JP2007101249A - 光断層画像化方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光断層画像化装置において、測定光のスペクトル形状の乱れや、スペクトル形状並びに強度の変動が有っても、正確な断層画像を取得可能にする。
【解決手段】光源111から射出された光Lを測定光L1と参照光L2とに分割する光分割手段3と、測定光L1が測定対象Sbに照射されたとき戻って来る反射光L3と参照光L2とを合波する合波手段4と、合波された反射光L3と参照光L2との干渉光L4を干渉光検出手段140と、検出された干渉光L4の周波数および強度に基づいて、測定対象Sbの複数の深さ位置における反射光の強度を検出し、その検出された各深さ位置における反射光L3の強度に基づいて測定対象Sbの断層画像を取得する画像取得手段50とを備えてなる光断層画像化装置1において、干渉光L4を検出して得た干渉信号から測定光L1のスペクトル成分を除去した補償信号を得、該信号をガウス変換して反射光L3の強度検出に供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、OCT(Optical Coherence Tomography)計測により光断層画像を取得する光断層画像化方法および装置に関するものである。
従来、生体組織等の測定対象の断層画像を取得する方法の一つとして、例えば特許文献1、2に示されるように、OCT(Optical Coherence Tomography)計測により光断層画像を取得する方法が提案されている。このOCT計測は、測定光および反射光と参照光との光路長が一致したときに干渉光が検出されることを利用した計測方法である。すなわちこの方法において、光源から射出された低コヒーレント光は測定光と参照光とに分割され、測定光は測定対象に照射され、測定対象からの反射光が合波手段に導かれる。一方、参照光は、測定対象内の測定深さを変更するために、光路長の変更が施された後に合波手段に導かれる。そして、合波手段により反射光と参照光とが合波され、合波されたことによる干渉光がヘテロダイン検波等により測定される。
上記OCT装置においては、参照光の光路長を変更することにより、測定対象に対する測定位置(測定深さ)を変更し断層画像を取得するようになっており、この手法は一般にTD−OCT(Time domain OCT)計測と称されている。より具体的に、特許文献1の参照光の光路長調整機構は、光ファイバから射出した参照光をミラーに集光する光学系を有し、ミラーのみを参照光のビーム軸方向に移動させて光路長の調整を行っている。また特許文献2に示された参照光の光路長調整機構は、光ファイバから射出した参照光をレンズによって平行光化し、平行光になった参照光を再び光路長調整レンズにより集光して光ファイバに入射させ、そして、光路長調整レンズを参照光のビーム軸方向に進退させて光路長の調整を行っている。
他方、上述した参照光の光路長の変更を行うことなく高速に断層画像を取得する装置として、SD−OCT(Spectral Domain OCT)計測による光断層画像化装置が提案されている。このSD−OCT装置は、広帯域の低コヒーレント光をマイケルソン型干渉計を用いて測定光と参照光とに分割した上で、測定光を測定対象に照射させ、そのとき戻って来た反射光と参照光との干渉光を各周波数成分に分解したチャンネルドスペクトルをフーリエ解析することにより、深さ方向の走査を行わずに断層画像を構成するようにしたものである。
さらに、参照光の光路長の変更を行うことなく高速に断層画像を取得する装置として、SS−OCT(Swept source OCT)計測による光断層画像化装置も提案されている。このSS−OCT装置は、光源から射出されるレーザ光の周波数を掃引させて反射光と参照光とを干渉させ、そして光周波数領域のインターフェログラムから測定対象の深さ位置における反射光強度を検出し、これを用いて断層画像を構成するようにしたものである。
特開平6−165784号公報 特開2003−139688号公報
上述したSD−OCT装置およびSS−OCT装置においては、光の干渉を利用して測定対象の深さ方向情報を検出するようにしているため、測定光に対しては、瞬時的並びに経時的の両面において、強度とスペクトルに安定性が求められる。より具体的には、波長対強度の関係がガウス分布となっている理想的なスペクトル特性が求められるが、光源の特性から元々そのような関係が満足されていないこともあるし、あるいは、そのような関係が経時変化によって乱れてしまうこともある。この測定光の強度の変動は、測定対象からの反射情報の測定誤差を招き、またスペクトル形状の変動は、干渉信号にサイドローブ等の発生による疑似信号を発生させてしまう。
OCT装置は眼科分野で実用化された後、他分野への広範な応用を目指して高分解能化、高感度化、高速化の研究が進められている。この高分解能化の点から光源のスペクトルの広帯域化が、そして高感度化および高速化の点から光源の高出力化が求められているが、光源の広帯域化および高出力化は、測定光のスペクトル形状の乱れや、スペクトル形状並びに強度の経時変動といった問題を招きやすくなっている。光源の広帯域化および高出力化が実現されても、その一方でこのような問題が生じると、上述した疑似信号の発生により、正確な断層画像を形成することが困難になる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、測定光のスペクトル形状の乱れや、スペクトル形状並びに強度の変動が有っても、安定して正確な断層画像を得ることができる光断層画像化方法を提供することを目的とする。
さらに本発明は、そのような方法を実施できる光断層画像化装置を提供することを目的とする。
本発明による光断層画像化装置は、先に説明したSD−OCTやあるいはSS−OCT計測による光断層画像化方法、すなわち、
共通の光源から射出された光を測定光と参照光とに分割し、
前記測定光を測定対象に照射し、該測定対象からの反射光と前記参照光とを合波し、
合波された前記反射光と前記参照光との干渉光を検出し、
この検出された干渉光の周波数および強度に基づいて、前記測定対象の複数の深さ位置における反射光の強度を検出し、
これらの各深さ位置における前記反射光の強度に基づいて測定対象の断層画像を取得する光断層画像化方法において、
前記測定光のスペクトル成分を計測し、
前記干渉光を検出して得た干渉信号から前記測定光のスペクトル成分を除去した補償信号を得、
この補償信号をガウス変換してから、前記反射光の強度検出に供することを特徴とするものである。
なお、この本発明による光断層画像化方法においては、前記干渉信号が示す干渉スペクトルをSi(k)、前記測定光のスペクトルをSo(k)としたとき、前記補償信号をR(k)={Si(k)/So(k)}−1 として求めることが望ましい。
さらに、本発明による光断層画像化方法においては、前記補償信号に含まれる、除算に起因するノイズ成分を除去してから、前記ガウス変換を行うことが望ましい。なおこの「除算」とは、干渉光を検出して得た干渉信号を測定光スペクトル成分で除算することを意味する。
また、本発明による光断層画像化方法においては、前記ガウス変換後の信号に含まれる、除算に起因するノイズ成分を除去してから、反射光の強度検出を行うことも望ましい。
他方、上記方法を実施する本発明の光断層画像化装置は、先に説明したSD−OCT計測やあるいはSS−OCT計測による光断層画像化装置、すなわち、
光を射出する光源と、
この光源から射出された光を測定光と参照光とに分割する光分割手段と、
前記測定光を測定対象に照射したときの該測定対象からの反射光と前記参照光とを合波する合波手段と、
合波された前記反射光と前記参照光との干渉光を検出する干渉光検出手段と、
この検出された干渉光の周波数および強度に基づいて、前記測定対象の複数の深さ位置における反射光の強度を検出し、これらの各深さ位置における反射光の強度に基づいて測定対象の断層画像を取得する画像取得手段とを備えてなる光断層画像化装置において、
前記測定光のスペクトル成分を計測する手段と、
この計測されたスペクトル成分を記憶しておく記憶手段と、
前記干渉光を検出して得た干渉信号から、前記記憶手段に記憶されている測定光のスペクトル成分を除去した補償信号を生成し、この補償信号をガウス変換してから、前記反射光の強度検出に使用させる演算手段とが設けられたことを特徴とするものである。
なお、この本発明による光断層画像化装置は、
前記光源として低コヒーレント光を射出する光源が用いられ、
前記画像取得手段として、前記ガウス変換後の信号をフーリエ変換する手段を含むものが用いられて、
SD−OCT(Spectral Domain OCT)装置として構成されることが望ましい。
また、この本発明による光断層画像化装置は、
前記光源として、波長を掃引したレーザ光を射出する光源が用いられ、
前記画像取得手段として、前記ガウス変換後の信号の光周波数領域のインターフェログラムを求める手段を含むものが用いられて、
SS−OCT(Swept Source OCT)装置として構成することも可能である。
本発明の光断層画像化方法は、干渉光を検出して得た干渉信号から測定光のスペクトル成分を除去した補償信号を得、この補償信号をガウス変換するようにしたので、このガウス変換後の信号は、実際の測定光のスペクトル成分がどのようなものであってもそれとは無関係に、基本的にガウス状波形の信号に干渉成分が重畳した形のものとなる。したがって、このガウス変換後の信号を反射光の強度検出に供すれば、測定光のスペクトル形状の乱れや、スペクトル形状並びに強度の変動が有っても、安定して正確な断層画像を得ることが可能となる。
また本発明の光断層画像化方法において特に、前記補償信号に含まれる、前記除算に起因するノイズ成分を除去してから、前記ガウス変換を行う場合には、反射光の強度検出を行う際にこのノイズ成分に起因する疑似信号が発生して、それにより断層画像が不正になることを防止できる。また、その代わりに、前記ガウス変換後の信号に含まれる、前記除算に起因するノイズ成分を除去してから、反射光の強度検出を行うようにしても、同様の効果が得られる。
一方、本発明による光断層画像化装置は、測定光のスペクトル成分を計測する手段と、この計測されたスペクトル成分を記憶しておく記憶手段と、干渉光を検出して得た干渉信号から、前記記憶手段に記憶されている測定光のスペクトル成分を除去した補償信号を生成し、この補償信号をガウス変換してから前記反射光の強度検出に使用させる演算手段とを有するものであるから、上述した本発明による光断層画像化方法を実施できるものとなる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による光断層画像化装置を示す模式図である。本実施形態の光断層画像化装置1は、例えば体腔内の生体組織や細胞等の測定対象の断層画像をSD−OCT計測により取得するものであって、光Lを射出する光源ユニット110と、光源ユニット110から射出された光Lを測定光L1と参照光L2とに分割する光分割手段3と、光分割手段3により分割された参照光L2の光路長を調整する光路長調整手段20と、光分割手段3により分割された測定光L1を測定対象Sbに照射するプローブ30と、こうして測定対象Sbに測定光L1が照射されたとき該測定対象Sbで反射した反射光L3と参照光L2とを合波する合波手段4と、合波された反射光L3と参照光L2との間の干渉光L4を検出する干渉光検出手段140とを有している。
光源ユニット110は、低コヒーレント光Lを射出する例えばSLD(Super Luminescent Diode)やASE(Amplified Spontaneous Emission)等の光源111と、光源111から射出された光を光ファイバFB1内に入射させるための光学系112とを有している。なお本実施形態の光断層画像化装置1は、体腔内の生体部位を測定対象Sbとして断層画像を取得するものであるので、光源111としては、測定対象Sb内を透過するときの散乱・吸収による光の減衰を最小限に抑えることができる、例えば広スペクトル帯域の超短パルスレーザ光源等を用いるのが好ましい。
光分割手段3は、例えば2×2の光ファイバカプラから構成されており、光源ユニット110から光ファイバFB1を介して導波した光Lを測定光L1と参照光L2とに分割する。この光分割手段3は、2本の光ファイバFB2、FB3にそれぞれ光学的に接続されており、測定光L1は光ファイバFB2を導波し、参照光L2は光ファイバFB3を導波する。なお、本実施形態におけるこの光分割手段3は、合波手段4としても機能するものである。
光ファイバFB2にはプローブ30が光学的に接続されており、測定光L1は光ファイバFB2からプローブ30へ導波する。プローブ30は、例えば鉗子口から鉗子チャンネルを介して体腔内に挿入されるものであって、光学コネクタ31により光ファイバFB2に対して着脱可能に取り付けられている。
一方、光ファイバFB3の参照光L2の射出側には光路長調整手段20が配置されている。図2はこの光路長調整手段20の一例を示す模式図であり、以下、この図2も参照して説明する。光路長調整手段20は、断層画像の取得を開始する位置を調整するために、参照光L2の光路長を変更するものであって、光ファイバFB3から射出された参照光L2を反射させる反射ミラー22と、反射ミラー22と光ファイバFB3との間に配置された第1光学レンズ21aと、第1光学レンズ21aと反射ミラー22との間に配置された第2光学レンズ21bとを有している。
第1光学レンズ21aは、光ファイバFB3のコアから射出された参照光L2を平行光にするとともに、反射ミラー22により反射された参照光L2を光ファイバFB3のコアに集光する機能を有している。また、第2光学レンズ21bは、第1光学レンズ21aにより平行光にされた参照光L2を反射ミラー22上に集光するとともに、反射ミラー22により反射された参照光L2を平行光にする機能を有している。つまり、第1光学レンズ21aと第2光学レンズ21bとにより共焦点光学系が形成されている。
したがって、光ファイバFB3から射出した参照光L2は、第1光学レンズ21aにより平行光になり、第2光学レンズ21bにより反射ミラー22上に集光される。その後、反射ミラー22により反射された参照光L2は、第2光学レンズ21bにより平行光になり、第1光学レンズ21aにより光ファイバFB3のコアに集光される。
さらに光路長調整手段20は、第2光学レンズ21bと反射ミラー22とを固定した基台23と、該基台23を第1光学レンズ21aの光軸方向に移動させるミラー移動手段24とを有している。そして基台23が矢印A方向に移動することにより、参照光L2の光路長が変えられるようになっている。
また、図1に示す合波手段4は、前述の通り2×2の光ファイバカプラからなり、光路長調整手段20により周波数シフトおよび光路長の変更が施された参照光L2と、測定対象Sbからの反射光L3とを合波し、光ファイバFB4を介して干渉光検出手段140側に射出するように構成されている。
一方、干渉光検出手段140は、合波手段4により合波された反射光L3と参照光L2との干渉光L4を検出するものであって、光ファイバFB4から出射した干渉光L4を平行光化するコリメータレンズ141と、複数の波長帯域を有する干渉光L4を各波長帯域毎に分光する分光手段142と、分光手段142により分光された各波長帯域の干渉光L4を検出する光検出手段144とを有している。
分光手段142は例えば回折格子素子等から構成されており、そこに入射した干渉光L4を分光して、光検出手段144に向けて射出する。また光検出手段144は、例えば1次元もしくは2次元に光センサが配列されてなるCCD等の素子から構成され、各光センサが、上述のように分光された干渉光L4を波長帯域毎にそれぞれ検出するようになっている。
上記光検出手段144は画像取得手段50に接続され、この画像取得手段50はCRTや液晶表示装置等からなる表示装置60に接続されている。また光検出手段144は、記憶手段70にも接続されている。画像取得手段50および記憶手段70は、例えばパーソナルコンピュータ等のコンピュータシステムから構成されている。
以下、上記構成を有する光断層画像化装置1の作用について説明する。断層画像を取得する際には、まず基台23を矢印A方向に移動させることにより、測定可能領域内に測定対象Sbが位置するように光路長の調整が行われる。その後、光源ユニット110から光Lが射出され、この光Lは光分割手段3により測定光L1と参照光L2とに分割される。測定光L1はプローブ30から体腔内に向けて射出され、測定対象Sbに照射される。そして、測定対象Sbからの反射光L3が反射ミラー22において反射した参照光L2と合波され、反射光L3と参照光L2との干渉光L4が干渉光検出手段140によって検出される。この検出された干渉光L4が画像取得手段50において周波数解析されることにより、測定対象Sbの深さ方向の情報が得られる。
そして、例えばプローブ30を回転させることにより、測定対象Sbに対して測定光L1を1次元方向に走査させれば、この走査方向に沿った各部分において測定対象Sbの深さ方向の情報が得られるので、この走査方向を含む断層面についての断層画像を取得することができる。なお、測定対象Sbに対して測定光L1を、上記走査方向に対して直交する第2の方向に走査させることにより、この第2の方向を含む断層面についての断層画像をさらに取得することも可能である。
ここで、光路長の調整を行うために基台23を矢印A方向に移動させたとき(図2参照)、第1光学レンズ21aの焦点位置は光ファイバFB3のコアから移動することがない。さらに、第2光学レンズ21bの焦点位置は反射ミラー22上から移動することがない。よって、光路長調整手段20により光路長が調整された参照光L2が再び光ファイバFB3に入射する際に、参照光L2の光量が減少することを防止でき、光路長調整の度に干渉光L4の強度が変化してしまうことによる画質の劣化を防止することができる。
干渉光検出手段140の光検出手段144においては、測定光L1のスペクトルに反射情報の関数をフーリエ変換したものを加えた干渉光L4が観測される。そこで、干渉光検出手段140において検出された干渉光L4を画像取得手段50において周波数解析することにより深さ位置における反射情報を取得することができる。
この深さ位置における反射情報の取得について、さらに詳しく説明する。生体組織等の測定対象Sbの反射情報をR(τ)とすると、光源からの波動V(r) (t)に対する反射の波動は、
Figure 2007101249
Figure 2007101249
で表すことができる。したがって、干渉光波の自己相関は以下のようになる。
Figure 2007101249
ここで、第4項は無視でき、第3項はt+τ→tの置換を行うことにより、マイナス時間の積分となり、実際では0となる。したがって、
Figure 2007101249
となる。式(4)を時間領域で考えると、光源自身の自己相関と測定対象Sbの反射情報に光源自身の自己相関関数(コヒーレンス関数)を畳み込み積分した波形が観測されることになる。
また、スペクトル領域で考えると、式(4)をフーリエ変換の形式で標記して、
Figure 2007101249
となる。なお、式(5)において、畳み込み積分のフーリエ変換は自明として省略している。これにより、図9(a)に示すような、光源2のスペクトルに反射情報の関数がフーリエ変換されたものが加えられたものを観測することができる。干渉光検出手段140において図9(a)のように検出された干渉光L4を、画像取得手段50において周波数解析することにより、図9(b)に示すような深さ位置zにおける反射情報を取得することができる。この周波数解析は、光検出手段144の出力に基づいて得られる図9(a)に示すような波形を示す干渉信号を例えばフーリエ変換することによってなされる。すなわち、そのフーリエ変換により、例えば図9(b)に示すように深さ位置z0に反射界面が存在することを示す信号が得られる。
以上のように、スペクトル干渉を用いて断層画像を取得することにより、反射光L3と参照光L2との光路長を変更して測定深さ位置を変更するOCT装置に必要な機械的可動部が不要となり、断層画像の取得を高速に行うことができる。
次に、測定光L1のスペクトル形状の乱れや、スペクトル形状並びに強度の変動が有っても、安定して正確な断層画像が得られるようにした点について説明する。この測定光L1つまりは光Lのスペクトル形状が理想的なガウス形状となっている場合、図9(b)に示す信号においては、深さ位置z0に反射界面が存在することを示す成分のみが出現する。しかし光源111自体にリップルが存在すると、それは図9(a)において光源のスペクトルに重畳している、反射情報の関数がフーリエ変換されたものと同様となるので、図9(b)に示すフーリエ変換後の信号においては、それがサイドローブとして出現する。このサイドローブは、見かけ上は、上述したようにある深さ位置に反射界面が存在することを示す成分と同じとなるので、反射情報に対するノイズとなって、断層画像の画質を劣化させてしまう。
以下、この問題を解消する方法を定性的に考察する。前述の式(5)を見直し、スペクトル面上で取得される干渉信号を以下のように記述する。
Si(k)=So(k){1+R(k)} ・・・(6)
ここで、So(k)は光源のスペクトルを示す信号成分、R(k)は反射成分を意味する。したがって、先見情報として光源のスペクトルが既知であれば、以下の式(7)の演算を行うことで、測定光のスペクトル成分は除去して、反射成分だけを抽出した補償信号R(k)を得ることができる。
R(k)={Si(k)/So(k)}−1 ・・・(7)
そこで、この補償信号R(k)をガウス変換すれば、その変換後の信号は、スペクトル形状が理想的なガウス形状となっている測定光を用いた場合の干渉信号と同じようなものとなるので、それをフーリエ変換すれば、上記ノイズの出現を防止できることになる。
以上のことに基づいて図1の装置では、前述のようにして断層画像を取得する前に、予め光Lがそのまま干渉光検出手段140に導かれ、光検出手段144によってこの光Lのスペクトルが計測される。このスペクトルを示す信号Soは、補償用データとして記憶手段70に格納される。そして断層画像を取得する際に画像取得手段50は、得られた信号Si(k)および、記憶手段70から読み出したスペクトル信号So(k)から式(7)の演算を行い、それにより得られた補償信号R(k)をガウス変換し、その変換後の信号を前記フーリエ変換にかける。それにより、測定光L1のスペクトル形状がガウス形状から外れていたり、あるいはスペクトル形状並びに強度の変動が有っても、上記ノイズの出現を防止して、安定して正確な断層画像が得られるようになる。なお、以上の説明から明らかなように、画像取得手段50は本発明における演算手段を構成している。
以下図3〜8を参照して、上述の効果を具体的に説明する。なおこの図3〜8においては、上記信号So(k)、Si(k)をそれぞれ簡略化してS0、S1と示してあり、以下ではこの表記を用いる。まずスペクトル信号S0が、例えば図3(A)に示すようなものである場合、それを用いて深さ方向情報を得たときの前記フーリエ変換後の信号(これを以下「FT信号」という)は、一例として同図(B)に示すようなものとなる。なおこの例は、測定対象Sbの表面から深さ方向200μm近辺の位置に反射界面が有る場合のものであり、FT信号はその位置に対応する信号成分(図中Sで表示)を有する。またその成分の両側に、あたかも反射界面の存在を示すような成分が見られるが、それらは、測定光L1のスペクトル形状がガウス形状から外れていることに起因するノイズ(図中Nで表示)である。この例において、上記信号成分Sの強度は相対値で0.48、ノイズNの強度は相対値でそれぞれ0.095と0.08であり、信号成分Sに対するノイズNの強度比は20%、17%となる。
それに対して、スペクトル信号S0が同じく図3(A)に示すようなものである場合、前述のガウス変換も行って深さ方向情報を得たときのFT信号は、一例として同図(C)に示すようなものとなる。なおこのときの測定対象Sbは、上述の場合と同じものである。この場合もFT信号においては、反射界面による信号成分Sの両側にノイズNが発生するが、それらの強度はそれぞれ0.02と0.015である。このときの信号成分Sに対するノイズNの強度比は4.2%、3.1%であり、上記ガウス変換を行わない場合の20%、17%から大幅に低減している。
以下、上に説明した例において得られる各信号の波形を、図4〜8により説明する。まず干渉信号S1は図4(A)に示すように、ガウス形状から外れているスペクトル信号S0に干渉成分が重畳した形のものとなり、FT信号は同図(B)に示すようなものとなる。なお同図(B)は、図3の(C)と対応している。また、前述の補償信号R(k)つまりS1/S0−1は、図5(A)に示すようなものとなり、それをフーリエ変換した場合のFT信号は同図(B)に示すようなものとなる。
図5(A)に示される通り補償信号S1/S0−1には、スペクトル信号S0の微弱部分で除算することに起因するノイズ(波形の左右両端部の大きな振幅部分)が生じている。上述した例では行っていないが、仮にこの補償信号S1/S0−1をそのまま前記ガウス変換にかけると、図7(A)に示すような波形の信号が得られる。そしてそれをフーリエ変換した場合のFT信号は同図(B)に示すようなものとなる。
上述した例では、補償信号S1/S0−1をそのままガウス変換にかけることはしないで、図5(A)に示されるノイズを除去して、一旦図6(A)に示すような補正信号を得ている。そして、この補正信号をガウス変換にかけることにより、図8(A)に示す信号が得られる。この信号は、あたかも理想的なガウス形状のスペクトル信号に干渉成分が重畳したような形となっている。そこで、この信号をフーリエ変換した場合のFT信号は同図(B)に示すようなものとなる。つまりこの図8(B)が、図3の(C)に対応している。なお、図6(A)に示す補正信号をフーリエ変換した場合のFT信号は、同図(B)に示すようなものとなる。
図7(A)の信号波形と図8(A)の信号波形とを比較すると明らかなように、前者においては、スペクトル信号S0の微弱部分で除算することに起因するノイズが残っている。したがって、より正確な断層画像を形成するためには、上述した図5(A)に示されるノイズを除去して、一旦図6(A)に示すような補正信号を得てから、それをガウス変換することが好ましい。
ただし、図4(B)と図7(B)とを比較すれば明らかであるが、上記ノイズの除去を行わなくても、ガウス変換により疑似信号発生抑制の効果は得られるので、必要に応じてこのノイズ除去を行えばよい。また、図5(A)に示されるノイズを除去して、一旦図6(A)に示すような補正信号を得てからそれをガウス変換する代わりに、図7(A)に示すガウス変換後の信号からノイズ成分を除去しても、同様の効果を得ることができる。
なお、記憶手段70に格納しておくスペクトル信号S0は、基本的には一度測定しておけばよいものであって、例えば光断層画像化装置1を作製する際に光ファイバFB1を干渉光検出手段140に接続したり、あるいは光分割手段3に接続している光ファイバFB2あるいはFB3を干渉光検出手段140に接続することによって測定することができる。
しかし、測定光L1のスペクトル形状や強度が経時変化することが懸念される場合は、光断層画像化装置1が実使用されるようになってからスペクトル信号S0の計測を随時行って、記憶手段70に格納するスペクトル信号S0を適宜更新することが望ましい。そのような更新は、例えば実使用において光断層画像化装置1を立ち上げる際に毎回行う、あるいは1週間や1月等の所定期間が経過したら行う、等の形態で実施すればよい。また、スペクトル信号S0の計測を随時行ったとき、その計測結果が、その時点で記憶手段70に格納されているスペクトル信号S0と所定の変動幅内に収まっている際には、上記更新を行わないようにしてもよい。
また、前述の補償信号S1/S0−1を求めてそれをガウス変換する処理は、断層画像を取得する際に毎回必ず行うようにしてもよいし、スペクトル信号S0の計測を随時行うようにし、計測されたスペクトル信号S0のガウス形状からの乱れが所定幅に収まっている場合は、このガウス変換処理を行わないようにしてもよい。
次に、図10を参照して本発明の第2の実施形態による光断層画像化装置について説明する。本実施形態の光断層画像化装置100はSS−OCT計測により断層画像を取得するものであって、具体的に図1の光断層画像化装置1と異なる点は、光源ユニットおよび干渉光検出手段の構成である。なお、同図において図1中の要素と同等の要素には同番号を付してあり、それらについての説明は特に必要のない限り省略する。
本装置における光源ユニット10は、周波数を一定の周期で掃引させながらレーザ光Lを射出するものである。具体的に該光源ユニット10は、半導体光増幅器(半導体利得媒質)11と光ファイバFB10とを有しており、光ファイバFB10が半導体光増幅器11の両端に接続された構造を有している。半導体光増幅器11は駆動電流の注入により微弱な放出光を光ファイバFB10の一端側に射出するとともに、光ファイバFB10の他端側から入射された光を増幅する機能を有している。そして、半導体光増幅器11に駆動電流が供給されたとき、半導体光増幅器11および光ファイバFB10により形成される光共振器によりパルス状のレーザ光Lが光ファイバFB1へ射出されるようになっている。
さらに、光ファイバFB10には光分岐器12が結合されており、光ファイバFB10内を導波する光の一部が光分岐器12から光ファイバFB11側へ射出されるようになっている。光ファイバFB11から射出した光はコリメータレンズ13、回折格子素子14、光学系15を介して回転多面鏡(ポリゴンミラー)16において反射される。そして反射された光は光学系15、回折格子素子14、コリメータレンズ13を介して再び光ファイバFB11に入射される。
ここで、この回転多面鏡16は矢印R1方向に回転するものであって、各反射面の角度が光学系15の光軸に対して変化するようになっている。これにより、回折格子素子14において分光された光のうち、特定の周波数域からなる光だけが再び光ファイバFB11に戻るようになる。この光ファイバFB11に戻る光の周波数は光学系15の光軸と反射面との角度によって決まる。そして光ファイバFB11に入射した特定の周波数域からなる光が光分岐器12から光ファイバFB10に入射され、結果として特定の周波数域からなるレーザ光Lが光ファイバFB1側に射出されるようになっている。
したがって、回転多面鏡16が矢印R1方向に等速で回転したとき、再び光ファイバFB11に入射される光の波長λは図11に示すように、時間tの経過に伴って一定の周期で変化することになる。こうして光源ユニット10からは、波長掃引されたレーザ光Lが光ファイバFB1側に射出される。
干渉光検出手段40は、合波手段4により合波された反射光L3と参照光L2との干渉光L4を検出する。そして、画像取得手段50は、干渉光検出手段40により検出された干渉光L4を周波数解析することにより、測定対象Sbの各深さ位置における反射光L3の強度を検出し、測定対象Sbの断層画像を取得する。そして、この取得された断層画像が表示装置60に表示される。なお図10の実施形態においては、光ファイバFB1の光ファイバカプラ2から分岐したレーザ光Lの光強度を検出する検出器40aと、干渉光L4の光強度を検出する検出器40bとを設け、干渉光検出手段40が検出器40aからの出力に基づいて干渉光L4の光強度のバランスを調整する機能を有している。
ここで、干渉光検出手段40および画像取得手段50における干渉光L4の検出および画像の生成について簡単に説明する。なお、この点の詳細については「武田 光夫、「光周波数走査スペクトル干渉顕微鏡」、光技術コンタクト、2003、Vol41、No7、p426−p432」に詳しい記載がなされている。
測定光L1が測定対象Sbに照射されたとき、測定対象Sbの各深さからの反射光L3と参照光L2とがいろいろな光路長差をもって干渉しあう際の各光路長差lに対する干渉縞の光強度をS(l)とすると、干渉光検出手段40において検出される光強度I(k)は、
I(k)=∫ S(l)[1+cos(kl)]dl ・・・(8)
で表される。ここで、kは波数、lは光路長差である。式(8)は波数k=ω/cを変数とする光周波数領域のインターフェログラムとして与えられていると考えることができる。このため、画像取得手段50において、干渉光検出手段40が検出したスペクトル干渉縞をフーリエ変換にかけて周波数解析を行い、干渉光L4の光強度S(l)を決定することにより、測定対象Sbの測定開始位置からの距離情報と反射強度情報とを取得し、断層画像を生成することができる。
以上の通りにして断層画像を生成する本実施形態の光断層画像化装置100においても、断層画像の取得前に予めレーザ光Lのスペクトルを計測し、その計測で得たスペクトル信号S0を記憶手段70に記憶しておき、断層画像取得時にこのスペクトル信号S0を読み出してから前述の補償信号S1/S0−1を求め、そしてこの補償信号S1/S0−1をガウス変換した後の信号について周波数解析を行うようにすれば、第1の実施形態におけるのと同様に、測定光L1のスペクトル形状の乱れや、スペクトル形状並びに強度の変動が有っても、安定して正確な断層画像が得られるようになる。
なお、上記補償信号S1/S0−1を求める際のS1/S0の演算は、同じ波数に関する信号S1とS0との間で行わなければならない。そのために本実施形態においては、前記光ファイバカプラ2に接続した光ファイバFB20に波数トリガー発生部80が接続されている。この波数トリガー発生部80は、光ファイバFB20から出射したレーザ光Lを平行光化するコリメータレンズ81と、平行光となったレーザ光Lの光路に挿入されたファブリペローエタロン82と、このファブリペローエタロン82を通過したレーザ光Lを受光する信号発生器83とから構成されている。
上述したようにレーザ光Lのスペクトルを計測する際、および断層画像を取得する際には、光ファイバFB20を導波したレーザ光Lが信号発生器83に受光される。このとき信号発生器83に到達するレーザ光Lは、その掃引されている波長(つまり波数)に応じて、ファブリペローエタロン82の特性から定まる特定波長間隔毎に強度が周期的に変動するものとなる。そこで信号発生器83において、強度変動するレーザ光Lが例えばピーク強度を取る毎にトリガー信号TSを発生させれば、時間経過に伴って順次発生するこのトリガー信号TSは、発生順がレーザ光Lの波数と対応したものとなる。
そこで、画像取得手段50において上記演算のための信号S1、S0を求める際に、トリガー信号TSが入力される毎にそれぞれ信号S1、S0をサンプリングし、サンプリング順が同じ信号S1、S0どうしの間でS1/S0の演算を行うようにすれば、同じ波数に関する信号S1とS0との間でS1/S0の演算がなされるようになる。
なお、上記補償信号S1/S0−1に含まれるノイズ(図5(A)参照)を除去する補正処理を行い、それで得た補正信号をガウス変換するか、あるいは補償信号S1/S0−1をガウス変換した後の信号からノイズ成分を除去すれば、より正確な断層画像を取得可能である点も、第1実施形態におけるのと同様である。
本発明の第1実施形態による光断層画像化装置を示す概略構成図 図1の光断層画像化装置の一部を示す側面図 図1の装置において得られるスペクトル信号の波形例(A)と、フーリエ変換信号の波形例(B)、(C)を示すグラフ 図1の装置において得られる干渉信号の波形例(A)と、それをフーリエ変換した信号の波形例(B)を示すグラフ 図1の装置において得られる干渉信号から測定光のスペクトル成分を除去した補償信号の波形例(A)と、それをフーリエ変換した信号の波形例(B)を示すグラフ 図5(A)に示す補償信号からノイズ成分を除去した補正信号の波形例(A)と、それをフーリエ変換した信号の波形例(B)を示すグラフ 図5(A)に示す補償信号をガウス変換した信号の波形例(A)と、それをフーリエ変換した信号の波形例(B)を示すグラフ 図6(A)に示す補正信号をガウス変換した信号の波形例(A)と、それをフーリエ変換した信号の波形例(B)を示すグラフ 図1の装置において得られる干渉信号の波形(A)と、それをフーリエ変換して得られる信号の波形(B)を示すグラフ 本発明の第2実施形態による光断層画像化装置を示す概略構成図 図10の装置において用いられる測定光の波長掃引の様子を示すグラフ
符号の説明
1、100 光断層画像化装置
3 光分割手段
4 合波手段
10、110 光源ユニット
20 光路長調整手段
30 プローブ
40、140 干渉光検出手段
50 画像取得手段
60 表示装置
70 記憶手段
L 光
L1 測定光
L2 参照光
L3 反射光
L4 干渉光
Sb 測定対象

Claims (7)

  1. 光源から射出された光を測定光と参照光とに分割し、
    前記測定光を測定対象に照射し、該測定対象からの反射光と前記参照光とを合波し、
    合波された前記反射光と前記参照光との干渉光を検出し、
    この検出された干渉光の周波数および強度に基づいて、前記測定対象の複数の深さ位置における反射光の強度を検出し、
    これらの各深さ位置における前記反射光の強度に基づいて測定対象の断層画像を取得する光断層画像化方法において、
    前記測定光のスペクトル成分を計測し、
    前記干渉光を検出して得た干渉信号から前記測定光のスペクトル成分を除去した補償信号を得、
    この補償信号をガウス変換してから、前記反射光の強度検出に供することを特徴とする光断層画像化方法。
  2. 前記干渉信号が示す干渉スペクトルをSi(k)、前記測定光のスペクトルをSo(k)としたとき、前記補償信号をR(k)={Si(k)/So(k)}−1 として求めることを特徴とする請求項1記載の光断層画像化方法。
  3. 前記補償信号に含まれる、除算に起因するノイズ成分を除去してから、前記ガウス変換を行うことを特徴とする請求項1または2記載の光断層画像化方法。
  4. 前記ガウス変換後の信号に含まれる、除算に起因するノイズ成分を除去してから、前記反射光の強度検出を行うことを特徴とする請求項1または2記載の光断層画像化方法。
  5. 光を射出する光源と、
    この光源から射出された光を測定光と参照光とに分割する光分割手段と、
    前記測定光を測定対象に照射したときの該測定対象からの反射光と前記参照光とを合波する合波手段と、
    合波された前記反射光と前記参照光との干渉光を検出する干渉光検出手段と、
    この検出された干渉光の周波数および強度に基づいて、前記測定対象の複数の深さ位置における反射光の強度を検出し、これらの各深さ位置における反射光の強度に基づいて測定対象の断層画像を取得する画像取得手段とを備えてなる光断層画像化装置において、
    前記測定光のスペクトル成分を計測する手段と、
    この計測されたスペクトル成分を記憶しておく記憶手段と、
    前記干渉光を検出して得た干渉信号から、前記記憶手段に記憶されている測定光のスペクトル成分を除去した補償信号を生成し、この補償信号をガウス変換してから、前記反射光の強度検出に使用させる演算手段とが設けられたことを特徴とする光断層画像化装置。
  6. 前記光源として低コヒーレント光を射出する光源が用いられ、
    前記画像取得手段として、前記ガウス変換後の信号をフーリエ変換する手段を含むものが用いられて、
    SD−OCT(Spectral Domain OCT)装置として構成されていることを特徴とする請求項5記載の光断層画像化装置。
  7. 前記光源として、波長を掃引したレーザ光を射出する光源が用いられ、
    前記画像取得手段として、前記ガウス変換後の信号の光周波数領域のインターフェログラムを求める手段を含むものが用いられて、
    SS−OCT(Swept Source OCT)装置として構成されていることを特徴とする請求項5記載の光断層画像化装置。

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