局処理又は入力切替処理を行うとともに、前記選局処理又は入力切替処理が完了するまでの間、前記映像処理手段に対し前記画像表示手段が所定の表示を行うように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記映像処理手段に対し、前記選局処理又は入力切替処理直前のフレーム画像を前記画像表示手段に表示させるように制御するようにすることができる。
また、前記制御手段は、前記選局処理又は入力切替処理直前のフレーム画像を前記画像表示手段に表示させるように制御することに併せて前記画像表示手段の光源の光量を徐々に変動させるように制御するようにすることができる。
また、前記制御手段は、前記選局操作又は入力切替操作に対する処理が完了して、前記画像表示手段への新たな映像の出力処理が再開される直前に、単一色画面信号に基づいた画像が所定期間だけ表示されるように前記映像処理手段の映像処理を制御するようにすることができる。
また、前記制御手段は、前記単一色画面信号に基づいた画像が所定期間だけ表示される間に前記画像表示手段の光源の光量を前記選局処理又は入力切替処理直前の明るさに復帰させるように制御するようにすることができる。
本発明の液晶表示方法は、テレビジョン放送の映像音声信号の受信が行われる工程と、外部の再生機器からの所定の映像音声情報が取り込まれる工程と、前記映像音声信号と、前記映像音声情報との入力の切り替えが行われる工程と、前記映像音声信号内の映像信号又は前記映像音声情報内の映像情報を元に画像が表示される工程と、フレーム単位での画像表示が行われるように前記映像信号又は前記映像情報に対するデータ処理が行われる工程と、外部からの選局操作又は入力切替操作の指示に基づき、選局処理又は入力切替処理が行われるとともに、前記選局処理又は入力切替処理が完了するまでの間、前記画像の表示が所定の表示となるように制御される工程とを有することを特徴とする。
また、前記選局処理又は入力切替処理直前のフレーム画像が表示されるように制御される工程を有するようにすることができる。
また、前記選局処理又は入力切替処理直前のフレーム画像が表示されるように制御されることに併せて光源の光量が徐々に変動するように制御される工程を有するようにすることができる。
また、前記選局操作又は入力切替操作に対する処理が完了して、新たな映像の出力処理が再開される直前に、単一色画面信号に基づいた画像が所定期間だけ表示されるように制御される工程を有するようにすることができる。
また、前記単一色画面信号に基づいた画像が所定期間だけ表示される間に前記光源の光量が前記選局処理又は入力切替処理直前の明るさに復帰させるように制御される工程を有するようにすることができる。
本発明の液晶表示装置では、受信部によりテレビジョン放送の映像音声信号を受信し、外部情報入力部により外部の再生機器からの所定の映像音声情報を取り込み、切替部により受信部からの映像音声信号と、外部情報入力部からの映像音声情報との入力の切り替えが行われ、画像表示手段により映像音声信号内の映像信号又は映像音声情報内の映像情報を元に画像が表示され、映像処理手段により画像表示手段に対しフレーム単位での画像表示が行われるように映像信号又は映像情報に対するデータ処理が行われ、制御手段により外部からの選局操作又は入力切替操作の指示に基づき、選局処理又は入力切替処理が行われるとともに、選局処理又は入力切替処理が完了するまでの間、映像処理手段に対し画像表示手段が所定の表示を行うように制御される。
本発明の液晶表示装置によれば、制御手段により外部からの選局操作又は入力切替操作の指示に基づき、選局処理又は入力切替処理が行われるとともに、選局処理又は入力切替処理が完了するまでの間、映像処理手段に対し画像表示手段が所定の表示を行うように制御されるようにしたので、テレビジョン放送の選局操作時におけるブランキング期間や外部入力の入力切替操作時における入力切替期間でのミュート時間が長引いても、ユーザに対しその期間の長さを意識させてしまうことを抑制することができる。
本実施形態では、テレビジョン放送の選局操作時におけるブランキング期間や外部入力の入力切替操作時における入力切替期間でのミュート時間が長引いても、ユーザに対しその期間の長さを意識させてしまうことがないように、たとえば選局操作又は入力切替操作が行われる直前のフレーム画像を表示させておくようにした。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る液晶表示装置の一実施形態の構成を示すブロック図、図2は、図1の液晶表示装置における映像処理部及び液晶パネルの詳細な構成の一例を示すブロック図、図3は、図1の液晶表示装置による液晶表示方法を説明するためのフローチャートである。
図1に示す液晶表示装置は、受信部2、外部情報入力部3、切替部4、映像処理部5、音声処理部6、液晶パネル7、中央制御部9、受光部11、記憶部13、バックライト14、インバータ回路15を備えている。ここで、映像処理部5により映像処理手段が構成され、液晶パネル7及びバックライト14により画像表示手段が構成され、中央制御部9により制御手段が構成されている。
受信部2は、テレビジョン放送信号をアンテナ1を通して受信し、そのテレビジョン放送信号を検波することで、映像信号及び音声信号を出力するものである。外部情報入力部3は、テレビジョン放送信号以外に外部のビデオデッキ、DVDプレイヤー等の再生機器からの所定の映像音声情報を取り込むためのものであり、外部入力端子や外部メモリ用スロット等で構成することができる。
切替部4は、受信部2からの映像音声信号と、外部情報入力部3からの映像音声情報との入力の切り替えを行うとともに、映像信号を映像処理部5に出力し、音声信号を音声処理部6に出力するような切り替えを行うものである。
映像処理部5は、液晶パネル7に対し、プログレッシブ走査により画像表示を行わせるために、切替部4から得られる映像信号がインターレース方式の信号である場合、これを、プログレッシブ方式の映像信号に変換(I/P変換)する処理を行う機能を有している。ここで、I/P変換処理とは、たとえばインターレース信号の偶数フィールドと奇数フィールドのそれぞれに対しデータ補間し、偶数フィールドと奇数フィールドのそれぞれを1フレーム分の画像データとする処理を行うことである。
音声処理部6は、切替部4から得られる音声信号に基づき、スピーカ8から音を発生させる処理を行うものである。液晶パネル7は、一方の基板に形成された複数の走査ラインと、他方の基板に形成された複数の信号ラインとが格子状に配置され、さらに両基板間に異方性誘電率を有する液晶が封入され、各走査ラインと信号ラインとが交差する部分に印加される画像データに応じた電界の強さを調節して両基板を透過する光の量を調節することにより所望の画像を表示させるものである。また、各走査ラインと各信号ラインとが交差する部分の液晶を駆動する場合、各走査ラインと各信号ラインとが交差する近傍に配置した非線形素子(スイッチング素子)であるTFT(Thin Film Transistor)によって行うことが主流となっている。
中央制御部9は、ボタン操作が可能な操作部10からの操作指示信号や、リモコン等の遠隔操作部12からのキー信号に基づき、受信部2による受信動作、切替部4による切替動作、映像処理部5による映像処理動作、音声処理部6による音声処理動作、インバータ回路15によるバックライト14の点灯動作等を制御するものである。
また、中央制御部9は、操作部10又は遠隔操作部12からテレビジョン放送の選局操作や外部入力の入力切替操作の指示があると、その選局処理や入力切替処理が完了するまで液晶パネル7における表示を制御するが、その詳細は後述する。
受光部11は、リモコン等の遠隔操作部12からのキー信号を受け取り、中央制御部9に渡すものである。記憶部13には、中央制御部9の動作に必要な所定のプログラムやOSD(On Screen Display)メニュー項目を表示するための各種文字あるいは記号のパターン等が記憶されている。
ここで、OSDメニュー項目は、液晶パネル7の画像の一部に上書き状態あるいは半透明状態で表示され、操作部10や遠隔操作部12からの指示により、画像の表示位置調整、画像サイズ調整、画像の色等の調整、音量調整、入力切替操作等を受け付けて設定するものであり、ここで設定された情報は記憶部13に記憶される。そして、中央制御部9は、その設定された情報に基づいて、映像処理部5による映像処理動作等を制御する。
バックライト14は、液晶パネル7の背面に取り付けられる光源である。インバータ回路15は、中央制御部9からの制御信号に基づいてバックライト14の点灯動作をコントロールするものである。
次に、図2により、映像処理部5及び液晶パネル7の詳細について説明する。
映像処理部5は、デコーダ51、スケーラ52、コントローラ53、検出手段54、同期分離回路55を備えている。
デコーダ51は、液晶パネル7に対し、プログレッシブ走査により画像表示を行わせるために、切替部4から得られる映像信号がインターレース方式の信号である場合、これを、上述したように、プログレッシブ方式の映像信号に変換(I/P変換)する処理等を行うものである。
スケーラ52は、デコーダ51によってI/P変換処理された画像データに対し、設定された大きさやアスペクト比となるようなデータ処理を行うものである。コントローラ53は、スケーラ52によって処理された画像データを元に、液晶パネル7の後述のゲートドライバやソースドライバであるドライバ71の駆動をコントロールするものである。
なお、デコーダ51、スケーラ52、コントローラ53は、共通のクロックバッファIC(図示せず)から送られるクロック信号を元に、順次映像処理を行うようになっている。
検出手段54は、映像信号にある垂直同期信号を検出するものである。同期分離回路55は、映像信号から垂直同期信号あるいは水平同期信号を抽出するものである。液晶パネル7は、ドライバ71及び絵素72を備えている。
ドライバ71は、ゲートドライバやソースドライバ等を備え、シフトレジスタ、ラッチ等によって構成されている。絵素72は、TFT素子、液晶層、カラーフィルタ、偏光板等から構成されるものである。各絵素72の階調表示は、ソースドライバから送られた印加電圧に応じて的確に制御表示され、このソースドライバからの出力電圧はゲートドライバからの制御信号によるライン選択によって的確なラインに印加される。
次に、図3により、液晶表示装置における液晶表示方法について説明する。
まず、たとえばテレビジョン放送のあるチャンネルの映像が液晶パネル7に表示されている状態において(ステップS1)、操作部10から選局操作信号あるいは入力切替操作信号が中央制御部9へ送られるか、又は同様の信号が遠隔操作部12から受光部11を介して中央制御部9へ送られると(ステップS2)、中央制御部9から映像処理部5に映像処理を中断させるための制御信号が出力される(ステップS3)。
これにより、映像処理部5では、コントローラ53によるドライバ71の駆動のコントロールが中断される。この場合、まず同期分離回路55では、映像信号にある垂直同期信号を検出してからその同期分離動作が中断となる。また、検出手段54では同期分離回路55からの垂直同期信号を検出してからその検出動作が中断となる。
また、デコーダ51では、切替部4から得られる映像信号がインターレース方式の信号である場合、その映像信号をプログレッシブ方式の映像信号に1フレーム分だけI/P変換処理してからその変換処理が中断となる。
また、スケーラ52では、デコーダ51によってI/P変換処理された画像データに対し、設定された大きさやアスペクト比となるようなデータ処理が1フレーム分だけ行われてからその処理が中断となる。
また、検出手段54やスケーラ52での処理が中断となると、そのタイミングでコントローラ53によるドライバ71の駆動のコントロールが中断される。なお、映像処理部5内のデコーダ51、スケーラ52、コントローラ53は、共通のクロックバッファIC(図示せず)から送られるクロック信号を元に、順次映像処理を行うため、各デコーダ51、スケーラ52、コントローラ53が同じタイミングで駆動することになり、互いの処理速度を均一化させるためのバッファを用いなくても上述した処理とその処理の中断とが順次スムーズに行われる。
また、このような映像処理部5内での上述した処理とその処理の中断とが順次行われるタイミングに合わせて、中央制御部9からの制御信号により、受信部2による選局処理又は切替部4による入力切替処理が制御される。その選局処理や入力切替処理が行われている間では、中央制御部9からの制御信号により、コントローラ53が検出手段54によって検出された処理中断直前の垂直同期信号と、スケーラ52によってデータ処理された処理中断直前の画像データとに基づき、上述した選局処理又は入力切替処理が完了するまで、ドライバ71に対し液晶パネル7に処理中断直前のフレーム画像が表示されるようにコントロールする(ステップS4)。
これにより、選局処理又は入力切替処理が行われている期間であっても、液晶パネル7には処理中断直前の画像が表示されるため、ユーザに対し何ら意識させずにその選局処理又は入力切替処理が行われる。
そして、選局処理又は入力切替処理が完了すると(ステップS5)、中央制御部9から映像処理部5への制御信号がOFF状態になることを受けて、映像処理部5内のデコーダ51、スケーラ52、コントローラ53が共通のクロックバッファIC(図示せず)から送られるクロック信号を元に、順次映像処理を行うため、新たに送られてきた映像信号に対しての出力処理が再開される(ステップS6)。
このように、本実施形態では、中央制御部9により外部からの選局操作又は入力切替操作の指示に基づき、選局処理又は入力切替処理が行われるとともに、選局処理又は入力切替処理が完了するまでの間、映像処理部5に対し液晶パネル7によってたとえば選局操作又は入力切替操作が行われる直前のフレーム画像が表示されるような制御が行われるようにしたので、テレビジョン放送の選局操作時におけるブランキング期間や外部入力の入力切替操作時における入力切替期間でのミュート時間が長引いても、ユーザに対しその期間の長さを意識させてしまうことを抑制することができる。
なお、本実施形態では、選局操作時あるいは入力切替操作時に、選局操作あるいは入力切替操作直前の映像が表示されるようにした場合について説明したが、これに併せてバックライト14の光量を徐々に減少又は増大させるような制御を行うようにしてもよい。この場合、選局操作あるいは入力切替操作直前の映像が一定時間静止表示されるとともに、その表示映像が視覚上変化することになるため、ユーザに対しその期間の長さを極力感じさせないようにすることができる。
また、選局操作あるいは入力切替操作に対する処理が完了して、液晶パネル7への新たな映像の出力処理が再開される直前に、一旦、予め記憶部13等に記憶させておいた映像信号(たとえば単一色画面信号であり黒画面信号)を若干期間(1秒以内程度)表示させるようにしてもよい。このような映像信号に基づいた画像表示を行わせることで、ユーザの行った選局操作あるいは入力切替操作が完了したことを視覚的に伝達することができ、ユーザに選局操作あるいは入力切替操作が行われたということを認識させることが可能となる。
また、その単一色画面信号を一定期間表示する間に、それまで減光制御していたバックライト14を選局操作あるいは入力切替操作前の状態の明るさに復帰させるようにしてもよい。それによって、新たなチャンネルが表示された初動時から一定の明るさで映像情報を視聴させることが可能となる。
画像表示のためのデータ処理を必要とするとともに、画像表示の切替が必要となる表示装置に適用可能である。
本発明に係る液晶表示装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。 図1の液晶表示装置における映像処理部及び液晶パネルの詳細な構成の一例を示すブロック図である。 図1の液晶表示装置による液晶表示方法を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
2 受信部
3 外部情報入力部
4 切替部
5 映像処理部
7 液晶パネル
9 中央制御部
10 操作部
11 受光部
13 記憶部
14 バックライト
15 インバータ回路
51 デコーダ
52 スケーラ
53 コントローラ
54 検出手段
55 同期分離回路

Claims (10)

  1. テレビジョン放送の映像音声信号を受信する受信部と、
    外部の再生機器からの所定の映像音声情報を取り込む外部情報入力部と、
    前記受信部からの映像音声信号と、前記外部情報入力部からの映像音声情報との入力の切り替えを行う切替部と、
    前記映像音声信号内の映像信号又は前記映像音声情報内の映像情報を元に画像を表示する画像表示手段と、
    前記画像表示手段に対しフレーム単位での画像表示が行われるように前記映像信号又は前記映像情報に対するデータ処理を行う映像処理手段と、
    外部からの選局操作又は入力切替操作の指示に基づき、選局処理又は入力切替処理を行うとともに、前記選局処理又は入力切替処理が完了するまでの間、前記映像処理手段に対し前記画像表示手段が所定の表示を行うように制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記制御手段は、前記映像処理手段に対し、前記選局処理又は入力切替処理直前のフレーム画像を前記画像表示手段に表示させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記制御手段は、前記選局処理又は入力切替処理直前のフレーム画像を前記画像表示手段に表示させるように制御することに併せて前記画像表示手段の光源の光量を徐々に変動させるように制御することを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記制御手段は、前記選局操作又は入力切替操作に対する処理が完了して、前記画像表示手段への新たな映像の出力処理が再開される直前に、単一色画面信号に基づいた画像が所定期間だけ表示されるように前記映像処理手段の映像処理を制御することを特徴とする請求項2又は3に記載の液晶表示装置。
  5. 前記制御手段は、前記単一色画面信号に基づいた画像が所定期間だけ表示される間に前記画像表示手段の光源の光量を前記選局処理又は入力切替処理直前の明るさに復帰させるように制御することを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. テレビジョン放送の映像音声信号の受信が行われる工程と、
    外部の再生機器からの所定の映像音声情報が取り込まれる工程と、
    前記映像音声信号と、前記映像音声情報との入力の切り替えが行われる工程と、
    前記映像音声信号内の映像信号又は前記映像音声情報内の映像情報を元に画像が表示される工程と、
    フレーム単位での画像表示が行われるように前記映像信号又は前記映像情報に対するデータ処理が行われる工程と、
    外部からの選局操作又は入力切替操作の指示に基づき、選局処理又は入力切替処理が行われるとともに、前記選局処理又は入力切替処理が完了するまでの間、前記画像の表示が所定の表示となるように制御される工程とを有する
    ことを特徴とする液晶表示方法。
  7. 前記選局処理又は入力切替処理直前のフレーム画像が表示されるように制御される工程を有することを特徴とする請求項6に記載の液晶表示方法。
  8. 前記選局処理又は入力切替処理直前のフレーム画像が表示されるように制御されることに併せて光源の光量が徐々に変動するように制御される工程を有することを特徴とする請求項7に記載の液晶表示方法。
  9. 前記選局操作又は入力切替操作に対する処理が完了して、新たな映像の出力処理が再開される直前に、単一色画面信号に基づいた画像が所定期間だけ表示されるように制御される工程を有することを特徴とする請求項7又は8に記載の液晶表示方法。
  10. 前記単一色画面信号に基づいた画像が所定期間だけ表示される間に前記光源の光量が前記選局処理又は入力切替処理直前の明るさに復帰させるように制御される工程を有することを特徴とする請求項9に記載の液晶表示方法。
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