JP2007091022A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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JP2007091022A JP2005282614A JP2005282614A JP2007091022A JP 2007091022 A JP2007091022 A JP 2007091022A JP 2005282614 A JP2005282614 A JP 2005282614A JP 2005282614 A JP2005282614 A JP 2005282614A JP 2007091022 A JP2007091022 A JP 2007091022A
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Masaru Ohira
優 大平
Yasutoki Matsuno
安時 松野
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Abstract

【課題】 荷物の形状や状態に関わらず、より容易かつ気軽に荷物を積載することができる鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】 自動二輪車10は、リアデッキ100を備える。リアデッキ100は、底面部101a,102a、及び底面部101a,102aから立ち上がる前壁部102b、側壁部103L,103Rを含む。リアデッキ100は、上方に開口し、リアデッキ100の後端は、後輪60よりも後方に位置する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車体後部に配設された荷物積載部と、荷物積載部の近傍に配設された後輪とを備える鞍乗型車両に関する。
従来、自動二輪車など、ライダーが鞍に跨るような運転姿勢をとる鞍乗型車両では、後端部に比較的容量の大きなトランク(荷物積載部)を備える方法が広く採用されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなトランクには、蓋体が設けられており、蓋体が閉じられることによって、荷物を収容する閉空間が形成される。
特開平10−24882号公報(第2−3頁、第2図)
しかしながら、上述した鞍乗型車両の従来のトランクには、次のような問題があった。すなわち、鞍乗型車両には、泥などで汚れている荷物や濡れている荷物を積載しなければならない場合が有り得る。このような荷物を従来のトランクに積載すると、トランクの内部が汚れたり、濡れたりするので都合が悪い。さらに、トランクの内部が汚れたり濡れたりすると、一般的にトランクの開口面積があまり広くないため、掃除が面倒である。
また、鞍乗型車両には、比較的長尺な荷物を積載しなければならない場合も有り得る。このような荷物を従来のトランクに積載しようとすると、トランクの車両前後方向の長さが制限されていること及び蓋体が設けられているため、蓋体を閉じることができず、長尺な荷物を積載することができないといった問題があった。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、荷物の形状や状態に関わらず、より容易かつ気軽に荷物を積載することができる鞍乗型車両を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、車体後部に配設された荷物積載部(リアデッキ100)と、前記荷物積載部の近傍に配設された後輪(後輪60)とを備える鞍乗型車両(自動二輪車10)であって、前記荷物積載部は、上方に開口し、底面部分(底面部101a,102a)と、前記底面部分から立ち上がる壁部分(後壁部101b、前壁部102b及び側壁部103L,103R)とを含み、前記荷物積載部の後端(後壁部101b)は、前記後輪よりも後方に位置することを要旨とする。
このような鞍乗型車両によれば、荷物積載部は蓋体などを具備しないため、蓋体などを開閉することなく、荷物をより容易に積載することができる。さらに、壁部分が設けられるため、荷物積載部に積載した荷物が脱落することもない。
また、荷物積載部に汚れた荷物や濡れた荷物を積載した場合でも、荷物積載部は上方に開口しているため、水洗いなどもでき、掃除が容易である。つまり、荷物積載部に汚れた荷物や濡れた荷物などでも気軽に積載することができる。
さらに、荷物積載部の後端は、後輪よりも後方に位置する。このため、荷物積載部の車両前後方向の長さを確保することができ、比較的長尺な荷物を積載することができる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記荷物積載部と別の下部荷物積載部(リアトランク200)をさらに備え、前記下部荷物積載部は、前記荷物積載部の下方に配設されることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、前記底面部分は、平板形状であり、前記下部荷物積載部は、前記底面部分の下面に当接し、前記下部荷物積載部の側壁(側壁201L,201R)は、車幅方向において前記荷物積載部の側壁(側壁部103L,103R)と略同じ位置に形成されることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、前記底面部分は、第1底面(底面部101a)と、前記第1底面の前方に位置する第2底面(底面部102a)とを含み、前記第1底面と前記第2底面と連結するヒンジ部(ヒンジ104)をさらに備え、前記下部荷物積載部の上面は、前記第1底面によって覆われ、前記第1底面は、前記ヒンジ部によって開閉可能に構成されることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、車体フレーム(車体フレーム50)と、前記車体フレームから後方に向けて延びるブラケット(ブラケット51L,51R)とをさらに備え、前記下部荷物積載部は、前記ブラケットによって支持されることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第5の特徴に係り、前記ブラケットは、車幅方向に沿って配設される一対のブラケット(ブラケット51L,51R)を含み、前記下部荷物積載部は、前記一対のブラケットの間に配設され、前記一対のブラケットは、前記下部荷物積載部の側壁を固定する固定部(固定部51a)を有することを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第4の特徴に係り、前記第1底面と、前記第1底面の後端から立ち上がる前記壁部分である後壁部分(後壁部101b)とは、一体として形成され、前記第2底面と、前記第2底面の前端から立ち上がる前記壁部分である前壁部分(前壁部102b)とは、一体として形成されることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記荷物積載部を車幅方向外側から覆うサイドカバー(アッパーサイドカバー71L,71R)をさらに備え、前記サイドカバーは、車両前後方向に沿って延びる前記壁部分である側壁部分(側壁部103L,103R)の上端(上端103Lb,103Rb)を上方から覆う折返し部(折返し部71La,71Ra)を有することを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、本発明の第8の特徴に係り、前記折返し部の下端(下端71Lb,71Rb)は、前記側壁部分の上端と当接し、前記側壁部分は、前記上端よりも車幅方向外側に設けられる係止部(係止壁103La,103Ra)をさらに備え、前記係止部は、前記上端よりも上方に突出することを要旨とする。
本発明の第10の特徴は、本発明の第6の特徴に係り、前記下部荷物積載部を車幅方向外側から覆うサイドカバー(サイドカバー70L,70R及びアッパーサイドカバー71L,71R)をさらに備え、前記固定部は、前記サイドカバーによって覆われ、前記固定部に対応する前記サイドカバーの部分は、前記車幅方向外側に膨らんでいることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、荷物の形状や状態に関わらず、より容易かつ気軽に荷物を積載することができる鞍乗型車両を提供することができる。
次に、本発明に係る鞍乗型車両の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(鞍乗型車両の全体概略構成)
図1は、本実施形態に係る鞍乗型車両を構成する自動二輪車10の左側面図である。また、図2は、右斜め後方からの自動二輪車10の斜視図である。
図1及び図2に示すように、自動二輪車10は、前輪20及び後輪60を備え、エンジン(不図示)が発生する動力によって後輪60を駆動する。自動二輪車10には、車両前後方向における略中央にライダー及び同乗者が着座するシート40が設けられる。
自動二輪車10は、前部がボディカウル30によって、側部がサイドカバー70L,70R及びアッパーサイドカバー71L,71Rによって覆われる。また、自動二輪車10の後端部には、フラッシャー80L,80R及びテールプロテクタ90が取り付けられている。
自動二輪車10は、図示するように、いわゆるスクータ型の自動二輪車であり、全長が長く、車高が低いことが特徴である。自動二輪車10は、長い全長を活かし、前後方向に長いリアデッキ100(荷物積載部)を備える。
リアデッキ100は、車体後部、具体的にはシート40の後方に配設される。また、自動二輪車10は、リアデッキ100の近傍、具体的には、リアデッキ100の下部前方に後輪60が配設されるレイアウトを採用する。
図2に示すように、リアデッキ100は、ボトムプレート101、ボトムプレート102及び側壁部103L,103R(側壁部103Rは図2において不図示、図6参照)によって構成される。すなわち、リアデッキ100は、上方に大きく開口している。
ボトムプレート101(底面部101a)とボトムプレート102(底面部102a)とは、ヒンジ104によって連結される。ボトムプレート101は、ヒンジ104によって開閉可能に構成される。
ボトムプレート101の下方には、リアデッキ100と別のリアトランク200(図2において不図示、図3などを参照)が備えられる。
(荷物積載部及び下部荷物積載部の構成)
次に、図2〜図6を参照して、本発明の要部である荷物積載部及び下部荷物積載部の構成について説明する。本実施形態では、リアデッキ100は荷物積載部を構成し、リアトランク200が下部荷物積載部を構成する。
(1)全体構成
まず、図2〜図5を参照して、荷物積載部及び下部荷物積載部の全体構成について説明する。図2は、上述したように、右斜め後方からの自動二輪車10の斜視図である。図3は、車体フレーム50、リアデッキ100及びリアトランク200などを想像線で示した自動二輪車10の一部透視側面図である。
図4は、リアデッキ100及びリアトランク200が備えられる自動二輪車10の後部の拡大側面図である。図5は、リアデッキ100及びリアトランク200が備えられる自動二輪車10の後部の拡大平面図である。
図4に示すように、リアデッキ100を構成するボトムプレート101は、底面部101a(底面部分)と、底面部101aから立ち上がる後壁部101b(壁部分)とを有する。また、本実施形態では、ボトムプレート101は、後壁部101bに連なり、テールプロテクタ90まで延びる後端部101cを有する。
リアデッキ100を構成するボトムプレート102は、底面部102a(底面部分)と、底面部102aから立ち上がる前壁部102b(壁部分)とを有する。
すなわち、本実施形態では、リアデッキ100の底面部分は、底面部101a(第1底面)と、底面部101aの前方に位置する底面部102a(第2底面)とによって形成される。底面部101a及び底面部102aは、平板形状である。底面部102aには、リアデッキ100に溜まった水をリアデッキ100の外に排出する水抜き孔105が設けられる。
また、リアデッキ100の後端、具体的には、リアデッキ100の荷物積載部分の後端である後壁部101bは、後輪60よりも後方に位置する。
本実施形態では、底面部101aと、底面部101aの後端から立ち上がる壁部分である後壁部101bとは、ボトムプレート101として一体に形成される。同様に、底面部102aと、底面部102aの前端から立ち上がる壁部分である前壁部102bとは、ボトムプレート102として一体に形成される。
図3及び図4に示すように、リアデッキ100の下方には、リアトランク200が備えられる。リアトランク200は、所定の樹脂材料(例えば、ポリプロピレン)によって形成されており、リアデッキ100と比較すると、天地方向に深く、車両前後方向に短い箱状である。
図4に示すように、リアトランク200には、ヒンジ104を支点としてボトムプレート101を上方に回動させることによってアクセスすることができる。すなわち、リアトランク200の上面は、ボトムプレート101、具体的には、底面部101aによって覆われる。
リアトランク200は、車体フレーム50から後方に向けて延びるブラケット51L,51Rによって支持される。
ブラケット51Lは、略中央に上方向に盛り上がった山状部分を有する金属製の長板である。ブラケット51Lの前端は、ボルト52によって車体フレーム50に固定され、ブラケット51Lの山状部分は、ボルト53によって車体フレーム50に固定される。
また、ブラケット51Lは、リアトランク200の側壁201Lを固定する固定部51aを有する。なお、自動二輪車10の右側面に設けられるブラケット51Rは、ブラケット51Lと対称の形状を有し、ブラケット51Lと同様の方法によって車体フレーム50に固定される。
リアトランク200は、側壁201Lに取付部210Lを有する。また、リアトランク200は、側壁201R(図6参照)に取付部210Lと同様の形状である取付部210R(図6参照)を有する。リアトランク200は、取付部210L,210Rを介してブラケット51L,51Rの固定部51aに固定される。具体的には、側壁201L,201Rに設けられた取付部210L,210Rが、ボルト221及びナット222を用いて固定部51aに固定される。
(2)荷物積載部及び下部荷物積載部の断面形状
次に、図6を参照して、リアデッキ100、リアトランク200の車幅方向に沿った断面形状について説明する。図6は、図4に示したF6−F6方向の断面図である。
図6に示すように、リアデッキ100の車幅方向外側には、アッパーサイドカバー71L,71Rが配設される。つまり、アッパーサイドカバー71L,71Rは、リアデッキ100を車幅方向外側から覆う。
また、アッパーサイドカバー71L(71R)の下方には、アッパーサイドカバー71L(71R)と係合するサイドカバー70L(70R)が配設される。サイドカバー70L(70R)及びアッパーサイドカバー71L(71R)は、リアトランク200を車幅方向外側から覆う。
上述したように、リアデッキ100の下方にはリアトランク200が備えられる。リアトランク200は、底面部101aの下面に当接する。また、リアトランク200の側壁201L,201Rは、車幅方向においてリアデッキ100の側壁部103L,103Rと略同じ位置に形成される。
リアトランク200は、ブラケット51L,51Rの間に配設され、側壁201L,201Rに設けられた取付部210L,210Rが、ブラケット51L,51Rにそれぞれ固定される。
また、ブラケット51L(51R)、具体的には、ブラケット51L(51R)の固定部51a(図4参照)もサイドカバー70L(70R)及びアッパーサイドカバー71L(71R)によって覆われる。
ブラケット51L(51R)の固定部51aに対応するサイドカバー70L(70R)及びアッパーサイドカバー71L(71R)の部分は、車幅方向外側に膨らんでいる。
また、アッパーサイドカバー71L(71R)は、車両前後方向に沿って延びる側壁部103L(103R)の上端103Lb(103Rb)を上方から折返し部71La(71Ra)を有する。アッパーサイドカバー71L(71R)の下端71Lb(71Rb)は、上端103Lb(103Rb)と当接する。
また、側壁部103L(103R)は、上端103Lb(103Rb)よりも車幅方向外側に設けられる係止壁103La(103Ra)を備える。係止壁103La(103Ra)は、上端103Lb(103Rb)よりも上方に突出する。
係止壁103La(103Ra)は、折返し部71La(71Ra)の内面と当接し、下端71Lb(71Rb)が上端103Lb(103Rb)と当接するように折返し部71La(71Ra)を位置させる。
(作用・効果)
以上説明した本実施形態に係る自動二輪車10によれば、リアデッキ100は、上方に大きく開口した浅い箱状である。すなわち、リアデッキ100は、蓋体などを具備しないため、蓋体などを開閉することなく、荷物をより容易に積載することができる。さらに、後壁部101b、前壁部102b及び側壁部103L,103Rが設けられるため、リアデッキ100に積載した荷物が脱落することもない。
また、リアデッキ100に汚れた荷物や濡れた荷物を積載した場合でも、リアデッキ100は、上方に開口しているため、水洗いなどもでき、掃除が容易である。つまり、リアデッキ100に汚れた荷物や濡れた荷物などでも気軽に積載することができる。
さらに、リアデッキ100の後壁部101bは、後輪60よりも後方に位置する。このため、リアデッキ100の車両前後方向の長さを確保することができ、比較的長尺な荷物を積載することができる。
また、リアデッキ100の下方には、リアデッキ100と別のリアトランク200が配設される。このため、自動二輪車10の後部の空間、具体的には後輪60よりも後方の空間を活用して比較的天地方向に深い荷物積載領域を確保することができる。
さらに、リアトランク200は、底面部101aの下面に当接し、側壁201L,201Rは、車幅方向においてリアデッキ100の側壁部103L,103Rと略同じ位置に形成されるため、リアトランク200の容量を確保することができる。
また、リアトランク200の上面は、リアデッキ100を構成するボトムプレート101の底面部101aによって覆われる。つまり、底面部101aがリアトランク200の蓋体としての機能を兼ねるため、構成が簡素化され、リアトランク200の部品点数を削減することができる。
また、底面部101aと後壁部101bは、ボトムプレート101として一体に形成され、底面部102aと前壁部102bとは、ボトムプレート102として一体に形成される。このため、リアデッキ100の部品点数を削減することができる。
自動二輪車10によれば、リアトランク200は、車体フレーム50から延びるブラケット51L,51Rに支持される。つまり、車体フレーム50自体の前後方向の長さを延長する必要がないため、自動二輪車10の組立作業において、車体フレーム50の取回し性が損なわれることがない。
また、リアトランク200は、ブラケット51L,51Rの間に配設され、リアトランク200の側壁201L,201Rに設けられた取付部210L,201Rが、ブラケット51L,51Rにそれぞれ固定される。このため、リアトランク200の天地方向の深さをさらに拡大することができる。
自動二輪車10によれば、アッパーサイドカバー71L(71R)は、側壁部103L(103R)の上端103Lb(103Rb)を上方から覆う折返し部71La(71Ra)を有するため、リアデッキ100とアッパーサイドカバー71L(71R)との一体感を醸し出すことができる。また、上端103Lb(103Rb)が露出しないため、荷物をリアデッキ100に積載するときに、荷物と上端103Lb(103Rb)とが干渉することがない。
さらに、側壁部103L(103R)には、係止壁103La(103Ra)が備えられるため、折返し部71La(71Ra)の下端71Lb(71Rb)が、上端103Lb(103Rb)と重なる位置からずれてしまうことを防止できる。
また、ブラケット51L(51R)の固定部51aに対応するサイドカバー70L(70R)及びアッパーサイドカバー71L(71R)の部分は、車幅方向外側に膨らんでいるため、固定部51a及び取付部210R(210R)との空間が形成される。このため、当該空間を利用して、リアトランク200を容易に着脱することができる。
(その他の実施形態)
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した本発明の実施形態では、アッパーサイドカバー71L(71R)には折返し部71La(71Ra)が備えられるが、折返し部71La(71Ra)は必ずしも備えられなくてもよい。さらに、図7に示すように、サイドカバー70L(70R)及びアッパーサイドカバー71L(71R)とを一体に形成したサイドカバー72を用いてもよい。なお、図7は、図4に示したF6−F6方向におけるサイドカバー72、リアデッキ100及びリアトランク200の一部断面図である。
上述した本発明の実施形態では、リアデッキ100の下方にリアトランク200が配設されるが、自動二輪車10には、リアトランク200が設けられなくても構わない。
上述した本発明の実施形態では、自動二輪車10を例として説明したが、本発明は、他の鞍乗型車両(例えば、3輪や4輪を有する鞍乗型車両)にも、勿論適用することができる。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の左側面図である。 本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の右斜め後方からの斜視図である。 本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の一部透視側面図である。 本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の後部の拡大側面図である。 本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の後部の拡大平面図である。 本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の荷物積載部及び下部荷物積載部の車幅方向の断面図である。 本発明の変更例に係る鞍乗型車両の荷物積載部及び下部荷物積載部の車幅方向の一部断面図である。
符号の説明
10…自動二輪車、20…前輪、30…ボディカウル、40…シート、50…車体フレーム、51a…固定部、51L,51R…ブラケット、52,53…ボルト、60…後輪、70L,70R…サイドカバー、71L,71R…アッパーサイドカバー、71La,71Ra…折返し部、71Lb,71Rb…下端、80L,80R…フラッシャー、90…テールプロテクタ、100…リアデッキ、101…ボトムプレート、101a…底面部、101b…後壁部、101c…後端部、102…ボトムプレート、102a…底面部、102b…前壁部、103L,103R…側壁部、103La,103Ra…係止壁、103Lb,103Rb…上端、104…ヒンジ、105…水抜き孔、200…リアトランク、201L,201R…側壁、210L,210R…取付部、221…ボルト、222…ナット

Claims (10)

  1. 車体後部に配設された荷物積載部と、前記荷物積載部の近傍に配設された後輪とを備える鞍乗型車両であって、
    前記荷物積載部は、
    上方に開口し、
    底面部分と、前記底面部分から立ち上がる壁部分とを含み、
    前記荷物積載部の後端は、前記後輪よりも後方に位置する鞍乗型車両。
  2. 前記荷物積載部と別の下部荷物積載部をさらに備え、
    前記下部荷物積載部は、前記荷物積載部の下方に配設される請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記底面部分は、平板形状であり、
    前記下部荷物積載部は、前記底面部分の下面に当接し、
    前記下部荷物積載部の側壁は、車幅方向において前記荷物積載部の側壁と略同じ位置に形成される請求項2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記底面部分は、第1底面と、前記第1底面の前方に位置する第2底面とを含み、
    前記第1底面と前記第2底面と連結するヒンジ部をさらに備え、
    前記下部荷物積載部の上面は、前記第1底面によって覆われ、
    前記第1底面は、前記ヒンジ部によって開閉可能に構成される請求項2に記載の鞍乗型車両。
  5. 車体フレームと、
    前記車体フレームから後方に向けて延びるブラケットと
    をさらに備え、
    前記下部荷物積載部は、前記ブラケットによって支持される請求項2に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記ブラケットは、車幅方向に沿って配設される一対のブラケットを含み、
    前記下部荷物積載部は、前記一対のブラケットの間に配設され、
    前記一対のブラケットは、前記下部荷物積載部の側壁を固定する固定部を有する請求項5に記載の鞍乗型車両。
  7. 前記第1底面と、前記第1底面の後端から立ち上がる前記壁部分である後壁部分とは、一体として形成され、
    前記第2底面と、前記第2底面の前端から立ち上がる前記壁部分である前壁部分とは、一体として形成される請求項4に記載の鞍乗型車両。
  8. 前記荷物積載部を車幅方向外側から覆うサイドカバーをさらに備え、
    前記サイドカバーは、車両前後方向に沿って延びる前記壁部分である側壁部分の上端を上方から覆う折返し部を有する請求項1に記載の鞍乗型車両。
  9. 前記折返し部の下端は、前記側壁部分の上端と当接し、
    前記側壁部分は、前記上端よりも車幅方向外側に設けられる係止部をさらに備え、
    前記係止部は、前記上端よりも上方に突出する請求項8に記載の鞍乗型車両。
  10. 前記下部荷物積載部を車幅方向外側から覆うサイドカバーをさらに備え、
    前記固定部は、前記サイドカバーによって覆われ、
    前記固定部に対応する前記サイドカバーの部分は、前記車幅方向外側に膨らんでいる請求項6に記載の鞍乗型車両。
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