JP2007099216A - ステアリング装置 - Google Patents

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孝修 高松
Takehito Tomita
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Abstract

【課題】転舵軸の良好な支持特性を有し、転舵軸をスムーズに移動させることができるステアリング装置が求められている。
【解決手段】ステアリング装置は、ケース13、弾性部材14およびブッシュ12を含み、一括してハウジング内に組み込み可能なサブアセンブリとしての軸受ユニット11を備える。ケース13は、筒状に形成され、ハウジングの内周に保持される。ブッシュ12は、隙間量t1×2の範囲内で径方向Z1に移動可能に、また、隙間量t2×2の範囲内で軸方向Y1に移動可能にケース13内に収容され、転舵軸を軸長方向に摺動自在に支持する。弾性部材14は、ケース13とブッシュ12との間で弾性的に圧縮されている。ブッシュ12は、隙間量t1×2の範囲内で径方向Z1に弾性的に移動可能であり、また、隙間量t2×2の範囲内で軸方向Y1に弾性的に移動可能である。
【選択図】図2

Description

この発明は、自動車等のステアリング装置に関するものである。
ラック軸を支持する筒状のブッシュと、ブッシュの外周の環状溝に収容された弾性部材とを含む軸受装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この軸受装置では、弾性部材が、ハウジングの保持孔の内周とブッシュの外周との間で弾性的に圧縮されており、その結果、ブッシュが径方向に弾性支持されている。また、ブッシュの軸方向と平行な方向に弾性部材が剪断変形することを用いて、実質的に、ブッシュが軸方向に弾性支持されている。
また、ラック軸を支持する筒状のブッシュと、ブッシュの両端の外周に形成された環状段部にそれぞれ収容された一対の弾性部材とを含む軸受装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
この軸受装置では、一対の弾性部材は、ハウジングの保持孔の底に形成された環状段部とブッシュの一端の環状段部との間で、軸方向および径方向に弾性的に圧縮されている。また、他方の弾性部材は、ハウジングの保持孔の入口に嵌合された環状のストッパとブッシュの他端の環状段部との間で、軸方向および径方向に弾性的に圧縮されている。これにより、ブッシュが軸方向および径方向に弾性支持されている。
特開2004−183780号公報 特開2004−255988号公報
しかしながら、特許文献1記載の軸受装置では、ラック軸が軸方向に移動する際に、ブッシュおよび弾性部材がラック軸と共に移動し、ブッシュが保持孔に嵌合されたストッパ等に当接してしまう場合がある。このような場合、軸受装置は、ラック軸を軸方向に対して弾性的に支持できなくなる。その結果、ラック軸の移動抵抗が急激に立ち上がるので、ラック軸をスムーズに移動させることができない。
特許文献2記載の軸受装置では、ブッシュ、弾性部材およびストッパをハウジングに組み付けた後でなければ、弾性部材の圧縮量やブッシュの移動可能な範囲が決まらず、したがって、弾性部材による良好な支持特性を得るための寸法管理が困難である。
また、ハウジングの保持孔に、ブッシュや一対の弾性部材を個別に組み込むので、組立作業に手間がかかる。
この発明は、かかる背景のもとになされたものであり、転舵軸の良好な支持特性を有し、転舵軸をスムーズに移動させることができるステアリング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、操舵により軸長方向(X1)に移動する転舵軸(6)を収容した筒状のハウジング(7)と、筒状のハウジングの内面(24b)によって保持された筒状のケース(13,130,171)と、ケース内に軸方向(Y1)および径方向(Z1)に移動可能に収容され、転舵軸を軸長方向に摺動自在に支持するブッシュ(12)と、ケースとブッシュとの間で弾性的に圧縮され、ブッシュを上記移動可能な範囲内で弾性的に支持する弾性部材(14)とを備え、上記のケース、弾性部材およびブッシュを含み、一括してハウジング内に組み込み可能なサブアセンブリ(11)が構成されていることを特徴とするステアリング装置(1)である。
本発明によれば、ケース、弾性部材およびブッシュを含み、一括してハウジング内に組み込み可能なサブアセンブリを構成している。これにより、サブアセンブリの状態で、弾性部材の圧縮量やブッシュの移動可能な範囲を精度よく管理することができる。したがって、転舵軸の良好な支持特性を得ることができ、且つ転舵軸をスムーズに移動させることができる。また、サブアセンブリとしてハウジング内に組み込むことができるので、組立てが容易である。
また、本発明において、上記ブッシュは、筒状のブッシュ本体(15)と、ブッシュ本体の外周面(15a)に形成された一対の環状溝(16)とを含み、これら一対の環状溝は、ブッシュ本体の軸方向の両端にそれぞれ形成されて軸方向外方に開放されており、上記ケースは、周壁(19)と、周壁の一対の端部(20a,20b)に、それぞれ、形成された一対の端壁(18,22、28)とを含み、上記弾性部材は、一対の環状の弾性部材を含み、これら一対の弾性部材は、それぞれ、ケースの周壁と対応する環状溝の底(16a)との間に弾性的に挟持されているとともに、ケースの端壁と対応する環状溝の内壁面(16b)との間に弾性的に挟持されている場合がある。これにより、一対の弾性部材は、ブッシュを上記移動可能な範囲内で弾性的に支持することができる。
また、本発明において、上記ケースは、周壁および一方の端壁が単一の部材で一体に形成された第1の部材(17,170)と、この第1の部材と別の部材からなり、第1の部材に固定されて他方の端壁を構成する第2の部材(18)とを含む場合がある。この場合、弾性部材の圧縮量やブッシュのケース内における移動可能な範囲を精度よく管理することができる。
また、本発明において、上記ケースは、周壁および一対の端壁が単一の部材で一体に形成されてなり、一方の端壁は周壁の端部から折り曲げ形成されている場合がある。この場合、弾性部材の圧縮量やブッシュのケース内における移動可能な範囲を精度よく管理し、ステアリング装置の部品点数の増加を抑えることができる。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるラックピニオン式ステアリング装置を模式的に示した概略図である。図1を参照して、ラックピニオン式ステアリング装置1(以下、ステアリング装置1という)は、ステアリングホイール2が連結された入力軸3と、ピニオン4が形成された出力軸5と、ピニオン4と噛み合う転舵軸としてのラック軸6と、ラック軸6が挿通された筒状のハウジング7とを備える。
入力軸3と出力軸5とは、トーションバー8を介して同軸上に連結されている。入力軸3と出力軸5とは、ステアリングホイール2から与えられる操舵トルクに応じて、トーションバー8の弾性的なねじりを伴って相対回転する。
ラック軸6は、図示しない車両の左右方向(図1における左右方向)に延びており、ハウジング7内においてピニオン4と噛み合っている。ラック軸6の両端は、タイロッド9がそれぞれ連結されている。このタイロッド9は、ナックルアーム10を介して車輪10aにそれぞれ連結されている。また、ラック軸6は、ハウジング7内に保持された、ステアリング装置1のサブアセンブリとしての一対の軸受ユニット11によって、ラック軸6の軸長方向X1に摺動自在に支持されている。
ステアリングホイール2に操舵トルクが与えられ、ピニオン4が回動する。これにより、ピニオン4と噛み合うラック軸6が軸長方向X1に移動させられ、車輪10aの操舵角度が変化する。
次に、ラック軸6を支持するための一対の軸受ユニット11について詳細に説明する。なお、以下では、一方の軸受ユニット11について説明するが、他方の軸受ユニット11も一方の軸受ユニット11と同じ構成を含む。
図2は、軸受ユニット11の断面図であり、図3は、図2の軸受ユニット11を矢視IIIからみた概略図である。また、図4は、図1における軸受ユニット11およびその近傍を概略的に示す一部断面拡大図である。
図2および図3を参照して、軸受ユニット11は、筒状のブッシュ12と、ブッシュ12を径方向Z1および軸方向Y1に移動可能に収容するケース13と、ケース13内でブッシュ12を弾性支持する一対の環状の弾性部材14とを含む。
ブッシュ12は、例えば、合成樹脂により形成されており、ブッシュ本体15と、ブッシュ本体15の外周面15aに形成された一対の環状溝16とを有している。一対の環状溝16は、ブッシュ本体15の軸方向Y1の両端にそれぞれ形成され、それぞれブッシュ12の軸方向Y1外方に開放されている。また、ブッシュ本体15の内周15bには、ラック軸6が挿通される。この内周15bとラック軸6とのはめあい寸法は、ラック軸6が内周15bを滑らかに摺動できる寸法にされている。
ケース13は、金属で形成され、筒状の外筒17と、外筒17内に嵌合された円盤状の蓋部材18とを有する。外筒17は、ブッシュ12の外周面15aに対向する周壁19と、周壁19の一方の端部20aから延設され、ブッシュ12の一方の端面21aに対向する端壁22と、周壁19の他方の端部20bから延設され、蓋部材18を外筒17に保持するための複数(本実施の形態においては4つ)の爪23とを有する。これら周壁19、端壁22および複数の爪23は、単一の板金で一体に形成されている。また、端壁22には、ラック軸6が挿通される挿通孔22aが形成されており、この挿通孔22aは、ラック軸6よりも大径に形成されている。図4に示すように、ラック軸6は挿通孔22aに遊嵌されている。
再び図2を参照して、蓋部材18は、外筒17と別部材であり、ブッシュ12の他方の端面21bに対向している。蓋部材18には、ラック軸6が挿通される挿通孔18aが形成されており、この挿通孔18aは、ラック軸6よりも大径に形成されている。図4に示すように、ラック軸6は挿通孔18aに遊嵌されている。また、図2および図3に示すように、上記複数の爪23は、周壁19の他方の端部20bからブッシュ12の径方向Z1内方に折り曲げられて形成されており、これらの爪23は、外筒17内に嵌合された蓋部材18の端面に沿っている。これにより、蓋部材18の外筒17からの抜脱が阻止されている。
図2を参照して、一対の弾性部材14は、ブッシュ12とケース13との間に弾性的に圧縮された状態で介在している。具体的には、一対の弾性部材14は、それぞれ、外筒17の周壁19と対応する環状溝16の底16aとの間にそれぞれ弾性的に圧縮されているとともに、外筒17の端壁22および蓋部材18とそれぞれ対応する環状溝16の内壁面16bとの間に弾性的にそれぞれ圧縮されている。これにより、ブッシュ12は、ケース13の径方向Z1に関する中央位置に弾性的に付勢されているとともに、ケース13の軸方向Y1の中央位置に弾性的に付勢されている。
ブッシュ12がケース13の径方向Z1の中央位置に保持された状態で、外筒17の周壁19の内周面19bとブッシュ12の外周面15aとの間には、ブッシュ12の全周に亘って、隙間量t1の径方向隙間29が設けられている。また、ブッシュ12がケース13の軸方向Y1の中央位置に保持された状態で、ブッシュ12の一方の端面21aと外筒17の端壁22との間およびブッシュ12の他方の端面21bと蓋部材18との間には、隙間量t2の軸方向隙間30がそれぞれ設けられている。すなわち、ブッシュ12は、ケース13内で隙間量t1×2の範囲内で径方向Z1に移動可能に、また、隙間量t2×2の範囲内で軸方向Y1に移動可能に収容されている。
ブッシュ12、一対の弾性部材14、外筒17および蓋部材18を含む軸受ユニット11は、ステアリング装置1のサブアセンブリとして一体に組み立てられている。具体的には、ブッシュ12および一対の弾性部材14が、外筒17の複数の爪23が折り曲げられていない状態で、外筒17内に挿入される。次いで、蓋部材18が外筒17内に嵌合、例えば圧入された後、複数の爪23が径方向Z1内方に折り曲げられる。これにより、蓋部材18の外筒17からの抜け止めが達成される。
このようにして、ステアリング装置1のサブアセンブリとしての軸受ユニット11の組み立てが完了する。
組み立てられた軸受ユニット11は、図4に示すように、ハウジング7に形成された保持孔24内に嵌合され、保持される。ケース13の外筒17の外周面17aは、保持孔24の内周24bに圧入されている。また、ケース13の外筒17の端壁22は、保持孔24の底に形成された環状の位置決め段部24aに当接されている。これにより、ケース13は、ハウジング7の軸方向に位置決めされた状態で、保持孔24に保持されている。ラック軸6を保持するためのブッシュ12は、一対の弾性部材14、外筒17および蓋部材18を介して、ハウジング7に弾性的に支持されている。
ハウジング7は、保持孔24の軸方向Y1外方側(図4においては右側)に隣接して、保持孔24よりも大径のストッパ固定孔27を有しており、このストッパ固定孔27にストッパ25が圧入されている。ストッパ固定孔27の底には、ストッパ25を位置決めする環状の位置決め段部27aが形成されている。ストッパ固定孔27に圧入されたストッパ25は、位置決め段部27aに当接することにより、ハウジング7の軸方向に対して位置決めされている。軸受ユニット11の複数の爪23とストッパ25との間には隙間量A1の隙間31が設けられている。この隙間量A1としては、0〜1mmの範囲内にあることが好ましい。ストッパ25は、保持孔24からの軸受ユニット11の抜脱を規制する。
以上のように、この実施形態によれば、ブッシュ12は、一対の弾性部材14を介して、ハウジング7に固定されたケース13に弾性的に支持された状態で、隙間量t1×2の範囲内で径方向Z1に弾性的に移動することができる。このブッシュ12の移動可能な範囲内で、ラック軸6を径方向Z1に弾性支持することができる。
また、ブッシュ12は、隙間量t2×2の範囲内で軸方向Y1に弾性的に移動することもできる。このブッシュ12の移動可能な範囲内で、ラック軸6を軸方向Y1に弾性支持することができる。したがって、ラック軸6がブッシュ12に対して摺動しなくても、ラック軸6を軸長方向X1に弾性的に移動させることができる。すなわち、ラック軸6とブッシュ12との静止摩擦力よりも低い移動荷重でも、スムーズにラック軸6を軸長方向X1に始動させることができる。
さらに、図5に示すように、ラック軸6の始動時の移動抵抗は、ラック軸6とブッシュ12とが相対摺動していない状態で、ラック軸6の軸長方向X1への移動に伴って、一対の弾性部材14の弾性変形量が増加することにより、連続的に増加する。ケース13に対するブッシュ12の移動量が所定量L1に達すると、ラック軸6がブッシュ12に対して摺動を開始し、摺動中のラック軸6の移動抵抗は、ラック軸6とブッシュ12との動摩擦力に相当する一定の値F1となる。すなわち、始動時のラック軸6の移動抵抗は、急激には立ち上がらず、ラック軸6とブッシュ12との動摩擦力に相当する一定の値F1まで漸次に増加していく。
このように、ラック軸6をハウジング7に対して弾性支持することによって、ラック軸6をスムーズに移動させることができる。また、ラック軸6の移動抵抗が急激に立ち上がることのない良好な特性を得ることができる。
また、軸受ユニット11は、ブッシュ12、ケース13および一対の弾性部材14を含むステアリング装置1のサブアセンブリとして一体に組み立てることができる。したがって、軸受ユニット11単体で一対の弾性部材14の圧縮量やブッシュ12のケース13に対する移動可能な範囲を管理することができる。その結果、ラック軸6の良好な支持特性を得ることができ、且つラック軸6をスムーズに移動させることができる。さらに、予め、サブアセンブリとして組み立てられた軸受ユニット11をハウジング7内に組み込むだけでよいので、組立性もよい。
図6は、本発明の別の実施形態にかかる軸受ユニット110を概略的に示した断面図である。この図6において、前述の図2〜図4に示された各部と同等の構成部分については、図2〜図4と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態が図2の実施の形態と主に相違するのは、複数の爪23が廃止され、ケース130の外筒170の周壁19の内周面19bに蓋部材18の外周面18aが、例えば、接着、超音波溶着、かしめ、溶接によって固定されていることにある。また、周壁19と蓋部材18との固定は、蓋部材18の外周面18aと周壁19の内周面19bとに、それぞれ対応するねじを形成して、それらを互いに螺合させてもよい。
これにより、外筒170の形状を簡易化することができ、複数の選択肢の中から、外筒170と蓋部材18との固定方法を選ぶことができる。
図7は、本発明のさらに別の実施形態にかかる軸受ユニット111を概略的に示した断面図である。この図7において、前述の図6に示された各部と同等の構成部分については、図6と同一の参照符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態が図6の実施の形態と主に相違するのは、蓋部材18に代えて、周壁19の他方の端面20bから折り曲げ形成された環状の端壁28を設けたことにある。
これにより、上述の実施の形態における軸受ユニット11,110よりも部品点数を減少させることができる。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。例えば、外筒は、金属だけでなく、合成樹脂によって形成されていてもよい。また、蓋部材は、金属だけでなく、合成樹脂によって形成されていてもよい。
本発明の一実施形態にかかるラックピニオン式ステアリング装置を模式的に示した概略図である 軸受ユニットの断面図であり、 図2の軸受ユニットを矢視IIIからみた概略図である。 図1における軸受ユニットおよびその近傍を概略的に示す一部断面拡大図である。 ラック軸の移動量と移動抵抗との関係を示すグラフである。 本発明の別の実施形態にかかる軸受ユニットの一部を示す断面図である。 本発明のさらに別の実施形態にかかる軸受ユニットの一部を示す断面図である。
符号の説明
1・・・ステアリング装置、4・・・ピニオン、6・・・ラック軸(転舵軸)、7・・・ハウジング、11,110,111・・・軸受ユニット(サブアセンブリ)、12・・・ブッシュ、13,130・・・ケース、14・・・弾性部材、15・・・ブッシュ本体、15a・・・外周面(ブッシュ本体の外周面)、16・・・環状溝、16a・・・底、16b・・・内壁面、17,170・・・外筒(第1の部材)、171・・・外筒(ケース)18・・・蓋部材(第2の部材)、19・・・周壁、20a,20b・・・端部(周壁の一対の端部)、21a,21b・・・端面、22,28・・・端壁、24b・・・内周(ハウジングの内面)、X1・・・軸長方向、Y1・・・軸方向、Z1・・・径方向

Claims (4)

  1. 操舵により軸長方向に移動する転舵軸を収容した筒状のハウジングと、
    筒状のハウジングの内面によって保持された筒状のケースと、
    ケース内に軸方向および径方向に移動可能に収容され、転舵軸を軸長方向に摺動自在に支持するブッシュと、
    ケースとブッシュとの間で弾性的に圧縮され、ブッシュを上記移動可能な範囲内で弾性的に支持する弾性部材とを備え、
    上記のケース、弾性部材およびブッシュを含み、一括してハウジング内に組み込み可能なサブアセンブリが構成されていることを特徴とするステアリング装置。
  2. 請求項1において、上記ブッシュは、筒状のブッシュ本体と、ブッシュ本体の外周面に形成された一対の環状溝とを含み、
    これら一対の環状溝は、ブッシュ本体の軸方向の両端にそれぞれ形成されて軸方向外方に開放されており、
    上記ケースは、周壁と、周壁の一対の端部に、それぞれ、形成された一対の端壁とを含み、
    上記弾性部材は、一対の環状の弾性部材を含み、
    これら一対の弾性部材は、それぞれ、ケースの周壁と対応する環状溝の底との間に弾性的に挟持されているとともに、ケースの端壁と対応する環状溝の内壁面との間に弾性的に挟持されていることを特徴とするステアリング装置。
  3. 請求項2において、上記ケースは、周壁および一方の端壁が単一の部材で一体に形成された第1の部材と、この第1の部材と別の部材からなり、第1の部材に固定されて他方の端壁を構成する第2の部材とを含むことを特徴とするステアリング装置。
  4. 請求項2において、上記ケースは、周壁および一対の端壁が単一の部材で一体に形成されてなり、一方の端壁は周壁の端部から折り曲げ形成されていることを特徴とするステアリング装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009103206A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Jtekt Corp 滑り軸受を具備した軸受機構
JP2012144132A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Jtekt Corp ラック軸支持装置および車両用操舵装置

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