JPH11217848A - 建設機械の排気装置及び排気管の支持方法 - Google Patents

建設機械の排気装置及び排気管の支持方法

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JPH11217848A
JPH11217848A JP2088698A JP2088698A JPH11217848A JP H11217848 A JPH11217848 A JP H11217848A JP 2088698 A JP2088698 A JP 2088698A JP 2088698 A JP2088698 A JP 2088698A JP H11217848 A JPH11217848 A JP H11217848A
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exhaust pipe
counterweight
exhaust
hole
engine
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JP2088698A
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Osamu Watanabe
修 渡邉
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/0858Arrangement of component parts installed on superstructures not otherwise provided for, e.g. electric components, fenders, air-conditioning units
    • E02F9/0866Engine compartment, e.g. heat exchangers, exhaust filters, cooling devices, silencers, mufflers, position of hydraulic pumps in the engine compartment

Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジン室内からの騒音が排気管とカウンタウ
ェイトの貫通孔との空隙を介して洩れるのを防止し、周
囲環境への騒音を低減する。 【解決手段】旋回フレーム3に搭載したエンジン42に
連結するマフラー49の排気管50の先端を、旋回フレ
ーム3の後部のカウンタウェイト6に設けた貫通孔6a
を通して旋回フレーム3の後部に導出させた排気装置に
おいて、貫通孔6aと排気管50との間の空隙の大部分
又は全部を閉塞するための遮音体52を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル等の建設機械に備えられたエンジンの排気ガスを外部
に排出する建設機械の排気装置に係わり、特に、小型シ
ョベルに好適な建設機械の排気装置及びこれに用いる排
気管の支持方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の排気装置に関する従来技
術として、例えば特開平9−268599号公報記載の
排気装置がある。この排気装置においては、油圧ショベ
ルのエンジン室内に配置されたエンジンからの排気ガス
をマフラーに導き、さらにこのマフラーからの排気ガス
を排気管を介して外気に放出している。
【0003】一般に、排気管で排気ガスを外気放出する
場合には、排気管が完全な直管形状である場合を除いて
排気管内で気流の乱れ等による気流音が発生するが、特
に最大馬力付近となる作業時には排気ガス量が増大する
ため、この気流音による騒音が増大する。建設機械とし
て、その周囲環境に与える影響を十分に配慮し周囲への
騒音低減を図らなければならないのはもちろんである
が、建設機械による作業はその操作者にとって過酷な作
業でもあるので、作業能率の観点からも操作者に与える
騒音を低減する必要もある。通常、運転室に伝搬する騒
音の成分は、騒音源が複数存在しているため低周波から
高周波まで存在するが、低周波成分は高周波成分に比べ
て指向性が弱いため、音の回り込みが生じやすい。特
に、例えば機体重量6トン以下の小型の建設機械ではエ
ンジン室と運転室との距離が比較的近いため、高周波成
分は距離減衰が少なく低周波成分は回り込みにより操作
者への騒音が増大しやすく、操作者への騒音低減がより
一層求められている。
【0004】このような観点から、上記の従来技術にお
いては、マフラーからの排気管を車体後方に向かって延
設しエンジン室後部のカウンタウェイトを貫通させ、カ
ウンタウェイト後方側に露出した出口側先端から車体後
方に向かって排気ガスを放出する構造としている。すな
わち、排気管の排気方向を後方にして低周波成分が前方
側の運転室に回り込みにくいようにするとともに、排気
位置から運転室までの距離を遠くして回り込みによる伝
搬距離を長くし、音を減衰させ、運転室への騒音伝搬を
防止している。また、排気管の出口側先端部がカウンタ
ウェイトを貫通する部分では、エンジンの振動伝搬や排
気ガスの脈動等により振動する排気管とカウンタウェイ
トとが干渉し騒音を発するのを防止するために、カウン
タウェイトに排気管外径よりも大きな径の貫通孔を形成
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、エンジンからの排気ガスによって排気管から生じ
る騒音を減少させるものであるが、その他の騒音源とし
て、例えば、エンジン自体のエンジン音、エンジンに駆
動される油圧ポンプの音、及びエンジンや周囲機器を冷
却する冷却ファンの音等がエンジン室内で発生してい
る。これらによる操作者及び周囲環境への騒音を低減す
るには、エンジン室内をなるべく密閉構造としてこれら
の音をエンジン室内に閉じこめてしまうのが有効であ
る。
【0006】しかしながら、上記従来技術においては、
このような点に対する配慮が十分でなく、排気管の外径
より大きなカウンタウェイトの貫通孔内に排気管を通す
構造であり排気管と貫通孔との間に空隙が存在してい
る。そのため、この空隙からエンジン室内の騒音が直接
周囲に洩れ、周囲環境への騒音を増大させるという問題
がある。
【0007】本発明の目的は、エンジン室内からの騒音
が排気管とカウンタウェイトの貫通孔との空隙を介して
洩れるのを防止し、周囲環境への騒音を低減できる建設
機械の排気装置及びこれに用いる排気管の支持方法を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、旋回体に搭載したエンジンに連結
する消音器の排気管先端を、旋回体の後部のカウンタウ
ェイトに設けた貫通孔を通して旋回体の後部に導出させ
た建設機械の排気装置において、前記貫通孔と前記排気
管との間の空隙の大部分又は全部を閉塞する閉塞手段を
有する。エンジンが設けられる旋回体の内部では、エン
ジン自体のエンジン音、エンジンに駆動される油圧ポン
プの音、及びエンジンや周囲機器を冷却する冷却ファン
の音等が騒音として発生している。ここで、マフラーか
らの排気管とカウンタウェイトの貫通孔との間に空隙が
存在すると、この空隙からそれらエンジン室内の騒音が
直接周囲に洩れ、周囲環境への騒音を増大させる可能性
がある。本発明においては、閉塞手段でその空隙の大部
分又は全部を閉塞することにより、エンジン室内を略密
閉構造としてこの空隙からの騒音の漏れを防止すること
ができる。これにより、周囲環境への騒音を低減するこ
とができる。
【0009】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記閉塞手段は、前記排気管と前記カウンタウェイトと
の相対変位を許容する変位吸収手段を備えている。これ
により、排気管がエンジンの振動伝搬や排気ガスの脈動
等により振動しカウンタウェイトに対し相対変位したと
しても、その変位を吸収しつつ空隙の閉塞を維持するこ
とができるので、排気管とカウンタウェイトとが干渉し
騒音を発するのを未然に防止できる。
【0010】(3)上記(2)において、さらに好まし
くは、前記閉塞手段は、前記排気管からの熱伝達を抑制
する伝熱抑制手段をさらに備えている。変位吸収手段
は、排気管とカウンタウェイトとの相対変位を吸収する
という機能上、例えば樹脂やゴム等から構成され、耐熱
性が低い場合が多い。一方、排気管は内部を通過する排
気ガスの高熱で高温となるため、変位吸収手段とこの排
気管とを直接接触させると変位吸収手段がその高熱で劣
化・破損する可能性がある。そこで本発明においては、
閉塞手段に伝熱抑制手段を新たに設け排気管からの熱伝
達を抑制することにより、変位吸収手段が高熱で劣化・
破損するのを未然に防止することができる。
【0011】(4)上記(1)において、また好ましく
は、前記閉塞手段は、前記排気管と前記カウンタウェイ
トとが相対変位しないように連結する手段である。これ
により、排気管がエンジンの振動伝搬や排気ガスの脈動
等により振動しカウンタウェイトに対し相対変位しよう
としても、排気管とカウンタウェイトとを強固に連結
し、相対変位をさせないようにする。これによって、排
気管とカウンタウェイトとが干渉し騒音を発するのを防
止しつつ、空隙の閉塞を維持することができる。
【0012】(5)上記目的を達成するために、本発明
は、旋回体に搭載したエンジンに連結する消音器の排気
管先端を、旋回体の後部のカウンタウェイトに設けた貫
通孔を通して旋回体の後部に導出させた排気管の支持方
法において、前記排気管を、一体的に構成されている前
記消音器とともに前記エンジン室内に取り付け、前記カ
ウンタウェイトを、前記貫通孔に前記排気管の出口側端
部が挿通されるように前記旋回体に取り付け、前記排気
管と前記カウンタウェイトとの相対変位を許容するとと
もに前記排気管からの熱伝達を抑制する手段を、前記排
気管と前記貫通孔との間の空隙に挿入配置し、該空隙の
大部分又は全部を閉塞することにより、前記排気管を支
持する。
【0013】(6)また上記目的を達成するために、本
発明は、旋回体に搭載したエンジンに連結する消音器の
排気管先端を、旋回体の後部のカウンタウェイトに設け
た貫通孔を通して旋回体の後部に導出させた排気管の支
持方法において、前記貫通孔と前記排気管との間の前記
空隙の大部分又は全部を閉塞可能な板部材を、予め前記
排気管の出口側端部近傍の外周に固定しておき、前記板
部材が固定された前記排気管を、一体的に構成されてい
る前記消音器とともに前記エンジン室内に取り付け、前
記カウンタウェイトを、前記貫通孔に前記排気管の出口
側端部が挿通されるように前記旋回体に取り付け、前記
金属板と前記カウンタウェイトとを固定することによ
り、前記排気管を支持する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しつつ説明する。本発明の第1の実施形態を図1〜
図9により説明する。図2は本実施形態の排気装置が適
用される油圧ショベルの全体構造を示す側面図であり、
図3は斜め後方からみた一部透視斜視図である。
【0015】これら図2及び図3において、本実施形態
による油圧ショベルは、走行手段としての左右の履帯1
L,1Rを備えた走行体2と、この走行体2の上部に旋
回可能に搭載される旋回体の基盤をなす旋回フレーム3
と、この旋回フレーム3に垂直ピン(図示せず)を中心
にして水平方向に回動可能に取り付けられたスイングポ
スト4と、このスイングポスト4に上下方向に回動可能
に取り付けられた作業フロント5と、旋回フレーム3の
後端部に取り付けられたカウンタウェイト6と、旋回フ
レーム3上に設けられ座席(図示せず)を備えた運転室
7と、旋回フレーム3上の運転室7以外の大部分を覆う
上部カバー8とを備えている。
【0016】走行体2は、略H字形状のトラックフレー
ム9と、このトラックフレーム9の左・右両側の後端近
傍に回転自在に支持された駆動輪10L,10Rと、駆
動輪10L,10Rをそれぞれ駆動する左・右走行用モ
ータ11L,11Rと、トラックフレーム9の左・右両
側の前端近傍に回転自在に支持され、履帯1L,1Rを
介し駆動輪10の駆動力でそれぞれ回転される回転輪
(アイドラ)12L,12Rと、トラックフレーム9の
前方側に上下動可能に設けられ、ブレードシリンダ13
により上下動する排土用のブレード14とを備えてい
る。また走行体2の中央部には旋回台軸受15が配置さ
れている。
【0017】作業フロント5は、ロアブーム16Lとア
ッパーブーム16Uとからなるツーピースブームである
ブーム16と、アッパーブーム16Uに回動可能に結合
されたアーム17と、アーム17に回動可能に結合され
たバケット18と、一端がアッパーブーム16Uに連結
されアッパーブーム16Uとロアブーム16Lとの間の
角度を変化させるクロスロッド19を備えている。この
クロスロッド19は、フロント形状を規制するリンク部
材として機能し、ロアブーム16Lの旋回フレーム3に
対する回動角に応じて、アッパーブーム16Uとロアブ
ーム16Lとの間の角度を変化させるようになってい
る。そして、ロアブーム16L、アーム17、及びバケ
ット18は、それぞれブームシリンダ20、アームシリ
ンダ21、及びバケットシリンダ22により動作する。
【0018】旋回フレーム3は、その中心近傍に、走行
体2に対し旋回フレーム3を旋回させる旋回モータ24
が配置されている。このとき、旋回フレーム3は、特に
明確には図示しないが、走行体2の車幅内に近い直径
(=車幅よりも若干大きい直径)内で旋回可能な寸法に
構成されている。また、ブーム16を最大に振り上げブ
ーム16が上部カバー8に最も近づく最小旋回姿勢をと
る際において、ロアブーム16Lを上昇させ作業フロン
ト5を畳み込むと(図2に示した状態)、作業フロント
5が旋回フレーム3の旋回半径の範囲内、すなわち走行
体2の車幅内に近い直径内で旋回可能となるよう構成さ
れている。
【0019】なお、ここまでに述べてきた油圧アクチュ
エータ、すなわち、ブレードシリンダ13、旋回モータ
24、ブームシリンダ20、アームシリンダ21、バケ
ットシリンダ22、スイングシリンダ23、及び左・右
走行用油圧モータ11は、特に詳細な説明を行わない
が、公知の油圧駆動装置(例えば特開平7−18929
8号公報や特開平7−26592号公報)により駆動さ
れる。
【0020】一方、運転室7は、上記した旋回フレーム
3上の左側に設けられている。この運転室7内には、走
行体2の左・右走行用油圧モータ11L,11Rをそれ
ぞれ駆動するための左・右走行レバー25L,25R
と、スイングシリンダ23を駆動し作業フロント5をス
イングさせるためのスイングペダル26と、ブームシリ
ンダ20、アームシリンダ21、及びバケットシリンダ
22を駆動してロアブーム16L、アーム17、及びバ
ケット18をそれぞれ動作させるための左・右作業レバ
ー34L,34Rと、ブレードシリンダ13を駆動しブ
レード14を上下動させるためのブレードレバー(図示
せず)とが設けられている。また、運転室7は、座席の
上方に設けられたルーフ36と、座席の後方に設けられ
た後壁37と、座席6の内側(右側)側方に設けられた
側壁38とを備えており、これら後壁37、側壁38、
及び斜壁39はいずれも大部分が透過性材料で形成さ
れ、略鉛直に配設されている。
【0021】また、上部カバー8は、図3に示すよう
に、その内部に、エンジン42、このエンジン42に駆
動される油圧ポンプ43、エンジン42の燃料を貯留す
る燃料タンク44、油圧ポンプ43の圧油源となる作動
油タンク45、エンジンへの吸入空気を清浄化するエア
クリーナ46等の機器を収納するエンジン室48を形成
する。なお上部カバー8の後方下部には、エンジン室4
8内部を点検するための開閉ドア47が設けられてお
り、カウンタウェイト6はこの開閉ドア47の下方に位
置している。
【0022】このエンジン室48にはまた、エンジン4
2からの排気ガスが導かれ消音を行うマフラー49も配
置されている。本実施形態の排気装置は、このマフラー
49から導かれた排気ガスを外気へ放出するものであ
る。その詳細構造を、上記図3と図1及び図4により説
明する。図1は、エンジン42及びマフラー49近傍の
構造を図3中A方向から見た側断面図であり、図4は図
3中B部の構造を表す分解斜視図である。これら図3、
図1、及び図4において、本実施形態の排気装置は、マ
フラー49と一体に構成されてマフラー49の吐出側に
一端側が固定されるとともに、他端側(出口側)端部5
0aがカウンタウェイト6の貫通孔6aに遮音体52
(後述)を介し挿通された排気管50と、この排気管出
口側端部50aの外周に巻装され排気管50からの熱伝
達を抑制する伝熱抑制手段、例えばグラスウール51
と、このグラスウール51のさらに外周側でかつカウン
タウェイト貫通孔6aの内周側を充填するようにはめ込
まれ、排気管50とカウンタウェイト6との相対変位を
許容する変位吸収手段、例えばシリコンゴム等の耐熱性
ゴムの充填物からなる遮音体52とを備えている。
【0023】排気管出口側端部50aの先端は、カウン
タウェイト6の外表面位置6cからやや引っ込んだ位置
において外気に露出している。またカウンタウェイト6
の貫通孔6aまわりは面取り加工6bが施されており、
排気管出口側端部50aから広がりながら噴出される排
気ガスの流れを阻害しないように配慮されている。
【0024】遮音体52は、軸方向に例えば4箇所の貫
通孔52aが形成されており、ドーナツ状の一体型座金
53を介し4本の取り付けボルト54が挿入される。こ
のとき、カウンタウェイト6の裏面の取り付けボルト5
4に対応する位置には、アーム状の4つのブラケット5
5が溶接又はボルト締め等により固定されており、各ブ
ラケット55に形成されためねじ部55aに取り付けボ
ルト54が締結されることにより、遮音体52がカウン
タウェイト6に固定されている。
【0025】なお、以上のような本実施形態の排気装置
は、以下のような手順で組み立てられる。まず、排気管
50を、一体的に構成されているマフラー49とともに
エンジン42側に固定する。このとき、まだカウンタウ
ェイト6は取り付けられておらず開閉ドア47の下方は
開口した状態であるため、排気管50の出口側端部50
aはその開口部を介してエンジン室48の外へ突出した
状態となる。その後、予め4つのブラケット55が所定
位置に固定されたカウンタウェイト6を、貫通孔6aに
排気管出口側端部50aが挿通されるようにしつつ旋回
フレーム3に取り付ける。これにより、開閉ドア47下
方の開口部はカウンタウェイト6でほぼ閉じられ、カウ
ンタウェイト6の貫通孔6a内に排気管出口側端部50
aが差し込まれ、貫通孔6aの内壁面と排気管50との
間に空隙が存在している状態となる。その後、排気管出
口側端部50a外周にグラスウール51を巻装し、さら
に遮音体52をはめ込んで空隙を満たし、取り付けボル
ト54を遮音体52を通してブラケット55に締結す
る。これにより、排気管50が遮音体52を介しカウン
タウェイト6に支持される。
【0026】なお、上記において、グラスウール51、
遮音体52、座金53、取り付けボルト54、及びブラ
ケット55が、カウンタウェイトの貫通孔と排気管との
間の空隙の大部分又は全部を閉塞する閉塞手段を構成す
る。
【0027】次に、本実施形態の作用及び効果を説明す
る。上記構成の油圧ショベルの稼動時においては、エン
ジン室48内で、エンジン42自体のエンジン音、エン
ジン42に駆動される油圧ポンプ43の音、及びエンジ
ン42や周囲機器を冷却する冷却ファン(図示せず)の
音等が騒音として発生している。このとき従来構造で
は、マフラー49からの排気管50とカウンタウェイト
6の貫通孔6aとの空隙には何も充填されていないた
め、この空隙からそれらエンジン室48内の音が放射音
として直接周囲に洩れ、周囲環境への騒音を増大させて
いた。これに対して本実施形態においては、遮音体52
でその空隙を閉塞することにより、エンジン室48内を
略密閉構造としてこの空隙からの騒音の漏れを防止する
ことができる。これにより、周囲環境への騒音を低減す
ることができる。この効果を具体的に図5及び図6によ
り説明する。図5及び図6は、油圧ショベルの機体の後
端から後ろ側へ7m離れた位置での騒音レベル[dB
(A)]の測定結果を、本実施形態と従来構造とを対比
させつつ、30バンド3分の1オクターブで設定した周
波数帯域ごとに示したものである。なお図5は、各帯域
ごとの時間平均した騒音レベル値を従来構造と比較しや
すいように棒グラフで表示したものであり、図6は、周
波数特性の傾向を明確にするために各帯域ごとの時間平
均した騒音レベル値を折れ線グラフで表示したものであ
り、同一のデータを表している。これら図5及び図6に
示されるように、ほとんどの周波数帯域において遮音体
52のある本実施形態の騒音レベルが小さくなってお
り、また全帯域にわたるオーバーオール値(図5参照)
でも騒音レベルが小さくなっている(具体的には0.6
7dB(A)低減したことを確認)ことがわかる。
【0028】またこのとき、排気管50はエンジン42
からの振動伝搬や排気ガスの脈動等により振動するため
カウンタウェイト6に対し相対変位するが、遮音体52
は耐熱性ゴム充填物から構成されているので、この相対
変位を吸収しつつ、排気管50と貫通孔6aとの空隙の
閉塞を維持することができる。したがって、排気管50
とカウンタウェイト6とが干渉・衝突して騒音発生・破
損するのを未然に防止できる。
【0029】さらにこのとき、排気管50は内部を通過
する排気ガスの高熱で高温となるが、排気管50と遮音
体52との間にグラスウール51が設けられていること
により、排気管50から遮音体52への熱伝達を抑制
し、遮音体52内周での温度を耐熱性ゴムが耐え得る温
度まで降下させることができる。したがって、遮音体5
2が高温で劣化・破損するのを未然に防止することがで
きる。
【0030】また、従来は、エンジン室48から洩れる
騒音のため、排気管出口側端部50aの露出位置を騒音
源からなるべく遠い位置にしなければならない等の制約
があったが、本実施形態においては、この制約がなくな
るため、排気管50の配置の自由度が大きくなるという
効果もある。
【0031】なお、上記第1の実施形態においては、伝
熱抑制手段としてのグラスウール51と変位吸収手段と
しての遮音体52とを別体で構成し、組立時に両者を取
り付けたが、これに限られず、これらを最初から一体的
に構成しても良い。この変形例を図7及び図8により説
明する。図7は、この変形例による一体型遮音体56の
全体構造を表す斜視図であり、図8はその横断面図であ
る。これら図7及び図8に示すように、この一体型遮音
体56は、第1の実施形態の遮音体52から貫通孔52
aを省略した形状を耐熱性ゴム充填物で構成した後、こ
れにグラスウール57を巻装し、この巻装した状態で貫
通孔52aを形成したものである。第1の実施形態の遮
音体52及びグラスウール51の代わりに、本変形例の
一体型遮音体56を用いた場合でも、ほぼ同様の効果を
得る。この場合、この一体型遮音体56、座金53、取
り付けボルト54、及びブラケット55が、カウンタウ
ェイトの貫通孔と排気管との間の空隙の大部分又は全部
を閉塞する閉塞手段を構成する。
【0032】また、上記第1の実施形態においては、遮
音体52を耐熱性ゴム充填物で構成したが、これに限ら
れず、樹脂等で構成しても良い。この場合、比較的耐熱
性が良好なものが好ましい。
【0033】さらに、上記第1の実施形態においては、
排気管50は1本の連続したパイプでありマフラー49
と一体に構成されていたが、これに限られず、軸方向に
2個のピース50A,50Bに分割可能な構造であって
もよい。この場合の接続部分の構造例を図9に示す。こ
の図9において、マフラー側のピース50Aはマフラー
49と一体に構成されており、もう一方のピース50B
と接続バンド58を介して接続される。すなわち、図示
のようにピース50Aの接続側端部はピース50Bの接
続側端部を把持するための大径部50Aaを備えてい
る。そしてこの大径部50Aaでピース50Bの接続側
端部を把持した状態で、この大径部50Aaの外周側に
接続バンド58を位置させ、2つのボルト取り付け穴5
8a,58aに座金59,60を介し挿入したボルト6
1とナット62で強固に締結する。これにより、ピース
50Aの大径部50Aaとピース50Bの接続側端部と
が強く密着し、連結される。なおこのときの接続位置は
マフラー49とカウンタウェイト6との間であればどこ
でもよい。またこの場合の排気装置の組立手順は、この
分割構造を生かして以下のようにすることもできる。す
なわち、マフラー49とともにマフラー側ピース50
Aをエンジン42側に固定→カウンタウェイト6を取
り付け→出口側ピース50Bをピース50Aに連結→
グラスウール51及び遮音体52の取り付けの順で行
っても良い。このように、組立手順の自由度を大きくす
ることができる。また、2つでなく3つ以上のピースに
分割しても良いことはいうまでもない。
【0034】次に、本発明の第2の実施形態を図10及
び図11により説明する。本実施形態は、板部材を用い
て排気管50とカウンタウェイト6とを強固に固定する
場合の実施形態である。第1の実施形態と共通の部分に
は同一の符号を付し、説明を省略する。図10は、排気
管50のカウンタウェイト6からの露出位置近傍の構造
を表す分解斜視図であり、第1の実施形態の図4に相当
する図である。また図11は、エンジン42及びマフラ
ー49近傍の構造を表す側断面図であり、第1の実施形
態の図1に相当する図である。これら図10及び図11
において、本実施形態の排気装置は、一端側がマフラー
49の吐出側に一体的に固定された第1の実施形態同様
の排気管50と、この排気管50の出口側端部50aの
外周に溶接によって一体的に固定されたドーナツ状板部
材である金属板63とを備えている。
【0035】金属板63は、外径が貫通孔6aの径より
若干大きくなっている。また軸方向に例えば4箇所の貫
通孔63aが形成されており、4本の取り付けボルト6
4が挿入される。このとき、カウンタウェイト6の裏面
の取り付けボルト64に対応する位置には内部にめねじ
部が形成された取り付け穴6dが形成されており、この
取り付け穴6dに取り付けボルト64がねじ込まれるこ
とにより、金属板63がカウンタウェイト6に固定され
ている。これにより、金属板63及びボルト64は、排
気管50とカウンタウェイト6とが相対変位しないよう
に連結する手段を構成するようになっている。上記以外
の構成は第1の実施形態とほぼ同様である。
【0036】なお、以上のような本実施形態の排気装置
は、以下のような手順で組み立てられる。まず、予め金
属板63が溶接固定されている排気管50を、一体的に
構成されているマフラー49とともにエンジン42側に
固定する。このとき、まだカウンタウェイト6は取り付
けられておらず開閉ドア47の下方は開口した状態であ
るため、排気管50の出口側端部50aはその開口部を
介してエンジン室48の外へ突出した状態となる。その
後、カウンタウェイト6を、貫通孔6aに排気管出口側
端部50aが挿通されるようにしつつ旋回フレーム3に
取り付ける。これにより、開閉ドア47下方の開口部は
カウンタウェイト6でほぼ閉じられ、カウンタウェイト
6の貫通孔6a内に排気管出口側端部50aが差し込ま
れ、かつ金属板63がカウンタウェイト6の裏面にほぼ
密着している状態となる。その後、取り付けボルト64
を金属板63を通して取り付け穴6dに締結する。これ
により、排気管50が金属板63を介しカウンタウェイ
ト6に強固に固定支持される。
【0037】なお、上記において、金属板63及び取り
付けボルト64が、カウンタウェイトの貫通孔と排気管
との間の空隙の大部分又は全部を閉塞する閉塞手段を構
成する。
【0038】次に、本実施形態の効果を説明する。本実
施形態においても、第1の実施形態同様、金属板63で
カウンタウェイト貫通孔6aと排気管50との間の空隙
を閉塞する。これにより、エンジン室48内を略密閉構
造としてこの空隙からの騒音の漏れを防止することがで
きる。したがって、周囲環境への騒音を低減することが
できる。またこのとき、排気管50が振動しカウンタウ
ェイト6に対し相対変位しようとしても、金属板63及
びボルト64によって排気管50はカウンタウェイト6
に強固に連結されており、相対変位が強制的に阻止され
る。これにより、排気管50とカウンタウェイト6とが
干渉・衝突して騒音発生・破損するのを未然に防止しつ
つ、排気管50と貫通孔6aとの空隙の閉塞を維持する
ことができる。さらにこのとき、排気管50が高温とな
るが、金属板63は第1の実施形態の遮音体52と異な
り耐熱性を備えた金属製であるため、高温で劣化・破損
することはない。
【0039】なお、上記第2の実施形態においては、板
部材として金属板63を用いたが、これに限られず、剛
性及び耐熱性を備えた非金属の板部材を用いても良い。
【0040】また、上記第2の実施形態においても、図
9で説明したような分割可能な構造の排気管50を用い
ても良い。この場合の排気装置の組立手順は、以下のよ
うにすることもできる。すなわち、マフラー側ピース
50Aをマフラー49とともにエンジン42側に固定→
金属板63が固定された出口側ピース50Bをピース
50Aに連結→カウンタウェイト6の取り付け→ボ
ルト64の締結の順で行っても良い。
【0041】また、上記第2の実施形態においては、金
属板63を直接カウンタウェイト6にボルト止めした
が、これに限られず、第1の実施形態同様、カウンタウ
ェイト6に固定されたブラケットにボルト止めするよう
にしてもよい。この変形例の構造を表す側断面図を図1
2に示す。この図12において、排気管出口側端部50
aの外周には外径が貫通孔6aの径より若干小さい金属
板65が予め溶接固定されている。そしてこの金属板6
5は、軸方向に例えば4箇所の貫通孔(図示せず)が形
成されており、4本の取り付けボルト66が挿入され
る。このとき、カウンタウェイト6の裏面には、取り付
けボルト66に対応する位置にめねじ部が形成されたド
ーナツ状のブラケット67がボルト68で固定されてお
り、ブラケット67のめねじ部に取り付けボルト66が
締結されることにより、金属板65がカウンタウェイト
6に支持固定される。この場合、金属板65、ブラケッ
ト67、及びボルト66,68が、カウンタウェイトの
貫通孔と排気管との間の空隙の大部分又は全部を閉塞す
る閉塞手段を構成し、また、排気管50とカウンタウェ
イト6とが相対変位しないように連結する手段をも構成
する。またこの場合の排気装置の組立手順は、例えば
金属板65が固定された排気管50をマフラー49とと
もにエンジン42側に固定→ブラケット67の固定さ
れていないカウンタウェイト6を取り付け→ブラケッ
ト67を介しボルト66,68を用いてカウンタウェイ
ト6と金属板65を連結の順となる。さらに、この変形
例の構造でさらに前述した分割可能構造の排気管50を
用いても良い。この場合の組立手順は、以下のようにす
ることもできる。すなわち、マフラー側ピース50A
をマフラー49とともにエンジン42側に固定→ブラ
ケット67が予め固定されたカウンタウェイト6の取り
付け→予め金属板65が固定された出口側ピース50
Bをピース50Aに連結→ボルト66の締結の順で行
っても良い。この変形例によっても、第2の実施形態と
同様の効果を得る。
【0042】また、上記第1及び第2の実施形態におい
ては、いずれも、カウンタウェイト貫通孔6aと排気管
50との間の空隙全部を閉塞したが、これに限られな
い。すなわち、騒音を十分低減できるのであれば、一部
分は閉塞せず大部分を閉塞するのみでも足りる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、エンジン室内からの騒
音が排気管とカウンタウェイトの貫通孔との空隙を介し
て洩れるのを防止し、周囲環境への騒音を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の排気装置に係わるエ
ンジン及びマフラー近傍の構造を示す側断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の排気装置が適用され
る油圧ショベルの全体構造を示す側面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態の排気装置が適用され
る油圧ショベルを斜め後方からみた一部透視斜視図であ
る。
【図4】図3中B部の構造を表す分解斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施形態の排気装置を備えた油
圧ショベルの騒音レベルの測定結果を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施形態の排気装置を備えた油
圧ショベルの騒音レベルの測定結果を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態の変形例による一体型
遮音体の全体構造を表す斜視図である。
【図8】本発明の第1の実施形態の変形例による一体型
遮音体の横断面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態の変形例による排気管
接続部分の構造例を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施形態の排気装置に係わる
排気管露出部近傍の構造を示す分解斜視図である。
【図11】本発明の第2の実施形態の排気装置に係わる
エンジン及びマフラー近傍の構造を示す側断面図であ
る。
【図12】本発明の第2の実施形態の変形例による排気
装置に係わるエンジン及びマフラー近傍の構造を示す側
断面図である。
【符号の説明】
2 走行体 3 旋回フレーム 6 カウンタウェイト 6a 貫通孔 42 エンジン 48 エンジン室 49 マフラー(消音器) 50 排気管 50A マフラー側ピース 50a 出口側端部 50B 出口側ピース 51 グラスウール(伝熱抑制手段、閉塞手
段) 52 遮音体(変位吸収手段、閉塞手段) 53 座金(閉塞手段) 54 取り付けボルト(閉塞手段) 55 ブラケット(閉塞手段) 56 一体型遮音体(閉塞手段) 57 グラスウール(伝熱抑制手段) 63 金属板(連結する手段、閉塞手段) 64 取り付けボルト(連結する手段、閉塞
手段) 65 金属板(連結する手段、閉塞手段) 66 取り付けボルト(連結する手段、閉塞
手段) 67 ブラケット(連結する手段、閉塞手
段) 68 ボルト(連結する手段、閉塞手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】旋回体に搭載したエンジンに連結する消音
    器の排気管先端を、旋回体の後部のカウンタウェイトに
    設けた貫通孔を通して旋回体の後部に導出させた建設機
    械の排気装置において、 前記貫通孔と前記排気管との間の空隙の大部分又は全部
    を閉塞する閉塞手段を有することを特徴とする建設機械
    の排気装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の建設機械の排気装置におい
    て、前記閉塞手段は、前記排気管と前記カウンタウェイ
    トとの相対変位を許容する変位吸収手段を備えているこ
    とを特徴とする建設機械の排気装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の建設機械の排気装置におい
    て、前記閉塞手段は、前記排気管からの熱伝達を抑制す
    る伝熱抑制手段をさらに備えていることを特徴とする建
    設機械の排気装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の建設機械の排気装置におい
    て、前記閉塞手段は、前記排気管と前記カウンタウェイ
    トとが相対変位しないように連結する手段であることを
    特徴とする建設機械の排気装置。
  5. 【請求項5】旋回体に搭載したエンジンに連結する消音
    器の排気管先端を、旋回体の後部のカウンタウェイトに
    設けた貫通孔を通して旋回体の後部に導出させた排気管
    の支持方法において、 前記排気管を、一体的に構成されている前記消音器とと
    もに前記エンジン室内に取り付け、 前記カウンタウェイトを、前記貫通孔に前記排気管の出
    口側端部が挿通されるように前記旋回体に取り付け、 前記排気管と前記カウンタウェイトとの相対変位を許容
    するとともに前記排気管からの熱伝達を抑制する手段
    を、前記排気管と前記貫通孔との間の空隙に挿入配置
    し、該空隙の大部分又は全部を閉塞することにより、前
    記排気管を支持することを特徴とする排気管の支持方
    法。
  6. 【請求項6】旋回体に搭載したエンジンに連結する消音
    器の排気管先端を、旋回体の後部のカウンタウェイトに
    設けた貫通孔を通して旋回体の後部に導出させた排気管
    の支持方法において、 前記貫通孔と前記排気管との間の前記空隙の大部分又は
    全部を閉塞可能な板部材を、予め前記排気管の出口側端
    部近傍の外周に固定しておき、 前記板部材!が固定された前記排気管を、一体的に構成
    されている前記消音器とともに前記エンジン室内に取り
    付け、 前記カウンタウェイトを、前記貫通孔に前記排気管の出
    口側端部が挿通されるように前記旋回体に取り付け、 前記金属板と前記カウンタウェイトとを固定することに
    より、前記排気管を支持することを特徴とする排気管の
    支持方法。
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