JP2007090424A - 連続鋳造用タンディッシュ - Google Patents

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【課題】溶鋼中の100μm以下の微細な介在物を十分に分離除去する。
【解決手段】連続鋳造用のタンディッシュ1において,取鍋11からの溶鋼Mの注入ノズル10と鋳型への溶鋼Mの流出口12との間の溶鋼流路Fに,上堰20と下堰21が設けられる。上堰20と下堰21は,溶鋼流路F上の同じ位置に上下方向に配置される。上堰20と下堰21との間には,溶鋼Mが通過するスリット22が形成される。スリット22の開口面積は,湯面が最高水位となる最大溶鋼流路断面積の20%以下になるように設定される。
【選択図】図1

Description

本発明は,取鍋から鋳型に溶鋼を供給する際に用いられる連続鋳造用タンディッシュに関する。
鋼の連続鋳造においては,精錬工程で成分と温度を調整された溶鋼は,取鍋により連続鋳造工程に輸送される。輸送された溶鋼は,連続鋳造機の鋳型に注入されるが,取鍋から直接鋳型に注入すると,溶鋼の流量の制御が難しい。また取鍋を交換しつつ,鋳型に継続的に溶鋼を供給して,鋳造を連続的に行う必要がある。このため,一般的に,取鍋の溶鋼は,注入ノズルなどを通じて一旦タンディッシュと呼ばれる中間容器内に注入され,タンディッシュ内で流量調整された後,鋳型内に供給されている。
上述のタンディッシュは,種々の形のものが存在するが,船形のものが多く用いられている。注入ノズルからタンディッシュの中央部に溶鋼が供給され,舟の舳先に相当する両端部の流出口から2つの連続鋳造機の鋳型に耐火物のノズルを通じて溶鋼が流出される。タンディッシュの両端部の流出口には,例えば上下に移動して流出口の開口面積を調整する棒状のストッパーが設けられており,このストッパーによりタンディッシュ内の溶鋼の流量制御が行われている。
タンディッシュは,上述のように流量を制御しつつ溶鋼を鋳型に供給する機能を持つほかに,鋼の精錬時に不可避的に混入した酸化物であるスラグや,脱酸のために添加されたアルミから生成されるアルミナなどの非金属介在物を,その比重が鋼の比重よりも小さいことを利用してタンディッシュ内で浮上分離させる機能を有している。これにより,溶鋼中の大量の非金属介在物やスラグがそのまま鋳型内に供給され鋳片に混入することがなく,非金属介在物などが原因で生じる圧延時の疵などを抑制できる。
溶鋼中の介在物は少なければ少ないほどよい。このため,従来よりタンディッシュにおける介在物の浮上分離機能を向上するために,タンディッシュ内に堰を設けることが行われている。例えばタンディッシュ内に,溶鋼流路に沿って上堰と下堰からなる複数の平板状の堰が並べられる(例えば特許文献1,2参照。)。これらの堰により,溶鋼の流動を調整して,タンディッシュ内に溶鋼の上昇流を形成したり,直接流出口に向かう溶鋼の流れを抑制することができる。こうして,介在物を浮上させ易くして,介在物を溶鋼から分離している。
特開平01−224152号公報 特開平07−132353号公報
しかしながら,微小な介在物は浮力が小さいため,従来の堰では,溶鋼中の100μm以下の介在物まで十分に分離することはできなかった。近年,鋼の品質要求が益々高まっており,例えば超深絞り鋼板などの薄鋼材の製造には,鋳造前に溶鋼中から100μm以下の微小な介在物をも十分に除去することが要求されている。
本発明は,かかる点に鑑みてなされたものであり,連続鋳造用のタンディッシュにおいて,溶鋼中の100μm以下の微小な介在物をも十分に分離除去することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は,鋼の連続鋳造用のタンディッシュであって,取鍋からの溶鋼の流入部と鋳型への溶鋼の流出部との間の溶鋼流路には,上堰と下堰が設けられ,前記上堰と前記下堰は,溶鋼流路上の同じ位置に上下方向に配置され,前記上堰と前記下堰との間には,溶鋼が通過するスリットが形成され,前記スリットの開口面積は,最大の溶鋼流路断面積の20%以下に設定されていることを特徴とする。
本発明によれば,流入部から供給された溶鋼が上下方向の上堰と下堰によって下流域への流れを阻まれて,対流し攪拌される。これにより,溶鋼中の微小な介在物が凝集粗大化する。その後,溶鋼は,スリットを通過し整流化され,その溶鋼中に含まれる粗大化した介在物は,流出部に至るまでの間に浮上し分離される。このように,従来よりも微小な介在物を分離する能力が高く,100μm以下の介在物をも十分に分離し除去することができる。
前記溶鋼流路上における前記上堰及び前記下堰の位置と前記流入部の位置との距離が,溶鋼の最大湯面幅以下になるように,前記上堰と前記下堰が配置されていてもよい。ここでいう「最大湯面幅」は,溶鋼流路に対して左右方向の最高水位時の湯面幅である。
前記上堰の上流側の面が,前記下堰の上流側の面よりも上流側に張り出していてもよい。
本発明によれば,溶鋼から微小な介在物が十分に分離除去されて,溶鋼が清浄化されるので,品質要求のより高い製品を製造することができる。
以下,本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は,本実施の形態にかかるタンディッシュ1の構成の概略を示す縦断面の説明図である。図2は,タンディッシュ1の横断面の説明図である。
例えばタンディッシュ1は,図1及び図2に示すように外形が水平方向に長い細長形状に形成され,内部に溶鋼Mを貯留できる。例えばタンディッシュ1の中央付近の天井面1aには,流入部としての注入ノズル10が下方向に向けて挿入されている。この注入ノズル10により,上方の取鍋11からタンディッシュ1内に溶鋼Mを流入することができる。タンディッシュ1の端部付近の底面1bには,流出部としての流出口12が形成されている。流出口12には,図示しない連続鋳造機の鋳型に通じるノズル13が接続されている。この流出口12とノズル13により,タンディッシュ1内の溶鋼Mを鋳型に供給できる。タンディッシュ1内には,注入ノズル10から溶鋼Mが流入され,流出口12から排出されるので,注入ノズル10側から流出口12側に向かって流れる溶鋼流路Fが形成される。
例えば流出口12の上方には,流量調節棒14が設けられている。流量調節棒14は,上下動して流出口12の開口面積を変えて,タンディッシュ1内の溶鋼Mの流量を調整できる。
タンディッシュ1内であって,注入ノズル10と流出口12との間には,板状の耐火物堰である上堰20と下堰21が設けられている。上堰20と下堰21は,溶鋼流路F上の同じ位置に上下方向に配置されている。上堰20は,例えばタンディッシュ1の天井面1aに取り付けられ,天井面1aから下方向に向けて形成されている。上堰20は,例えば図3に示すように上堰20の下端面と溶鋼Mの湯面M1との距離が100mm以上に維持されるように形成されている。これにより,例えば上堰20の上流側で浮いたスラグを上堰20により適正に捕集できる。下堰21は,タンディッシュ1の底面1bに取り付けられ,底面1bから上方向に向けて形成されている。下堰21は,例えば下堰21の上端面とタンディッシュ1の底面1bとの距離が300mm以上になるように形成されている。これにより,注入ノズル10から供給された溶鋼Mの流れが下堰21により十分に堰き止められるので,流速の速い溶鋼Mがそのまま後述するスリット22に流れ込むことを防止できる。
上堰20と下堰21は,図2に示すように平面から見て注入ノズル10との距離Lがタンディッシュ1内の最大湯面幅D以下になるように配置されていることが好ましい。
図1に示すように上堰20と下堰21との間には,溶鋼Mが通過するスリット22が形成されている。スリット22は,溶鋼流路Fの高さ方向の中央付近に形成されている。スリット22は,図3に示すように例えばタンディッシュ1の幅方向の両端部にわたり略長方形又は略台形に形成されている。スリット22は,開口面積が例えば最大溶鋼流路断面積(最大流量時の溶鋼流路断面積)の20%以下になるように形成されている。つまり,湯面M1が安定する定常操業時に,上堰20,下堰21及びスリット22の溶鋼Mに浸かる部分の総面積の20%以下になるように,スリット22の開口面積が設定されている。また,スリット22は,例えば上下幅が100mm以上になるように形成されている。以下,上堰20,下堰21及びスリット22をまとめて「スリット堰S」とする。
次に,以上のように構成されたタンディッシュ1の作用について説明する。図4は,タンディッシュ1内の溶鋼Mの流れの様子を示すタンディッシュ1の縦断面の説明図である。
先ず取鍋11から注入ノズル10を介してタンディッシュ1内に溶鋼Mが供給される。注入ノズル10から供給された溶鋼Mは,上堰20と下堰21に行く手を阻まれて,スリット堰Sの上流側で上下方向に対流し攪拌される。このとき,溶鋼M中の微小な介在物が,相互に凝集され,粗大化する。溶鋼M中のスラグの大部分は,スリット堰Sの上流側において浮上し上堰20に捕集される。また,凝集粗大化した介在物の一部も,このスリット堰Sの上流側において浮上し上堰20に捕集される。
スリット堰Sの上流側の溶鋼Mは,溶鋼流路Fの中央のスリット22を通過し整流化されて下流側に流れる。溶鋼M中の凝集粗大化された介在物は,溶鋼Mとの比重差が大きくなっており,スリット22から流出口12に到達するまでの間に浮上し分離される。スリット22を通過した少量のスラグも浮上し分離される。
介在物とスラグが除去された溶鋼Mは,流出口12から流出し,ノズル13を通じて連続鋳造機の鋳型に供給される。
以上の実施の形態によれば,タンディッシュ1内に,上堰20と下堰21を上下に配置し,上堰20と下堰21との間にスリット22を形成した。これにより,上堰20及び下堰21の上流側において,溶鋼Mの介在物が攪拌されるので,微小な介在物を凝集粗大化できる。スリット22により溶鋼Mの流れを整流化できるので,スリット22から流出口12までの間に,粗大化した介在物を浮上させ分離することができる。これにより,溶鋼M中から100μm以下の介在物をも分離し溶鋼Mを清浄化して,鋳型に微小な介在物が入り込むことを防止できる。この結果,品質要求のより高い製品を製造することができる。
また,以上の実施の形態で記載したように,スリット堰Sと注入ノズル10との距離Lが最大湯面幅D以下になるように,上堰20と下堰21を配置してもよい。こうすることにより,注入ノズル10からスリット堰Sまで距離が溶鋼流路Fの全長に対して相対的に短くなり,スリット堰Sの上流側において溶鋼Mの対流や攪拌がより強く行われる。これにより,微小な介在物の凝集粗大化をより促進できる。また,相対的にスリット22から流出口12までの距離が長くなるので,スリット22を通過した介在物が浮上する時間を十分に確保して,介在物を確実に分離することができる。
以上の実施の形態では,上堰20と下堰21が同じ厚みで形成されていたが,図5に示すように上堰20が下堰21よりも厚く,上堰20の上流側の面が下堰21の上流側の面よりも上流側に張り出していてもよい。かかる場合,注入ノズル10から下方向に向けて流入した溶鋼Mが下堰21に沿って上昇し,上堰20の下端面に衝突する。衝突した溶鋼Mは,注入ノズル10側に向かって流れて対流する。このように,溶鋼Mの上昇流が弱められるので,例えば注入ノズル10から溶鋼Mが高速供給された場合にも,湯面M1を穏やかな状態に保ち,上昇流による湯面M1付近のスラグの巻き込みを抑制できる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において,各種の変更例または修正例に相到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。例えば,以上の実施の形態は,スリット22が略長方形形状であったが,水平方向に長い細長形状であれば,他の形状であってもよい。例えばスリット22の開口部が波形になっていてもよいし,幅が変動してもよい。また,スリット22は,必ずしもタンディッシュ1の両端部間にわたり形成されていなくても,図6に示すように両端部付近まで形成されていてもよい。さらに,スリット22には,図7に示すように例えば強度を確保するために,上堰20と下堰21との間に渡される補強部材30が形成されていてもよい。
長さ7m,上端幅1m,下端幅0.5m,深さ1mの2ストランド用タンディッシュを用いて,下記の種々の堰の条件において,タンディッシュを通過したアルミキルド溶鋼内の非金属介在物の個数を調査する実験を行った。堰の条件としては,堰がない「堰なし」の場合,図8(a)に示すように2つの堰100,101を設け,上流側に上堰100,下流側に下堰101を配置した「前段上堰後段下堰」の場合と,図8(b)に示すように上流側に下堰101,下流側に上堰100を配置した「前段下堰後段上堰」の場合と,上記実施の形態と同様に溶鋼流路上の同じ位置に上下に上堰と下堰を配置し,さらにスリット22の開口面積が最大溶鋼流路断面積の30%の「スリット堰30%」の場合と,同じくスリット22の開口面積が最大溶鋼流路断面積の20%の「スリット堰20%」の場合と,同じくスリット22の開口面積が最大溶鋼流路断面積の15%の「スリット堰15%」の場合とを比較した。なお,「前段上堰後段下堰」の場合は,注入ノズル10からの距離が750mmの位置に上堰100を配置し,注入ノズル10からの距離が1500mmの位置に下堰101を配置し,「前段下堰後段上堰」の場合は,注入ノズル10からの距離が750mmの位置に上堰100を配置し,注入ノズル10からの距離が1500mmの位置に下堰101を配置した。「スリット堰30%」,「スリット堰20%」及び「スリット堰15%」の各場合は,注入ノズル10からの距離が750mmの位置に上堰を配置し,注入ノズル10からの距離が750mmの位置に下堰を配置した。
上記実験は,取鍋からタンディッシュへの溶鋼の流れとタンディッシュ内の溶鋼の流れが定常状態のときに,取鍋からタンディッシュへ注入される溶鋼とタンディッシュから鋳型へ流出する溶鋼をサンプリングし,10〜20μm,20〜50μm,50〜100μmの各直径の非金属介在物の個数を計測して行った。非金属介在物の個数の計測は,採取した溶鋼サンプル100gから電解抽出法により非金属介在物のみを取り出すことによって行った。
次の表1に実験結果を示す。
Figure 2007090424
実験結果は,直径10〜20μm,20〜50μm及び50〜100μmの各非金属介在物の鋳型への流出指数を用いて評価した。流出指数とは,取鍋から注入ノズルに供給された介在物個数に対して,鋳型に流出する介在物個数を「堰なし」の場合の個数を1として規格化したものである。
表1に示すように,「前段上堰後段下堰」,「前段下堰後段上堰」,「スリット堰30%」の場合には,「堰なし」と比較してわずかしか溶鋼が清浄化されない。一方,「スリット堰20%」,「スリット堰15%」の場合,攪拌による介在物の凝集効果と介在物の浮上促進効果により,他の場合と比べて著しい清浄化効果を示している。
本発明は,連続鋳造用のタンディッシュにおいて溶鋼内の100μm以下の微小な介在物を十分に除去する際に有用である。
タンディッシュの構成の概略を示す縦断面の説明図である。 タンディッシュの横断面の説明図である。 上堰,下堰,スリットの寸法を示すタンディッシュの縦断面の説明図である。 タンディッシュ内の溶鋼の流れの様子を示すタンディッシュの縦断面の説明図である。 上堰を下堰よりも上流側に張り出させた場合のタンディッシュの縦断面の説明図である。 他の形のスリットを有するタンディッシュの縦断面の説明図である。 補強部材を有するスリットを備えたタンディッシュの縦断面の説明図である。 (a)は,上流側に上堰を配置し,下流側に下堰を配置した場合のタンディッシュの縦断面の説明図であり,(b)は,上流側に下堰を配置し,下流側に上堰を配置した場合のタンディッシュの縦断面の説明図である。
符号の説明
1 タンディッシュ
10 注入ノズル
11 取鍋
12 流出口
20 上堰
21 下堰
22 スリット
M 溶鋼
F 溶鋼流路
D 最大湯面幅

Claims (3)

  1. 鋼の連続鋳造用のタンディッシュであって,
    取鍋からの溶鋼の流入部と鋳型への溶鋼の流出部との間の溶鋼流路には,上堰と下堰が設けられ,
    前記上堰と前記下堰は,溶鋼流路上の同じ位置に上下方向に配置され,
    前記上堰と前記下堰との間には,溶鋼が通過するスリットが形成され,
    前記スリットの開口面積は,最大の溶鋼流路断面積の20%以下に設定されていることを特徴とする,連続鋳造用タンディッシュ。
  2. 前記溶鋼流路上における前記上堰及び前記下堰の位置と前記流入部の位置との距離が,溶鋼の最大湯面幅以下になるように,前記上堰と前記下堰が配置されていることを特徴とする,請求項1に記載の連続鋳造用タンディッシュ。
  3. 前記上堰の上流側の面が,前記下堰の上流側の面よりも上流側に張り出していることを特徴とする,請求項1又は2に記載の連続鋳造用タンディッシュ。
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