JP4092590B2 - パネル型映像表示装置およびプラズマテレビジョン - Google Patents
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Description
本発明は、画面の焼き付を防止することが可能なパネル型映像表示装置およびプラズマテレビジョンに関する。
2003年に東京・名古屋・大阪において開始された地上デジタル放送では、データを圧縮して送信する。そのため、従来のアナルグ放送において1チャンネルに割り当てられていた帯域に複数のチャンネルを割り当てることが可能となり、アナログにて行っていた放送に加えて、映像をほとんど静止画としてデータ量を少なくした音楽放送を行っている放送局もある。
パネル型映像表示装置やプラズマテレビジョンにて、そのような番組を長時間視聴すると、静止画が多いために画面の焼き付が生じてしまう。このような問題を解消する方法として、従来においては、所定時間に一度映像の画素ずらしを行うことにより、画面の焼き付きを抑えるなどの方法が行われていた。
また、特許文献1には、異なるフィールドまたはフレームに含まれる映像信号を比較することにより該フィールド又は該フレーム間で所定時間に亘って該映像信号に変化が無いことを検出し、該映像信号に変化が無いことが検出された場合は表示状態を変化させる液晶表示装置について開示されている。
さらに、特許文献2には、静止画映像あるいは静止部分が存在する動画映像のどちらを表示する場合でも、その表示映像の形態に関わらず、所定時間毎に水平及び垂直走査のうちの少なくともどちらか一方の走査の開始タイミングを映像信号に対してずらして、各画素の表示状態を定期的に変化させる液晶映像表示装置について開示されている。
そして、特許文献3には、画像を見かけ上移動させる移動距離と移動時間とを設定し、画像を見かけ上サブピクセル単位で移動させるように画像データを生成する、表示装置の焼付防止装置について開示されている。
特開平03−231796
特開平10−011028
特開2005−107132
上述した特許文献1に記載の技術は、入力される映像信号をフィールドやフレーム単位で比較する為、その映像信号の一部分が静止していても、全体が静止状態にならない限り静止状態として認識されず、静止部分を有する映像信号の場合は部分的に焼き付きが生じてしまうという課題があった。
また、所定時間に一度映像の画素ずらしを行う方法や特許文献2、3に記載の技術は、いずれも使用者が気づかない程度に表示位置をずらす方法であり、文字などが表示された映像の場合、文字が広く焼きつくだけであり、焼き付きを防ぐことは出来なかった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、静止画、若しくは画面の一部分が静止している映像を長時間視聴しても画面に焼き付きの生じにくいパネル型映像表示装置およびプラズマテレビジョンの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1にかかる発明では、映像を画面に表示するプラズマディスプレイパネルと、アンテナで受信されるテレビジョン放送信号から選択されているチャンネルのテレビジョン放送信号を抽出して出力するチューナと、上記チューナが出力したテレビジョン放送信号に基づき、映像を上記画面の画素数に合致するようにスケーリング処理を施した映像信号を出力するスケーラと、上記画面にOSD表示するためのOSD信号を生成して上記映像信号に重畳するOSD処理部と、を有する映像信号処理部と、情報を書き換え可能なSDRAMと、ユーザからの操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、上記操作入力受付手段から操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に対応するOSD信号を上記OSD処理部に生成させて上記映像信号に重畳させるマイコンとを備えるプラズマテレビジョンにおいて、上記マイコンは、上記画面上の映像が変化していないとき映像をスクロールさせるか否かを、予め切り替えて設定する操作入力を上記操作入力受付手段にて受け付けるとともに、同操作入力に対応する情報を上記SDRAMの所定のアドレスに記憶させ上記SDRAMの所定のアドレスに記憶された情報が、上記画面上の映像が変化していないとき映像をスクロールさせるとの情報であるときは、上記画面上に複数の監視領域を設定し、上記監視領域に表示される映像信号の情報を、上記スケーリング処理が施される前の映像信号から、各監視領域毎に所定時間おきに取得し、各監視領域毎に確保された上記SDRAM上の所定の領域に、上記映像信号の情報を記憶させ、上記映像信号の情報と同映像信号の情報よりも所定時間以前に取得された映像信号の情報とを上記監視領域ごとに比較し、70%以上一致しているときは映像が変化してないとして、各監視領域に対応する上記SDRAMの所定のアドレスに記憶された連続して映像が変化していない回数をインクリメントし、しかる後に所定時間以前に取得された映像信号の情報を上記SDRAMより消去し、その一方で、70%以上一致していないときは映像が変化しているとして、各監視領域に対応する上記SDRAMの所定のアドレスに記憶された連続して映像が変化していない回数を初期化し、しかる後に所定時間以前に取得された映像信号の情報を上記SDRAMより消去し、上記複数の監視領域のうち、いずれか1つ以上の監視領域で連続して所定回数以上映像が変化しているか否かを判断し、いずれか1つ以上の監視領域で連続して所定回数以上映像が変化していないときは、上記スケーラの出力する一画面分の映像信号における出力開始位置を、単位時間当たり所定走査線分下へずらすことにより、映像が上方向にスクロールするとともに画面下端から再びスクロールして表示される映像信号を出力させるとともに、上記OSD処理部に上記一画面分の映像信号における映像の上端と下端との間にスクロール中である旨のOSDを挿入させ、いずれも連続して所定回数以上映像が変化しているときは、上記スケーラに上記テレビジョン放送信号の本来のレイアウトにて映像信号を出力させる構成としてある。
また、上記目的を達成するために、請求項2に記載のパネル型映像表示装置では、入力される映像信号に基づき所定の画面に映像を表示するパネル型映像表示装置において、上記画面上に複数設定される監視領域と、上記監視領域に表示される映像信号の情報を所定時間ごとに取得する映像情報取得手段と、上記映像信号の情報を記憶可能な記憶媒体と、上記映像信号の情報を同映像信号の情報よりも所定時間以前に取得された映像信号の情報と上記監視領域ごとに比較し、所定割合以上一致しているときに上記画面の映像が変化してないと判断する静止状態判断手段とを備え、上記静止状態判断手段は、複数の監視領域のうちいずれか1つ以上において映像が変化していないと判断すると、映像をスクロールさせて表示させるとともに、OSDにてスクロール中である旨を表示する構成としてある。
上記のように構成した請求項2にかかる発明において、上記監視領域は上記画面上に複数設定され、上記映像情報取得手段が上記監視領域に表示される映像信号に対応する情報を所定時間ごとに取得して、上記記憶媒体に記憶させ、上記静止状態判断手段が上記監視領域ごとに上記映像信号の情報を同映像信号の情報よりも所定時間以前に取得された映像信号の情報と比較し、所定割合以上一致しているときに上記画面の映像が変化してないと判断する。
上記記憶媒体には、EEPROM、バッテリによりバックアップされたRAM、ハードディスク等の磁気記憶媒体、等を用いることができる。
上記のように構成した請求項2にかかる発明において、上記監視領域は上記画面上に複数設定され、上記映像情報取得手段が上記監視領域に表示される映像信号に対応する情報を所定時間ごとに取得して、上記記憶媒体に記憶させ、上記静止状態判断手段が上記監視領域ごとに上記映像信号の情報を同映像信号の情報よりも所定時間以前に取得された映像信号の情報と比較し、所定割合以上一致しているときに上記画面の映像が変化してないと判断する。
上記記憶媒体には、EEPROM、バッテリによりバックアップされたRAM、ハードディスク等の磁気記憶媒体、等を用いることができる。
そして、請求項3にかかる発明では、上記請求項2に記載のパネル型映像表示装置において、上記静止状態判断手段は、上記映像信号の情報と上記所定時間以前に取得された映像信号の情報とが70%以上一致しているときに映像が変化してないと判断する構成としてある。
さらに、請求項4にかかる発明では、上記請求項2に記載のパネル型映像表示装置において、ユーザからの操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、上記操作入力受付手段にて受け付けた情報を上記所定割合として設定する所定割合設定手段と、を備える構成としてある。
上記のように構成した請求項4にかかる発明において、上記所定割合設定手段は上記操作入力受付手段にて受け付けた情報を上記所定割合として設定する。設定先としては、上記記憶媒体の所定のアドレスなどである。
上記のように構成した請求項4にかかる発明において、上記所定割合設定手段は上記操作入力受付手段にて受け付けた情報を上記所定割合として設定する。設定先としては、上記記憶媒体の所定のアドレスなどである。
さらに、請求項5にかかる発明は、上記請求項2〜請求項4のいずれかに記載のパネル型映像表示装置において、上記パネル型映像表示装置は、入力された映像信号から上記画面の画素数に合致するようにスケーリング処理を行うとともに、スクロールする映像信号を生成するスケーラを備え、上記映像情報取得手段は上記スケーリング処理が施される前の映像信号の情報を取得する構成としてある。
さらに、請求項6にかかる発明は、上記請求項2〜請求項5のいずれかに記載のパネル型映像表示装置において、上記操作入力受付手段は、上記静止状態判断手段にて上記画面上の映像が変化していないと判断されたとき映像をスクロールさせるか否かを、予め切り替えて設定する操作入力を受け付ける構成としてある。
さらに、請求項7にかかる発明は、上記請求項2〜請求項6のいずれかに記載のパネル型映像表示装置において、上記静止状態判断手段にて画面上の映像が変化していないと判断されると、映像を上方向にスクロールさせるとともに画面下端から再びスクロールして表示され、一画面分の映像の上端と下端との間にOSDにてスクロール中である旨を表示する構成としてある。
以上説明したように本発明によれば、静止画若しくは画面の大部分が静止している映像を長時間表示する際に、その映像の静止を検知して、その映像を自動的にスクロールさせる。つまり、画面の焼き付きを防ぐことで、表示性能が局所的に劣化することを防ぐことが可能なパネル型映像表示装置を提供することができる。
また請求項3にかかる発明によれば、ある領域の映像の70%以上が所定時間変化していないとき、その映像を自動的にスクロールさせることにより、画面の焼き付を防ぐことの可能なパネル型映像表示装置を提供することが可能となる。
そして請求項4にかかる発明によれば、映像が変化したか否かを判定する閾値を、ユーザが設定することの可能なパネル型映像表示装置を提供することが可能となる。
さらに請求項5にかかる発明によれば、スケーリング処理の施される前の映像信号から情報を取得するため、スケーラの処理に影響されずに映像信号の情報を判定することが可能なパネル型映像表示装置を提供するとなる。
また請求項6にかかる発明によれば、自動的にスクロールを行わせるか、行わせないかをユーザが選択可能なパネル型映像表示装置を提供することが可能となる。
そして請求項7にかかる発明によれば、焼き付き防止のスクロールと、それ以外の原因によるスクロールとを区別することが可能であるとともに、ユーザが焼き付き防止のスクロールであることを簡単に認識することの可能なパネル型映像表示装置を提供することが出来る。
さらに請求項1のような、より具体的な構成において、上述した請求項2〜請求項7の各発明と同様の作用を奏することはいうまでもない。
そして請求項4にかかる発明によれば、映像が変化したか否かを判定する閾値を、ユーザが設定することの可能なパネル型映像表示装置を提供することが可能となる。
さらに請求項5にかかる発明によれば、スケーリング処理の施される前の映像信号から情報を取得するため、スケーラの処理に影響されずに映像信号の情報を判定することが可能なパネル型映像表示装置を提供するとなる。
また請求項6にかかる発明によれば、自動的にスクロールを行わせるか、行わせないかをユーザが選択可能なパネル型映像表示装置を提供することが可能となる。
そして請求項7にかかる発明によれば、焼き付き防止のスクロールと、それ以外の原因によるスクロールとを区別することが可能であるとともに、ユーザが焼き付き防止のスクロールであることを簡単に認識することの可能なパネル型映像表示装置を提供することが出来る。
さらに請求項1のような、より具体的な構成において、上述した請求項2〜請求項7の各発明と同様の作用を奏することはいうまでもない。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)本実施例にかかるパネル型映像表示装置の概略構成:
(2)焼き付き防止設定を行うマイコンの処理:
(3)まとめ:
(1)本実施例にかかるパネル型映像表示装置の概略構成:
(2)焼き付き防止設定を行うマイコンの処理:
(3)まとめ:
(1)本実施例にかかるパネル型テレビジョンの概略構成:
図1は、本発明にかかるパネル型テレビジョンとして、プラズマテレビジョン100を適用した場合の構成を示すブロック図である。同図において、プラズマテレビジョン100は、概略、チューナ10と映像信号処理部20と画質調整部30とパネル駆動部40とPDP(プラズマディスプレイパネル)モジュール50とマイコン60と操作パネル75とリモコン80aとリモコン受光部80bとSDRAM85とからなる。
図1は、本発明にかかるパネル型テレビジョンとして、プラズマテレビジョン100を適用した場合の構成を示すブロック図である。同図において、プラズマテレビジョン100は、概略、チューナ10と映像信号処理部20と画質調整部30とパネル駆動部40とPDP(プラズマディスプレイパネル)モジュール50とマイコン60と操作パネル75とリモコン80aとリモコン受光部80bとSDRAM85とからなる。
なお、本実施形態ではPDPを使用するプラズマテレビジョンを例に取り上げて説明するが、本発明のパネル型映像表示装置には、PDPを使用する映像表示装置や、液晶パネルから映像を出力する液晶テレビジョン、液晶パネルを使用する映像表示装置等も考えられる。
上記構成においてマイコン60は、プラズマテレビジョン100を構成する各部と電気的に接続しており、同マイコンの構成部品としてのCPU60aが、同じくマイコンの構成部品であるROM60bやRAM60cなどに書き込まれた各プログラムや、情報を書き換え可能なSDRAM85に記憶されたプログラムや情報に従って、RAM60cをワークエリアとして使用しつつプラズマテレビジョン100全体を制御する。
従って、マイコン60は、ユーザによるリモコン80aの操作によりリモコン受光部80bから入力される操作入力や、操作パネル75からのスクロールを行わせるか否かを設定する所定の操作があると、適宜操作内容をSDRAM85に記憶させつつ、この操作に基づいて、所定の機能を実行可能なっている。
同図において、プラズマテレビジョン100は、アンテナ10aからの周波数信号が入力されるチューナ10を備えている。当該チューナはアナログテレビジョン用の公知の回路であり、アンテナ10aから所定の放送方式によるアナログのテレビジョン放送信号(映像信号の一種)が入力されて選択されているチャンネルのテレビジョン放送信号を抽出し、中間周波信号を作成して出力することが可能である。
所定の放送方式にはPAL方式、SECAM方式、NTSC方式等があり、チューナ10は複数の種類の放送方式のTV信号を入力して中間周波信号を生成する回路であってもよい。本回路はいわゆる周波数シンセサイザ方式のチューナを内蔵しており、図示しない高周波増幅回路、局部発振回路、混合回路等を備えている。むろん、電圧シンセサイザ方式等であってもよい。
チューナ10からの出力は、マイコン60に制御された映像信号処理部20に供給される。本実施例において、当該映像信号処理部20は1つのLSIとして実現されているものとするが、むろん個別に実現されていても構わない。映像信号処理部20は、A/D変換部20aとデコ−ダ20bとIP変換部20cとスケ−ラ20dとOSD処理部20eとを備えている。
A/D変換部20aは入力された映像信号をデジタル信号に変換する。デコ−ダ20bは、入力されたデジタル映像信号から、R、G、Bの3原色信号を復調する。さらに、デコ−ダ20bは、映像信号と音声信号との分離も行い、分離された音声信号を図示しない音声信号処理部に出力し、図示しないスピーカに出力させる。
IP変換部20cは、連続するインタ−レ−ス形式の映像信号をプログレッシブ形式の映像信号に変換する。スケ−ラ20dは、入力されたデジタルの映像信号を、PDPモジュール50が有する画面の画素数(横縦比、m:n)に合致するようにスケーリング処理を施し、PDPモジュール50に表示する1画面分の画像データを生成する。そして、このように生成された画像データをPDPモジュール50に出力することにより、PDPモジュール50の画面に画像データに基づく映像表示をさせる。
なお、デコ−ダ20b、IP変換部20cおよびスケ−ラ20dは、それぞれの処理を行う際のワ−クエリアとしてフレ−ムメモリ20fをそれぞれ利用することが可能となっている。
スケーラ20dより出力された映像信号はOSD処理部20eに入力され、OSD処理部20eは、OSD(オンスクリーンディスプレイ)表示のためのOSD信号を生成して映像信号に重畳することにより、映像に所定の静止画像を重ねて表示したり、所定の静止画像を差し替えて表示する等の処理を行うことができる。OSD処理部20eは、マイコン60の制御により、文字情報等のデ−タをマイコン60から入力され、同文字情報等のデ−タに基づいて静止画像を生成することが可能となっている。
スケーラ20dより出力された映像信号はOSD処理部20eに入力され、OSD処理部20eは、OSD(オンスクリーンディスプレイ)表示のためのOSD信号を生成して映像信号に重畳することにより、映像に所定の静止画像を重ねて表示したり、所定の静止画像を差し替えて表示する等の処理を行うことができる。OSD処理部20eは、マイコン60の制御により、文字情報等のデ−タをマイコン60から入力され、同文字情報等のデ−タに基づいて静止画像を生成することが可能となっている。
また、チューナ10は、同期信号を分離して同期信号制御回路70に対して出力する。同期信号制御回路70は、上記同期信号が入力され、発振回路CLKのクロック信号にタイミングを合わせて映像信号処理部20と画質調整部30とに出力して、信号の同期を行わせる。
画質調整部30は、映像信号処理部20より供給されるRGB映像信号に、コントラスト調整、TINT調整、ブライト調整、肌色補正等の色彩調整、白黒伸長調整、遅延調整、水平シャープネス調整、ガンマ補正、ノイズ除去、等の処理を行い、調整処理後のRGB信号を低電圧差動信号インタフェース(LVDS)などを介してPDPモジュール50に画像データを出力する。むろん画質調整を行わずに出力することも可能である。
PDPモジュール50は、図示しない、PDP駆動回路、PDP、バックライトなどを有する。PDP駆動回路は、PDPの各RGBに対応するパネルを駆動する電圧を生成する。バックライトは、図示しないインバータから高電圧の供給を受けて点灯し、PDPを背面から照射する。これにより、PDPモジュール50は上記画像データに基づく画像をPDP上に表示する。
操作パネル75は、プラズマテレビジョン100に取りつけられ、ユーザからの操作入力を受け付ける複数のキーを備え、同複数のキーを操作すると各キーに対応する電圧信号が所定のフォーマットにてマイコン60に送出され、マイコン60は同電圧信号に対応付けられた操作を行う。
リモコン80aは、ユーザからの操作入力を受け付ける複数のキーと、赤外線信号をリモコン受光部80bに向けて送信する赤外線送信回路とを有し、同複数のキーの操作に応じた赤外線信号を所定のフォーマットで送出する。
リモコン受光部80bに所定のフォーマットの赤外線信号が入力されると、当該赤外線信号に対応して生成される電圧信号がマイコン60により検知され、マイコン60はリモコン80aからの操作入力を受け付ける。
以上より、操作パネル75と同操作パネル75から送出される所定のフォーマットの電圧信号を受け付けるマイコン60とが、または、リモコン80aと同リモコン80aから送出された赤外線信号を受光するリモコン受光部80bと同リモコン受光部80bにて生成される電圧信号を受け付けるマイコン60とが、ユーザからの操作入力を受け付ける操作入力受付手段を構成する。
(2)焼き付き防止設定を行うマイコンの処理:
図2に本実施例にかかるプラズマテレビジョン100の画面に表示される画面の一例として、地上デジタル放送などで放映されている音楽番組の表示画面を示した。また、図3は、図2の画面が変化しているか否かを判断する為に同画面上に複数設定される監視領域A〜Fを示した図である。本実施例においては図3のように監視領域をA〜Fまでの6つとし、2行3列に並べて配置してあるが、むろん監視領域は6つ以上であっても、6つ以下であっても構わないし、並べ方も適宜変更可能である。
図2に本実施例にかかるプラズマテレビジョン100の画面に表示される画面の一例として、地上デジタル放送などで放映されている音楽番組の表示画面を示した。また、図3は、図2の画面が変化しているか否かを判断する為に同画面上に複数設定される監視領域A〜Fを示した図である。本実施例においては図3のように監視領域をA〜Fまでの6つとし、2行3列に並べて配置してあるが、むろん監視領域は6つ以上であっても、6つ以下であっても構わないし、並べ方も適宜変更可能である。
そして、図4は、図2の画面が上方向にスクロールしている状態の図である。同図において、図2の画面上端はせりあがって上方に消えていくとともに、再び下からせりあがってくるように表示される。本実施例では上方向にスクロールする設定としたが、むろん、スクロールの方向としては下であってもよいし、左右であってもよいし、斜め方向であっても構わない。
また、図4では、図2の画面上端と下端との間に、“Now Scrolling for Save the Display”などの、画面の焼き付き防止のためにスクロールしている旨をユーザに伝えるOSDが挟み込まれて表示される。むろん、当該OSDは画面の一部に固定されて表示されていてもよいし、図2の画面の一部と同期してスクロールしていても構わない。
図5に、画面上の映像が変化していないとき、映像をスクロールさせて画面の焼き付を防止する、焼き付き防止設定のレベルおよび焼き付き防止設定を実行するか否かを設定する設定画面の一例を示した。同設定画面は、マイコン60が予めROM60bに記憶された情報に基づいてOSD処理部20eにOSD表示させるものとする。ユーザが操作パネル75あるいはリモコン80aにて焼き付き防止設定の設定画面を呼び出す操作を行うと、マイコン60は同操作を検出し、OSD処理部20eに焼き付き防止設定の設定画面を表示させる。
この焼き付き防止設定の設定画面では、“焼き付き防止のレベル設定”などのタイトルとともに、「高」、「中」、「低」、「行わない」などの静止状態の判定レベルを示す選択肢が、現在設定されている選択肢に合わせて表示されるカーソルとともに表示される。この焼き付き防止のレベルを示す情報は、SDRAM85に記憶され、適宜マイコン60により読み出されて利用される。むろん、リモコン80eや操作パネル75に各レベルに対応する専用のキーを設けて、直接焼き付き防止設定のレベルを切り替えることが可能な構成としても構わない。また、選択肢は、焼き付き防止を行うか行わないかの2通りだけでも構わないし、3つ以上としても構わない。
ユーザはリモコンや操作パネルなどを操作し、カーソルを所望のレベルに合わせて決定を表す操作入力を行う。すると、マイコン60が、同操作入力を受け付け、操作入力の行われたレベルに対応する情報を、SDRAM85の所定のアドレスに記憶させて設定画面を終了する。
レベルの設定としては、画面のスクロールを開始させる後述する変化履歴における連続して変化の無かった回数の大小であってもよいし、画面の映像が変化しているか否かを判断する閾値としての所定の割合を変化させるものであってもよいし、両者を組み合わせてもよい。すなわち、スクロールを開始させる変化履歴の回数は、「高」、「中」、「低」の順に多くし、所定の割合の場合は、「高」、「中」、「低」の順に減少させる。
以上より、操作入力の行われたレベルに対応する情報を、SDRAM85の所定のアドレスに記憶させるマイコン60が、上記操作入力受付手段にて受け付けた情報を上記所定割合として設定する所定割合設定手段を構成する。
以下、図6を参照して、プラズマテレビジョン100の画面に表示される映像の変化の有無を判断し、画面をスクロールさせるか否かを判断するマイコン60の処理を説明する。なお、図5には、当該処理をフローチャートで示してある。本フローは、焼き付き防止設定がオンである間は繰り返し行われる。むろん焼き付き防止設定がオフである間は実行されない。
処理を開始すると、まずステップS10で、各監視領域A〜Fの映像に変化があったか否かを示す情報(以下「変化履歴」と呼ぶ)が記憶されるためSDRAM85に確保されている領域を初期化する。これにより、前回終了時にSDRAM85に書き込まれて残っていた変化履歴が消去され、今回の変化履歴にて焼き付き防止設定を実行することが可能となる。変化履歴を示す情報としては、連続して変化が無かった回数をカウントするなどすればよい。
次にステップS12で、各監視領域A〜Fに対応する映像信号の情報を取得する。取得する映像信号の情報はスケーラ20dにてスクロールする映像信号に変換される前の映像信号の情報であり、例えばスケーラに入力される映像信号から取得する。取得した情報は、映像信号の情報を記憶させる為に確保されているSDRAM85の所定の領域に一時的に記憶される。
そして、ステップS14で、ステップS12で映像信号の情報を取得してから所定時間が経過したか否かを判断する。所定時間としては数クロックであってもよいし数フレーム表示される時間であってもよいし、数秒であっても構わない。所定時間が経過したと判断すると、条件成立としてステップS16に進み、所定時間経過していないと判断すると、条件不成立としてステップS14を繰り返す。
ステップS14で条件成立となりステップS16に進むと、ステップ12と同様に、各監視領域A〜Fに対応する映像信号の情報を取得する。取得した情報は、SDRAM85の所定の領域であって、所定時間以前に取得した情報(当該処理が開始された直後であればステップS12で取得した情報。それ以外はステップS14〜S28もしくはステップS14〜S30の繰り返し処理における、一巡前のステップS16にて取得した情報)を記憶させたアドレスとは別のアドレスに一時的に記憶される。
ステップS18では、ステップ18の直前に実行されたステップS16よりも所定時間以前に取得した映像信号の情報と、ステップ18の直前に実行されたステップS16で取得した映像信号の情報とを、監視領域ごとに比較する。
そしてステップS20では、ステップS18で比較された情報が、所定の割合以上一致しているか否かを判断する。所定の割合としては、パーセンテージで定義されるものや、映像信号を表す情報の相違の割合を示すものであればよく、例えば90%や80%や70%など、任意の値を採用可能である。ステップS20で所定の割合以上一致していると判断されると条件不成立としてステップS22に進み、ステップS20で所定の割合以上一致していないと判断されると条件成立としてステップS24に進む。
そしてステップS20では、ステップS18で比較された情報が、所定の割合以上一致しているか否かを判断する。所定の割合としては、パーセンテージで定義されるものや、映像信号を表す情報の相違の割合を示すものであればよく、例えば90%や80%や70%など、任意の値を採用可能である。ステップS20で所定の割合以上一致していると判断されると条件不成立としてステップS22に進み、ステップS20で所定の割合以上一致していないと判断されると条件成立としてステップS24に進む。
ここで、画面をスクロールさせるか否かの判定について説明する。
変化履歴は、各エリア毎に作成されてSDRAM85に記憶され、各エリア毎に変化無し状態が所定回数以上続いているか否かが判断される。所定回数以上変化無し状態が続くと、マイコン60は、画面がスクロールするような映像信号を作成させる制御信号をスケーラ20dに出力する。そしていずれのエリアにも変化無し状態が所定回数以上続いていないときのみ、上記制御信号の出力を停止する。
変化履歴は、各エリア毎に作成されてSDRAM85に記憶され、各エリア毎に変化無し状態が所定回数以上続いているか否かが判断される。所定回数以上変化無し状態が続くと、マイコン60は、画面がスクロールするような映像信号を作成させる制御信号をスケーラ20dに出力する。そしていずれのエリアにも変化無し状態が所定回数以上続いていないときのみ、上記制御信号の出力を停止する。
図7を参照して、変化履歴がどのように作成され、画面をスクロールするか否かが判断されるのかをより詳細に説明する。図7では、映像信号を表す情報の代わりに、ひらがなの「あ」「い」「う」「え」「お」を使用して説明してある。この場合変化率ではなく、「あ」と「い」のようにまったく異なる場合に変化したものと判断することにしてあるが、むろん、実際には変化率にて判断する。また、右にいくほど時間が進むものとする。また図7では所定回数を5回としてあるが、所定回数としては任意の回数を採用可能である。
同図において、まず、時間t1〜t5で、領域Aにおいて「あ」が5回続いているため、t6から所定回数以上変化が無かったものとして画面のスクロールが開始される。そして、t10で異なる映像信号「い」となるため領域Aだけであればスクロールは停止される。しかし、領域Bと領域Eにおいてはt3〜t7まで、領域Fではt4〜t8まで同じ映像「あ」となっている。従って領域Aと領域Bと領域Eと領域Fの変化無しが所定回数以上となった時間の論理和となる、t5〜t13の間画面がスクロールされ、t7でスクロールが停止される。次に領域Dがt11〜t15で、領域Eがt12〜t16で、領域Fがt13〜t17で、それぞれ5回連続変化が無く、従ってt15〜t19の間画面がスクロールされる。
図6のフローチャートにおける処理の説明に戻る。
ステップS20で条件不成立となり、ステップS22に進むと、SDRAM85の各監視領域A〜Fに対応するアドレスの変化履歴を初期化する。つまり、図7で説明したように所定回数変化無し状態が連続する場合のみを検出すればよいので、前回の映像信号の情報と今回の映像信号の情報とが異なれば、また新たに変化無し状態をカウントしなおす。しかる後に所定時間以前に取得された映像信号の情報を上記SDRAMより消去する。
ステップS20で条件不成立となり、ステップS22に進むと、SDRAM85の各監視領域A〜Fに対応するアドレスの変化履歴を初期化する。つまり、図7で説明したように所定回数変化無し状態が連続する場合のみを検出すればよいので、前回の映像信号の情報と今回の映像信号の情報とが異なれば、また新たに変化無し状態をカウントしなおす。しかる後に所定時間以前に取得された映像信号の情報を上記SDRAMより消去する。
一方、ステップS20で条件成立となり、ステップS24に進むと、SDRAM85の各監視領域A〜Fに対応するアドレスの変化履歴をインクリメントしてステップS26に進む。例えば変化履歴が2(前々回と前回とが変化無し)であったとすると、3を対応するアドレスに書き込む。各監視領域は、それぞれに変化履歴が初期化されたりインクリメントされたりする。しかる後に所定時間以前に取得された映像信号の情報を上記SDRAMより消去する。
そして、ステップS22またはステップS24が終了してステップS26に進むと、監視領域A〜Fのいずれかの変化履歴が、所定回数以上映像が変化しているか否かを判断する。すなわち、監視領域A〜Fのいずれかの変化履歴が、所定回数としての5を超えているか否かが判断される。
監視領域A〜Fのいずれか1つでも5を超えているとき、すなわち、いずれか1つ以上の監視領域で連続して所定回数以上映像が変化していないときは、条件成立としてステップS28に進む。一方、監視領域A〜Fのいずれも5を超えていないとき、すなわちいずれも連続して所定回数以上映像が変化しているときは、条件不成立としてステップS30に進む。
ステップS28では、現在映像をスクロールさせているときは、スクロールを継続させ、現在画面がスクロールされていないときは、スクロールを開始させる。すなわち、スケーラ20dの出力する一画面分の映像信号における出力開始位置を、単位時間当たり所定走査線分下へずらすことにより、映像が上方向にスクロールするとともに画面下端から再びスクロールして表示される映像信号を出力させるとともに、OSD処理部20eに上記一画面分の映像信号における映像の上端と下端との間にスクロール中である旨のOSDを挿入させる。
また、ステップS30では、現在映像をスクロールさせているときはスクロールを停止させ、現在スクロールさせていないときは、そのままスクロールさせないままとする。すなわち、スケーラ20dに上記テレビジョン放送信号の本来のレイアウトにて映像信号を出力させる。
ステップS28またはステップS30が終了すると、ステップS14に戻り、ステップS14〜S28またはステップS14〜S30の処理を繰り返す。
ステップS28またはステップS30が終了すると、ステップS14に戻り、ステップS14〜S28またはステップS14〜S30の処理を繰り返す。
以下、上記構成からなる本実施形態の動作を説明する。
プラズマテレビジョン100の電源がオンとなると、マイコン60は、焼き付き防止設定のレベルを表す情報を、SDRAM85の所定のアドレスから取得する。焼き付き防止設定がオフであるときは、入力される映像ソースをそのまま画面に映像として表示する。一方焼き付き防止設定が「高」、「中」、「低」のいずれかであれば、図6のフローチャートに従って、プラズマテレビジョン100の画面が変化しているか否かを監視する。
プラズマテレビジョン100の電源がオンとなると、マイコン60は、焼き付き防止設定のレベルを表す情報を、SDRAM85の所定のアドレスから取得する。焼き付き防止設定がオフであるときは、入力される映像ソースをそのまま画面に映像として表示する。一方焼き付き防止設定が「高」、「中」、「低」のいずれかであれば、図6のフローチャートに従って、プラズマテレビジョン100の画面が変化しているか否かを監視する。
電源がオンとなり焼き付き防止設定がオンであるとき、マイコン60は、SDRAM85の所定の領域を初期化し(ステップS10)、スケーラ20dでスケーリング処理の施される前の映像信号から、各監視領域に表示される映像信号の情報を取得してSDRAM85の所定の領域に記憶される(ステップS12)。そして、映像信号の情報を取得してから所定時間後に再び映像信号の情報を取得し、監視領域毎に所定時間以前に取得した映像信号情報と比較する(ステップS14〜S18)。
ステップS16で取得した映像信号の情報と、所定時間以前に取得された映像信号の情報とが、所定割合以上一致しないとSDRAM85の所定のアドレスの変更履歴を初期化する(ステップS20、S22)。一方、ステップS16で取得した映像信号の情報と、所定時間以前に取得された映像信号の情報とが、所定割合以上一致したときはSDRAM85の所定のアドレスの変更履歴をインクリメントする(ステップS20、24)。
つまり、監視領域Aで映像が所定割合以上変化し、監視領域Bで映像が所定割合以上変化していないと、監視領域Aの変化履歴は初期化され(ステップS20、S22)、監視領域Bの変更履歴は初期化されずにインクリメントされる(ステップS20、S24)。
そして、監視領域A〜Fのいずれかにおいて、変化履歴が5以上であると静止状態であると判断されると(ステップS26)、スケーラ20dにて映像信号にスケーリング処理が施されたスクロール映像が生成・出力されるとともに、OSD処理部20eでOSDが映像の上端と下端との間に挿入するように重畳されて出力されるため、画面では上方に映像がスクロールして映像の下端と画面の下端から再びスクロールして表示される映像の上端との間に“Now Scrolling for Save the Display”のOSD信号が挟まれて表示される(ステップS28)。ステップS28が実行された時、すでに画面がスクロール中である場合は、そのままスクロールを継続する。
一方、監視領域A〜Fのいずれも変化履歴が5よりも少ないときは、画面は静止していないと判断され(ステップS26)、スケーラ20dにてスケーリング処理のみの施された映像信号が生成・出力され、OSD処理部20eではOSDを重畳せずに出力されるため、画面には映像ソースが本来のレイアウトで表示される。もし、ステップS30が実行された時、画面がスクロールしているときは、瞬間的に画面が映像ソース本来のレイアウトに戻る。むろん、画面がゆっくり本来のレイアウトに戻るようしても構わない。
以上より、ステップS12〜S14の処理を行うマイコン60が、本実施例における上記監視領域に表示される映像信号の情報を所定時間ごとに取得する映像情報取得手段を構成する。また、ステップS18〜S26の処理を行うマイコン60が、本実施例における上記映像信号の情報を同映像信号の情報よりも所定時間以前に取得された映像信号の情報と上記監視領域ごとに比較し、所定割合以上一致しているときに上記画面の映像が変化してないと判断する静止状態判断手段を構成する。
(3)まとめ:
つまり、監視領域A〜Fに表示される映像信号の情報をスケーリング処理が施される前の映像信号から所定時間ごとに取得し、所定時間以前に取得された映像信号の情報とを監視領域ごとに比較し、70%以上一致しているときに映像が変化してないと判断する。そして、監視領域のうち、いずれか1つ以上で連続して所定回数以上映像が変化していないと、映像を上方向にスクロールさせて表示させるとともに、OSDにてスクロール中である旨を表示させ、監視領域のうち、いずれも連続して所定回数以上映像が変化していないと、映像信号本来のレイアウトにて表示させる。
つまり、監視領域A〜Fに表示される映像信号の情報をスケーリング処理が施される前の映像信号から所定時間ごとに取得し、所定時間以前に取得された映像信号の情報とを監視領域ごとに比較し、70%以上一致しているときに映像が変化してないと判断する。そして、監視領域のうち、いずれか1つ以上で連続して所定回数以上映像が変化していないと、映像を上方向にスクロールさせて表示させるとともに、OSDにてスクロール中である旨を表示させ、監視領域のうち、いずれも連続して所定回数以上映像が変化していないと、映像信号本来のレイアウトにて表示させる。
以上説明したように、本実施例に対応する請求項2にかかるパネル型映像表示装置では、入力される映像信号に基づき所定の画面に映像を表示するパネル型映像表示装置において、上記画面上に複数設定される監視領域と、上記監視領域に表示される映像信号の情報を所定時間ごとに取得する映像情報取得手段と、上記映像信号の情報を記憶可能な記憶媒体と、上記映像信号の情報を同映像信号の情報よりも所定時間以前に取得された映像信号の情報と上記監視領域ごとに比較し、所定割合以上一致しているときに上記画面の映像が変化してないと判断する静止状態判断手段とを備え、上記静止状態判断手段は、複数の監視領域のうちいずれか1つ以上において映像が変化していないと判断すると、映像をスクロールさせて表示させるとともに、OSDにてスクロール中である旨を表示する構成としてある。
つまり、上記監視領域は上記画面上に複数設定され、上記映像情報取得手段が上記監視領域に表示される映像信号に対応する情報を所定時間ごとに取得して、上記記憶媒体に記憶させ、上記静止状態判断手段が上記監視領域ごとに上記映像信号の情報を同映像信号の情報よりも所定時間以前に取得された映像信号の情報と比較し、所定割合以上一致しているときに上記画面の映像が変化してないと判断する。
上記記憶媒体には、EEPROM、バッテリによりバックアップされたRAM、ハードディスク等の磁気記憶媒体、等を用いることができる。
上記記憶媒体には、EEPROM、バッテリによりバックアップされたRAM、ハードディスク等の磁気記憶媒体、等を用いることができる。
上記のように構成した請求項2に記載の発明においては、静止画若しくは画面の大部分が静止している映像を長時間表示する際に、その映像の静止を検知して、その映像を自動的にスクロールさせる。つまり、画面の焼き付きを防ぐことで、表示性能が局所的に劣化することを防ぐことが可能なパネル型映像表示装置を提供することができる。
そして、請求項3にかかる発明では、上記請求項2に記載のパネル型映像表示装置において、上記静止状態判断手段は、上記映像信号の情報と上記所定時間以前に取得された映像信号の情報とが70%以上一致しているときに映像が変化してないと判断する構成としてある。
上記のように構成した請求項3に記載の発明においては、ある領域の映像の70%以上が所定時間変化していないとき、その映像を自動的にスクロールさせることにより、画面の焼き付を防ぐことの可能なパネル型映像表示装置を提供することが可能となる。
上記のように構成した請求項3に記載の発明においては、ある領域の映像の70%以上が所定時間変化していないとき、その映像を自動的にスクロールさせることにより、画面の焼き付を防ぐことの可能なパネル型映像表示装置を提供することが可能となる。
さらに、請求項4にかかる発明では、上記請求項2に記載のパネル型映像表示装置において、ユーザからの操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、上記操作入力受付手段にて受け付けた情報を上記所定割合として設定する所定割合設定手段と、を備える構成としてある。
上記のように構成した請求項4にかかる発明において、上記所定割合設定手段は上記操作入力受付手段にて受け付けた情報を上記所定割合として設定する。設定先としては、上記記憶媒体の所定のアドレスなどである。
上記のように構成した請求項4に記載の発明においては、映像が変化したか否かを判定する閾値を、ユーザが設定することの可能なパネル型映像表示装置を提供することが可能となる。
上記のように構成した請求項4にかかる発明において、上記所定割合設定手段は上記操作入力受付手段にて受け付けた情報を上記所定割合として設定する。設定先としては、上記記憶媒体の所定のアドレスなどである。
上記のように構成した請求項4に記載の発明においては、映像が変化したか否かを判定する閾値を、ユーザが設定することの可能なパネル型映像表示装置を提供することが可能となる。
また、請求項5にかかる発明では、上記請求項2〜請求項4のいずれかに記載のパネル型映像表示装置において、上記パネル型映像表示装置は、入力された映像信号から上記画面の画素数に合致するようにスケーリング処理を行うとともに、スクロールする映像信号を生成するスケーラを備え、上記映像情報取得手段は上記スケーリング処理が施される前の映像信号の情報を取得する構成としてある。
上記のように構成した請求項5に記載の発明においては、スケーリング処理の施される前の映像信号から情報を取得するため、スケーラの処理に影響されずに映像信号の情報を判定することが可能なパネル型映像表示装置を提供するとなる。
上記のように構成した請求項5に記載の発明においては、スケーリング処理の施される前の映像信号から情報を取得するため、スケーラの処理に影響されずに映像信号の情報を判定することが可能なパネル型映像表示装置を提供するとなる。
そして、請求項6にかかる発明では、上記請求項2〜請求項5のいずれかに記載のパネル型映像表示装置において、上記操作入力受付手段は、上記静止状態判断手段にて上記画面上の映像が変化していないと判断されたとき映像をスクロールさせるか否かを、予め切り替えて設定する操作入力を受け付ける構成としてある。
上記のように構成した請求項6に記載の発明においては、自動的にスクロールを行わせるか、行わせないかをユーザが選択可能なパネル型映像表示装置を提供することが可能となる。
また、請求項7にかかる発明では、上記請求項2〜請求項6のいずれかに記載のパネル型映像表示装置において、上記静止状態判断手段にて画面上の映像が変化していないと判断されると、映像を上方向にスクロールさせるとともに画面下端から再びスクロールして表示され、一画面分の映像の上端と下端との間にOSDにてスクロール中である旨を表示する構成としてある。
上記のように構成した請求項7に記載の発明においては、焼き付き防止のスクロールと、それ以外の原因によるスクロールとを区別することが可能であるとともに、ユーザが焼き付き防止のスクロールであることを簡単に認識することの可能なパネル型映像表示装置を提供することが出来る。
以上の構成を踏まえた上で、請求項1の発明は、映像を画面に表示するプラズマディスプレイパネルと、アンテナで受信されるテレビジョン放送信号から選択されているチャンネルのテレビジョン放送信号を抽出して出力するチューナと、上記チューナが出力したテレビジョン放送信号に基づき、映像を上記画面の画素数に合致するようにスケーリング処理を施した映像信号を出力するスケーラと、上記画面にOSD表示するためのOSD信号を生成して上記映像信号に重畳するOSD処理部と、を有する映像信号処理部と、情報を書き換え可能なSDRAMと、ユーザからの操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、上記操作入力受付手段から操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に対応するOSD信号を上記OSD処理部に生成させて上記映像信号に重畳させるマイコンとを備えるプラズマテレビジョンにおいて、上記マイコンは、上記画面上の映像が変化していないとき映像をスクロールさせるか否かを、予め切り替えて設定する操作入力を上記操作入力受付手段にて受け付けるとともに、同操作入力に対応する情報を上記SDRAMの所定のアドレスに記憶させ上記SDRAMの所定のアドレスに記憶された情報が、上記画面上の映像が変化していないとき映像をスクロールさせるとの情報であるときは、上記画面上に複数の監視領域を設定し、上記監視領域に表示される映像信号の情報を、上記スケーリング処理が施される前の映像信号から、各監視領域毎に所定時間おきに取得し、各監視領域毎に確保された上記SDRAM上の所定の領域に、上記映像信号の情報を記憶させ、上記映像信号の情報と同映像信号の情報よりも所定時間以前に取得された映像信号の情報とを上記監視領域ごとに比較し、70%以上一致しているときは映像が変化してないとして、各監視領域に対応する上記SDRAMの所定のアドレスに記憶された連続して映像が変化していない回数をインクリメントし、しかる後に所定時間以前に取得された映像信号の情報を上記SDRAMより消去し、その一方で、70%以上一致していないときは映像が変化しているとして、各監視領域に対応する上記SDRAMの所定のアドレスに記憶された連続して映像が変化していない回数を初期化し、しかる後に所定時間以前に取得された映像信号の情報を上記SDRAMより消去し、上記複数の監視領域のうち、いずれか1つ以上の監視領域で連続して所定回数以上映像が変化しているか否かを判断し、いずれか1つ以上の監視領域で連続して所定回数以上映像が変化していないときは、上記スケーラの出力する一画面分の映像信号における出力開始位置を、単位時間当たり所定走査線分下へずらすことにより、映像が上方向にスクロールするとともに画面下端から再びスクロールして表示される映像信号を出力させるとともに、上記OSD処理部に上記一画面分の映像信号における映像の上端と下端との間にスクロール中である旨のOSDを挿入させ、いずれも連続して所定回数以上映像が変化しているときは、上記スケーラに上記テレビジョン放送信号の本来のレイアウトにて映像信号を出力させる構成としてある。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
10…チューナ
10a…アンテナ
20…映像処理部
20a…A/D変換部
20b…デコーダ
20c…IP変換部
20d…スケーラ
20e…OSD処理部
20f…フレームメモリ
30…画質調整部
50…PDPモジュール
60…マイコン
60a…CPU
60b…ROM
60c…RAM
70…同期信号制御回路
100…液晶テレビジョン
CLK…発振回路
75…操作パネル
80a…リモコン
80b…リモコン受光部
85…SDRAM
A〜F…監視領域
10a…アンテナ
20…映像処理部
20a…A/D変換部
20b…デコーダ
20c…IP変換部
20d…スケーラ
20e…OSD処理部
20f…フレームメモリ
30…画質調整部
50…PDPモジュール
60…マイコン
60a…CPU
60b…ROM
60c…RAM
70…同期信号制御回路
100…液晶テレビジョン
CLK…発振回路
75…操作パネル
80a…リモコン
80b…リモコン受光部
85…SDRAM
A〜F…監視領域
Claims (7)
- 映像を画面に表示するプラズマディスプレイパネルと、
アンテナで受信されるテレビジョン放送信号から選択されているチャンネルのテレビジョン放送信号を抽出して出力するチューナと、
上記チューナが出力したテレビジョン放送信号に基づき、映像を上記画面の画素数に合致するようにスケーリング処理を施した映像信号を出力するスケーラと、上記画面にOSD表示するためのOSD信号を生成して上記映像信号に重畳するOSD処理部と、を有する映像信号処理部と、
情報を書き換え可能なSDRAMと、
ユーザからの操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、
上記操作入力受付手段から操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に対応するOSD信号を上記OSD処理部に生成させて上記映像信号に重畳させるマイコンと
を備えるプラズマテレビジョンにおいて、
上記マイコンは、
上記画面上の映像が変化していないとき映像をスクロールさせるか否かを、予め切り替えて設定する操作入力を上記操作入力受付手段にて受け付けるとともに、同操作入力に対応する情報を上記SDRAMの所定のアドレスに記憶させ
上記SDRAMの所定のアドレスに記憶された情報が、上記画面上の映像が変化していないとき映像をスクロールさせるとの情報であるときは、上記画面上に複数の監視領域を設定し、
上記監視領域に表示される映像信号の情報を、上記スケーリング処理が施される前の映像信号から、各監視領域毎に所定時間おきに取得し、
各監視領域毎に確保された上記SDRAM上の所定の領域に、上記映像信号の情報を記憶させ、
上記映像信号の情報と同映像信号の情報よりも所定時間以前に取得された映像信号の情報とを上記監視領域ごとに比較し、
70%以上一致しているときは映像が変化してないとして、各監視領域に対応する上記SDRAMの所定のアドレスに記憶された連続して映像が変化していない回数をインクリメントし、しかる後に所定時間以前に取得された映像信号の情報を上記SDRAMより消去し、その一方で、70%以上一致していないときは映像が変化しているとして、各監視領域に対応する上記SDRAMの所定のアドレスに記憶された連続して映像が変化していない回数を初期化し、しかる後に所定時間以前に取得された映像信号の情報を上記SDRAMより消去し、
上記複数の監視領域のうち、いずれか1つ以上の監視領域で連続して所定回数以上映像が変化しているか否かを判断し、
いずれか1つ以上の監視領域で連続して所定回数以上映像が変化していないときは、上記スケーラの出力する一画面分の映像信号における出力開始位置を、単位時間当たり所定走査線分下へずらすことにより、映像が上方向にスクロールするとともに画面下端から再びスクロールして表示される映像信号を出力させるとともに、上記OSD処理部に上記一画面分の映像信号における映像の上端と下端との間にスクロール中である旨のOSDを挿入させ、
いずれも連続して所定回数以上映像が変化しているときは、上記スケーラに上記テレビジョン放送信号の本来のレイアウトにて映像信号を出力させる
ことを特徴とするプラズマテレビジョン。 - 入力される映像信号に基づき所定の画面に映像を表示するパネル型映像表示装置において、
上記画面上に複数設定される監視領域と、
上記監視領域に表示される映像信号の情報を所定時間ごとに取得する映像情報取得手段と、
上記映像信号の情報を記憶可能な記憶媒体と、
上記映像信号の情報を同映像信号の情報よりも所定時間以前に取得された映像信号の情報と上記監視領域ごとに比較し、所定割合以上一致しているときに上記画面の映像が変化してないと判断する静止状態判断手段と
を備え、
上記静止状態判断手段は、
複数の監視領域のうちいずれか1つ以上において映像が変化していないと判断すると、映像をスクロールさせて表示させるとともに、OSDにてスクロール中である旨を表示する
ことを特徴とするパネル型映像表示装置。 - 上記静止状態判断手段は、
上記映像信号の情報と上記所定時間以前に取得された映像信号の情報とが70%以上一致しているときに映像が変化してないと判断する
ことを特徴とする上記請求項2に記載のパネル型映像表示装置。 - ユーザからの操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、
上記操作入力受付手段にて受け付けた情報を上記所定割合として設定する所定割合設定手段と、
を備えることを特徴とする上記請求項2に記載のパネル型映像表示装置。 - 上記パネル型映像表示装置は、
入力された映像信号から上記画面の画素数に合致するようにスケーリング処理を行うとともに、スクロールする映像信号を生成するスケーラを備え、
上記映像情報取得手段は上記スケーリング処理が施される前の映像信号の情報を取得する
ことを特徴とする上記請求項2〜請求項4のいずれかに記載のパネル型映像表示装置。 - 上記操作入力受付手段は、
上記静止状態判断手段にて上記画面上の映像が変化していないと判断されたとき映像をスクロールさせるか否かを、予め切り替えて設定する操作入力を受け付ける
ことを特徴とする上記請求項2〜請求項5のいずれかに記載のパネル型映像表示装置。 - 上記静止状態判断手段にて画面上の映像が変化していないと判断されると、
映像を上方向にスクロールさせるとともに画面下端から再びスクロールして表示され、一画面分の映像の上端と下端との間にOSDにてスクロール中である旨を表示する
ことを特徴とする上記請求項2〜請求項6のいずれかに記載のパネル型映像表示装置。
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