JP2007089785A - 引出し構造 - Google Patents

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Mitsuhisa Sugiyama
光永 杉山
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Abstract

【課題】引出しの構造を比較的自由に形成すると共に自閉装置を簡便に設ける。
【解決手段】引出し体2a,2bの側板21の上木口21aに上方に突出する突出ピン4を設けると共に、これらの上に位置する収納体1の面(天板下面11a、横材下木口面13b)に自閉ユニット3a,3bを設ける。引出し体が閉じる方向に移動する途中で突起が自閉ユニットのスリットに入り込み、自閉ユニットに内蔵される係止体に係止し、付勢手段により係止体と共に移動して引出し体を自閉する。引出し体の下面とこの下に位置する収納体の面との間に自閉装置が設けられる実施形態も採用し得る。
【選択図】図1

Description

本発明は引出し構造に関する。
引出し構造の従来技術として下記特許文献1,2に開示されるようなものが知られている。
特公平5-23763号公報 特開2005−34348号公報
これら従来技術の引出し構造においては、引出し体を自動的に閉じる自閉装置を引出し体の側壁と引出し体を収容する収納体側壁との間に設けている。
しかしながら、特許文献1,2記載のような構造を採用すると、自閉装置が引出し体と収納体側壁との間に設けられるため、引出しの構造に制約を与えるおそれがある。
また、このような場所に自閉装置を設置することが必要とされることから、組立工程が煩雑となり、施工に時間を要するものとなっていた。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、引出しの構造を比較的自由に形成すると共に自閉装置を簡便に設けることができる新規な技術を提供することにある。
上記の課題を達成するため、請求項1に係る本発明は、引出し体の側板の上木口とこの上に位置する収納体の面との間、または引出し体の下面とこの下に位置する収納体の面との間に自閉装置が設けられることを特徴とする引出し構造である。
請求項2に係る本発明は、請求項1の引出し構造において、自閉装置が、引出し体の上木口または下面と収納体の面のいずれか一方に設けられる突起と、他方に設けられて係止体及び該係止体を付勢する付勢手段を内蔵する自閉ユニットとを有してなり、引出し体を閉じる方向に移動したときに突起が自閉ユニットのスリットに入り込み、係止体に係止し、付勢手段により係止体と共に移動して該引出し体を自閉することを特徴とする。
請求項3に係る本発明は、請求項2の引出し構造において、突起が引出し体の下面の幅方向略中央から下方に突出するように設けられると共に、自閉ユニットが引出し体の下方において収納体の左右一対の横材間に架け渡される支持金具上の幅方向略中央に固定されることを特徴とする。
請求項1に係る本発明によれば、引出し体の側板の上木口とこの上に位置する収納体の面との間、または引出し体の下面とこの下に位置する収納体の面との間のスペースを利用して自閉装置が設けられるので、引出し構造に対する設計上の自由度を確保することができる。
請求項2に係る本発明によれば、自閉装置が突起と自閉ユニットとから構成され、これらを前記スペースに簡単に取り付けることができるので、引出しを短時間で容易に施工することができる。
請求項3に係る本発明によれば、自閉装置が幅方向略中央に設けられるので、引出し体の開閉がスムーズに行われる。
本発明の一実施形態による引出し構造について図1及び図2を参照して説明する。この引出し構造は、収納体1に引出し体2a,2bが各々出し入れ可能に収納されるものであり、図1では上方の引出し体2aが半開きの状態、下方の引出し体2bが閉じた状態で示されている。
収納体1は天板11、4本の支柱12、各左右一対の横材13、左右一対の側板14、背板15、底板(図示せず)などからなる前面開口の箱状体である。
引出し体2a,2bは同一形状・同一構成であり、左右一対の側板21、前板22、後板23及び底板24からなる上面開口の箱状体であり、その下に位置する横材13の上木口面13a上を略水平方向にスライド移動可能である。図示しないが、たとえば引出し体2a,2bの側板21と収納体1の支柱12との間にレールを設けたスライド機構を採用しても良い。前板22には引出し操作を容易にするための取手25が取り付けられている。
この引出し構造において、自閉ユニット3aが天板11の下面11aに固定されると共に、同一構成の自閉ユニット3bが横材13の下木口13bに固定される。これらの自閉ユニット3a,3bは公知のものであって良く、たとえば特開2005-201344号公報に緩衝装置として記載される構成のものを使用することができる。すなわち、各自閉ユニット3a,3bは直方体形状の細長ケースを有し、この中に緩衝機構が設けられる。細長ケースの高さはできるだけ小さいことが好ましい。さらに、細長ケースの前端側の下面には所要の長さに亘ってスリット(図示せず)が形成されており、前端開口部31において開口している。
一方、引出し体2a,2bの少なくとも一方の側板21(図2において左側に示される側板21)の上木口21aには上方に垂直に突出する突出ピン4が固定されており、自閉ユニット3a,3bと共に本発明の引出し構造における自閉装置を構成している。突出ピン4は上記自閉ユニット3a,3bの細長ケース前端開口31から下面に所要の長さに亘って形成された上記スリットに嵌入可能な形状及び大きさを有している。
上記公報に記載されるように、自閉ユニット3a,3bの細長ケースには、突出ピン4が係止可能な係止体、この係止体を引出し体2a,2bの閉じる方向に付勢するコイルスプリング、係止体を固定する移動部材、ピニオンギアを備えた緩衝部材、ピニオンギアと噛み合うラックなどが内蔵されている。上記スリットに前端開口部31から進入した突出ピン4が細長ケース内の係止体に係止すると、係止体の固定が解除され、係止体はコイルスプリングに付勢されて細長ケース内を図1右方向に移動し、これと共に突出ピン4も同方向に従動して引出し体2a,2bを自閉する。
引出し体が閉じた状態にあるとき(図1における引出し体2b)、突出ピン4はスリットの奥深い位置にて該スリットを介して細長ケース内に突入し、係止体に係止されている。この状態から引出し体を手前に引き出そうとすると、ロータリーダンパなどの緩衝部材の作用によってある程度の引出し抵抗が加わった状態で係止体と共に突出ピン4がスリットに沿って図1左方向に移動し、さらに移動することにより緩衝部材から外れて引出し抵抗が無くなり、さらにスリット前端開口部31から外れて全開可能となる。
全開状態の引出し体を閉じる方向に移動すると、略半開の時点で突出ピン4が前端開口部31からスリットに入り込み、自閉ユニットの係止体に係止する(図1の引出し体2aの状態)。突出ピン4が係止体に係止したときから緩衝部材による押込み抵抗が発生し、該抵抗がかかった状態でコイルスプリングの付勢により自閉される(図1における引出し体2bの状態となる)。
図3及び図4は本発明の他の実施形態による引出し構造を示すが、図1及び図2に示す実施形態におけると実質的に同一の部材・部分・要素については同一の符号を付して詳細な説明を割愛する。
この実施形態では、引出し体2aのための自閉ユニット3cが、該引出し体2aの下に位置する左右一対の横材13,13間に架け渡した前後一対の板状支持金具5,5上に、幅方向略中心位置で固定されている。自閉ユニット3cは、前述の実施形態における自閉ユニット3a,3bと略同一構成のものであるが、この実施形態では上下を反転させた状態で用いている。したがって、その細長ケースの前端開口31から上面に所要の長さに亘ってスリットが延長している。また、突出ピン4’は、引出し体2aの底板24の幅方向略中心位置にて下方に垂直に突出するように設けられており、引出し体2aを閉じる方向に移動するときに、自閉ユニット3cのスリットに前端開口部31から嵌入する。
この実施形態によると、前述の実施形態と同様の作用が得られることに加えて、自閉ユニット3cと突出ピン4’とで構成される自閉装置が引出し体2aの幅方向略中央に設けられるので、引出し体2aの開閉をよりスムーズに行うことができる利点がある。
本発明の引出し構造について図示実施形態に基づいて詳述したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて定められる発明の範囲内において様々な変形や変更が可能である。たとえば、収納体に出し入れ可能に収納される引出し体の段数は任意である。また、図1及び図2に示す実施形態の自閉装置と図3及び図4に示す実施形態の自閉装置とを一つの収納体において引出し体ごとに適宜組み合わせて採用しても良い。
本発明の一実施形態による引出し構造を示す横断面図である。 図1中A−A線による断面図である。 本発明の別の実施形態による引出し構造を示す断面図である。 図3中B−B線による断面図である。
符号の説明
1 収納体
2a,2b 引出し体
3a,3b,3c 自閉ユニット
4,4’ 突出ピン(突起)

Claims (3)

  1. 引出し体の側板の上木口とこの上に位置する収納体の面との間、または引出し体の下面とこの下に位置する収納体の面との間に自閉装置が設けられることを特徴とする引出し構造。
  2. 自閉装置が、引出し体の上木口または下面と収納体の面のいずれか一方に設けられる突起と、他方に設けられて係止体及び該係止体を付勢する付勢手段を内蔵する自閉ユニットとを有してなり、引出し体を閉じる方向に移動したときに突起が自閉ユニットのスリットに入り込み、係止体に係止し、付勢手段により係止体と共に移動して該引出し体を自閉することを特徴とする請求項1の引出し構造。
  3. 突起が引出し体の下面の幅方向略中央から下方に突出するように設けられると共に、自閉ユニットが引出し体の下方において収納体の左右一対の横材間に架け渡される支持金具上の幅方向略中央に固定されることを特徴とする請求項2の引出し構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009061120A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Sun Wave Ind Co Ltd キャビネット
WO2011045996A1 (ja) * 2009-10-16 2011-04-21 Thk株式会社 双方向案内ユニット
JP2014033861A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Cleanup Corp キッチン収納庫
CN104382395A (zh) * 2014-11-20 2015-03-04 平湖市陈达仓储办公设备有限公司 抽屉用固定机构

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