JP2007102719A - 接触点検出装置およびこれを用いたロボット - Google Patents

接触点検出装置およびこれを用いたロボット Download PDF

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Abstract

【課題】 高速で接触検出が可能であり、配線や処理回路を単純化させた構成の接触検出装置とこれを用いたロボットを提供する。
【解決手段】 多数の開口(孔)121を有する絶縁スペーサ12を介して、導電シート11、13の導電面を向かい合わせに配置している。接触力が作用すると、これらの導電面が接触し、短絡することで、接触を検知することができる。この接触センサ1は、複数の接触センサ1を直列ないし並列に接続することが可能であり、その場合は検出回路には2本の導線のみで接続が可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、座標入力装置等に用いられる接触を検出する装置と、この検出装置を用いたロボットに関する。
タッチパネル等に用いられる装置として接触点の位置座標を検出する装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。特許文献1記載の技術は、一方が均一抵抗膜からなる2層の導電膜が押圧点で互いに接触して導通するよう構成し、抵抗膜の周辺を取り囲む抵抗性周囲電極を配置し、周囲電極の4頂点を同一の入力電圧を保持する電流入力/電圧出力変換回路に接続し、各頂点に配分される各電流値から押圧点位置を検出するものである。
特許文献2記載の技術は、所定間隔で並行に配列された第1電極と、これらと交差する方向に並行に配列された第2電極とを互いに絶縁して配置しており、座標指示導体(指やタッチペン等)で選択した電極には、座標指示導体との静電結合容量に応じた強さの電流が流れることを利用して選択した電極の位置を求めるものである。
特許第3271245号明細書 特許第3394187号明細書
しかしながら、上記の技術では、センサ部からの配線および検出を行う処理回路が複雑になるという問題点がある。センサ部からの配線は、特許文献1の技術では4頂点に対応する4本ですむが、特許文献2の技術では、第1電極と第2電極の数必要となり、また、多数のスイッチング回路を要する。さらに、処理回路の点でも複雑な処理を要する。これらは、デジタイザーやタッチパネルのような精度を要する入力機器においては許容されるが、例えば、ロボットにおいて接触を高速で検出する用途においては、配線の多線化や処理装置の複雑化は問題となる。
そこで、本発明は高速で接触検出が可能であり、配線や処理回路を単純化させた構成の接触検出装置とこれを用いたロボットを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明にかかる接触検出装置は、シート状の絶縁体のシート面に多数の開口が形成されているスペーサと、シート状の導電体からなり、スペーサをはさんで配置される2枚の導電体シートと、これら導電体シートの一方から絶縁されて該導電体シートを覆って配置される柔軟シートとを備える接触センサ複数個を各導電体シートへ接続される配線を利用して並列または直列に接続して検出回路へと接続していることを特徴とする。
接触センサが押圧されると、押圧点で2枚の導電体シートが接触する。このため、導電体シートの導通を検出することで、接触センサへの接触が判定できる。この接触センサと検出回路とは2本の配線で接続可能であり、複数の接触センサが存在する場合でも、センサ間を並列もしくは直列に接続することでシステムを構成できる。
これら接触センサ2個が検出回路と並列に接続されており、各接触センサと検出回路との間に配置される電流方向を異なる方向に切り替えるスイッチと、スイッチと各接触センサとの間にそれぞれの順方向が逆方向となるよう配置されたダイオードと、を備えているとよい。
2個の接触センサを上述のように配置すると、スイッチにより電流方向を切り替えると、ダイオードにより電流方向に応じて電流が流される接触センサが切り替わる。この状態で導通を判定することで、接触したセンサを判定する。
一方、本発明にかかる接触検出装置は、シート状の導電体からなり、第1の配線に接続されている共通電極と、シート状の絶縁体からなり、シート面に多数の開口が形成され、この共通電極の上下面にそれぞれ配置される2枚のスペーサと、複数枚の短冊状の導電体をそれらの長手方向が第1の方向に沿うよう並行に並べて配置し、隣接する導電体の長手方向の一方の端部間を抵抗により接続して端部抵抗と第1のダイオードを介して第2の配線に接続されるとともに、スペーサの一方を介して前記共通電極の下面に配置される第1の電極シートと、複数枚の短冊状の導電体をそれらの長手方向が第1の方向に直交する第2の方向に沿うよう並行に並べて配置し、隣接する導電体の長手方向の一方の端部間を抵抗により接続して端部抵抗と第1のダイオードと逆方向を順方向とする第2のダイオードを介して第2の配線に接続されるとともに、スペーサの他方を介して共通電極の上面に配置される第2の電極シートと、第2の電極シート上に第2の電極シートから絶縁されて配置される柔軟シートと、第1の配線と第2の配線とそれぞれスイッチを介して接続され、電流方向が異なる2方向における第1の配線と第2の配線間の抵抗変化を測定する測定手段と、を備えていることを特徴とするものである。
この接触検出装置では、接触センサが押圧されると、押圧点で第1の電極と第2の電極および共通電極が接触する。第1の電極および第2の電極は、いずれも複数の短冊状の導電体の端部を抵抗で接続したものであるから、押圧点の位置に応じて第1の配線−共通電極−第1の電極−第2の配線間の抵抗および第1の配線−共通電極−第2の電極−第2の配線間の抵抗が異なる。そして、スイッチを切り替えて第1の配線と第2の配線間に流れる電流方向を切り替えることで、配置されているダイオードにより、第1の配線−共通電極−第1の電極−第2の配線間に電流を流すか、第1の配線−共通電極−第2の電極−第2の配線間に電流を流すかが切り替えられ、上記2種類の抵抗をそれぞれ測定しうる。
一方、本発明にかかるロボットは、可動部と制御機構を有するロボットであって、可動部に上述した本発明にかかる接触検出装置を備えており、制御機構は、接触位置情報に応じて障害物との接触を検出し、停止ないし回避動作を行わせることを特徴とするものである。
可動部分に上述した検出センサを配置し、制御機構に検出結果を入力して接触判定時に停止や回避動作を行わせる。例えば、いずれかの部位への接触の有無のみが検出できれば足りる場合には、接触を検知するセンサを直列に配置すればよく、その部位への接触を検知する必要がある場合には、単独またはスイッチにより導通判定を個々に判定可能な接触センサを用いるとよい。そして、接触点を精度よく検出する必要がある場合には、接触位置を検出できる接触センサを用いればよく、使い分けができる。
本発明にかかる接触検出装置は、直列ないし並列に接続した接触センサから検出回路までの配線を2線で行うことができる。このため省線化が可能であり、また、高速での検出も容易になる。
2つの接触センサをダイオードとスイッチを用いて並列に接続し、スイッチングによる時分割処理を行うことで、各センサへの接触の有無を個別に判定することができる。この場合も並列接続部から検出回路までの配線を2線化して省線化することができる。
また、上述したような構成をとれば時分割処理で接触点を検出することができる。しかも、第1の方向と第2の方向の直交方向のそれぞれの位置を判定可能であり、演算能力の低い検出回路を用いても高速での位置検出が可能である。
これらの接触センサをロボットにおいて接触判定に用いることで、センサと制御機構との配線を省線化することができ、実装が容易になる。そして、高速での処理が可能となるので、衝突・接触を検知して、停止・回避動作を迅速に行うことができ、安全性、信頼性が向上する。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の参照番号を附し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明にかかる接触検出装置に用いられる接触センサの第1の実施形態を示す分解斜視図である。この接触センサ1は、2枚の導電シート11、13により、シート状の絶縁スペーサ12を挟み込み、上側の導電シート11上に絶縁性の柔軟シート10を配置し、細長い短冊状の接触センサ1を形成している。導電シート11、13の両端には導線140、141および150、151がそれぞれ接続されている。
柔軟シート10は、ゴム、ウレタン等の柔軟性材料を板状に形成したものである。また、導電シート11、13は、シート状の絶縁体の表面に導電パターンを形成したり、金属薄膜等の導電フィルムを貼り付けたものであって、その導電面11a、13aが絶縁スペーサ12へ向けて配置されている。絶縁スペーサ12は、ゴム、樹脂等の絶縁体でシート状に形成されており、孔121が多数配置されており、導電シート11、13の導電面11a、13aを所定の間隔で離隔させている。
この接触センサ1による接触点検出を図2の断面図を参照して説明する。ここでは、接触センサ1を絶縁面9上に配置している。導電面上に配置する場合には、スペーサとして絶縁体を間に配置するか、絶縁性の粘着シートや接着剤によって貼り付けるとよい。導線140と150がそれぞれ電流/電圧/抵抗のいずれかの検出回路を通じて直流電源と接続される。導線141と151は、接続せず、自由な状態とされる。
柔軟シート10の上から押圧力Fが作用すると、柔軟シート10と、上側の導電シート11は、この押圧力Fによって変形し、孔121の内側へと入り込み、反対側の導電シート13に密着する。この結果、導電面11a、13aが接触し、導線140→導電面11a→導電面13a→導線150が短絡される。これにより生ずる電流や抵抗の変化を検出することで、押圧力Fの有無、つまり、接触センサ1への接触の有無を判定することができる。
柔軟シート10や絶縁スペーサ12の厚さ、硬さ、さらには、絶縁スペーサ12の孔121の大きさ、配置形状を変更することで、導電面11a、13aを接触させるのに必要な押圧力Fの大きさを調整することができる。つまり、これらの調整によって接触センサ1の感度を変更することができる。
この接触センサ1は、導線140、141、150、151を利用して複数個を並列ないし直列に接続して配置することができる。図3〜図5は、接続例を説明する図である。図3に示される接続例では、13個の接触センサを3つの系列に配置している。このうち、第2、第3の系列は、接触センサ1、1を単独で用いており、第1の系列のみが11個の接触センサ1a1〜1a11をコネクタ2a1〜2a6により直列ないし並列に接続したものである。
第1の系列においては、接触センサ1a1の下流にコネクタ2a2により、3つの接触センサ1a2〜1a4が並列に接続されている。そして、接触センサ1a3の下流にさらにコネクタ2a3により接触センサ1a5〜1a7が並列に接続されている。接触センサ1a6の下流には、さらにコネクタ2a4により接触センサ1a8と1a10が並列に接続されている。そして、接触センサ1a8と1a10には、それぞれコネクタ2a5、2a6により接触センサ1a9と1a11が直列に接続されている。
ここで、例えば、接触センサ1a1を低感度のものとし、接触センサ1a2〜1a7を中感度のものとし、接触センサ1a8〜1a11を高感度のものとして、異なる感度のセンサを使い分けてもよい。
第1系列の接触センサ1a1〜1a11は、コネクタ2a1により、検出回路3の第1の検出部32に接続され、第2系列の接触センサ1および第3系列の接触センサ1はそれぞれコネクタ2、2によって検出回路3内の対応する第2、第3の検出部33、34に接続されている。各検出部32〜34の出力は、マイコン30へと直接入力されるとともに、OR回路31を介してマイコン30へと入力されている。
図4は、第1系列の検出部33の詳細構成を示す回路図であり、図5は、第2系列の検出部34の詳細構成を示す回路図である。第3系列の検出部35については、図5に示される第2系列の検出部34と同様の構成であるため、説明を省略する。
図4に示されるように、第1系列の検出部32においては、接触センサ1a1の導線150a1と導線140a1は、コネクタ2a1によって延長され、その間に直流定電源323と抵抗322が接続されている。そして、導線150a1側が接地される一方、導線140a1側は、さらにコンパレータ321の入力端子の一方(+側)に接続され、コンパレータ321の入力端子の他方(−側)には基準電圧発生回路320が接続されている。コンパレータ321の出力が検出部32の出力となる。
基準電圧発生回路320の出力電圧Vrefは、直流定電源Vccに比べて低い所定の電圧に設定されている。第1系列の接触センサ1a1〜1a11のいずれもが接触を検知していないときには、Vs=Vccとなり、コンパレータ321の+側入力端子の電圧が−側入力端子の電圧より高くなるため「H」レベルが出力される。一方、いずれかの接触センサ1a1〜1a11で接触が検知された場合、接触センサ1a1〜1a11自体の抵抗により、0<Vs<Vrefとなり、コンパレータ321の+側入力端子の電圧が−側入力端子の電圧より低くなるため「L」レベルが出力される。ここで、個々の接触センサ1a1〜1a11の抵抗値は0に近くても、多数のセンサを直列ないし並列に接続した場合、接触位置によっては抵抗値は無視できない可能性がある。そこで、基準電圧Vrefにより接触判定を行うことで、誤判定を防止している。
図5に示されるように、第2系列の検出部33においては、接触センサ1の導線150と導線140は、コネクタ2によって延長され、第1系列の検出部32と同様に、その間に直流定電源333と抵抗332が接続され、導線150側が接地されている。一方、導線140側は、バッファ331に接続されている。バッファ331の出力が検出部33の出力となる。
接触センサ1が接触を検知していないときには、Vs=Vccとなり、バッファ331からはVccが出力される。一方、接触センサ1で接触が検知された場合、その抵抗は抵抗332に比べて微少であるため、Vs≒0となり、バッファ331からは0が出力される。
コンパレータ321やバッファ331を利用することで、各接触センサ1a1〜1a11、1、1に過大な電流が流れるのを防止できる。また、接触をトリガーとしてリレー信号を取り出す(図示せず)ことで、ソフト制御を介さずに別のリレー回路等によりロボットの非常停止等を行うことができる。
図6は、図1に示される接触センサ1をロボット4の衝突検知センサとして配置した例を示している。この場合の接触センサ1の接続は、図3〜図5に示される接続を用いている。このロボット4は、ベース40上に5関節41〜45を有しており、各関節41〜45には、関節41〜45を駆動するモータと角度位置を検出する角度センサが配置され、制御機構46内に上述した検出回路3と、設定された目標運動軌跡に応じて各関節の駆動を制御する制御回路47を有している。
次に、このロボット4における衝突検知動作を図7のフローチャートを参照して説明する。この処理は、図3における検出回路3においてOR回路31によって割り込み処理が行われた場合にのみ実行される。この割り込み処理は、検出部32〜34のいずれかで接触ありと検出した場合に実行されることになる。
最初に、各I/Oから読み込みを行う(ステップS1)。ここで、割り込みが行われたことで、検出部32〜34のいずれかで接触ありと判定可能であることから、全てのI/Oから読み込みを行うのではなく、いずれか1つのI/Oについては読み込みを省略することもできる。例えば、以下の処理においては、検出部32に対応するI/O1については読み込みは不要である。ほかのI/Oについて読み込み処理を省略する場合は、読み込みを行ったI/Oから順に判別を行うよう処理を変更する必要がある。
読み込み後、最初に検出部33に対応するI/O2の出力がローレベル、つまり、接触を検知したかを判定する(ステップS2)。出力がローレベルで、接触センサ1で接触を検出したと判定した場合には、ステップS3へと移行して非常停止処理2を実行し、その後割り込み処理を終了する。この場合は、接触位置が判別できているため、それに応じた処理を行う。
ステップS2において出力がハイレベルで、接触センサ1では、接触を検出していないと判定した場合には、ステップS4へと移行し、検出部34に対応するI/O3の出力がローレベル、つまり、接触を検知したかを判定する。出力がローレベルで、接触センサ1で接触を検出したと判定した場合には、ステップS5へと移行して非常停止処理3を実行し、その後、割り込み処理を終了する。この場合も、接触位置が判別できているため、それに応じた処理を行う。
ステップS4において出力がハイレベルで、接触センサ1では、接触を検出していないと判定した場合には、残りの第1系列、つまり、接触センサ1a1〜1a11において接触を検出した場合に相当するから、ステップS6へと移行して非常停止処理1を実行し、その後、割り込み処理を終了する。この場合は、正確な接触位置を判定することはできないため、接触センサ1a1〜1a11のいずれで接触を検出した場合でも対応できる停止処理を実行する。
図1の接触センサ1の配置は、図3〜図5に示される形態に限られるものではない。図8は、別の配置形態を示したものである。この配置形態では、2つの接触センサ1、1はコネクタ2、2により並列に接続される。そして、接触センサ1、1から延びてコネクタ2、2の先で処理回路5に入力される前に互いに接続される一方の導線140、140上にはそれぞれダイオード145、145が配置されている。ここで、ダイオード145と145とは順方向が逆になるように配置されている。具体的には、ダイオード145の順方向は、接触センサ1からコネクタ2方向であり、ダイオード145の順方向は、コネクタ2から接触センサ1方向である。
コネクタ2、2から延びる2本の導線はスイッチS1、S2からなるスイッチ回路54を介して、処理回路5内に入力される。スイッチS1、S2から延びる2本の導線の間には、直流定電源53と抵抗52が接続されており、電流方向が切り替え可能となっている。そして、直流定電源53側に接続された導線の先は接地され、他方の先には、バッファ51が接続されて、マイコン50に入力されている。マイコン50は、スイッチS1、S2を制御する機能を有している。
この処理回路5による接触検出のフローチャートを図9に示す。最初に、スイッチS1、S2を図のa側に接続する(ステップS11)。この状態でバッファ51からの出力が所定のしきい値電圧を越えたハイレベルか、それ以下のローレベルかを判定する(ステップS12)。スイッチS1、S2がa側に接続されている場合には、ダイオード145に対して順方向の回路が形成される。このため、接触センサ1に対して接触がなければ、Vs=Vccとなり、バッファからの出力はハイレベルとなる。この場合には、ステップS13へと移行して、接触センサ1には接触なしと出力する。一方、接触センサ1に対して接触があれば、スイッチS1のa側とスイッチS2のa側とが短絡された状態となるため、Vs≒0となり、バッファからの出力はローレベルとなる。この場合には、ステップS14へと移行して、接触センサ1に接触ありと出力する。
接触センサ1dの接触判定が終了したら、次に、スイッチS1、S2を図のb側へ接続する(ステップS15)。この状態でバッファ51からの出力が所定のしきい値電圧を越えたハイレベルか、それ以下のローレベルかを同様に判定する(ステップS16)。スイッチS1、S2がb側に接続されている場合には、ダイオード145に対して順方向の回路が形成される。このため、接触センサ1に対して接触がなければ、Vs=Vccとなり、バッファからの出力はハイレベルとなる。この場合には、ステップS17へと移行して、接触センサ1には接触なしと出力する。一方、接触センサ1に対して接触があれば、スイッチS1のb側とスイッチS2のb側とが短絡された状態となるため、Vs≒0となり、バッファからの出力はローレベルとなる。この場合には、ステップS18へと移行して、接触センサ1に接触ありと出力する。以上の処理を所定のタイミングで繰り返す。
これにより、スイッチS1、S2を周期的に切り替えながら、バッファ51の出力をしきい値と比較することで、接触センサ1と接触センサ1への接触の有無を交互に判定することができる。
図10は、本発明にかかる接触検出装置に用いられる第2の形態の接触センサ6を示す分解斜視図である。この接触センサ6は接触位置の平面座標(x,y)を検出する機能を有している。接触センサ6部分は、上から絶縁性の柔軟シート60、所望の導電体パターンが形成された第1の位置検出シート61、多数の開口621を有する第1の絶縁スペーサ62、シート状の共通電極63、多数の開口641を有する第2の絶縁スペーサ64、所望の導電体パターンが形成された第2の位置検出シート65が積層されたものであり、共通電極63とから延びる第1の配線66と、第1の位置検出シート61に接続され、第2の配線69に接続される配線67と、第2の位置検出シート65に接続され、第2の配線69に接続される配線68とを備えている。
柔軟シート60は、第1の接触センサ1の柔軟シート10と同様に、ゴム、ウレタン等の柔軟性材料を平板状に形成したものである。また、絶縁スペーサ62、64も第1の接触センサ1の絶縁スペーサ12と同様に、ゴム、樹脂等の絶縁体でシート状に形成されており、孔621、641が多数配置されることで、後述する位置検出シート61、65の導電面を共通電極63の表面から所定の間隔で離隔させている。
図11は、第2の位置検出シート65の構成図である。位置検出シート65は、ポリイミドフィルム等の屈曲が容易な絶縁体シート650上に短冊状の導電体651〜65110を所定の間隔をあけて配置したものであり、以下、導電体651〜65110の延長方向をy方向、配列方向をx方向とする。導電体651〜65110の一端には、パターン652〜65210が形成され、出力部654とこれに隣接するパターン652および隣接する各パターン652〜65210の間には、抵抗653〜65310が配置されることで、出力部654と各導電体651〜65110とが電気的に接続されている。導電体651〜65110とパターン652〜65210は、銅箔のエッチング等により形成される。この導電体651〜65110の表面は、絶縁スペーサ64を介して共通電極63表面に向かい合わせに配置される。
第1の位置検出シート61の構成は、第2の位置検出シート65と略同様であり、短冊状の導電体611〜61110がx方向に延在し、配列方向がy方向である点のみが相違する。
配線67と68上にはそれぞれダイオード671、681が配置されており、その順方向は逆方向になるよう配置されている。具体的には、配線67に配置されるダイオード671は、配線69側から第1の位置検出シート61側へと向かう方向が順方向であり、配線68に配置されるダイオード681は、第2の位置検出シート65側から配線69側へと向かう方向が順方向である。
検出回路7は、バッファ71、抵抗72、直流定電源73のほか、2つのスイッチS1、S2を有するスイッチ回路74、A/Dコンバータ75とCPU、ROM、RAM等で構成されるMCU76を備えている。スイッチ回路74のスイッチS1、S2の一方の端子には、接触センサ6からのびる第1および第2の配線66、69が接続されている。スイッチS1、S2の他端側は、一方が接地端に、他方がバッファ71の入力端子と抵抗72の間に接続されており、スイッチS1、S2を切り替えることで、第1の配線66と第2の配線69のいずれを接地し、他方をバッファ71の入力端子と抵抗72の間に接続するかを切り替えられるようになっている。抵抗72の他端は直流定電源73の高電圧側に接続されており、直流定電源73の高電圧側は、A/Dコンバータ75の参照電圧Vref入力に接続されている。一方、バッファ71の出力端子は、A/Dコンバータ75の入力端子に接続されている。MCU76はA/Dコンバータ75の出力が入力されるほか、スイッチ回路74を制御する機能を有している。
次に、本実施形態の動作について説明する。図12に示されるように柔軟シート60の上から押圧力Fが作用すると、柔軟シート60と、第1の位置検出シート61、共通電極63がこの押圧力Fによって変形する結果、第1の位置検出シート61と共通電極63、第2の位置検出シート65と共通電極63とがそれぞれ密着し、共通電極63と接触位置における第1、第2の位置検出シート61、65上の導電体とが接触する。接触位置が第1の位置検出シート61の導電体611、第2の位置検出シート65の導電体651であるとすると、配線66、67間の総抵抗は抵抗613〜613を直列に接続した抵抗値に等しく、配線66、68間の総抵抗は抵抗653〜653を直列に接続した抵抗値に等しくなる。
図13(a)(b)は、スイッチ回路74をそれぞれa側、b側に接続した際の等価回路を示している。図13(a)で示されるようにスイッチS1、S2がいずれもa側に接続されている場合には、ダイオード681にとっては逆方向電流となるため、x位置センサである第2の位置検出シート65側へは電流が流れない。直流定電源73から供給された電流は、抵抗72とダイオード671を経て第1の位置検出シート61の抵抗613〜613、共通電極63を流れる。抵抗613の抵抗値をRyi、抵抗72の抵抗値をRとすると、このときのバッファ71の入力電圧Vyは以下の式で表される。
Figure 2007102719
また、図13(b)で示されるようにスイッチS1、S2がいずれもb側に接続されている場合には、ダイオード671にとっては逆方向電流となるため、y位置センサである第1の位置検出シート61側へは電流が流れない。直流定電源73から供給された電流は、抵抗72とダイオード681を経て第2の位置検出シート65の抵抗653〜653、共通電極63を流れる。抵抗653の抵抗値をRxiとすると、このときのバッファ71の入力電圧Vxは以下の式で表される。
Figure 2007102719
つまり、Vx、Vyはそれぞれ、接触位置のx方向位置n、y方向位置mに依存するのであり、Vx、Vyから接触位置のx方向位置n、y方向位置mを求めることができる。ここで、抵抗値を適宜設定することで、位置n、mに対して、Vx、Vyを線形変化させることができる。このように設定すると、Vx、VyをA/D変換して接触座標位置を求めるのが容易になる。
例えば、検出導電体の総本数がLのとき、n番目のレーン接触時に発生する検出電圧Vxについて以下の(3)式が成り立つとする。
Figure 2007102719
ここで、総抵抗を(2)式の分母の抵抗653〜653の和を総抵抗Rx(n)とすると、以下の(4.1)式が成り立ち、これを変形すると、(4.2)式が成立する。
Figure 2007102719
(4.2)式に(3)式を代入すると、総抵抗Rx(n)は、
Figure 2007102719
で表すことができ、Rx(n)=R(n)−R(n−1)で表される。
例えば、L=10の場合で、Rsが1kΩ、Vref=10Vの場合には、653〜65310の抵抗値を以下の表に示されるように設定すると、表に示されるように線形出力が得られる。
Figure 2007102719
ここでは、配線や導電体651の抵抗、ダイオード681による電圧ドロップは考慮していないが、これらを考慮して各抵抗値を設定するとより好ましい。y方向位置(第1の位置検出シート61)についても同様である。
図14は、測定処理の詳細を示すフローチャートである。最初に、スイッチS1、S2をa側に接続する(ステップS21)。そして、A/Dコンバータ75が入力されたVyをA/D変換する(ステップS22)。変換後、まず、Vyが略0でないかを検査する(ステップS23)。Vy≒0の場合には、配線が短絡している可能性があるため、配線のショート処理へと移行する(ステップS24)。Vyが略0でない場合には、さらにVyがVrefに略等しいかを調べる(ステップS25)。VyがVrefに略等しい場合には、非接触状態であるとして非接触を出力して(ステップS26)、処理を終了する。VyがVrefに略等しくない場合、つまり、0より大きく、Vref未満の場合には、Vyの値から接触座標位置を求める(ステップS27)。ここで、MCU76は、Vy電圧と座標の関係をデータベースまたは換算式として格納しており、それをもとに座標値を求めるとよい。次に、接触座標位置の換算に成功したかを調べる(ステップS28)。例えば、y座標の異なる2カ所で同時に接触が起こった場合には、1点で接触した場合と異なる電圧値が出力されるため換算ができない場合があり、これを判別する必要があるからである。換算に成功した場合は、換算したy座標を出力し(ステップS29)、不成功の場合には、処理を終了する。
ステップS29でy座標を出力した後は、x座標の検出処理へと移行する(ステップS30)。ここでは、スイッチS1、S2をb側に接続して、ステップS22〜S29と同様の処理を行うことで、接触位置のx座標値を求める。
このとき、図15に示されるように、スイッチS1、S2をa側とb側に周期的に切り替え、切替位置においてA/D変換を1回ずつおこなうことで、x座標とy座標を個別に求めることができる。したがって、高速での検出が可能であり、また、演算能力を要しないため、簡単な構成の検出回路で高精度の検出が可能となる。さらに、接続が2線ですむため、省線化が可能である。
さらに、図16に示されるように、位置検出シート65(61)の抵抗にシート抵抗655を用いると、センサの薄型化と製造コストの低減化が図れる。このシート抵抗655は、印刷により形成しても、ITO、カーボン、酸化金属皮膜等を接着または蒸着により形成してもよいし、線状抵抗体を接着またはハンダ付けにより形成してもよい。この抵抗体の総抵抗は、図17に示されるように設定すると、線形的な出力変化が得られる。
これらの接触センサ6は、上述したロボット4に用いることができるほか、図18に示されるセンサパネル8等の入力装置やタッチパネル、デジタイザー等にも適用可能である。
以上の説明では、絶縁スペーサ12、62、64には周期的に丸い孔を配置する例を説明したが、開口はこれにかぎられるものではなく、両側に配置される導電面同士が所望の接触力が作用しない限り接触しないように維持することが可能であればどのような形状、配置の開口であってもよい。
本発明にかかる接触検出装置に用いられる接触センサの第1の実施形態を示す分解斜視図である。 図1の接触センサの接触検出時の断面図である。 図1の接触センサの接続例を示す図である。 図3の第1系列の検出部33の詳細構成を示す回路図である。 図3の第2系列の検出部34の詳細構成を示す回路図である。 図1に示される接触センサ1をロボット4の衝突検知センサとして配置した例を示している。 ロボット4における衝突検知動作のフローチャートである。 図1の接触センサの別の配置形態を示したものである。 図8の装置における接触検出処理のフローチャートである。 本発明にかかる接触検出装置に用いられる第2の形態の接触センサ6を示す分解斜視図である。 図10の装置の第2の位置検出シート65の構成図である。 図10の接触センサの接触検出時の断面図である。 図10の装置においてスイッチ回路74をそれぞれa側、b側に接続した際の等価回路である。 図10の装置の測定処理の詳細を示すフローチャートである。 測定処理のタイミングチャートである。 図10の装置の第2の位置検出シート65の別の構成図である。 図16の抵抗体の抵抗設定例である。 図10の装置の適用例を示す図である。
符号の説明
1、6…接触センサ、2…コネクタ、3、7…検出回路、4…ロボット、5…処理回路、8…センサパネル、9…絶縁面、10…柔軟シート、11、13…導電シート、12…絶縁スペーサ、30…マイコン、31…OR回路、32〜34…検出部、35…検出部、40…ベース、41〜45…関節、46…制御機構、47…制御回路、50…マイコン、51…バッファ、52…抵抗、53…直流定電源、54…スイッチ回路、60…柔軟シート、61、65…位置検出シート、62、64…絶縁スペーサ、63…共通電極、66〜69…配線、71…バッファ、72…抵抗、73…直流定電源、74…スイッチ回路、75…コンバータ、121…孔、140、141、150、151…導線、145…ダイオード、320…基準電圧発生回路、321…コンパレータ、322…抵抗、323…直流定電源、331…バッファ、332…抵抗、333…直流定電源、611、651…導電体、612、652…パターン、613、653…抵抗、621、641…開口、650…絶縁体シート、654…出力部、655…シート抵抗、671…ダイオード、681…ダイオード。

Claims (4)

  1. シート状の絶縁体のシート面に多数の開口が形成されているスペーサと、
    シート状の導電体からなり、前記スペーサをはさんで配置される2枚の導電体シートと、
    前記導電体シートの一方から絶縁されて該導電体シートを覆って配置される柔軟シートとを備える接触センサ複数個を前記導電体シートへ接続される配線を利用して並列または直列に接続して検出回路へと接続している接触検出装置。
  2. 前記接触センサ2個が検出回路と並列に接続されており、各接触センサと検出回路との間に配置される電流方向を異なる方向に切り替えるスイッチと、スイッチと各接触センサとの間にそれぞれの順方向が逆方向となるよう配置されたダイオードと、を備えていることを特徴とする請求項1記載の接触検出装置。
  3. シート状の導電体からなり、第1の配線に接続されている共通電極と、
    シート状の絶縁体からなり、シート面に多数の開口が形成され、前記共通電極の上下面にそれぞれ配置される2枚のスペーサと、
    複数枚の短冊状の導電体をそれらの長手方向が第1の方向に沿うよう並行に並べて配置し、隣接する導電体の長手方向の一方の端部間を抵抗により接続して端部抵抗と第1のダイオードを介して第2の配線に接続されるとともに、前記スペーサの一方を介して前記共通電極の下面に配置される第1の電極シートと、
    複数枚の短冊状の導電体をそれらの長手方向が前記第1の方向に直交する第2の方向に沿うよう並行に並べて配置し、隣接する導電体の長手方向の一方の端部間を抵抗により接続して端部抵抗と第1のダイオードと逆方向を順方向とする第2のダイオードを介して前記第2の配線に接続されるとともに、前記スペーサの他方を介して前記共通電極の上面に配置される第2の電極シートと、
    前記第2の電極シート上に前記第2の電極シートから絶縁されて配置される柔軟シートと、
    前記第1の配線と前記第2の配線とそれぞれスイッチを介して接続され、電流方向が異なる2方向における前記第1の配線と第2の配線間の抵抗変化を測定する測定手段と、
    を備えていることを特徴とする接触検出装置。
  4. 可動部と制御機構を有するロボットであって、可動部に請求項1〜3のいずれかに記載の接触検出装置を備えており、前記制御機構は、接触位置情報に応じて障害物との接触を検出し、停止ないし回避動作を行わせることを特徴とするロボット。
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