JP2007102048A - 画像読取装置 - Google Patents

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範智 中島
Satoru Murakami
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Abstract

【課題】原稿台に載置される多種多様な(多種のサイズや不定型サイズの)原稿のサイズを速やかに検知できること。
【解決手段】所定の軸方向に配列された複数の光検出素子18aを備え,画像読取部12とは別個に設けられたラインセンサであり,密着型イメージセンサ(CIS)により構成されたサイズ検知センサ18と,これを原稿台1の下面に沿って移動させるサイズ検知センサ駆動モータ19とを設け,サイズ検知センサ18の位置とその各位置においてサイズ検知センサ18により得られる光検出値(輝度)とに基づいて,原稿台1上の原稿sのサイズを特定する。
【選択図】図2

Description

本発明は,画像読取装置に関し,特に,原稿台に載置される多種多様な原稿のサイズ検知に好適な画像読取装置に関するものである。
一般に,画像読取装置(スキャナ)やこれを備えた複合機は,所定の主走査方向に伸びて形成された走査ユニット(走査部)を原稿台の下面に沿って副走査方向(主走査方向に直交する方向)に走査させることにより,原稿台に載置された原稿からこれに形成された画像を読み取る移動式(原稿固定式)の画像読取手段を備えている。
このような画像読取装置は,原稿台に載置された原稿のサイズを自動検知する機能を備えたものが多い。これにより,原稿台の全範囲(全読取範囲)のうち,原稿サイズに対して過不足のない範囲のみの原稿画像を読み取り,無駄のない画像データをネットワーク接続されたホスト装置に転送したり,原稿サイズに対応したサイズの記録紙を選択してその記録紙に画像形成を行ったりすることが可能となる。
従来,原稿台に載置された原稿のサイズを検知する技術としては,例えば特許文献1に示されるように,予め定められた複数の原稿サイズ(定型サイズ)各々に対応した原稿台下側の各位置に原稿を検知する光学センサを配置し,その光学センサの検知状態に基づいて原稿サイズを検知する技術が知られている。この場合,特許文献1にも示されるように,原稿に向けて光を放射する発光ダイオード及びその反射光を検出するフォトダイオード等からなる光学センサが,走査ユニットとの干渉を避けるため,原稿台から下方に離れた位置に配置される。なお,特許文献1には,原稿自動搬送装置により搬送される原稿から画像を読み取る場合(原稿移動式の画像読取)と,原稿台に載置された原稿から画像を読み取る場合(原稿固定式の画像読取)とで,原稿を検知する光学センサの位置を変更する技術も示されている。
その他,原稿画像を読み取る前に移動式の画像読取手段により原稿をプリスキャンすることにより,原稿サイズを検知することも考えられる。
ところで,世界各国で用いられる用紙(原稿)の定型サイズには非常に多くの種類がある。
図7は,原稿台1上に載置され得る定型の原稿サイズの一例を表したものである。この例では,原稿台1の一の角部(頂点部)が,原稿台1における原稿基準位置1pである。
画像読取装置を世界各国での用紙サイズ(原稿サイズ)に対応させることを考慮した場合,図7に示すように,原稿台1には,「AB系」の用紙サイズ(A3R,B4R,A4R,B5R,A5R,A4,B5,A5,B6等),「インチ系」の用紙サイズ(WLTR,LGR,LTR,LT,INV等),「中国系」の用紙サイズ(8KR,16KR,16K等)等の多様なサイズの原稿が載置され得ることを考慮しなければならない。なお,「R」は縦長の方向に(副走査方向を長手方向として)載置されることを表す。この他,不定型サイズの原稿も原稿台1に載置され得る。
特開平10−282736号公報
しかしながら,特許文献1に示されるように,予め定められた原稿サイズ(定型サイズ)に対応した位置に光学センサを配置する構成では,原稿サイズの種類が増えるにつれて光学センサの数(部品点数)が増える上,不定型サイズの原稿に対応できないという問題点があった。
さらに,特許文献1に示されるように,原稿台から下方に離れた位置に光学センサが配置される場合,原稿検知の空間分解能が低いため,原稿サイズの差が小さい場合(図7におけるA4RとLTRとの差等)にそれらを区別して検知できないという問題点もあった。
また,移動式の画像読取手段によるプリスキャンによって原稿サイズ検知を行う場合,走査ユニットをホームポジションから副走査方向の原稿長さ分以上移動(走査)させ,さらにホームポジションまで戻した後に画像読み取りを開始しなければならず,画像読み取りの開始が遅れるという問題点があった。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,原稿台に載置される多種多様な(多種のサイズや不定型サイズの)原稿のサイズを速やかに検知できる画像読取装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,原稿台に載置された原稿からこれに形成された画像を読み取る画像読取手段を備えた画像読取装置に適用されるものであり,所定の軸方向に配列された複数の光検出素子を備え前記画像読取手段とは別個に設けられたラインセンサと,前記光検出素子が上方に向けられたそのラインセンサを前記原稿台の下面に沿って移動させるセンサ移動手段と,そのラインセンサの位置(移動位置)を検出するセンサ位置検出手段と,そのセンサ位置検出手段による検出位置と前記ラインセンサにより得られる光検出値とに基づいて前記原稿台上の前記原稿のサイズを特定する原稿サイズ特定手段とが設けられた画像読取装置として構成されるものである。
このような構成により,移動(走査)される前記ラインセンサの光検出値から原稿台に載置された原稿の外縁を検出できるので,多種多様な(多種のサイズや不定型サイズの)原稿のサイズを速やかに検知できる。
例えば,前記ラインセンサの位置とそのラインセンサにより得られる光検出値とに基づいて,前記原稿台上における前記原稿の角部の位置を特定することにより前記原稿のサイズを特定することが可能となる。
ここで,前記センサ移動手段としては,前記画像読取手段が前記ラインセンサを前記原稿台の下面に沿って移動する走査部を備える場合に,その走査部の移動範囲に対し,上方から見て外側に位置する2箇所のラインセンサ退避位置のうちの一方から他方まで前記走査部の移動範囲内を経由して移動させるものとすれば好適である。
これにより,前記ラインセンサと前記走査部との両方を原稿台下面に近接する位置,即ち,高さ方向において相互に干渉する位置に配置することができる。その結果,前記ラインセンサとしてコンパクトな密着型イメージセンサ(CIS)を採用でき,空間分解能の高い原稿サイズ検知が可能となる。また,装置の高さ(上下方向の厚み)を抑えることができる。さらに,前記ラインセンサを元の退避位置に戻すために往復移動させる必要がなく,より速やかな原稿サイズ検知が可能となる。
もちろん,迅速性がやや犠牲になるものの,前記走査部の移動範囲に対し上方から見て外側に位置する一の退避位置から前記走査部の移動範囲内へ移動させた後にその一の退避位置へ戻す前記センサ移動手段を採用した構成も本発明に含まれる。
また,前記センサ移動手段としては,前記ラインセンサを,その軸方向における端部やその端部付近を支持すること等により回動させるセンサ回動手段を採用すれば好適である。
これにより,前記ラインセンサを平行移動させる場合のように移動方向に伸びるレール(ガイド)等を設ける必要がなく,ごくシンプルな構成とすることができる。
この場合,前記センサ回動手段による前記ラインセンサの回動中心が,前記原稿台における前記原稿の基準位置となる側と反対側の一の角部の近傍外側に配置された構成や,前記原稿台における一の長辺(長手方向に伸びる縁部)の略中央部の近傍外側に配置された構成,或いは矩形状の前記原稿台における一の長辺の近傍外側であって,想定される最小サイズの原稿がその一辺を前記原稿台の一の短辺である基準辺に沿わせて載置された場合に,その最小サイズの原稿及び前記原稿台の各々における前記基準辺に対して反対側の一の角部各々から略等距離の位置に配置された構成等が考えられる。
最初に示した構成によれば,前記ラインセンサを約90°回動させれば原稿台上の原稿を走査でき,高速な原稿サイズ検知が可能となる。
また,2番目に示した構成によれば,前記ラインセンサを約180°回動させる必要があるものの,ラインセンサの長さを原稿台の長辺の長さの約半分以下に抑えることができる。
また,最後に示した構成によれば,多くの場合,前記ラインセンサの長さを最も短く抑えることができる。
本発明によれば,移動(走査)される前記ラインセンサの光検出値から原稿台に載置された原稿の外縁を検出できるので,多種多様な(多種のサイズや不定型サイズの)原稿のサイズを速やかに検知できる。
また,前記ラインセンサを,前記画像読取手段が備える前記走査部の移動範囲に対し,上方から見て外側に位置する2箇所のラインセンサ退避位置のうちの一方から他方まで前記走査部の移動範囲内を経由して移動させることにより,そのラインセンサと前記走査部との両方を相互干渉することなく原稿台下面に近接する位置に配置することができる。その結果,コンパクトな密着型イメージセンサ(CIS)を前記ラインセンサとして採用でき,空間分解能の高い原稿サイズ検知が可能となるとともに,装置の高さ(上下方向の厚み)を抑えることができ,さらに前記ラインセンサを往復移動させることなくより速やかな原稿サイズ検知が可能となる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施形態に係る画像読取装置Xの概略構成を表すブロック図,図2は画像読取装置Xの概略側断面図及び概略平断面図,図3は画像読取装置Xによる画像読み取りの際の処理手順を表すフローチャート,図4は本発明の第1実施例に係る画像読取装置X1におけるサイズ検知センサの走査範囲を表す図,図5は本発明の第2実施例に係る画像読取装置X2におけるサイズ検知センサの走査範囲を表す図,図6は本発明の第3実施例に係る画像読取装置X3におけるサイズ検知センサの走査範囲を表す図,図7は画像読取装置の原稿台上に載置され得る定型の原稿サイズの一例を表す図である。
本発明の実施形態に係る画像読取装置Xは,所定方向(以下,主走査方向という)に伸びて形成された走査ユニット(走査部)を原稿台の下面に沿って副走査方向(主走査方向に直交する方向)に走査させることにより,原稿台に載置された原稿からこれに形成された画像を読み取る移動式(原稿固定式)の画像読取部を備えた画像読取装置である。
そして,所定の軸方向に配列された複数の光検出素子を備えたサイズ検知センサ(ラインセンサ)を移動させることにより,そのサイズ検知センサの位置とそのサイズ検知センサにより得られる光検出値とに基づいて原稿台上の原稿のサイズを特定(検知)することを特徴とするものである。
まず,図1に示すブロック図と図2に示す側断面図(a)及び平断面図(b)とを参照しながら,本発明の実施形態に係る画像読取装置Xの構成について説明する。
画像読取装置Xは,図1に示すように,操作・表示部11,画像読取部12,画像メモリ13,データ記憶部14,制御部15,画像処理部16,通信部17,サイズ検知センサ18,サイズ検知センサ駆動モータ19及び退避検知センサ20等を具備して構成されている。
前記操作・表示部11は,液晶タッチパネル等からなる操作入力手段と表示手段とを併せて備えた操作用の入出力インターフェース(マンマシンインターフェース)である。
前記画像読取部12は,原稿台に載置された原稿から,その原稿に形成された画像(原稿画像)を読み取るものである。
前記画像メモリ13は,原稿画像のデータ処理の際にその画像データを一時記憶するメモリである。
前記データ記憶部14は,各種データを記憶するハードディスク等の書き換え可能な大容量不揮発メモリである。
前記制御部15は,CPU及びその周辺装置(ROM,RAM等)からなり,そのROMに格納された所定のプログラムに従った処理を実行することにより当該画像読取装置Xを制御するものである。
また,前記画像処理部16は,専用の信号処理回路或いはDSP(Digital Signal Processor)等により構成され,原稿画像のデータについて各種画像処理を行い,画像形成に用いる印刷データ(イメージデータや印刷ジョブ等)の生成や,ホスト装置へ送信する画像データ(例えば,JPEG形式等の所定の符号化がなされた画像データ等)の生成等を行うものである。
前記通信部17は,画像処理部16により生成された画像データを,ネットワークを通じて外部のホスト装置へ送信する通信インターフェースである。
この他,画像処理部16により生成された印刷データに基づいて,記録紙に画像を形成(出力)する画像形成手段(不図示)を備えたものも考えられる。この画像形成手段は,例えば,感光体ドラムやその感光体ドラムに対し印刷データに従って静電潜像を書き込む露光装置,その静電潜像をトナー像として現像する現像装置,感光体ドラム上のトナー像を記録紙に転写する転写装置等からなり,画像処理部16によって生成された印刷データに従って記録紙(被転写材)に画像形成を行うものである。
また,前記画像読取部12は,図2(a)に示すように,主走査方向(図2(a)における奥行き方向)に伸びて形成された走査ユニット12a(走査部)を原稿台の下面に沿って主走査方向に直交する副走査方向(図2(a)における左右方向)に走査させることにより,原稿台1に載置された原稿sからこれに形成された画像を読み取る移動式(原稿固定式)の画像読取手段である。
より具体的には,原稿台1(ここでは,プラテンガラス)上に画像読取り面を伏せて載置された原稿sに対し,その幅方向(主走査方向)全体に渡って原稿台1の下側から1ライン分の光を照射しながら副走査方向に走行することにより,原稿台1を通じて(透過して)原稿sの画像読取り面に光を照射する光源12e,及び原稿sからの反射光を所定方向へ導く反射ミラー12fとが設けられ,副走査方向に走行する走査ユニット12aと,この走査ユニット12aから出力される原稿sからの反射光を所定方向へ導く固定反射ミラー等からなる導光手段12bと,その導光手段12bにより導かれた光を集光するレンズ12cと,そのレンズ12cにより集光された光を受光して光電変換するCCD(12d)等から構成される従来周知の画像読取手段である。
また,図2(a)に示すように,画像読取装置Xは,原稿sが載置される原稿台1に対して開閉自在(回動自在)に支持された原稿台カバー2を備え,画像読取部12は,この原稿台カバー2が閉じられた状態で,原稿台1上に画像読取り面を下側に伏して載置された原稿sからその画像を読み取る。
また,サイズ検知センサ18は,図2(a),(b)に示すように,所定の軸方向に一列若しくは複数列に配列された複数の光検出素子18aを備え,画像読取部12とは別個に設けられたラインセンサであり,密着型イメージセンサ(CIS)により構成されている。
このサイズ検知センサ18(ラインセンサ(CIS))は,その軸方向における一方の端部の回動中心部18bが回転自在に支持され,この回動中心部18bが前記サイズ検知センサ駆動モータ19(センサ移動手段及びセンサ回動手段の一例)と連結されることにより,光検出素子18aが上方に向けられた状態で原稿台1の下面に沿って回動(移動)される。
図2(b)に示すように,サイズ検知センサ18は,サイズ検知センサ駆動モータ19により,原稿台1の下面に沿って移動する走査ユニット12a(画像読取手段が備える走査部の一例)の移動範囲に対し,上方から見て外側に位置する2箇所の第1退避位置p1及び第2退避位置p2のうちの一方から他方まで走査ユニット12aの移動範囲(走査範囲)内を経由して移動(回動)される。
ここで,図2に示す例では,サイズ検知センサ駆動モータ19によるサイズ検知センサ18の回動中心部18bが,原稿台1における原稿基準位置1pとなる側と反対側(ここでは,対角側)の一の角部の近傍外側に配置されている。この場合,サイズ検知センサ18の長さは,原稿台1における原稿基準位置1pと反対側の辺(図2では,向かって右側の短辺)とほぼ等しい長さとする。
そして,第1退避位置p1及び第2退避位置は,上方から見て矩形状の原稿台1において,サイズ検知センサ18の回動中心部18bの近傍にある角部を挟む2辺(図2の例では,下画はの辺と右側の辺)の近傍外側各々に位置する。これにより,サイズ検知センサ駆動モータ19は,サイズ検知センサ18を90°回動させることになる。
また,図2(b)において,サイズ検知センサ18が回動された場合に,最も回動端に近い側の光検出素子18aの軌跡をR1で表し,最も回動中心に近い側の光検出素子18aの軌跡をR2で表す。この軌跡R1,R2の間の範囲が,サイズ検知センサ18の光検出範囲である。
このように,サイズ検知センサ18が,走査ユニット12aの移動範囲の外側の退避位置p1,p2に退避されるので,図2(a)に示すように,サイズ検知センサ18と走査ユニット12aとの両方を,原稿台1下面に近接する位置,即ち,高さ方向において相互に干渉する位置に配置することができ,装置の高さ(上下方向の厚み)を抑えることができるとともに,サイズ検知センサ18(ラインセンサ)としてコンパクトな密着型イメージセンサ(CIS)を採用できる。
また,退避検知センサ20は,サイズ検知センサ18が第1退避位置p1に存在することを検知する第1退避検知センサ20aと,同センサ18が第2退避位置p2に存在することを検知する第2退避検知センサ20bとを有している。これら退避検知センサ20a,20bは,例えば接触型のリミットスイッチや非接触型の光学スイッチ等により構成されている。
ここで,サイズ検知センサ駆動モータ19は,制御部15により出力されるパルス状の駆動信号によりその回転角度が制御され,退避検知センサ20a,20bにより第1退避位置p1若しくは第2退避位置p2のいずれかに位置することが検知されている状態から,制御部15が駆動信号のパルス数をカウントすることにより,サイズ検知センサ18の位置,即ち,退避位置p1,p2からの回動角度θ(0°〜90°)が検出される(センサ位置検出手段の一例)。
サイズ検知センサ18の位置検出手段の構成としては,上記の他,サイズ検知センサ駆動モータ19の回転軸と連動して回転する回転式のポテンショメータにより検出位置を行うもの等,他の構成も考えられる。
そして,制御部15は,所定の制御プログラムを実行することにより,前記駆動信号のパルス数に基づき検出したサイズ検知センサ18の検出位置と,その各検出位置においてサイズ検知センサ18により得られる光検出値(輝度)とに基づいて,原稿台1上の原稿sのサイズを判定(特定)する原稿サイズ判定処理を実行する(原稿サイズ特定手段の一例)。
次に,図3に示すフローチャートを参照しつつ,画像読取装置Xにおける画像読み取りの際の処理手順について説明する。以下,S1,S2,…は,処理手順(ステップ)の識別符号を表す。
まず,画像読取装置Xに電源が投入されると,制御部15により退避検知センサ20の検知結果が参照され,サイズ検知センサ18が第1退避位置p1若しくは第2退避位置p2のいずれかに存在するか否かが判別される(S1)。
ここで,サイズ検知センサ18が,いずれの退避位置p1,p2にも存在しないと判別されると,制御部15によってサイズ検知センサ駆動モータ19がいずれか一方の回転方向に回転駆動するよう制御され,サイズ検知センサ18が退避位置p1,p2のいずれかに移動(退避)される(S2)。
次に,ステップS1においてサイズ検知センサ18が退避位置p1,p2のいずれかに存在すると判別された場合,或いはステップS2においてサイズ検知センサ18が退避位置p1,p2のいずれかに移動された場合,制御部15により,原稿台1上に原稿sがセット(載置)されたか否かが監視され(S3),原稿sがセットされたことが検知された場合に後述のステップS4に処理が移行される。
例えば,原稿台カバー2の開閉状態を検知するカバー開閉検知センサを設けるとともに,原稿基準位置1p近傍における原稿台1の下方に配置され,原稿台1(上方)に向けて赤外線光等の光を出射する光源とその光の反射光を受光する受光素子とを備えた原稿有無センサを設け,カバー開閉検知センサにより原稿台カバー2が開状態であると検知され,かつ,原稿有無センサの受光素子において所定レベル以上の反射光の受光が検知された場合に,原稿台1上に原稿sがセットされたと判別する。
その他,原稿台カバー2が所定の中間開度範囲にあることを検知するカバー中間開度検知センサを設け,これにより原稿台カバー2が所定の中間開度範囲にある場合にステップS4へ処理を移行させることも考えられる。
なお,前記カバー開閉検知センサや前記カバー中間開度検知センサとしては,例えば,閉じられた或いは所定の中間開度範囲にある原稿台カバー2に当接して変位する変位部の変位状態に応じてON/OFF状態が切り替わるスイッチ等が考えられる。
次に,ステップS3において原稿第1に原稿sがセットされたと判別されると,制御部15によってサイズ検知センサ駆動モータ19が回転駆動するよう制御され,サイズ検知センサ18が現在の退避位置p1又はp2から他方の退避位置p2又はp1までの移動が開始される(S4)。
なお,このサイズ検知センサ18の移動及び以下に示す原稿サイズ判定処理は,原稿台カバー2が開かれている状態(中間開度で開かれている状態を含む)で実行される。
さらに,制御部15により,移動中のサイズ検知センサ18の位置(回動角θ)が随時(例えば一定周期で)検知されるとともに,各位置におけるサイズ検知センサ18の光検出値(輝度)が取得され,そのサイズ検知センサ18の検出位置とその各検出位置における光検出値(輝度)とに基づいて,原稿台1上の原稿sのサイズを判定(特定)する原稿サイズ判定処理が実行される(S5,原稿サイズ特定手段の一例)。
以下,原稿サイズ判定処理の具体例について説明する。
原稿台カバー2が開かれた状態でサイズ検知センサ18を移動させると,原稿sの下方に位置する光検出素子18aでは,原稿sによって入射光が遮られるので,その他の光検出素子18aよりも低輝度の光検出値が得られる。即ち,サイズ検知センサ18の軸方向(光検出素子の配列方向)において,光検出値の差が大きい光検出素子18aを特定し,その光検出素子18aの原稿台1に沿う平面における位置(座標)を特定すれば,その位置が原稿sの縁部の位置を表すことになる。
そこで制御部15は,原稿台1における原稿sの縁部の位置(原稿基準位置1pを原点とするXY座標)を,光検出値(輝度)の差が大きい光検出素子18aの位置,即ち,サイズ検知センサ18における回動中心部18bからの距離と,そのサイズ検知センサ18の回動角度θとに基づいて,三角関数等を用いた周知の幾何学的計算により求める。
さらに制御部15は,サイズ検知センサ18が2つの退避位置p1,p2間を移動する間に求めた原稿sの縁部の位置のうち,原稿基準位置1pから最も遠い位置を,原稿sにおける原稿基準位置1pにある角部に対向する角部sp(対角線上にある角部)であると判定する。原稿sが長方形若しくは正方形であることを前提とすれば,このような処理によって原稿sの角部spを特定できる。
一方,データ記憶部14には,原稿の定型サイズの識別情報(名称等)とその定型サイズの原稿が原稿台1に載置された場合に原稿基準位置1pの角部に対向する角部となる位置(座標,以下,定型サイズ角部位置という)とが対応付けられた定型サイズ情報が予め記憶されている。
そして,制御部15により,前記定型サイズ情報における前記定型サイズ角部位置の中から,サイズ検知センサ18の光検出値に基づき判定した原稿の角部spの位置(座標)に対して所定の誤差範囲内にあるものが検索され,その検索された前記定型サイズ角部位置に対応する定型サイズが,原稿台1に載置された原稿sのサイズであると判定する。
また,前記定型サイズ情報に該当する前記定型サイズ角部位置が存在しない場合には,不定型サイズの原稿であると判定する。この場合,サイズ検知センサ18の光検出値に基づき判定した原稿の角部spの位置(座標)のx座標値(主走査方向の座標)及びy座標値(副走査方向の座標)により,原稿sの横幅及び高さが判定される。
このように,制御部15により,サイズ検知センサ18の位置とそのサイズ検知センサ18により得られる光検出値とに基づいて原稿台1上における原稿の角部spの位置が特定され,その角部spの位置により原稿のサイズが特定される。
また,制御部15により,ステップS5の原稿サイズ判定処理と並行して,退避検知センサ20の検知状態が監視され,サイズ検知センサ18が退避位置p1又はp2に到達したか否かの判別処理が行われる(S6)。
そして,サイズ検知センサ18が退避位置p1,p2のいずれかに到達したと判別されると,制御部15によりサイズ検知センサ駆動モータ19が停止(即ち,サイズ検知センサ18の移動が停止)される(S7)。
さらに,制御部15により,利用者によって操作・表示部11を通じて所定の画像読み取り開始操作がなされたことが検知されたことを条件に,画像読取部12が制御され,ステップS5で判定された原稿サイズの範囲について原稿sから画像を読み取る原稿画像読み取り処理が行われる(S8)。
最後に,制御部15により,ステップS8の処理で得られた原稿画像データ(読取画像)の出力処理,例えば,通信部17を通じて予め設定された送信先(ホスト装置)に送信(出力)する処理や,データ記憶部14に記憶させる(出力する)処理が行われ(S9),処理が終了する。
以上に示したように,画像読取装置Xでは,サイズ検知センサ18が2箇所の退避位置p1,p2間を片道分だけ移動(走査)される間に,そのサイズ検知センサ18の光検出値及び位置(回動角度θ)から原稿台1に載置された原稿sのサイズを特定できるので,多種多様な(多種のサイズや不定型サイズの)原稿のサイズを速やかに検知できる。
また,サイズ検知センサ18の回動中心が,原稿台1における原稿基準位置1pとなる側と反対側の一の角部の近傍外側に配置されているため,サイズ検知センサ18を90°回動させれば原稿台1上の原稿sを走査でき,高速な原稿サイズ検知が可能となる。
また,サイズ検知センサ18(CIS)を原稿台1下面に近接させて移動させるので,空間分解能の高い原稿サイズ検知が可能となる。
次に,図4を参照しつつ,本発明の第1実施例に係る画像読取装置X1について説明する。ここで,図4は,画像読取装置X1におけるサイズ検知センサ18の走査範囲を表す平面図である。
画像読取装置X1は,サイズ検知センサ18の回動中心及び走査範囲(移動範囲)が異なる以外は,前述した画像読取装置Xと同じ構成を有する。なお,以下に示す図4〜図6において,前述と画像読取装置Xと同じ構成要素については同じ符号を付している。
図4に示すように,画像読取装置X1では,サイズ検知センサ18の回動中心が,矩形状の原稿台1における一の長辺(長手方向に伸びる縁部,図4に示す例では装置手前側の縁部)のほぼ中央部の近傍外側に配置されている。これにより,サイズ検知センサ18の第1退避位置p1’及び第2退避位置p2’が,原稿台1における一の長辺の近傍外側に位置し,サイズ検知センサ18が,サイズ検知センサ駆動モータ19により180°回動することになる。この場合,サイズ検知センサ18の長さは,その回動中心と原稿台1における原稿基準位置1pに対し反対側の角部(図4では向かって右下の角部)との距離にほぼ等しい長さとする。なお,第1退避位置p1’及び第2退避位置p2’は,画像読取装置Xの場合と同様に,前述した走査ユニット12aの移動範囲に対し,上方から見て外側に位置する。
ここで,図4において,サイズ検知センサ18が回動された場合に,最も回動端に近い側の光検出素子18aの軌跡をR1’で表し,最も回動中心に近い側の光検出素子18aの軌跡をR2’で表す。この軌跡R1’,R2’の間の範囲が,サイズ検知センサ18の光検出範囲である。
このような構成により,サイズ検知センサ18の長さを原稿台1の長辺の長さの約半分以下に抑えることができる点で好適である。
このような構成も本発明の実施例の一つである。
また,図4に示す画像読取装置X1は,原稿台1上に破線で示す原稿sminが想定される最小サイズの原稿である場合には,サイズ検知センサ18の回動中心が,矩形状の原稿台1における一の長辺の近傍外側に配置され,その最小サイズの原稿sminがその一辺を原稿台1の一の短辺である基準辺(図4に向かって左側の辺)に沿わせて載置された場合に,その最小サイズの原稿smin及び原稿台1の各々における前記基準辺に対して反対側の一の角部各々からほぼ等距離の位置に配置されているということもできる。この場合,サイズ検知センサ18の長さは,その回動中心から最小サイズの原稿sminの角部までの距離にほぼ等しい長さとする。
これにより,多くの場合,サイズ検知センサ18の長さを最も短く抑えることができる。
次に,図5を参照しつつ,本発明の第2実施例に係る画像読取装置X2について説明する。
ここで,画像読取装置X2は,複数(2つ)のサイズ検知センサ181,182及びその各々を回動させるサイズ検知センサ駆動モータ191,192を備え,図5は,画像読取装置X2におけるサイズ検知センサ181,182の走査範囲を表す平面図である。
図5に示すように,画像読取装置X2では,一方のサイズ検知センサ181の回動中心が,原稿台1における一の長辺(長手方向に伸びる縁部,図5に示す例では装置手前側の縁部)のほぼ中央部の近傍外側に配置され,他方のサイズ検知センサ182の回動中心が,原稿台1における原稿基準位置1pとなる側と反対側の一の角部の近傍外側に配置されている。
また,一方のサイズ検知センサ181は,その退避位置p11が原稿台1における一方の長辺の近傍外側に位置し,サイズ検知センサ駆動モータ191により,その一の退避位置p11から走査ユニット12a(図5には不図示)の移動範囲内へ移動された後にその一の退避位置p11へ戻される。サイズ検知センサ181が退避位置p11に存在することは,前述の退避検知センサ20と同様の退避検知センサ201により検知される。
同様に,他方のサイズ検知センサ182は,その退避位置p12が原稿台1における他方の長辺(サイズ検知センサ181の退避位置p11と対向する側の長辺)の近傍外側に位置し,サイズ検知センサ駆動モータ192により,その一の退避位置p12から走査ユニット12a(図5には不図示)の移動範囲内へ移動された後にその一の退避位置p12へ戻される。サイズ検知センサ182が退避位置p12に存在することは,前述の退避検知センサ20と同様の退避検知センサ202により検知される。
即ち,いずれのサイズ検知センサ181,182も,1回の原稿サイズ検知処理の際に往復走査(往復移動)される。なお,2箇所の退避位置p11,p12のいずれも,画像読取装置Xの場合と同様に,前述した走査ユニット12aの移動範囲に対し,上方から見て外側に位置する。
このように,複数のサイズ検知センサ181,182を設けて各々移動させることにより,検知できる原稿サイズの範囲をより大きくすることができる。
図5において,サイズ検知センサ181が回動された場合に,最も回動端に近い側の光検出素子の軌跡をR11で表し,最も回動中心に近い側の光検出素子の軌跡をR21で表す。この軌跡R11,R21の間の範囲が,サイズ検知センサ181の光検出範囲である。同様に,サイズ検知センサ182が回動された場合に,最も回動端に近い側の光検出素子の軌跡をR12で表し,最も回動中心に近い側の光検出素子の軌跡をR22で表す。この軌跡R12,R22の間の範囲が,サイズ検知センサ182の光検出範囲である。
また,画像読取装置X2では,制御部15により,一方のサイズ検知センサ181の光検出値及びその位置に基づいて原稿sの横幅(主走査方向の長さ)が特定され,他方のサイズ検知センサ182の光検出値及びその位置に基づいて原稿sの縦方向の長さ(副走査方向の長さ)が特定される。
これにより,サイズ検知センサ181,182各々の移動範囲(最大回動角度θmax1,θmax2)を小さくすることができ,速やかに原稿サイズを特定できる。特に,原稿sの横幅及び縦方向の長さの各々を特定できた時点で,各サイズ検知センサ181,182が各々の退避位置p11,p12に戻されるよう構成すれば,原稿サイズによってはより高速に原稿サイズを特定できる点で好適である。
このような構成も本発明の実施例の一つである。
次に,図6を参照しつつ,本発明の第3実施例に係る画像読取装置X3について説明する。ここで,図6は,画像読取装置X3におけるサイズ検知センサ18の走査範囲を表す平面図である。
画像読取装置X3は,サイズ検知センサ18の走査方向(移動方向)及び走査範囲(移動範囲)が異なる以外は,前述した画像読取装置Xと同じ構成を有する。
図6に示すように,画像読取装置X3では,不図示のサイズ検知センサ駆動モータにより,サイズ検知センサ18が,原稿台1における対向する長辺各々の外側にある2つの退避位置p1”,P2”の一方から他方まで,前述した走査ユニット12aの移動範囲を経由して直線的に移動される。図6に示す例では,2つの退避位置p1”,p2”相互間に跨って直線的に伸びるガイドレール21が設けられ,サイズ検知センサ18は,そのガイドレール21に端部が支持されつつ直線的に移動される。
図6において,サイズ検知センサ18が直線的に移動された場合に,最も原稿基準位置1pに近い側の光検出素子の軌跡をR1”で表し,最も原稿基準位置1pから遠い光検出素子の軌跡をR2”で表す。この軌跡R1”,R2”の間の範囲が,サイズ検知センサ18の光検出範囲である。
このような画像読取装置X3の構成によっても,画像読取装置Xと同様に,多種多様な(多種のサイズや不定型サイズの)原稿のサイズを速やかに検知できる。
このような構成も本発明の実施例の一つである。
また,前述した実施形態及び実施例では,原稿台1の角部(主走査方向の端部)を原稿基準位置1pとする構成について示しているが,原稿台1の一の辺の中央部(主走査方向の中央部)を原稿基準位置とするいわゆるセンター基準が採用された画像読取装置に本発明を適用しても,前述したのと同様の作用効果が得られる。
また,前述した実施形態では,原稿台カバー2が開かれている状態でサイズ検知センサ18の移動(回動)及び光検出値の取得が行われる例を示しているが,必ずしもこれに限るものではない。
例えば,原稿台カバー2の下面(原稿台1に対向する面)を,蓄光塗料が塗布された面とすれば,原稿台カバー2が閉じられた状態においても,前述したのと同様の原稿サイズ判定処理により原稿サイズを特定することが可能である。
また,原稿台カバー2の下面を,一般的な原稿(用紙)とは色や光の反射率が異なる材料で形成された面とし,さらにサイズ検知センサ18の移動中に原稿台1を下側から照明するランプ等の照明手段を設けた構成も考えられる。
これにより,原稿台カバー2が閉じられた状態においても,原稿台1上に原稿sが存在する部分(原稿sに照明光が反射する部分)と存在しない部分(原稿台カバー2の下面に照明光が反射する部分)とで,サイズ検知センサ18により検出される光検出値(輝度)が異なるので,その光検出値から原稿sの縁部の位置を特定でき,原稿サイズを特定することができる。
本発明は,画像読取装置への利用が可能である。
本発明の実施形態に係る画像読取装置Xの概略構成を表すブロック図。 画像読取装置Xの概略側断面図及び概略平断面図。 画像読取装置Xによる画像読み取りの際の処理手順を表すフローチャート。 本発明の第1実施例に係る画像読取装置X1におけるサイズ検知センサの走査範囲を表す図。 本発明の第2実施例に係る画像読取装置X2におけるサイズ検知センサの走査範囲を表す図。 本発明の第3実施例に係る画像読取装置X3におけるサイズ検知センサの走査範囲を表す図。 画像読取装置の原稿台上に載置され得る定型の原稿サイズの一例を表す図。
符号の説明
X,X1,X2,X3…画像読取装置
1…原稿台
1p…原稿基準位置
2…原稿台カバー
11…操作・表示部
12…画像読取部
13…画像メモリ
14…データ記憶部
15…制御部
16…画像処理部
17…通信部
18,181,182…サイズ検知センサ
19,191,192…サイズ検知センサ駆動モータ
20,201,202…退避検知センサ
20a…第1退避検知センサ
20b…第2退避検知センサ
s…原稿
sp…原稿角部
S1,S2,,,…処理手順(ステップ)

Claims (8)

  1. 原稿台に載置された原稿からこれに形成された画像を読み取る画像読取手段を備えた画像読取装置であって,
    所定の軸方向に配列された複数の光検出素子を備え前記画像読取手段とは別個に設けられたラインセンサと,
    前記光検出素子が上方に向けられた前記ラインセンサを前記原稿台の下面に沿って移動させるセンサ移動手段と,
    前記ラインセンサの位置を検出するセンサ位置検出手段と,
    前記センサ位置検出手段による検出位置と前記ラインセンサにより得られる光検出値とに基づいて前記原稿台上の前記原稿のサイズを特定する原稿サイズ特定手段と,
    を具備してなることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記センサ移動手段が,前記ラインセンサを前記原稿台の下面に沿って移動するものであって,前記画像読取手段が備える走査部の移動範囲に対し,上方から見て外側に位置する2箇所のラインセンサ退避位置のうちの一方から他方まで前記走査部の移動範囲内を経由して移動させるものである請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記ラインセンサが近接型イメージセンサである請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記センサ移動手段が,前記ラインセンサを回動させるセンサ回動手段である請求項1〜3のいずれかに記載の画像読取装置。
  5. 前記センサ回動手段による前記ラインセンサの回動中心が,前記原稿台における前記原稿の基準位置となる側と反対側の一の角部の近傍外側に配置されてなる請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 前記センサ回動手段による前記ラインセンサの回動中心が,矩形状の前記原稿台における一の長辺の略中央部の近傍外側に配置されてなる請求項4に記載の画像読取装置。
  7. 前記センサ回動手段による前記ラインセンサの回動中心が,矩形状の前記原稿台における一の長辺の近傍外側であって,想定される最小サイズの原稿がその一辺を前記原稿台の一の短辺である基準辺に沿わせて載置された場合に,該最小サイズの原稿及び前記原稿台の各々における前記基準辺に対して反対側の一の角部各々から略等距離の位置に配置されてなる請求項4に記載の画像読取装置。
  8. 前記原稿サイズ特定手段が,前記ラインセンサの位置と該ラインセンサにより得られる光検出値とに基づいて前記原稿台上における前記原稿の角部の位置を特定することにより前記原稿のサイズを特定してなる請求項1〜7のいずれかに記載の画像読取装置。
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