JP2007089877A - 遊技場管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技場の閉店間際における遊技機の稼働率低下を防止しながら、遊技客が満足する閉店補償を行い得るようにすること。
【解決手段】呼出ランプユニット3内の制御回路は、遊技場の閉店間際の補償時刻の時点で確率変動状態が発生しているパチンコ遊技機1について、(「特別遊技状態へ移行した場合における大当たりの平均的な連続回数」−「補償時刻の時点で発生済みの大当たりの連続回数」)×「大当たり発生期間における平均的な放出遊技媒体数」を演算し、演算結果を、閉店補償時に補償するパチンコ玉数を示す閉店補償データとして出力する。また、所定の監視時刻以降に確率変動遊技状態が発生しているパチンコ遊技機1について、監視時刻後に設定された監視期間における発射パチンコ玉数を検出し、発射パチンコ玉数が予め決められた規定値以上ある場合のみ、閉店補償データに基づいた閉店補償を実施する。
【選択図】図1

Description

本発明は、所謂閉店補償を実施するようにした遊技場管理システムに関する。
パチンコホールのような遊技場においては、例えば特許文献1或いは特許文献2に見られるように、閉店時の後片付け作業を早期に開始できる環境を、遊技客側の不満を抑制しながら早期に実現するなどの目的で、閉店補償を実施することが一般的になっている。このような閉店補償時には、次回の大当たり発生まで確率変動状態を継続するタイプのパチンコ遊技機の場合、1回の大当たりでの平均的な出玉数に相当した数のパチンコ玉を補償することが普通になっている。つまり、遊技中のパチンコ遊技機が確率変動状態にあるときに閉店時刻を迎えた遊技客は、少なくとも大当たり1回分の補償を受けることができる。
特開平8−173619号公報 特開2004−248962号公報
しかしながら、上記のような大当たり1回分の補償は、あくまでも最低補償であって、必ずしも遊技客側の満足が得られるものではない。特に、近年では、確変突入率(初当たりを引いたときに確率変動状態に突入する割合)が60〜80%という高いレベルに設定されたパチンコ遊技機が多々提供されているという事情があり、この種のパチンコ遊技機では、遊技時間さえあれば大当たり1回分を超える出玉を獲得できる可能性が極めて高いという状況を考慮すると、不満を抱く遊技客が増大する可能性が大きくなってパチンコホールの営業に悪影響を及ぼす恐れがある。これに対処するためには、パチンコ遊技機に設定されている平均的な連チャン回数(例えば4〜6回)に応じた大当たり回数分の補償を行うシステムとすれば良いが、このようなシステムでは、閉店補償開始時刻に至ったときに確率変動状態が発生したパチンコ遊技機での遊技客が、その時点で意図的に遊技を停止して閉店補償を受けるという補償狙いの行為に出ることが考えられ、このような補償狙いが行われたときには、パチンコホール内でのパチンコ遊技機の稼働率が低下するという大きな問題点が惹起されることになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技場の閉店間際における遊技機の稼働率低下を防止しながら、遊技客が満足する閉店補償を行い得るようになる遊技場管理システムを提供することにある。
請求項1に記載した手段によれば、管理対象の遊技機は、大当たりが発生した期間中に通常期間より多量の遊技媒体を放出すると共に、その大当たりが終了した後には、大当たりが連続発生する可能性が高い特別遊技状態へ所定の確率で移行する構成となっている。このような遊技機おいて、閉店補償を実施する時刻として予め設定された補償時刻の時点で上記のような特別遊技状態が発生している遊技機については、演算手段が、
(「前記特別遊技状態へ移行した場合における前記大当たりの平均的な連続回数」−「前記補償時刻の時点で発生済みの大当たりの連続回数」)×「前記大当たり発生期間における平均的な放出遊技媒体数」
を演算するようになり、その演算結果は、閉店補償の実施のための閉店補償データとして出力手段から出力されるようになる。尚、上記補償時刻は、遊技場の閉店間際の適宜な時刻を設定することになる。
この場合、上記閉店補償データは、遊技機で特別遊技状態を発生させた遊技客が、その特別遊技状態を通常通りに終了させた場合に獲得するであろうと想定される遊技媒体の数を正確に反映したデータとなるから、閉店補償時に、このような閉店補償データにより示される数の遊技媒体を、遊技客に対し適宜な手段により提供するようにすれば、遊技客側の不満が拡大する事態を未然に防止できるようになる。
一方、遊技機の稼動量の監視を開始する時刻として予め設定された基準時刻以降に前記特別遊技状態が発生している遊技機については、その基準時刻後に設定された監視期間における稼動量が予め決められた規定値以上あるか否かが判定手段により判定されるようになっており、その判定結果に基づいて前記閉店補償の実施の有無を決定する構成となっている。つまり、遊技場の閉店間際に特別遊技状態が発生した遊技機での遊技客が、その発生時点で意図的に遊技を停止して閉店補償を受けるという補償狙いの行為に出た場合には、当該遊技機の稼動量が前記規定値に達することがないから上記のような判定結果に基づいて閉店補償の実施を見送ることが可能になる。これにより、補償狙いの行為により遊技機の稼動率が低下する事態、つまり、遊技場の閉店間際において遊技機の稼働率が低下する事態を未然に防止できるようになる。
請求項2に記載した手段によれば、前記判定手段により検出される前記遊技機に係る稼動量、つまり、閉店補償が実施されるか否かの目安となる情報が、前記監視期間中において遊技機の遊技客に向けて報知される。このため、閉店間際に特別遊技状態が発生した遊技機での遊技客に対して、少なくとも当該遊技機での遊技量が規定値に達するまでの期間について継続させる強制力が作用するようになるから、遊技機の稼動率低下を抑制する上で有益になる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、遊技場管理システムの概略的構成が本発明の要旨に関係した部分のみ示されている。この図1において、遊技場内に多数台ずつ設置されたパチンコ遊技機1及び台間玉貸機2は、互いの間で信号の授受を行い得るように構成されている。この場合、パチンコ遊技機1としては、大当たり1回分の出玉数などのスペックが異なる種々の機種が設置されるものであるが、各パチンコ遊技機1は、スタート入賞口へのパチンコ玉(遊技媒体)の入賞に応じて所定の確率で大当たりを発生すると共に、その大当たりの終了後には大当たり発生確率を高めた確率変動状態(大当たりが連続発生する可能性が高い特別遊技状態に相当)へ所定の確率で移行可能な形態である点が共通している。この確率変動状態は、次の大当たりが発生するまで継続するように構成されているので、確率変動状態へ移行すると実質的に次の大当たりが保証される。このように、大当たりと確率変動状態とを繰り返し発生することで所謂大当たりの連チャンとなり、遊技者は大量のパチンコ玉(出玉)を獲得することができる。尚、大当たりの終了後に確率変動状態へ移行する確率(確変突入率という)は、パチンコ遊技機1の機種毎に異なる値が設定されており、この確変突入率の値によって大当たりの平均連チャン回数が定まるものである。本実施例のパチンコ遊技機1は、平均連チャン回数が4回〜6回の何れかとなるように確変突入率が設定されている。
パチンコ遊技機1の上方には、データ入出力インタフェース機能を備えた呼出ランプユニット3(演算手段、出力手段、判定手段に相当)が遊技機端末として設けられており、パチンコ遊技機1(及び台間玉貸機2)と管理装置4との間でのデータの授受が当該呼出ランプユニット3及びLAN5を介して行われる構成となっている。尚、パチンコ遊技機1から管理装置4へは、アウト玉数(盤面への発射パチンコ玉数)を示すアウト信号(パチンコ遊技機1に付随して設置されたアウト玉回収器から出力される信号を代用可能)、セーフ玉数(払出パチンコ玉数)を示すセーフ信号(パチンコ遊技機1に付随して設置されたセーフ玉補給器から出力される信号を代用可能)、周知のスタート回数を示すスタート信号、大当たり状態にあることを示す大当たり信号、確率変動状態にあることを示す確変信号などが送信される。また、図示しないが、LAN5には、景品交換カウンタに設置されたPOS端末及び島端に設置されたパチンコ玉計数機なども接続される。
台間玉貸機2は、例えば、カード挿入口2aに図示しないプリペイドカードが挿入された状態で当該プリペイドカードに記憶された残高金額データの範囲内でパチンコ玉を放出(貸出)するCR機(カードリーダ機)としての機能を備えたものである。この場合、各台間玉貸機2から管理装置4には、プリペイドカードによる売上を示す売上信号などが送信される。
呼出ランプユニット3は、図2に示すように、3段に配置された大当たりランプ3a、確変ランプ3b、呼出ランプ3c、例えばバックライト付きのカラー液晶パネルより成るデータ表示部3d(報知手段に相当)、このデータ表示部3dによる表示内容を切換えるためのデータ切換ボタン3e、呼出ボタン3f、リモコン受光部3gなどを備えた周知構成のもので、内部にはマイコンにより構成された制御回路(図示せず)が設けられている。この呼出ランプユニット3(特には、制御回路)は、対応するパチンコ遊技機1で発生した大当たり状態及び確率変動状態をそれぞれ大当たりランプ3a及び確変ランプ3bにより表示する機能、呼出ボタン3fの操作に伴う呼出状態を呼出ランプ3cにより表示する機能、パチンコ遊技機1での稼動データに基づいて作成した遊技客向けデータを表示する機能、パチンコ遊技機1及び台間玉貸機2のためのデータ入出力インタフェースの機能などを備えている。
また、呼出ランプユニット3は、上記のような表示機能、インタフェース機能などの他に、本発明の要旨に関係した大当たり閉店補償機能を備えており、この機能については後で詳述する。
管理装置4は、パチンコ遊技機1及び台間玉貸機2から出力される種々の信号(アウト信号、セーフ信号、スタート信号、大当たり信号、確変信号、売上信号など)に基づいて、パチンコ遊技機1についての稼動データ(アウト玉数、セーフ玉数、差玉数、稼動率、出玉率、ベースなど)、並びに台間玉貸機2についての貸出高データ(売上金額)を集計して格納するという周知のデータ集計機能を備えた構成となっている。このように集計されたデータは、モニタ4aにおいて選択的に表示可能になっていると共に、遊技客に対して公開することが望ましい特定のデータについては、遊技場内に設置されたデータロボ(登録商標)のようなデータ表示端末や、呼出ランプユニット3のデータ表示部などで表示できる構成になっている。
また、管理装置4は、上記のようなデータ集計機能の他に、前記呼出ランプユニット3に設定された閉店補償機能に係る各種の条件を設定するための機能を備えている。即ち、管理装置4は、以下(1)〜(4)に内容を示す閉店補償時刻設定機能、稼動状態監視設定機能、補償玉数設定機能、補償内容設定機能を備えている。
(1)閉店補償時刻設定機能
図7に示すように、遊技場の閉店時刻、これに関連した補償時刻及び監視時刻(基準時刻に相当)を設定(登録)する機能である。この場合、補償時刻とは、パチンコ遊技機1での遊技を強制的に終了させて閉店補償を開始する時刻(この例では、閉店時刻の10分前の時刻)である。また、監視時刻とは、閉店補償のために、パチンコ遊技機1の稼動状態、例えばアウト玉数(遊技機の稼動量に相当)の監視を開始する時刻(この例では、補償時刻の30分前)である。
(2)稼動状態監視設定機能
閉店補償の開始には、前記監視時刻から前記補償時刻までの30分間におけるアウト玉数が規定値以上あることが条件になるものであり、この規定値を設定するための機能である。具体的には、図8に示すように、当該規定値は、パチンコ遊技機1において30分間で発射可能なパチンコ玉数(最大3000個)より少ない適宜な値である例えば「2000」に設定される。
(3)補償玉数設定機能
パチンコ遊技機1の機種毎に、そのスペックに応じて決まる補償玉数を設定する機能である。具体的には、図9に示すように、パチンコ遊技機1の機種毎にスペックとして提供されている(理論値として定まっている)平均連チャン回数及び大当たり中出玉数(大当たり中におけるセーフ玉数とアウト玉数との差であり、大当たり中の平均的な遊技媒体放出数に相当する:図9ではTYと表記)を設定することになる。尚、大当たり中出玉数については、各パチンコ遊技機1における実際の大当たり中出玉数の平均値を設定する構成としても良く、また、平均連チャン回数についても、スペックとして提供されている値ではなく、実際の平均連チャン回数の平均値を設定する構成としても良い。
(4)補償内容設定機能
閉店補償の実施するときの補償内容を設定するための機能であり、図10に内容を示す「条件1」〜「条件4」の組み合わせに応じた補償条件と補償玉数との関係を設定するために使用される。つまり、本実施例では、「条件1」、「条件2」、「条件4」が同時に満たされた第1補償条件が成立したとき、並びに、「条件1」、「条件3」、「条件4」が同時に満たされた第2補償条件が成立したときに、それぞれの補償玉数が異なる閉店補償を行うように構成されており、上記各補償条件に対応した補償玉数を設定することになる。具体的には、前記第1補償条件が成立したときには、次式(1)により演算される閉店補償データにより示される数値が補償玉数として設定される。尚、次式(1)において、「消化連チャン回数」とは、1回の確率変動状態に関連して連続的に発生した大当たり回数のことである。
閉店補償データ=(「確率変動状態へ移行した場合における大当たりの平均的な連続回 数」−「補償時刻の時点で発生済みの大当たりの連続回数」)×「 大当たり発生期間における平均的な放出パチンコ数」
=(平均連チャン回数−消化連チャン回数)×TY ……(1)
尚、上記TYは、前記補償玉数設定機能により設定されるものであり、対応するパチンコ遊技機1の機種に応じて異なる値となる。また、前記第2補償条件が成立したときには、例えば、対応するパチンコ遊技機1の機種に応じたTYに相当する数が補償玉数として設定される。
図3のフローチャートには、呼出ランプユニット3(実際には、内部の制御回路)により実行される閉店補償制御の内容が示されており、以下これについて関連した作用と共に説明する。尚、呼出ランプユニット3は、管理装置4側において前述した閉店補償時刻設定機能、稼動状態監視設定機能、補償玉数設定機能、補償内容設定機能により設定された情報を予めダウンロードして格納しておく構成となっている。この場合、補償玉数設定機能による設定情報については、対応するパチンコ遊技機1の機種に応じたものをダウンロードしておく。
即ち、図3において、呼出ランプユニット3は、対応するパチンコ遊技機1で確率変動状態が発生していない期間(ステップS1で「NO」と判断される期間)には、通常処理ルーチンS0を継続的に実行する。
この通常処理ルーチンS0では、例えば、パチンコ遊技機1についての稼動データを管理装置4から取得する手法、或いはパチンコ遊技機1から各種信号(アウト信号、セーフ信号、スタート信号など)に基づいて自身が稼動データを演算する手法に基づいて、遊技客向けデータを作成し、このように作成した遊技客向けデータを、データ表示部3dに対し図4に示すような通常時データ画面として表示する。
図4には、上記通常時データ画面の表示例が示されており、以下これについて説明する。即ち、図4において、通常時データ画面には、以下(1)〜(9)のような表示エリアが設定される。
(1)只今スタート回数表示エリアa:「スタート」の文字が表示されると共に、「スタート」の文字と対応付けた状態で、前回の大当たりの終了時点から現在時点までのスタート回数(以下、大当たり間スタート回数と呼ぶ)がデジタル表示される。但し、大当たりが未発生の時点では、当日の営業開始時点から現在時点までのスタート回数が大当たり間スタート回数としてデジタル表示される。
(2)累計スタート回数表示エリアb:「累計」の文字が表示されると共に、その文字と対応付けた状態で、当日の大当たり間スタート回数の累計値(以下、累計大当たり間スタート回数と呼ぶ)がデジタル表示される。また、この表示状態においてデータ切換ボタン3eが操作されたときには、当日における直前の大当たり発生時点までの確率変動期間中のスタート回数の累計値を所定時間ずつデジタル表示した後に、初期表示状態(累計大当たり間スタート回数を表示した状態)へ戻る。
(3)当日データ表示エリアc:「本日」の文字及びこれに対応した「大当」、「確変」の各文字が表示されると共に、「大当」の文字と対応付けた状態で、当日における大当たり発生回数の累計値がデジタル表示され、「確変」の文字と対応付けた状態で、当日における確率変動状態の発生回数の累計値がデジタル表示される。
(4)前日データ表示エリアd:「1日前」の文字及びこれに対応した「大当」、「確変」の各文字が表示されると共に、「大当」の文字と対応付けた状態で、前日(非営業日は除く)における大当たり発生回数の累計値がデジタル表示され、「確変」の文字と対応付けた状態で、前日における確率変動状態の発生回数の累計値がデジタル表示される。
(5)前々日データ表示エリアe:「2日前」の文字及びこれに対応した「大当」、「確変」の各文字が表示されると共に、「大当」の文字と対応付けた状態で、前々日(非営業日は除く)における大当たり発生回数の累計値がデジタル表示され、「確変」の文字と対応付けた状態で、前々日における確率変動状態の発生回数の累計値がデジタル表示される。
(6)最高記録表示エリアf:「過去最高」の文字が表示されると共に、その文字と対応付けた状態で過去の営業日において記録された大当たり発生回数の最高値がデジタル表示される。
(7)只今スタート回数グラフ表示エリアg:「只今」の文字が表示されると共に、その文字と対応付けた状態で、前記只今スタート回数表示エリアaに表示中の大当たり間スタート回数が、1目盛により1〜100回を示すデータセットから成る棒グラフによって表示される。
(8)大当たり間スタート回数履歴表示エリアh:前回の大当たり終了時点から次回の大当たり発生時点までの大当たり間スタート回数(初回の大当たり発生については、当日の営業開始時点から当該大当たり発生時点までのスタート回数)についての履歴データが、過去10回分について1目盛により1〜100回を示すデータセットから成る棒グラフによって表示される。
(9)確変履歴表示エリアi:前記大当たり間スタート回数履歴表示エリアhに表示された各棒グラフに関連した大当たりが、確率変動期間中に発生したものであった場合には当該棒グラフと対応付けた状態で「★」印が表示される。一方、各棒グラフに関連した大当たりが非確率変動期間中(通常期間中)に発生したものであった場合には何も表示されない。
図3に戻って、対応するパチンコ遊技機1で確率変動状態が発生したとき(ステップS1で「YES」)には、現在時刻が監視期間(監視時刻(22時20分)以降で尚且つ補償時刻(22時50分)より前の期間)中であるか否かを判断する(ステップS2)。監視期間中であったときには、前記通常時データ画面(図4参照)中の只今スタート回数グラフ表示エリアg、大当たり間スタート回数履歴表示エリアh、確変履歴表示エリアiを、図5の監視期間中画面に示すようなメッセージ表示エリアjに変更する共に、その表示エリアjに対して、図5中に一例を示す補償案内メッセージAを表示する(ステップS3)。
また、前記通常時データ画面(図4参照)中の累計スタート回数表示エリアbを、図5の監視期間中画面に示すような連チャン回数表示エリアk及び発射玉数表示エリアmに変更し、それらの表示エリアk及びmに対して、「連チャン」の文字と現在時点の連チャン回数とを対応付けて表示すると共に、「発射玉数」の文字と前記監視時刻以降の発射パチンコ玉数つまりアウト玉数(稼動量に相当)を表示し(ステップS4)、この後に初期状態にリターンする。
現在時刻が前記監視期間中でなかったとき(ステップS2で「NO」)には、補償時刻(22時50分)になったか否かを判断する(ステップS5)。ここで「NO」と判断した場合(つまり、現在時刻が監視期間の始まり時点である監視時刻(22時20分)より前の時刻であった場合に相当)には、そのまま初期状態に戻るが、「YES」と判断した場合、つまり補償時刻になった場合(前述した「条件1」(図10参照)が成立した状態に対応)には、パチンコの発射玉数(これは監視期間中画面(図5参照)の発射玉数表示エリアmに表示されている)が、規定値(これは、管理装置4側の稼動状態監視設定機能により設定された値(図8参照)であり、本実施例では「2000」である)以上であるか否かを判断する(ステップS6)。
このステップS6で「YES」と判断した場合(前述した「条件4」(図10参照)が成立した状態に対応)には、その時点での連チャン回数(これは監視期間中画面(図5参照)の連チャン回数表示エリアkに表示されている)が、平均連チャン回数(これは、管理装置4側の補償玉数設定機能により設定された値(図9参照)であり、本実施例では「4」、「5」、「6」の何れかである)未満であるか否かを判断する(ステップS7)。
このステップS7で「YES」と判断した場合(前述した「条件2」(図10参照)が成立した状態に対応)には、前述したメッセージ表示エリアjに対して、図6の補償中画面に一例を示すような第1の補償開始メッセージBを表示し(ステップS8)、この後に閉店補償データ演算・出力ルーチンS10を実行して初期状態に戻る。
これに対して、ステップS7で「NO」と判断した場合(前述した「条件3」(図10参照)が成立した状態に対応)には、メッセージ表示エリアjに対して、第2の補償開始メッセージ、具体的には、例えば、前記第1補償開始メッセージB(図6参照)中の「補償玉数は、大当たり2回分×1800玉です。」の部分を「補償玉数は、1800玉です。」という内容に変更したメッセージを表示するステップS9及び前記閉店補償データ演算・出力ルーチンS10を実行したに初期状態に戻る。
閉店補償データ演算・出力ルーチンS10では、対応するパチンコ遊技機1についての閉店補償データを、前述したような演算(閉店補償データ=(平均連チャン回数−消化連チャン回数)×TY)により算出すると共に、算出した閉店補償データを、管理装置4へ向けて出力(送信)する。尚、管理装置4は、受信した閉店補償データを遊技場従業員に対して適宜な手段(例えばワイヤレスインカム、通信機能を備えた遊技機操作用リモコン)を利用して伝達する構成となっている。
また、前記ステップS6で「NO」と判断した場合、つまり、「条件4」(図10参照)が成立していなかった場合には、補償中画面(図6参照)におけるメッセージ表示エリアjに対して、閉店補償が実施されない旨の内容とされた補償拒絶メッセージを表示するステップS11を実行した後に初期状態に戻る。
以上要するに、本実施例の構成によれば、パチンコ遊技機1おいて、遊技場の閉店間際に設定された監視時刻(例えば22時20分)以降に確率変動状態が発生したときには、その後に補償時刻(例えば22時50分)になるまでの監視期間が経過した時点で、第1補償条件(図10に示す「条件1」、「条件2」、「条件4」が同時に満たされた状態)が成立した場合に、呼出ランプユニット3が、前述した式(1)により閉店補償データを演算するようになり、このように演算された閉店補償データが、管理装置4経由で遊技場従業員に伝達されるようになる。
このように演算される閉店補償データは、パチンコ遊技機1で確率変動状態を発生させた遊技客が、その確率変動状態を通常通りに終了させた場合に獲得するであろうと想定されるパチンコ玉の数を正確に反映したデータとなるから、閉店補償時に、このような閉店補償データの伝達を受けた遊技場従業員が、当該開店補償データにより示される数のパチンコ玉を、遊技客に対し適宜な手法(例えば、パチンコ遊技機1の大入賞口へ所定数のパチンコ玉を投入する手法)により提供するようにすれば、遊技客側の不満が拡大する事態を未然に防止できるようになる。尚、このようなパチンコ玉の提供は、情報記録媒体を利用した電子的手段(例えば、磁気カードやICカードなどを利用した手段)或いは光学的な手段(例えば、情報コードを記録したレシートを利用した手段)により行うことも可能である。
特に、本実施例では、前記監視時刻以降に確率変動状態が発生したパチンコ遊技機1において前記第1補償条件が成立するのに必要な条件として、前記監視期間におけるパチンコ遊技機1での発射パチンコ玉数が予め決められた規定値(例えば2000個)以上あることが設定されており、このような条件を満たしていない状態では、閉店補償が実施されない構成となっている。つまり、遊技場の閉店間際に確率変動状態が発生したパチンコ遊技機1の遊技客が、その発生時点で意図的に遊技を停止して閉店補償を受けるという補償狙いの行為に出た場合には、当該パチンコ遊技機1の発射パチンコ玉数が前記規定値に達することがないから、このような場合には閉店補償の実施を見送ることが可能になる。これにより、補償狙いの行為によりパチンコ遊技機1の稼動率が低下する事態、つまり、遊技場の閉店間際においてパチンコ遊技機1の稼働率が低下する事態を未然に防止できるようになる。
しかも、上記のような監視期間におけるパチンコ遊技機1での発射パチンコ玉数を示す情報、つまり、閉店補償が実施されるか否かの目安となる情報が、前記監視期間中においてデータ表示部3dに設定された発射玉数表示エリアm(図5、図6参照)に表示され、以てパチンコ遊技機1の遊技客に向けて報知される構成となっている。このため、閉店間際に確率変動状態が発生したパチンコ遊技機1での遊技客に対して、少なくとも当該遊技機1での発射パチンコ玉数が規定値に達するまでの期間について継続させる強制力が作用するようになるから、パチンコ遊技機1の稼動率低下を抑制する上で有益になる。
(その他の実施の形態)
本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されるものではなく、例えば以下に述べるような変形或いは拡大が可能である。
閉店補償を行うために必要となる演算手段、出力手段、判定手段に対応した機能を、遊技機端末である呼出ランプユニット3に設ける構成としたが、このような機能を管理装置4において実現する構成も可能であり、また、LAN5に接続された他の端末において実現する構成としても良い。
パチンコ遊技機1の稼動量をアウト玉数に基づいて判定するための規定値として「2000」を例示したが、これに限定されるものではなく、特別遊技状態(確率変動状態)が発生した時刻に応じて規定値を変更する構成としても良い。例えば、特別遊技状態が22時35分に発生した場合は補償時刻までの時間が15分しかないので、規定値を「1000」に設定することが考えられる。要するに、特別遊技状態の発生時刻から補償時刻までの時間の長短に応じて規定値を定める構成としても良いものである。また、パチンコ遊技機1の稼動量を、アウト玉数(発射パチンコ玉数)に基づいて判定する構成としたが、スタート回数などに基づいて判定する構成としても良い。
所謂時短を発生するパチンコ遊技機に対して閉店補償を行う構成も適用可能であり、また、スロットマシンのような遊技機にも適用可能である。
監視期間中に特別遊技状態(確率変動状態)が発生した時点で、呼出ランプユニット3のデータ表示部3dでの表示画面を監視期間中画面に切り替えるようにしたが、特別遊技状態の発生の有無に関わらず、監視時刻となった時点で全ての呼出ランプユニット3での表示画面を監視期間中画面に切り替えるようにしても良い。但し、特別遊技状態が発生していないパチンコ遊技機1に対応した呼出ランプユニット3においては、監視期間中画面に「発射玉数」と発射玉数に関する補償案内メッセージA(図5参照)を表示する必要はない。また、監視期間は、監視時刻になったタイミングで直ちに始まる構成としたが、ある程度の遅れ時間経過したタイミングで始まる構成であっても良い。
図5の監視期間中画面で表示する「連チャン回数」は、連チャンの開始が監視時刻以前である場合は、連チャン開始時点からの連チャン回数を表示すると良い。例えば、監視時刻の時点で既に3回連チャンしている場合は「3」と表示すれば良い。また、閉店補償データの演算式(1)においても、同様に監視時刻以前から連チャンが継続している場合には、「補償時刻の時点で発生済みの大当たりの連続回数」として、連チャン開始時点からの「発生済みの大当たりの連続回数」を用いれば良い。
本発明の一実施例を示す遊技場管理システムの概略的構成図 呼出ランプユニットの正面図 呼出ランプユニットでの制御内容を示すフローチャート 呼出ランプユニットでの表示例を示す図(その1) 呼出ランプユニットでの表示例を示す図(その2) 呼出ランプユニットでの表示例を示す図(その3) 管理装置に設定された閉店補償時刻設定機能を説明するための図 管理装置に設定された稼動状態監視設定機能を説明するための図 管理装置に設定された補償玉数設定機能を説明するための図 管理装置に設定された補償内容設定機能を説明するための図
符号の説明
1はパチンコ遊技機、2は台間玉貸機、3は呼出ランプユニット(演算手段、出力手段、判定手段)、3dはデータ表示部(報知手段)、4は管理装置を示す。

Claims (2)

  1. 大当たりが発生した期間中に通常期間より多量の遊技媒体を放出すると共に、大当たりが終了した後は大当たりが連続発生する可能性が高い特別遊技状態へ所定の確率で移行する遊技機を管理するための遊技場管理システムにおいて、
    閉店補償を実施する時刻として予め設定された補償時刻の時点で前記特別遊技状態が発生している遊技機について、
    (「前記特別遊技状態へ移行した場合における前記大当たりの平均的な連続回数」−「前記補償時刻の時点で発生済みの大当たりの連続回数」)×「前記大当たり発生期間における平均的な放出遊技媒体数」
    を演算する演算手段と、
    この演算手段による演算結果を、閉店補償の実施のための閉店補償データとして出力する出力手段と、
    遊技機の稼動量の監視を開始する時刻として予め設定された基準時刻以降に前記特別遊技状態が発生している遊技機について、当該基準時刻後に設定された監視期間における稼動量を検出し、その稼動量が予め決められた規定値以上あるか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記判定手段の判定結果に基づいて前記閉店補償の実施の有無を決定することを特徴とする遊技場管理システム。
  2. 前記判定手段により検出される前記遊技機に係る稼動量を、前記監視期間中において当該遊技機の遊技客に向けて報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技場管理システム。
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