JP2007097129A - ステレオ表示装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ステレオ表示装置に表示するステレオ画像を、左右が正しく表示されるように容易に入力可能とすること。
【解決手段】 表示画像入力部131R、131Lで、表示画像から、左右の方向性を表す付加情報を検出する。そして、ステレオ表示装置が有する右眼用表示装置と左眼用表示装置に対し、正しい表示画像が与えられるように、入出力の接続関係を切替可能なスイッチャー132を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ステレオ表示装置及びその制御方法に関し、特に、頭部装着型のステレオ表示装置及びその制御方法に関する。
近年、現実世界と仮想世界をリアルタイムかつシームレスに融合させる技術として、複合現実感(MR:Mixed Reality)技術が知られている。
また、複合現実感を体感するための装置として、ステレオビデオシースルーHMD(Head Mounted Display)が知られている。ステレオビデオシースルーHMDは、装着者の眼前にステレオ映像を提示する装置である。装着者がHMD非装着時に視認するのとほぼ同じステレオビデオ映像に、装着者の視点位置から見た3次元仮想物体の画像を重畳した合成画像を生成し、HMDに提示すると、装着者にあたかも現実空間中に仮想物体が存在しているかのような感覚が生じる。これが複合現実感である。
なお、一般に仮想物体の画像はCG(Computer Graphics)で表現されることが多い。また、ステレオビデオ映像は、HMDに装着したステレオビデオカメラにより撮影することが多い。
図2は、ステレオビデオシースルーHMD400を装着した状態を模式的に示す図である。ビデオシースルーHMD400は眼鏡又はゴーグルに似た外観形状を有し、その内部に例えばLCDである右眼用表示デバイス402Rと、左眼用表示デバイス402Lが配置されている。また、ステレオビデオ映像をHMDに装着したビデオカメラにより取得する場合には、例えば装着者の視点位置に近い位置にステレオビデオカメラ401R、401Lが設けられる。
特開2003−228115号公報
このように、複合現実感を体感させるためには、3次元映像の提示が必要である。そのためには、左右2台のビデオカメラで撮影した画像を画像処理装置に入力し、仮想物体画像を重畳合成して生成した右眼用、左眼用合成画像を、正しくHMDの右表示装置、左表示装置に入力する必要がある。
しかし、実際の環境では画像処理装置とHMDとの間には映像信号用のケーブル以外のケーブル(例えば、HMDの電源供給用ケーブルや位置姿勢センサ用ケーブルなど)も存在するため、左右のそれぞれのケーブルの接続を間違えることもある。
ステレオ画像の場合、右眼用画像と左眼用画像が逆に表示されると、3次元映像として認識出来ないばかりか、目が疲れる原因ともなる。例えば、一眼レフカメラの分野においては、装着されたレンズが正規の適合性を有するものかどうかを判別する技術が提案されている(特許文献1)。しかし、一眼レフカメラはステレオHMDとは大きく異なり、左右が異なるという問題は発生しない。また、レンズ交換とビデオ入力の接続とはその機構も趣旨も全く異なる。
このように、従来は、頭部装着型ステレオ表示装置に、正しく左右の画像信号が入力されるようにユーザを支援するための機構は存在していなかった。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みなされたものである。
上述の目的は、右眼用表示装置及び左眼用表示装置を有するステレオ表示装置であって、一対の表示用画像からなるステレオ画像を受信する受信手段と、一対の表示用画像の各々について、右眼用表示画像であるか左眼用表示画像であるか判別する判別手段と、一対の表示用画像を入力とし、その一方を右眼用表示装置へ、他方を左眼用表示装置へ出力可能な出力手段を有し、判別手段による判別結果に基づいて、右眼用表示画像を右眼用表示装置へ、左眼用表示画像を左眼用表示装置へ出力するよう、出力手段を制御する制御手段を有することを特徴とするステレオ表示装置によって達成される。
また、上述の目的は、右眼用画像、及び左眼用画像をそれぞれ外部装置に送信する送信手段と、一対の表示用画像からなるステレオ画像を外部装置から受信する受信手段と、一対の表示用画像の各々について、右眼用表示画像であるか左眼用表示画像であるか判別する判別手段と、一対の表示用画像を入力とし、その一方を右眼用表示装置へ、他方を左眼用表示装置へ出力する出力手段を有し、判別手段による判別結果に基づいて、右眼用表示画像を右眼用表示装置へ、左眼用表示画像を左眼用表示装置へ送信するよう、出力手段を制御する制御手段を有することを特徴とするステレオ表示装置によっても達成される。
また、上述の目的は、右眼用表示装置及び左眼用表示装置を有するステレオ表示装置であって、右眼用画像及び左眼用画像を撮像する右眼用撮像装置及び左眼用撮像装置を有するステレオ撮像手段と、右眼用画像及び左眼用画像をそれぞれ外部装置に送信する送信手段と、一対の表示用画像からなるステレオ画像を外部装置から受信する受信手段と、一対の表示用画像の各々について、右眼用表示画像であるか左眼用表示画像であるか判別する判別手段と、一対の表示用画像を入力とし、その一方を右眼用表示装置へ、他方を左眼用表示装置へ出力可能な出力手段を有し、判別手段による判別結果に基づいて、右眼用表示画像を右眼用表示装置へ、左眼用表示画像を左眼用表示装置へ出力するよう、出力手段を制御する制御手段を有することを特徴とするステレオ表示装置によっても達成される。
また、上述の目的は、右眼用表示装置と、左眼用表示装置と、一対の表示用画像を入力とし、その一方を右眼用表示装置へ、他方を左眼用表示装置へ出力可能な出力手段とを有するステレオ表示装置の制御方法であって、一対の表示用画像からなるステレオ画像を受信する受信工程と、一対の表示用画像の各々について、右眼用表示画像であるか左眼用表示画像かを判別する判別工程と、判別工程による判別結果と、出力手段の現在の入出力関係とに基づいて、一対の表示用画像のうち、右眼用表示画像を右眼用表示装置へ、左眼用表示画像を左眼用表示装置へ出力するよう、出力手段を制御する制御工程とを有することを特徴とするステレオ表示装置の制御方法によっても達成される。
また、上述の目的は、右眼用画像と左眼用画像を外部装置に送信する送信工程と、一対の表示用画像を入力とし、その一方を右眼用表示装置へ、他方を左眼用表示装置へ送信可能な送信手段とを有するステレオ表示装置の制御方法であって、一対の表示用画像からなるステレオ画像を外部装置から受信する受信工程と、一対の表示用画像の各々について、右眼用表示画像であるか左眼用表示画像かを判別する判別工程と、判別工程による判別結果と、出力手段の現在の入出力関係とに基づいて、一対の表示用画像のうち、右眼用表示画像を右眼用表示装置へ、左眼用表示画像を左眼用表示装置へ送信するよう、送信手段を制御する制御工程とを有することを特徴とするステレオ表示装置の制御方法によっても達成される。
このような構成により、本発明のステレオ表示装置によれば、ユーザは画像信号が右眼用であるか左眼用であるかを意識することなく画像入力ケーブルを接続可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明を好適な実施形態に従って詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態に係る複合現実感提示システムの構成例を示すブロック図である。
図1において、複合現実感提示システムは、頭部装着型のステレオ画像撮影表示装置(以下ビデオシースルーHMDまたは単にHMDと呼ぶ)100と、画像処理ユニット200とから構成される。
ビデオシースルーHMD100は、右撮像ユニット110R、左撮像ユニット110L、画像情報判読ユニット130、右表示ユニット120R、左表示ユニット120L、MPU140とから構成される。
右撮像ユニット110Rにおいて、撮像素子111RはCCDイメージセンサ、CMOSイメージセンサなどであり、映像を電気信号に変換する。タイミングジェネレータ(以下TGと呼ぶ)116Rは、撮像素子111Rを駆動する信号を生成する。また、V−Dr(Vドライバ)117Rは、TG116Rからの信号を受けて、撮像素子111Rの垂直方向の制御を行なう信号を生成する。CDS/AGC部112Rは、撮像素子111Rから出力されるアナログ信号に対し、CDS(相関2重サンプリング)、ゲイン調整などを行う。
AD変換部113Rは、CDS/AGC部112Rの出力するアナログ信号をデジタル信号に変換する。デジタル信号処理部114Rは、AD変換部113Rの出力するデジタル信号に対してゲイン制御、色味制御、輝度制御、ガンマ補正などを行い、撮影画像信号を出力する。撮像画像出力部115Rは、撮像画像信号をUSBやIEEE1394などのデジタルインタフェースで送信するためのデータフォーマットに変換し、画像処理ユニット200に出力する。
左撮像ユニット110Lは、HMD装着者の左眼視点近傍から撮像した撮影画像を出力する点を除き、右撮像ユニット110Rと構成、動作において共通である。また、右撮影ユニット110R、左撮像ユニット110Lは、例えば小型のビデオカメラにより実現することができる。そして、図2においてステレオビデオカメラ401R、401Lとして示したすように、HMD400の、装着者(観察者)の両目に近い部分で、HMDを正しく装着した際に観察者の視線と一致する向きとなるように固定される。右及び左撮像ユニット110R、110Lで撮影された現実空間画像は、ケーブル151R、151Lを通じて画像処理ユニット200へ入力される。
画像情報判読ユニット130は、画像処理ユニット200が生成する一対の表示用画像である右眼用合成画像、左眼用合成画像を、ケーブル153、154を通じて受信する。画像情報判読ユニット130は、表示画像入力部131R、131Lと、スイッチャー132で構成される。
スイッチャー132は、2入力2出力のマトリックススイッチであり、その入力には画像入力部131R、131Lが出力する合成画像が、出力には右表示ユニット120Rと左表示ユニット120Lが接続される。表示画像入力部131R、131Lは、合成画像に含まれる、表示画像の左右を判別するための情報を判読し、MPU140へ通知する。MPU140は、右眼用合成画像が右表示ユニット120Rへ、左眼用合成画像が左表示ユニット120Lへ出力されるよう、必要に応じてスイッチャー132の入力と出力との接続関係を切り替える。
右表示ユニット120Rは、右眼用表示デバイス121Rと、その駆動を行なう表示駆動部122Rとを有する。同様に、左表示ユニット120Lは、左眼用表示デバイス121Lと、その駆動を行なう表示駆動部122Lとを有する。表示デバイス121R、121Lは、LCDディスプレイや有機ELディスプレイ等の小型、軽量な表示デバイスであることが好ましい。
MPU140は、例えばCPUと、その制御プログラムを格納するROMと、CPUのワークエリアとして用いられるRAMとを内蔵するマイクロプロセッサである。MPU140は、CPUがROM内の制御プログラムを実行することにより、ビデオシースルーHMD内の各部を制御し、後述する各種動作を実現する。
(画像処理ユニットの構成)
図8は、本実施形態における画像処理ユニットの構成例を示すブロック図である。
なお、以下では、説明及び理解を簡単にするため、右撮像ユニット110Rと左撮像ユニット110Lが撮影した一対の画像に対してそれぞれ行われる処理であっても、1つの画像に対する処理として説明することがある。しかし、実際には各撮像ユニットが撮影した画像についてそれぞれ同様の処理が行われ、一対の合成画像が生成され、HMD100が有する右眼用表示デバイス121R、左眼用表示デバイス121Lに独立して表示される。
撮像画像出力部115R、Lに対応したデジタルインタフェースである画像入力部402は、撮像ユニット110R,Lからの撮影画像を受信し、画像合成部407及びマーカ検出部403に供給する。
マーカ検出部403は画像入力部402から供給される撮影画像から、例えば予め現実空間中に配置された2次元マーカを検出する。2次元マーカは、現実空間上の絶対位置が既知の、画像から抽出可能な特徴(色、形、パターンなど)を有する指標である。従って、マーカ検出部403は、2次元マーカの有する特徴に合致する領域を画像中から探索することにより2次元マーカを検出する。
視点位置姿勢算出部404は、マーカ検出部403が検出したマーカ情報(画像中の位置やマーカの向き、面積など)と、マーカの特徴点のマーカ座標系における位置及び撮像ユニット110のカメラパラメータなどを用いて、HMD100の3次元位置、姿勢を算出する。視点位置姿勢算出部404が行なう処理についてはマーカを用いた位置姿勢測定技術として当該技術分野において周知であり、また本発明と直接関係しないため詳細な説明は省略する。
仮想空間データベース406は、例えばハードディスクドライブであり、仮想物体の3次元CGモデルデータを格納する。
画像生成部405は、仮想空間データベース406に格納されている3次元CGモデルデータと、視点位置姿勢算出部404で算出したHMD400の位置姿勢データを元に、観察者の右眼及び左目の各視点から観察されるべき3次元CG画像を生成する。生成したCG画像は画像合成部407へ供給する。画像生成部405におけるCG画像の生成においては、仮想空間データベース406に含まれるCGモデルの幾何情報、色やテクスチャなどの属性情報、および照明情報が用いられる。なお、3次元CG画像の生成は既知の技術であるのでその詳細についての説明は省略する。
画像合成部407は、画像入力部402からの撮像画像と、画像生成部405からのCG画像(仮想物体の画像)とを合成し、右眼用合成画像と、左目用合成画像を生成する。画像出力部408は、例えばDVIインタフェース等のディスプレイインタフェースであり、画像合成部407が出力する右眼用合成画像と左目用合成画像を、ケーブル153、154を通じてHMD100の画像情報判読ユニット130へ出力する。
なお、このような画像処理ユニットは、市販されている汎用コンピュータ装置によって実現することが可能である。従って、以下に説明する画像処理ユニット内の処理は、少なくともその一部をCPUが制御プログラムを実行することによってソフトウェア的に実現することが可能である。
(撮影処理)
次に、本実施形態のビデオシースルーHMD100における撮影画像データの処理について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップS101において、現実空間の視差画像の撮影を開始する。各撮像ユニット110R、110Lは、HMD100を正しく装着した際に装着者の視点(瞳)位置近傍に位置するよう、HMD100に取り付けられている。従って、各撮像ユニット110R、110Lの撮像素子111R、111Lは、HMD100の装着者の瞳位置から観察される画像に概略一致する画像、つまり、左右の瞳位置に対応した基線長分だけ異なる視差画像を撮影する。
この撮像素子111R、111Lで撮影された物体像はアナログ信号としてそれぞれのCDS/AGC部112R、112Lに入力され、CDS(相関2重サンプリング)、ゲイン調整などの処理が行われる。その後、AD変換部113R、113Lでデジタル信号に変換される(ステップS102)。
次に、AD変換部113R、113Lでデジタル信号に変換された撮像信号は、デジタル信号処理部114R、114Lに入力され、ゲイン制御、色味制御、輝度制御、ガンマ補正などが行われて撮影画像データが生成される(ステップS103)。
さらに、デジタル信号処理部114R、114Lは、ステップS103で生成された左右の撮像画像データの各フレームに、付加情報を例えば不可視な電子透かしとして合成する。付加情報は、少なくとも左右の画像を区別できる情報(画像の方向性を表す情報)により構成する(ステップS104)。
付加情報には、左右の画像を区別可能な情報に加え、例えば、HMD固有の情報、例えば撮像レンズ情報や、シャッタースピードや撮影者情報などを含むこともできる。
また、撮像画像の全フレームに、画像付加情報を電子透かしとして挿入する代わりに、所定フレーム毎に挿入するようにしてもよい。
図3は、撮像ユニット110R、110Lが生成した撮像画像データに、左右の画像を区別可能な情報として、右眼用画像を表す情報、左目用画像を表す情報を、電子透かし画像(160R、160L)として合成した例を示す図である。図3では、可視の電子透かし画像として合成した例を示しているが、不可視な電子透かし画像として撮像画像データに埋め込んでもよい。また、画像ではなく、コード情報の形式で撮像画像データに埋め込んでも良い。さらに、電子透かしではなく、画像データのヘッダ情報等、一般的に用いられる付加情報の一部として、左右の画像を区別可能な情報を付加しても良い。また、画像の端1ドットに情報を付加したり、表示されない領域に情報を付加してもよい。
ステップS105で、電子透かしが埋め込まれた撮像画像データは、撮像画像出力部115R、115L及び撮像画像出力インタフェース・ケーブル151R、151Lを介して、画像処理ユニット200に出力される。
画像処理ユニット200では、埋め込まれた電子透かしを意識することなく、上述したような合成処理を行ない、右眼用合成画像と、左目用合成画像を生成する。そして、画像出力部408及びケーブル153、154を通じてHMD100の画像情報判読ユニット130へ出力する。
(表示制御処理)
図7は、HMD100の画像情報判読ユニットの動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS201で、画像情報判読ユニット130は、画像処理ユニット200からケーブル153、154を通じ、右眼用合成画像及び左目用合成画像を表示画像入力部131R、131Lにおいて受信する。この段階では、受信した2つの合成画像のどちらが右眼用であるのか、また左眼用であるのかについて、画像情報判読ユニット130は分っていない。そして、ステップS202で、表示画像入力部113R、113Lは、受信した合成画像から、左右いずれの画像であるのかを示す付加情報を抽出し、判読する。判読結果はMPU140へ通知する。
MPU140は、判読結果に基づいて、右眼用合成画像が右表示ユニット120Rへ、左眼用合成画像が左表示ユニット120Lへ出力されるよう、必要に応じてスイッチャー132の入力と出力との接続関係を切り替える。
すなわち、ステップS203において、MPU140は、表示画像入力部131R、131Lの判別結果を受信する。そして、ステップS204において、受信時におけるスイッチャー132の接続関係と、判別結果とから、スイッチャー132の接続関係を変更する必要があるかどうか判定する(ステップS203)。
現在の接続関係により、右眼用合成画像が右表示ユニット120Rへ、左眼用合成画像が左表示ユニット120Lへ出力される場合には、変更の必要なしと判定し、ステップS201へ戻る。一方、逆転して入力されてしまうと判定された場合には、ステップS204でスイッチャー132の接続関係を逆転させ、ステップS201へ戻る。
以上説明したように、本実施形態によれば、右眼用表示装置と左眼用表示装置とを有する頭部装着型表示装置において、一対の表示用画像と一対の表示装置の接続関係を変更可能なスイッチを設ける。そして、受信した表示用画像の方向性を判別し、判別結果に応じてスイッチの接続関係を切り替えることにより、HMDに合成画像を入力するためのケーブルの接続に際してその方向性を意識する必要が無くなる。従って、HMDと、表示用画像を供給する装置との接続が容易になる。
なお、表示画像入力部131R、131Lは、付加情報が検出された全フレームについて判別やMPU140への通知を行なわなくても良い。例えば、所定時間毎や、所定フレーム毎にのみ判別結果を通知しても良いし、直近の判別結果を保持しておき、変化があった場合にのみ判別結果を通知するようにしてもよい。
また、表示画像入力部131R、131Lは、不可視な情報として左右いずれの画像であるのかを示す付加情報が埋め込まれている場合に、付加情報を可視情報として合成画像に付加するようにしてもよい。例えばHMD100に設けられた確認用ボタン(図示せず)の入力に応答して、可視、不可視を切替可能に構成することにより、HMD100を装着した状態で、左右の画像が正しく表示されているかどうかを確認することができる。
さらに、ここではMPU140がスイッチャー132の接続関係の切替要否判断及び切替制御を行なったが、表示画像入力部131R、131Lのいずれかが切替を行なうようにしても良い。
また、本実施形態では、撮像ユニットが設けられたHMDについて説明したが、HMDに撮像ユニットを設けることは必須でない。撮像ユニット110R、110Lは、HMDとは個別の構成であっても良い。
<第2の実施形態>
第1の実施形態においては、撮像ユニット110R、110Lに含まれるデジタル信号処理部114R、114Lにおいて、画像の左右を表す付加情報を合成していた。しかしながら、付加情報の合成は画像処理ユニットにおいて実行するようにしても良い。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る複合現実感提示システムにおける、画像処理ユニット200’の構成例を示すブロック図である。図8と同じ構成には同じ参照数字を付し、説明を省略する。
本実施形態では、右撮像ユニット110R、左撮像ユニット110Lにおいては、画像の左右を表す付加情報の合成は行なわず、画像処理ユニット200’の画像合成部407’において付加情報を合成する。
合成する付加情報は、付加情報記憶部409に記憶されており、画像合成部407’は、右撮像ユニット110Rから入力される映像に対しては右眼用画像であることを表す付加情報を合成する。また、左撮像ユニット110Lから入力される映像に対しては左眼用画像であることを表す付加情報を合成する。
本実施形態においても、付加情報を電子透かし画像として付加したり、ヘッダ情報として付加したりすることができる。また、付加情報には、左右の画像を区別可能な情報に加え、例えば、HMD固有の情報、例えば撮像レンズ情報や、シャッタースピードや撮影者情報などを含むこともできる。
また、撮像画像の全フレームに、画像付加情報を電子透かしとして挿入する代わりに、所定フレーム毎に挿入するようにしてもよい。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果が達成できる。また、画像処理ユニットが付加情報を合成するので、付加情報の合成機能がない撮像ユニットを用いる複合現実感提示システムに対して適用可能である。
<第3の実施形態>
上述の実施形態では、左右の実写映像に対する仮想物体画像や付加情報の合成処理を、1つの画像処理ユニットにより実行していた。
それに対し、本実施形態では、画像処理ユニットを2つに増やし、それぞれ右眼用画像、左眼用画像の処理専用とすることにより、処理を高速化することが可能である。
図5は、本実施形態に係る複合現実感提示システムの構成例を示すブロック図である。 このような構成とすることで、処理負荷の高い動画像に対しても、仮想物体画像の合成や、仮想物体画像及び付加情報の合成を高速に処理可能となる。
<第4の実施形態>
上述の実施形態においては、主に画像処理ユニットとHMDとの間の画像入力の容易化に着目したものであった。しかし、撮像ユニットと画像処理ユニットとの間における画像入力についても同様の課題が存在する場合がある。
このような場合には、第1の実施形態の構成において、画像情報判読ユニット130と同等の機構を画像処理ユニットに付加しても良い。具体的には、画像入力部402の前段に画像情報判読ユニット130と同等の構成を付加し、撮像ユニット110R、110Lからの入力画像と、画像入力部402の入力における左右関係が正しくなるようにスイッチャー132の接続関係を制御する。
スイッチャー132の接続関係切替要否及び切替制御は、図示しない画像処理ユニットの制御部が行なっても良いし、画像情報判読ユニット130内の表示画像入力部131が行なっても良い。
仮想物体画像の合成は、左右正しい実写画像上に行なわないと正しい合成画像が得られないため、右眼用画像の処理系と、左眼用画像の処理系とに正しく左右の実写画像が入力される必要がある。従って、撮像ユニット110R、110Lと画像処理ユニット200との間の接続において、取り違える可能性がある場合には、本実施形態の構成が有用である。
<第5の実施形態>
第4の実施形態までは、撮像画像に付加情報を埋め込むことで、ケーブル接続の判定を行い、右眼用表示画像を右眼用表示装置に、左眼用表示画像を左眼用表示装置に正しく表示するようにした。
本実施形態では、撮像ユニットを制御することで、ケーブル接続の判定を行う構成について説明する。
図9は、本実施形態に係る複合現実感提示システムの構成例を示すブロック図である。
本実施形態においても、複合現実感提示システムは、HM500と、画像処理ユニット600とから構成される。
HMD500において、左撮像ユニット510L、右撮像ユニット510Rは、HMDの左表示ユニット520L,右表示ユニット520Rに表示する画像をそれぞれ撮像する。左表示ユニット520L,右表示ユニット520Rは、画像処理ユニット600から供給される、撮像画像とCG画像の合成画像(左眼用及び右眼用)を表示する。送受信I/F550は、画像処理ユニット600との間で画像や信号を送受信するためのインタフェースである。判定器540は、受信した合成画像の判定を行なう。スイッチャー530は、受信した合成画像を表示する表示ユニットを決定する。MPU560は、例えばCPUと、その制御プログラムを格納するROMと、CPUのワークエリアとして用いられるRAMとを内蔵するマイクロプロセッサである。
画像処理ユニット600は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)やワークステーションなどで構成される。画像処理ユニット600において、送受信I/F610は、HMD500からの撮像画像信号やデータ信号を受信したり、HMD500へ合成画像信号やデータ信号を送信したりするためのインタフェースである。画像合成部620は、送受信I/F610で受信した撮像画像に対し、CG画像を重畳描画し、合成画像を生成する。そして、合成画像を送受信I/F610を通じてHMD500へ送信する。
次に、本実施形態における撮像ユニットの制御について、図10に示すフローチャートを参照して説明する。
S301において、MPU560は、左及び右撮像ユニット510L、510Rを制御し、撮像画像の輝度値を変更させる。例えば、左及び右撮像ユニット510L、510Rのシャッター速度や、ゲイン値を制御することにより、撮像画像の輝度値を変更させることができる。
S302において、MPU560は、輝度値を変化させて得られた左右の撮像画像を、送受信I/F550を用いて画像処理ユニット600に送信する。その後、MPU560はS303で、各撮像ユニット510L,510Rの設定値を元に戻し、撮像画像の輝度制御を解除する。
なお、両方の撮像ユニット510L,510Rに対して撮像画像の輝度を変更させても、どちらか一方についてのみ変更させても良い。また、左右の撮像ユニット510L,510Rで撮像画像の輝度を異ならせても良い。
図11は、判定部540の動作を説明するフローチャートである。
S401において、判定器540は、送受信I/F550を介して画像処理ユニット600から2つの合成画像を受信する。S402で、判定器540は、受信した合成画像の輝度値を判定する。上述のように、MPU560が事前に左右の撮像ユニット510L,510Rを制御して、撮像画像の輝度値を変化させている。そのため、判定器540は、受信する合成画像の輝度値を予測することが可能である。
例えば、図10のS301において、MPU560が、左撮像ユニット510Lに対しては撮像画像の輝度値が高くなるように、また、右撮像ユニット510Rに対しては撮像画像の輝度値が低くなるように制御したとする。この場合、判定器540においては、受信する画像処理ユニットから受信する2つの合成画像のうち、左眼用合成画像の輝度値が高く、右眼用合成画像の輝度値が低くなることが予測できる。
そのため、判定器540は、S402において、受信した2つの合成画像の輝度を比較することにより、受信した合成画像のどちらが右眼用で、どちらが左眼用であるかの判定を行なう。
そして、S403において、スイッチャー530の状態と、判定器540の出力する画像の関係から、出力経路の変更が必要かどうか判定する。現在のスイッチャー530の状態で、左表示ユニット520Lに左眼用合成画像が、右表示ユニット520Rに右眼用合成画像がそれぞれ入力される場合には、出力経路の変更は不要である。合成画像と表示ユニットとの左右関係が逆転している場合には、出力経路の変更が必要である。
S404において、判定器540からMPU560へ出力経路の変更を要求し、MPU560がスイッチャー530の入力と出力との接続関係を切り替える。
以上の構成により、本実施形態によっても、左眼用合成画像を左表示ユニットへ、右眼用合成画像を右表示ユニットへ装置へ正しく表示することが可能となる。
なお、図11のフローチャートでは、説明及び理解を容易にするため、1組の合成画像に基づいて出力経路の要否を決定した。しかし、判定精度を向上させるため、複数組の合成画像について判定を行なった結果に基づいて出力経路の変更要否を決定してもよい。
図12は、判定処理を複数回行なう場合の処理について説明するフローチャートである。図12において、図10及び図11で説明した処理ステップと同様の処理を行なうステップについては同じ参照数字を付した。
S301で、MPU560が、各撮像ユニット510L,510Rを制御し、撮像画像の輝度値を変化させる。S402において、判定器540は、受信した1組の合成画像の輝度値の計測等から、受信した合成画像の左右を判定する。S503では、判定回数が既定回数(N回)に達したかどうかを判定し、N回に達していなければ判定回数を1増加させる(S504)。S503で判定回数がN回に達した場合、S303で、MPU560は、撮像ユニット510L,510Rの設定を元に戻す。
S403では、出力経路の変更が必要かどうかを判定する。例えば、S402における輝度値に基づく左右判定の結果、高確率で得られた判定結果に基づいて出力経路の変更有無を判定することができる。
出力経路の変更が必要と判定されれば、S404で出力経路の変更を行なう。
図12の処理によれば、輝度値の変更、合成画像の左右判定を複数回繰り返して最終的な経路変更要否判定を行なうため、より判定精度が向上する。
なお、本実施形態において、上述した接続判定処理を行なうタイミングについては特に制限はなく、HMD500の起動時、システムの起動時、任意のタイミングにおけるユーザ操作等に基づいて行なうことができる。
なお、合成画像の左右判定処理中は、撮像画像の輝度値を変更するため、表示ユニット510L,510Rの電源をOFFにする等により、表示画像を表示させないようにしてもよい。また、本実施形態では各表示ユニット520L,520Rの前にスイッチャー530を配置して経路制御を行なったが、スイッチャーを各撮像ユニット510L,510Rと送受信I/F550の間に配置して同様の制御を行なうことも可能である。
また、本実施形態では、HMD500のMPU560により撮像ユニット510L,510Rを制御したが、画像処理ユニット600から撮像ユニット510L,510Rを制御してもよい。この場合、輝度値の変更量は、予め定められた値、またはHMD500と画像処理ユニット600との任意のタイミングの通信によって決定した値で行なうことができる。
本実施形態では、撮像画像に付加情報を埋め込むのではなく、撮像画像自体の輝度値を変化させることで接続判定を行なうことが可能である。そのため、撮像画像に付加情報を埋め込むための回路や処理が不要となり、装置コスト及び処理負荷を低減できる。
<第6の実施形態>
第5の実施形態では撮像画像の輝度値を変化させることで、ケーブル接続の判定を行う構成について説明した。本実施形態では、撮像画像の輝度値ではなく色味を変化させて同様の判定を行なう構成について説明する。なお、本実施形態も第5の実施形態で説明した複合現実感提示システムに適用可能であるため、同様の構成を有するものとして処理の内容を説明する。
次に、本実施形態における撮像ユニットの制御について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。
S601において、MPU560は、左及び右撮像ユニット510L、510Rを制御し、撮像画像の色味を変更させる。例えば、左及び右撮像ユニット510L、510Rのホワイトバランスの値を制御することにより、撮像画像の色味を変更させることができる。例えば、MPU560は、左撮像ユニット510Lのホワイトバランス値を制御し、赤を強く、青、緑を弱く制御する。また、右撮像ユニット510Rのホワイトバランス値を制御し、青を強く、赤と緑を弱く制御する。
S602において、MPU560は、輝度値を変化させて得られた左右の撮像画像を、送受信I/F550を用いて画像処理ユニット600に送信する。その後、MPU560はS603で、各撮像ユニット510L,510Rの設定値を元に戻し、撮像画像の輝度制御を解除する。
なお、両方の撮像ユニット510L,510Rに対して撮像画像の色味を変更させても、どちらか一方についてのみ変更させても良い。また、左右の撮像ユニット510L,510Rで撮像画像の色味を異ならせても良い。
図14は、本実施形態における判定部540の動作を説明するフローチャートである。
S701において、判定器540は、送受信I/F550を介して画像処理ユニット600から2つの合成画像を受信する。S702で、判定器540は、受信した合成画像の色味を判定する。上述のように、MPU560が事前に左右の撮像ユニット510L,510Rを制御して、撮像画像の色味を変化させている。そのため、判定器540は、受信する合成画像の色味を予測することが可能である。
例えば、図13のS601において、MPU560が、左撮像ユニット510Lの撮像画像の赤が強く、青、緑が弱くなるように、右撮像ユニット510Rの撮像画像の青が強く、赤と緑が弱くなるようにそれぞれ制御すると仮定する。
この場合、判定器540においては、受信する画像処理ユニットから受信する2つの合成画像のうち、左眼用合成画像は赤みがかり、右眼用合成画像は青みがかることが予測できる。
そのため、判定器540は、S702において、受信した2つの合成画像の色味を比較することにより、受信した合成画像のどちらが右眼用で、どちらが左眼用であるかの判定を行なう。
そして、S703において、スイッチャー530の状態と、判定器540の出力する画像の関係から、出力経路の変更が必要かどうか判定する。現在のスイッチャー530の状態で、左表示ユニット520Lに左眼用合成画像が、右表示ユニット520Rに右眼用合成画像がそれぞれ入力される場合には、出力経路の変更は不要である。合成画像と表示ユニットとの左右関係が逆転している場合には、出力経路の変更が必要である。
S704において、判定器540からMPU560へ出力経路の変更を要求し、MPU560がスイッチャー530の入力と出力との接続関係を切り替える。
以上の構成により、本実施形態によっても、左眼用合成画像を左表示ユニットへ、右眼用合成画像を右表示ユニットへ装置へ正しく表示することが可能となる。
本実施形態でも、第5の実施形態と同様、図12を用いて説明した処理に従って、複数組の合成画像に対して判定を行なうことが可能である。具体的には、図12におけるS301の代りにS601の処理を、S403に代えてS703の処理を実行すればよい。
さらに、第5の実施形態と本実施形態とを組み合わせ、輝度値の制御による判定と、色味の制御による判定とを組合わせて最終的な接続判定を行なってもよい。
また、色味の変更制御としては、赤、青、緑の相対強度を変更する以外に、例えば一方の撮像画像のみをモノクロ画像になるように制御する等であってもよい。
また、撮像画像として、撮像ユニット等が保有している単色チャートを出力させるように制御しても、色味に基づく接続判定が可能である。
なお、本実施形態において、上述した接続判定処理を行なうタイミングについては特に制限はなく、HMD500の起動時、システムの起動時、任意のタイミングにおけるユーザ操作等に基づいて行なうことができる。
なお、合成画像の左右判定処理中は、撮像画像の色味を変更するため、表示ユニット510L,510Rの電源をOFFにする等により、表示画像を表示させないようにしてもよい。また、本実施形態では各表示ユニット520L,520Rの前にスイッチャー530を配置して経路制御を行なったが、スイッチャーを各撮像ユニット510L,510Rと送受信I/F550の間に配置して同様の制御を行なうことも可能である。
また、本実施形態では、HMD500のMPU560により撮像ユニット510L,510Rを制御したが、画像処理ユニット600から撮像ユニット510L,510Rを制御してもよい。この場合、色味の変更方法や変更量は、予め定められた値、またはHMD500と画像処理ユニット600との任意のタイミングの通信によって決定した値で行なうことができる。
本実施形態では、撮像画像に付加情報を埋め込むのではなく、撮像画像自体の色味を変化させることで接続判定を行なうことが可能である。そのため、撮像画像に付加情報を埋め込むための回路や処理が不要となり、装置コスト及び処理負荷を低減できる。また、撮像ユニットが保持している単色チャートを用いた場合には、判定がより確実となる。
<第7の実施形態>
第5、第6の実施形態ではHMDの撮像ユニットを制御することでケーブル接続の判定を行なった。本実施形態では、画像処理ユニットが生成する合成画像の解像度を左右で変化させることにより、ケーブル接続の判定を行なう。なお、本実施形態も第5の実施形態で説明した複合現実感提示システムに適用可能であるため、同様の構成を有するものとして処理の内容を説明する。
接続判定処理時に画像処理ユニット600がHMD500に対して送信する合成画像の解像度を、左眼用合成画像と、右眼用合成画像とで異ならせる。左右の解像度は予め決められた解像度でも、またはHMD500と画像処理ユニット600との任意のタイミングの通信によって決定してもよい。
図15は本実施形態に係る複合現実感提示システムにおける、判定器540の処理動作を説明するフローチャートである。
S801において、判定器540は、送受信I/F550を介して画像処理ユニット600から2つの合成画像を受信する。S802で、判定器540は、受信した合成画像の解像度を判定する。例えば、判定処理中においては、画像処理ユニット600が、左眼用合成画像の解像度をXGA(1024×768)、右眼用合成画像の解像度をSXGA(1280×1024)で生成するものと設定されているとする。
S802において、判定器540は、スイッチャー530の状態を考慮し、接続判定を行なう。すなわち、左眼用合成画像の出力経路にSXGAの解像度を有する合成画像が、右眼用合成画像の出力経路にXGAの解像度を有する合成画像が受信されている場合、S803において出力先変更が必要であると判定する。
S804において、判定器540からMPU560へ出力経路の変更を要求し、MPU560がスイッチャー530の入力と出力との接続関係を切り替える。また、必要に応じてMPU560は、接続判定処理の終了を画像処理ユニット600へ通知する。これに応じて画像処理ユニット600は、以降、本来の解像度を有する合成画像を生成し、HMD500に対して送信する。
本実施形態も、撮像画像に付加情報を埋め込む必要がないため、撮像画像に付加情報を埋め込むための回路や処理が不要となり、装置コスト及び処理負荷を低減できる。また、本実施形態によれば、撮像画像の輝度や色味は変更されないため、接続判定処理の間、表示ユニットの電源をOFFする等、表示を停止するための操作が不要である。
<第8の実施形態>
次に、第5〜第7の実施形態において、第3の実施形態(図5)に示すように、画像処理ユニットが複数存在する構成について説明する。
図16は、図9に示した構成に基づいて、画像処理ユニットを2つ設けた場合の構成例を示すブロック図である。
図16においては、右眼用の撮像画像を処理する右画像処理ユニット600R、左眼用の撮像画像を処理する左画像処理ユニット600Lが設けられている。各画像処理ユニッ600R,600Lの構成は、画像合成部620が処理する撮像画像が1系統となったこと、LANと接続するためのI/F630が設けられていることを除き、図9における画像処理ユニット600と同一である。
図17は、図16の構成において、表示ケーブルが左右逆に接続された状態を示すブロック図である。
この場合、画像処理ユニット600Rは右撮像画像を、画像処理ユニット600Lは左撮像画像を受信し、それぞれの画像合成部620で撮像画像に対してCG画像を合成し、右眼用合成画像及び左眼用合成画像を生成する。
図20は画像処理ユニット600R及び600Lが、受信する撮像画像が左眼用であるか右眼用であるかを判定する処理を説明するフローチャートである。
この処理は、画像合成部620に含まれる制御部(図示せず)によって実行される。制御部は例えばHMDのMPU560と同様、CPU,ROM,RAM等を有し、CPUによりプログラムを実行することで、画像合成処理及び以下に説明する判定処理を実現する。
S901において画像合成部620は撮像画像を受信し、S902で撮像画像の左右判定を行なう。ここでの左右判定に、第5の実施形態や第6の実施形態で説明した手法を用いることができる。つまり、少なくとも一方の画像合成部620に、判定器540の機能を設けることができる。ただし、本実施形態においては、合成画像部620が左右一方の撮像ユニットからのみ撮像画像を受信するため、左右の撮像画像の輝度や色味に基づく判定を行なうことはできない。
例えば撮像画像の色味を変更する場合、赤が強く、その後青が強くなるものが左撮像画像とし、青が強く、その後緑が強くなるものが右撮像画像とする。このように、同じ撮像ユニットの撮像画像の色味や輝度の制御対象や制御量を時刻と共に変化させ、その変化を左右の撮像画像で異ならせることで、1つの撮像画像に基づいて左右判定を行なうことが可能となる。左右の撮像ユニットをどのように制御するかについては、予め設定しておくことも可能であるし、HMD500と各画像処理ユニット600R,600L間での任意のタイミングにおける通信により画像合成部620に設定しても良い。
このように、輝度や色味の相対的な変化に基づいて左右判定を行なうため、複数回の判定を行ない、判定精度を向上させることが好ましい。なお、本実施形態においては、1回の判定で、第1の状態の画像(上述の例であれば、左撮像画像では赤が強い状態)と第2の状態の画像(同、青が強い状態)の比較判定を行なう。
S903、S906では、判定回数が予め定めた複数回(N回)に達したかどうかを判定し、判定していなければ判定回数を1増加させる。判定回数がN回に達した場合、S904において、正しい撮像ユニットからの撮像画像を受信しているかどうかを判定する。ここでは、例えば、S902における左右判定の結果、高確率で得られた判定結果に基づいて接続の正誤を判定することができる。
図16の状態では、表示ケーブル、撮像ケーブルとも正しく接続されているため、S904では合成処理を変更する必要がないと判定される。また、図17の場合、表示ケーブルの接続関係が逆転しているが、撮像ケーブルは正しく接続されているため、合成画像は正しく生成されている。つまり、撮像画像の左右関係と、合成するCG画像の左右関係は正しい。従って、S905の合成処理変更は実施されない。
しかし、画像処理ユニット600R、600LからHMD500に対して送信する合成画像の左右関係は、HMD500の表示ユニットの左右関係とは逆転している。そのため、上述した各実施形態を用い、HMD500において、入力の左右関係と表示ユニットへの出力の左右関係を整合させる必要がある。
これにより、正しく左眼用合成画像を左表示ユニットに、右眼用合成画像を右表示ユニットに表示することが可能となる。
図18は、図16の構成において、撮像ケーブルが左右逆に接続された状態を示すブロック図である。
この場合は、右画像処理ユニット600Rは左撮像画像を、左画像処理ユニット600Lは右撮像画像を受信し、各画像合成部620で撮像画像に対してCG画像を合成する。つまり、左の撮像画像に対して右眼用の、右の撮像画像に対して左眼用のCG画像合成処理がぞれぞれ行なわれることとなる。
図20で説明した判定処理において、画像合成部620は、受信している撮像画像が左右逆転していることを判別することができる。従って、S904において、合成処理の変更が必要であるとの判定を行ない、S905で画像合成処理の変更を行なう。
これにより、画像処理ユニット600Rの画像合成部620は右眼用ではなく左眼用のCG画像合成を行い、画像処理ユニット600Lの画像合成部も同様に右眼用のCG画像合成を行なうように処理を変更する。
この場合も図17の場合と同様、画像処理ユニット600R、600LからHMD500に対して送信する合成画像の左右関係は、HMD500の表示ユニットの左右関係とは逆転している。そのため、上述した各実施形態を用い、HMD500において、入力の左右関係と表示ユニットへの出力の左右関係を整合させる必要がある。
これにより、正しく左眼用合成画像を左表示ユニットに、右眼用合成画像を右表示ユニットに表示することが可能となる。
図19は、図16の構成において、撮像ケーブル及び表示ケーブルの両方が左右逆に接続された状態を示すブロック図である。
この場合も、左右の画像処理ユニット600L,Rが受信する撮像画像の左右関係が逆転しているため、画像合成処理の変更が必要である。しかし、表示ケーブルが逆に接続されていることで、HMD500へ入力される合成画像の左右関係は表示ユニットの左右関係と正しい。そのため、HMD500の判定器540、スイッチャー530で表示画像の出力先を切替える制御は必要ない。
これにより、正しく左眼用合成画像を左表示ユニットに、右眼用合成画像を右表示ユニットに表示することが可能となる。
本実施形態では画像処理ユニットが2台設けられている構成において、表示ケーブルや撮像ケーブルの接続が正しく行なわれていない場合の制御について説明した。
このように、本実施形態によれば、撮像及び/又は表示ケーブルの接続が違っていても、左眼用合成画像を左表示ユニットに、右眼用合成画像を右表示ユニットに表示することが可能となる。
<他の実施形態>
なお、上述の実施形態では、ステレオビデオシースルーHMDの応用例としての複合現実感提示システムについて説明した。しかし、本発明は表示される画像に依存しないため、ステレオ画像を正しく表示することが必要な任意のシステムにおけるステレオビデオシースルーHMDに対して適用可能である。これは、本発明が任意のステレオビデオシースルーHMDに対して適用可能であることと等価である。また、ユーザが手に持って眼前にて映像を観察するハンドヘルドタイプのディスプレイにおいても、同様に適用することができる。
上述の実施形態は、システム或は装置のコンピュータ(或いはCPU、MPU等)によりソフトウェア的に実現することも可能である。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるコンピュータプログラム自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
この場合、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのコンピュータプログラムは、記憶媒体又は有線/無線通信によりコンピュータに供給される。プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、MO、CD、DVD等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
有線/無線通信を用いたプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバを利用する方法がある。この場合、本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムデータファイル)をサーバに記憶しておく。プログラムデータファイルとしては、実行形式のものであっても、ソースコードであっても良い。
そして、このサーバにアクセスしたクライアントコンピュータに、プログラムデータファイルをダウンロードすることによって供給する。この場合、プログラムデータファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに分散して配置することも可能である。
つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムデータファイルをクライアントコンピュータに提供するサーバ装置も本発明に含む。
また、本発明のコンピュータプログラムを暗号化して格納した記憶媒体をユーザに配布し、所定の条件を満たしたユーザに、暗号化を解く鍵情報を供給し、ユーザの有するコンピュータへのインストールを可能とすることも可能である。鍵情報は例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給することができる。
また、コンピュータにより実施形態の機能を実現するためのコンピュータプログラムが、実施形態の機能を、すでにコンピュータ上で稼働するOSの機能を利用して実現しても良い。
さらに、本発明を構成するコンピュータプログラムの少なくとも一部が、コンピュータに装着される拡張ボード等のファームウェアとして提供され、拡張ボード等が備えるCPUを利用して上述の実施形態の機能を実現しても良い。
本発明の第1の実施形態に係る複合現実感提示システムの構成例を示すブロック図である。 ステレオビデオシースルーHMDを装着した状態を模式的に示す図である。 撮像ユニット110R、110Lが生成した撮像画像データに、左右の画像を区別可能な情報として、右眼用画像を表す情報、左目用画像を表す情報を、電子透かし画像(160R、160L)として合成した例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る複合現実感提示システムにおける、画像処理ユニット200’の構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る複合現実感提示システムの構成例を示すブロック図である。 実施形態に係るビデオシースルーHMDにおける撮影画像データの処理を示すフローチャートである。 実施形態に係るビデオシースルーHMDにおける画像表示処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る複合現実感提示システムにおける、画像処理ユニット200の構成例を示すブロック図である。 本発明の第5の実施形態に係る本実施形態に係る複合現実感提示システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第5の実施形態に係る複合現実感提示システムにおける、接続判定処理時の撮像処理を説明するフローチャートである。 本発明の第5の実施形態に係る複合現実感提示システムにおける、判定部の処理を説明するフローチャートである。 本発明の第5の実施形態に係る複合現実感提示システムにおける、接続判定処理の別の例を説明するフローチャートである。 本発明の第6の実施形態に係る複合現実感提示システムにおける、接続判定処理時の撮像処理を説明するフローチャートである。 本発明の第6の実施形態に係る複合現実感提示システムにおける、判定部の処理を説明するフローチャートである。 本発明の第7の実施形態に係る複合現実感提示システムにおける、判定部の処理を説明するフローチャートである。 本発明の第8の実施形態に係る複合現実感提示システムの構成例を示すブロック図である。 図16の構成において、表示ケーブルが左右逆に接続された状態を示すブロック図である。 、図16の構成において、撮像ケーブルが左右逆に接続された状態を示すブロック図である。 図16の構成において、撮像ケーブル及び表示ケーブルの両方が左右逆に接続された状態を示すブロック図である。 本発明の第8の実施形態に係る複合現実感提示システムの画像処理ユニット600R及び600Lが行なう、受信撮像画像の左右判別処理を説明するフローチャートである。

Claims (17)

  1. 右眼用表示装置及び左眼用表示装置を有するステレオ表示装置であって、
    一対の表示用画像からなるステレオ画像を受信する受信手段と、
    前記一対の表示用画像の各々について、右眼用表示画像であるか左眼用表示画像であるか判別する判別手段と、
    前記一対の表示用画像を入力とし、その一方を前記右眼用表示装置へ、他方を前記左眼用表示装置へ出力可能な出力手段を有し、
    前記判別手段による判別結果に基づいて、前記右眼用表示画像を前記右眼用表示装置へ、前記左眼用表示画像を前記左眼用表示装置へ出力するよう、前記出力手段を制御する制御手段を有することを特徴とするステレオ表示装置。
  2. 右眼用画像、及び左眼用画像をそれぞれ外部装置に送信する送信手段と、
    一対の表示用画像からなるステレオ画像を前記外部装置から受信する受信手段と、
    前記一対の表示用画像の各々について、右眼用表示画像であるか左眼用表示画像であるか判別する判別手段と、
    前記一対の表示用画像を入力とし、その一方を前記右眼用表示装置へ、他方を前記左眼用表示装置へ出力する出力手段を有し、
    前記判別手段による判別結果に基づいて、前記右眼用表示画像を前記右眼用表示装置へ、前記左眼用表示画像を前記左眼用表示装置へ送信するよう、前記出力手段を制御する制御手段を有することを特徴とするステレオ表示装置。
  3. 右眼用表示装置及び左眼用表示装置を有するステレオ表示装置であって、
    右眼用画像及び左眼用画像を撮像する右眼用撮像装置及び左眼用撮像装置を有するステレオ撮像手段と、
    前記右眼用画像及び前記左眼用画像をそれぞれ外部装置に送信する送信手段と、
    一対の表示用画像からなるステレオ画像を前記外部装置から受信する受信手段と、
    前記一対の表示用画像の各々について、右眼用表示画像であるか左眼用表示画像であるか判別する判別手段と、
    前記一対の表示用画像を入力とし、その一方を前記右眼用表示装置へ、他方を前記左眼用表示装置へ出力可能な出力手段を有し、
    前記判別手段による判別結果に基づいて、前記右眼用表示画像を前記右眼用表示装置へ、前記左眼用表示画像を前記左眼用表示装置へ出力するよう、前記出力手段を制御する制御手段を有することを特徴とするステレオ表示装置。
  4. 前記判別手段が、前記一対の表示用画像に含まれる付加情報から前記判別を行なうことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のステレオ表示装置。
  5. 前記付加情報が電子透かしとして前記一対の表示用画像に埋め込まれていることを特徴とする請求項4記載のステレオ表示装置。
  6. 前記付加情報が前記一対の表示画像中の表示されないエリアに埋め込まれていることを特徴とする請求項4記載のステレオ表示装置。
  7. 前記判別手段が、前記一対の表示用画像を比較することにより前記判別を行なうことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のステレオ表示装置。
  8. 前記判別手段が、前記一対の表示画像中の特定の領域内の輝度を比較することによって前記判別を行なうことを特徴とする請求項7記載のステレオ表示装置。
  9. 前記判別手段が、前記一対の表示用画像中の特定の領域内の色味を比較することによって前記判別を行なうことを特徴とする請求項7記載のステレオ表示装置。
  10. 前記判別手段が、前記一対の表示画像中の特定の領域内の解像度を比較することによって前記判別を行なうことを特徴とする請求項7記載のステレオ表示装置
  11. 前記左眼用画像に左眼用画像であることを表す情報を、前記右眼用画像に右眼用画像であることを表す情報をそれぞれ付加した合成画像を生成する合成手段をさらに有することを特徴とする請求項2又は請求項3記載のステレオ表示装置。
  12. 請求項11記載のステレオ表示装置と、
    前記合成画像を受信し、前記合成画像に対して予め定められた画像処理を行い、前記受信手段へ前記一対の表示用画像として出力する前記外部装置としての画像処理手段とを有することを特徴とするステレオ表示システム。
  13. 前記ステレオ撮像手段を制御して、前記右眼用画像及び前記左眼用画像とで異なる撮像処理を行なわせる撮像制御手段をさらに有することを特徴とする請求項3記載のステレオ表示装置。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載のステレオ表示装置と、
    前記右眼用画像及び前記左眼用画像を受信する受信手段と、
    前記右眼用画像及び前記左眼用画像を用いて前記ステレオ画像を生成し、前記ステレオ表示装置へ送信する送信手段、
    を有する、前記外部装置としての画像処理装置と、
    前記判別手段の判別結果に基づいて、前記右眼用表示画像を前記右眼用表示装置へ、前記左眼用表示画像を前記左眼用表示装置に出力するように、前記出力手段を制御する制御装置、
    とを有することを特徴とするステレオ表示システム。
  15. 前記画像処理装置が、前記右眼用画像から前記右眼用表示画像を生成する第1の画像処理手段と、前記左眼用画像から前記左眼用表示画像を生成する第2の画像処理手段とを有することを特徴する請求項14記載のステレオ表示システム。
  16. 右眼用表示装置と、
    左眼用表示装置と、
    一対の表示用画像を入力とし、その一方を前記右眼用表示装置へ、他方を前記左眼用表示装置へ出力可能な出力手段とを有するステレオ表示装置の制御方法であって、
    前記一対の表示用画像からなるステレオ画像を受信する受信工程と、
    前記一対の表示用画像の各々について、右眼用表示画像であるか左眼用表示画像かを判別する判別工程と、
    前記判別工程による判別結果と、前記出力手段の現在の入出力関係とに基づいて、前記一対の表示用画像のうち、前記右眼用表示画像を前記右眼用表示装置へ、前記左眼用表示画像を前記左眼用表示装置へ出力するよう、前記出力手段を制御する制御工程とを有することを特徴とするステレオ表示装置の制御方法。
  17. 右眼用画像と左眼用画像を外部装置に送信する送信工程と、
    一対の表示用画像を入力とし、その一方を右眼用表示装置へ、他方を左眼用表示装置へ送信可能な送信手段とを有するステレオ表示装置の制御方法であって、
    前記一対の表示用画像からなるステレオ画像を前記外部装置から受信する受信工程と、
    前記一対の表示用画像の各々について、右眼用表示画像であるか左眼用表示画像かを判別する判別工程と、
    前記判別工程による判別結果と、前記出力手段の現在の入出力関係とに基づいて、前記一対の表示用画像のうち、前記右眼用表示画像を前記右眼用表示装置へ、前記左眼用表示画像を前記左眼用表示装置へ送信するよう、前記送信手段を制御する制御工程とを有することを特徴とするステレオ表示装置の制御方法。
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