JP4475019B2 - 画像処理装置及び画像表示装置 - Google Patents
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本発明は、テレビジョン信号等の映像信号を処理する画像処理装置、及び、テレビジョン信号等の映像信号を表示する画像表示装置に関し、特に、ワイドアスペクト比のプラズマディスプレイパネルに映像信号を表示させるのに適したものに関する。
今日、衛星デジタルテレビジョン放送の普及や地上波デジタルテレビジョン放送の開始に対応して、ワイドアスペクト比(アスペクト比16:9)のテレビジョンディスプレイが普及しつつある。
デジタルテレビジョン放送でも、アスペクト比4:3の素材(例えば、古い映像資料や、海外の放送局の番組や、地上波アナログテレビジョン放送用に製作されたコマーシャル等)を放送する場合がある。その場合には、放送局側で、素材の左右にサイドパネルを付加して16:9のテレビジョン信号にアップコンバートしている。このサイドパネルを付加されたデジタルテレビジョン信号を、ワイドアスペクト比のテレビジョンディスプレイで表示するときには、図6に示すように、アスペクト比4:3の素材(ここでは人物の画像)が表示される画面Pの左右の部分に、サイドパネルSが一定の明るさ(例えば黒)で表示される。
ワイドアスペクト比のテレビジョンディスプレイとしては、液晶ディスプレイと並んでPDP(プラズマディスプレイパネル)が主流になっているが、PDPでは、長時間同じ輝度で表示を続けると、画像が焼き付く(表示が切り替わった後も残像として残る)ことがある。
そこで、ワイドアスペクト比のPDPでは、サイドパネルを付加された映像信号を表示するときに、画面の左右の部分にこの焼き付きが生じないようにすることが望まれる。
従来、PDPにおいて焼き付きを防止する方法としては、例えば、1フィールド内の各画素に対応する映像信号の平均レベルを算出し、映像信号が表示されない部分を、この算出した平均レベルに対応する輝度で発光させることにより、映像信号が表示されない部分の輝度を変化させるという方法が提案されていた(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−222125号公報(段落番号0012、図1)。
しかし、サイドパネルを付加された映像信号の場合には、サイドパネルの部分を含めた全体が映像信号であり、映像信号が表示されない部分は存在しない。そのため、この従来の方法では、サイドパネルの部分を含めた平均レベルが算出されるが、その平均レベルに対応する輝度で発光させるべき部分が存在しないことになってしまう。したがって、サイドパネルを付加された映像信号を表示するときに、画面の左右の部分の焼き付きを防止することはできない。
本発明は、上述の点に鑑み、サイドパネルを付加された映像信号をワイドアスペクト比のPDPに表示するときに、画面の左右の部分の焼き付きを防止することを課題としてなされたものである。
この課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、入力映像信号のうちの画面の左右の部分に相当する画像データのレベルに基づき、この入力映像信号が、サイドパネルを付加された映像信号であるか否かを検出するサイドパネル検出手段と、このサイドパネル検出手段によってサイドパネルを付加された映像信号であると検出された場合に、この入力映像信号からこのサイドパネルの部分を除いた信号を、ワイドアスペクト比のディスプレイの画面全体に表示されるように水平方向に拡張させる水平拡張手段とを備えたことを特徴とする。
この画像処理装置では、入力映像信号のうちの画面の左右の部分に相当する画像データのレベルに基づき、入力映像信号にサイドパネルが付加されているか否かが検出される。
そして、サイドパネルを付加されている場合には、入力映像信号からサイドパネルの部分を除いた信号(すなわち本来の素材)が、ワイドアスペクト比のディスプレイの画面全体に表示されるように水平方向に拡張される。
したがって、この画像処理装置で処理された映像信号を、ワイドアスペクト比のPDPに表示すると、サイドパネルは表示されず、本来の素材が画面全体に表示されるようになる。
これにより、サイドパネルを付加された映像信号をワイドアスペクト比のPDPに表示するときに、画面の左右の部分の焼き付きを防止することができる。
なお、この画像処理装置において、一例として、サイドパネル検出手段は、入力映像信号の複数の水平ラインについて、画面の左右の部分に相当する画像データのレベルが所定の閾値以下であるか否かを判別する判別手段を有し、これらの複数の水平ラインのうちの一定の割合以上の水平ラインについてこの判別手段により閾値以上であると判別されたことに基づき、サイドパネルを付加された映像信号であると検出するように構成するとよい。
また、この画像処理装置において、一例として、入力したアスペクト比16:9のデジタルテレビジョン信号に、有効な映像部分の画素サイズを示す情報が付加されているか否かを検出する情報検出手段をさらに備え、この情報検出手段による検出を、サイドパネル検出手段による検出よりも優先して行い、この情報検出手段で検出された情報が示す画素サイズが、このデジタルテレビジョン信号の画素サイズと異なる場合に、このデジタルテレビジョン信号からこの有効な映像部分以外の部分(すなわちサイドパネルの部分)を除いた信号を、ワイドアスペクト比のディスプレイの画面全体に表示されるように水平方向に拡張させることが好適である。
デジタルテレビジョン放送においては、デジタルテレビジョン信号中に、有効な映像部分(本来の素材)の画素サイズを示す情報を付加することがある。そこで、この情報が付加されているか否かの検出を、サイドパネル検出手段による検出よりも優先して行うことにより、一層簡単にサイドパネルの有無を検出して、ワイドアスペクト比のPDPの画面の左右の部分の焼き付きを防止することができる。
次に、本発明に係る画像表示装置は、ワイドアスペクト比のディスプレイを有する画像表示装置において、入力映像信号のうちの画面の左右の部分に相当する画像データのレベルに基づき、この入力映像信号が、サイドパネルを付加された映像信号であるか否かを検出するサイドパネル検出手段と、このサイドパネル検出手段によってサイドパネルを付加された映像信号であると検出された場合に、この入力映像信号からこのサイドパネルの部分を除いた信号を、このディスプレイの画面全体に表示されるように水平方向に拡張させる水平拡張手段とを備えたことを特徴とする。
この画像表示装置では、入力映像信号のうちの画面の左右の部分に相当する画像データのレベルに基づき、入力映像信号にサイドパネルが付加されているか否かが検出される。
そして、サイドパネルを付加されている場合には、入力映像信号からサイドパネルの部分を除いた信号(すなわち本来の素材)が、ワイドアスペクト比のディスプレイの画面全体に表示されるように水平方向に拡張される。
したがって、このワイドアスペクト比のディスプレイには、サイドパネルは表示されず、本来の素材が画面全体に表示されるようになる。
これにより、ワイドアスペクト比のPDPを有する画像表示装置において、サイドパネルを付加された映像信号を表示するときに、PDPの画面の左右の部分の焼き付きを防止することができる。
本発明によれば、サイドパネルを付加された映像信号を、ワイドアスペクト比のPDPに表示するときに、画面の左右の部分の焼き付きを防止できるという効果が得られる。
また、デジタルテレビジョン信号中に有効な映像部分(本来の素材)の画素サイズを示す情報が付加されているか否かの検出を優先して行うことにより、一層簡単にサイドパネルの有無を検出して、ワイドアスペクト比のPDPの画面の左右の部分の焼き付きを防止できるという効果も得られる。
以下、本発明を、ワイドアスペクト比のPDPを有するテレビジョン受像機に適用した例について、図面を用いて具体的に説明する。
図1は、本発明を適用したテレビジョン受像機の回路構成を示すブロック図である。BSデジタルチューナー1,CSデジタルチューナー2,地上波デジタルチューナー3でそれぞれ周波数選択,復調,パケット分離,デコード等の処理を施されたデジタル映像信号のうち、いずれか1つのチューナーからのデジタル映像信号が、スイッチ4で選択されて、画質制御回路5に送られる。
画質制御回路5では、デジタル映像信号に対し、高画質化のための信号処理(例えば、インターレース信号のプログレッシブ変換等)が施される。画質制御回路5で信号を処理を施されたデジタル映像信号は、フレームメモリ6に一時的に記憶された後、スケーラー7に送られる。スケーラー7は、デジタル映像信号の画素サイズを、補間や間引き等によって拡張・縮小するための回路である。
スケーラー7から出力したデジタル映像信号は、画像表示回路8に送られる。画像表示回路8は、このデジタル映像信号に応じてワイドアスペクト比(アスペクト比16:9)のPDP9を駆動することにより、PDP9に画像を表示させる。
画質制御CPU11は、画質制御回路5,フレームメモリ6及びスケーラー7を制御するCPUである。パネルCPU12は、画像表示回路8及びPDP9を制御するCPUである。
システムCPU10は、図示しないリモートコントローラの操作や、 チューナー1〜3でパケット分離されたデータ(映像・音声以外の情報)に基づき、チューナー1〜3及びスイッチ4を制御したり、画質制御CPU11やパネルCPU12を介して画質制御回路5〜PDP9を制御するCPUである。
図2は、システムCPU10が、PDP9の焼き付きの防止のために実行する処理を示すフローチャートである。この処理では、最初に、PDP9に表示させる放送チャンネルのデジタルテレビジョン信号からパケット分離されたデータ(リモートコントローラの操作により、チューナー1〜3のうち、スイッチ4で選択されているチューナでパケット分離されたデータ)中に、有効な映像部分(本来の素材)の水平方向,垂直方向の画素サイズを示す情報が付加されているか否かを判断する(ステップS1)。なお、ここでは、この情報が示す水平方向,垂直方向の画素サイズをC,Dと表記するとともに、デジタルテレビジョン信号の水平方向,垂直方向の画素サイズをA,Bと表記することにする。
ステップS1でイエスであれば、この付加されている情報が示す水平方向,垂直方向の画素サイズC,Dが、そのデジタルテレビジョン信号の水平方向,垂直方向の画素サイズA,Bとそれぞれ同じであるか否かを判断する(ステップS2)。
イエスであれば、スケーラー7で画素サイズを変更させることなく、そのデジタルテレビジョン信号のアスペクト比のままでPDP9に表示を行わせる(ステップS3)。そして処理を終了する。
他方ノーであれば、スケーラー7で、この有効な映像部分の信号を、PDP9画面全体に表示されるように水平方向に拡張して(例えば、均等に拡張するか、または画面の中央部分を拡張せずに周辺部分のみを拡張して)、PDP9に表示を行わせる(ステップS4)。そして処理を終了する。
ステップS1でノーであった場合には、「サイドパネル検出処理」(ステップS5)を実行する。図3は、この「サイドパネル検出処理」の一例を示すフローチャートである。
この処理では、最初に、変数Iの値を1に設定するとともに,変数Cntの値を0に設定する(ステップS11)。続いて、フレームメモリ6に記憶されている1フレーム分のデジタル映像信号のうち、図4に示すように、画面Pを垂直方向にN分割(例えば数個〜十数個に分割)したときに上からI番目のブロック内に位置する或る1水平ラインLについて、画面の左端,右端の画素の画像データのレベルをそれぞれ求める(ステップS12)。そして、この求めたレベルが、それぞれ所定の閾値(例えばグレーよりも暗いレベル)以下であるか否かを判断する(ステップS13)。
イエスであれば、変数Cntの値を1だけインクリメントし(ステップS14)、ステップS15に進む。他方ノーであれば、そのままステップS15に進む。ステップS15では、I=Nであるか否かを判断する。
ノーであれば、変数Iの値を1だけインクリメントし(ステップS16)、ステップS12に戻る。他方イエスであれば、変数Cntの値が所定の閾値(例えばNの値の80〜90%程度)以上であるか否かを判断する(ステップS17)。
イエスであれば、受信されたデジタルテレビジョン信号が、サイドパネルを付加されたデジタルテレビジョン信号であると判別し(ステップS18)、処理を終了する。他方ノーであれば、受信されたデジタルテレビジョン信号が、サイドパネルを付加されたデジタルテレビジョン信号ではないと判別し(ステップS19)、処理を終了する。
「サイドパネル検出処理」を終了すると、図2に示すように、「サイドパネル検出処理」の結果に基づき、受信されたデジタルテレビジョン信号にサイドパネルが付加されているか否かを判断する(ステップS6)。
イエスであれば、スケーラー7で、デジタル映像信号のうちサイドパネル以外の部分(すなわちアスペクト比4:3の本来の素材の部分)の信号を、PDP9画面全体に表示されるように水平方向に拡張して(例えば、均等に拡張するか、または画面の中央部分を拡張せずに周辺部分のみを拡張して)、PDP9に表示を行わせる(ステップS7)。そして処理を終了する。
他方ノーであれば、スケーラー7で画素サイズを変更させることなく、PDP9に表示を行わせる(ステップS8)。そして処理を終了する。
次に、このテレビジョン受像機において、PDP9の画面の左右の部分の焼き付きが防止される様子について説明する。
デジタルテレビジョン放送においては、16:9のアスペクト比のデジタルテレビジョン信号中に、有効な映像部分(本来の素材)の画素サイズを示す情報を付加することがある。本来の素材のアスペクト比が16:9である場合には、この情報が示す画素サイズは、デジタルテレビジョン信号の水平方向,垂直方向の画素サイズ(例えば1920×1080)と同じになる。また、本来の素材のアスペクト比が4:3である場合(4:3の素材にサイドパネルを付加して16:9のテレビジョン信号にアップコンバートしている場合)には、この情報が示す画素サイズは、デジタルテレビジョン信号の水平方向,垂直方向の画素サイズとは相違するようになる。
PDP9に表示させる放送チャンネルのデジタルテレビジョン放送において、デジタルテレビジョン信号中にこの情報が付加されている場合であって、本来の素材のアスペクト比が16:9である場合には、図2の処理のステップS1,S2,S3により、そのデジタルテレビジョン信号がアスペクト比16:9のままPDP9に表示される。
また、PDP9に表示させる放送チャンネルのデジタルテレビジョン放送において、デジタルテレビジョン信号中にこの情報が付加されている場合であって、本来の素材のアスペクト比が4:3である場合には、図2の処理のステップS1,S2,S4により、そのデジタルテレビジョン信号のうちの本来の素材の部分のみの信号(すなわちサイドパネルの部分を除いた信号)が、PDP9の画面全体に表示されるように水平方向に拡張されて、PDP9に表示される。
他方、PDP9に表示させる放送チャンネルのデジタルテレビジョン放送において、デジタルテレビジョン信号中に、こうした有効な映像部分の画素サイズを示す情報が付加されていない場合には、図2のステップS5の「サイドパネル検出処理」(図3)により、図4に示したようなデジタルテレビジョン信号の複数本(N本)の水平ラインについての画面の左端,右端の画像データのレベルに基づき、デジタルテレビジョン信号にサイドパネルが付加されているか否かが検出される。
そして、サイドパネルを付加されている場合(4:3の素材にサイドパネルを付加して16:9のテレビジョン信号にアップコンバートしている場合)には、図2の処理のステップS6,S7により、そのデジタルテレビジョン信号からサイドパネルの部分を除いた信号(4:3の本来の素材)が、PDP9の画面全体に表示されるように水平方向に拡張されて、PDP9に表示される。
また、サイドパネルを付加されていない場合(アスペクト比16:9のデジタルテレビジョン信号である場合)には、図2の処理のステップS6,S8により、そのデジタルテレビジョン信号がアスペクト比16:9のままPDP9に表示される。
このように、このテレビジョン受像機では、PDP9に表示させるデジタルテレビジョン信号のうちの画面の左端,右端の画像データのレベルに基づき、そのデジタルテレビジョン信号にサイドパネルが付加されているか否かが検出される。
そして、サイドパネルを付加されている場合には、4:3の本来の素材部分の信号が、PDP9の画面全体に表示されるように水平方向に拡張される。
したがって、PDP9には、サイドパネルは表示されず、本来の素材が画面全体に表示されるようになる。図5は、図6に示した素材(人物の画像)と同じ素材にサイドパネルを付加したデジタルテレビジョン信号を表示する場合の、PDP9の画面表示例を示す。サイドパネルは表示されず、本来の素材(人物の画像)が画面P全体に表示されている。これにより、サイドパネルを付加されたデジタルテレビジョン信号を表示するときに、PDP9の画面の左右の部分の焼き付きを防止することができる。(また、図5の例は、画面の中央部分を拡張せずに周辺部分のみを拡張した例であり、画面の中央部分の人物は拡張されていないので、画面を見たときに違和感がない。)
さらに、前述のように、デジタルテレビジョン放送においては、デジタルテレビジョン信号中に、有効な映像部分(本来の素材)の画素サイズを示す情報を付加することがあり、この情報が付加されているか否かの検出を「サイドパネル検出処理」よりも優先して行っている(図2のステップS1)ので、一層簡単にサイドパネルの有無を検出して、PDP9の画面の左右の部分の焼き付きを防止することができる。
なお、図3に示した「サイドパネル検出処理」では、1水平ラインの画像データについて、画面の左端,右端の画像データのレベルをそれぞれ閾値との比較対象にしている。しかし、別の例として、1水平ラインの画像データについて、画面の左右の部分(サイドパネルを付加されたデジタルテレビジョン信号の場合におけるサイドパネルの部分)であって画面の左端,右端以外の部分の画像データのレベルをそれぞれ閾値との比較対象にしてもよい。
また、図3に示した「サイドパネル検出処理」では、1水平ラインの画像データについて、画面の左端,右端の部分に相当する画像データのレベルがそれぞれ所定の閾値以下であるか否かを判断している。しかし、別の例として、1水平ラインの画像データについて、画面の左端の画像データのレベルと画面の右端の画像データのレベルとの差が所定の閾値以下であるか否かを判断するようにしてもよい。それにより、比較的高い輝度の(例えば明るいグレーの)サイドパネルを付加している場合にも、サイドパネルを検出することができるようになる。
また、以上の例では、PDPと一体になったテレビジョン受像機に本発明を適用しているが、これに限らず、PDPと別体になったチューナーボックスにも本発明を適用してよい。また、テレビジョン受像機以外の画像表示装置であってPDPをディスプレイとして用いるものや、テレビジョンディスプレイ以外の用途のPDPに表示させる映像信号を処理する画像処理装置にも本発明を適用してよい。さらには、PDP以外の焼き付きを生じる可能性のあるディスプレイを用いた画像表示装置や、そうしたディスプレイに表示させる映像信号を処理する画像処理装置にも本発明を適用してよい。
1 BSデジタルチューナー、 2 CSデジタルチューナー、 3 地上波デジタルチューナー、 4 スイッチ、 5 画質制御回路、 6Bフレームメモリ、 7 スケーラー、 8 画像表示回路、 9 PDP、 10 システムCPU、 11 画質制御CPU、 12 パネルCPU
Claims (6)
- 入力映像信号のうちの画面の左右の部分に相当する画像データのレベルに基づき、前記入力映像信号が、サイドパネルを付加された映像信号であるか否かを検出するサイドパネル検出手段と、
前記サイドパネル検出手段によってサイドパネルを付加された映像信号であると検出された場合に、前記入力映像信号から前記サイドパネルの部分を除いた信号を、ワイドアスペクト比のディスプレイの画面全体に表示されるように水平方向に拡張させる水平拡張手段と
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置において、
前記サイドパネル検出手段は、
入力映像信号の複数の水平ラインについて、画面の左右の部分に相当する画像データのレベルが所定の閾値以下であるか否かを判別する判別手段を有し、
前記複数の水平ラインのうちの一定の割合以上の水平ラインについて前記判別手段により前記閾値以上であると判別されたことに基づき、サイドパネルを付加された映像信号であると検出することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置において、
入力したアスペクト比16:9のデジタルテレビジョン信号に、有効な映像部分の画素サイズを示す情報が付加されているか否かを検出する情報検出手段
をさらに備え、
前記情報検出手段による検出を、前記サイドパネル検出手段による検出よりも優先して行い、
前記情報検出手段で検出された前記情報が示す画素サイズが、前記デジタルテレビジョン信号の画素サイズと異なる場合に、前記デジタルテレビジョン信号から前記有効な映像部分以外の部分を除いた信号を、ワイドアスペクト比のディスプレイの画面全体に表示されるように水平方向に拡張させることを特徴とする画像処理装置。 - ワイドアスペクト比のディスプレイを有する画像表示装置において、
入力映像信号のうちの画面の左右の部分に相当する画像データのレベルに基づき、前記入力映像信号が、サイドパネルを付加された映像信号であるか否かを検出するサイドパネル検出手段と、
前記サイドパネル検出手段によってサイドパネルを付加された映像信号であると検出された場合に、前記入力映像信号から前記サイドパネルの部分を除いた信号を、前記ディスプレイの画面全体に表示されるように水平方向に拡張させる水平拡張手段と
を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 請求項4に記載の画像表示装置において、
前記サイドパネル検出手段は、
入力映像信号の複数の水平ラインについて、画面の左右の部分に相当する画像データのレベルが所定の閾値以下であるか否かを判別する判別手段を有し、
前記複数の水平ラインのうちの一定の割合以上の水平ラインについて前記判別手段により前記閾値以上であると判別されたことに基づき、サイドパネルを付加された映像信号であると検出することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項4に記載の画像表示装置において、
入力したアスペクト比16:9のデジタルテレビジョン信号に、有効な映像部分の画素サイズを示す情報が付加されているか否かを検出する情報検出手段
をさらに備え、
前記情報検出手段による検出を、前記サイドパネル検出手段による検出よりも優先して行い、
前記情報検出手段で検出された前記情報が示す画素サイズが、前記デジタルテレビジョン信号の画素サイズと異なる場合に、前記デジタルテレビジョン信号から前記有効な映像部分以外の部分を除いた信号を、前記ディスプレイの画面全体に表示されるように水平方向に拡張させることを特徴とする画像表示装置。
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