JP2007100365A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンダカバーを脱着する際ブローバイホースを案内するガイド手段を備えた建設機械を提供する。
【解決手段】動力用エンジン20が収容されたエンジン室19と、エンジン室19の底板19hに開口された開口部19iを下方から覆うように底板19hに着脱自在に取り付けられたアンダカバー25と、エンジン内で発生したブローバイガスをアンダカバー25に形成された排出口25aより排出するため、エンジンより垂下されたブローバイホース27とを備えた建設機械にあって、アンダカバー25を底板19hへ取り付ける際、ブローバイホース27の先端を排出孔25aへ案内するガイド手段28を前記アンダーカバー25に設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンより垂下されブローバイホースをガイドするガイド手段をアンダカバーに設けた建設機械に関する。
従来油圧ショベルのように、エンジンを動力源とした建設機械には、車体に設置されたエンジン室内に動力用エンジンが搭載されており、建設機械の稼働中エンジンは連続運転されることが多い。
またエンジンの運転中は、燃焼室より微量のブローバイガスが漏洩されてエンジン内に滞留するが、ブローバイガスの滞留を放置すると、エンジン内部の圧力が高くなって、ガスケットの吹き抜け等の不具合が発生するため、従来ではエンジンよりブローバイホースを延設して、エンジン内部に滞留したブローバイガスや、これに含まれる水分及び油分等をブローバイホースにより車外へ排出している。
一方油圧ショベルのような建設機械では、エンジン室の底部にアンダカバーを設けることにより、エンジン室内へ土砂等の異物が侵入するのを防止したり、エンジン室内の騒音が外部へ漏洩するのを防止している。
またアンダカバーは、例えば特許文献1に記載されているように、エンジン室の底部に着脱自在に取り付けられていて、エンジン室内を点検整備したり、エンジンオイルを交換する等の作業を行う場合、アンダカバーを取り外すことにより、これらの作業が容易に行えるようになっており、エンジンより垂下されたブローバイホースは、アンダカバーに形成された排出孔よりエンジン室の下方へ引き出されている。
特開2004−17928号公報
しかし従来の建設機械では、エンジン室内へ土砂等の異物が侵入するのを防止したり、エンジン室内の騒音が外部へ漏洩するのを防止するため、アンダカバーに形成された排出孔は、ブローバイホースの外径よりやや大径な小孔より形成されている。
このため点検や整備のためアンダカバーを取り外した後、再びアンダカバーをエンジン室の底部へ取り付ける場合、重量の重いアンダカバーを手で保持しながらブローバイホースの先端をアンダカバーの排出孔へ挿入する作業が必要となり、作業員が1人の場合、ブローバイホースの引き出し作業はほとんど困難である。
またブローバイホースの先端をアンダカバーの排出孔より引き出さずにアンダカバーを車体に取り付けた場合、ブローバイホースの先端が折れ曲がったキンク状態となるため、エンジンの運転中に発生したブローバイガスが排出されなくなり、その結果エンジン内部の圧力が上昇して、ガスケットの吹き抜け等の問題が発生する。
さらに従来のブローバイホースは、引き出し孔より引き出された先端がアンダカバーの下方へ突出しているため、建設機械の走行中や、旋回体を旋回させた際、アンダカバーの底面が盛土や履帯上に堆積した土砂等に接触すると、ブローバイホースの先端より土砂がブローバイホース内に侵入して詰まり、ブローバイガスの排出を妨げる問題もある。
本発明はかかる問題を改善するためになされたもので、アンダカバーを脱着する際ブローバイホースを案内するガイド手段を備えた建設機械を提供することを目的とするものである。
本発明の建設機械は、車体に設けられ、かつ動力用エンジンが収容されたエンジン室と、エンジン室の底板に開口された開口部を下方から覆うように底板に着脱自在に取り付けられたアンダカバーと、エンジン内で発生したブローバイガスを底板に形成された排出口より排出するため、エンジンより垂下されたブローバイホースとを備えた建設機械であって、アンダカバーを底板へ取り付ける際、ブローバイホースの先端を排出孔へ案内するガイド手段をアンダカバーに設けたものである。
前記構成により、エンジン室の底板にアンダカバーを取り付ける際、アンダカバーを保持して底板へ押し付けるだけで、ブローバイホースの先端がガイド手段により排出口へ案内されるため、重量の重いアンダカバーの脱着作業が1人で行える上、ブローバイホースの先端がアンダカバーにより押し上げられてキンク状態になることがないため、ブローバイガスによりエンジン内が高圧になることがなく、これによってガスケットの吹き抜け等の不具合が未然に防止できるようになる。
本発明の建設機械は、ガイド手段を、排出孔の上方に設けられ、かつ上下に貫通するガイド孔を内部に有する筒状のガイド部材と、ガイド部材の上面に形成され、かつ外周縁側よりガイド孔側へ順次低くなるよう傾斜するテーパ状のガイド面とから形成したものである。
前記構成により、少ない部品点数でガイド手段を構成できるため、部品コストの削減が図れる上、コンパクトに形成できるため、既存の建設機械にも容易に採用することができる。
本発明の建設機械は、ブローバイホースの先端がアンダカバーの下面より下方へ突出しないように、ブローバイホースの先端をガイド孔内に嵌挿したものである。
前記構成により、建設機械の稼働中盛土等に乗り上げたためアンダカバーの底面が土砂に接触しり、旋回体の旋回中に履帯上に堆積した土砂にアンダカバーの底面が接触しても、ブローバイホースの先端に土砂が侵入することがないため、ブローバイガスの排出が不能となることがない。
本発明の建設機械は、自走自在な走行体と、走行体上に旋回自在に設けられた旋回体と、旋回体に設けられ、かつ動力用エンジンが収容されたエンジン室と、エンジン室の底板に開口された開口部を下方より覆うように底板に着脱自在に取り付けられたアンダカバーと、エンジン内で発生したブローバイガスをアンダカバーに形成された排出口より排出するため、エンジンより垂下されたブローバイホースとを備えた建設機械であって、アンダカバーを底板へ取り付ける際、ブローバイホースの先端を排出孔へ案内するガイド手段を底板に設け、かつガイド手段を、排出孔の上方に設けられ、かつ上下に貫通するガイド孔を内部に有する筒状のガイド部材と、ガイド部材の上面に形成され、かつ外周縁側よりガイド孔側へ順次低くなるよう傾斜するテーパ状のガイド面とから形成すると共に、先端がアンダカバーの下面より下方へ突出しないようにブローバイホースの先端をガイド孔内に嵌挿したものである。
前記構成により、エンジン室の底板にアンダカバーを取り付ける際、アンダカバーを保持して底板へ押し付けるだけで、ブローバイホースの先端がガイド手段により排出口へ案内されるため、重量の重いアンダカバーの脱着作業が1人で行える上、ブローバイホースの先端がアンダカバーにより押し上げられてキンク状態になることがないため、ブローバイガスによりエンジン内が高圧になることがなく、これによってガスケットの吹き抜け等の不具合が未然に防止できるようになる。
また少ない部品点数でガイド手段を構成できるため、部品コストの削減が図れる上、コンパクトに形成できるため、既存の建設機械にも容易に採用することができると共に、建設機械の稼働中盛土等に乗り上げたためアンダカバーの底面が土砂に接触しり、旋回体の旋回中に履帯上に堆積した土砂にアンダカバーの底面が接触しても、ブローバイホースの先端に土砂が侵入することがないため、ブローバイガスの排出が不能となることがない。
本発明の建設機械によれば、エンジン室の底板にアンダカバーを取り付ける作業が1人で行える上、ブローバイホースの先端がアンダカバーにより押し上げられてキンク状態になることがないため、ガスケットの吹き抜け等の不具合を未然に防止できる。
本発明の実施の形態を、図面を参照して詳述する。
図1は油圧ショベルよりなる建設機械の側面図、図2は図1のA−A線に沿う拡大断面図、図3は図2のB−B線に沿う拡大断面図、図4及び図5は作用説明図である。
図1に示す建設機械は、自走自在な走行体1と、走行体1上に旋回自在に設置された旋回体2とよりなる。
走行体1は、センタフレーム3aと、その両側に互に平行するよう設けられた一対のサイドフレーム3bよりなるトラックフレーム3を有していて、各サイドフレーム3bの一端側にはアイドラ4が前後移動自在に支承されており、他端側には油圧モータよりなる走行モータ5により回転駆動されるスプロケット6が設けられている。
アイドラ4とスプロケット6の間には無端状の履帯7が捲装されていて、この履帯7をスプロケット6で駆動することにより、走行体1が自走できるようになっていると共に、サイドフレーム3bの上下部には、複数の転輪8が回転自在に支承されている。
トラックフレーム3のセンタフレーム3a上に旋回自在に設置された旋回体2は、底部が車体フレーム10により構成されていて、この車体フレーム10の前部中央に作業機11が装着されている。
作業機11は図1に示すように、基端が車体フレーム10に枢着され、かつブームシリンダ13により起伏自在なブーム12と、ブーム12の先端に基端側が枢着され、かつアームシリンダ14により回動自在なアーム15と、アーム15の先端に枢着され、かつバケットシリンダ16により回動自在なバケット17とより構成されている。
車体フレーム2aの前部には、作業機11の左側に運転室18が設置され、車体フレーム2aの後部にはエンジン室19が設置されていて、このエンジン室19内に動力用のエンジン20が収容されており、車体フレーム10の後端にはカウンタウエイト21が取り付けられている。
一方エンジン室19は、両側面が側面カバー19aにより、また上面が上面カバー19bと上部カバー19cにより、そして底面が底板19hにより覆われたほぼ密閉構造となっていて、エンジン室19内の車体フレーム10上に、図2に示すようにエンジン20が横置きに設置されている。
エンジン室19d内には、エンジン20により駆動される油圧ポンプや補機(何れも図示せず)が設置されており、上部カバー19cの一端側は、ヒンジ19jにより上面カバー19bに枢着されていて、他端側に突設された把手19kを持ち上げることにより、ヒンジ19jを中心に上部カバー19cが上下方向に開閉できるようになっている。
エンジン室19の一方の側面を覆う側面カバー19aの内面と対向する位置には、エンジン20により回転駆動される冷却ファン23が設けられていて、冷却ファン23の前方には、ラジエータやオイルクーラ、インタークーラよりなる熱交換器群24が並列に設置されており、側面カバー19aと熱交換器群24の間に形成された吸気室19eの上面を覆う上面カバー19bには、多数のスリットよりなる吸気口19fが開口されている。
そしてエンジン20の回転と共に吸気口19fより吸気室19e内に吸入された空気は、図2に示すように熱交換器群24及びエンジン20の周辺部を通過する際これらを冷却した後、吸気口19fと反対側の上面カバー19bに形成された多数のスリットよりなる吸気口19gよりエンジン室19外へ排出されるようになっている。
またエンジン室19の底面を覆う底板19hには、車体フレーム10の間に前後方向に細い長円状の開口部19iが開口されていて、開口部19iの周辺部には、内周縁に沿って複数のねじ孔19mがほぼ等間隔に穿設されている。
開口部19iは、エンジン室19内に設置されたエンジン20や油圧ポンプ、各種補機等を点検整備したり、エンジンオイルの交換等を行う際に使用するもので、平時はアンダカバー25により閉鎖されている。
アンダカバー25は、開口部19bよりやや大きい鋼板により形成されていて、底板19hに穿設されたねじ孔19mと合致する位置に複数の取り付け孔25bが穿設されており、これら取り付け孔25bより挿入したボルト等の固着具26を底板19hのねじ孔19mに螺挿することにより、底板19hの下面にアンダカバー25が着脱自在に取り付けられていると共に、アンダカバー25には、エンジン20より垂下されたブローバイホース27の下方に位置して排出口25aが開口されている。
ブローバイホース27は、エンジン20の運転中に発生するブローバイガスやブローバイガスに混入する水分及び油分等をエンジン20の内部より排出するもので、耐熱性及び耐油性を有するゴムホース等が使用されており、エンジン20の側面より垂下されている。
ブローバイホース20の下方に設けられた排出口25aには、ブローバイホース27の先端を排出孔25aへ案内するガイド手段28が設けられている。
ガイド手段28は、例えば鋼や鉄等の金属により筒状に形成されたガイド部材28aよりなり、外径は排出孔25aの内径よりやや大きく、また中心部に形成されたガイド孔28bの内径は排出孔25aの内径よりやや小さく形成されていて、ガイド孔28bの中心と排出孔25aの中心が一致するようアンダカバー25の上面に載置した状態で、ガイド部材28aの外周縁がアンダカバー25の上面に溶接等の手段で固着されている。
ガイド部材28aの上面には、中心部に形成されたガイド孔28b側が低く、かつ上面の外周縁側が高くなるよう傾斜するテーパ状のガイド面28cが形成されていて、ブローバイホース27の先端をガイド孔28b方向へ案内するようになっており、ガイド孔28b内に挿入されたブローバイホース27の先端は、図3に示すようにアンダカバー25の下面より下方へ突出しないようにガイド孔28b内に収容されている。
次に前記構成されたガイド手段28の作用を説明する。
油圧ショベル等の建設機械は、稼働中エンジン20を高速回転で連続運転することが多く、運転中エンジン20の燃焼室より漏洩したブローバイガスがエンジン20内に滞留するが、エンジン20には、ブローバイホース27が垂下されているため、エンジン20内のブローバイガスは、水分や油分とともにブローバイホース27によりアンダカバー25の排出孔25aよりエンジン室19外へ排出される。
これによってブローバイガスによりエンジン20内が高圧になることがないため、ガスケットの吹き抜け等の不具合が未然に防止できるようになる。
またブローバイホース27の先端側は、アンダカバー25に設けられたガイド部材28aのガイド孔28bに上方より挿入されていて、先端部が排出孔25aよりアンダカバー25の下方へ突出することがないため、建設機械の稼働中盛土等に乗り上げたためアンダカバーの底面が土砂に接触しり、旋回体2の旋回中に履帯7上に堆積した土砂にアンダカバー25の底面が接触しても、ブローバイホース27の先端に土砂が侵入することがないため、ブローバイガスの排出が不能となることもない。
一方エンジン室19内に設置されたエンジン20や油圧ポンプ、各種補機等を点検整備したり、エンジンオイルの交換等の作業を行う場合は、エンジン室19の底板19hにアンダカバー25を固定している固着具26を緩めてアンダカバー25を取り外すが、点検や整備、オイル交換等の作業が終了したら、再びアンダカバー25を底板19hに取り付ける。
アンダカバー25の取り付けに当っては、エンジン室19の底板19hに開口された開口部19bにアンダカバー25を下方より押し当てるが、このときエンジン20より垂下されたブローバイホース27の先端とアンダカバー25の排出孔25aの位置が図4に示すように一致しないことがある。
しかし排出口25aの上方にはガイド部材28aが設けられていて、ブローバイホース27の先端がガイド部材28aのガイド面28cに当接すると、テーパ状のガイド面28cによりブローバイホース27の先端が、ガイド孔28b側へと案内されながら、ブローバイホース27が弾性変形するため、ブローバイホース27の先端位置と排出口25aの位置が多少ずれていても、ブローバイホース27の先端と排出孔25aに確実に一致させることができる。
エンジン室19の底板19hにアンダカバー25を押し当てたら、アンダカバー25のボルト孔25bに挿入した固着具26を底板19h側のねじ孔19mに螺挿して、底板19hにアンダカバー25を取り付けるもので、アンダカバー25を保持して底板19hへ押し付ける作業を行うだけで、ブローバイホース27の先端がガイド部材28aにより排出口25aへ案内されるため、重量の重いアンダカバー25の脱着作業が1人で行える上、ブローバイホース27の先端がアンダカバー25により押し上げられてキンク状態になることがないため、アンダカバー25の取り付け後、ブローバイガスの排出が困難になる心配もない。
なお前記実施の形態では、筒状に形成されたガイド部材28aをアンダカバー25の排出孔25a上面に溶接することによりガイド手段28を形成したが、図6及び図7に示す変形例のように形成してもよい。
図6に示す変形例は、ガイド部材28aを樹脂により成形したもので、ガイド部材28aの下端側外周面に、アンダカバー25の板厚よりやや幅の広い環状溝28eを形成しており、ガイド部材28の下端側に半径方向に弾性を付与するため、軸線方向に複数のスリット28fを形成して、ガイド部材28の下端側を縮径しながら、アンダカバー25の上面側より排出孔25aにガイド部材28の下端側を圧入し、環状溝28eに排出孔25aの内周縁を嵌合した構造となっている。
また図7に示す変形例は、ガイド部材28aの下端側外周面に小径部28gを形成して、この小径部28gをアンダカバー25の排出孔25aに嵌合している。
そしてガイド部材28aと別に成形した係止部材29を排出孔25aの下方よりガイド部材28aのガイド孔28bに圧入して、係止部材29より突設した係止爪29aを、ガイド孔28cの内周面に形成した係止溝28hに係止することにより、アンダカバー25の排出孔25aにガイド部材28aを固定した構造となっており、係止爪29aの先端部に半径方向に弾性を付与するため、軸線方向に複数のスリット29bを形成している。
何れの変形例も、テーパ状のガイド面28cによりブローバイホース27の先端をガイド孔28b側へ案内して、ブローバイホース27の先端を排出孔25aと合致させるようになっており、作用効果は前記実施の形態と同様である。
なお前記実施の形態及び変形例は、何れもブローバイガスを排出するブローバイホース27に適用した例について説明したが、ドレンホース等が設けられたエンジンや各種機器にも適用できるものである。
またガイド部材28aの材質としては、金属や樹脂の他にゴムやセラミック等でもよく、ゴムホースよりなるブローバイホース27との接触摩擦が小さい滑性を有する材料が好ましいと共に、ブローバイホース27との接触摩擦が大きい材料でガイド部材28aを形成する場合は、図8に示すようにブローバイホース27の先端を斜めに切断して、接触摩擦を低減するようにしてもよい。
さらにガイド部材28aを樹脂やゴム、セラミック等のように欠損しやすい材料で製作する場合は、図9に示すようにガイド部材28の上面外周縁に平坦面28jを環状に形成することにより、欠損を防止することができる。
本発明の実施の形態になる建設機械の側面図である。 図1のA−A線に沿う拡大断面図である。 図2のB−B線に沿う拡大断面図である。 本発明の実施の形態になる建設機械に設けられたガイド手段の作用説明図である。 本発明の実施の形態になる建設機械に設けられたガイド手段の作用説明図である。 本発明の実施の形態になる建設機械に設けられたガイド手段の変形例を示す断面図である。 本発明の実施の形態になる建設機械に設けられたガイド手段の変形例を示す断面図である。 本発明の実施の形態になる建設機械に設けられたガイド手段の変形例を示す断面図である。 本発明の実施の形態になる建設機械に設けられたガイド手段の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 走行体
2 旋回体
19 エンジン室
19h 底板
19i 開口部
20 エンジン
25 アンダカバー
25a 排出孔
27 ブローバイホース
28 ガイド手段
28a ガイド部材
28b ガイド孔
28c ガイド面

Claims (4)

  1. 車体に設けられ、かつ動力用エンジンが収容されたエンジン室と、前記エンジン室の底板に開口された開口部を下方から覆うように前記底板に着脱自在に取り付けられたアンダカバーと、前記エンジン内で発生したブローバイガスを前記アンダカバーに形成された排出口より排出するため、前記エンジンより垂下されたブローバイホースとを備えた建設機械であって、前記アンダカバーを前記底板へ取り付ける際、前記ブローバイホースの先端を前記排出孔へ案内するガイド手段を前記アンダカバーに設けたことを特徴とする建設機械。
  2. 前記ガイド手段を、前記排出孔の上方に設けられ、かつ上下に貫通するガイド孔を内部に有する筒状のガイド部材と、前記ガイド部材の上面に形成され、かつ外周縁側より前記ガイド孔側へ順次低くなるよう傾斜するテーパ状のガイド面とから形成してなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記ブローバイホースの先端が前記アンダカバーの下面より下方へ突出しないように、前記ブローバイホースの先端を前記ガイド孔内に嵌挿してなる請求項2に記載の建設機械。
  4. 自走自在な走行体と、前記走行体上に旋回自在に設けられた旋回体と、前記旋回体に設けられ、かつ動力用エンジンが収容されたエンジン室と、前記エンジン室の底板に開口された開口部を下方より覆うように前記底板に着脱自在に取り付けられたアンダカバーと、前記エンジン内で発生したブローバイガスを前記アンダカバーに形成された排出口より排出するため、前記エンジンより垂下されたブローバイホースとを備えた建設機械であって、前記アンダカバーを前記底板へ取り付ける際、前記ブローバイホースの先端を前記排出孔へ案内するガイド手段を前記アンダカバーに設け、かつ前記ガイド手段を、前記排出孔の上方に設けられ、かつ上下に貫通するガイド孔を内部に有する筒状のガイド部材と、前記ガイド部材の上面に形成され、かつ外周縁側より前記ガイド孔側へ順次低くなるよう傾斜するテーパ状のガイド面とから形成すると共に、前記ブローバイホースの先端が前記アンダカバーの下面より下方へ突出しないように、前記ブローバイホースの先端を前記ガイド孔内に嵌挿したことを特徴とする建設機械。
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