JP5368199B2 - 遊技場用システム - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機を試打ちするための遊技玉を自動的に供給する機能を備えた遊技場用システムに関する。
遊技場では、遊技機の新台入替等に伴い、閉店時、或いは営業時に遊技場をテスト環境として遊技機の試打ちを行うことがある。この場合、その遊技情報を管理する管理装置について、テスト環境となる対象機器を指定する等してテストモードとし、営業時の遊技情報と混合しない様にしている(特許文献1参照)。
このようなテスト環境とした場合には、一度に多数の遊技機を試打ちするため、遊技機の発射装置の操作ハンドルをアースに接続した状態で固定すれば、遊技機の上皿に遊技玉が貯留されている限り管理者が各遊技機の操作を行うことなく試打ちが可能になる(特許文献2参照)。
さて、実際に試打ちを行う場合、特許文献2に開示されているような試打ち専用の対応機器を遊技機毎に取付けていては、コスト面でも、手間の面でも不都合があるので、その多くは管理者が遊技島の補給装置から取り込んだ遊技玉を遊技機の上皿へと供給し、その上皿の遊技玉が無くなる頃合を見計らって、同様の処理を行う必要があった。この場合、テストモードにて収集した遊技情報により上皿に貯留された遊技玉数を推定し、その遊技玉数が少なくなった場合に貸出装置から供給すれば、上記の専用の対応機器を取付けすることなく供給処理を行うことも可能である。
特開平10−118292号公報 特開2006−175171号公報
しかしながら、遊技情報により推定した遊技玉数と実際の上皿に貯留された遊技玉数とでは、貸出装置からの遊技玉の供給時や、遊技機からの遊技玉の払出等による玉毀れ等の要因により、必ずしも一致するとは限らない。この場合、実際の上皿の遊技玉が多量にあっても貸出装置から遊技玉を供給したり、遊技玉が無い場合に供給されなかったりする等、適切に貸出装置から遊技玉を供給出来ない虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、試打ちを行うためのテストモードとした場合に、玉毀れ等が発生しても、適切に試打ちを実行し得る遊技場用システムを提供することにある。
本発明の遊技場用システムは、遊技玉を遊技領域へと打込むことで遊技を行う遊技機であって、その遊技玉を打込むための発射装置と、当該発射装置の打込対象となる遊技玉を貯留する受皿と、を備えた遊技機に対応して設けられ、有価価値を受付可能であり、その有価価値を対価として対応する遊技機の前記受皿へと遊技玉を供給する貸出処理を行う貸出手段と、前記有価価値を対価とすることなく前記貸出処理を行う状態である試打ち状態に前記貸出手段を移行させる状態移行手段と、遊技機側から出力される遊技信号であって、前記発射装置により打込まれた遊技玉数であるアウトを特定可能なアウト信号、及び遊技により払出された遊技玉数であるセーフを特定可能なセーフ信号を受信する受信手段と、前記アウト、前記セーフ、及び前記貸出手段により貸出処理された遊技玉数である貸出玉数を演算対象として特定し、前記受皿に理論上貯留されている遊技玉数である受皿玉数を演算する受皿玉特定手段と、前記受皿玉特定手段により演算される受皿玉数に対する設定値であって、前記受皿に遊技玉を供給する必要がある遊技玉数を示す払出値を設定する設定手段と、前記貸出手段が試打ち状態である場合に、前記受皿玉特定手段が演算した受皿玉数と、前記設定手段により設定された払出値とを比較する受皿玉数比較を実行し、当該比較結果に応じて前記貸出手段に前記貸出処理を行わせる試打ち貸出手段と、前記受信手段が受信した遊技信号により遊技機が稼動状態であるか、非稼動状態であるかを判定する状態判定手段と、前記受信手段が受信した遊技信号により遊技情報を特定して、前記試打ち状態における遊技情報を管理する情報管理手段と、を備え、前記試打ち貸出手段は、前記貸出手段が前記試打ち状態である場合に、前記受皿玉数比較の比較結果に応じた貸出処理に加えて、前記状態判定手段により非稼動状態が判定された場合にも前記貸出手段に前記貸出処理を行わせることにある(請求項1)。
請求項1記載の遊技場用システムにおいて、
前記状態移行手段は、複数の貸出手段を一斉に前記試打ち状態とさせるための開始操作を受付、当該開始操作の受付に応じて対象となる貸出装置を前記試打ち状態とさせる一方、当該試打ち状態である貸出装置について、その試打ち状態を終了させるための終了操作を受付、当該終了操作の受付に応じて対象となる貸出装置の前記試打ち状態を終了させ、前記情報管理手段は、前記試打ち状態における遊技情報の管理対象期間の開始時点を前記開始操作により特定し、集計を開始する一方、前記終了操作があっても前記遊技情報の集計を継続して実行する様にしてしても良い(請求項2)。
請求項2記載の遊技場用システムにおいて、
前記受信手段は、大当たり状態の発生状況を特定可能な大当たり信号を前記遊技信号として受信し、前記状態判定手段は、前記受信手段が受信した遊技信号により遊技機が大当たり状態であるのか否かを判定し、前記情報管理手段は、前記状態判定手段による大当たり状態の発生判定毎に、その時点までの遊技情報を特定可能に記憶する一方、前記終了操作があった場合に、大当たり状態であると判定されている遊技機については、当該大当たり状態の発生時点を前記管理対象期間の終了時点として特定する様にしても良い(請求項3)。
請求項2または3記載の遊技場用システムにおいて、
前記発射装置の遊技玉の打込みを強制的に禁止する禁止処理を行う発射禁止手段を備え、前記受信手段は、通常状態よりも大当たり状態を発生させ易い状態である特別状態の発生状況が特定可能な特別状態信号を前記遊技信号として受信し、前記状態判定手段は、前記受信手段が受信した遊技信号により遊技機が前記特別状態であるのか否かを判定し、前記発射禁止手段は、前記終了操作があった場合に、前記特別状態であると判定されている遊技機について前記禁止処理を実行し、
前記情報管理手段は、前記終了操作があった場合に、前記特別状態であると判定されている遊技機については、当該終了操作があった時点を前記管理対象期間の終了時点として特定する様にしても良い(請求項4)。
請求項2ないし4のいずれかに記載の遊技場用システムにおいて、
前記受信手段は、従業員により遊技機近辺が確認されたことを示す確認信号を受信し、前記情報管理手段は、前記受信手段により確認信号が受信された場合に、前記管理対象期間の開始時点を新たに定める様にしても良い(請求項5)。
請求項1ないし5のいずれかに記載の遊技場用システムにおいて、
前記受皿玉特定手段は、前記試打ち貸出手段が非稼動状態の判定に応じて前記貸出手段に貸出処理させる場合に、前記受皿玉数を初期値へと補正する補正処理を行う様にしても良い(請求項6)。
請求項1ないし6のいずれかに記載の遊技場用システムにおいて、
遊技機に対応して設けられ、前記受皿から溢れた遊技玉を受入れて計数し、その計数した遊技玉数を計数玉数として特定する計数処理を実行する計数手段を備え、前記設定手段は、前記受皿玉数に対する設定値であって、前記受皿の貯留可能玉数に対応する受皿玉上限と、その貯留可能玉数に対応した許容範囲である上限範囲とを設定し、前記受皿玉特定手段は、前記アウト、前記セーフ、及び前記貸出玉数に加えて、前記計数手段により特定された計数玉数を前記演算対象として前記受皿玉数を演算する一方、前記計数手段により計数処理が実行された場合に、その受皿玉数が前記上限範囲を逸していれば、当該受皿玉数を前記受皿玉上限へと補正する補正処理を行う様にしても良い(請求項7)。
請求項6または7記載の遊技場用システムにおいて、
前記情報管理手段が管理する遊技情報を特定可能に出力する出力手段を備え、前記情報管理手段は、前記試打ち状態における遊技情報の管理対象期間において、前記大当たり状態の発生判定、及び前記受皿玉特定手段による補正処理に応じてレコード作成し、当該レコード毎の遊技情報を管理することで、その管理対象期間における遊技情報履歴を管理し、前記出力手段は、前記受皿玉特定手段による補正処理に応じて作成されたレコードを識別可能に出力する一方、前記補正処理が所定回数行われた場合にはその旨の報知出力を行う様にしても良い(請求項8)。
試打ちにて理論上の受皿玉数に基づく貸出処理を自動で行った場合に、玉毀れ等の要因により理論上の受皿玉数が残存している数値を示しているにも関わらず実際の受皿玉数が0となった場合は、遊技機の受皿玉を発射出来ない非稼動状態となる。請求項1の発明によれば、遊技機が非稼動状態となった場合にも貸出処理を行うので、このような場合にも試打ちを続行出来る。
試打ちを終了する場合、終了操作時点で貸出処理が終了することになるが、その時点では受皿に遊技玉が残されている状態となる。この場合、遊技場にて営業開始する場合にはその受皿の遊技玉を0とする必要があるので、そのまま発射装置により打込みを継続させることが望ましい。この場合、請求項2の発明によれば、終了操作後の遊技情報も管理対象となるので、無駄なく、より多くの試打ち中の遊技情報を管理し得るようになる。
終了操作を行った場合、大当たりが発生している遊技機については、そのまま打込みを継続させると遊技玉の供給により営業開始するために処理する受皿玉が多く成りかねないので、その時点で打込みを終了させることが望ましい。しかしながら、他の遊技機と同様に、その終了操作後の遊技情報を管理対象とすると、大当たり中の遊技情報が途中で終了することになり、それより以前に発生した大当たり中の遊技情報に紛れてしまう虞があるので、大当たり終了するまで待つ必要が生ずる。請求項3の発明によれば、大当たりが終了するのを待つこと無く、適切な遊技情報が管理可能となる。
終了操作を行った場合に確変や時短等の特別状態であると、次の大当たりが発生し易いため、早急に打込みを終了させる必要がある。請求項4の発明によれば、禁止処理により適切に打込みを禁止出来るので、次の大当たりが発生し、その大当たりの発生に伴う遊技玉の処理に係る手間を軽減し、更に管理対象期間も終了するので、他の遊技機に先行して処理出来るようになる。
玉毀れに気付いた従業員がいた場合には、その玉毀れの原因が無くなる様な処理を行うことから、請求項5の発明によれば、その後の遊技情報が把握可能に管理されるので、玉毀れがない環境における適切な遊技情報を玉毀れが生じていた不適切な遊技情報と区別して管理することが可能となる。
請求項6の発明によれば、遊技機が非稼動状態になった場合には受皿玉数が0であるので、0を示す初期値へと補正することで、その後の貸出処理を適切に実行し得るようになる。
計数手段による計数は受皿から遊技玉が溢れること、即ち受皿玉が受皿の容量一杯であることを示す。しかしながら、玉毀れ等の要因で理論上の受皿玉数と、実際の受皿玉数とが不一致である場合には、計数処理があったにも関わらず理論上の受皿玉数が受皿の容量一杯の遊技玉数を示していない虞があり、その後の貸出処理を適切に実行出来ない。請求項7の発明によれば、この場合に補正することで、上記不一致があった場合に理論上の受皿玉数を補正するので、このような場合であってもその後の貸出処理を適切に実行し得るようになる。
請求項6,7の発明のような補正を行った場合には、玉毀れ等の要因があるため遊技機周辺を確認する必要がある。請求項8の発明によれば、確認する必要があることが報知出力により把握出来、異常を確認する場合に、どの遊技情報に異常があるかを把握出来るので、適切に玉毀れ等の要因を追求することが可能となる。
本発明の一実施形態におけるシステムの全体構成を示す概略図 各台計数機の正面図 管理装置の試打ち設定を示す図 中継装置の履歴記憶領域を示す図 レコードを作成するために発生した事象を示す図 中継装置によるテスト処理を示すフローチャート
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、遊技場用システムの全体構成を示す概略図である。遊技場には遊技機1に対応して貸出装置2(貸出手段に相当)、各台計数機(台毎端末)3(計数手段に相当)が設置され、管理室には管理装置4が設置されている。中継装置5(状態移行手段、受信手段、受皿玉特定手段、設定手段、試打ち貸出手段、状態判定手段、情報管理手段、出力手段に相当)は、2台の遊技機1、2台の貸出装置2、2台の各台計数機3、及び管理装置4と接続されている。管理装置4は、遊技機側(遊技機1、貸出装置2、各台計数機3)から送信される遊技信号を中継装置5を介して受信することにより遊技機1を管理する。尚、図1では省略したが、実際には数百台の遊技機1が管理装置4の管理対象となる。
管理対象となる遊技機1は、発射装置を構成する操作ハンドル101に対する操作により盤面102(遊技領域に相当)に発射した遊技玉が始動口6に入賞(始動入賞)するのに応じて大当たり抽選を行い、抽選結果を表示部7において行う図柄変動にて報知し、その変動結果に応じて大当たり状態となる。大当たりが発生すると15ラウンド(R)分だけ大入賞口8を開放する。尚、1Rの上限入賞数は10個で、上限開放時間は30秒であり、上限入賞数又は上限開放時間のいずれかが満たされた場合に1Rを終了する。
遊技機側からは次の遊技信号が出力される。
アウト信号=使用玉を回収するアウトBOXから出力される使用媒体数(アウト)を特定可能な信号である。回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスなので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機1から出力される信号であっても良い(使用媒体信号)。
セーフ信号=遊技機1から出力される払出媒体数(セーフ)を特定可能な信号である。払出10玉に対して1パルスなので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、補給装置から出力される補給信号をセーフ信号としても良い(払出媒体信号)。
始動信号=遊技機1から出力されるスタート(図柄変動数)を特定可能な信号である。始動口6への入賞により変動(動作)する表示部7(役物)における図柄変動(役物作動)、スタート処理1回につき1パルスなので、「始動信号×1」をセーフとして特定する。尚、始動口6への入賞に応じて出力される信号を大当たり抽選とみなして始動信号としても良い。
大当たり信号=遊技機1から出力される大当たりを特定可能な信号である。大当たり中にレベル出力する状態信号なので、大当たり信号受信中を大当たり中として特定する。
特別状態信号=遊技機1から出力される特別状態を特定可能な信号である。所謂確変状態や時短状態等の大当たりを発生させ易く、遊技者にとって通常状態よりも有利な状態である特別状態中にレベル出力される状態信号なので、特別状態信号受信中を特別状態中として特定する。
貸出装置2は所謂CRサンドとして構成されており、以下の機能を有する。
(1)固有のIDが記録された所謂会員カード或いはビジターカードをカード挿入口9にて受付可能であり、受付した状態で貨幣投入口10に貨幣が投入された場合に、そのIDに対応付けてその価値(有価価値)を記憶する。
(2)ビジターカードを所定数(5枚程度)ストック可能であり、会員カード或いはビジターカードを受付していない状態で貨幣を受付すると、ストックしているビジターカードに貨幣の有価価値を記録して、そのビジターカードを受付状態にする。
(3)有価価値が特定可能な状態で遊技機1に設けられた図示しない貸出釦が押下されると、その有価価値に基づき貸玉(遊技媒体)を遊技機1の払出口から払出して売上信号を送信する。
(4)会員カードを受付していれば、再プレイ釦11に対する押下操作に応じて貯玉を対価とした再プレイによる払出(再プレイ処理)も可能であり、この場合は、再プレイ玉を貸玉同様に遊技機1の図示しない払出口から払出して再プレイ信号を送信する。
(5)カードを受付した状態で返却釦12の押下を受付すると、受付中のカードを排出する。
(6)情報表示部13では貸出或いは貯玉関連情報を表示可能であり、会員カードを受付する等の所定条件が成立すれば各種の対応する遊技機1に関する遊技情報等も表示可能となる。
(7)対応する管理装置としては各台計数機3に対応する管理装置4だけでなく図示しないカード会社の管理装置にも対応し、会員ID毎の貯玉は管理装置4が記憶する一方、有価価値に対応する残高はカード会社の管理装置にて管理する。
各台計数機3は中継装置5を介して管理装置4、及び貸出装置2と接続され各種情報の送受信が可能となっている。各台計数機3は、CPUからなる制御部、RAM,ROM等の記憶部、信号を送受信するためのインターフェースからなる送受信部を備えて構成されている。
図2は各台計数機3の正面図である。各台計数機3は、装置本体14に、状態表示LED15、貯玉釦16、液晶表示部17、発券可能時に点灯する発券釦18、玉払出ノズル19、払出釦20、リモコン受光部21、周囲表示部22aを有した持玉券挿入口22、受皿部23を備えて構成されており、遊技機1の下部受皿24の玉排出口から落下した遊技玉を受皿部23で受けることにより装置本体14の下部に配置された計数部にて計数する。このように計数された遊技玉は後述するように持玉として特定され、遊技者による払出操作(払出釦20の押下)により玉払出ノズル19から遊技機1の上部受皿25に払出可能である一方、持玉数を記録したICカードからなる持玉券を発券可能である。各台計数機3は持玉券を所定枚数(10枚)までストック可能で、その内の1枚を後述するセット条件の成立に応じてカードリーダユニットにて持玉券に記録された情報の読込み可能な状態、及び持玉券に対して記憶部が記憶する情報の書込みを可能な状態(読書可能状態)であるセット状態とする。
各台計数機3は、以下の機能を有する。
(1)中継装置5からの貸出指令信号を受信した場合は遊技玉を1単位(125玉)分供給する。
(2)遊技玉を計数部にて計数した場合には、計数タイマ(2秒)を作動させ計数タイマのタイムアップ後に計数した計数玉数を示す計数情報を中継装置5に送信する。
(3)計数タイマは遊技玉の計数毎にリスタートする。
(4)営業時には計数玉を特定可能な記録媒体である持玉券を発行可能とするが、試打ち時には発行を中止する。
(5)リモコン受光部21にてチェック信号(確認信号に相当)を受信すると中継装置5にその旨を伝える。
中継装置5は、CPUからなる制御部、RAM,ROM等の記憶部、信号を送受信するためのインターフェースからなる送受信部を備えて構成されており、以下の機能を有する。
(1)管理装置4、及び貸出装置2と接続され各種情報の送受信が可能である。また、管理装置4から図3の試打ち設定の更新があった旨の設定信号を受信した場合には自身の対応する設定を更新する。
(2)遊技情報履歴記憶領域(以下「履歴記憶領域」という)を備えている。
図4は中継装置5の履歴記憶領域を示しており、以下の項目が設定されている。
時刻=レコード作成(事象発生)時刻。
事象=レコードを作成するために発生した事象(図5参照)。
アウト=遊技機1に打ち込んだ打込(使用)玉数で、アウト信号の受信により加算する。
セーフ=遊技機1での入賞(遊技)により払出された払出玉数で、セーフ信号の受信により加算する。
貸出玉=各台計数機3から供給した貸出玉数で、貸出指令信号送信時に加算する。
計数玉=各台計数機3にて計数した遊技玉数で、各台計数機3からの計数情報受信時に加算する。
受皿玉=理論上の遊技機1の上部受皿25にて貯留される発射可能な受皿玉数で、レコード作成時には前レコードの値を引継ぎ、更に貸出玉+セーフ−アウト−計数玉を加算した値。
尚、履歴記憶領域における合計は、テスト開始からテスト終了指令後に受皿玉がなくなるまで試打ちを行い、テスト終了するまでの遊技情報の集計であり、チェック後は従業員が異常処理した場合に、その後からテスト終了までの遊技情報の集計である。
また、説明の都合上、割愛したが、試打ちの集計対象となる遊技情報としては、スタートや、出玉率(ベース)等、周知の遊技情報が集計対象となる。
管理装置4は、CPUからなる制御部、HDD、RAM及びROM等からなる記憶部、信号を送受するためのインターフェースからなる送受信部、モニタ及びプリンタ等からなる出力部、キーボード及びマウス等からなる操作部を備えている。管理装置4は、遊技情報を遊技機1に対して個別に付与されている遊技機ID(所謂台番)毎に集計して集計演算値を特定する機能に加えて次の機能を有する。
(1)試打ち設定が可能であり、設定が変更された場合に中継装置5に対して、その設定情報を送信し、中継装置5における設定情報も更新する。
(2)後述する中継装置5の履歴記憶領域と同様の記憶領域を遊技機1毎に対応して備え、試打ちした場合はその遊技情報を収集し、(表示、印字)出力する。
図3は管理装置4の試打ち設定を示しており、以下の各項目が設定されている。
払出値=受皿玉に対する設定値であり、受皿玉がこの設定値以下となった場合に各台計数機3からの遊技玉の供給を行う。
稼動タイマ=アウト信号の受信に応じて作動開始する稼動タイマの作動時間。尚、稼動タイマ作動中を稼動中とみなし、稼動タイマがタイムアップした場合に受皿玉を0として各台計数機3からの遊技玉の供給を行う。
受皿玉上限=受皿玉に対する設定値であり、実際の受皿玉の容量に対応した数値を設定し、計数情報を受信時に受皿玉が上限範囲を逸していた場合の受皿玉の補正値である。
上限範囲=受皿玉に対する範囲設定値であり、計数情報受信時に受皿玉がこの範囲設定値を逸している場合、演算した受皿玉と、実際の受皿玉に不整合が生じているとして受皿玉を受皿玉上限へと補正する。
尚、この試打ち設定は、遊技機毎、或いは遊技機種等のグループ毎にも設定可能である。
(3)テスト開始操作、及びテスト終了操作を受付し、受付した場合には対象となる中継装置5に対してその旨を指令する。尚、テスト対象となる遊技機1は、指定することも、全体を対象とすることも可能である。
(4)中継装置5から異常信号を受信した場合には、その旨、及び異常のある台番を特定可能に異常報知(表示、印字、音声)出力する。
次に上記構成の作用について説明する。
従業員は、例えば新台を設置した場合に試打ちを行うときは、次のように試打ち準備を行う。
遊技機1毎に下部受皿24に遊技玉が残留していないかを確認してスライド操作により下部受皿24の玉排出口を開放状態に固定し、下部受皿24に遊技玉が導かれた場合にはそのまま各台計数機3に遊技玉を導くようにする。操作ハンドル101を遊技玉が発射出来る操作位置にて固定し、ハンドルの金属部位にアースを接続して上部受皿25に遊技玉があれば、その遊技玉を発射可能な状態とする。対象となる遊技機全てについて上記処理を行ったら管理装置4にてテスト開始操作を行う。
管理装置4は、テスト開始操作が行われた場合は、テスト開始指令を出力する。
中継装置5は、通常の動作に加えてテスト処理を実行するようになっており、管理装置4からテスト開始指令があった場合には以下のようにして履歴記憶領域を更新すると共に、各台計数機3から遊技玉を供給させる。
図6は、中継装置5によるテスト処理を示すフローチャートである。中継装置5は、テスト開始指令が有ると(S1:YES)、テストフラグを1としてから(S2)、図4の履歴記憶領域に新規レコードを作成する(S3)。このテストフラグは、貨幣や遊技者の貯玉等の対価を必要とすることなく遊技玉を供給することが可能であることを示すフラグである。次にセーフ信号を受信したか(S4)、計数情報を受信したか(S5)、アウト信号を受信したか(S10)、テストフラグが1か(S13)を判定する。この場合、テストフラグが1であることから(S13:YES)、受皿玉が払出値以下か(S14)、稼動タイマがタイムアップしたか(S15)、チェック信号を受信したか(S20)、テスト終了指令を受信したか(S21)も併せて判定する。
遊技機側からアウト信号を受信したときは(S10:YES)、稼動タイマ(60秒)をスタートさせ(S11)、履歴記憶領域におけるアウト、及び受皿玉を更新する(S12)。稼動タイマはアウト信号を再受信する毎にリスタートし、その稼動タイマが作動中であれば稼動中であるとみなす。遊技機側からのセーフ信号を受信したときは(S4:YES)、履歴記憶領域におけるセーフ、及び受皿玉を更新する(S12)。
中継装置5は、上述のようにして演算した受皿玉が図3の試打ち設定における「払出値」以下になれば(S14:YES)、各台計数機3に貸出指令信号を送信し(S18)、履歴記憶領域を更新する(S19)。つまり、各台計数機3に貸出玉1単位(125玉)分を供給させる貸出指令信号の送信により貸出玉、及び受皿玉を更新する。
以上の動作により、各台計数機3からは1単位分の貸出玉が遊技機1に供給される結果、受皿玉が0となるのに先立って遊技機1に貸出玉が供給されるので、試打ちを途切れることなく継続することができる。
以上のようにして、中継装置5は、受皿玉=貸出玉+セーフ−アウト−計数玉に基づき遊技機1の上部受皿25に発射可能に貯量される遊技玉である受皿玉を演算(推定)する。
さて、遊技機1の上部受皿25が満杯状態となると、遊技機1から払出されたセーフ玉は上部受皿25から溢れ、下部受皿24にて受けられるようになるものの、下部受皿24の玉排出口はスライド操作により開口しているので、下部受皿24から遊技玉が落下して各台計数機3の受皿部23で受けられる。各台計数機3は、受皿部23で受けた遊技玉を計数部で計数し、その計数玉を示す計数情報を出力する。
中継装置5は、計数情報を受信したときは(S5:YES)、履歴記憶領域における計数玉、及び受皿玉を更新してから(S6)、演算した受皿玉が上限範囲外でないことを確認する(S7:NO)。
ところで、本実施形態では、上述のように受皿玉を推定し、その受皿玉が少なくなった場合は、遊技機1に貸出玉を供給することにより試打ちを継続するようにしているが、貸出装置2からの遊技玉の供給時や、遊技機1からの遊技玉の払出などにより発生する玉毀れ等の要因により、必ずしも一致するとは限らない。
そこで、中継装置5は、両者が一致しないと考えられる場合は、次のようにして受皿玉を補正する。即ち、中継装置5が計数情報を受信した場合、即ち、各台計数機3にて計数処理があった場合は、正常であれば受皿玉が上部受皿25の容量一杯となり、下部受皿24へと溢れることで計数処理が開始されるため、受皿玉は少なくとも図3の試打ち設定における「上限範囲」内にあるはずである(S7:NO)。
しかしながら、演算した受皿玉がその上限範囲を逸した場合には(S7:YES)、演算した受皿玉に不整合が生じているとしてレコードを作成し(S8)、受皿玉を図3の試打ち設定における「受皿玉上限」に補正する補正処理を行う(S9)。
一方、中継装置5は、稼動タイマがタイムアップした場合(S15:YES)、即ち、非稼動となった場合には、正常であれば受皿玉が払出値以下になった時点で上部受皿25に遊技玉が供給されることから実際の受皿玉が0になることはないが、非稼動になっていることから発射する玉が上部受皿25に残存せず0となり、上記した要因により演算した受皿玉に不整合が生じたとしてレコードを作成し(S16)、受皿玉を0(初期値)に補正する補正処理を行ってから(S17)、貸出指令信号を送信し(S18)、図4の履歴記憶領域を更新する(S19)。この場合、レコード作成時には受皿玉のみ前レコードの数値を引き継ぐようになっている。尚、例えばレコードNO.6の場合はレコード作成してから0に補正しているが、引継ぎせずにレコード更新する構成としても良い。
中継装置5は、図6のフローチャートには示していないが、上述の様に受皿玉を0または受皿玉上限に補正する補正処理を実行した場合には、供給された遊技玉が遊技機1やアウトボックス等から毀れている可能性があるので、その旨を示す異常信号を管理装置4へ送信する。
従業員は、異常信号により異常を認識した場合は遊技機周辺を確認し、玉毀れ等の異常を正常に処理出来るようにした場合には従業員リモコンからチェック信号を各台計数機3に向けて送信する。各台計数機3は、チェック信号を受信したときは中継装置5にチェック信号を出力する。中継装置5は、各台計数機3がチェック信号を受信すると(S20:YES)、図4の履歴記憶領域にレコードを作成し、確認されたことを特定可能に履歴記憶領域を更新する(図4に2重線で示す)。
従業員がテストを終了するために管理装置4に対してテスト終了操作を行うと、管理装置4は、テスト終了指令を出力する。
中継装置5は、テスト終了指令が有ると(S21:YES)、テストフラグを0とし(S22)、貸出指令信号の送信等を行わなくなるが、履歴記憶領域の更新は継続する。
以上の様にして、試打ち時の遊技情報の履歴を管理することができる。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
中継装置5は、各台計数機3が試打ち状態である場合に遊技機1が非稼動状態であると判定した場合にも各台計数機3に貸出処理を行わせるので、試打ちにて理論上の受皿玉に基づく貸出処理を自動で行った場合に、玉毀れ等の要因により理論上の受皿玉が残存している数値を示しているにも関わらず実際の受皿玉が0となって非稼動状態となった場合にも貸出処理を行うことが出来、試打ちを続行出来る。
また、試打ち状態における遊技情報の管理対象期間の開始時点を試打ち開始操作時点とする一方、その終了時点を試打ち終了操作とはしないので、終了操作後の遊技情報も管理対象となり、無駄なく、より多くの試打ち中の遊技情報を管理し得るようになる。
また、遊技機1が非稼動状態になった場合には受皿玉を0へと補正するので、その後の貸出処理を適切に実行し得るようになる。
さらに、計数処理が実行された場合に理論上の受皿玉が上限範囲を逸していれば理論上の受皿玉を受皿玉上限に補正するようにしたので、このような場合であってもその後の貸出処理を適切に実行し得るようになる。この場合、不整合のレコードを2重線により特定可能としたので、異常を確認する場合に、どの遊技情報に異常があるかを把握出来、適切に玉毀れ等の要因を追求することが可能となる。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
計数情報受信時に参照する上限範囲は、下限のみ設定してその下限以下である場合に受皿玉を補正しても良い。
払出値との照合と同様に上限範囲の上限と受皿玉とを照合し、上限以上になった場合に受皿玉を補正(それ以上の更新を行わない)しても良い。
図4の履歴を作成する構成を例示したが、履歴作成せずに受皿玉を更新する構成、即ち、アウト信号により減算し、セーフ信号により加算する等の構成として、上記実施形態で示したように補正しても良い。
受皿玉を補正した場合に必ず異常報知を行う構成としたが、所定回数受皿玉を補正した場合であれば1回だけでなく複数回補正した場合や、一部の補正要因のみを異常報知対象としても良い。
試打ち終了指令時に特別状態中であればハンドル操作を無効にする周知の所謂ハンドルストップ状態とする構成や、遊技機1の電源を切断する構成(発射禁止手段に相当)を採用し、受皿玉を打ち切るのを待つことなく試打ち状態を終了しても良い。この場合、遊技情報の収集も終了することが望ましい。尚、大当たり中も同様にハンドルストップ状態としても良い。
チェック信号を複数回受信した場合は、その受信間の集計を特定したり、最新のチェック信号を受信してからの集計のみを対象としても良い。
図4の履歴記憶領域において大当たり発生等の条件を履歴作成条件としても良い、この場合、「非稼動」「不整合」「チェック」の条件により作成したレコードを識別可能に出力することが望ましい。
大当たり発生毎に、それまでの遊技情報を特定可能に記憶し、試打ち終了指令時に大当たり中であればその大当たりの発生時点までの遊技情報を試打ち中の遊技情報としても良い。この場合、大当たり発生毎に履歴管理することでも大当たり発生時点まので遊技情報が特定可能になる。
各台計数機の代わりに貸出装置から遊技玉を供給する構成としても良い。勿論、各台計数機がない遊技場にて採用しても良い。この場合、受皿玉の演算式から計数玉を除外して受皿玉を特定し、大当たりの発生により受皿玉を補正(初期値または受皿玉上限に更新)すれば良い。
非稼動に応じた遊技玉の供給は必要に応じて行えば良く、無くても良い。
中継装置が行う情報処理の一部、或いは全部を各台計数機や管理装置等にて行う構成としても良い。同様に管理装置が行う情報処理の一部を中継装置や各台計数機にて行っても良い。
図面中、1は遊技機、2は貸出装置(貸出手段)、3は各台計数機(計数手段)、4は管理装置、5は中継装置(状態移行手段、受信手段、受皿玉特定手段、設定手段、試打ち貸出手段、状態判定手段、情報管理手段、出力手段)である。

Claims (8)

  1. 遊技玉を遊技領域へと打込むことで遊技を行う遊技機であって、その遊技玉を打込むための発射装置と、当該発射装置の打込対象となる遊技玉を貯留する受皿と、を備えた遊技機に対応して設けられ、有価価値を受付可能であり、その有価価値を対価として対応する遊技機の前記受皿へと遊技玉を供給する貸出処理を行う貸出手段と、
    前記有価価値を対価とすることなく前記貸出処理を行う状態である試打ち状態に前記貸出手段を移行させる状態移行手段と、
    遊技機側から出力される遊技信号であって、前記発射装置により打込まれた遊技玉数であるアウトを特定可能なアウト信号、及び遊技により払出された遊技玉数であるセーフを特定可能なセーフ信号を受信する受信手段と、
    前記アウト、前記セーフ、及び前記貸出手段により貸出処理された遊技玉数である貸出玉数を演算対象として特定し、前記受皿に理論上貯留されている遊技玉数である受皿玉数を演算する受皿玉特定手段と、
    前記受皿玉特定手段により演算される受皿玉数に対する設定値であって、前記受皿に遊技玉を供給する必要がある遊技玉数を示す払出値を設定する設定手段と、
    前記貸出手段が試打ち状態である場合に、前記受皿玉数演算手段が演算した受皿玉数と、前記設定手段により設定された払出値とを比較する受皿玉数比較を実行し、当該比較結果に応じて前記貸出手段に前記貸出処理を行わせる試打ち貸出手段と、
    前記受信手段が受信した遊技信号により遊技機が稼動状態であるか、非稼動状態であるかを判定する状態判定手段と、
    前記受信手段が受信した遊技信号により遊技情報を特定して、前記試打ち状態における遊技情報を管理する情報管理手段と、を備え、
    前記試打ち貸出手段は、前記貸出手段が前記試打ち状態である場合に、前記受皿玉数比較の比較結果に応じた貸出処理に加えて、前記状態判定手段により非稼動状態が判定された場合にも前記貸出手段に前記貸出処理を行わせることを特徴とする遊技場用システム。
  2. 前記状態移行手段は、複数の貸出手段を一斉に前記試打ち状態とさせるための開始操作を受付、当該開始操作の受付に応じて対象となる貸出装置を前記試打ち状態とさせる一方、当該試打ち状態である貸出装置について、その試打ち状態を終了させるための終了操作を受付、当該終了操作の受付に応じて対象となる貸出装置の前記試打ち状態を終了させ、
    前記情報管理手段は、前記試打ち状態における遊技情報の管理対象期間の開始時点を前記開始操作により特定し、集計を開始する一方、前記終了操作があっても前記遊技情報の集計を継続して実行することを特徴とする請求項1記載の遊技場用システム。
  3. 前記受信手段は、大当たり状態の発生状況を特定可能な大当たり信号を前記遊技信号として受信し、
    前記状態判定手段は、前記受信手段が受信した遊技信号により遊技機が大当たり状態であるのか否かを判定し、
    前記情報管理手段は、前記状態判定手段による大当たり状態の発生判定毎に、その時点までの遊技情報を特定可能に記憶する一方、前記終了操作があった場合に、大当たり状態であると判定されている遊技機については、当該大当たり状態の発生時点を前記管理対象期間の終了時点として特定することを特徴とする請求項2記載の遊技場用システム。
  4. 前記発射装置の遊技玉の打込みを強制的に禁止する禁止処理を行う発射禁止手段を備え、
    前記受信手段は、通常状態よりも大当たり状態を発生させ易い状態である特別状態の発生状況が特定可能な特別状態信号を前記遊技信号として受信し、
    前記状態判定手段は、前記受信手段が受信した遊技信号により遊技機が前記特別状態であるのか否かを判定し、
    前記発射禁止手段は、前記終了操作があった場合に、前記特別状態であると判定されている遊技機について前記禁止処理を実行し、
    前記情報管理手段は、前記終了操作があった場合に、前記特別状態であると判定されている遊技機については、当該終了操作があった時点を前記管理対象期間の終了時点として特定することを特徴とする請求項2または3記載の遊技場用システム。
  5. 前記受信手段は、従業員により遊技機近辺が確認されたことを示す確認信号を受信し、
    前記情報管理手段は、前記受信手段により確認信号が受信された場合に、前記管理対象期間の開始時点を新たに定めることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の遊技場用システム。
  6. 前記受皿玉特定手段は、前記試打ち貸出手段が非稼動状態の判定に応じて前記貸出手段に貸出処理させる場合に、前記受皿玉数を初期値へと補正する補正処理を行うことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の遊技場用システム。
  7. 遊技機に対応して設けられ、前記受皿から溢れた遊技玉を受入れて計数し、その計数した遊技玉数を計数玉数として特定する計数処理を実行する計数手段を備え、
    前記設定手段は、前記受皿玉数に対する設定値であって、前記受皿の貯留可能玉数に対応する受皿玉上限と、その貯留可能玉数に対応した許容範囲である上限範囲とを設定し、
    前記受皿玉特定手段は、前記アウト、前記セーフ、及び前記貸出玉数に加えて、前記計数手段により特定された計数玉数を前記演算対象として前記受皿玉数を演算する一方、前記計数手段により計数処理が実行された場合に、その受皿玉数が前記上限範囲を逸していれば、当該受皿玉数を前記受皿玉上限へと補正する補正処理を行うことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の遊技場用システム。
  8. 前記情報管理手段が管理する遊技情報を特定可能に出力する出力手段を備え、
    前記情報管理手段は、前記試打ち状態における遊技情報の管理対象期間において、前記大当たり状態の発生判定、及び前記受皿玉特定手段による補正処理に応じてレコード作成し、当該レコード毎の遊技情報を管理することで、その管理対象期間における遊技情報履歴を管理し、
    前記出力手段は、前記受皿玉特定手段による補正処理に応じて作成されたレコードを識別可能に出力する一方、前記補正処理が所定回数行われた場合にはその旨の報知出力を行うことを特徴とする請求項6または7記載の遊技場用システム。
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