JP2007091344A - タバコ産業における商品の処理用自動機およびその相対的制御方法 - Google Patents

Abstract

【課題】安価に容易に提供するタバコ産業における商品の処理用自動機および関係する制御方法を提供することである。
【解決手段】本発明の自動機は、商品を生産するための、多数の材料が処理される生産ラインと、生産ラインに沿って置かれている多数の運転部材と、当該自動機の運転に関係しているデータ制御用制御ユニットと、レポートメッセージ；オペレータ介入リクエストメッセージ；生産カウンター；アナログおよびデジタル内部制御変数値；位置／速度信号；フォーマット変更リクエスト；移動先端リクエスト；および当該自動機の運転パラメータに属するデータを蓄えるメモリデバイスを有するユーザー・インターフェース・デバイスとを備えている。
【選択図】図２

Description

本発明はタバコ産業における商品の処理用自動機および当該自動機に関係する制御方法に関する。

本発明は、自動タバコ包装機械に役立てるために使用しても良く、次の記述は、あくまでも一例としてそれを参照する。

現在市販されている自動タバコ包装機械は、片側で包装機械の制御ユニットと連絡を取り、また他方では、オペレータと連絡を取るユーザー・インターフェース・デバイスからなっている。

オペレータとの連絡は、局部的、すなわちオペレータは、機械近くに体を置くか、あるいは離れていてもよい（ローカルのＴＣＰ／ＩＰプロトコルネットワークおよび／あるいはインターネットネットワークに亘り）。現在市販されているユーザー・インターフェース・デバイスは、履歴データ表からなるＳＱＬデータベースを用いており、その中で、特定のイベントのあいだに種々の制御変数により取られる値が、記憶される。より具体的には、履歴データ表は、全ての機械停止メッセージを記憶しており、すなわち、機械停止を生じるイベントに関して、また各機械停止メッセージに対して、通常は、メッセージが参照するイベントのタイプ、イベントに関連したいかなるパラメータ、機械停止開始日時、シフト同定コードおよび機械同定コードを記憶する。表中に存在するイベントに上書きするのと反対に、新しいイベントは、行列の端に追加され、また履歴データ表の妥当なサイズを維持するために、所定の閾値期間を過ぎて蓄えられたイベント（たとえば１ヶ月）定期的に削除されるというセンスで、履歴データ表は、行列をなして管理される。

履歴データ表に蓄えられた情報は、何が、実際に包装機械の停止の原因になったかを決めるには、必ずしも充分ではない。すなわち、包装機械に対する実際の問題の場合には、制御ユニットによる自動停止の前に、制御、調節およびメンテナンス目的で、オペレータにより、機械は、しばしば停止される。結果として、履歴データ表中での大抵の機械停止は、何が、オペレータをして機械停止をさせたのかを決める方法もなく、オペレータによる誘導として記録される。

さらに、機械が、異常信号に基づく制御ユニットにより停止されるときでも、何が、原因の下にあるのかという情報もなく、停止の原因のみが、知らされる。

本発明の目的は、前述の欠点を除去し、安価に容易に提供するタバコ産業における商品の処理用自動機および関係する制御方法を提供することである。

本発明によれば、独立請求項とその従属請求項に記載されているとおりの、タバコ産業における商品の処理用自動機および関係する制御方法を提供する。

本発明の限定的実施の態様は、添付図面を参照して、一例により記述されるであろう。

図１中の参照符号１は、概して、タバコの堅いパケット（小さな束）２を生産するための自動機械（以下、自動機ともいう）を示しており、その各々は、蝶番付きの蓋付き容器を定めるために、フォイルのシート５中に包まれたタバコ４の整然とした群３と、フォイルのシート５中に包まれたタバコ４の群３の周りに折りたたまれたブランク６からなる。Ｕ字型に折りたたまれたカラー７は、容器の開口したトップ端において、容器内に挿入され、蓋が閉められた位置になるときには、蓋の内側表面と噛み合う。

自動機１は、図１中の点線により示されかつ生産ライン１０に沿って配置された多数の作業台９を支持するフレーム８からなり、その各々は、それぞれ多数の運転デバイスからなっている。より具体的には、自動機１は、７つの作業台９すなわち、タバコ４の群３を形成するための台９ａ、フォイルのシート５を供給するための台９ｂ、タバコ４の群３の周りにフォイルのシート５を折りたたむための台９ｃ、ブランク６を供給するための台９ｄ、カラー７を供給するための台９ｅ、タバコ４の群３の周りでかつ以前折りたたまれたフォイルのシート５のトップ上にブランク６とカラー７を折りたたむための台９ｆ、およびパケット２を完成しかつ乾燥するための台９ｇからなる。

次は、図１に示すように、各作業台９の主な運転デバイスの記述をする。実際には、各作業台９は、図１では、詳細に示すことが出来ない追加の運転デバイスからなることは明白である。

タバコ４の群３を形成するための台９ａは、タバコ４の群３に対する多数の出口を持ったホッパー１１と、ホッパー１１からのタバコ４の群３を受け取る一連のポケット１３を持った形成コンベアー１２と、光学制御デバイスと移送輪１５からなる。

タバコ４の群３の周りにフォイルのシート５を折りたたむための台９ｃは、多数の折りたたみヘッド１７を持つ充填ホイール１６を含み、その各々は、移送輪１５からのタバコ４の群３を受け取り、供給台９ｂからのフォイルのシート５を受け取り、そして外部の折りたたみ部材の助けを借りて、タバコ４の群３の周りにフォイルのシート５を折りたたむ。

フォイルのシート５を供給するための台９ｂは、フォイルの連続ストリップを供給するフィードコンベアー１８と、連続ストリップからフォイルのシート５を切り取るためのカットデバイス１９と、包装輪１６にフォイルのシート５を供給するための供給ホイール２０とからなる。

タバコ４の群３の周りでかつ以前折りたたまれたフォイルのシート５のトップ上にブランク６とカラー７を折りたたむための台９ｆは、スプレーガムユニット２２に接続されかつ多数の折りたたみヘッド２３を持つ包装輪２１からなる。各折りたたみヘッド２３は、供給台９ｄからブランク６を受け取り、フォイルのシート５中に包まれたタバコ４の群３を、包装輪１６から受け取り、供給台９ｃからカラー７を受け取り、そしてフォイルのシート５に包まれたタバコ４の群３の周りにカラー７と共に、外部の折りたたみ部材の助けを借りて、ブランク６を折りたたむ。ブランク６が、フォイルのシート５に包まれたタバコ４の群３の周りに折りたたまれる前に、ガムユニット２２は、各折りたたみヘッド２３上のブランク６上に、熱可塑性の接着剤（あるいはホットメルト接着剤）の多数のスポットあるいは領域を堆積させる。

ブランク６を供給するための台９ｄは、多量のブランク６を含む水平なホッパー２４と、供給ホイール２５とからなり、該供給ホイールは、ホッパー２４から各ブランク６を引き出し、また包装輪２１上の折りたたみヘッド２３に、ブランク６を供給する。

供給台９ｅは、概略的に高く示されておりまた基本的には、供給台９ｂに類似している。

タバコのパケット２を乾燥するための台９ｇは、移送および拒否輪２６と、乾燥コンベアー２７と、出力コンベアー２８と、制御台３０を定める光学制御デバイス２９とからなる。通常運転の時には、上述したように、該自動機１は、材料４、５、６、７（すなわち、タバコ４、フォイルのシート５、ブランク６およびカラー７）を加工して、特定の感性のある／機能性の特性のタバコのパケット２を生産する。

図２に示すように、包装機械１は、１つ以上のキャビネット３２（図２では１つのみ示している）中に収められかつ電線（図示していない）により包装機械１に接続されている外部制御ユニット３１からなっている。包装機械１は、多数のユーザーインターフェースあるいはいわゆる“ＨＭＩ”デバイス３３（図２１に１つのみ示している）からもなっており、各々は、包装機械１の近くに置かれており、あるいは（しばしば見られるケースであるが）包装機械１ノフレーム８に嵌めあわされる。各ユーザー・インターフェース・デバイス３３は、データ表示スクリーン（図２に示していない）を有する公知の工業コンピュータと、キーボードおよび／あるいは指示デバイスにより通常定められ、またいわゆるタッチスクリーン機能によりスクリーン中に集積されている入力デバイス（図２に示していない）からなっている。ユーザー・インターフェース・デバイス３３により、オペレータは、包装機械１の制御ユニット３１と交信できる。たとえば、コマンドおよび機械配置を入力すること、あるいは包装機械１の炎天状態を表示することなど（運転、停止、材料待機、緊急停止、警報）。

さらなるローカルのあるいは遠隔のコンピュータ３４は、イーサーネット（好ましくは、ＴＣＰ／ＩＰプロトコル）ネットワーク上で、ユーザー・インターフェース・デバイス３３に接続しても良いし、またオペレータにより、包装機械１の制御ユニット３１と交信しても良い。たとえば、コンピュータ３４ａは、包装機械の近くに置かれた、あるいは生産地域に置かれた工業用コンピュータであり；コンピュータ３４ｂは、包装機械１と同じ建物に置かれたオフィスコンピュータであり；コンピュータ３４ｃは、包装機械１からかなりの距離はなれて置かれているオフィスコンピュータである。コンピュータ３４ａおよび３４ｂは、イーサーネット／インターネットネットワーク上でユーザー・インターフェース・デバイス３３に単独で接続されており、一方コンピュータ３４ｃは、インターネットネットワーク上でユーザー・インターフェース・デバイス３３に接続されている。

ユーザー・インターフェース・デバイス３３は、包装機械１の制御ユニット３１と対話する（すなわち、双方でデータを交換する）第１通信デバイス３５と；ＳＱＬデータベースを提供するメモリデバイス３６と：ユーザーと対話する（すなわち、双方でデータを交換する）第２通信デバイス３７からなる。還元すれば、第１通信デバイス３５は、メモリデバイス３６中で／中に、データを読み取り／書き込みの双方を定期的に（すなわち、一定の所定の周期で）およびランダムに（すなわち、イベントの検出時に）行い、また同時に、第２通信デバイス３７は、メモリデバイス３６中で／中に、データを読み取り／書き込みの双方を実質的にランダムに（すなわち、オペレータが、ユーザーインターフェースを使用する決心をした時に）行う。

メモリデバイス３６のＳＱＬデータベースは、制御ユニット３１の制御変数／パラメータの現在値を蓄えている現在データ表３８と；特定のイベントが起きたときのある制御変数／パラメータの値を蓄えている履歴データ表３９とからなっている。現在データ表３８中の各値は、更新値が入手されるとすぐに更新値で上書きされるが、一方履歴データ表３９は、履歴データ表中に現存しているデータ項目に上書きされることに対向して、データ項目は、履歴データ表３９中の“行列の端”に追加されるというセンスの基に、行列管理される。妥当なサイズの履歴データ表３９を維持するために、所定の閾値期間（たとえば、１ヶ月）以上蓄えられたデータは、定期的に削除される。

履歴データ表３９は、次のクラス中にデータを蓄える。すなわち、
包装機械１の停止中に生じたエラーメッセージ；
他のメッセージ（レポート、交換を求めるオペレータ介入リクエスト、メンテナンス、調整、クリーニング）；
セイサンカウンター（生産されたパケット２の数、拒絶されたパケット２の数、各材料４、５、６、７の消費量）；
内部アナログ制御変数（メートル）（たとえば、ガムデバイス接着剤レベル、ガムデバイス接着剤温度、相殺デバイス充填レベル、潤滑油レベルおよび温度）；
内部デジタル制御変数（メートル）（たとえば、巻き戻しユニットピン上の新リール）位置／速度信号（エンコーダー）
フォーマット（ブランド）変更リクエスト；
移動先端リクエスト；
包装機械１の運転パラメータ

より具体的には、履歴データ表３９中の各データ項目に対して、データ項目同定名；データ項目に関連したイベントのタイプ；イベントに関連したいかなるパラメータ；イベント開始日時；イベント終了日時；およびイベントが、起こったシフトの同定コード；および包装機械１の同定コードが、記憶される。

上記の大抵のデータは、包装機械１の通常運転のあいだでの包装機械１の制御ユニット３１により、発せられ、一方フォーマット変更リクエストおよび包装機械１運転パラメータ変更リクエストが、ユーザー・インターフェース・デバイス３３を用いて、オペレータにより発生され、また移動先端リクエストが、作業シフトの終わりにユーザー・インターフェース・デバイス３３のメモリデバイス３６により、発生される。

包装機械１が、停止されると、位置／速度信号のみが、包装機械１の構成部品の位置を示し；また包装機械１が、運転されるときには、位置／速度信号のみが、構成部品の運転速度を示す。より具体的には、運転速度における何らかの重大な変更（すなわち、たとえば５ｒｐｍの所定の閾値を越えるとき）が、メモリ占有を最小限にしながら、運転速度時間パターンを再構築するために記録される。

デジタル内部変数に対して、変数値におけるいかなる変更も、メモリ占有を最小限にしながら、変数の時間パターンを再構築するために記録される。アナログ内部変数に対して、変数値におけるいかなる重大な変更も、メモリ占有を最小限にしながら、変数の時間パターンを再構築するために記録される。

履歴データ表３９中のデータは、第１表示モード（図４に示された例）あるいは第２グラフモード（図３に示された例）において、表示されても良い。

ユーザー・インターフェース・デバイス３３により、オペレータは、望みの表示モードを選択できるし、また各表示モードに対しては、表示用の特定のデータを選択することも出来る（たとえば、オペレータは、特定の個別データ項目を表示するために、あるいは同一クラスの、あるいは同一機械に関連したデータセットを表示するために、選択フィルターを挿入しても良い）。

テーブル表示モード（図４）では、履歴データ表３９中のデータあるいはその一部は、年代順にリストアップされ、すなわち、履歴データ表３９中のデータ・リストが、各データ項目のデータおよび時間の関数として、縦軸方向（上下）に配置され、またデータリストは、各データ項目の出発と終了の瞬間（したがって期間）を示すガンツ図（図４）と関連付けてもよい。たとえば、テーブル表示モードは、包装機械１のサービス（すなわち、オペレータのリクエスト）停止後に、オペレータにより実行される運転を決めるために、またサービス停止の直前に包装機械１の状態を決めるために、使用しても良い。サービス停止の直前の包装機械１の状態および／あるいはサービス停止後オペレータにより実行される運転から、サービス停止が、包装機械１上の問題（真のあるいは仮想の）結果として、リクエストされたかどうか、あるいは包装機械１上の問題に関連していないことを含む仕事を実行するようにリクエストされたかどうかを決定することが、可能である。

グラフ表示モード（図３）では、デカルトグラフは、履歴データ表３９中のデータの一部の時間パターンを示しており、また不均一データ、すなわち互いに直接関係していない物理量に関してのデータを表示しても良い（適当なスケール値を明白に使用して）。たとえば、デカルトグラフは、拒絶されたパケット２の数の時間パターンと同期した、また拒絶されたパケット２の数に対するガムユニット２２の接着剤温度における変更の衝撃（迅速なあるいは遅れた）を決定するために、ガムユニット２２の接着剤温度の時間パターンと同期した包装機械１の速度の時間パターンを示しても良い。

上述したようなデカルトグラフを用いて、ガムユニット２２の接着剤温度、すなわち拒絶されたパケット２の数を最小にする温度を、包装機械１の速度の関数として、経験的に求めることができる。

表示されたデータが、必ず残る適当な範囲を、一対の値により、求めることが可能になり、それ故に、表示できることになる。

テーブル表示モード（図４）およびグラフ表示モード（図３）の両方とも、異なったクラスにおけるデータの時間パターンを、同時に示すということを指摘するべきである。すなわち、データの異なったタイプのあるいはクラスの時間パターン、すなわち不均一データを、同一表示に示すことが可能である。

たとえば、温度の時間パターン、運転速度の時間パターン、および拒絶されたパケット２の数の時間パターンを、同時に表示しても良い。

それ故に、上述したように、履歴データ表３９中にデータを記憶しかつ履歴データ表３９中のデータを表示することにより、包装機械１のオペレータによる停止および自動停止に内在する状況を決定することが、可能になる。

提供された多数の利点が、与えられると、履歴データ表３９中のデータを記憶する方法および履歴データ表３９中のデータを表示する方法は、タバコのパケット２の周りに透明なプラスチック上包を作り出すためのセロファン包装機械、タバコのパケット２のカートンを生産するためのカートン作成機械、あるいはタバコ２の生産機械などの、タバコ産業における商品の処理用自動機の他のタイプのものに対して役立てるために、応用しても良い。

たとえば、タバコのパケット２の周りに透明なプラスチック上包を作り出すためのセロファン包装機械の場合には、拒絶されたパケット２の数に対するシール時間の変更の衝撃（即時あるいは遅延）を決定するために、デカルトグラフは、拒絶されたパケット２の数の時間パターンと同期された、またシールデバイスのシール温度の時間パターンと同期されたセロファン包装機械を示すことになる。上述したようなデカルトグラフを用いて、最適シール温度、すなわち拒絶されたパケット２の数を最小にする温度は、セロファン包装機械の速度の関数として、経験的に求めることが出来る（最適シール温度は、一般的に、セロファン包装機械の速度増加につれて、非線形的に増加する）。

本発明による自動タバコ包装機械の概略的正面図である。 図１（ａ）の自動タバコ包装機械の要部拡大図である。 図１（ａ）の自動タバコ包装機械の要部拡大図である。 図１の包装機械のユーザー・インターフェース・デバイスのブロック図を示す図である。 図２のユーザー・インターフェース・デバイスのグラフィック表示の写真である。 図２のユーザー・インターフェース・デバイスのグラフィック表示の写真である。

符号の説明

１ 自動機
２ 商品
４、５
６、７ 材料
１０ 生産ライン
３１ 制御ユニット
３３ ユーザー・インターフェース・デバイス
３４ オペレータステーション
３５ 第１通信デバイス
３６ メモリデバイス
３７ 第２通信デバイス
３８ 現在データ表
３９ 履歴データ表

Claims (21)

1. 商品（２）を生産するための、多数の材料（４、５、６、７）を処理する少なくとも１つの生産ライン（１０）と、該生産ライン（１０）に沿って設けられた多数の運転部材とを備えたタバコ産業における商品の処理用自動機（１）であって、
   当該自動機（１）の運転に関係しており、かつ、つぎのクラス、当該自動機（１）の自動停止をさせるエラーメッセージ、レポートメッセージ、生産カウンター、オペレータ介入リクエストメッセージ、アナログおよびデジタル内部制御変数値、位置／速度信号、フォーマット変更リクエスト、移動先端リクエスト、および自動機（１）の運転パラメータに属するデータ制御用制御ユニット（３１）と、
   制御ユニット（３１）に接続され、かつ自動機（１）の自動停止をさせるエラーメッセージに関係する情報を蓄えるメモリデバイス（３６）からなるユーザー・インターフェース・デバイス（３３）と
   を備え、
   前記メモリデバイス（３６）が、レポートメッセージ、オペレータ介入リクエストメッセージ、生産カウンター、アナログおよびデジタル内部制御変数値、位置／速度信号、フォーマット変更リクエスト、移動先端リクエスト、および自動機（１）の運転パラメータに属するデータを蓄える
   ことを特徴とする自動機。
2. 前記メモリデバイス（３６）が、自動機（１）の自動停止を生じるエラーメッセージ、レポートメッセージ、オペレータ介入リクエストメッセージ、アナログおよびデジタル内部制御変数値、位置／速度信号、フォーマット変更リクエスト、移動先端リクエスト、および自動機（１）の運転パラメータを蓄えることを特徴とする請求項１記載の自動機。
3. 前記生産カウンターが、生産された商品（２）の数のカウンターと、拒絶された商品（２）の数のカウンターと、各材料（４、５、６、７）の消費量のカウンターからなることを特徴とする請求項１または２記載の自動機。
4. 前記メモリデバイス（３６）より記録される全ての情報は、ユーザー・インターフェース・デバイス（３３）に接続されているオペレータステーション（３４）の手段により、オペレータにより発せられるフォーマット変更および移動先端リクエスト以外は、自動機（１）の制御ユニット（３１）により、発せられることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載の自動機。
5. 当該自動機（１）が停止されるときには、位置／速度信号が自動機（１）の構成部品の位置を示すのみであり、自動機（１）が運転中のときには、位置／速度信号は、構成部品の運転速度を示すのみであることを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載の自動機。
6. 当該自動機（１）が運転中のときには、前記メモリデバイス（３６）は、構成部品の運転速度における重大な変更を記録することを特徴とする請求項５記載の自動機。
7. 前記構成部品の運転速度の変更が、所定の閾値以上であるときには、重大であると考えられることを特徴とする請求項６記載の自動機。
8. 前記メモリデバイス（３６）は、デジタル内部制御変数におけるいかなる変化をも記録し、アナログ内部制御変数におけるいかなる重大な変更をも記録することを特徴とする請求項１〜７のいずれか１項に記載の自動機。
9. 前記アナログ内部制御変数における変更が、所定の閾値以上であるときには、重大であると考えられることを特徴とする請求項８記載の自動機。
10. 前記ユーザー・インターフェース・デバイス（３３）は、同一のグラフィックディスプレイ中で、異なる不均一なクラス中のデータの時間パターンを表示するために設計されていることを特徴とする請求項１〜９のいずれか１項に記載の自動機。
11. 前記ユーザー・インターフェース・デバイス（３３）は、第１表示モードにある履歴データ表（３９）中のデータを表示し、その中では、履歴データ表（３９）中のデータの少なくとも一部は、年代順にリストアップされていることを特徴とする請求項１０記載の自動機。
12. 前記ユーザー・インターフェース・デバイス（３３）は、スタートの瞬間と各データ項目の終わりの瞬間を示すデータリストのガントチャートに関連していることを特徴とする請求項１１記載の自動機。
13. 前記ユーザー・インターフェース・デバイス（３３）は、第２グラフモードにあるＡ履歴データ表（３９）中のデータを表示し、その中では、デカルトグラフは、履歴データ表（３９）中の多数のデータの時間パターンを示していることを特徴とする請求項１０〜１２のいずれか１項に記載の自動機。
14. 前記ユーザー・インターフェース・デバイス（３３）は、当該自動機（１）の制御ユニット（３１）と対話する第１通信デバイス（３５）と、データベースを提供するメモリデバイス（３６）と、オペレータと対話する第２通信デバイス（３７）とからなることを特徴とする請求項１〜１３のいずれか１項に記載の自動機。
15. 前記第１および第２通信デバイス（３５、３７）は、前記メモリデバイス（３６）を経由して、互いに間接的にのみ対話していることを特徴とする請求項１４記載の自動機。
16. 前記データベース中には、記録される情報が巧くメモリされる履歴データ表（３９）と制御変数／パラメータの現在の値がメモリされる現在データ表（３８）が定義され、現在データ表（３８）中の各値は、更新値が得られるとすぐに更新値で上書きされることを特徴とする請求項１４または１５記載の自動機。
17. 前記履歴データ表（３９）は、列を作って管理され、新情報が現在の情報に上書きされることなく、表に追加されることを特徴とする請求項１６記載の自動機。
18. 商品（２）を生産するための、多数の材料（４、５、６、７）を処理する少なくとも１つの生産ライン（１０）と、生産ライン（１０）に沿って置かれている多数の運転部材とを備えたタバコ産業における商品の処理用自動機を制御する方法であって、当該自動機が、当該自動機（１）の運転に関係しており、かつ；自動機（１）の自動停止を生じるエラーメッセージ；レポートメッセージ；生産カウンター；オペレータ介入リクエストメッセージ；アナログおよびデジタル内部制御変数値；位置／速度信号；フォーマット変更リクエスト；移動先端リクエスト；および自動機（１）の運転パラメータに属するデータ制御用制御ユニット（３１）と、
    前記制御ユニット（３１）に接続され、かつ自動機（１）の自動停止を生じるエラーメッセージに関係する情報を蓄えるメモリデバイス（３６）からなるユーザー・インターフェース・デバイス（３３）からなり、
    前記方法は、該メモリデバイス（３６）の手段により、次のクラス：レポートメッセージ；オペレータ介入リクエストメッセージ；生産カウンター；アナログおよびデジタル内部制御変数値；位置／速度信号；フォーマット変更リクエスト；移動先端リクエスト；および自動機（１）の運転パラメータに属するデータを記憶する工程を含んでなる
    ことを特徴とするタバコ産業における商品の処理用自動機を制御する制御方法。
19. 異なる不均一なクラス中のデータの時間パターンは、同一のグラフ表示で表示されることを特徴とする請求項１８記載の方法。
20. 商品（２）を生産するために、多数の材料（４、５、６、７）を処理する少なくとも１つの生産ライン（１０）と、生産ライン（１０）に沿って置かれている多数の運転部材とを備えたタバコ産業における商品の処理用自動機であって、
    当該自動機（１）の運転に関係しており、かつ自動機（１）の自動停止を生じるエラーメッセージ；レポートメッセージ；生産カウンター；オペレータ介入リクエストメッセージ；アナログおよびデジタル内部制御変数値；位置／速度信号；フォーマット変更リクエスト；移動先端リクエスト；および自動機（１）の運転パラメータに属するデータ制御用制御ユニット（３１）と、
    前記制御ユニット（３１）に接続され、かつ自動機（１）の自動停止を生じるエラーメッセージに関係する情報を蓄えるメモリデバイス（３６）からなるユーザー・インターフェース・デバイス（３３）からなり、
    前記自動機（１）は、ユーザー・インターフェース・デバイス（３３）が、自動機（１）の制御ユニット（３１）と対話する第１通信デバイス（３５）と、データベースを提供するメモリデバイス（３６）と、オペレータと対話する第２通信デバイス（３７）とからなり、かつ第１および第２通信デバイス（３５、３７）は、メモリデバイス（３６）を経由して、互いに間接的にのみ対話していることを特徴とするタバコ産業における商品の処理用自動機。
21. 前記データベース中には、記録される情報が巧くメモリされる履歴データ表（３９）と制御変数／パラメータの現在の値がメモリされる現在データ表（３８）が、定義され；前記現在データ表（３８）中の各値は、更新値が得られるとすぐに更新値で上書きされることを特徴とする請求項２０記載の自動機。

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