JPH07298310A - 立体視用表示装置 - Google Patents
立体視用表示装置Info
- Publication number
- JPH07298310A JPH07298310A JP6110515A JP11051594A JPH07298310A JP H07298310 A JPH07298310 A JP H07298310A JP 6110515 A JP6110515 A JP 6110515A JP 11051594 A JP11051594 A JP 11051594A JP H07298310 A JPH07298310 A JP H07298310A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- eye
- input
- image signals
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 左眼用の画像信号と右眼用の画像信号とを判
別するための特別な信号を付加しなくても左右の画像信
号を識別して正確な表示を行うことができる立体視用表
示装置を提供する。 【構成】 図2(b)及び図2(c)から明らかなよう
に、撮影レンズの光軸210,211を互いに平行にし
た場合、視野枠212の中での被写体201rの位置は
左寄りになり、視野枠213の中での被写体201lの
位置は右寄りになっている。そこで、図2(c)に示し
た信号波形により被写体の左右方向の相対的な位置関係
を検出するために、相関演算部105aにより信号波形
215,216の相関演算を行うと、演算の結果Clr
(τ)がピーク値となるときのτの値τaは正の値とな
る。一方、右眼用の画像信号と左眼用の画像信号とが逆
に入力された場合、ピーク値となる値τaは負の値をと
るので、τaの値の正負を認識することにより、ビデオ
信号が左右正確に入力されているか否かを判別すること
ができる。
別するための特別な信号を付加しなくても左右の画像信
号を識別して正確な表示を行うことができる立体視用表
示装置を提供する。 【構成】 図2(b)及び図2(c)から明らかなよう
に、撮影レンズの光軸210,211を互いに平行にし
た場合、視野枠212の中での被写体201rの位置は
左寄りになり、視野枠213の中での被写体201lの
位置は右寄りになっている。そこで、図2(c)に示し
た信号波形により被写体の左右方向の相対的な位置関係
を検出するために、相関演算部105aにより信号波形
215,216の相関演算を行うと、演算の結果Clr
(τ)がピーク値となるときのτの値τaは正の値とな
る。一方、右眼用の画像信号と左眼用の画像信号とが逆
に入力された場合、ピーク値となる値τaは負の値をと
るので、τaの値の正負を認識することにより、ビデオ
信号が左右正確に入力されているか否かを判別すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体テレビジョン等の
ように左右の視差を有する2つの画像信号により立体視
を可能とする立体視用表示装置に関する。
ように左右の視差を有する2つの画像信号により立体視
を可能とする立体視用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、立体視用表示装置においては、
左眼用の画像信号と右眼用の画像信号とをそれぞれ左眼
用及び右眼用の表示手段に表示することにより立体視を
可能としている。
左眼用の画像信号と右眼用の画像信号とをそれぞれ左眼
用及び右眼用の表示手段に表示することにより立体視を
可能としている。
【0003】この場合、再生側(表示装置側)では、左
眼用の画像信号と右眼用の画像信号とを識別する必要が
あり、従来は撮像側で一方の画像信号に判別パルスを付
加したり、あるいは一方の画像信号内のカラーバースト
信号のサイクル数を変化させる方法が採用されている。
眼用の画像信号と右眼用の画像信号とを識別する必要が
あり、従来は撮像側で一方の画像信号に判別パルスを付
加したり、あるいは一方の画像信号内のカラーバースト
信号のサイクル数を変化させる方法が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の立体視用表示装置は、撮像側の装置に判別信号を付
加するための回路或いはカラーバースト信号のサイクル
数を変化させるための回路が必要となる一方、再生側の
装置には付加された判別信号を抜き取る回路或いはカラ
ーバースト信号のサイクル数を検出するための回路が必
要となるので、システム構成が複雑になるという問題点
があった。
来の立体視用表示装置は、撮像側の装置に判別信号を付
加するための回路或いはカラーバースト信号のサイクル
数を変化させるための回路が必要となる一方、再生側の
装置には付加された判別信号を抜き取る回路或いはカラ
ーバースト信号のサイクル数を検出するための回路が必
要となるので、システム構成が複雑になるという問題点
があった。
【0005】また、例えば立体テレビジョンシステムに
ついては、未だCCIR等の標準規格が定まっていない
ので、例えばあるシステムで独自に判別信号を付加した
場合であっても、他のシステムではこれを判別すること
ができないという問題点があった。
ついては、未だCCIR等の標準規格が定まっていない
ので、例えばあるシステムで独自に判別信号を付加した
場合であっても、他のシステムではこれを判別すること
ができないという問題点があった。
【0006】一方、このような判別信号を付加しない
で、使用者が自分で判断して、左眼用の画像信号は左眼
用の表示手段に、右眼用の画像は右眼用の表示手段に、
それぞれを接続することも可能である。しかしながら、
使用者が、左眼用の画像信号と右眼用の画像信号とを誤
認したときは、その状態で表示される画像を見続ける
と、眼の疲労が激しい等の問題が発生する。
で、使用者が自分で判断して、左眼用の画像信号は左眼
用の表示手段に、右眼用の画像は右眼用の表示手段に、
それぞれを接続することも可能である。しかしながら、
使用者が、左眼用の画像信号と右眼用の画像信号とを誤
認したときは、その状態で表示される画像を見続ける
と、眼の疲労が激しい等の問題が発生する。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、左眼用の画像信号と右眼用の画像信号とを
判別するための特別な信号を付加しなくても、左右の画
像信号を識別して正確な表示を行うことができる立体視
用表示装置を提供することを目的とする。
れたもので、左眼用の画像信号と右眼用の画像信号とを
判別するための特別な信号を付加しなくても、左右の画
像信号を識別して正確な表示を行うことができる立体視
用表示装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、2系統の画像信号が入力され、前記2系統
の画像信号をそれぞれ左眼用及び右眼用の2つの表示手
段に表示する立体視用表示装置において、前記入力され
た2系統の画像信号の相関性に基づいて前記2系統の画
像信号がそれぞれ左眼用信号又は右眼用信号のいずれで
あるかを判別する左右判別手段と、該左右判別手段によ
る判別結果に基づいて、前記2つの表示手段へ出力する
画像信号を切り換える切換手段とを設けたことを特徴と
するものである。
に本発明は、2系統の画像信号が入力され、前記2系統
の画像信号をそれぞれ左眼用及び右眼用の2つの表示手
段に表示する立体視用表示装置において、前記入力され
た2系統の画像信号の相関性に基づいて前記2系統の画
像信号がそれぞれ左眼用信号又は右眼用信号のいずれで
あるかを判別する左右判別手段と、該左右判別手段によ
る判別結果に基づいて、前記2つの表示手段へ出力する
画像信号を切り換える切換手段とを設けたことを特徴と
するものである。
【0009】また、前記左右判別手段は、前記2系統の
画像信号の画像データの相関性を示す相関パラメータを
算出する相関パラメータ算出手段を有し、該算出した相
関パラメータの値に基づいて左眼用信号又は右眼用信号
のいずれであるかを判別することを特徴とする。
画像信号の画像データの相関性を示す相関パラメータを
算出する相関パラメータ算出手段を有し、該算出した相
関パラメータの値に基づいて左眼用信号又は右眼用信号
のいずれであるかを判別することを特徴とする。
【0010】また、前記左右判別手段は、前記2系統の
画像信号の画像データの相関性を示す相関パラメータを
算出する相関パラメータ算出手段と、前記相関パラメー
タの積分値を算出する積分値算出手段とを有し、該算出
した積分値に基づいて左眼用信号又は右眼用信号のいず
れであるかを判別するようにしてもよい。
画像信号の画像データの相関性を示す相関パラメータを
算出する相関パラメータ算出手段と、前記相関パラメー
タの積分値を算出する積分値算出手段とを有し、該算出
した積分値に基づいて左眼用信号又は右眼用信号のいず
れであるかを判別するようにしてもよい。
【0011】また、前記左右判別手段は、前記2系統の
画像信号がそれぞれ左眼用信号又は右眼用信号のいずれ
であるかを判別するための領域を設定する領域設定手段
を有することを特徴とするのも好ましい。
画像信号がそれぞれ左眼用信号又は右眼用信号のいずれ
であるかを判別するための領域を設定する領域設定手段
を有することを特徴とするのも好ましい。
【0012】また、前記2系統の画像信号がそれぞれ入
力されているか否かを判別する信号入力判別手段を有
し、前記判別手段は、該信号入力判別手段により前記2
系統の画像信号がそれぞれ入力されていることが判別さ
れてから所定期間に亘って複数回前記左眼用信号または
右眼用信号の判別を行い、その判別結果の多数決を求
め、前記切換手段は、該多数決の結果に基づいて画像信
号を切り換えるようにしてもよい。
力されているか否かを判別する信号入力判別手段を有
し、前記判別手段は、該信号入力判別手段により前記2
系統の画像信号がそれぞれ入力されていることが判別さ
れてから所定期間に亘って複数回前記左眼用信号または
右眼用信号の判別を行い、その判別結果の多数決を求
め、前記切換手段は、該多数決の結果に基づいて画像信
号を切り換えるようにしてもよい。
【0013】更に、前記所定期間経過後は前記切換手段
による画像信号の切り換えを停止するように制御する制
御手段を有するようにすることも好ましい。
による画像信号の切り換えを停止するように制御する制
御手段を有するようにすることも好ましい。
【0014】
【作用】請求項1乃至請求項3の立体視用表示装置によ
れば、左右判別手段により、入力された2系統の画像信
号の相関性に基づいて前記2系統の画像信号がそれぞれ
左眼用信号又は右眼用信号のいずれであるかが判別さ
れ、該判別結果に基づいて、切換手段により2つの表示
手段へ出力する画像信号が切り換えられる。
れば、左右判別手段により、入力された2系統の画像信
号の相関性に基づいて前記2系統の画像信号がそれぞれ
左眼用信号又は右眼用信号のいずれであるかが判別さ
れ、該判別結果に基づいて、切換手段により2つの表示
手段へ出力する画像信号が切り換えられる。
【0015】また、請求項4の立体視用表示装置によれ
ば、領域設定手段により、2系統の画像信号がそれぞれ
左眼用信号又は右眼用信号のいずれであるかを判別する
ための領域が設定される。
ば、領域設定手段により、2系統の画像信号がそれぞれ
左眼用信号又は右眼用信号のいずれであるかを判別する
ための領域が設定される。
【0016】また、請求項5の立体視用表示装置によれ
ば、信号入力判別手段により2系統の画像信号がそれぞ
れ入力されているか否かが判別され、該信号入力判別手
段により前記2系統の画像信号がそれぞれ入力されてい
ることが判別されてから所定期間に亘って、前記左右判
別手段により複数回前記左眼用信号または右眼用信号の
判別が行われてその判別結果の多数決が求められ、該多
数決の結果に基づいて切換手段により画像信号が切り換
えられる。
ば、信号入力判別手段により2系統の画像信号がそれぞ
れ入力されているか否かが判別され、該信号入力判別手
段により前記2系統の画像信号がそれぞれ入力されてい
ることが判別されてから所定期間に亘って、前記左右判
別手段により複数回前記左眼用信号または右眼用信号の
判別が行われてその判別結果の多数決が求められ、該多
数決の結果に基づいて切換手段により画像信号が切り換
えられる。
【0017】更に、請求項6の立体視用表示装置によれ
ば、所定期間経過後は切換手段による画像信号の切り換
えが停止される。
ば、所定期間経過後は切換手段による画像信号の切り換
えが停止される。
【0018】
(第1実施例)以下、図1乃至図4を参照して、本発明
の第1実施例を説明する。
の第1実施例を説明する。
【0019】図1は、本実施例に係る立体視用表示装置
の概略構成を示すブロック図である。同図において、1
01,102は、それぞれ右眼用の画像信号であるコン
ポジットビデオ信号VIDEO1及び左眼用の画像信号
であるコンポジットビデオ信号VIDEO2が入力され
る入力端子である。本実施例においては、左右のコンポ
ジットビデオ信号VIDEO1,VIDEO2は互いに
同期がとれており、同一のタイミング関係で駆動できる
状態で入力される。また、本表示装置を動作させるため
の電源は電源回路125から供給され、該電源回路12
5内のスイッチをオンすることにより、図示しない接続
ラインを介して、各ブロックに電源が供給される。
の概略構成を示すブロック図である。同図において、1
01,102は、それぞれ右眼用の画像信号であるコン
ポジットビデオ信号VIDEO1及び左眼用の画像信号
であるコンポジットビデオ信号VIDEO2が入力され
る入力端子である。本実施例においては、左右のコンポ
ジットビデオ信号VIDEO1,VIDEO2は互いに
同期がとれており、同一のタイミング関係で駆動できる
状態で入力される。また、本表示装置を動作させるため
の電源は電源回路125から供給され、該電源回路12
5内のスイッチをオンすることにより、図示しない接続
ラインを介して、各ブロックに電源が供給される。
【0020】入力端子101,102は、ビデオ信号を
輝度信号と色信号とに分離するYC分離回路103,1
04にそれぞれ接続されており、更に、該YC分離回路
103,104は、ビデオ信号が左右正確に入力されて
いるか否かを判別する左右判別回路105及び左右判別
回路105の判別結果に基づいて左右のビデオ信号を適
切なブロックに出力するための切換回路106に接続さ
れている。左右判別回路105は、相関演算部105a
と判定部105bとから構成されている。また、入力端
子101には、入力されたビデオ信号VIDEO1から
同期信号を取り出す同期分離回路107が接続されてい
る。該同期分離回路107は、左右判別回路105、右
眼用の画像信号のデコーダ回路108、左眼用の画像信
号のデコーダ回路109及びタイミングジェネレータ1
10に接続されており、各部へ同期信号を出力する。
輝度信号と色信号とに分離するYC分離回路103,1
04にそれぞれ接続されており、更に、該YC分離回路
103,104は、ビデオ信号が左右正確に入力されて
いるか否かを判別する左右判別回路105及び左右判別
回路105の判別結果に基づいて左右のビデオ信号を適
切なブロックに出力するための切換回路106に接続さ
れている。左右判別回路105は、相関演算部105a
と判定部105bとから構成されている。また、入力端
子101には、入力されたビデオ信号VIDEO1から
同期信号を取り出す同期分離回路107が接続されてい
る。該同期分離回路107は、左右判別回路105、右
眼用の画像信号のデコーダ回路108、左眼用の画像信
号のデコーダ回路109及びタイミングジェネレータ1
10に接続されており、各部へ同期信号を出力する。
【0021】切換回路106は右眼用のデコーダ回路1
08と左眼用のデコーダ回路109とに接続されてお
り、右眼用のデコーダ回路108には右眼用の画像信号
を、左眼用のデコーダ回路109には左眼用の画像信号
を出力する。
08と左眼用のデコーダ回路109とに接続されてお
り、右眼用のデコーダ回路108には右眼用の画像信号
を、左眼用のデコーダ回路109には左眼用の画像信号
を出力する。
【0022】デコーダ回路108は、RGBマトリック
ス回路112と、逆γ回路113と、アナログドライバ
114とを介して、右眼用の画像を表示する液晶パネル
115に接続されている。アナログドライバ114は、
液晶パネル115を反転駆動させるための信号反転回路
と、液晶パネル115を駆動するのに必要な信号振幅ま
で入力信号を増幅する増幅回路と、右眼用の画像信号を
液晶パネル115に出力するためのバッファ回路とから
なる。また、該アナログドライバ114はタイミングジ
ェネレータ110に接続され、その動作タイミングが制
御される。タイミングジェネレータ110は、同期分離
回路107により分離され出力される同期信号に基づい
て、システムコントローラ111の制御により、液晶パ
ネル115の画素トランジスタのオンオフ制御及びシフ
トレジスタの転送クロックのためのタイミングを発生す
るものであって、そのタイミングは、上記アナログドラ
イバ114、液晶パネル115を駆動するデジタルドラ
イバ116及び液晶パネル115を背面から照明するた
めのバックライト117を駆動するバックライト点灯回
路118に入力される。
ス回路112と、逆γ回路113と、アナログドライバ
114とを介して、右眼用の画像を表示する液晶パネル
115に接続されている。アナログドライバ114は、
液晶パネル115を反転駆動させるための信号反転回路
と、液晶パネル115を駆動するのに必要な信号振幅ま
で入力信号を増幅する増幅回路と、右眼用の画像信号を
液晶パネル115に出力するためのバッファ回路とから
なる。また、該アナログドライバ114はタイミングジ
ェネレータ110に接続され、その動作タイミングが制
御される。タイミングジェネレータ110は、同期分離
回路107により分離され出力される同期信号に基づい
て、システムコントローラ111の制御により、液晶パ
ネル115の画素トランジスタのオンオフ制御及びシフ
トレジスタの転送クロックのためのタイミングを発生す
るものであって、そのタイミングは、上記アナログドラ
イバ114、液晶パネル115を駆動するデジタルドラ
イバ116及び液晶パネル115を背面から照明するた
めのバックライト117を駆動するバックライト点灯回
路118に入力される。
【0023】左眼用の画像信号を処理するための構成で
あるデコーダ回路109、RGBマトリックス119、
逆γ回路120、アナログドライバ121、液晶パネル
122、デジタルドライバ123、バックライト124
は、それぞれ、上述したデコーダ回路108、RGBマ
トリックス112、逆γ回路113、アナログドライバ
114、液晶パネル115、デジタルドライバ116、
バックライト117と同様に接続されている。アナログ
ドライバ121及びデジタルドライバ123は、タイミ
ングジェネレータ110から出力される動作タイミング
により、右眼用のアナログドライバ114及びデジタル
ドライバ116と同期して、液晶パネル122に左眼用
の画像を表示する。
あるデコーダ回路109、RGBマトリックス119、
逆γ回路120、アナログドライバ121、液晶パネル
122、デジタルドライバ123、バックライト124
は、それぞれ、上述したデコーダ回路108、RGBマ
トリックス112、逆γ回路113、アナログドライバ
114、液晶パネル115、デジタルドライバ116、
バックライト117と同様に接続されている。アナログ
ドライバ121及びデジタルドライバ123は、タイミ
ングジェネレータ110から出力される動作タイミング
により、右眼用のアナログドライバ114及びデジタル
ドライバ116と同期して、液晶パネル122に左眼用
の画像を表示する。
【0024】上記構成において、入力端子101から入
力されたビデオ信号VIDEO1は、YC分離回路10
3により輝度信号Yriと色信号Criに分離され、輝
度信号Yriは左右判別回路105及び切換回路106
に入力され、色信号Criは切換回路106に入力され
る。一方、入力端子102から入力されたビデオ信号V
IDEO2は、YC分離回路104により輝度信号Yl
iと色信号Cliに分離され、輝度信号Yliは左右判
別回路105及び切換回路106に入力され、色信号C
liは切換回路106に入力される。
力されたビデオ信号VIDEO1は、YC分離回路10
3により輝度信号Yriと色信号Criに分離され、輝
度信号Yriは左右判別回路105及び切換回路106
に入力され、色信号Criは切換回路106に入力され
る。一方、入力端子102から入力されたビデオ信号V
IDEO2は、YC分離回路104により輝度信号Yl
iと色信号Cliに分離され、輝度信号Yliは左右判
別回路105及び切換回路106に入力され、色信号C
liは切換回路106に入力される。
【0025】このとき、同期分離回路107により取り
出された同期信号は、輝度信号Yri,Yliと共に左
右判別回路105に入力される。左右判別回路105
は、同期分離回路107から入力された同期信号に基づ
いて、後述する方法により、左右の輝度信号Yri,Y
liから判別に用いる走査線位置にあたる信号を取り出
して、ビデオ信号が左右正確に入力されているか否かを
判別し、左右が正確であった場合にはHIGHレベル、
誤っている場合にはLOWレベルの判別信号DETを出
力する。この判別信号DETは、輝度信号Yri,Yl
i及び色信号Cri,Cliと共に切換回路106に入
力される。また、左右判別回路105は、システムコン
トローラ111にも接続されており、判別信号DETの
レベルがチェックされる。
出された同期信号は、輝度信号Yri,Yliと共に左
右判別回路105に入力される。左右判別回路105
は、同期分離回路107から入力された同期信号に基づ
いて、後述する方法により、左右の輝度信号Yri,Y
liから判別に用いる走査線位置にあたる信号を取り出
して、ビデオ信号が左右正確に入力されているか否かを
判別し、左右が正確であった場合にはHIGHレベル、
誤っている場合にはLOWレベルの判別信号DETを出
力する。この判別信号DETは、輝度信号Yri,Yl
i及び色信号Cri,Cliと共に切換回路106に入
力される。また、左右判別回路105は、システムコン
トローラ111にも接続されており、判別信号DETの
レベルがチェックされる。
【0026】ここで、図2及び図3を参照して、左右判
別回路105の動作について説明する。
別回路105の動作について説明する。
【0027】図2(a)は、当該表示装置に表示する立
体画像を得るための撮像装置における、被写体と撮影レ
ンズの視野との関係を説明するための図であり、201
は被写体、202,203はそれぞれ右眼用及び左眼用
の撮影レンズ、204,205はそれぞれ右眼用及び左
眼用の撮像素子である。また、右眼用の撮影レンズ20
2の視野を実線206,207で示し、左眼用の撮影レ
ンズ203の視野を実線208,209で示す。また、
破線210,211はそれぞれ左右の撮影レンズの光軸
であり、両光軸210,211は、互いに平行に設定さ
れている。
体画像を得るための撮像装置における、被写体と撮影レ
ンズの視野との関係を説明するための図であり、201
は被写体、202,203はそれぞれ右眼用及び左眼用
の撮影レンズ、204,205はそれぞれ右眼用及び左
眼用の撮像素子である。また、右眼用の撮影レンズ20
2の視野を実線206,207で示し、左眼用の撮影レ
ンズ203の視野を実線208,209で示す。また、
破線210,211はそれぞれ左右の撮影レンズの光軸
であり、両光軸210,211は、互いに平行に設定さ
れている。
【0028】図2(b)は、上記撮像素子204,20
5上に結像した画像を表した図であり、212,213
はそれぞれ右眼用及び左眼用の撮影レンズの視野枠、2
01r,201lはそれぞれ左右の撮像素子204,2
05上に結像した被写体201の画像である。
5上に結像した画像を表した図であり、212,213
はそれぞれ右眼用及び左眼用の撮影レンズの視野枠、2
01r,201lはそれぞれ左右の撮像素子204,2
05上に結像した被写体201の画像である。
【0029】図2(c)に、図2(b)の一点鎖線21
4で示した位置にあたる走査線の信号波形を示す。該信
号波形215,216は、上述した輝度信号Yri,Y
liの判別に用いられる走査線1ライン分にそれぞれ対
応する。
4で示した位置にあたる走査線の信号波形を示す。該信
号波形215,216は、上述した輝度信号Yri,Y
liの判別に用いられる走査線1ライン分にそれぞれ対
応する。
【0030】図2(b)及び図2(c)から明らかなよ
うに、撮影レンズの光軸210,211を互いに平行に
した場合、視野枠212の中での被写体201rの位置
は左寄りになり、視野枠213の中での被写体201l
の位置は右寄りになっている。そこで、図2(c)に示
した信号波形により被写体の左右方向の相対的な位置関
係を検出するために、相関演算部105aにより信号波
形215,216の相関演算を行う。
うに、撮影レンズの光軸210,211を互いに平行に
した場合、視野枠212の中での被写体201rの位置
は左寄りになり、視野枠213の中での被写体201l
の位置は右寄りになっている。そこで、図2(c)に示
した信号波形により被写体の左右方向の相対的な位置関
係を検出するために、相関演算部105aにより信号波
形215,216の相関演算を行う。
【0031】具体的には、視野枠212における信号波
形215をXr(t)、視野枠213における信号波形
216をXl(t)とすると、相関演算の結果(相関パ
ラメータ)Clr(τ)は次式で表される。
形215をXr(t)、視野枠213における信号波形
216をXl(t)とすると、相関演算の結果(相関パ
ラメータ)Clr(τ)は次式で表される。
【0032】
【数1】 なお、積分範囲は1水平走査期間Tとする。
【0033】式(1)に基づいて相関演算を行うと、図
3に示すような結果が得られる。即ち、右眼用の画像デ
ータXr(t)を基準にして相関演算を行うと、演算の
結果Clr(τ)がピーク値となるときのτの値τaは
正の値となる。
3に示すような結果が得られる。即ち、右眼用の画像デ
ータXr(t)を基準にして相関演算を行うと、演算の
結果Clr(τ)がピーク値となるときのτの値τaは
正の値となる。
【0034】一方、右眼用の画像信号と左眼用の画像信
号とが逆に入力された場合、ピーク値となる値τaは負
の値をとるので、τaの値の正負を認識することによ
り、ビデオ信号が左右正確に入力されているか否かを判
別することができる。
号とが逆に入力された場合、ピーク値となる値τaは負
の値をとるので、τaの値の正負を認識することによ
り、ビデオ信号が左右正確に入力されているか否かを判
別することができる。
【0035】次に、切換回路106について、図4を参
照して説明する。図4は、切換回路106の構成を示す
電気回路図である。切換回路106は、入力された信号
を切り換えるためのアナログスイッチ401〜404を
有する。該アナログスイッチ401〜404は、同一の
制御信号DETによって切換制御される。具体的には、
出力端子であるo端子401a〜404aは、制御信号
DETがHIGHレベルのときはh端子401b〜40
4bに接続され、制御信号DETがLOWレベルのとき
はl端子401c〜404cに接続される。また、o端
子401a,402aは右眼用のデコーダ108に接続
され、o端子403a,404aは左眼用のデコーダ1
09に接続される。
照して説明する。図4は、切換回路106の構成を示す
電気回路図である。切換回路106は、入力された信号
を切り換えるためのアナログスイッチ401〜404を
有する。該アナログスイッチ401〜404は、同一の
制御信号DETによって切換制御される。具体的には、
出力端子であるo端子401a〜404aは、制御信号
DETがHIGHレベルのときはh端子401b〜40
4bに接続され、制御信号DETがLOWレベルのとき
はl端子401c〜404cに接続される。また、o端
子401a,402aは右眼用のデコーダ108に接続
され、o端子403a,404aは左眼用のデコーダ1
09に接続される。
【0036】上述したように、切換回路106には、輝
度信号Yri,Yli、色信号Cri,Cli及び左右
判別回路105から出力される判別信号DETが入力さ
れている。右眼用の画像信号用のYC分離回路103か
ら入力された輝度信号Yriはアナログスイッチ401
のh端子401bとアナログスイッチ403のl端子4
03cに入力され、色信号Criはアナログスイッチ4
02のh端子402bとアナログスイッチ404のl端
子404cに入力される。また、左眼用の画像信号用の
YC分離回路104から入力された輝度信号Yliはア
ナログスイッチ401のl端子401bとアナログスイ
ッチ403のh端子403cに入力され、色信号Cri
はアナログスイッチ402のl端子402bとアナログ
スイッチ404のh端子404cに入力される。
度信号Yri,Yli、色信号Cri,Cli及び左右
判別回路105から出力される判別信号DETが入力さ
れている。右眼用の画像信号用のYC分離回路103か
ら入力された輝度信号Yriはアナログスイッチ401
のh端子401bとアナログスイッチ403のl端子4
03cに入力され、色信号Criはアナログスイッチ4
02のh端子402bとアナログスイッチ404のl端
子404cに入力される。また、左眼用の画像信号用の
YC分離回路104から入力された輝度信号Yliはア
ナログスイッチ401のl端子401bとアナログスイ
ッチ403のh端子403cに入力され、色信号Cri
はアナログスイッチ402のl端子402bとアナログ
スイッチ404のh端子404cに入力される。
【0037】このような構成において、入力端子101
に右眼用のビデオ信号VIDEO1が、入力端子102
に左眼用のビデオ信号VIDEO2が入力されていると
きは、左右判別回路105から出力される判別信号DE
TはHIGHレベルとなる。このとき、アナログスイッ
チ401〜404のo端子401a〜404aはすべて
h端子401b〜404bに接続されているため、o端
子401a〜404aの出力信号Yro,Cro,Yl
o,Cloは、それぞれ入力信号Yri,Cri,Yl
i,Cliに等しくなる。一方、入力端子101には、
本来入力端子102に入力されるべき左眼用のビデオ信
号VIDEO2が入力され、入力端子102には、入力
端子101に入力されるべき右眼用のビデオ端子VID
EO1が入力されているときは、左右判別回路106か
ら出力される判別信号DETはLOWレベルとなるの
で、アナログスイッチ401〜404のo端子401a
〜404aはすべてl端子401c〜404cに接続さ
れ、o端子401a〜404aの出力信号Yro,Cr
o,Ylo,Cloは、それぞれ入力信号Yli,Cl
i,Yri,Criに等しくなる。従って、右眼用のビ
デオ信号と左眼用のビデオ信号とが逆に入力されてしま
った場合であっても、右眼用のデコーダ回路108には
右眼用の画像信号を、左眼用のデコーダ回路109には
左眼用の画像信号を、常に正確に入力することが可能と
なる。
に右眼用のビデオ信号VIDEO1が、入力端子102
に左眼用のビデオ信号VIDEO2が入力されていると
きは、左右判別回路105から出力される判別信号DE
TはHIGHレベルとなる。このとき、アナログスイッ
チ401〜404のo端子401a〜404aはすべて
h端子401b〜404bに接続されているため、o端
子401a〜404aの出力信号Yro,Cro,Yl
o,Cloは、それぞれ入力信号Yri,Cri,Yl
i,Cliに等しくなる。一方、入力端子101には、
本来入力端子102に入力されるべき左眼用のビデオ信
号VIDEO2が入力され、入力端子102には、入力
端子101に入力されるべき右眼用のビデオ端子VID
EO1が入力されているときは、左右判別回路106か
ら出力される判別信号DETはLOWレベルとなるの
で、アナログスイッチ401〜404のo端子401a
〜404aはすべてl端子401c〜404cに接続さ
れ、o端子401a〜404aの出力信号Yro,Cr
o,Ylo,Cloは、それぞれ入力信号Yli,Cl
i,Yri,Criに等しくなる。従って、右眼用のビ
デオ信号と左眼用のビデオ信号とが逆に入力されてしま
った場合であっても、右眼用のデコーダ回路108には
右眼用の画像信号を、左眼用のデコーダ回路109には
左眼用の画像信号を、常に正確に入力することが可能と
なる。
【0038】図1に戻り、上述した手法により右眼用の
デコーダ回路108に入力された右眼用のビデオ信号の
色信号Croは、ベースバンドの色差信号R−Yr,B
−Yrに変換され、同期信号に同期してRGBマトリッ
クス回路112に入力される。また、輝度信号Yroは
特別な処理を施されずに信号Yrとして出力される。R
GBマトリックス回路112では、色差信号R−Yr,
B−Yr及び輝度信号YrはRGB信号Rr,Gr,B
rにそれぞれ変換され、逆γ回路112において階調補
正された後、アナログドライバ113に入力される。ア
ナログドライバ113は、タイミングジェネレータ11
0から入力反転制御信号によってRBG信号Rr,G
r,Brの反転切り換えを行うと共に、これらの信号を
増幅し、右眼用の液晶パネル115にアナログ画像信号
を出力する。
デコーダ回路108に入力された右眼用のビデオ信号の
色信号Croは、ベースバンドの色差信号R−Yr,B
−Yrに変換され、同期信号に同期してRGBマトリッ
クス回路112に入力される。また、輝度信号Yroは
特別な処理を施されずに信号Yrとして出力される。R
GBマトリックス回路112では、色差信号R−Yr,
B−Yr及び輝度信号YrはRGB信号Rr,Gr,B
rにそれぞれ変換され、逆γ回路112において階調補
正された後、アナログドライバ113に入力される。ア
ナログドライバ113は、タイミングジェネレータ11
0から入力反転制御信号によってRBG信号Rr,G
r,Brの反転切り換えを行うと共に、これらの信号を
増幅し、右眼用の液晶パネル115にアナログ画像信号
を出力する。
【0039】液晶パネル115は、デジタルドライバ1
16の駆動によって、入力されたアナログ画像信号を表
示する。このとき、システムコントローラ111は左右
判別回路105により出力される判別信号DETの出力
状態を監視しており、判別信号の出力が所定の期間に亘
って反転せずに安定した状態になると、タイミングジェ
ネレータ110を制御して、バックライト117を点灯
する。
16の駆動によって、入力されたアナログ画像信号を表
示する。このとき、システムコントローラ111は左右
判別回路105により出力される判別信号DETの出力
状態を監視しており、判別信号の出力が所定の期間に亘
って反転せずに安定した状態になると、タイミングジェ
ネレータ110を制御して、バックライト117を点灯
する。
【0040】一方、デコーダ回路109、RGBマトリ
ックス119、逆γ回路120、アナログドライバ12
1、液晶パネル122、デジタルドライバ123、バッ
クライト124は、それぞれ左眼用の画像信号を処理す
るための構成であって、上述したデコーダ回路108、
RGBマトリックス112、逆γ回路113、アナログ
ドライバ114、液晶パネル115、デジタルドライバ
116、バックライト117と同様に動作するので、そ
の詳細な説明は省略する。
ックス119、逆γ回路120、アナログドライバ12
1、液晶パネル122、デジタルドライバ123、バッ
クライト124は、それぞれ左眼用の画像信号を処理す
るための構成であって、上述したデコーダ回路108、
RGBマトリックス112、逆γ回路113、アナログ
ドライバ114、液晶パネル115、デジタルドライバ
116、バックライト117と同様に動作するので、そ
の詳細な説明は省略する。
【0041】以上説明したように、本実施例によれば、
右眼用のビデオ信号と左眼用のビデオ信号とが逆に入力
されてしまった場合であっても、左右判別回路105に
よりその旨を判別し、切換回路106により回路を切り
換えて、右眼用のデコーダ回路108には右眼用の画像
信号を、左眼用のデコーダ回路109には左眼用の画像
信号を、常に正確に入力することが可能となる。
右眼用のビデオ信号と左眼用のビデオ信号とが逆に入力
されてしまった場合であっても、左右判別回路105に
よりその旨を判別し、切換回路106により回路を切り
換えて、右眼用のデコーダ回路108には右眼用の画像
信号を、左眼用のデコーダ回路109には左眼用の画像
信号を、常に正確に入力することが可能となる。
【0042】(第2実施例)次に、図5乃至図7を参照
して、本発明の第2実施例を説明する。
して、本発明の第2実施例を説明する。
【0043】本実施例にかかる表示装置は、上述した第
1実施例の図1に示した左右判別回路105に代えて、
図5に示す左右判別回路105´を採用している。この
左右判別回路105´は、フィールドメモリ501,5
02と、領域設定部503と、相関演算部504と、判
定部505とから構成されている。なお、これ以外の構
成は、第1実施例の図1に示した表示装置と同様の構成
であるので、図1を流用して説明する。
1実施例の図1に示した左右判別回路105に代えて、
図5に示す左右判別回路105´を採用している。この
左右判別回路105´は、フィールドメモリ501,5
02と、領域設定部503と、相関演算部504と、判
定部505とから構成されている。なお、これ以外の構
成は、第1実施例の図1に示した表示装置と同様の構成
であるので、図1を流用して説明する。
【0044】ビデオ信号VIDEO1からYC分離回路
103により分離された輝度信号Yriは、フィールド
メモリ501に入力され、ビデオ信号VIDEO2から
YC分離回路104により分離された輝度信号Yli
は、フィールドメモリ502に入力される。各フィール
ドメモリ501,502の読み書き制御は、システムコ
ントローラ111によって行われる。また、同期分離回
路107により取り出された同期信号は、領域設定部5
03に入力される。
103により分離された輝度信号Yriは、フィールド
メモリ501に入力され、ビデオ信号VIDEO2から
YC分離回路104により分離された輝度信号Yli
は、フィールドメモリ502に入力される。各フィール
ドメモリ501,502の読み書き制御は、システムコ
ントローラ111によって行われる。また、同期分離回
路107により取り出された同期信号は、領域設定部5
03に入力される。
【0045】領域設定部503は、左右の画像信号から
主たる被写体が存在すると推測される範囲の画像データ
のみを取り出す。通常の撮影では、主たる被写体が画面
中央にある場合が多いので、ここでは、図6(b)に破
線で示した様に、画面中央付近の画像データを入力され
た輝度信号Yri,Yliから取り出して、相関演算部
504に入力する。
主たる被写体が存在すると推測される範囲の画像データ
のみを取り出す。通常の撮影では、主たる被写体が画面
中央にある場合が多いので、ここでは、図6(b)に破
線で示した様に、画面中央付近の画像データを入力され
た輝度信号Yri,Yliから取り出して、相関演算部
504に入力する。
【0046】相関演算部504では、第1の実施例の場
合と同様に右眼用の画像信号と左眼用の画像信号との相
関演算が行われ、判定部505において、相関演算結果
に基づいて、左右のビデオ信号が正しく入力されている
か否かが判定される。判定の結果、左右のビデオ信号が
正しく入力されている場合はHIGHレベルの判定信号
DETが出力され、誤って入力されている場合はLOW
レベルの判定信号DETが出力される。
合と同様に右眼用の画像信号と左眼用の画像信号との相
関演算が行われ、判定部505において、相関演算結果
に基づいて、左右のビデオ信号が正しく入力されている
か否かが判定される。判定の結果、左右のビデオ信号が
正しく入力されている場合はHIGHレベルの判定信号
DETが出力され、誤って入力されている場合はLOW
レベルの判定信号DETが出力される。
【0047】このような左右判別回路105´の動作に
ついて、図6及び図7を参照して説明する。図6(a)
は、当該立体視用表示装置に表示する立体画像を得るた
めの撮像装置における、被写体と撮影レンズの視野との
関係を説明するための図であり、第1実施例の図2
(a)の状態に、被写体601,602が追加されたも
のである。また、図6(b)は、図6(a)の撮像素子
204,205上に結像した画像を表した図であり、6
03,604はそれぞれ右眼用及び左眼用の撮影レンズ
の視野枠、601r,601lはそれぞれ左右の撮像素
子204,205上に結像した被写体601の画像、6
02r,602lはそれぞれ左右の撮像素子204,2
05上に結像した被写体602の画像である。
ついて、図6及び図7を参照して説明する。図6(a)
は、当該立体視用表示装置に表示する立体画像を得るた
めの撮像装置における、被写体と撮影レンズの視野との
関係を説明するための図であり、第1実施例の図2
(a)の状態に、被写体601,602が追加されたも
のである。また、図6(b)は、図6(a)の撮像素子
204,205上に結像した画像を表した図であり、6
03,604はそれぞれ右眼用及び左眼用の撮影レンズ
の視野枠、601r,601lはそれぞれ左右の撮像素
子204,205上に結像した被写体601の画像、6
02r,602lはそれぞれ左右の撮像素子204,2
05上に結像した被写体602の画像である。
【0048】ここで、上記領域設定部503では、図6
(b)の破線605,606に示した領域を視野枠60
3,604内に設定する。この範囲内において、両画像
データの相関演算を行うと、図7に示すような相関パラ
メータClr(τ)が得られる。図7から明らかなよう
に、被写体が複数ある場合には、ピーク値が明確に現れ
ない。しかしながら、図7の斜線で示したτ>0の領域
aの面積(積分値)Saとτ<0の領域bの面積(積分
値)Sbとを比較すると、Sa>Sbであることが分か
る。従って、領域aの面積Saと領域bの面積Sbとの
比較を行うことにより、Sa>Sbであるときは左右の
画像データが正しく入力されている状態であり、Sa<
Sbであるときは左右の画像データが誤って入力されて
いる状態であることが判別できる。
(b)の破線605,606に示した領域を視野枠60
3,604内に設定する。この範囲内において、両画像
データの相関演算を行うと、図7に示すような相関パラ
メータClr(τ)が得られる。図7から明らかなよう
に、被写体が複数ある場合には、ピーク値が明確に現れ
ない。しかしながら、図7の斜線で示したτ>0の領域
aの面積(積分値)Saとτ<0の領域bの面積(積分
値)Sbとを比較すると、Sa>Sbであることが分か
る。従って、領域aの面積Saと領域bの面積Sbとの
比較を行うことにより、Sa>Sbであるときは左右の
画像データが正しく入力されている状態であり、Sa<
Sbであるときは左右の画像データが誤って入力されて
いる状態であることが判別できる。
【0049】このように、本実施例によれば、被写体が
複数ある場合には、一つの走査線における画像データを
用いた相関演算を行うのではなく、被写体があると推定
される領域のデータ全体について相関演算を行うように
したので、視野枠内の背景等を除去すると共に、複雑な
形状の被写体に対しても左右判定を正確に行うことが可
能となる。
複数ある場合には、一つの走査線における画像データを
用いた相関演算を行うのではなく、被写体があると推定
される領域のデータ全体について相関演算を行うように
したので、視野枠内の背景等を除去すると共に、複雑な
形状の被写体に対しても左右判定を正確に行うことが可
能となる。
【0050】(第3実施例)次に、本発明の第3実施例
について、図8及び図9を参照して説明する。
について、図8及び図9を参照して説明する。
【0051】図8は、本実施例にかかる表示装置の構成
を示すブロック図である。この表示装置には、ビデオ信
号が入力されたことを検出する入力検出回路130と、
左眼用ビデオ信号VIDEO2から同期信号を取り出す
ための同期分離回路131と、システムコントローラ1
11に接続され、ビデオ信号が入力された時点からの時
間を計測するタイマ132とが新たに設けられている。
入力検出回路130は、同期分離回路107及び131
に接続されており、ビデオ信号VIDEO1及びVID
EO2から分離した同期信号が入力される。更に、入力
検出回路130は、左右判別回路105及びシステムコ
ントローラ111に接続され、左右判別回路105及び
システムコントローラ111に対して入力検出信号を出
力する。また、左右判別回路105は切換回路106に
接続されておらず、判別信号DETはシステムコントロ
ーラ111に出力される。そして、切換回路106の切
換制御はシステムコントローラ111が行う。その他の
構成は、第1実施例の図1と同様であり、同一構成要素
には同一番号を付している。
を示すブロック図である。この表示装置には、ビデオ信
号が入力されたことを検出する入力検出回路130と、
左眼用ビデオ信号VIDEO2から同期信号を取り出す
ための同期分離回路131と、システムコントローラ1
11に接続され、ビデオ信号が入力された時点からの時
間を計測するタイマ132とが新たに設けられている。
入力検出回路130は、同期分離回路107及び131
に接続されており、ビデオ信号VIDEO1及びVID
EO2から分離した同期信号が入力される。更に、入力
検出回路130は、左右判別回路105及びシステムコ
ントローラ111に接続され、左右判別回路105及び
システムコントローラ111に対して入力検出信号を出
力する。また、左右判別回路105は切換回路106に
接続されておらず、判別信号DETはシステムコントロ
ーラ111に出力される。そして、切換回路106の切
換制御はシステムコントローラ111が行う。その他の
構成は、第1実施例の図1と同様であり、同一構成要素
には同一番号を付している。
【0052】入力端子102から入力されたビデオ信号
VIDEO2は、同期分離回路131に入力され、ここ
で取り出された同期信号は入力検出回路130に入力さ
れる。同時に、同期分離回路107により入力端子10
1から入力されたビデオ信号VIDEO1から同期信号
も、入力検出回路130に入力される。入力検出回路1
30では、それぞれの同期信号の例えばパルス間隔等を
見ることによって、画像信号の入力を検出する。
VIDEO2は、同期分離回路131に入力され、ここ
で取り出された同期信号は入力検出回路130に入力さ
れる。同時に、同期分離回路107により入力端子10
1から入力されたビデオ信号VIDEO1から同期信号
も、入力検出回路130に入力される。入力検出回路1
30では、それぞれの同期信号の例えばパルス間隔等を
見ることによって、画像信号の入力を検出する。
【0053】このように構成される表示装置において行
われる左右判別動作手順について、図9に示すフローチ
ャートを参照して説明する。
われる左右判別動作手順について、図9に示すフローチ
ャートを参照して説明する。
【0054】電源回路125の電源が投入されると(ス
テップS901)、入力検出回路130が動作を開始す
る(ステップS902)。ここで、入力端子101,1
02の両方にビデオ信号が入力されたことが検出される
と、入力検出回路130は、システムコントローラ11
1に対してビデオ信号が入力したことを示す入力検出信
号を出力する。システムコントローラ111は、入力検
出信号を受けると、タイマ132をスタートさせ(ステ
ップS903)、左右判別回路105の動作を開始させ
る(ステップS904)。
テップS901)、入力検出回路130が動作を開始す
る(ステップS902)。ここで、入力端子101,1
02の両方にビデオ信号が入力されたことが検出される
と、入力検出回路130は、システムコントローラ11
1に対してビデオ信号が入力したことを示す入力検出信
号を出力する。システムコントローラ111は、入力検
出信号を受けると、タイマ132をスタートさせ(ステ
ップS903)、左右判別回路105の動作を開始させ
る(ステップS904)。
【0055】タイマ132をスタートさせてから所定時
間が経過するまで、左右判別回路105は上述した手法
により左右判別動作を繰り返し行い、その結果をシステ
ムコントローラ111に出力する(ステップS90
5)。システムコントローラ111では、所定時間が経
過するまでの間に左右判別回路105から入力されたす
べての判別結果、即ち判別信号がHIGHレベルである
かLOWレベルであるかを記憶しておく。所定時間が経
過すると、システムコントローラ111はタイマ132
を停止させ(ステップS906)、その間に得られた判
別結果について、HIGHレベルの信号とLOWレベル
の信号のどちらが多く入力されたかを比較判別する(ス
テップS907)。
間が経過するまで、左右判別回路105は上述した手法
により左右判別動作を繰り返し行い、その結果をシステ
ムコントローラ111に出力する(ステップS90
5)。システムコントローラ111では、所定時間が経
過するまでの間に左右判別回路105から入力されたす
べての判別結果、即ち判別信号がHIGHレベルである
かLOWレベルであるかを記憶しておく。所定時間が経
過すると、システムコントローラ111はタイマ132
を停止させ(ステップS906)、その間に得られた判
別結果について、HIGHレベルの信号とLOWレベル
の信号のどちらが多く入力されたかを比較判別する(ス
テップS907)。
【0056】切換回路106内のアナログスイッチ40
1〜404のo端子401a〜404aは、電源投入後
の初期状態ではh端子401b〜404bに接続されて
いる。前記ステップS907において、システムコント
ローラ111は、判別信号DETがHIGHレベルであ
ることが多かった場合は切換回路106をそのままの状
態に保持し、LOWレベルであることが多かった場合は
o端子401a〜404aをl端子401c〜404c
に切り換える(ステップS908)。切換回路106の
操作が終了すると、システムコントローラ111はタイ
ミングジェネレータ110を制御して、バックライト点
灯回路118を駆動させる(ステップS909)。この
状態で、液晶パネル115,122は画像表示状態とな
っており、電源スイッチをオフするまで表示を続ける
(ステップS910)。
1〜404のo端子401a〜404aは、電源投入後
の初期状態ではh端子401b〜404bに接続されて
いる。前記ステップS907において、システムコント
ローラ111は、判別信号DETがHIGHレベルであ
ることが多かった場合は切換回路106をそのままの状
態に保持し、LOWレベルであることが多かった場合は
o端子401a〜404aをl端子401c〜404c
に切り換える(ステップS908)。切換回路106の
操作が終了すると、システムコントローラ111はタイ
ミングジェネレータ110を制御して、バックライト点
灯回路118を駆動させる(ステップS909)。この
状態で、液晶パネル115,122は画像表示状態とな
っており、電源スイッチをオフするまで表示を続ける
(ステップS910)。
【0057】このように、本実施例によれば、左右のビ
デオ信号が入力されてから所定時間が経過したときに、
多数決論理により最終的な左右信号の判別が行われるの
で、より正確な判別を行うことが可能となる。更に、そ
の判別結果に応じた切換回路の制御を行い、それ以降は
切り換え動作を行わないので、表示中の動作を安定させ
ることが可能となる。
デオ信号が入力されてから所定時間が経過したときに、
多数決論理により最終的な左右信号の判別が行われるの
で、より正確な判別を行うことが可能となる。更に、そ
の判別結果に応じた切換回路の制御を行い、それ以降は
切り換え動作を行わないので、表示中の動作を安定させ
ることが可能となる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
乃至3の立体視用表示装置によれば、2系統の画像信号
が入力され、前記2系統の画像信号をそれぞれ左眼用及
び右眼用の2つの表示手段に表示する立体視用表示装置
において、左右判別手段は前記入力された2系統の画像
信号の相関性に基づいて前記2系統の画像信号がそれぞ
れ左眼用信号又は右眼用信号のいずれであるかを判別
し、該判別結果に基づいて、前記2つの表示手段へ出力
する画像信号を切り換えるようにしたので、左眼用の画
像信号と右眼用の画像信号とを判別するための特別な信
号を付加しなくても、左右の画像信号を識別して正確な
表示を行うことができるという効果が得られる。
乃至3の立体視用表示装置によれば、2系統の画像信号
が入力され、前記2系統の画像信号をそれぞれ左眼用及
び右眼用の2つの表示手段に表示する立体視用表示装置
において、左右判別手段は前記入力された2系統の画像
信号の相関性に基づいて前記2系統の画像信号がそれぞ
れ左眼用信号又は右眼用信号のいずれであるかを判別
し、該判別結果に基づいて、前記2つの表示手段へ出力
する画像信号を切り換えるようにしたので、左眼用の画
像信号と右眼用の画像信号とを判別するための特別な信
号を付加しなくても、左右の画像信号を識別して正確な
表示を行うことができるという効果が得られる。
【0059】また、請求項4の立体視用表示装置によれ
ば、左右判別手段は領域設定手段により設定される領域
内において2系統の画像信号がそれぞれ左眼用信号又は
右眼用信号のいずれであるかを判別するので、上記請求
項1乃至請求項3の効果に加えて、複雑な形状の被写体
に対しても左右判定を正確に行うことができるという効
果が得られる。
ば、左右判別手段は領域設定手段により設定される領域
内において2系統の画像信号がそれぞれ左眼用信号又は
右眼用信号のいずれであるかを判別するので、上記請求
項1乃至請求項3の効果に加えて、複雑な形状の被写体
に対しても左右判定を正確に行うことができるという効
果が得られる。
【0060】また、請求項5の立体視用表示装置によれ
ば、信号入力判別手段により2系統の画像信号がそれぞ
れ入力されているか否かを判別し、該信号入力判別手段
により前記2系統の画像信号がそれぞれ入力されている
ことが判別されてから所定期間に亘って、前記左右判別
手段により複数回前記左眼用信号または右眼用信号の判
別が行われてその判別結果の多数決を求め、該多数決の
結果に基づいて切換手段により画像信号を切り換えるよ
うにしたので、より正確に、左眼用の画像信号と右眼用
の画像信号とが正確に入力されているか否かを判別する
ことができるという効果が得られる。
ば、信号入力判別手段により2系統の画像信号がそれぞ
れ入力されているか否かを判別し、該信号入力判別手段
により前記2系統の画像信号がそれぞれ入力されている
ことが判別されてから所定期間に亘って、前記左右判別
手段により複数回前記左眼用信号または右眼用信号の判
別が行われてその判別結果の多数決を求め、該多数決の
結果に基づいて切換手段により画像信号を切り換えるよ
うにしたので、より正確に、左眼用の画像信号と右眼用
の画像信号とが正確に入力されているか否かを判別する
ことができるという効果が得られる。
【0061】更に、請求項6の立体視用表示装置によれ
ば、前記所定期間経過後は切換手段による画像信号の切
り換えを停止するようにしたので、当該表示装置の表示
中の動作を安定させることができるという効果が得られ
る。
ば、前記所定期間経過後は切換手段による画像信号の切
り換えを停止するようにしたので、当該表示装置の表示
中の動作を安定させることができるという効果が得られ
る。
【図1】本発明の第1実施例に係る立体視用表示装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した左右判別回路で行われる左右判別
動作を説明するための説明図である。
動作を説明するための説明図である。
【図3】図1に示した左右判別回路による相関演算結果
を示す図である。
を示す図である。
【図4】図1に示した切換回路の構成を示す電気回路図
である。
である。
【図5】本発明の第2実施例に係る立体視用表示装置に
採用される左右判別回路の構成を示すブロック図であ
る。
採用される左右判別回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】図5に示した左右判別回路で行われる左右判別
動作を説明するための説明図である。
動作を説明するための説明図である。
【図7】図5に示した左右判別回路による相関演算結果
を示す図である。
を示す図である。
【図8】本発明の第3実施例に係る立体視用表示装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図9】同実施例における左右判別動作手順を説明する
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
105 左右判別回路 (左右判別手段) 105a 相関演算部 (相関パラメータ算出手段) 106 切換回路 (切換手段) 111 システムコントローラ (多数決手段、制御手
段) 115 液晶パネル (表示手段) 122 液晶パネル (表示手段) 130 入力検出部 (信号入力判別手段) 503 領域設定回路 (領域設定手段) 504 相関演算部 (相関パラメータ算出手段、積分
値算出手段)
段) 115 液晶パネル (表示手段) 122 液晶パネル (表示手段) 130 入力検出部 (信号入力判別手段) 503 領域設定回路 (領域設定手段) 504 相関演算部 (相関パラメータ算出手段、積分
値算出手段)
Claims (6)
- 【請求項1】 2系統の画像信号が入力され、前記2系
統の画像信号をそれぞれ左眼用及び右眼用の2つの表示
手段に表示する立体視用表示装置において、 前記入力された2系統の画像信号の相関性に基づいて前
記2系統の画像信号がそれぞれ左眼用信号又は右眼用信
号のいずれであるかを判別する左右判別手段と、 該左右判別手段による判別結果に基づいて、前記2つの
表示手段へ出力する画像信号を切り換える切換手段とを
設けたことを特徴とする立体視用表示装置。 - 【請求項2】 前記左右判別手段は、前記2系統の画像
信号の画像データの相関性を示す相関パラメータを算出
する相関パラメータ算出手段を有し、該算出した相関パ
ラメータの値に基づいて左眼用信号又は右眼用信号のい
ずれであるかを判別することを特徴とする請求項1記載
の立体視用表示装置。 - 【請求項3】 前記左右判別手段は、前記2系統の画像
信号の画像データの相関性を示す相関パラメータを算出
する相関パラメータ算出手段と、前記相関パラメータの
積分値を算出する積分値算出手段とを有し、該算出した
積分値に基づいて左眼用信号又は右眼用信号のいずれで
あるかを判別することを特徴とする請求項1記載の立体
視用表示装置。 - 【請求項4】 前記左右判別手段は、前記2系統の画像
信号がそれぞれ左眼用信号又は右眼用信号のいずれであ
るかを判別するための領域を設定する領域設定手段を有
することを特徴とする請求項1乃至3記載の立体視用表
示装置。 - 【請求項5】 前記2系統の画像信号がそれぞれ入力さ
れているか否かを判別する信号入力判別手段を有し、 前記判別手段は、該信号入力判別手段により前記2系統
の画像信号がそれぞれ入力されていることが判別されて
から所定期間に亘って複数回前記左眼用信号または右眼
用信号の判別を行い、その判別結果の多数決を求め、前
記切換手段は、該多数決の結果に基づいて画像信号を切
り換えることを特徴とする請求項1乃至4記載の立体視
用表示装置。 - 【請求項6】 前記所定期間経過後は前記切換手段によ
る画像信号の切り換えを停止するように制御する制御手
段を有することを特徴とする請求項5記載の立体視用表
示装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6110515A JPH07298310A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 立体視用表示装置 |
US08/427,141 US5856843A (en) | 1994-04-26 | 1995-04-24 | Stereoscopic display method and apparatus |
EP95302770A EP0680229B1 (en) | 1994-04-26 | 1995-04-25 | Stereoscopic display method and apparatus |
DE69523364T DE69523364T2 (de) | 1994-04-26 | 1995-04-25 | Stereoskopisches Anzeigeverfahren und Vorrichtung dazu |
US09/177,316 US6268881B1 (en) | 1994-04-26 | 1998-10-22 | Stereoscopic display method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6110515A JPH07298310A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 立体視用表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07298310A true JPH07298310A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14537757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6110515A Pending JPH07298310A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 立体視用表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07298310A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998039927A1 (en) * | 1997-03-07 | 1998-09-11 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Digital broadcast receiver and display |
KR20010011383A (ko) * | 1999-07-27 | 2001-02-15 | 성필문 | 컴퓨터의 씨알티 모니터 상에서 비월주사 방식의 입체영상구현시 좌우필드 역전방지에 관한방법 |
JP2007097129A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-04-12 | Canon Inc | ステレオ表示装置及びその制御方法 |
JP2008510408A (ja) * | 2004-08-17 | 2008-04-03 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ビューモードの検出 |
-
1994
- 1994-04-26 JP JP6110515A patent/JPH07298310A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998039927A1 (en) * | 1997-03-07 | 1998-09-11 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Digital broadcast receiver and display |
KR20010011383A (ko) * | 1999-07-27 | 2001-02-15 | 성필문 | 컴퓨터의 씨알티 모니터 상에서 비월주사 방식의 입체영상구현시 좌우필드 역전방지에 관한방법 |
JP2008510408A (ja) * | 2004-08-17 | 2008-04-03 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ビューモードの検出 |
JP2007097129A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-04-12 | Canon Inc | ステレオ表示装置及びその制御方法 |
JP4717728B2 (ja) * | 2005-08-29 | 2011-07-06 | キヤノン株式会社 | ステレオ表示装置及びその制御方法 |
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