JP2008306421A - デジタル放送受像機器及びデジタル放送受像方法 - Google Patents

デジタル放送受像機器及びデジタル放送受像方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アスペクト比が4:3の映像を画面全体に表示させること。
【解決手段】制御手段としての制御回路5が通常表示モードと全画面表示モードとを有しており、全画面表示モードの選択指示があると、デジタル放送の映像のアスペクト比を判別し、サイドパネルが付加された4:3の映像であると判別すると、映像処理手段としての映像処理回路2に対してサイドパネルのデータを除去し、さらにその映像の縦横方向の比率を液晶表示パネル4の画面サイズ(たとえば16:9)に合うような補正(スケーリング処理)が指示されるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、アスペクト比が4:3の映像を16:9のワイド画面に表示させる場合に適したデジタル放送受像機器及びデジタル放送受像方法に関する。
従来より、現行のアナログ放送であるNTSC方式のアスペクト比が4:3の映像信号に補助信号を付加することで、アスペクト比が16:9のワイドアスペクトの映像を映出させる表示方法が提案されている。
すなわち、たとえばアナログ放送(4:3映像)にサイドバー(黒帯等)等のサイドパネルを付加して16:9放送として送信するようにしたものである。
ところが、このような表示方法では、たとえばアナログ放送(4:3映像)にサイドバー(黒帯等)等のサイドパネルを付加した映像を16:9のワイドテレビに表示させると、その映像が16:9のワイドテレビの画面全体に表示されるのではなく、その映像の左右にサイドバー(黒帯等)等のサイドパネルが表示されることになる。
ここで、たとえばアナログ放送(4:3映像)にサイドバー(黒帯等)等のサイドパネルを付加した映像を16:9のワイドテレビに表示させるとき、そのサイドパネルが表示されないようにしたものとして、特許文献1で提案されているワイドアスペクト受像機が知られている。
これは、テレビジョン信号に送信側で重畳されるワイドアスペクトの映像信号か、アスペクト比が4:3の映像信号であるかを知らせるパイロット信号を検出し、アスペクト比が4:3の映像信号であることを識別したとき、サイドパネルをマスクするようにしたものである。
特開平05−007349号公報
すなわち、上述した特許文献1に示されるワイドアスペクト受像機では、検出したパイロット信号に基づき、アスペクト比が4:3の映像信号であることを識別したとき、サイドパネルをマスクすることで、アスペクト比が4:3の映像信号を16:9のワイド画面に表示するとき、そのサイドパネルに映像がずれ込んでしまったり、ノイズが表示されてしまったりすることを抑制するようにしている。
ところが、このような表示方法では、単に映像の左右のサイドパネルが表示されないようにしていることから、16:9のワイドテレビにおいて、アスペクト比が4:3の映像を画面全体に表示させることができないという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決することができるデジタル放送受像機器及びデジタル放送受像方法を提供することを目的とする。
本発明のデジタル放送受像機器は、デジタル放送を受像するデジタル放送受像機器であって、映像を表示する表示手段と、前記デジタル放送のトランスポートストリームから各種データを分離・抽出し、その分離・抽出した各種データの復号処理を行い、少なくとも前記表示手段に表示される映像信号を出力する映像処理手段と、通常表示モードと全画面表示モードとのいずれかの選択指示に応じて、前記映像処理手段による映像処理を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記全画面表示モードの選択指示があると、前記デジタル放送の映像のアスペクト比を判別し、サイドパネルが付加された4:3の映像であると判別すると、前記映像処理手段に対し、前記サイドパネルのデータを除去させ、さらにその映像の縦横方向の比率を前記表示手段の画面サイズに合うように補正させることを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記映像処理手段に対し、前記分離・抽出されたトランスポートストリームのパケットに含まれているアスペクト情報から前記映像のアスペクト比を判別し、そのパケットのパケットヘッダに含まれている情報を元に前記サイドパネルのデータを特定し、前記映像処理手段に対してその特定したデータを除去させるようにすることができる。
また、前記制御手段は、前記映像の1フレーム内及び数フレーム間内の特定領域での画像輝度、あるいは動きベクトルを求め、その平均画像輝度、あるいは動きベクトルの計算結果が所定の閾値以下であった場合に、前記サイドパネルが付加された4:3の映像であると判別し、前記映像処理手段に対して前記平均画像輝度、あるいは動きベクトルの計算結果が所定の閾値以下であった部分のデータを除去させるようにすることができる。
また、前記サイドパネルのデータを除去した映像信号が記録装置に出力されるようにすることができる。
また、アスペクト比16:9の番組放送の途中にサイドパネルの付加されたアスペクト比4:3の映像信号が含まれているとき、該アスペクト比4:3の映像信号がカットされて記録装置に出力されるようにすることができる。
本発明のデジタル放送受像方法は、デジタル放送を受像するデジタル放送受像方法であって、表示手段により映像を表示する工程と、映像処理手段により前記デジタル放送のトランスポートストリームから各種データを分離・抽出し、その分離・抽出した各種データの復号処理を行い、少なくとも前記表示手段に表示される映像信号を出力する工程と、制御手段により通常表示モードと全画面表示モードとのいずれかの選択指示に応じて、前記映像処理手段による映像処理を制御する工程とを有し、前記制御手段は、前記全画面表示モードの選択指示があると、前記デジタル放送の映像のアスペクト比を判別し、サイドパネルが付加された4:3の映像であると判別すると、前記映像処理手段に対し、前記サイドパネルのデータを除去させ、さらにその映像の縦横方向の比率を前記表示手段の画面サイズに合うように補正させることを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記映像処理手段に対し、前記分離・抽出されたトランスポートストリームのパケットに含まれているアスペクト情報から前記映像のアスペクト比を判別し、そのパケットのパケットヘッダに含まれている情報を元に前記サイドパネルのデータを特定し、前記映像処理手段に対してその特定したデータを除去させるようにすることができる。
また、前記制御手段は、前記映像の1フレーム内及び数フレーム間内の特定領域での画像輝度、あるいは動きベクトルを求め、その平均画像輝度、あるいは動きベクトルの計算結果が所定の閾値以下であった場合に、前記サイドパネルが付加された4:3の映像であると判別し、前記映像処理手段に対して前記平均画像輝度、あるいは動きベクトルの計算結果が所定の閾値以下であった部分のデータを除去させるようにすることができる。
また、前記サイドパネルのデータを除去した映像信号が記録装置に出力されるようにすることができる。
また、アスペクト比16:9の番組放送の途中にサイドパネルの付加されたアスペクト比4:3の映像信号が含まれているとき、該アスペクト比4:3の映像信号がカットされて記録装置に出力されるようにすることができる。
本発明のデジタル放送受像機器及びデジタル放送受像方法では、全画面表示モードの選択指示があると、制御手段により、デジタル放送の映像のアスペクト比が判別され、サイドパネルが付加された4:3の映像であると判別されると、映像処理手段に対する制御により、サイドパネルのデータが除去され、さらにその映像の縦横方向の比率が表示手段の画面サイズに合うように補正される。
本発明のデジタル放送受像機器及びデジタル放送受像方法によれば、全画面表示モードの選択指示があると、制御手段により、デジタル放送の映像のアスペクト比が判別され、サイドパネルが付加された4:3の映像であると判別されると、映像処理手段に対する制御により、サイドパネルのデータが除去され、さらにその映像の縦横方向の比率が表示手段の画面サイズに合うように補正されるようにしたので、表示手段の画面サイズがたとえば16:9であるとき、アスペクト比が4:3の映像をその画面全体に表示させることができる。
本実施形態では、制御手段が通常表示モードと全画面表示モードとを有しており、全画面表示モードの選択指示があると、デジタル放送の映像のアスペクト比を判別し、サイドパネルが付加された4:3の映像であると判別すると、映像処理手段に対してサイドパネルのデータを除去し、さらにその映像の縦横方向の比率を表示手段の画面サイズに合うような映像処理が指示される。
ここで、サイドパネルが付加された4:3の映像であるかどうかの判別やサイドパネルの特定は、映像処理手段によって分離・抽出されたトランスポートストリームのパケットに含まれているアスペクト情報と、そのパケットのパケットヘッダに含まれている情報とに基づいて行うことができる。
また、サイドパネルが付加された4:3の映像であるかどうかの判別やサイドパネルの特定は、映像の1フレーム内及び数フレーム間内の特定領域での画像輝度、あるいは動きベクトルを求め、その平均画像輝度、あるいは動きベクトルの計算結果が所定の閾値以下であるかどうかによる処理によっても行うことができる。
このようにして、サイドパネルが付加された4:3の映像であるかどうかの判別やサイドパネルの特定が行われることで、表示手段の画面サイズがたとえば16:9であるとき、アスペクト比が4:3の映像をその画面全体に表示させることができる。
以下、本発明の実施例の詳細について説明する。図1は、本発明のデジタル放送受像機器の一実施例を説明するための図である。
図1に示すデジタル放送受像機器1は、たとえば地上デジタルテレビ放送の映像を表示するものであり、映像処理回路2、液晶駆動ドライバ3、液晶表示パネル4、制御回路5、リモコン受光器6を備えている。
映像処理回路2は、たとえばリモコン受光器6によって受信された図示しないリモコン送信機からの選局データに基づきデジタル放送信号の選局を行い、その選局したデジタル放送信号を復調し、MPEG2符号化方式等で符号化されている映像、音声、データが多重されたトランスポートストリーム(TS)から映像データ、音声データ、電子番組表データ等の各種データを分離・抽出し、その分離・抽出した映像データ、音声データ及び電子番組表データ(EPG)等に対しMPEG2等の復号処理を行う。
ここで、放送局からのデジタル放送信号は、たとえばビデオ信号をデジタルデータ化し、エンコーダーにてエレメンタリーストリーム化し、このエレメンタリーストリームを184バイトずつ取り出して、TSパケット化している。TSのパケットは、188バイトの情報部分を有しており、先頭4バイトはパケットヘッダとなっており、映像、音声、あるいはEPGのような情報はその後の184バイトに載せられている。また、エレメンタリーストリームには映像のアスペクト比である4:3や16:9を示すアスペクト情報も含まれている。よって、映像処理回路2でのトランスポートストリーム(TS)からの映像データ、音声データ、電子番組表データ(EPG)等の各種データの分離・抽出が行われることで、映像のアスペクト情報も抽出されることになる。
なお、EPGは、映像、音声とは別パケットで番組特定情報/番組配列情報(PSI/SI)として送信されている。このようなEPGにも、画面サイズ(1080のHDTVなのか、480のSDTVなのか、16:9なのか、4:3なのか)といった情報が含まれている。
液晶駆動ドライバ3は、映像処理回路2からの映像信号に基づき、液晶表示パネル4の液晶を駆動させて映像を表示させる。液晶表示パネル4は、16:9のワイド画面を有するものであり、液晶駆動ドライバ3による液晶の駆動に応じて映像を表示する。制御回路5は、リモコン受光器6によって受信された図示しないリモコン送信機からの選局データ等に基づき、映像処理回路2における映像処理を制御する。
また、制御回路5は、通常表示モードと全画面表示モードとを有している。ここで、通常表示モードとは、アスペクト比が16:9の映像の場合、その映像をそのまま16:9のワイド画面を有する液晶表示パネル4に表示させるモードである。また、アスペクト比が4:3の映像の場合、その4:3の映像に含まれているサイドバー(黒帯等)等のサイドパネルをその映像の左右に表示させるモードである。なお、液晶表示パネル4が4:3の画面である場合は、4:3の映像の縦方向の比率を狭めるとともに、その4:3の映像に含まれているサイドバー(黒帯等)等のサイドパネルがその映像の左右に表示されるようになっている。
一方、全画面表示モードとは、アスペクト比が4:3の映像の場合、その4:3の映像に含まれているサイドパネルを除去し、サイドパネルの無い映像の縦横方向の比率を16:9に補正(スケーリング処理)して16:9のワイド画面を有する液晶表示パネル4の画面全体に表示させるモードである。
なお、全画面表示モードでの制御回路5によるアスペクト比が4:3の映像のサイドパネルの判別処理と除去処理については後述する。そして、制御回路5は、リモコン受光器6によって受信された図示しないリモコン送信機からの通常表示モード又は全画面表示モードのいずれかの指示に応じて、通常表示モード又は全画面表示モードでの映像表示が行われるように、映像処理回路2による映像処理を制御するようになっている。
次に、デジタル放送受像機器1によるデジタル放送受像方法について説明する。まず、図2に示すように、デジタル放送受像機器1の電源がオンされて(ステップS1)、電源オフ時に記憶されていたあるチャンネル(CH)の映像が表示されたとする(ステップS2)。
ここで、図示しないリモコン送信機からの通常表示モード又は全画面表示モードの指示があると、制御回路5により通常表示モード又は全画面表示モードの処理が実行される。すなわち、通常表示モードの指示があるとき(ステップS3)、映像処理回路2によって分離・抽出されたトランスポートストリーム(TS)からの上述したアスペクト情報から映像のアスペクト比が判別され、そのアスペクト比が16:9の映像の場合は、その映像をそのまま16:9のワイド画面を有する液晶表示パネル4に表示させる(ステップS4)。また、同様にして、アスペクト比が4:3の映像の場合、その4:3の映像に含まれているサイドバー(黒帯等)等のサイドパネルがその映像の左右に表示される。
これに対し、全画面表示モードの指示があるとき(ステップS5)、上記同様に、映像処理回路2によって分離・抽出されたトランスポートストリーム(TS)からの上述したアスペクト情報から映像のアスペクト比が判別され(ステップS6)、そのアスペクト比が16:9の映像の場合は、上記同様に、その映像をそのまま16:9のワイド画面を有する液晶表示パネル4に表示させる。
これに対し、そのアスペクト比が4:3である場合は、制御回路5により映像処理回路2が制御されて4:3の映像に含まれているサイドバー(黒帯等)等のサイドパネルのデータが除去される(ステップS7)。ここで、サイドパネルのデータを除去する場合、上述したTSのパケットのパケットヘッダに含まれている情報を元にサイドパネルのデータを特定し、その特定したデータを除去するようにすればよい。
このとき、映像処理回路2により、サイドパネルのデータを除去した映像の縦横方向の比率が16:9に補正(スケーリング処理)され(ステップS8)、液晶駆動ドライバ3に出力されると、その4:3の映像が16:9のワイド画面を有する液晶表示パネル4の全画面に表示される(ステップS9)。
このように、本実施例では、制御手段としての制御回路5が通常表示モードと全画面表示モードとを有しており、全画面表示モードの選択指示があると、デジタル放送の映像のアスペクト比を判別し、サイドパネルが付加された4:3の映像であると判別すると、映像処理手段としての映像処理回路2に対してサイドパネルのデータを除去し、さらにその映像の縦横方向の比率を液晶表示パネル4の画面サイズ(たとえば16:9)に合うような補正(スケーリング処理)が指示されるようにしたので、アスペクト比が4:3の映像をその画面全体に表示させることができる。
ここで、サイドパネルが付加された4:3の映像であるかどうかの判別やサイドパネルの特定は、上述したように、映像処理回路2によって分離・抽出されたトランスポートストリームのパケットに含まれているアスペクト情報と、そのパケットのパケットヘッダに含まれている情報とに基づいて行うことができる。
また、本実施例では、サイドパネルが付加された4:3の映像であると判別すると、映像処理回路2によってサイドパネルのデータが除去されるため、液晶表示パネル4に表示される映像信号をHDD(Hard Disk Drive)記録装置やDVD(Digital Versatile Disk)記録装置等の記録装置に記録する際、サイドパネルのデータが除去されて記録されるため、結果的に画像圧縮効率を上げることができる。
また、CM放送の多くは、アスペクト比が4:3の映像であることを利用し、少なくとも映像処理回路2によって分離・抽出されたトランスポートストリームのパケットに含まれているアスペクト情報に基づいて映像のアスペクト比を判別することにより、CM放送を抽出できる。すなわち、アスペクト比16:9の番組が放送されているとき、その途中にアスペクト比4:3の放送が存在した場合、そのアスペクト比4:3の放送はCM放送である確率が高いと判別することで、上述した記録装置にCM放送のデータをカットして記録させることも可能となる。
なお、本実施例では、映像処理回路2によって分離・抽出されたトランスポートストリーム(TS)からの上述したアスペクト情報から映像のアスペクト比を判別し、そのアスペクト比が4:3である場合は、上述したTSのパケットのパケットヘッダに含まれている情報を元にサイドパネルのデータを特定し、その特定したデータを除去する場合で説明したが、そのアスペクト情報やパケットヘッダに含まれている情報を用いずに映像のアスペクト比の判別やサイドパネルの除去を行うことも可能である。
すなわち、図3に示すように、1フレーム内及び数フレーム間内の特定領域(サイドパネル)に着目し、画像輝度、あるいは動きベクトルを求めることでアスペクト比4:3の映像信号であることを検出できる。ここで、平均画像輝度、あるいは動きベクトルの計算結果がある閾値以下であった場合には4:3の映像にサイドパネルが付加された映像であることが判別される。ここで、サイドパネルには、黒帯以外に静止画パターンやテロップ等が表示される場合がある。
すなわち、アスペクト比16:9であるとの情報がトランスポートストリーム信号から得られたとしても、実際はアスペクト比4:3のサイドパネル付きの映像が送られてくる場合がある。このような場合に画像輝度、あるいは動きベクトルを求めることでサイドパネルを検出しアスペクト比を判別する方法を、上記トランスポートストリーム信号のアスペクト情報からアスペクト比を判別する方法に併用すると効果的である。勿論これらのアスペクト比の判別方法はそれぞれ独立に使用してもよい。
このようにして4:3の映像にサイドパネルが付加された映像であることが判別されると、平均画像輝度、あるいは動きベクトルの計算結果がある閾値以下であった部分のデータを削除することで、4:3の映像のデータのみを抽出することができる。また、このようにしてアスペクト比4:3の映像のデータのみを抽出すると、上述したように、これら映像信号を録画する場合にサイドパネルのデータを録画する必要がなく、メモリ容量の節約になる。また、このように、画像輝度、あるいは動きベクトルを求めることでサイドパネル部分を検出しアスペクト比を判別する方法により、上記同様に、CM放送のデータをカットして記録させることも可能となる。
なお、本実施例では、デジタル放送を受像するデジタル放送受像機器1の場合で説明したが、現行のアナログ放送を受像するテレビジョン受像機器にも適用可能である。この場合、アナログ放送のたとえばパイロット信号に基づき、アスペクト比が4:3の映像信号であることを識別したとき、上述したようにサイドパネルの信号を除去し、液晶表示パネル4の画面サイズ(たとえば16:9)に合うような信号補正を行うようにすればよい。
デジタル放送受像機器に限らず、デジタル放送の映像が表示されるものであればよく、テレビチューナが搭載されたPDA、ノートパソコン、モバイル向けテレビ等のシステム機器にも適用可能である。
本発明のデジタル放送受像機器の一実施例を説明するための図である。 図1のデジタル放送受像機器によるデジタル放送受像方法について説明するためのフローチャートである。 図1のデジタル放送受像機器における映像のアスペクト比の判別やサイドパネルの除去を行う場合の他の方法を説明するための図である。
符号の説明
1 デジタル放送受像機器
2 映像処理回路(映像処理手段)
3 液晶駆動ドライバ
4 液晶表示パネル(表示手段)
5 制御回路(制御手段)
6 リモコン受光器

Claims (10)

  1. デジタル放送を受像するデジタル放送受像機器であって、
    映像を表示する表示手段と、
    前記デジタル放送のトランスポートストリームから各種データを分離・抽出し、その分離・抽出した各種データの復号処理を行い、少なくとも前記表示手段に表示される映像信号を出力する映像処理手段と、
    通常表示モードと全画面表示モードとのいずれかの選択指示に応じて、前記映像処理手段による映像処理を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記全画面表示モードの選択指示があると、前記デジタル放送の映像のアスペクト比を判別し、サイドパネルが付加された4:3の映像であると判別すると、前記映像処理手段に対し、前記サイドパネルのデータを除去させ、さらにその映像の縦横方向の比率を前記表示手段の画面サイズに合うように補正させる
    ことを特徴とするデジタル放送受像機器。
  2. 前記制御手段は、前記映像処理手段に対し、前記分離・抽出されたトランスポートストリームのパケットに含まれているアスペクト情報から前記映像のアスペクト比を判別し、そのパケットのパケットヘッダに含まれている情報を元に前記サイドパネルのデータを特定し、前記映像処理手段に対してその特定したデータを除去させることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受像機器。
  3. 前記制御手段は、前記映像の1フレーム内及び数フレーム間内の特定領域での画像輝度、あるいは動きベクトルを求め、その平均画像輝度、あるいは動きベクトルの計算結果が所定の閾値以下であった場合に、前記サイドパネルが付加された4:3の映像であると判別し、前記映像処理手段に対して前記平均画像輝度、あるいは動きベクトルの計算結果が所定の閾値以下であった部分のデータを除去させることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受像機器。
  4. 前記サイドパネルのデータを除去した映像信号が記録装置に出力されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のデジタル放送受像機器。
  5. アスペクト比16:9の番組放送の途中にサイドパネルの付加されたアスペクト比4:3の映像信号が含まれているとき、該アスペクト比4:3の映像信号がカットされて記録装置に出力されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のデジタル放送受像機器。
  6. デジタル放送を受像するデジタル放送受像方法であって、
    表示手段により映像を表示する工程と、
    映像処理手段により前記デジタル放送のトランスポートストリームから各種データを分離・抽出し、その分離・抽出した各種データの復号処理を行い、少なくとも前記表示手段に表示される映像信号を出力する工程と、
    制御手段により通常表示モードと全画面表示モードとのいずれかの選択指示に応じて、前記映像処理手段による映像処理を制御する工程とを有し、
    前記制御手段は、前記全画面表示モードの選択指示があると、前記デジタル放送の映像のアスペクト比を判別し、サイドパネルが付加された4:3の映像であると判別すると、前記映像処理手段に対し、前記サイドパネルのデータを除去させ、さらにその映像の縦横方向の比率を前記表示手段の画面サイズに合うように補正させる
    ことを特徴とするデジタル放送受像方法。
  7. 前記制御手段は、前記映像処理手段に対し、前記分離・抽出されたトランスポートストリームのパケットに含まれているアスペクト情報から前記映像のアスペクト比を判別し、そのパケットのパケットヘッダに含まれている情報を元に前記サイドパネルのデータを特定し、前記映像処理手段に対してその特定したデータを除去させることを特徴とする請求項6に記載のデジタル放送受像方法。
  8. 前記制御手段は、前記映像の1フレーム内及び数フレーム間内の特定領域での画像輝度、あるいは動きベクトルを求め、その平均画像輝度、あるいは動きベクトルの計算結果が所定の閾値以下であった場合に、前記サイドパネルが付加された4:3の映像であると判別し、前記映像処理手段に対して前記平均画像輝度、あるいは動きベクトルの計算結果が所定の閾値以下であった部分のデータを除去させることを特徴とする請求項6に記載のデジタル放送受像方法。
  9. 前記サイドパネルのデータを除去した映像信号が記録装置に出力されることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載のデジタル放送受像方法。
  10. アスペクト比16:9の番組放送の途中にサイドパネルの付加されたアスペクト比4:3の映像信号が含まれているとき、該アスペクト比4:3の映像信号がカットされて記録装置に出力されることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載のデジタル放送受像方法。
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