JP4469523B2 - 全旋回式建設機械 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は全旋回式作業車、特に、クローラ式走行装置上に360度旋回可能な旋回フレームを載置し、該旋回フレームに駆動操作部及び荷箱を備える構成とした不整地運搬車の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、全旋回式作業車において、図7及び図8に示すごとく、クローラ式走行装置1上に360度旋回可能な旋回フレーム21(図8)を載置し、該旋回フレーム21に駆動操作部29及び荷箱35を備える構成としたものがある。前記駆動操作部29は、運転室22と動力室32と補機室31とを車体正面視横並びに配した構成とし、動力室32を車体横方向中心に配して、該動力室32内のエンジンで駆動用油圧ポンプ127(図7)を作動させ、該駆動用油圧ポンプ127から油を供給することにより、クローラ式走行装置1が駆動される構成としている。そして、動力室32の左右に運転室22と補機室31とを振り分けた構成としている。また、図7に示すごとく、動力室32内の構成において、前記エンジン125の前側にラジエータ冷却ファン128及びラジエータ126を配する一方、後側に駆動用油圧ポンプ127を配する構成としていた。また、前記エンジン125や駆動用油圧ポンプ127は、旋回フレーム21に支持される構成としており、動力室は下方より外部と通じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の運転室22と動力室32と補機室31との並びの構成において、運転室22からの斜め下方の前方視界E2(図8)に着目すると、動力室32がない左側前方下方の視界は良好であるが、動力室32側の右側前方下方の視界E2に関しては、動力室32及び補機室31を覆うカバーにより、視界が遮られてしまうという問題があった。また、動力室32内の各機器の並びの構成において、機体の前進により生じる空気の流れにより、ラジエータ126へ外気が吹き付けられる事から、一見冷却効果が高まるように思われるが、ラジエータ冷却ファン128による冷却風と外気の気流が衝突するので、高温となった空気が動力室32内に滞留してしまうのである。これは、動力室32内の空気の気流の流れが考慮されていないことに端を発する問題である。また、油の供給を行う駆動用油圧ポンプ127は、高温となるにもかかわらず、動力室32の後方に位置しており、特別な冷却構造としたものではなかった。また、動力室32の下方は、外部と通じる構成としていたので、エンジンの音が外部へ漏れやすい構造となっており、エンジン音が騒音になるという問題があった。さらに、全旋回式建設機械は、旋回半径S(図7)を小さく構成して小旋回を可能とする必要があり、旋回フレーム上のスペースを有効に利用するとともに、荷箱35の形状も見直す必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上のごとくであり、次に該課題を解決する為の手段を説明する。
【0005】
請求項1においては、クローラ式走行装置(1) からなる下部体と、該下部体上に旋回自在な旋回フレーム(21)を配置し、該旋回フレーム(21)の前側に、運転室(22)、動力室(32)、補機室(31)からなる駆動操作部(29)を配置し、該駆動操作部(29)の後側に荷箱(35)を配置してなる上部体(3)と、から構成した全旋回式建設機械において、該動力室(32)を車体横方向中心に配し、該動力室(32)の一側には運転室(22)を、他側には補機室(31)を配置し、該運転室(22)の動力室(32)側の側面に、開閉自在なサイドウインドウ(54)を配置し、前記動力室(32)内には、エンジン(25)を上部体(3)の前後方向に直列的に備えると共に、該エンジン(25)の前側に駆動用油圧ポンプ(27)を配置し、後側にラジエータ冷却ファン(28)及びラジエータ(26)を配置し前記エンジン(25)のクランク軸を、平面視において該上部体(3)の左右方向中心線近傍に、平行して配置し、前記動力室(32)のボンネットカバー(36)の表面は、機体側面視において、前側の低い傾斜を有する表面(36a)、又は、前側が低い階段形状を有する表面(36b)とし、該補機室(31)の前端は、機体側面視において、該ボンネットカバー(36)の低い表面(36a・36b)とは重ならない範囲に位置させたものである。
【0006】
請求項2においては、請求項1記載の全旋回式建設機械において、前記上部体(3)の平面視における形状は、前記荷箱(35)の後方コーナー部(33a・33b)、及び駆動操作部(29)の前方コーナー部(33c・33d)を、上部体旋回円(S)に略接させると共に、前記前方コーナー部(33c・33d)の間において、運転室前方コーナー部(33e)と補機室前方コーナー部(33h)を突設し、前記上部体旋回円(S)に略接する形状としたものである。
【0007】
請求項3においては、請求項1又は2記載の全旋回式建設機械において、前記ラジエータ冷却ファン(28)を後方へ吐出する押し出し式にしたものである。
【0008】
請求項4においては、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の全旋回式建設機械において、前記ボンネットカバー(36)の前面であって、駆動用油圧ポンプ(27)の前方位置に、吸気口(39)を開口したものである。
【0009】
請求項5においては、請求項3又は請求項4記載の全旋回式建設機械において、前記動力室(32)の後部に、上部体側方へ通じる排気口(37)を形成し、動力室(32)内の空気を排風する構成としたものである。
【0010】
請求項6においては、請求項5記載の全旋回式建設機械において、前記動力室(32)を長方形状とし、後部側面に角筒状の消音排気ダクトを接続し、該動力室(32)の平面視の形状を略「L」字形に構成し、前記動力室(32)と、排気口(37)の間は、消音排気ダクトで構成したものである。
【0011】
請求項7においては、請求項6に記載の全旋回式建設機械において、前記旋回フレーム(21)の、該動力室(32)の下方に防音カバー(55)を備えたものである。
【0012】
請求項8においては、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の全旋回式建設機械において、前記補機室(31)の前方に、該エンジン(25)のメンテナンス用プラットホーム(59)を設けたことを特徴とする全旋回式建設機械である。
【0013】
請求項9においては、請求項8に記載の全旋回式建設機械において、前記ボンネットカバー(36)の上面にメンテナンス用窓(58)を開口し、該メンテナンス用窓(58)には開閉自在の蓋体(50)が備えられているものである。
【0014】
請求項10においては、請求項9に記載の全旋回式建設機械において、前記蓋体(50)に回動支点を設けるとともに、開閉ハンドル(52)を設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は全旋回式建設機械の側面図、図2は同じく正面図、図3は同じく平面図、図4は駆動操作部の動力室内の構成を示す平面図、図5は駆動操作部の平面図、図6は同じく側面図、図7は従来の上部体の平面視における形状を示した図、図8は同じく正面図である。
【0017】
まず、本発明に係る全旋回式運搬車の概略構成を説明する。図1に示すごとく、全旋回式運搬車は、クローラ式走行装置1からなる下部体と、該下部体に旋回自在な旋回フレームの前部に、運転室、動力室、補機室とからなる駆動操作部を配し、後部に荷箱を配してなる上部体とから構成されている。尚、説明中の「前」・「後」の用語の意義については、上部体3の構成において、駆動操作部が配される側を「前」、荷箱が配される側を「後」として扱うものとする。また、「左」・「右」の用語の意義については、運転座席に着座した状態のオペレータを基準として扱うものとする。
【0018】
図1に示すごとく、前記クローラ式走行装置1の左右一方について説明すると、トラックフレーム11の前後一側には、駆動輪となる駆動スプロケット16が設けられ、走行油圧モータ15により駆動可能としており、トラックフレーム11の他側にバネ等により付勢される従動輪17を配置して、該従動輪17をテンションローラーとして機能させている。
【0019】
また、トラックフレーム11の下部には、複数のイコライザ12・12・・・が配置されている。該イコライザ12は、三角形状に構成したイコライザフレーム12aの上頂部をトラックフレーム11に枢支し、該イコライザフレーム12aの下部両側にローラー12b・12bを回転自在に枢支した構成となっている。
【0020】
そして、このイコライザ12・12・・・及び駆動スプロケット16及び従動輪17の周囲に履帯13を巻回することで、略前後対称なクローラ式走行装置1が構成されている。
【0021】
前記トラックフレーム11の前後左右中央部に、垂直方向に軸心を有する旋回台軸受7を設け、該旋回台軸受7の中心を上部体3の旋回中心2と一致させ、側面視において、履帯13の接地長L1の前後中央位置を、前記旋回中心2と一致させ、左右の履帯13・13の間の中心も旋回中心2と一致させている。以上の構成で、左右一方のクローラを前進側、他方を後進側に駆動して芯地旋回を行うときには、その旋回中心が略前記上部体3の旋回中心2と一致し、旋回時において上部体3の前後一方のみを障害物に当たらないようにして、小旋回を可能としている。尚、以下の説明において、上部体3の最外端が、360度旋回したときに描く軌跡を「上部体旋回円S」(図3)とする。
【0022】
また、前記旋回台軸受7は、上部体3の略前後左右中心となる位置で旋回フレーム21と連結されており、図3に示すごとく、該旋回台軸受7の近傍に備えた旋回油圧モータ19の駆動により、旋回フレーム21(上部体3)を前後旋回可能としている。
【0023】
また、図1及び図2に示すごとく、旋回フレーム21の前部上には、運転室22、補機室31、動力室32からなる駆動操作部29が配置されている。図2に示すごとく、該駆動操作部29は、動力室32を車体横方向中心に配し、該動力室32の左側には運転室22を、右側には補機室31を配した構成としている。また、運転室22には、開閉自在なサイドウインドウ54(図1)が構成され、オペレータの左右の視界が確保されている。
【0024】
一方、図1に示すごとく、旋回フレーム21の後部上には、ダンプ回動支点34を形成し、該ダンプ回動支点34を支点として回動する荷箱35が配置されている。
【0025】
以下、各部の構造・構成と、特有の作用・効果について説明する。まず、オペレータの視認性の向上を図る構造・構成について説明する。図1に示すごとく、動力室32内には、エンジン25と、該エンジン25の前側に配する駆動用油圧ポンプ27と、後側に配するラジエータ冷却ファン28及びラジエータ26とを、直列的に備えるとともに、動力室32のボンネットカバー36の表面36aは、機体側面視において前側の低い傾斜を有する構成としている。
【0026】
前記エンジン25の出力により、駆動用油圧ポンプ27が駆動され、前記走行油圧モータ15(図1)への油の供給により、クローラ式走行装置1が前進又は後進するものであり、該エンジン25を冷却した冷却水は、ラジエータ冷却ファン28の冷却風により冷やされるラジエータ26によって放熱された後、再びエンジン25の冷却に用いられる。また、動力室32は、前面及び上面をボンネットカバー36で構成されている。該ボンネットカバー36の側面視における表面36aの形状は、前側から説明すると、旋回フレーム21から上方に向かって、駆動用油圧ポンプ27の高さよりも高い位置まで略垂直に立ち上げ、立ち上がった点で後方に屈曲して、エンジン25の前端の上方の延長線上に交差する位置まで略45度の傾斜で上り、さらに後方に屈曲させて、水平に後方へ向かう形状となっている。このように、動力室32のボンネットカバー36の表面36aは、機体側面視において前側の低い傾斜を形成しているのである。
【0027】
また、図6は、ボンネットカバー36の形状の他の実施例を示すものである。即ち、ボンネットカバー36は、機体側面視において前側が低い階段形状としているのである。より詳しく説明すると、表面36bの形状は、前側から説明すると、旋回フレーム21から上方に向かって駆動用油圧ポンプ27の高さよりも高い位置まで略垂直に立ち上げ、立ち上がった点から後方に略直角に屈曲させてエンジン25の前端近傍まで水平面43aを形成し、エンジン25の前端近傍で上方に立ち上がって、エンジン25よりも高い位置で後方に略直角に屈曲させて、水平に後方へ向かう形状となっている。このようにして前部が低い階段状に形成している。
【0028】
また、図4に示すごとく、前記エンジン25のクランク軸を、平面視において、上部体左右方向中心線近傍に配置した構成としている。より詳しくは、例えば、クランク軸を上部体3の前後方向と同一に構成する縦置きレイアウトのエンジンであれば、クランク軸を運転室22側に寄せる構成とするものである。つまり、図4に示すごとくの、エンジン25の平面視における横幅方向の中心線44(クランク軸の軸心を示す線)が、平面視において、上部体左右方向中心線43に対して、反運転室22側にずれている構成にあっては、中心線44を中心線43に同一若しくは近傍となるように配置することである。図4の例であれば、動力室32を運転室22に近づけて構成することが可能となり、言い換えれば、前記ボンネットカバー36を運転室22に近い位置に構成することが可能となるのである。そして、このことから、図2に示す右端面延長線36cを運転室22に近い位置にすることができるようになるのである。
【0029】
以上のボンネットカバー36の側面視における形状により、図1、図2及び図6に示すごとく、前記運転室22からの前方右下の視界、即ち、視線E1が、動力室32によって妨げられる事がないので、オペレータの運転時における前方右下の視界を良好にする事ができるのである。また、図2に示す右端面延長線36cを運転席30に近い位置とすることで、例えば、視線E1と、右端面延長線36cとの一交点36eをに寄せることが可能となり、動力室32側の前側下方の視認可能角度32dをより広角にすることができるのである。
【0030】
次に、上部体旋回円に形成される空スペースの有効利用を図る構造・構成について説明する。上部体の平面視における形状は、左右の後方コーナー部、及び左右の前方コーナー部を上部体旋回円に略接させるとともに、前記左右の前方コーナー部の間を上部体旋回円に略接するまで突設させた形状としている。より具体的には、図3に示すごとく、上部体3の平面視における形状は、前記荷箱35の後方コーナー部33a・33b、及び前方コーナー部33c・33dを上部体旋回円Sに略接させるとともに、前記前方コーナー部33c・33dの間であって、運転室前方コーナー部33e、ボンネットカバー前方コーナー部33f・33g、補機室前方コーナー部33hを、上部体旋回円Sに略接させるのである。
【0031】
こうして、図7において示されるような、上部体3の平面視の形状を長方形状とする従来のものと比較した場合、図7の形状では、前方コーナー部33c・33dの間と、上部体旋回円Sとの間に形成される空スペース46を利用していないことになるが、本実施例では、図3に示すごとく、該空スペース46に動力室32の前方が配置されるとともに、後述するメンテナンス用プラットホーム59が形成され、空スペース46(図7)を有効に利用しているのである。また、動力室32の前方を上部体旋回円Sに略接させることで、動力室32の前後方向の全長を長くすることが可能となり、上述した駆動用油圧ポンプ27・エンジン25・ラジエータ冷却ファン28・ラジエータ26を直列的に配置する構成が、余裕を持って実現できるようになっている。また、上述したごとく、エンジン25(図4)のクランク軸を、平面視において、上部体左右方向中心線43の近傍に配置する構成としているので、動力室32の最前部が上部体旋回円Sに略接するようになって、空スペース46を有効に利用することができるのである。尚、以上の全てのコーナー部33a・33b・・・は、上部体旋回円S内に収まっているので、旋回性能が損なわれないことは言うまでもない。
【0032】
次に、動力室32内の冷却効率を図る構造・構成について説明する。図2に示すごとく、前記ボンネットカバー36の前面であって、駆動用油圧ポンプ27(図4)の前方位置に、吸気口39が開口されている。該吸気口39により、動力室32内への外気(冷却風)の取り込みが可能となっている。
【0033】
また、前記ラジエータ冷却ファンを押し出し式に構成している。即ち、エンジン25によりラジエータ冷却ファン28を回転駆動するわけであるが、該ラジエータ冷却ファン28により発生させる冷却風を、前方から後方に向かって「押し出す」流れとするのである。言い換えれば、ラジエータ26の前面より冷却風49・49を吹き付けるということである。
【0034】
また、図4に示すごとく、前記動力室32の後部に、上部体3側方へ通じる排気口37を形成し、動力室32内の空気を排風する構成としている。該排気口37は、側面視において、縦長の長方形状をなす開口(図1)でなるものであり、動力室32の後部(より詳しくは、ラジエータ26よりも後部の位置)を、平面視に上部体3の側面まで延長させることで、形成されるものである。つまり、図4に示すごとく、動力室32の平面視における形状を略「L」字に構成して、上部体の側面側の端面に開口を形成して、排気口37とするものである。
【0035】
また、前記動力室32と、排気口37の間は、消音排気ダクトで構成している。より具体的には、例えば、動力室32を長方形状とし、後部側面に、角筒(円筒でもよい)の消音排気ダクトを接続して、略「L」字形(図4)を構成する。そして、角筒形状の内側面に、グラスウール等からなるシート状の消音材47(図4)を張設する構成や、角筒内に拡張室・共鳴室・干渉室の3つの空間を構成し、該3つの空間を通じ、管壁面に複数の貫通孔を穿設した排気管を這わす等して、消音構造とするものである。
【0036】
以上の構成において、動力室32内の冷却について説明すると、図4に示すごとく、全旋回式建設機械が前進すると、吸気口39より外気が動力室32内に流入し、冷却風48・48となって、駆動用油圧ポンプ27を冷却する。こうして、油の循環により高温となる駆動用油圧ポンプ27を、流入直後の冷却風48・48により冷却することが可能となるのである。
【0037】
また、ラジエータ冷却ファン28により生じる冷却風49・49により、ラジエータ26が冷却されるわけであるが、この際に、前記冷却風48・48が冷却風49・49の追い風となって、両冷却風48・49が、同一方向からラジエータ26を冷却するのである。このように、冷却風49・49に冷却風48・48(外気)が衝突するのではなく、追い風となってラジエータ26を冷却するので、両冷却風48・49が衝突することによる気流の乱れが生じることがなく、結果として、ラジエータ26の冷却効率を高めることができる。
【0038】
そして、冷却風48・49は、排風53となって、排気口37より上部体3の側方へ排気される。このことから、排風53は、運転室22の反対側に排出されるようになって、前記サイドウインドウ54(図1)側にまわりこむことなく、サイドウインドウ54を空けた場合に、熱風である排風53が、運転室22内に流入することがない。こうして、オペレータは、排風53の流入を気にすることなくサイドウインドウ54を開けることができるのである。また、冷房装置を備える運転室22である場合は、運転室22周りの外気温が低く保たれるので、冷房効率が高められるのである。加えて、側方に排出される、即ち、下方に排出されないことから、土・埃を巻き上げることもなく、全旋回式建設機械の周囲や、車体自体の土・埃による汚れを防止することができるのである。
【0039】
さらに、動力室32と、排気口37の間は、消音排気ダクトで構成しているので、排風53により生じる排気音が小さくなり、全旋回式建設機械の全体としての騒音を減少させることができるのである。
【0040】
次に、動力室32のエンジン25等のメンテナンス効率の向上を図る構造・構成について説明する。図4に示すごとく、該排気ダクト37の前側面には、補機室31が配されており、該補機室31に燃料タンク41、作動油タンク45、バッテリー42が備えられている。補機室31は、その構成を、エンジン25の前端から始まって排気ダクト37の前側面の範囲とするものであり、図1に示すごとく、側面視においては、ボンネットカバー36の傾斜とは重ならない範囲となっている。尚、該範囲に制限するのは、前述した視線E1(図5)と干渉させないようにするとともに、後述するメンテナンス用プラットホーム59の配置空間確保のためである。
【0041】
また、図4に示すごとく、前記補機室の前方にエンジンのメンテナンス用プラットホーム59を設けている。補機室31は、上述したごとく、エンジン25の前端から始まる構成としているので、平面視においては、動力室32の側面と補機室31の前面との間に空間が形成される。そして、旋回フレーム21上の該空間に、エンボシング加工等を施したメンテナンス用プラットホーム59が形成されている。
【0042】
また、前記ボンネットカバー36の上面にメンテナンス用窓58を開口し、該メンテナンス用窓58には、開閉自在の蓋体50が備えられている。該メンテナンス用窓58は、エンジン25上方より動力室32内へ、手の挿入を可能とする開口であり、作業性を考慮して、余裕を持って両手を挿入できる程の縦・横幅を有する長方形状としている。また、メンテナンスを行わない通常時には、メンテナンス用窓58は蓋体50によって閉じられており、上方からの風雨の流入がないようにしている。
【0043】
尚、蓋体50の一実施例としては、蓋体50の後部に回動支点51を設け、前部に開閉ハンドル52を設けた構成が挙げられる。回動支点51の具体的例としては、蓋体50にヒンジを構成する一方、メンテナンス用窓58の開口端面にピンを横設し、該ピンに対してヒンジを枢結する等の構成である。また、開閉ハンドル52の具体例としては、涙形の板状ハンドルより回動軸を突設し、該回動軸の端部を動力室32内に位置させるとともに、該端部には係止部材を突設させ、該係止部材をボンネットカバー36の内側面に形成した係止板に係合させる等の構成であって、前記板状ハンドルの操作により、該係合の有無を操作して、蓋体50を開くことを可能/不可能の切換えを行うとともに、板状ハンドルを掴んで、蓋体50の開閉を行えるもとのする等である。
【0044】
以上の構成で、図6に示すごとく、作業者がメンテナンス用プラットホーム59に上り、無理のない姿勢で、動力室32や、補機室31(図2)内のメンテナンスを行うことができるのである。また、動力室32内に手を挿入してエンジン25等のメンテナンスを行いたい場合には、蓋体50を開く事で、簡単に動力室32内にアクセス可能となり、メンテナンスを容易にできる、即ち、メンテナンス効率を向上させることができるのである。そして、上述した具体例によれば、開閉ハンドル52の操作により、開閉作業を容易に行えることができるのである。
【0045】
次に、動力室32から漏れるエンジン25の騒音の低減を図る構造・構成について説明する。図6に示すごとく、旋回フレーム21において、動力室32の下方に防音カバー55を備えている。具体的な構成について説明すると、旋回フレーム21は、枠体で構成されており、動力室32内に備えるエンジン25は、枠体に備えるステーにより、その下部を側面視において枠体に重なるような位置に支持・配置されている。また、動力室32の下部は、外気と通じた構成としている。そして、動力室32の下部を、板状の防音カバー55で覆い、動力室32の下部からの外気の放出を抑えるのである。
【0046】
こうして、動力室32内のエンジン25やラジエータ冷却ファン28によって生じる騒音が、防音カバー55により吸収され、外部に直接漏れることがなくなり、全旋回式建設機械の全体としての騒音を低減させることができるのである。
【0047】
【発明の効果】
本発明は以上のごとく構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項1に記載のごとく、クローラ式走行装置(1) からなる下部体と、該下部体上に旋回自在な旋回フレーム(21)を配置し、該旋回フレーム(21)の前側に、運転室(22)、動力室(32)、補機室(31)からなる駆動操作部(29)を配置し、該駆動操作部(29)の後側に荷箱(35)を配置してなる上部体(3)と、から構成した全旋回式建設機械において、該動力室(32)を車体横方向中心に配し、該動力室(32)の一側には運転室(22)を、他側には補機室(31)を配置し、該運転室(22)の動力室(32)側の側面に、開閉自在なサイドウインドウ(54)を配置し、前記動力室(32)内には、エンジン(25)を上部体(3)の前後方向に直列的に備えると共に、該エンジン(25)の前側に駆動用油圧ポンプ(27)を配置し、後側にラジエータ冷却ファン(28)及びラジエータ(26)を配置し前記エンジン(25)のクランク軸を、平面視において該上部体(3)の左右方向中心線近傍に、平行して配置し、前記動力室(32)のボンネットカバー(36)の表面は、機体側面視において、前側の低い傾斜を有する表面(36a)、又は、前側が低い階段形状を有する表面(36b)とし、該補機室(31)の前端は、機体側面視において、該ボンネットカバー(36)の低い表面(36a・36b)とは重ならない範囲に位置させたので、前記運転室からの動力室側の前側下方の視界が、動力室によって妨げられる事がないので、オペレータの運転時における視界を良好にすることができる。
【0048】
前記エンジンのクランク軸を、平面視において、上部体左右方向中心線近傍に配置したので、オペレータの視線と、前記ボンネットカバーの端面との一交点をに寄せることが可能となり、動力室側の前方下方の視認可能角度をより広角にすることができる。
【0049】
請求項2に記載のごとく、請求項1記載の全旋回式建設機械において、前記上部体(3)の平面視における形状は、前記荷箱(35)の後方コーナー部(33a・33b)、及び駆動操作部(29)の前方コーナー部(33c・33d)を、上部体旋回円(S)に略接させると共に、前記前方コーナー部(33c・33d)の間において、運転室前方コーナー部(33e)と補機室前方コーナー部(33h)を突設し、前記上部体旋回円(S)に略接する形状としたので、上部体と上部体旋回円の間の空スペースに動力室の前方を配置することや、メンテナンス用プラットホームを形成することで、空スペースを有効に利用することができる。
【0050】
請求項3に記載のごとく、請求項1又は2記載の全旋回式建設機械において、前記ラジエータ冷却ファン(28)を後方へ吐出する押し出し式にしたので、外から取り込む前記冷却風を、ラジエータ冷却ファンによる冷却風とともに、同一の方向からラジエータを冷却するので、両冷却風が衝突することによる気流の乱れが生じることがなく、結果として、ラジエータの冷却効率を高めることができる。
【0051】
請求項4に記載のごとく、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の全旋回式建設機械において、前記ボンネットカバー(36)の前面であって、駆動用油圧ポンプ(27)の前方位置に、吸気口(39)を開口したので、全旋回式建設機械が前進すると、前記吸気口より外気が動力室内に流入し、冷却風となって、駆動用油圧ポンプを冷却することができる。このようにして、油の循環により高温となる駆動用油圧ポンプは、流入直後の冷却風により冷却されることが可能となる。
【0052】
請求項5に記載のごとく、請求項3又は請求項4記載の全旋回式建設機械において、前記動力室(32)の後部に、上部体側方へ通じる排気口(37)を形成し、動力室(32)内の空気を排風する構成としたので、排風は、運転室の反対側に排出されるようになって、運転室に備えるサイドウインドウ側にまわりこむことがないので、サイドウインドウを空けた場合に、熱風である排風が、運転室内に流入することがない。こうして、オペレータは、排風の流入を気にすることなくサイドウインドウを開けることができるのである。
【0053】
また、冷房装置を備える運転室である場合は、運転室周りの外気温が低く保たれるので、冷房効率が高められるのである。
加えて、側方に排出される、即ち、下方に排出されないことから、土・埃を巻き上げることもなく、全旋回式建設機械の周囲や、車体自体の土・埃による汚れを防止することができる。
【0054】
請求項6に記載のごとく、請求項5記載の全旋回式建設機械において、前記動力室(32)を長方形状とし、後部側面に角筒状の消音排気ダクトを接続し、該動力室(32)の平面視の形状を略「L」字形に構成し、前記動力室(32)と、排気口(37)の間は、消音排気ダクトで構成したので、排風により生じる排気音が小さくなり、全旋回式建設機械の全体としての騒音を減少させることができる。
【0055】
請求項7記載のごとく、請求項6に記載の全旋回式建設機械において、前記旋回フレーム(21)の、該動力室(32)の下方に防音カバー(55)を備えたので、動力室内のエンジンやラジエータ冷却ファンによって生じる騒音が、防音カバーにより吸収され、外部に直接漏れることがなくなり、全旋回式建設機械の全体としての騒音を低減させることができる。
【0056】
請求項8に記載のごとく、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の全旋回式建設機械において、前記補機室(31)の前方に、該エンジン(25)のメンテナンス用プラットホーム(59)を設けたので、作業者は、メンテナンス用プラットホームに上り、無理のない姿勢で、動力室や、補機室内のメンテナンスを行うことができるのである。
【0057】
請求項9に記載のごとく、請求項8に記載の全旋回式建設機械において、前記ボンネットカバー(36)の上面にメンテナンス用窓(58)を開口し、該メンテナンス用窓(58)には開閉自在の蓋体(50)が備えられているので、前記ボンネットカバーの上面にメンテナンス用窓を開口し、該メンテナンス用窓には開閉自在の蓋体が備えられているので、動力室内に手を挿入してエンジン等のメンテナンスを行いたい場合には、蓋体を開く事で、簡単に動力室内にアクセス可能となり、メンテナンスを容易にできる。
【0058】
請求項10に記載のごとく、請求項9に記載の全旋回式建設機械において、前記蓋体(50)に回動支点を設けるとともに、開閉ハンドル(52)を設けたので、該開閉ハンドルの操作により、蓋体の開閉作業を容易に行えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全旋回式建設機械の側面図である。
【図2】 同じく正面図である。
【図3】 同じく平面図である。
【図4】 駆動操作部の動力室内の構成を示す平面図である。
【図5】 駆動操作部の平面図である。
【図6】 同じく側面図である。
【図7】 従来の上部体の平面視における形状を示した図である。
【図8】 同じく正面図である。
【符号の説明】
1 クローラ式走行装置
3 上部体
21 旋回フレーム
25 エンジン
27 駆動用油圧ポンプ
32 動力室
35 荷箱
36 ボンネットカバー

Claims (10)

  1. クローラ式走行装置(1) からなる下部体と、該下部体上に旋回自在な旋回フレーム(21)を配置し、該旋回フレーム(21)の前側に、運転室(22)、動力室(32)、補機室(31)からなる駆動操作部(29)を配置し、該駆動操作部(29)の後側に荷箱(35)を配置してなる上部体(3)と、から構成した全旋回式建設機械において、該動力室(32)を車体横方向中心に配し、該動力室(32)の一側には運転室(22)を、他側には補機室(31)を配置し、該運転室(22)の動力室(32)側の側面に、開閉自在なサイドウインドウ(54)を配置し、前記動力室(32)内には、エンジン(25)を上部体(3)の前後方向に直列的に備えると共に、該エンジン(25)の前側に駆動用油圧ポンプ(27)を配置し、後側にラジエータ冷却ファン(28)及びラジエータ(26)を配置し、前記エンジン(25)のクランク軸を、平面視において該上部体(3)の左右方向中心線近傍に、平行して配置し、前記動力室(32)のボンネットカバー(36)の表面は、機体側面視において、前側の低い傾斜を有する表面(36a)、又は、前側が低い階段形状を有する表面(36b)とし、該補機室(31)の前端は、機体側面視において、該ボンネットカバー(36)の低い表面(36a・36b)とは重ならない範囲に位置させたことを特徴とする全旋回式建設機械。
  2. 請求項1記載の全旋回式建設機械において、前記上部体(3)の平面視における形状は、前記荷箱(35)の後方コーナー部(33a・33b)、及び駆動操作部(29)の前方コーナー部(33c・33d)を、上部体旋回円(S)に略接させると共に、前記前方コーナー部(33c・33d)の間において、運転室前方コーナー部(33e)と補機室前方コーナー部(33h)を突設し、前記上部体旋回円(S)に略接する形状としたことを特徴とする全旋回式建設機械。
  3. 請求項1又は2記載の全旋回式建設機械において、前記ラジエータ冷却ファン(28)を後方へ吐出する押し出し式にしたことを特徴とする全旋回式建設機械。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の全旋回式建設機械において、前記ボンネットカバー(36)の前面であって、駆動用油圧ポンプ(27)の前方位置に、吸気口(39)を開口したことを特徴とする全旋回式建設機械。
  5. 請求項3又は請求項4記載の全旋回式建設機械において、前記動力室(32)の後部に、上部体側方へ通じる排気口(37)を形成し、動力室(32)内の空気を排風する構成としたことを特徴とする全旋回式建設機械。
  6. 請求項5記載の全旋回式建設機械において、前記動力室(32)を長方形状とし、後部側面に角筒状の消音排気ダクトを接続し、該動力室(32)の平面視の形状を略「L」字形に構成し、前記動力室(32)と、排気口(37)の間は、消音排気ダクトで構成したことを特徴とする全旋回式建設機械。
  7. 請求項6に記載の全旋回式建設機械において、前記旋回フレーム(21)の、該動力室(32)の下方に防音カバー(55)を備えたことを特徴とする全旋回式建設機械。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の全旋回式建設機械において、前記補機室(31)の前方に、該エンジン(25)のメンテナンス用プラットホーム(59)を設けたことを特徴とする全旋回式建設機械。
  9. 請求項8に記載の全旋回式建設機械において、前記ボンネットカバー(36)の上面にメンテナンス用窓(58)を開口し、該メンテナンス用窓(58)には開閉自在の蓋体(50)が備えられていることを特徴とする全旋回式建設機械。
  10. 請求項9に記載の全旋回式建設機械において、前記蓋体(50)に回動支点を設けるとともに、開閉ハンドル(52)を設けたことを特徴とする全旋回式建設機械。
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