JP5368238B2 - 遊技場用システム - Google Patents
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Description
当該予約者が希望する遊技機である予約先遊技機を特定する予約操作を受付ける操作手段と、前記予約先遊技機に対応する前記払戻手段に前記払戻処理を実行させる予約先払戻処理を行う予約先払戻手段と、を備え、前記更新手段は、前記予約先払戻処理に応じて、前記予約操作を受付けた前記操作手段に対応する遊技機である予約元遊技機に対応する前記記憶手段により記憶される前記獲得媒体数を更新し、前記予約先払戻手段は、前記予約先遊技機が前記状態判定手段により前記非稼動状態である旨の判定がされていることを条件として前記予約先払戻処理を実行するものである(請求項1)。
前記遊技機に対応して設けられ、前記獲得媒体を受入れて計数する計数処理を行う計数手段と、前記予約先遊技機の予約状態が解除された旨の判定である解除判定を行う解除判定手段と、前記解除判定に応じて前記獲得媒体数を移行する移行処理を行う移行手段と、を備え、
前記発行手段は、前記予約操作に応じて行う前記発行処理であり、当該発行対象となった前記記録媒体を予約媒体として発行する予約発行処理を行い、前記解除判定手段は、前記予約発行処理後に前記予約先遊技機以外の遊技機に対応する前記受付手段により前記予約媒体が受付けられた場合に前記解除判定を行い、前記移行手段は、前記解除判定後、前記予約先遊技機に対応する前記計数手段により計数された前記獲得媒体数の内、前記予約先払戻処理により払戻された遊技媒体数である予約先媒体数に対応した予約解除媒体数を前記予約媒体が受付けられた前記受付手段に対応する遊技機へと移行する処理を前記移行処理として実行し、前記更新手段は、前記移行処理が実行された場合に、前記予約媒体が受付けられた前記受付手段に対応する遊技機に対応する前記記憶手段により記憶される前記獲得媒体数に当該移行処理の対象となった前記予約解除媒体数を加算する様にしても良い(請求項2)。
前記遊技機側から送信される遊技信号であって、有価価値を対価として遊技者に貸出された遊技媒体数である貸出媒体数と、遊技により払出された遊技媒体数である払出媒体数との合算値から、遊技により使用された遊技媒体数である使用媒体数を減算した値であり、理論上の前記獲得媒体数を表す理論獲得媒体数を特定可能な遊技信号を受信する受信手段と、前記遊技機に対応して設けられ、前記受信手段が受信した遊技信号により前記理論獲得媒体数を特定し、管理する理論媒体管理手段と、前記予約操作に応じて、前記予約元遊技機に対応した前記理論媒体管理手段により管理される前記理論獲得媒体数と前記獲得媒体数との差数である残し獲得媒体数を特定し、当該残し獲得媒体数が所定数未満である場合に、当該予約元遊技機に対応した前記払戻手段に前記払戻処理を実行させる予約元払戻処理を実行する予約元払戻手段と、前記遊技機に対応して設けられ、前記獲得媒体を受入れて計数する計数処理を行う計数手段と、前記予約操作後に前記予約先遊技機にて前記予約者による遊技が開始された場合に予約遊技判定を行う予約遊技判定手段と、前記予約遊技判定に応じて前記獲得媒体数を移行する移行処理を行う移行手段と、を備え、
前記発行手段は、前記予約操作に応じて行う前記発行処理であり、当該発行対象となった前記記録媒体を予約媒体として発行する予約発行処理を行い、前記予約遊技判定手段は、前記予約先遊技機に対応する前記受付手段により前記予約媒体が受付けられたことを条件として前記予約遊技判定を行い、前記移行手段は、前記予約遊技判定後、前記予約元遊技機に対応する前記計数手段により計数された獲得媒体数の内、前記予約元払戻処理により払戻された遊技媒体数、及び前記残し獲得媒体数の少なくとも一方に対応した予約元残し媒体数を、前記予約先遊技機へと移行する処理を前記移行処理として実行し、前記更新手段は、前記移行処理が実行された場合に、前記予約先遊技機に対応する前記記憶手段により記憶される前記獲得媒体数に前記予約元残し媒体数を加算する様にしても良い(請求項3)。
前記予約先遊技機、及び前記予約元遊技機の少なくとも一方の遊技機において、前記予約媒体以外の記録媒体についての前記受付処理、前記遊技機に対応した有価価値を受付け、その受付けた有価価値を対価として遊技者に遊技媒体を貸出する貸出処理を行う貸出装置による有価価値の受付け、前記貸出処理、及び前記遊技機における遊技媒体の使用の内、少なくとも1つを禁止する禁止処理を、前記予約操作に応じて行う遊技禁止手段を備え、
前記遊技禁止手段は、前記禁止処理を行っている状態で、その対応する前記予約操作により前記予約先遊技機となった遊技機についての前記解除判定、及び前記予約遊技判定の内、少なくとも一方の判定後、前記禁止処理を行っている遊技機に対応する計数手段により、前記予約解除媒体数、或いは前記予約元残し媒体数に対応した禁止解除媒体数分の獲得媒体数の計数処理が行われた場合に、その遊技機における前記禁止処理を解除する様にしても良い(請求項4)。
前記移行手段は、前記移行処理を実行する場合に、前記状態判定手段により移行元となる遊技機について稼動状態である旨の判定がされている場合には、前記計数手段により計数された獲得媒体数の内、前記予約解除媒体数、或いは前記予約元残し媒体数を移行対象とする一方、非稼動状態である旨の判定がされている場合には、前記計数手段により計数された獲得媒体数全てを移行対象とする様にしても良い(請求項5)。
前記予約先払戻処理、或いは前記予約元払戻処理である予約払戻処理が実行された場合に、その予約払戻処理に応じて手数料を徴収し、その手数料を積み立てて記憶することで管理する手数料管理手段と、前記予約先遊技機、或いは前記予約元遊技機である予約遊技機において、前記予約者以外の遊技者による遊技の検知である異常遊技検知を行う検知手段と、前記手数料記憶手段が記憶する手数料を遊技者へと還元する還元処理を行う還元手段と、を備え、
前記更新手段は、前記予約払戻処理が実行された場合に、その予約払戻処理により払戻された遊技媒体数よりも多くの獲得媒体数を減算し、前記手数料管理手段は、前記更新手段による前記予約払戻処理に応じて減算された獲得媒体数の内、前記予約払戻処理により払戻された遊技媒体数を除外した獲得媒体数を前記手数料として徴収し、前記還元手段は、前記検知手段により異常遊技検知が行われた場合に、その異常遊技検知後に前記予約者が遊技する遊技機に対応する前記記憶手段が記憶する獲得媒体数、その異常遊技検知後に前記予約者が前記記録媒体により特定される獲得媒体数を精算する精算装置において精算対象となる獲得媒体数、前記予約者が遊技する遊技機に対応する前記記憶手段により記憶される獲得媒体数、及び前記予約者が遊技場へと預け入れている獲得媒体数の内、少なくとも1つを加算することにより前記還元処理を実行可能とする様にしても良い(請求項6)。
図1は、遊技場用システムの全体構成を示す概略図である。遊技場には遊技機1に対応して貸出装置2、各台計数機(台毎端末)3が設置され、管理室には管理装置4が設置されている。中継装置5は、2台の遊技機1、2台の貸出装置2、2台の各台計数機3、及び管理装置4と接続されている。管理装置4は、遊技機側(遊技機1、貸出装置2、各台計数機3等)から送信される遊技信号を中継装置5を介して受信することにより遊技機1を管理する。尚、図1では省略したが、実際には数百台の遊技機1が管理装置4の管理対象となる。
アウト信号=使用玉を回収するアウトBOXから出力される使用媒体数(アウト)を特定可能な信号。回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機1から出力される信号であっても良い。
セーフ信号=遊技機1から出力される払出媒体数(セーフ)を特定可能な信号。遊技(入賞)に応じた払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、補給装置から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。
スタート信号=遊技機1から出力される図柄変動数(役物作動数、スタート)を特定可能な信号。始動口8又は始動口9への入賞により変動(作動)する表示部12における図柄変動(役物作動、スタート処理)1回につき1パルスが出力されるので、「スタート信号数×1」をスタートとして特定する。尚、始動口8又は始動口9への入賞に応じて出力される始動入賞信号をスタート信号としても良い。
大当たり信号=遊技機1から出力される大当たりを特定可能な信号。大当たり中にレベル出力される状態信号なので大当たり信号受信中を大当たり中として特定する。
特別状態信号=遊技機1から出力される特別状態を特定可能な信号。大当たり確率が向上する確変中等の大当たりを通常状態よりも発生させ易い状態である特別状態中にレベル出力される状態信号(確変信号)なので、特別状態信号受信中を特別状態中として特定する。尚、始動口9への入賞率が向上する時短中にレベル出力される状態信号(時短信号)であっても良い。
売上信号=貸出装置2から出力される売上情報(売上玉数(貸出媒体数に相当)、売上額)を特定可能な信号。遊技者に対する有価価値を対価とした貸出玉25玉毎に1パルスが出力されるので、「売上信号数×25」を売上玉数として特定し、売上玉数×貸単価を売上額として特定。
(1)固有のIDが記録された所謂会員カード或いはビジターカードをカード挿入口14にて受付可能であり、受付した状態で貨幣投入口15に貨幣が投入された場合に、そのIDに対応付けてその価値(有価価値)を記憶する。
(2)ビジターカードを所定数(5枚程度)ストック可能であり、会員カード或いはビジターカードを受付していない状態で貨幣を受付すると、ストックしているビジターカードに貨幣の有価価値を記録して、そのビジターカードを受付状態にする。
(3)有価価値が特定可能な状態で遊技機1に設けられた図示しない貸出釦が押下されると、その有価価値に基づき貸玉(遊技媒体に相当)を遊技機1の払出口から払出して売上信号を送信する。
(4)会員カードを受付していれば、再プレイ釦16に対する押下操作に応じて貯玉を対価とした再プレイによる払出(再プレイ処理)も可能であり、この場合は、再プレイ玉を貸玉同様に遊技機1の図示しない払出口から払出して再プレイ信号を送信する。
(5)カードを受付した状態で返却釦17の押下を受付すると、受付中のカードを排出する。
(6)情報表示部18では貸出或いは貯玉関連情報を表示可能であり、会員カードを受付する等の所定条件が成立すれば各種の対応する遊技機1に関する遊技情報等も表示可能となる。
(7)対応する管理装置としては各台計数機3に対応する管理装置4だけでなく図示しないカード会社の管理装置にも対応し、会員ID毎の貯玉は管理装置4が記憶する一方、有価価値に対応する残高はカード会社の管理装置にて管理する。
(1)中継装置5からの貸出指令信号を受信した場合は遊技玉を1単位(125玉)分供給する。
(2)遊技玉を計数部にて計数した場合には、計数タイマ(2秒)を作動させ計数タイマのタイムアップ後に計数した計数玉数を示す計数情報を中継装置5に送信する。
(3)計数タイマは遊技玉の計数毎にリスタートする。
(4)営業時には計数玉を特定可能な持玉券を発行可能とする。
各台計数機3は、遊技機1の下部受皿11の開放に伴い、受皿部28にて玉を受けた玉を計数する計数処理を行い、払出釦25の押下により計数玉(持玉)を払戻1単位(125玉)分、払戻す払戻処理を行う。
遊技者が台移動を行いたい場合に、移動先の遊技機1を予約先遊技機として台確保状態にする台移動予約処理が可能である。尚、台移動予約処理時には移動元の遊技機1も予約元遊技機として台確保状態にする。
図3は各台計数機3の設定情報を示しており、次の各項目が設定されている。尚、以下に示す予約先とは、台移動する場合の移動先となる遊技機、或いはその遊技機に対応する各台計数機3を示し、予約元、或いは予約先遊技機とは、台移動する場合の移動先、即ち、予約操作を行った遊技機、或いはその遊技機に対応する各台計数機3を示す。
端玉設定値=持玉及び理論持玉(理論獲得媒体数に相当)に対する設定値で、予約先遊技機の持玉及び理論持玉の双方がこの設定値以下の場合に台移動予約を可能とする。また、持玉券を受付けていない場合に持玉がこの設定値以上となった場合にストックしている持玉券の1枚を受付状態とする。
受皿値=理論持玉と持玉とを照合する際に参照する設定値で、台移動予約時に理論持玉と持玉との差がこの設定値未満の場合に、予約元遊技機に残す遊技玉が不足しているとして予約元玉分の遊技玉を払出す。
予約先玉(予約先媒体数、予約解除媒体数に相当)=台移動予約時に予約先遊技機にて払出(払戻)す遊技玉数。
予約先解除玉(禁止解除媒体数に相当)=予約先の各台計数機3での計数値に対する設定値で、台移動予約解除時に予約先の各台計数機3にてこの設定値分の玉を計数した場合に予約先の各台計数機3での台移動予約を解除する。
予約元玉(「予約元払戻処理により払戻された遊技媒体数」に相当)=台移動予約時に予約元遊技機に残す遊技玉が不足している場合に予約元遊技機にて払出す遊技玉数。
予約完了玉(禁止解除媒体数に相当)=予約元遊技機の計数値に対する設定値で、台移動予約完了時に予約元遊技機にてこの設定値分の玉を計数した場合に、予約元遊技機の台確保状態を解除する。
解除タイマ=予約終了表示の終了に応じて作動するタイマ。計数によりリスタートし、タイムアップ時に予約元の各台計数機3の残し玉(「予約元残し媒体数」に相当)を予約先の各台計数機3に移行し、予約券を初期化する。
持玉券ID=現在受付けている、或いは発行対象となっている持玉券ID。
計数玉=計数した玉数の合計。
払戻玉=持玉を対価として払出した玉数の合計であり、即ち、払戻した持玉数。
受付持玉=新たに受付けた持玉券の持玉合計であり、即ち、台移動前までの持玉。
持玉=遊技者の持玉数(受付持玉+計数玉−払戻玉)であり、即ち、発行可能な持玉数。
受付理論持玉=新たに受付けた持玉券の理論持玉合計であり、即ち、台移動前までの理論持玉。
理論持玉=理論上の持玉数(受付理論持玉+売上玉-差玉)。尚、差玉=アウト−セーフ。
予約券=台移動予約した場合に発行された持玉券IDであり、台移動予約時には予約元遊技機でも予約先の各台計数機3でもこの持玉券のみが受付対象となる。
残し玉(残し獲得媒体数に相当)=台移動予約時に、理論上、予約元遊技機の受皿等に残されている玉数であり、台移動予約時の「理論持玉−持玉」。
図13は各台計数機3による台移動予約処理を示すフローチャートである。各台計数機3は、予約操作処理(A1)、予約先側受信処理(A2)、予約元遊技機側受信処理(A5)を実行しており、持玉券を受付けた場合は(A3:YES)、持玉券受付処理も実行する(A5)。
以上のような動作により、予約元の各台計数機3において次の遊技者による計数が可能となる。
以上のようにして、台移動前に予約元の各台計数機3、予約先の各台計数機3、予約券に分割されていた持玉及び理論持玉を合算することにより、受付持玉及び受付理論持玉を最終的に求めることができる。
予約元の各台計数機3は、図17の持玉券受付処理において、予約先表示の状態で予約券を受付けた場合は(E2:YES、D5:予約元)、予約先を解除する必要があることから、予約先に予約解除信号を送信する解除判定を行う(E9)。このとき、持玉券の理論持玉及び持玉を受付理論持玉及び受付持玉に加算する。図10のデータ(12)は、予約券の発行前のデータ(3)に復帰した状態を示している。
さらに、予約状態時に、予約先遊技機及び予約元遊技機を遊技禁止状態とし、所定玉数の計数により禁止状態をそれぞれ解除するようにしたので、遊技機の禁止状態を解除するために次の遊技者が計数するようになり、効果的に予約者の払戻玉を回収出来る。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
台確保状態では、持玉の払戻しの他に、計数不能状態とし、予約券の受付のみを許可する構成としたが、貸出装置2における現金等の有価価値の受付や、貸出処理、遊技機1の電源を切断や、所謂ハンドルストップ等して遊技玉の発射(使用)の内、少なくとも1つを禁止する禁止処理を実行するようにしても良い(遊技禁止手段に相当)。この場合、計数不能状態以外の禁止処理は、受付処理同様、計数に応じて、即ち、予約完了玉や、予約解除玉分の計数に応じて禁止状態を解除すれば良い。また、遊技玉が払出されていることから予約状態を認識し得るので、台確保状態として計数不能状態や持玉券の受付等の各種禁止処理を行わなくとも良い。
予約終了時、予約解除時に計数玉の一部(残し玉、予約先玉)のみを予約者に返却する構成としたが、予約解除信号、或いは予約解除確認信号の受信、又はその受信後の最初の計数に応じて管理装置4により設定される設定時間(例えば1分)作動する解除タイマ作動中の全ての計数玉を返却しても良い。この場合、返却対象となる遊技機1が稼動中であれば一部を返却する一方、非稼動中であれば全ての計数玉を返却する等、稼動状態に応じて返却する計数玉を定めても良い。
予約元遊技機を台確保状態としない(遊技玉の払出さない)構成としても良い。
予約先にて予約券を受付けないまま遊技機1が稼動状態となった場合に、「予約券を挿入してください」等と表示や音声等により注意報知を行い、その後、所定期間(時間の経過や、所定量の遊技情報の更新等)が経過しても予約券を受付けない場合には、表示や音声等により異常報知しても良い。勿論、注意表示の代わりに異常報知しても良い。
中継装置5が行う情報処理の一部、或いは全部を各台計数機3、貸出装置2や管理装置4等にて行う構成としても良い。同様に管理装置4が行う情報処理の一部を中継装置5や各台計数機3にて行っても良い。勿論、貸出装置2と各台計数機3を一体化しても良い。
Claims (6)
- 遊技媒体を受ける受皿を備えた遊技機に対応して設けられ、遊技者が獲得した遊技媒体数である獲得媒体数を特定可能な記録媒体を受付ける受付処理を行う受付手段と、
前記遊技機に対応して設けられ、前記獲得媒体数を記憶する記憶手段と、
前記遊技機に対応して設けられ、前記獲得媒体を対価として当該遊技機の前記受皿へと遊技媒体を供給することで、遊技者に遊技媒体を払戻す払戻処理を行う払戻手段と、
前記遊技機に対応して設けられ、前記記憶手段により記憶される前記獲得媒体数を特定可能な前記記録媒体を発行する発行処理を行う発行手段と、
前記記憶手段により記憶される前記獲得媒体数を前記受付処理、前記払戻処理、及び前記発行処理に応じて更新する更新手段と、
前記遊技機側から出力される遊技者が遊技しているか否かを判定可能な遊技信号により稼動状態、或いは非稼動状態である旨の判定を行う状態判定手段と、
前記遊技機に対応して設けられ、遊技する遊技機の変更を希望する遊技者である予約者による操作であって、当該予約者が希望する遊技機である予約先遊技機を特定する予約操作を受付ける操作手段と、
前記予約先遊技機に対応する前記払戻手段に前記払戻処理を実行させる予約先払戻処理を行う予約先払戻手段と、を備え、
前記更新手段は、前記予約先払戻処理に応じて、前記予約操作を受付けた前記操作手段に対応する遊技機である予約元遊技機に対応する前記記憶手段により記憶される前記獲得媒体数を更新し、
前記予約先払戻手段は、前記予約先遊技機が前記状態判定手段により前記非稼動状態である旨の判定がされていることを条件として前記予約先払戻処理を実行することを特徴とする遊技場用システム。 - 前記遊技機に対応して設けられ、前記獲得媒体を受入れて計数する計数処理を行う計数手段と、
前記予約先遊技機の予約状態が解除された旨の判定である解除判定を行う解除判定手段と、
前記解除判定に応じて前記獲得媒体数を移行する移行処理を行う移行手段と、を備え、
前記発行手段は、前記予約操作に応じて行う前記発行処理であり、当該発行対象となった前記記録媒体を予約媒体として発行する予約発行処理を行い、
前記解除判定手段は、前記予約発行処理後に前記予約先遊技機以外の遊技機に対応する前記受付手段により前記予約媒体が受付けられた場合に前記解除判定を行い、
前記移行手段は、前記解除判定後、前記予約先遊技機に対応する前記計数手段により計数された前記獲得媒体数の内、前記予約先払戻処理により払戻された遊技媒体数である予約先媒体数に対応した予約解除媒体数を前記予約媒体が受付けられた前記受付手段に対応する遊技機へと移行する処理を前記移行処理として実行し、
前記更新手段は、前記移行処理が実行された場合に、前記予約媒体が受付けられた前記受付手段に対応する遊技機に対応する前記記憶手段により記憶される前記獲得媒体数に当該移行処理の対象となった前記予約解除媒体数を加算することを特徴とする請求項1記載の遊技場用システム。 - 前記遊技機側から送信される遊技信号であって、有価価値を対価として遊技者に貸出された遊技媒体数である貸出媒体数と、遊技により払出された遊技媒体数である払出媒体数との合算値から、遊技により使用された遊技媒体数である使用媒体数を減算した値であり、理論上の前記獲得媒体数を表す理論獲得媒体数を特定可能な遊技信号を受信する受信手段と、
前記遊技機に対応して設けられ、前記受信手段が受信した遊技信号により前記理論獲得媒体数を特定し、管理する理論媒体管理手段と、
前記予約操作に応じて、前記予約元遊技機に対応した前記理論媒体管理手段により管理される前記理論獲得媒体数と前記獲得媒体数との差数である残し獲得媒体数を特定し、当該残し獲得媒体数が所定数未満である場合に、当該予約元遊技機に対応した前記払戻手段に前記払戻処理を実行させる予約元払戻処理を実行する予約元払戻手段と、
前記遊技機に対応して設けられ、前記獲得媒体を受入れて計数する計数処理を行う計数手段と、
前記予約操作後に前記予約先遊技機にて前記予約者による遊技が開始された場合に予約遊技判定を行う予約遊技判定手段と、
前記予約遊技判定に応じて前記獲得媒体数を移行する移行処理を行う移行手段と、を備え、
前記発行手段は、前記予約操作に応じて行う前記発行処理であり、当該発行対象となった前記記録媒体を予約媒体として発行する予約発行処理を行い、
前記予約遊技判定手段は、前記予約先遊技機に対応する前記受付手段により前記予約媒体が受付けられたことを条件として前記予約遊技判定を行い、
前記移行手段は、前記予約遊技判定後、前記予約元遊技機に対応する前記計数手段により計数された獲得媒体数の内、前記予約元払戻処理により払戻された遊技媒体数、及び前記残し獲得媒体数の少なくとも一方に対応した予約元残し媒体数を、前記予約先遊技機へと移行する処理を前記移行処理として実行し、
前記更新手段は、前記移行処理が実行された場合に、前記予約先遊技機に対応する前記記憶手段により記憶される前記獲得媒体数に前記予約元残し媒体数を加算することを特徴とする請求項1または2記載の遊技場用システム。 - 前記予約先遊技機、及び前記予約元遊技機の少なくとも一方の遊技機において、前記予約媒体以外の記録媒体についての前記受付処理、前記遊技機に対応した有価価値を受付け、その受付けた有価価値を対価として遊技者に遊技媒体を貸出する貸出処理を行う貸出装置による有価価値の受付け、前記貸出処理、及び前記遊技機における遊技媒体の使用の内、少なくとも1つを禁止する禁止処理を、前記予約操作に応じて行う遊技禁止手段を備え、
前記遊技禁止手段は、前記禁止処理を行っている状態で、その対応する前記予約操作により前記予約先遊技機となった遊技機についての前記解除判定、及び前記予約遊技判定の内、少なくとも一方の判定後、前記禁止処理を行っている遊技機に対応する計数手段により、前記予約解除媒体数、或いは前記予約元残し媒体数に対応した禁止解除媒体数分の獲得媒体数の計数処理が行われた場合に、その遊技機における前記禁止処理を解除することを特徴とする請求項2または3記載の遊技場用システム。 - 前記移行手段は、前記移行処理を実行する場合に、前記状態判定手段により移行元となる遊技機について稼動状態である旨の判定がされている場合には、前記計数手段により計数された獲得媒体数の内、前記予約解除媒体数、或いは前記予約元残し媒体数を移行対象とする一方、非稼動状態である旨の判定がされている場合には、前記計数手段により計数された獲得媒体数全てを移行対象とすることを特徴とする請求項2ないし4の何れかに記載の遊技場用システム。
- 前記予約先払戻処理、或いは前記予約元払戻処理である予約払戻処理が実行された場合に、その予約払戻処理に応じて手数料を徴収し、その手数料を積み立てて記憶することで管理する手数料管理手段と、
前記予約先遊技機、或いは前記予約元遊技機である予約遊技機において、前記予約者以外の遊技者による遊技の検知である異常遊技検知を行う検知手段と、
前記手数料記憶手段が記憶する手数料を遊技者へと還元する還元処理を行う還元手段と、を備え、
前記更新手段は、前記予約払戻処理が実行された場合に、その予約払戻処理により払戻された遊技媒体数よりも多くの獲得媒体数を減算し、
前記手数料管理手段は、前記更新手段による前記予約払戻処理に応じて減算された獲得媒体数の内、前記予約払戻処理により払戻された遊技媒体数を除外した獲得媒体数を前記手数料として徴収し、
前記還元手段は、前記検知手段により異常遊技検知が行われた場合に、その異常遊技検知後に前記予約者が遊技する遊技機に対応する前記記憶手段が記憶する獲得媒体数、その異常遊技検知後に前記予約者が前記記録媒体により特定される獲得媒体数を精算する精算装置において精算対象となる獲得媒体数、前記予約者が遊技する遊技機に対応する前記記憶手段により記憶される獲得媒体数、及び前記予約者が遊技場へと預け入れている獲得媒体数の内、少なくとも1つを加算することにより前記還元処理を実行可能とすることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の遊技場用システム。
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