JP2007091210A - ステアリングコラム装置 - Google Patents

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浩二 有原
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Abstract

【課題】チルトヘッドの揺動角度に関わらずステアリングホイールに対する操作レバーの位置が一定で、且つチルトヘッドの揺動角度に関わらず操作レバーの操作力及び操作ストロークも変化せずに、操作レバーの操作性が良い。
【解決手段】固定コラムジャケット2に伸縮自在に支持された可動コラムジャケット3と、可動コラムジャケット3に揺動自在に支持されたチルトヘッド4と、可動コラムジャケット3をロックするテレスコロック手段と、チルトヘッド4をロックするチルトロック手段と、チルトヘッド4に揺動自在に支持された操作レバー7と、操作レバー7の操作をテレスコロック手段とチルトロック手段に伝達する運動伝達機構8とを備え、運動伝達機構8は、可動コラムジャケット3に回転自在に支持された方向変換リンク15を有し、方向変換リンク15と操作レバー7間を連結する連結ピン19の位置をチルトヘッド4のほぼ揺動中心軸10上に設定した。
【選択図】図2

Description

本発明は、運転者の体型及び好みに合わせて最も運転し易いようにステアリングホイールの位置及び傾斜角度を調整できる機能を備えたステアリングコラム装置に関する。
この種の従来のステアリングコラム装置として、特許文献1に開示されたものが提案されている。このステアリングコラム装置100は、図18及び図19に示すように、車体に固定された固定コラムジャケット101と、この固定コラムジャケット101の軸方向Cに移動自在で、固定コラムジャケット101の先端側に伸縮自在に支持された可動コラムジャケット102と、可動コラムジャケット102の先端部に揺動中心軸110を中心に揺動自在に支持されたチルトヘッド103と、固定コラムジャケット101、可動コラムジャケット102及びチルトヘッド103内に回転自在に配置されると共に可動コラムジャケット102の伸縮に応じて伸縮自在で、且つ、チルトヘッド103の揺動に応じて揺動自在に支持されたコラムシャフト104と、コラムシャフト104の先端に固定され、チルトヘッド103の先端より突出されたステアリングホイール(図示せず)と、可動コラムジャケット102を固定コラムジャケット101にロックするテレスコロック手段111と、チルトヘッド103を可動コラムジャケット102にロックするチルトロック手段112と、チルトヘッド103に揺動軸113を支点として揺動自在に支持された操作レバー114と、この操作レバー114の操作をテレスコロック手段111とチルトロック手段112に伝達する運動伝達機構115とを備えている。
運動伝達機構115は、操作レバー114の他端に固定されたプッシャープレート116と、このプッシャープレート116の移動軌跡上に配置され、可動コラムジャケット102に支持されたプッシャーロッド117と、このプッシャーロッド117の移動によって回転され、可動コラムジャケット102に支持されたクランプシャフト118とを備え、クランプシャフト118によってテレスコロック手段111をアンロック状態とロック状態間に変位できるようになっている。又、運動伝達機構115は、操作レバー114に一体に設けられた突起片114aを備え、この突起片114aによってチルトロック手段112をアンロック状態とロック状態間に変位できるようになっている。
上記構成において、操作レバー114をレバーロック位置(図18の仮想線位置)からレバー解除位置(図18の実線位置)に操作すると、この変位が運動伝達機構115を介してテレスコロック手段111及びチルトロック手段112に伝達され、テレスコロック手段111及びチルトロック手段112が共にアンロック状態とされる。操作レバー114のレバー解除位置を保持しつつステアリングホイール(図示せず)を所望の方向に移動させるべく外力を作用すると、可動コラムジャケット102が固定コラムジャケット101に対して軸方向Cに移動し、又、チルトヘッド103が可動コラムジャケット102に対して揺動する。このようにして可動コラムジャケット102の伸縮位置、及び、チルトヘッド103の傾斜角度が可変し、ステアリングホイール(図示せず)の前後位置及び傾斜角度を所望の姿勢に調整できる。調整が完了すると、操作レバー114をレバー解除位置からレバーロック位置に戻すと、この変位が運動伝達機構115を介してテレスコロック手段111及びチルトロック手段112に伝達され、テレスコロック手段111及びチルトロック手段112が共にロック状態とされる。
この従来例によれば、単一の操作レバー114によってステアリングホイール(図示せず)の前後位置調整(テレスコ調整)と傾斜角度調整(チルト調整)を共に行うことができる。しかも、操作レバー114がチルトヘッド103に取り付られているため、図19にて実線と仮想線で示すように、ステアリングホイール(図示せず)の前後位置及び傾斜角度に関わらずステアリングホイール(図示せず)に対する操作レバー114の位置が一定であるため、操作性が良い。
特開2004−42878号公報
しかしながら、図19の実線及び仮想線で示すように、チルトヘッド103の揺動角度を可変すると、プッシャープレート116がプッシャーロッド117を押圧するポイントが変化する。このように押圧ポイントが変化すると操作レバー114の操作力が変化するため、この点では操作レバー114の操作性が悪いという問題がある。又、操作レバー114の操作力が一定でも操作ストロークが変化する場合も操作性が良いとは言えない。また、固定コラムジャケット101にテレスコロック手段111が設けられているため、クランプシャフト118とテレスコロック手段111との間にテレスコ操作による軸方向のストローク吸収部材が必要となり、部品点数の増加と構造の複雑化を招くことになる。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、チルトヘッドの揺動角度に関わらずステアリングホイールに対する操作レバーの位置が一定で、しかも、チルトヘッドの揺動角度に関わらず操作レバーの操作力及び操作ストロークも変化せず、操作レバーの操作性に優れたステアリングコラム装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、車体に固定された固定コラムジャケットと、この固定コラムジャケットの軸方向に移動自在で、前記固定コラムジャケットの先端側に伸縮自在に支持された可動コラムジャケットと、この可動コラムジャケットの先端部に揺動自在に支持されたチルトヘッドと、前記固定コラムジャケット、前記可動コラムジャケット及び前記チルトヘッド内に回転自在に配置されていると共に前記可動コラムジャケットの伸縮に応じて伸縮自在で、且つ前記チルトヘッドの揺動に応じて揺動自在に支持されたコラムシャフトと、前記可動コラムジャケットを前記固定コラムジャケットにロックするテレスコロック手段と、前記チルトヘッドを前記可動コラムジャケットにロックするチルトロック手段と、前記チルトヘッドに揺動自在に支持された操作レバーと、この操作レバーの操作を前記テレスコロック手段と前記チルトロック手段に伝達する運動伝達機構とを備え、前記操作レバーをレバーロック位置からレバー解除位置に操作すると、この変位が前記運動伝達手段を介して前記テレスコロック手段及びチルトロック手段に伝達され、前記テレスコロック手段及び前記チルトロック手段が共にアンロック状態とされることによって前記ステアリングホイールの軸方向位置及び傾斜角度を調整できるステアリングコラム装置において、前記運動伝達機構は、前記可動コラムジャケットに回転自在に支持された入力リンクを有し、この入力リンクと前記操作レバーの連結位置を前記チルトヘッドのほぼ揺動中心軸上に設定したことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のステアリングコラム装置であって、前記運動伝達機構の前記テレスコロック手段への運動伝達系は、前記入力リンクと同様に前記可動コラムジャケット側に支持された複数のリンク部材のみから構成されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載のステアリングコラム装置であって、前記テレスコロック手段は、前記運動伝達機構の出力リンクに連結され、前記固定コラムジャケットに移動自在に設けられたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載のステアリングコラム装置であって、前記テレスコロック手段は、前記運動伝達機構の前記出力リンクによって回転する回転軸と、この回転軸の回転によって前記可動コラムジャケットをロックするカム体と、前記回転軸の傾倒を阻止する軸保持プレートとを備えたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3記載のステアリングコラム装置であって、前記テレスコロック手段は、前記運動伝達機構の前記出力リンクによって回転する回転軸と、この回転軸の回転によって前記可動コラムジャケットをロックするカム体とを有し、前記可動コラムジャケットには前記回転軸の先端が挿入され、前記回転軸の傾倒を阻止する軸保持孔が設けられたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項3記載のステアリングコラム装置であって、前記テレスコロック手段は、前記運動伝達機構の前記出力リンクによって回転する回転軸と、この回転軸の回転によって前記可動コラムジャケットをロックするカム体と、前記回転軸の軸方向の位置を調整する位置調整手段とを備えたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6記載のステアリングコラム装置であって、前記位置調整手段は、前記回転軸の外周に回転自在で、且つ、軸方向に移動可能な調整ボルトと、この調整ボルトに螺入され、前記固定プレートに軸方向の位置が規制された調整ナットとから構成されたことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6記載のステアリングコラム装置であって、前記位置調整手段は、前記回転軸の外周に回転自在で、且つ、軸方向に移動可能な調整ボルトと、この調整ボルトと前記固定コラムジャケット側の固定プレートの双方の当接面に設けられ、前記調整ボルトの回転位置によって突き当たり高さ位置が可変する一対の傾斜突起部とを備えたことを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、チルトヘッドを揺動すると、チルトヘッドに追従して操作レバーも移動するため、操作レバーの位置が変化しない。又、チルトヘッドが揺動しても、操作レバーに連結された入力リンクが回転しないため、操作レバーの操作力及び操作ストロークが変化しない。以上より、チルトヘッドの揺動角度に関わらずステアリングホイールに対する操作レバーの位置が一定で、しかも、チルトヘッドの揺動角度に関わらず操作レバーの操作力及び操作ストロークも変化しないため、操作レバーの操作性に優れている。
又、チルトヘッドの揺動によって運動伝達機構が移動しないため、チルトロック手段やテレスコロック手段がアンロック状態やロック状態を緩める方向に移行することがなく、信頼性が向上する。
請求項2の発明によれば、運動伝達機構の構成を単純化できる。
請求項3の発明によれば、操作レバーの運動が確実にテレスコロック手段に伝達することができるため、操作の信頼性が向上する。また、リンク部材に軸方向のストローク吸収部材を設ける必要がないため、部品点数の削減、構造の簡素化が図れる。
請求項4の発明によれば、回転軸の傾倒を阻止できるため、運動伝達機構からの運動によって回転軸が確実に、且つ、スムーズに回転でき、操作性の向上になる。
請求項5の発明によれば、回転軸の傾倒を阻止できるため、運動伝達機構からの運動によって回転軸が確実に、且つ、スムーズに回転でき、部品点数を削減しつつ操作性の向上を図ることができる。
請求項6の発明によれば、回転軸の軸方向の位置を調整できるため、各種部材の寸法誤差、および組付け誤差が生じても適正なロック力によってロックすることができる。
請求項7の発明によれば、調整ボルトと調整ナット間のネジピッチによって位置調整するため、調整スパンを長く取ることができると共に微細な調整が可能である。
請求項8の発明によれば、調整ボルトと固定プレートとして傾斜突起部を付設したものを使用すれば良いため、少ない部品点数で位置調整手段を構成できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図6は本発明の第1実施形態を示し、図1はステアリングコラム装置の斜視図、図2はステアリングコラム装置の正面図、図3はステアリングコラム装置の下面図、図4はチルトロック手段の概略正面図、図5は図2のA−A線断面図、図6はロック解除状態のステアリングコラム装置の正面図である。
図1〜図3に示すように、ステアリングコラム装置1Aは、車体に固定された固定コラムジャケット2と、この固定コラムジャケット2の軸方向Cに移動自在で、固定コラムジャケット2の先端側に伸縮自在に設けられた可動コラムジャケット3と、可動コラムジャケット3の先端部に揺動中心軸10を中心に揺動自在に設けられたチルトヘッド4とを備えている。
固定コラムジャケット2、可動コラムジャケット3及びチルトヘッド4内には、コラムシャフト11が配置されている。コラムシャフト11は、回転自在であると共に、可動コラムジャケット3に応じて伸縮自在で、且つ、チルトヘッド4の揺動に応じて揺動自在に支持されている。コラムシャフト11の先端は、チルトヘッド4の先端より突出され、この突出箇所にはステアリングホイール(図示せず)が固定されている。
又、ステアリングコラム装置1Aは、可動コラムジャケット3を固定コラムジャケット2に対して軸方向Cに移動できないようにロックするテレスコロック手段5Aと、チルトヘッド4を可動コラムジャケット3に対して揺動できないようにロックするチルトロック手段6と、テレスコロック手段5A及びチルトロック手段6を操作するための単一の操作レバー7と、この操作レバー7の操作運動をテレスコロック手段5Aとチルトロック手段6に伝達する運動伝達機構8とを備えている。
操作レバー7は、チルトヘッド4に揺動軸12を支点として揺動自在に支持されており、レバーロック位置とレバー解除位置との間を変位する。運転者から見て遠い位置がレバーロック位置で、近い位置がレバー解除位置である。
運動伝達機構8は、チルトロック手段6への運動伝達系とテレスコロック手段5Aへの運動伝達系とから成る。チルトロック手段6への運動伝達系は、チルトヘッド4側に設けられており、操作レバー7に一体に形成された突起片7aと、この突起片7aに係合され、チルトヘッド4に揺動支点13を中心に揺動自在に支持された揺動リンク14とから構成されている。そして、この揺動リンク14によってチルトロック手段6をアンロック状態とロック状態間に変位できるようになっている。
又、テレスコロック手段5Aへの運動伝達系は、可動コラムジャケット3側に設けられており、操作レバー7のアーム部7bに連結ピン19で結合された入力リンクである方向変換リンク15と、この方向変換リンク15に一端がピン結合されたリニアリンク16と、このリニアリンク16の他端にピン結合された出力リンクである回転リンク17とから構成されている。そして、この回転リンク17によってテレスコロック手段5Aをアンロック状態とロック状態間に変位できるようになっている。方向変換リンク15は、可動コラムジャケット3に揺動軸18を介して揺動自在に支持されている。そして、方向変換リンク15と操作レバー7間を連結する連結ピン19の位置は、チルトヘッド4のほぼ揺動中心軸10上に設定されている。
チルトロック手段6は、図3及び図4に示すように、チルトヘッド4に支持軸20を介して回転自在に支持されたロックツース21と、可動コラムジャケット3に固定されたラチェット部材22とを有し、ロックツース21とラチェット部材22は、チルトヘッド4の揺動中心軸10を中心とする同一円周上にそれぞれ配置される円弧歯部21a,22aを有し、互いの円弧歯部21a,22a同士が互いに噛み合う方向(ロック位置側)にロックツース21が付勢されている。
つまり、操作レバー7がレバーロック位置からレバー解除位置に変位すると、この操作レバー7の変位によって揺動リンク14が図4のa矢印方向に揺動してロックツース21の円弧歯部21aがラチェット部材22の円弧歯部22aより離間してアンロック状態となる。操作レバー7がレバー解除位置からレバーロック位置に変位すると、この操作レバー7の変位によって揺動リンク14が図4のb矢印方向に揺動してロックツース21の円弧歯部21aがラチェット部材22の円弧歯部22aに噛み合うロック状態となる。
テレスコロック手段5Aは、図5に示すように、回転リンク17の先端部に固定された回転軸25と、この回転軸25の先端側が挿入される長孔26aを有する固定プレート26と、この固定プレート26内の長孔26a内に挿入された回転軸25に支持されたカム体27と、固定プレート26より外側位置で回転軸25を回転自在に保持する軸保持プレート28とを備えている。
固定プレート26内の固定コラムジャケット2には、固定コラムジャケット2の軸方向Cに延び、且つ、幅の広い第1スライド室29と、同じく固定コラムジャケット2の軸方向Cに延び、且つ、幅の狭い第2スライド室30が形成されている。第2スライド室30は、可動コラムジャケット3の外周面側に開口されている。カム体27は、第1スライド室29内に収容され、回転軸25に嵌合された円板カム27aと、第2スライド室30内に収容され、回転軸25に回転自在で、且つ、回転軸25の軸方向に僅かな距離だけ移動できる方形カム27bとから構成されている。
円板カム27aと方形カム27bの互いの接触面は波状のカム面としてそれぞれ構成され、相対的回転位置によって方形カム27bが可動コラムジャケット3を押圧したり、押圧しなかったりするように設定されている。円板カム27a及び方形カム27bは、可動コラムジャケット3が固定コラムジャケット2に対して軸方向Cに移動されると、第1スライド室29及び第2スライド室30を共にスライド移動する。そして、円板カム27aは、回転軸25の回転に追従して第1スライド室29内で回転するが、方形カム27bは、回転軸25が回転しても第2スライド室30内で回転しない。これによって円板カム27aと方形カム27b間の相対的回転位置が可変される。
軸保持プレート28は、その一端側が可動コラムジャケット3に固定されている。軸保持プレート28は、可動コラムジャケット3の外周を軸方向Cに沿って配置され、その他端側で回転軸25を傾倒しないように保持している。
つまり、操作レバー7がレバーロック位置からレバー解除位置に変位すると、この操作レバー7の変位によって方向変換リンク15、リニアリンク16、回転リンク17の順に図2の矢印方向に変位して、図6に示すように回転軸25が回転し、円板カム27aと方形カム27bの相対的な回転位置が可変される。この円板カム27aと方形カム27bの相対的な回転位置の変化によって、方形カム27bが可動コラムジャケット3を押圧しなくなってアンロック状態となる。操作レバー7がレバー解除位置からレバーロック位置に変位すると、この操作レバー7の変位によって方向変換リンク15、リニアリンク16、回転リンク17の順に逆変位して回転軸25が逆回転し、円板カム27aと方形カム27bの相対的回転位置が元に戻る。この円板カム27aと方形カム27bの相対的な回転位置の変化によって、方形カム27bが可動コラムジャケット3の外周面を押圧するロック状態となる。
次に、前記ステアリングコラム装置1Aのテレスコ・チルト調整作業を説明する。操作レバー7がレバーロック位置に位置するものとする。この状態にあって、図6に示すように、運転者が操作レバー7をレバーロック位置(図1及び図2実線位置)からレバー解除位置に操作すると、この操作レバー7の変位が運動伝達機構8を介してテレスコロック手段5A及びチルトロック手段6に伝達され、テレスコロック手段5A及びチルトロック手段6が共にアンロック状態とされる。操作レバー7のレバー解除位置を保持しつつステアリングホイール(図示せず)を所望の方向に移動するべく外力を作用すると、可動コラムジャケット3が固定コラムジャケット2に対して軸方向Cに移動し、又、チルトヘッド4が可動コラムジャケット3に対して上下方向Dに揺動する。このようにして可動コラムジャケット3の伸縮位置、及び、チルトヘッド4の傾斜角度が可変してステアリングホイール(図示せず)の前後位置及び傾斜角度を所望の姿勢に調整できる。調整が完了すると、操作レバー7をレバー解除位置からレバーロック位置に戻す。すると、操作レバー7の変位が運動伝達機構8を介してテレスコロック手段5A及びチルトロック手段6に伝達され、テレスコロック手段5A及びチルトロック手段6が共にロック状態とされる。
このテレスコ・チルト調整過程において、チルトヘッド4を揺動すると、チルトヘッド4に追従して操作レバー7も移動するため、チルトヘッド4に対する操作レバー7の位置が変化しない。又、方向変換リンク15と操作レバー7の連結位置(連結ピン19の位置)がチルトヘッド4のほぼ揺動中心軸10上にあるため、チルトヘッド4が揺動しても、操作レバー7に連結された方向変換リンク15が回転しない。従って、操作レバー7の連結位置が変位せず、操作力及び操作ストロークが変化しない。以上より、チルトヘッド4の揺動角度に関わらずステアリングホイール(図示せず)に対する操作レバー7の位置が一定で、しかも、チルトヘッド4の揺動角度に関わらず操作レバー7の操作力及び操作ストロークも変化しないため、操作レバー7の操作性に優れている。又、チルトヘッド4の揺動によって操作レバー7に対する運動伝達機構8の位置は移動しないため、チルトロック手段6やテレスコロック手段5Aがアンロック状態やロック状態を緩める方向に移行することがなく、信頼性が向上する。
この第1実施形態では、運動伝達機構8のテレスコロック手段5Aへの運動伝達系は、可動コラムジャケット3側に支持された方向変換リンク15とリニアリンク16と回転リンク17からなり、全てリンク部材にて構成されたので、運動伝達機構8の構成が単純である。
この第1実施形態では、テレスコロック手段5Aは、運動伝達機構8の出力リンク部材である回転リンク17に連結され、固定コラムジャケット2に移動自在に設けられたので、操作レバー7の操作運動を確実にテレスコロック手段5Aに伝達することができるため、操作の信頼性が向上する。また、テレスコロック手段5Aは、回転リンク17とリニアリンク16とともに固定コラムジャケット2に対し、軸方向に移動自在に設けられているため、コラムジャケットの間のストロークを吸収する機構を上記リンクに設ける必要がないため部品点数の削減、および構造の簡素化も図れる。
この第1実施形態では、テレスコロック手段5Aは、運動伝達機構8の回転リンク17によって回転する回転軸25と、この回転軸25の回転によって可動コラムジャケット3をロックするカム体27と、回転軸25の傾倒を阻止する軸保持プレート28とを備えたので、運動伝達機構8からの運動によって回転軸25が確実に、且つ、スムーズに回転するため、操作性の向上になる。
(第2の実施形態)
図7〜図10は本発明の第2実施形態を示し、図7はステアリングコラム装置の斜視図、図8はステアリングコラム装置の正面図、図9はステアリングコラム装置の下面図、図10は図8のB−B線断面図である。
図7〜図9に示すように、この第2実施形態のステアリングロック装置1Bは、前記第1実施形態のものと比較するに、テレスコロック手段5Bの構成のみが相違し、他の構成は同一であるため、同一構成箇所には同一符号を付してその説明を省略する。以下、テレスコロック手段5Bを異なる箇所を中心に説明する。
つまり、図10に詳しく示すように、テレスコロック手段5Bには、前記第1実施形態のように回転軸25の傾倒を阻止する軸保持プレートが設けられていない。その代わりに可動コラムジャケット3には軸の中心方向に延びる軸保持孔31が形成され、この軸保持孔31に回転軸25の先端が挿入されている。つまり、回転軸25は、軸保持孔31によってその傾倒を阻止するように構成されている。他のテレスコロック手段5Bの構成は、第1実施形態のものと同一であるため、図面の同一構成箇所に同一符号を付してその説明を省略する。
この第2実施形態においても、前記第1実施形態と同様に、チルトヘッド4の揺動角度に関わらずステアリングホイール(図示せず)に対する操作レバー7の位置が一定で、しかも、チルトヘッド4の揺動角度に関わらず操作レバー7の操作力及び操作ストロークも変化しないため、操作レバー7の操作性に優れている。又、チルトヘッド4の揺動によって運動伝達機構8が移動しないため、チルトロック手段6やテレスコロック手段5Bがアンロック状態やロック状態を緩める方向に移行することがなく、信頼性が向上する。
この第2実施形態では、テレスコロック手段5Bは、運動伝達機構8の出力リンクである回転リンク17によって回転する回転軸25と、この回転軸25の回転によって可動コラムジャケット3をロックするカム体27とを有し、可動コラムジャケット3には回転軸25の先端が挿入され、回転軸25の傾倒を阻止する軸保持孔31が設けられている。従って、運動伝達機構8からの運動によって回転軸25が確実に、且つ、スムーズに回転するとともに、第1実施形態で設けられていた軸保持プレート28が廃止でき、部品点数を削減しつつ操作性の向上を図ることができる。
(第3の実施形態)
図11〜図13は本発明の第3実施形態を示し、図11はテレスコロック手段の断面図、図12は図11の要部拡大図、図13はテレスコロック手段の分解斜視図である。
この第3実施形態のステアリングロック装置は、前記第1実施形態のものと比較するに、第2実施形態と同様にテレスコロック手段5Cの構成のみが相違する。
つまり、図11〜図13に示すように、テレスコロック手段5Cは、回転リンク17の先端部に固定された回転軸25と、この回転軸25の先端側が挿入される長孔26aを有する固定プレート26と、この固定プレート26内の長孔26a内に挿入された回転軸25に支持されたカム体40と、固定プレート26に対する回転軸25の軸方向の位置を調整する位置調整手段41Aとを備えている。
固定プレート26内側の固定コラムジャケット2には、固定コラムジャケット2の軸方向Cに延び、且つ、幅の広い第1スライド室29と、同じく固定コラムジャケット2の軸方向Cに延び、且つ、幅の狭い第2スライド室30が形成されている。第2スライド室30は、可動コラムジャケット3の外周面側に開口されている。カム体40は、第1スライド室29を臨む外側位置に配置され、回転軸25に嵌合された第1ボールカム板40aと、第1スライド室29及び第2スライド室30に亘って収容され、回転軸25に回転自在に支持され、且つ、回転軸25の軸方向に僅かな距離だけ移動できる第2ボールカム板40bと、第1及び第2ボールカム板40a、40b間に介在されたボール保持板40cと、このボール保持板40cに保持された複数のボール40dとから構成されている。
第1ボールカム板40aは、円板状であり、回転軸25の回転に追従して回転する。第2ボールカム板40bは、第2スライド室30に収容された部分が方形状であり、回転軸25の回転に追従して回転しない。第1ボールカム板40aと第2ボールカム板40bの互いの当接面は、波状のカム面40e、40fとしてそれぞれ構成され、相対的回転位置によって第2ボールカム板40bの軸方向の位置が変更される。
つまり、第1ボールカム板40a及び第2ボールカム板40bは、可動コラムジャケット3が固定コラムジャケット2に対して軸方向Cに移動されると、第1スライド室29及び第2スライド室30を共にスライド移動する。そして、回転軸25が回転されると、これに追従して第1ボールカム板40aは回転するが、第2ボールカム板40bは回転せず、回転軸25の軸方向に移動するため、これによって第1ボールカム板40aと第2ボールカム板40b間の相対的回転位置が可変される。この相対的回転位置の可変によって第2ボールカム板40bが可動コラムジャケット3の外周面を押圧するロック位置に、又は、可動コラムジャケット3の外周面より離間するロック解除位置に変移する。したがって、第3の実施形態においては、第1、2の実施形態とはカム体40の構造が異なり、ボール40dを用いている。これは、複数のリンクを引くために操作力が重くなってしまうが、ボール40dを用いることで、従来の摩擦抵抗が転がり抵抗になるため、第1、2の実施形態と比較して、第3実施形態の操作力を軽減することができる。
位置調整手段41Aは、回転軸25の外周に回転自在で、且つ、軸方向に移動可能な調整ボルト42と、この調整ボルト42に螺入され、固定プレート26の長孔26a内に挿入され、固定プレート26の軸方向に位置が規制された調整ナット43と、調整ボルト42に螺入され、調整ナット43の螺入位置を保持する緩み止めナット44とを備えている。調整ボルト42は、その一端側が第1ボールカム板40aにニードルベアリング45を介して支持され、且つ、他端側がストップリング46によって規制されることによって、回転軸25に組付けられた後は、回転軸25に対して回転自在で、且つ、軸方向に移動不能に装着されている。
テレスコロック手段5C以外の構成は、前記第1実施形態のものと同一であり、重複説明を回避するため、その説明を省略する。
図12に示すように、固定プレート26から第2ボールカム板40bの先端までの距離Lは、各種部材の寸法誤差及び組付け誤差等によってバラツキが発生し、距離Lにバラツキがあると適正なロック力によってテレスコロックができないという事態が想定される。しかし、この第3実施形態では、調整ボルト42と調整ナット43のいずれかを回転すると、ネジピッチによって調整ナット43に対する調整ボルト42の位置が移動し、調整ボルト42と一体に回転軸25が移動する。なお、調整ボルト42を移動させる際には、調整ナット43を緩め、調整ボルト42の一対の平坦面42aを掴んで調整ボルト42を移動させる。これによって回転軸25の軸方向の位置を調整できる。従って、固定プレート26から第2ボールカム板40bの先端までの距離Lにバラツキがある場合にも、適正なロック力によってテレスコロックができる。回転軸25の位置調整は、操作レバーをロック位置に位置させて行う。
この第3実施形態では、調整ボルト42と調整ナット43間のネジピッチによって位置調整できるため、調整スパンを長く取ることができると共に微細な調整が可能である。
(第4の実施形態)
図14〜図17は本発明の第4実施形態を示し、図14はテレスコロック手段の断面図、図15は図14の要部拡大図、図16(a)は図15のD−D線断面図、図16(b)は図16(a)のE−E線の拡大断面図、図17はテレスコロック手段の分解斜視図である。
この第4実施形態のステアリングロック装置は、前記第3実施形態のものと比較するに、テレスコロック手段5Dの位置調整手段41Bの構成のみが相違する。
つまり、図14〜図17に示すように、位置調整手段41Bは、回転軸25の外周に回転自在で、且つ、軸方向に移動可能に装着された調整ボルト47と、この調整ボルト47と固定プレート26の双方の当接面に一体に設けられた一対の傾斜突起部48,49と、調整ボルト47に螺入された緩み止めナット50とを備えている。調整ボルト47側の傾斜突起部48は、外周側の180度対向位置に設けられ、円周方向に沿って基本的に徐々に高くなる傾斜に設定されている。固定プレート26側の傾斜突起部49は、長孔26aの両周辺の全域に亘って連続的に設けられ、長孔26aの周端より遠ざかるに従って徐々に高くなる傾斜に設定されている。
他の構成は、前記第3実施形態のものと同一であるため、図面の同一構成箇所に同一符号を付して重複説明を省略する。
この第4実施形態では、調整ボルト47が回転されると、一対の傾斜突起部48,49が突き当たる高さ位置が可変される。この高さ変化分だけ調整ボルト47が軸方向に移動し、調整ボルト47と一体に回転軸25が移動する。これによって回転軸25の軸方向の位置を調整できる。従って、固定プレート26から第2ボールカム板40bの先端までの距離Lにバラツキがある場合にも、適正なロック力によってテレスコロックができる。尚、回転軸25の位置調整は、操作レバーをロック位置に位置させて行う。
この第4実施形態では、調整ボルト47と固定プレート26として傾斜突起部48,49を付設したものを使用すれば良いため、前記第3実施形態と較べて少ない部品点数で位置調整手段41Bを構成できる。
本発明の第1実施形態を示し、ステアリングコラム装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態を示し、ステアリングコラム装置の正面図である。 本発明の第1実施形態を示し、ステアリングコラム装置の下面図である。 本発明の第1実施形態を示し、チルトロック手段の概略正面図である。 本発明の第1実施形態を示し、図2のA−A線断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、ロック解除状態のステアリングコラム装置の正面図である。 本発明の第2実施形態を示し、ステアリングコラム装置の斜視図である。 本発明の第2実施形態を示し、ステアリングコラム装置の正面図である。 本発明の第2実施形態を示し、ステアリングコラム装置の下面図である。 本発明の第2実施形態を示し、図7のB−B線断面図である。 本発明の第3実施形態を示し、テレスコロック手段の断面図である。 本発明の第3実施形態を示し、図11の要部拡大図である。 本発明の第3実施形態を示し、テレスコロック手段の分解斜視図である。 本発明の第4実施形態を示し、テレスコロック手段の断面図である。 本発明の第4実施形態を示し、図14の要部拡大図である。 本発明の第4実施形態を示し、(a)は図15のD−D線断面図、(b)は図16(a)のE−E線の拡大断面図である。 本発明の第4実施形態を示し、テレスコロック手段の分解斜視図である。 従来例のステアリングコラム装置の下面図である。 従来例のステアリングコラム装置のチルトヘッドを揺動させた2状態を示す正面図である。
符号の説明
1A,1B ステアリングコラム装置
2 固定コラムジャケット
3 可動コラムジャケット
4 チルトヘッド
5A,5B,5C,5D テレスコロック手段
6 チルトロック手段
7 操作レバー
8 運動伝達機構
10 揺動中心軸
11 コラムシャフト
15 方向変換リンク(入力リンク)
17 回転リンク(出力リンク)
19 連結ピン
25 回転軸
26 固定プレート
27 カム体
28 軸保持プレート
31 軸保持孔
40 カム体
41A,41B 位置調整手段
42 調整ボルト
43 調整ナット
47 調整ボルト
48,49 傾斜突起部
C 固定コラムジャケットの軸方向
D チルトヘッドの上下方向

Claims (8)

  1. 車体に固定された固定コラムジャケットと、この固定コラムジャケットの軸方向に移動自在で、前記固定コラムジャケットの先端側に伸縮自在に支持された可動コラムジャケットと、この可動コラムジャケットの先端部に揺動自在に支持されたチルトヘッドと、前記固定コラムジャケット、前記可動コラムジャケット及び前記チルトヘッド内に回転自在に配置されると共に前記可動コラムジャケットの伸縮に応じて伸縮自在で、且つ、前記チルトヘッドの揺動に応じて揺動自在に支持されたコラムシャフトと、前記可動コラムジャケットを前記固定コラムジャケットにロックするテレスコロック手段と、前記チルトヘッドを前記可動コラムジャケットにロックするチルトロック手段と、前記チルトヘッドに揺動自在に支持された操作レバーと、この操作レバーの操作を前記テレスコロック手段と前記チルトロック手段に伝達する運動伝達機構とを備え、
    前記操作レバーをレバーロック位置からレバー解除位置に操作すると、この変位が前記運動伝達機構を介して前記テレスコロック手段及びチルトロック手段に伝達され、前記テレスコロック手段及び前記チルトロック手段が共にアンロック状態とされることによって前記ステアリングホイールの軸方向位置及び傾斜角度を調整できるステアリングコラム装置において、
    前記運動伝達機構は、前記可動コラムジャケットに回転自在に支持された入力リンクを有し、この入力リンクと前記操作レバーの連結位置を前記チルトヘッドのほぼ揺動中心軸上に設定したことを特徴とするステアリングコラム装置。
  2. 請求項1記載のステアリングコラム装置であって、
    前記運動伝達機構の前記テレスコロック手段への運動伝達系は、前記入力リンクと同様に前記可動コラムジャケット側に支持された複数のリンク部材のみから構成されたことを特徴とするステアリングコラム装置。
  3. 請求項2記載のステアリングコラム装置であって、
    前記テレスコロック手段は、前記運動伝達機構の出力リンクに連結され、前記固定コラムジャケットに移動自在に設けられたことを特徴とするステアリングコラム装置。
  4. 請求項3記載のステアリングコラム装置であって、
    前記テレスコロック手段は、前記運動伝達機構の前記出力リンクによって回転する回転軸と、この回転軸の回転によって前記可動コラムジャケットをロックするカム体と、前記回転軸の傾倒を阻止する軸保持プレートとを備えたことを特徴とするステアリングコラム装置。
  5. 請求項3記載のステアリングコラム装置であって、
    前記テレスコロック手段は、前記運動伝達機構の前記出力リンクによって回転する回転軸と、この回転軸の回転によって前記可動コラムジャケットをロックするカム体とを有し、前記可動コラムジャケットには前記回転軸の先端が挿入され、前記回転軸の傾倒を阻止する軸保持孔が設けられたことを特徴とするステアリングコラム装置。
  6. 請求項3記載のステアリングコラム装置であって、
    前記テレスコロック手段は、前記運動伝達機構の前記出力リンクによって回転する回転軸と、この回転軸の回転によって前記可動コラムジャケットをロックするカム体と、前記回転軸の軸方向の位置を調整する位置調整手段とを備えたことを特徴とするステアリングコラム装置。
  7. 請求項6記載のステアリングコラム装置であって、
    前記位置調整手段は、前記回転軸の外周に回転自在で、且つ、軸方向に移動可能な調整ボルトと、この調整ボルトに螺入され、前記固定プレートに軸方向の位置が規制された調整ナットとから構成されたことを特徴とするステアリングコラム装置。
  8. 請求項6記載のステアリングコラム装置であって、
    前記位置調整手段は、前記回転軸の外周に回転自在で、且つ、軸方向に移動可能な調整ボルトと、この調整ボルトと前記固定コラムジャケット側の固定プレートの双方の当接面に設けられ、前記調整ボルトの回転位置によって突き当たり高さ位置が可変する一対の傾斜突起部とを備えたことを特徴とするステアリングコラム装置。
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