JPH0713544A - 映像信号判別装置およびそれを用いる映像表示自動切替装置 - Google Patents
映像信号判別装置およびそれを用いる映像表示自動切替装置Info
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- JPH0713544A JPH0713544A JP15696693A JP15696693A JPH0713544A JP H0713544 A JPH0713544 A JP H0713544A JP 15696693 A JP15696693 A JP 15696693A JP 15696693 A JP15696693 A JP 15696693A JP H0713544 A JPH0713544 A JP H0713544A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力された二次元映像信号／三次元映像信号
を自動的に判別する映像信号判別装置と、その判別結果
を用いて二次元映像表示／三次元映像表示の切り替えを
自動的に行う映像表示自動切替装置とを提供する。 【構成】 映像信号判別装置１は、入力された映像信号
の垂直ブランキング期間に対応する信号の所定ラインを
ＳＹＮＤＳＥＰ３、カウンタ４により取り出し、コンパ
レータ５で所定パルスの付加の有無を検出して二次元映
像信号／三次元映像信号を判別する。映像表示自動切替
装置２は、前記映像信号および映像信号判別情報を入力
されてスイッチ６が二次元／三次元映像表示モード間の
スイッチングを行い、二次元映像表示モードでは二次元
映像信号を分配器７で表示パネル８Ｒ，８Ｌに分岐し、
三次元映像表示モードではフィールド切替回路９が三次
元映像信号を１フィールド毎に交互に表示パネル８Ｌ，
８Ｒに入力する。
を自動的に判別する映像信号判別装置と、その判別結果
を用いて二次元映像表示／三次元映像表示の切り替えを
自動的に行う映像表示自動切替装置とを提供する。 【構成】 映像信号判別装置１は、入力された映像信号
の垂直ブランキング期間に対応する信号の所定ラインを
ＳＹＮＤＳＥＰ３、カウンタ４により取り出し、コンパ
レータ５で所定パルスの付加の有無を検出して二次元映
像信号／三次元映像信号を判別する。映像表示自動切替
装置２は、前記映像信号および映像信号判別情報を入力
されてスイッチ６が二次元／三次元映像表示モード間の
スイッチングを行い、二次元映像表示モードでは二次元
映像信号を分配器７で表示パネル８Ｒ，８Ｌに分岐し、
三次元映像表示モードではフィールド切替回路９が三次
元映像信号を１フィールド毎に交互に表示パネル８Ｌ，
８Ｒに入力する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、二次元映像信号入力お
よび三次元映像信号入力の双方において映像表示し得る
映像表示装置を構成するために二次元映像信号／三次元
映像信号を自動判別する映像信号判別装置と、その映像
信号判別装置の判別結果を用いて自動的に映像表示切替
を行う映像表示自動切替装置に関するものである。
よび三次元映像信号入力の双方において映像表示し得る
映像表示装置を構成するために二次元映像信号／三次元
映像信号を自動判別する映像信号判別装置と、その映像
信号判別装置の判別結果を用いて自動的に映像表示切替
を行う映像表示自動切替装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】三次元映像信号（立体映像信号）を観察
者の左右眼球の網膜上に投影して三次元表示（立体視）
を行う映像表示装置の従来例としては、例えば特開平４
−６１４９５号公報に記載されたものがある。この従来
例は、図４（ａ）に示すような１フィールド毎に右眼球
用映像、左眼球用映像が交互に配置された三次元映像信
号を観察者の左右眼球の網膜上に交互に投影するフィー
ルド順次方式を採用している。すなわち、図６に示すよ
うに、切替回路１７によって切り替えられて１フレーム
毎に交互に立体映像信号を入力される右眼用表示回路１
６Ｒ、左眼用表示回路１６Ｌは夫々、映像増幅・同期分
離回路１８、色復調回路１９、水平・垂直タイミング回
路２１、液晶モジュール２０、バックライト駆動回路２
２、バックライト６Ｒ（６Ｌ）等を具えて成る。
者の左右眼球の網膜上に投影して三次元表示（立体視）
を行う映像表示装置の従来例としては、例えば特開平４
−６１４９５号公報に記載されたものがある。この従来
例は、図４（ａ）に示すような１フィールド毎に右眼球
用映像、左眼球用映像が交互に配置された三次元映像信
号を観察者の左右眼球の網膜上に交互に投影するフィー
ルド順次方式を採用している。すなわち、図６に示すよ
うに、切替回路１７によって切り替えられて１フレーム
毎に交互に立体映像信号を入力される右眼用表示回路１
６Ｒ、左眼用表示回路１６Ｌは夫々、映像増幅・同期分
離回路１８、色復調回路１９、水平・垂直タイミング回
路２１、液晶モジュール２０、バックライト駆動回路２
２、バックライト６Ｒ（６Ｌ）等を具えて成る。
【０００３】上記フィールド順次方式は、入力すべき映
像信号を再生する再生装置や、その再生装置で再生する
映像信号を記録されているテープ等の記録媒体を、左右
眼球用に２組用意する必要がないという点で、コスト的
に有利である。また、図６に二点鎖線で包囲した分配器
３０およびスイッチ３１より成る回路を上記構成に追加
して、二次元映像信号が入力されたときスイッチ３１を
分配器３０側へ切り替えることにより左右の液晶モジュ
ール２０で同一映像表示を行い、三次元映像信号が入力
されたときスイッチ３１を切替回路１７側へ切り替える
ことにより左右の液晶モジュール２０で交互に映像表示
を行うようにすることもできる。
像信号を再生する再生装置や、その再生装置で再生する
映像信号を記録されているテープ等の記録媒体を、左右
眼球用に２組用意する必要がないという点で、コスト的
に有利である。また、図６に二点鎖線で包囲した分配器
３０およびスイッチ３１より成る回路を上記構成に追加
して、二次元映像信号が入力されたときスイッチ３１を
分配器３０側へ切り替えることにより左右の液晶モジュ
ール２０で同一映像表示を行い、三次元映像信号が入力
されたときスイッチ３１を切替回路１７側へ切り替える
ことにより左右の液晶モジュール２０で交互に映像表示
を行うようにすることもできる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記回路の追加により
二次元映像信号入力および三次元映像信号入力の双方に
おいて映像表示し得る映像表示装置を構成した場合、二
次元映像表示／三次元映像表示の切り替えは使用者が行
うので、表示すべき映像信号と選択された映像表示モー
ドが一致しない場合がある。その場合、例えば図４
（ｂ）に示すような二次元映像信号を三次元映像表示モ
ードで表示したときは左右眼球の夫々において１フィー
ルドおきに映像が表示されて解像度の低下を招き、逆に
三次元映像信号を二次元映像表示モードで表示したとき
は左右眼球の夫々において図４（ａ）に示すような１フ
ィールド毎に激しく変化する映像が連続的に表示され
て、映像表示装置としての機能を発揮しないばかりでな
く観察者の眼球に対し悪影響を与えてしまう。さらに、
二次元映像信号中に部分的に三次元映像信号が混在する
映像を表示する場合は、信号が切り替わる度に使用者が
スイッチ切替操作を行う必要があり、操作が煩雑にな
る。
二次元映像信号入力および三次元映像信号入力の双方に
おいて映像表示し得る映像表示装置を構成した場合、二
次元映像表示／三次元映像表示の切り替えは使用者が行
うので、表示すべき映像信号と選択された映像表示モー
ドが一致しない場合がある。その場合、例えば図４
（ｂ）に示すような二次元映像信号を三次元映像表示モ
ードで表示したときは左右眼球の夫々において１フィー
ルドおきに映像が表示されて解像度の低下を招き、逆に
三次元映像信号を二次元映像表示モードで表示したとき
は左右眼球の夫々において図４（ａ）に示すような１フ
ィールド毎に激しく変化する映像が連続的に表示され
て、映像表示装置としての機能を発揮しないばかりでな
く観察者の眼球に対し悪影響を与えてしまう。さらに、
二次元映像信号中に部分的に三次元映像信号が混在する
映像を表示する場合は、信号が切り替わる度に使用者が
スイッチ切替操作を行う必要があり、操作が煩雑にな
る。
【０００５】本発明は、上述した問題に鑑みてなされた
ものであり、入力された二次元映像信号／三次元映像信
号を自動的に判別する映像信号判別装置と、その判別結
果を用いて二次元映像表示／三次元映像表示の切り替え
を自動的に行う映像表示自動切替装置とを提供すること
を目的とする。
ものであり、入力された二次元映像信号／三次元映像信
号を自動的に判別する映像信号判別装置と、その判別結
果を用いて二次元映像表示／三次元映像表示の切り替え
を自動的に行う映像表示自動切替装置とを提供すること
を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
の請求項１の映像信号判別装置は、入力された映像信号
から垂直ブランキング期間に対応する信号を抽出する信
号抽出手段と、抽出された信号の所定のラインに対応す
る信号に所定パルスが付加されているか否かを検出する
パルス検出手段と、前記所定パルスの付加の有無に基づ
いて入力された映像信号が二次元映像信号であるか三次
元映像信号であるかを判別する映像信号判別手段とを具
えて成ることを特徴とし、また、本発明の請求項２の映
像信号判別装置は、映像信号を１フィールド毎に入力す
る映像信号入力手段と、今回のフィールドの映像信号と
前回のフィールドの映像信号との差分信号を検出する第
１差分信号検出手段と、今回のフィールドの映像信号と
前々回のフィールドの映像信号との差分信号を検出する
第２差分信号検出手段と、前記第１差分信号検出手段お
よび第２差分信号検出手段からの差分信号に基づいて入
力された映像信号が二次元映像信号であるか三次元映像
信号であるかを判別する映像信号判別手段とを具えて成
ることを特徴とするものである。
の請求項１の映像信号判別装置は、入力された映像信号
から垂直ブランキング期間に対応する信号を抽出する信
号抽出手段と、抽出された信号の所定のラインに対応す
る信号に所定パルスが付加されているか否かを検出する
パルス検出手段と、前記所定パルスの付加の有無に基づ
いて入力された映像信号が二次元映像信号であるか三次
元映像信号であるかを判別する映像信号判別手段とを具
えて成ることを特徴とし、また、本発明の請求項２の映
像信号判別装置は、映像信号を１フィールド毎に入力す
る映像信号入力手段と、今回のフィールドの映像信号と
前回のフィールドの映像信号との差分信号を検出する第
１差分信号検出手段と、今回のフィールドの映像信号と
前々回のフィールドの映像信号との差分信号を検出する
第２差分信号検出手段と、前記第１差分信号検出手段お
よび第２差分信号検出手段からの差分信号に基づいて入
力された映像信号が二次元映像信号であるか三次元映像
信号であるかを判別する映像信号判別手段とを具えて成
ることを特徴とするものである。
【０００７】また、本発明の請求項３の映像表示自動切
替装置は、二次元映像信号を観察者の左右眼球の網膜上
に投影する二次元映像表示手段と、三次元映像信号を観
察者の左右眼球の網膜上に投影する三次元映像表示手段
と、前記二次元映像表示手段および三次元映像表示手段
を請求項１または２記載の映像信号判別装置の映像信号
判別手段の判別結果に基づいて選択的に作動させる映像
表示切替手段とを具え、二次元映像信号が入力されたと
き二次元映像表示を行い、三次元映像信号が入力された
とき三次元映像表示を行うようにしたことを特徴とする
ものである。
替装置は、二次元映像信号を観察者の左右眼球の網膜上
に投影する二次元映像表示手段と、三次元映像信号を観
察者の左右眼球の網膜上に投影する三次元映像表示手段
と、前記二次元映像表示手段および三次元映像表示手段
を請求項１または２記載の映像信号判別装置の映像信号
判別手段の判別結果に基づいて選択的に作動させる映像
表示切替手段とを具え、二次元映像信号が入力されたと
き二次元映像表示を行い、三次元映像信号が入力された
とき三次元映像表示を行うようにしたことを特徴とする
ものである。
【０００８】
【作用】本発明の請求項１の映像信号判別装置は、入力
された映像信号の垂直ブランキング期間に対応する信号
の所定のラインに対応する信号に所定パルスが付加され
ているか否かに基づいて入力された映像信号が二次元映
像信号／三次元映像信号のどちらであるかを判別し、請
求項２の映像信号判別装置は、１フィールド毎に入力さ
れた映像信号の今回のフィールドと前回のフィールドと
の差分信号および今回のフィールドと前々回のフィール
ドとの差分信号に基づいて入力された映像信号が二次元
映像信号／三次元映像信号のどちらであるかを判別する
から、入力された映像信号の自動判別が可能になる。
された映像信号の垂直ブランキング期間に対応する信号
の所定のラインに対応する信号に所定パルスが付加され
ているか否かに基づいて入力された映像信号が二次元映
像信号／三次元映像信号のどちらであるかを判別し、請
求項２の映像信号判別装置は、１フィールド毎に入力さ
れた映像信号の今回のフィールドと前回のフィールドと
の差分信号および今回のフィールドと前々回のフィール
ドとの差分信号に基づいて入力された映像信号が二次元
映像信号／三次元映像信号のどちらであるかを判別する
から、入力された映像信号の自動判別が可能になる。
【０００９】また、本発明の請求項３の構成は、上記請
求項１または２記載の映像信号判別装置の判別結果に基
づいて、映像表示切替手段が、二次元映像表示手段によ
り二次元映像信号を観察者の左右眼球の網膜上に投影し
たり、三次元映像表示手段により三次元映像信号を観察
者の左右眼球の網膜上に投影したりするから、入力され
た映像信号に対応させて二次元映像表示／三次元映像を
行うことができる。
求項１または２記載の映像信号判別装置の判別結果に基
づいて、映像表示切替手段が、二次元映像表示手段によ
り二次元映像信号を観察者の左右眼球の網膜上に投影し
たり、三次元映像表示手段により三次元映像信号を観察
者の左右眼球の網膜上に投影したりするから、入力され
た映像信号に対応させて二次元映像表示／三次元映像を
行うことができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図１は本発明の第１実施例の映像信号判別装
置および映像表示自動切替装置を組合せた映像表示装置
の構成を示すブロック図である。この第１実施例は、図
示しない映像信号再生装置から映像信号を入力される映
像信号判別装置１と、映像信号判別装置１からの映像信
号判別情報を入力される映像表示自動切替装置２とから
成る。
説明する。図１は本発明の第１実施例の映像信号判別装
置および映像表示自動切替装置を組合せた映像表示装置
の構成を示すブロック図である。この第１実施例は、図
示しない映像信号再生装置から映像信号を入力される映
像信号判別装置１と、映像信号判別装置１からの映像信
号判別情報を入力される映像表示自動切替装置２とから
成る。
【００１１】映像信号判別装置１は、前記映像信号を２
つに分岐した内の一方を１フィールド分ずつ入力されて
水平同期信号ｈＳＹＮＣを取り出すシンクセパレータ
（ＳＹＮＣＳＥＰ）３と、シンクセパレータ３からの水
平同期信号ｈＳＹＮＣをカウントするカウンタ４と、カ
ウンタ４のカウントが所定値になった時点のシンクセパ
レータ３を介して入力された映像信号の信号強度を調査
して所定パルスの付加の有無に応じて当該映像信号が二
次元映像信号か三次元映像信号かを判別して映像信号判
別情報（２Ｄ／３Ｄ）を出力するコンパレータ５とを具
えてなる。
つに分岐した内の一方を１フィールド分ずつ入力されて
水平同期信号ｈＳＹＮＣを取り出すシンクセパレータ
（ＳＹＮＣＳＥＰ）３と、シンクセパレータ３からの水
平同期信号ｈＳＹＮＣをカウントするカウンタ４と、カ
ウンタ４のカウントが所定値になった時点のシンクセパ
レータ３を介して入力された映像信号の信号強度を調査
して所定パルスの付加の有無に応じて当該映像信号が二
次元映像信号か三次元映像信号かを判別して映像信号判
別情報（２Ｄ／３Ｄ）を出力するコンパレータ５とを具
えてなる。
【００１２】映像表示自動切替装置２は、映像信号判別
装置１から映像信号判別情報（２Ｄ／３Ｄ）を入力され
るとともに前記映像信号を２つに分岐した内の他方を１
フィールド分ずつ入力されて二次元映像表示モード／三
次元映像表示モード間のスイッチングを行うスイッチ
（ソフトウエアスイッチ）６と、スイッチ６により二次
元映像表示モードに切り替えられたとき当該二次元映像
信号を分配する分配器７と、分配器７から分配された二
次元映像信号を夫々表示する表示パネル８Ｒ，８Ｌと、
スイッチ６により三次元映像表示モードに切り替えられ
たとき当該三次元映像信号を１フィールド毎に交互に表
示パネル８Ｌ，８Ｒに入力するフィールド切替回路９と
を具えて成る。
装置１から映像信号判別情報（２Ｄ／３Ｄ）を入力され
るとともに前記映像信号を２つに分岐した内の他方を１
フィールド分ずつ入力されて二次元映像表示モード／三
次元映像表示モード間のスイッチングを行うスイッチ
（ソフトウエアスイッチ）６と、スイッチ６により二次
元映像表示モードに切り替えられたとき当該二次元映像
信号を分配する分配器７と、分配器７から分配された二
次元映像信号を夫々表示する表示パネル８Ｒ，８Ｌと、
スイッチ６により三次元映像表示モードに切り替えられ
たとき当該三次元映像信号を１フィールド毎に交互に表
示パネル８Ｌ，８Ｒに入力するフィールド切替回路９と
を具えて成る。
【００１３】次に、この第１実施例の作用を、図２に例
示した映像信号が映像信号判別装置１および映像表示自
動切替装置２に入力された場合について説明する。二次
元映像信号／三次元映像信号は、図２に示すように、映
像表示を行わない垂直ブランキング期間に対応する信号
と、実際に表示を行う表示期間に対応する信号とで１フ
ィールドを構成し、それを繰り返すようになっており、
一般に、テレビ局からの電波や、ビデオ製作会社等で製
作されたビデオテープの形で提供される。
示した映像信号が映像信号判別装置１および映像表示自
動切替装置２に入力された場合について説明する。二次
元映像信号／三次元映像信号は、図２に示すように、映
像表示を行わない垂直ブランキング期間に対応する信号
と、実際に表示を行う表示期間に対応する信号とで１フ
ィールドを構成し、それを繰り返すようになっており、
一般に、テレビ局からの電波や、ビデオ製作会社等で製
作されたビデオテープの形で提供される。
【００１４】映像製作者は、電波で送信する時やビデオ
テープ等に記録する際に、当該映像信号が二次元映像信
号である場合にはそのまま送信または記録し、三次元映
像信号である場合には図示のような所定パルス（三次元
識別パルス）を当該映像信号の垂直ブランキング期間に
付加して送信または記録するものとする（なお、上記と
は逆に、二次元映像信号の場合に二次元識別パルスを付
加するようにしてもよい）。
テープ等に記録する際に、当該映像信号が二次元映像信
号である場合にはそのまま送信または記録し、三次元映
像信号である場合には図示のような所定パルス（三次元
識別パルス）を当該映像信号の垂直ブランキング期間に
付加して送信または記録するものとする（なお、上記と
は逆に、二次元映像信号の場合に二次元識別パルスを付
加するようにしてもよい）。
【００１５】このような映像信号を入力された映像信号
判別装置１は、ＳＹＮＣＳＥＰ３およびカウンタ４によ
り、垂直ブランキング期間の開始後所定カウントに達し
たときの信号の信号強度をコンパレータ５で調査して、
上記三次元識別パルスが付加されていなければ当該映像
信号を二次元映像信号と判別し、付加されていれば当該
映像信号を三次元映像信号と判別する。これにより、使
用者による操作を必要とせずに、入力された映像信号の
二次元／三次元の自動判別を実現することができる。
判別装置１は、ＳＹＮＣＳＥＰ３およびカウンタ４によ
り、垂直ブランキング期間の開始後所定カウントに達し
たときの信号の信号強度をコンパレータ５で調査して、
上記三次元識別パルスが付加されていなければ当該映像
信号を二次元映像信号と判別し、付加されていれば当該
映像信号を三次元映像信号と判別する。これにより、使
用者による操作を必要とせずに、入力された映像信号の
二次元／三次元の自動判別を実現することができる。
【００１６】また、この第１実施例では、映像表示自動
切替装置２で、上記映像信号判別装置１からの映像信号
判別情報を用いて、二次元映像信号と判別された場合に
はスイッチ６が分配器７を選択し、三次元映像信号と判
別された場合にはスイッチ６がフィールド切替回路９を
選択する表示モード切替を自動的に行うから、常時、入
力された映像信号と一致する表示モードで映像表示がな
されることになる。したがって、上述した従来例のよう
な、表示すべき映像信号と選択された映像表示モードが
一致しない場合の、解像度の低下の不具合、映像表示装
置として正常に機能しない不具合および観察者の眼球に
悪影響を与える不具合が生じることはない。さらに、二
次元映像信号中に部分的に三次元映像信号が混在する映
像を表示する場合には、使用者によるスイッチ切替操作
が不要になるので、特に好適である。
切替装置２で、上記映像信号判別装置１からの映像信号
判別情報を用いて、二次元映像信号と判別された場合に
はスイッチ６が分配器７を選択し、三次元映像信号と判
別された場合にはスイッチ６がフィールド切替回路９を
選択する表示モード切替を自動的に行うから、常時、入
力された映像信号と一致する表示モードで映像表示がな
されることになる。したがって、上述した従来例のよう
な、表示すべき映像信号と選択された映像表示モードが
一致しない場合の、解像度の低下の不具合、映像表示装
置として正常に機能しない不具合および観察者の眼球に
悪影響を与える不具合が生じることはない。さらに、二
次元映像信号中に部分的に三次元映像信号が混在する映
像を表示する場合には、使用者によるスイッチ切替操作
が不要になるので、特に好適である。
【００１７】なお、上記第１実施例では、映像信号判別
装置１からの映像信号判別情報を映像表示の自動切替に
用いているが、これに限定されるものではなく、例え
ば、二次元映像信号／三次元映像信号の判別情報に応じ
て、映像表示装置の音声再生をモノラル／ステレオ間で
切り替えたり、映像表示特性を二次元映像表示／三次元
映像表示に適する特性に切り替えるようにしてもよい。
装置１からの映像信号判別情報を映像表示の自動切替に
用いているが、これに限定されるものではなく、例え
ば、二次元映像信号／三次元映像信号の判別情報に応じ
て、映像表示装置の音声再生をモノラル／ステレオ間で
切り替えたり、映像表示特性を二次元映像表示／三次元
映像表示に適する特性に切り替えるようにしてもよい。
【００１８】図３は本発明の第２実施例の映像信号判別
装置および映像表示自動切替装置を組合せた映像表示装
置の構成を示すブロック図である。この第２実施例は、
映像信号判別装置の構成のみが第１実施例と相違し、映
像表示自動切替装置２は第１実施例と同一のものを用い
る。すなわち、図示しない映像信号再生装置等から映像
信号を入力される映像信号判別装置１０は、映像信号を
１フィールド毎に入力されて今回のフィールドの映像信
号と前回のフィールドの映像信号との差分信号を検出す
る第１差分信号検出回路１１と、今回のフィールドの映
像信号と前々回のフィールドの映像信号との差分信号を
検出する第２差分信号検出回路１２と、第１差分信号検
出回路１１および第２差分信号検出回路１２からの差分
信号に基づいて入力された映像信号が二次元映像信号で
あるか三次元映像信号であるかを判別するスイッチコン
トローラ１３とを具えて成る。
装置および映像表示自動切替装置を組合せた映像表示装
置の構成を示すブロック図である。この第２実施例は、
映像信号判別装置の構成のみが第１実施例と相違し、映
像表示自動切替装置２は第１実施例と同一のものを用い
る。すなわち、図示しない映像信号再生装置等から映像
信号を入力される映像信号判別装置１０は、映像信号を
１フィールド毎に入力されて今回のフィールドの映像信
号と前回のフィールドの映像信号との差分信号を検出す
る第１差分信号検出回路１１と、今回のフィールドの映
像信号と前々回のフィールドの映像信号との差分信号を
検出する第２差分信号検出回路１２と、第１差分信号検
出回路１１および第２差分信号検出回路１２からの差分
信号に基づいて入力された映像信号が二次元映像信号で
あるか三次元映像信号であるかを判別するスイッチコン
トローラ１３とを具えて成る。
【００１９】次に、この第２実施例の作用を、図４
（ａ）、（ｂ）に例示した映像信号が映像信号判別装置
１０および映像表示自動切替装置２に入力された場合に
ついて説明する。三次元映像信号（立体映像信号）は、
図４（ａ）に示すように視差のある左右眼球用フィール
ド画が交互に繰り返されるので、ｎフィールドの映像信
号および（ｎ＋１）フィールドの映像信号の間、（ｎ＋
１）フィールドの映像信号および（ｎ＋２）フィールド
の映像信号の間、（ｎ＋２）フィールドの映像信号およ
び（ｎ＋３）フィールドの映像信号の間で激しく変化す
る。一方、二次元映像信号は、図４（ｂ）に示すように
時間の経過とともに各フィールドの映像信号が比較的緩
やかに変化する。
（ａ）、（ｂ）に例示した映像信号が映像信号判別装置
１０および映像表示自動切替装置２に入力された場合に
ついて説明する。三次元映像信号（立体映像信号）は、
図４（ａ）に示すように視差のある左右眼球用フィール
ド画が交互に繰り返されるので、ｎフィールドの映像信
号および（ｎ＋１）フィールドの映像信号の間、（ｎ＋
１）フィールドの映像信号および（ｎ＋２）フィールド
の映像信号の間、（ｎ＋２）フィールドの映像信号およ
び（ｎ＋３）フィールドの映像信号の間で激しく変化す
る。一方、二次元映像信号は、図４（ｂ）に示すように
時間の経過とともに各フィールドの映像信号が比較的緩
やかに変化する。
【００２０】本実施例では、このような映像信号の経時
的変化の相違に基づいて二次元映像であるか三次元映像
であるかを自動判別する。すなわち、図４（ａ）、
（ｂ）に例示した各フィールドの特定ラインについて、
第１差分信号検出回路１１が今回のフィールド（ｎ）の
映像信号と前回のフィールド（ｎ＋１）の映像信号との
差分信号を検出し、第２差分信号検出回路１２が今回の
フィールド（ｎ）の映像信号と前々回のフィールド（ｎ
＋２）の映像信号との差分信号を検出する。ここで、当
該映像信号が図４（ａ）に示す三次元映像である場合に
はｎフィールドおよび（ｎ＋１）フィールドの間の差分
信号の信号強度は図５（ａ）に示すように大きくなり、
ｎフィールドおよび（ｎ＋２）フィールドの間の差分信
号の信号強度は小さくなる。一方、当該映像信号が図４
（ｂ）に示す二次元映像である場合にはｎフィールドお
よび（ｎ＋１）フィールドの間の差分信号、ならびにｎ
フィールドおよび（ｎ＋２）フィールドの間の差分信号
の信号強度は、図５（ｂ）に示すように共に小さくな
る。
的変化の相違に基づいて二次元映像であるか三次元映像
であるかを自動判別する。すなわち、図４（ａ）、
（ｂ）に例示した各フィールドの特定ラインについて、
第１差分信号検出回路１１が今回のフィールド（ｎ）の
映像信号と前回のフィールド（ｎ＋１）の映像信号との
差分信号を検出し、第２差分信号検出回路１２が今回の
フィールド（ｎ）の映像信号と前々回のフィールド（ｎ
＋２）の映像信号との差分信号を検出する。ここで、当
該映像信号が図４（ａ）に示す三次元映像である場合に
はｎフィールドおよび（ｎ＋１）フィールドの間の差分
信号の信号強度は図５（ａ）に示すように大きくなり、
ｎフィールドおよび（ｎ＋２）フィールドの間の差分信
号の信号強度は小さくなる。一方、当該映像信号が図４
（ｂ）に示す二次元映像である場合にはｎフィールドお
よび（ｎ＋１）フィールドの間の差分信号、ならびにｎ
フィールドおよび（ｎ＋２）フィールドの間の差分信号
の信号強度は、図５（ｂ）に示すように共に小さくな
る。
【００２１】このような差分信号の信号強度の相違に着
目して、スイッチコントローラ１３は、第１差分信号検
出回路１１からの差分信号が所定信号強度ＶH よりも大
きく、かつ第２差分信号検出回路１２からの差分信号が
所定信号強度ＶL よりも小さい場合には、入力された映
像信号が三次元映像信号であると判別し、それ以外の場
合は入力された映像信号が二次元映像信号であると判別
することができる。よって、この第２実施例は、第１実
施例と同様の映像信号判別装置の作用効果および映像表
示自動切替装置の作用効果が得られる上に、第１実施例
のように映像信号の送信時に三次元識別パルスを付加す
る必要がないという利点がある。
目して、スイッチコントローラ１３は、第１差分信号検
出回路１１からの差分信号が所定信号強度ＶH よりも大
きく、かつ第２差分信号検出回路１２からの差分信号が
所定信号強度ＶL よりも小さい場合には、入力された映
像信号が三次元映像信号であると判別し、それ以外の場
合は入力された映像信号が二次元映像信号であると判別
することができる。よって、この第２実施例は、第１実
施例と同様の映像信号判別装置の作用効果および映像表
示自動切替装置の作用効果が得られる上に、第１実施例
のように映像信号の送信時に三次元識別パルスを付加す
る必要がないという利点がある。
【００２２】なお、上記第２実施例においては、各フィ
ールドの特定ラインについて差分信号を検出してその信
号強度を見ているが、この特定ラインを１本ではなく複
数本としてもよい。また、上記第２実施例ではスイッチ
コントローラ１３が全てのフィールドについて差分信号
による判別を行うようにしているが、数フィールド毎に
差分信号による判別を行うようにしてもよい。
ールドの特定ラインについて差分信号を検出してその信
号強度を見ているが、この特定ラインを１本ではなく複
数本としてもよい。また、上記第２実施例ではスイッチ
コントローラ１３が全てのフィールドについて差分信号
による判別を行うようにしているが、数フィールド毎に
差分信号による判別を行うようにしてもよい。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように本発明の映像信号判
別装置によれば、入力された映像信号の垂直ブランキン
グ期間に対応する信号の所定のラインに対応する信号に
所定パルスが付加されているか否かに基づいて入力され
た映像信号が二次元映像信号／三次元映像信号のどちら
であるかを判別したり、１フィールド毎に入力された映
像信号の今回のフィールドと前回のフィールドとの差分
信号および今回のフィールドと前々回のフィールドとの
差分信号に基づいて入力された映像信号が二次元映像信
号／三次元映像信号のどちらであるかを判別するから、
入力された映像信号の自動判別が可能になる。また、本
発明の映像表示自動切替装置によれば、上記映像信号判
別装置の判別結果に基づいて、映像表示切替手段が、二
次元映像表示手段により二次元映像信号を観察者の左右
眼球の網膜上に投影したり、三次元映像表示手段により
三次元映像信号を観察者の左右眼球の網膜上に投影した
りするから、入力された映像信号に対応させて二次元映
像表示／三次元映像を行うことができる。
別装置によれば、入力された映像信号の垂直ブランキン
グ期間に対応する信号の所定のラインに対応する信号に
所定パルスが付加されているか否かに基づいて入力され
た映像信号が二次元映像信号／三次元映像信号のどちら
であるかを判別したり、１フィールド毎に入力された映
像信号の今回のフィールドと前回のフィールドとの差分
信号および今回のフィールドと前々回のフィールドとの
差分信号に基づいて入力された映像信号が二次元映像信
号／三次元映像信号のどちらであるかを判別するから、
入力された映像信号の自動判別が可能になる。また、本
発明の映像表示自動切替装置によれば、上記映像信号判
別装置の判別結果に基づいて、映像表示切替手段が、二
次元映像表示手段により二次元映像信号を観察者の左右
眼球の網膜上に投影したり、三次元映像表示手段により
三次元映像信号を観察者の左右眼球の網膜上に投影した
りするから、入力された映像信号に対応させて二次元映
像表示／三次元映像を行うことができる。
【図１】本発明の第１実施例の映像信号判別装置および
映像表示自動切替装置を組合せた映像表示装置の構成を
示すブロック図である。
映像表示自動切替装置を組合せた映像表示装置の構成を
示すブロック図である。
【図２】第１実施例の映像信号判別装置および映像表示
自動切替装置に入力される映像信号を例示する図であ
る。
自動切替装置に入力される映像信号を例示する図であ
る。
【図３】本発明の第２実施例の映像信号判別装置および
映像表示自動切替装置を組合せた映像表示装置の構成を
示すブロック図である。
映像表示自動切替装置を組合せた映像表示装置の構成を
示すブロック図である。
【図４】（ａ）、（ｂ）は、第２実施例の映像信号判別
装置および映像表示自動切替装置に入力される映像信号
を例示する図である。
装置および映像表示自動切替装置に入力される映像信号
を例示する図である。
【図５】（ａ）、（ｂ）は、上記映像信号を入力された
ときに第１、第２差分信号検出回路で検出される差分信
号を例示する図である。
ときに第１、第２差分信号検出回路で検出される差分信
号を例示する図である。
【図６】従来技術を説明するための図である。
１ 映像信号判別装置 ２ 映像表示自動切替装置 ３ シンクセパレータ（ＳＹＮＣＳＥＰ） ４ カウンタ ５ コンパレータ ６ スイッチ ７ 分配器 ８Ｒ，８Ｌ 表示パネル ９ フィールド切替回路 １０ 映像信号判別装置 １１ 第１差分信号検出回路 １２ 第２差分信号検出回路 １３ スイッチコントローラ
Claims (3)
- 【請求項１】 入力された映像信号から垂直ブランキン
グ期間に対応する信号を抽出する信号抽出手段と、抽出
された信号の所定のラインに対応する信号に所定パルス
が付加されているか否かを検出するパルス検出手段と、
前記所定パルスの付加の有無に基づいて入力された映像
信号が二次元映像信号であるか三次元映像信号であるか
を判別する映像信号判別手段とを具えて成ることを特徴
とする、映像信号判別装置。 - 【請求項２】 映像信号を１フィールド毎に入力する映
像信号入力手段と、今回のフィールドの映像信号と前回
のフィールドの映像信号との差分信号を検出する第１差
分信号検出手段と、今回のフィールドの映像信号と前々
回のフィールドの映像信号との差分信号を検出する第２
差分信号検出手段と、前記第１差分信号検出手段および
第２差分信号検出手段からの差分信号に基づいて入力さ
れた映像信号が二次元映像信号であるか三次元映像信号
であるかを判別する映像信号判別手段とを具えて成るこ
とを特徴とする、映像信号判別装置。 - 【請求項３】 二次元映像信号を観察者の左右眼球の網
膜上に投影する二次元映像表示手段と、三次元映像信号
を観察者の左右眼球の網膜上に投影する三次元映像表示
手段と、前記二次元映像表示手段および三次元映像表示
手段を請求項１または２記載の映像信号判別装置の映像
信号判別手段の判別結果に基づいて選択的に作動させる
映像表示切替手段とを具え、二次元映像信号が入力され
たとき二次元映像表示を行い、三次元映像信号が入力さ
れたとき三次元映像表示を行うようにしたことを特徴と
する、映像表示自動切替装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15696693A JPH0713544A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 映像信号判別装置およびそれを用いる映像表示自動切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15696693A JPH0713544A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 映像信号判別装置およびそれを用いる映像表示自動切替装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0713544A true JPH0713544A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15639220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15696693A Pending JPH0713544A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 映像信号判別装置およびそれを用いる映像表示自動切替装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713544A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2101494A3 (en) * | 1996-02-28 | 2009-11-04 | Panasonic Corporation | High-Resolution Optical Disk for Recording Stereoscopic Video, Optical Disk Reproducing Device and Optical Disk Recording Device |
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| WO2011039928A1 (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-07 | パナソニック株式会社 | 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 |
| JP2011133722A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Nec Casio Mobile Communications Ltd | 表示装置及びプログラム |
| KR101386810B1 (ko) * | 2007-09-07 | 2014-04-17 | 삼성전자주식회사 | 3차원 영상을 판별하기 위한 장치 및 방법 |
| JP2014212527A (ja) * | 2010-04-21 | 2014-11-13 | 日立マクセル株式会社 | 送受信システムおよび送受信方法 |
| JP2016226008A (ja) * | 2016-07-27 | 2016-12-28 | 日立マクセル株式会社 | 受信装置および受信方法 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP15696693A patent/JPH0713544A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020723 |