JP2007099356A - シュリンク包装体の包装欠陥検査方法及びその装置 - Google Patents

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定美 嵐倉
Yukihisa Nishiyama
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Abstract

【課題】 包装体のどの個所に欠陥があっても、確実にその欠陥を検出することのできる包装欠陥検査方法及びその装置を提供する。
【解決手段】 シュリンクフィルム(3)で被包装物(1)を包被してなる包装体(5)を移動させる包装物移動手段(7)を配置し、その移動経路に対応して加熱手段(12)を配置してなる加熱装置(6)を有するシュリンク包装において、加熱装置(6)内の包装物移動経路に対応させて、包装体(5)のフィルム膨張度合いを検知する膨張度合い検知センサー(13)を配置し、包装体の膨張度合いを検出することで包装欠陥の有無を検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱収縮性合成樹脂フィルム等の包装資材を使用して、物品をシュリンク包装する際に、包装欠陥の有無を検査する方法及びその装置に関する。
従来から、カップ麺や各種物品の包装形態の1つとして、熱収縮性合成樹脂フィルムによるシュリンク包装が知られている。
このシュリンク包装は、シート面に多数のピンホールを形成してなる熱収縮フィルムの下端部を封止して筒状に形成し、この筒状熱収縮フィルムの内部に包装前の物品を収容し、筒状熱収縮フィルムの前後両端部をそれぞれ封止してピロー包装状に形成し、このピロー包装された物品を加熱装置内を移動させて、熱収縮フィルムに熱を加え、熱収縮フィルムの特性に応じた収縮と、包装内部に取り込まれている空気がフィルムに形成されているピンホールから排出されることとが相俟って、フィルムを物品の表面に密着させるようになっている。
ところが、このような手順でシュリン包装する場合、筒状を形成すべく封止した下端溶着部や、前後両端の溶着部分での溶着が十分でなかったり、熱収縮フィルム自体に破れや破損孔などのフィルム欠陥が見られると、十分な収縮密着が得られないという問題がある。
そこで、今までは包装に欠陥があるか否かを、加熱装置から搬出されてきた製品を目視で検査したり、画像センサーで包装状態を撮影して画像処理により検査するようにしていた。しかし、目視による検査では人手がかかるという問題があり、また、画像センサーで撮影し画像処理して検査するものでは、透明なフィルムで包装されている包装後の製品の包装欠陥を検査することになるから、その欠陥を発見しにくいという不都合があった。
そこで、加熱装置内を搬送中の物品に熱風を吹き付けて熱収縮フィルムを加熱して熱収縮フィルムを収縮させ、熱収縮フィルムが収縮して、フィルムが密着した状態に包装された物品に風を吹き付け、、この風吹き付け個所から発生する音を拾うマイクを配置して、破損等の欠陥を検知するようにするものが提案されている (特許文献1、特許文献2) 。
特開平11−91738号 特開平11−91739号
前述のフィルムが密着した状態に包装された物品に風を吹き付け、この風吹き付け個所での発音を拾うようにしたものでは、例えば胴部等の風吹きつけノズル及びマイクが配置されていない個所に包装欠陥があるような場合には、その欠陥を見つけることができないという問題がある。
本発明は、包装体のどの個所に欠陥があっても、確実にその欠陥を検出することのできる包装欠陥検査方法及びその装置を提供することを目的としている。
上述の目的を達成するために、請求項1に記載した方法の発明では、加熱装置内でのシュリンク包装物の膨張度合いを検出して、シュリンク包装体の包装不良を検知するようにしたことを特徴としている。
また、請求項5に記載した装置の発明では、加熱装置内の包装物移動経路に対応させて、シュリンク包装物の膨張度合いを検知する膨張度合い検知センサーを配置したことを特徴としている。
本発明では、シュリンク包装では、加熱装置内で熱収縮性合成樹脂フィルムによる包装体が内部空気の加熱膨張により一旦膨張した後、フィルム特性とフィルムに形成されているピンホールからの内部空気の流出とが相俟って収縮して物品に密着するという挙動を示し、各シール部分での溶着強度が十分でなかったり、熱収縮性フィルム自体に破れや予定外の孔などがある場合には、その膨張度合いが十分な大きさにならないという知見に基づき、加熱装置内での包装体のフィルム膨張度合いを光電センサー等の膨張度合い検知センサーで検知して、所定の膨張度合いに至らない包装体を包装に欠陥があるものとして知覚することができる。これにより、欠陥の存在個所にかかわらず、確実に包装欠陥の存在を知ることができる。
図は本発明の一実施形態を示し、図1はカップ麺の包装ラインの一部を示す概略構成図である。このカップ麺の包装ラインは、内部に麺や具材を収容し、上面開口部を蓋で閉塞されているカップ状容器(被包装物品)(1)を搬送する物品供給部(2)と、熱収縮性フィルムシート(シュリンクフィルム)(3)にピンホールを穿孔した後、筒状に形成してその内部に前記被包装物品(1)を投入する包被部(4)と、被包装物品(1)の外面を熱収縮性フィルムシート(3)で包被した包装体(5)を加熱することによりフィルムを収縮させる加熱装置(6)とを、複数の連続するコンベアで構成した包装体移動手段(7)に配置して構成してある。
この包装ラインは連続的に搬送するように構成してあり、包被部(4)は熱収縮性フィルムシート(3)の長手方向での両縁部を重ね合わせて溶着して筒状に形成する縦シール部(8)と、縦シール部(8)よりも搬送方向下手側に位置し、内部に被包装物品(1)を収容した状態で筒状フィルムを上下に圧迫して封止する横シール部(9)とで構成してある。この横シール部(9)は包装体移動手段(7)の移動に同期して回転する回転型シール機構で形成してある。
そして、この包被部(4)から搬出された包装体(5)は、図1及び図2に示すように、いわゆるピロー包装になっている。
加熱装置(6)は、トンネル炉に形成してあり、その内部に送風機(10)とヒーター(11)とで構成した熱風加熱具(12)が配置してあり、トンネル炉の全長に亘って加熱できるように構成してある。
加熱装置(6)内に搬入された包装体(5)は、加熱装置(6)内で熱風により加熱され、包装体(5)の内部の空気が、急激な加熱により膨張し、包装体(5)の外装を構成している熱収縮性フィルムが図1及び図3に示すように風船状に膨らむ。一方、包装体(5)の外装を構成している熱収縮性フィルムは熱収縮性を有していることから、フィルムが加熱されることで収縮をはじめる。このとき、熱収縮フィルムには、あらかじめピンホールが多数設けられていることから、この収縮時に、内部の空気がピンホールを通して外部に排出することから、フィルムの収縮が完了した際には、熱収縮フィルムが被包装物品(1)の外面に密着することになる。
このような挙動をとる熱収縮フィルムでのシュリンク包装であるが、熱収縮フィルムに傷があったり、縦シール部分や横シール部分での溶着強度が不十分な場合には、加熱装置(6)に搬入した際での膨張時に包装体(5)の外装を構成しているフィルム内部の空気がフィルムの傷の個所や溶着強度が十分でない個所からフィルムシートに形成されているピンホールから漏れ出す空気量よりも大量の空気が漏れ出すことになるから、外装フィルムの膨張度合いが不十分になる。このため、加熱装置(6)内の搬送経路に対応させて、包装体外装フィルムの膨張度合いを検出する検知センサー(13)が装備してある。
この膨張度合い検知センサー(13)は、図1及び図4に示すように、加熱装置(6)内を移動している包装体(5)の外装フィルムが正規に膨張した際に到達する高さ位置に配置した光電センサーで構成してあり、この光電センサー配置個所を通過する包装体の膨張した外装フィルムの高さを検出し、規定高さに達していないものを包装欠陥があるものと判断するようにしてある。
上記の実施形態では、膨張度合い検知センサー(13)として光電センサーを使用して、膨張高さを検出するものについて説明したが、膨張したフィルムの両側面部分の距離(位置)を測定することにより、膨張度合いを検出するようにしてもよい。また画像センサーを、膨張度合い検知センサー(13)として使用し、全体の膨張度合いから包装欠陥の有無を判断するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、加熱手段として熱風加熱具を使用したものについて説明したが、加熱手段としては、前述の熱風加熱具に限定されるものではなく、各種のものを使用することができる。
なお、膨張度合い検知センサー(13)として光電センサーを使用する場合には、加熱装置内を流れる被包装物品の種類(製品の種類)によって、外形寸法やピロー包装時での内部封入空気量に差が生じることから、加熱装置(6)内での膨張度合い検知センサー(13)の配設個所は調整可能に構成することより、シュリンク包装ラインを汎用化することができる。
本発明は、カップ麺のシュリンク包装のみならず、被包装物品の外周を完全に包被するシュリンク包装であればどのような物品のシュリンク包装にも適用することができる。
カップ麺の包装ラインの一部を示す概略構成図である。 包装物品の外周に熱収縮フィルムを包被した包装体の取り出し斜視図である。 加熱装置内前半での包装体の形状を示す包装体の取り出し斜視図である。 加熱装置内での膨張度合い検出センサーと包装体との関係を示す概略縦断面図である。
符号の説明
1…被包装物、3…シュリンクフィルム、5…包装体、6…加熱装置、7…包装体移動手段、12…加熱手段、13…膨張度合い検知センサー。

Claims (8)

  1. シュリンクフィルム(3)で被包装物(1)を包被してなる包装体(5)を、加熱装置(6)に順次送り込み、加熱装置(6)内を通過する間にシュリンクフィルム(3)を収縮させるようにしたシュリンク包装方法において、
    加熱装置(6)内での包装体(5)のフィルム膨張度合いを膨張度合い検知センサー(13)で検出して、包装体(5)の包装不良を検知するようにしたことを特徴とするシュリンク包装体の包装欠陥検査方法。
  2. 膨張度合い検知センサー(13)が加熱装置(6)内で膨張したシュリンクフィルムの高さを検知するフィルム高さ検知センサーである請求項1に記載したシュリンク包装体の包装欠陥検査方法。
  3. フィルム高さ検知センサーが光電センサーである請求項2に記載したシュリンク包装体の包装欠陥検査方法。
  4. 膨張度合い検知センサー(13)がシュリンクフィルムの加熱装置(6)内での膨張度合いを検知する画像センサーである請求項1に記載したシュリンク包装体の包装欠陥検査方法。
  5. シュリンクフィルム(3)で被包装物(1)を包被してなる包装体(5)を移動させる包装体移動手段(7)を配置し、その移動経路に対応して加熱手段(12)を配置してなる加熱装置を有するシュリンク包装装置において、
    加熱装置(6)内の包装体移動経路に対応させて、包装体のフィルム膨張度合いを検知する膨張度合い検知センサー(13)を配置したことを特徴とするシュリンク包装体の包装欠陥検査装置。
  6. 膨張度合い検知センサー(13)が、膨張したシュリンクフィルムの高さを検出するフィルム高さ検知センサーである請求項5に記載したシュリンク包装体の包装欠陥検査装置。
  7. フィルム高さ検知センサーが光電センサーである請求項6に記載したシュリンク包装体の包装欠陥検査装置。
  8. 膨張度合い検知センサー(13)が画像センサーである請求項5に記載したシュリンク包装体の包装欠陥検査装置。

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