JP2015086614A - パーティション - Google Patents

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Abstract

【課題】パーティションの設置や移動を極力簡単に行うことができるパーティションを提供する。【解決手段】パーティションは、メインパネルに対して、その収納空間への収納が可能に配置されるサイドパネルと、メインパネルの下部及びサイドパネルの下部に夫々配設されたキャスタと、引出位置におけるサイドパネルのキャスタを接地させ、収納位置におけるサイドパネルのキャスタを接地しないように浮かせる浮上手段と、を備える。パーティションは、サイドパネルの収容位置において、浮上手段により当該サイドパネルのキャスタを浮かせた状態で、メインパネルのキャスタにより移動可能に自立するように構成されている。【選択図】図8

Description

本実施形態は、室内スペースを区画する平板状のパネルを備えたパーティションに関する。
従来より、上記パーティションのパネルは、例えば床面上に自立させた状態で用いられ、オフィス等の室内の間仕切りとして広く使用されている。この種のパーティションにあっては、パネル同士を直線状に連結する等して所望のレイアウトで設置することができる。例えば、パーティションのパネル同士を連結固定する場合、その連結部として専用の金具が用いられ、その金具を一方のパネルと他方のパネルとに掛け渡した状態でボルトにより固定するようになっている。
このように、パネル同士を連結固定する場合、専用の金具が不可欠となり、当該パネルの連結作業も面倒なものとなっていた。そこで、一方のパネルを他方のパネルに収容することが考えられる。
特開2000−116483号公報
しかしながら、上記構成のパーティションは、その設置に際して両パネルを移動させるため、移動作業が困難となる。即ち、この種のパーティションにあっては、一方のパネルを他方のパネルに収容した状態で移動させるとしても、両パネルを移動させることに変わりなく、その移動中に、何らかのはずみで一方のパネルが引出し方向に引出されることも想定され、思いのほか面倒なものとなる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、パーティションの設置や移動を極力簡単に行うことができるパーティションを提供することである。
上記した目的を達成するために、本発明のパーティションは、室内スペースを区画する平板状のパネルを備えたものであり、前面板及び後面板を備え、それら前面板と後面板との間に、側縁部が開放された収納空間を有するメインパネルと、前記メインパネルに対して、前記収納空間への収納が可能に配置されるサイドパネルと、前記サイドパネルを、前記収納空間に収納した収納位置と前記側縁部から側方へ引き出した引出位置との間で、前記前面板あるいは前記後面板に沿って引き出し可能にガイドするガイド手段と、前記メインパネルの下部及び前記サイドパネルの下部に夫々配設されたキャスタと、前記引出位置における前記サイドパネルのキャスタを接地させ、前記収納位置における前記サイドパネルのキャスタを接地しないように浮かせる浮上手段と、を具備し、前記パーティションは、前記サイドパネルの前記収容位置において、前記浮上手段により当該サイドパネルのキャスタを浮かせた状態で、前記メインパネルのキャスタにより移動可能に自立するように構成したことを特徴とする。
請求項1のパーティションは、メインパネルとサイドパネルは、何れもキャスタを備えており、サイドパネルのキャスタは、収容位置において浮上手段により接地しないように浮いた状態となる。このため、パーティションの設置時や移動時において、メインパネルにサイドパネルを収容した状態で、メインパネルのキャスタにより移動させることができる。また、これにより、パーティションの移動中に、サイドパネルがメインパネルから引き出されることを確実に防止することができ、総じてパーティションの設置作業や移動作業を極力簡単に行うことができる。更に、パーティションの移動中における、サイドパネルのキャスタと床面との接触による、キャスタ部分(或いはキャスタの支持部分)の破損や変形を防止することができる。
本発明の一実施形態を示すものであり、サイドパネルを収納した状態で示すパーティション全体の正面図 (a)及び(b)は、サイドパネルをメインパネルから引き出した状態及び回動させた状態で示す外観斜視図 メインパネルにおけるガイド構造を含む構成の説明図であって、当該パネルを一部破断して示す拡大斜視図 サイドパネルのコーナ部を拡大して示す分解斜視図 パーティションの分解斜視図 左側のサイドパネルを例にインナーパネルの支持構成を説明するため分解図であって、(a)及び(b)は、パーティション上部及び下部における斜視図 サイドパネルを収納した状態で示すパーティション右側下部の拡大斜視図 サイドパネルにおけるキャスタの接地時の様子を、メインパネルの前面板を外した状態で示すもので、(a)及び(b)は、パーティション上部及び下部における正面図 サイドパネルにおけるキャスタの浮上時の様子を示す図8相当図 当接部材の拡大斜視図 (a)〜(c)は、パーティションの各種態様を説明するための図 閉塞部材の変更形態を示す図
以下、本実施形態について図1から図11を参照して説明する。なお、本実施形態では、パーティション1の正面図を示す図1において、同図の紙面に対する垂直方向を前後方向とする。また、パーティション1は、比較的背丈の低い所謂ローパーティションであって、オフィス等の室内スペースの間仕切りとして適用されるものを例とする。
パーティション1は、図1に示すメインパネル2と、当該パネル2内部の収納空間への収納が可能に配置される第1サイドパネル3及び第2サイドパネル4(図2参照)とを備える。第1、第2サイドパネル3,4は、前記収納空間に収納した収納位置と、左右両側方へ引き出した引出位置との間での引き出しが可能に構成されると共に、前記引出位置に引き出された状態で、基端側を回動中心として鉛直軸の周りに回動するように構成されている。
前記メインパネル2は、矩形状をなす前面板5a及び後面板5bと、それらの板5a,5bの外周縁部を囲う枠部6とを有し、全体として矩形平板状をなしている。尚、図8では、メインパネル2の前面板5aを外し、後面板5bの内壁側が露出した状態を示している。
メインパネル2の前面板5a及び後面板5bには、例えば布状表面材(クロス)としての外被部材7が夫々貼設されている。枠部6は、図1に示すように、その左辺部及び右辺部を構成する一対の縦フレーム10,11と、上辺部及び下辺部を構成する横フレーム12とからなる。
図3に示すように、メインパネル2の上部において、横フレーム12は、上壁部12aと前壁部12bと後壁部(図示略)とで、下側が開放された断面「コ」字状をなして左右方向に延びている。横フレーム12には、その内側に沿ってガイドレール13が収容配置されている。ガイドレール13は、上側が開放された断面「山」字状をなし、その前半部に第1サイドパネル3用のレール部13a、後半部に第2サイドパネル4用のレール部13b(破線参照)を有する。また、詳しい図示は省略するが、メインパネル2下部では(図8(b)参照)、横フレーム12及びガイドレール13が上部とは対称的に配置される。これにより、後述する第1サイドパネル3用のローラ部材は、上方のレール部13aと下方のレール部13aによりガイドされ、第2サイドパネル4用のローラ部材は、上方のレール部13bと下方のレール部13bによりガイドされるようになっている(図3参照)。
また、図3に示すように、上記の横フレーム12には、前後一対の差込み部(前壁部12bの差込み部12cのみ図示)が形成される。この枠部6における上辺部と下辺部の各差込み部12cに対して、前面板5a及び後面板5bが差し込まれると共に、横フレーム12と縦フレーム10,11の上端部及び下端部とが夫々組み付けられて固定される。これにより、前面板5aと後面板5bとの間には、前後に重ねた二枚のサイドパネル3,4が収まる収納空間Sが形成される(図3、図11(a)参照)。尚、レール部13a,13bは、ローラ部材の片側(図3では下側)をガイドする構成に限らず、ローラ部材の上下両側をガイドする形状にしてもよい。
図3に示すように、前記縦フレーム10,11は何れも上下方向へ延びており、一方の縦フレーム10は、他方の縦フレーム11に比し幅狭に形成されている。詳しい図示は省略するが、各縦フレーム10,11は、前面板5a或は後面板5bの側縁部(左右の端部)が嵌合する嵌合溝を有している。また、図3に示すように、メインパネル2の左部では、縦フレーム10は前側に、縦フレーム11は後側に配置された状態で組み付けられる。これにより、メインパネル2左部の縦フレーム10,11間には、第1サイドパネル3を出し入れするための前側開口部17aが形成される。一方、メインパネル2の右部では、縦フレーム10は後側に、縦フレーム11は前側に配置される(図7参照)。このため、メインパネル2右部の縦フレーム10,11間には、第2サイドパネル4を出し入れするための後側開口部17bが形成される。
図7に示すように、メインパネル2下部には、横フレーム12とガイドレール13の右端部を、後側開口部17bに対応させて切り欠いた切欠部18bが設けられている。この切欠部18bによって、第2サイドパネル4のキャスタ19B上部(キャスタ支持部20B)が収納空間Sに納まるようになっている。これにより、第2サイドパネル4の右縁部が、メインパネル2右部の縦フレーム10,11と面一になるように収納される(図1、図7参照)。同様に、メインパネル2下部には、前側開口部17aに対応させて切り欠いた切欠部18a(図6参照)が設けられている。この切欠部18aによって、第1サイドパネル3のキャスタ19A上部が収納空間Sに納まり、第1サイドパネル3の左縁部が、メインパネル2左部の縦フレーム10,11と面一になるように収納される(図1参照)。
メインパネル2下部の横フレーム12には、左右一対のキャスタ基台21が設けられている。図2に示すように、キャスタ基台21は、メインパネル2の板厚方向に延びる長尺な板状をなしており、その前後両端部にキャスタ22が夫々設けられている。これらキャスタ基台21及び各キャスタ22は脚部として、パーティション1の全体を安定して床面F上に自立させることができる。各キャスタ19A,19B,22は、パーティション1を移動させる向きによって自在に方向が変わる。また、詳しくは後述するように、各サイドパネル3,4のキャスタ19A,19Bは、引出位置で接地し、収納位置で接地しないように浮く構成とされている。
図7に示すように、メインパネル2下部には、前述した切欠部18a,18b側に位置させて、各サイドパネル3,4のキャスタ19A,19B(支持部20A,20B)と他の部材とが接触しないように保護する保護部材9a,9bが設けられている。保護部材9a,9bは、下方の横フレーム12よりも下側に張出し、且つキャスタ基台21上端面よりも下側に張出す(図7の符号d参照)。保護部材9a,9bは、厚みを持たせて比較的剛性が高くなるように形成されており、比較的幅狭なキャスタ支持部20A,20Bに、他のパーティションの脚部等が当らないように保護する機能を有する。
第1、第2サイドパネル3,4は、前記収納空間Sに収納される第1、第2インナーパネル23,24(図5参照)に連結される。これら第1サイドパネル3及び第1インナーパネル23と、第2サイドパネル4及び第2インナーパネル24は、基本的に同様に構成されているので、第1サイドパネル3側の構成要素の符号に「A」を、第2サイドパネル4側の構成要素の符号に「B」を夫々付して一括して説明する。
図5に示すように、第1、第2サイドパネル3,4は、矩形状の板材25A,25Bと、当該板材25A,25Bの外周縁部を囲う枠部26A,26Bとを有する。板材25A,25Bは、例えば透明な樹脂材料からなり、前記開口部17a,17bの幅寸法より若干小さい厚み寸法に設定されている。尚、板材25A,25Bはガラスにより構成してもよいし、メインパネル2と同様に外被部材7を前後両面に貼設してもよい。
枠部26A,26Bは、その左辺部及び右辺部を構成する縦フレーム27A,27Bと、上辺部及び下辺部を構成する横フレーム28A,28Bと、四隅に配設されるコーナジョイント29A,29Bとからなる。図4に示すように、コーナジョイント29A,29Bのジョイント本体部30A,30Bはブロック状をなし、横方向に突出する嵌合突部31A,31Bと、縦方向に突出する嵌合突部32A,32Bとを一体に有する。また、ジョイント本体部30A,30Bには、板材25A,25Bの隅部が嵌合する嵌合溝33A,33Bが設けられている。更に、第1、第2サイドパネル3,4の縦フレーム27A,27Bは、嵌合突部32A,32Bが嵌合する嵌合孔34A,34Bと、板材25A,25Bの左右の縁部が嵌合する嵌合溝35A,35Bとを有し、中空状をなしている。詳しい図示は省略するが、横フレーム28A,28Bも同様に、嵌合突部31A,31Bが嵌合する嵌合孔と、板材25A,25Bの上下の縁部が嵌合する嵌合溝とを有し、中空状をなす。こうして、板材25A,25Bの周縁部には、外側から各フレーム27A,27B,28A,28B及びコーナジョイント29A,29Bの嵌合溝に差し込まれるようにして枠部26A,26Bが組み付けられる。
図5に示すように、枠部26A,26Bのコーナジョイント29A,29Bのうち、第1、第2インナーパネル23,24への連結側(収納側)のジョイント29A,29Bは、被支持部とされている。具体的には、図6(a)に示すように、第1サイドパネル3の右上隅において、コーナジョイント29A上端には、第1インナーパネル23の支持部40Aに支持される張出部37Auが設けられている。張出部37Auには、軸部材36が挿通される挿通孔38Auが上下に貫通するように設けられている。図6(b)に示すように、第1サイドパネル3右下隅におけるコーナジョイント29A下端にも、上部と同様の張出部37Adと挿通孔38Adが設けられている。これらコーナジョイント29A,29Aにおける各挿通孔38Au,38Adと、これに対応する支持部40Aの挿通孔41Au,41Adとに軸部材36が夫々挿通されることにより、第1サイドパネル3は軸部材36の周りに回動する。
また、図6に示すように、上部の軸部材36は、例えば、挿通孔38Au,41Auへ挿通されると共に、その上端に配された固定板36uに溶接で固定される。当該固定板36uは、図示しないビスでコーナジョイント29A上面に固定される。同様に、下部の軸部材36は、例えば挿通孔38Ad,41Adへ挿通されると共に、その下端の固定板36dに固定され、当該固定板36dはビスでコーナジョイント29Aに固定される。
上記した第1サイドパネル3の上下の張出部37Au,37Adは、支持部40Aに対し上下方向の遊びG(図8(b)及び図9(a)参照)を有して支持される。つまり、第1サイドパネル3は、張出部37Au,37Adにおいて、軸部材36を介して、支持部40Aに対し上下方向への移動が可能に支持されている。
詳しい図示は省略するが、第2サイドパネル4も同様に、左側のコーナジョイント29Bにおける各挿通孔38Bu,38Bdと(図5参照)、これに対応する支持部40Bの挿通孔41Bu,41Bdとに軸部材36が夫々挿通されることで、軸部材36の周りに回動する。また、第2サイドパネル4は、張出部37Bu,37Bdにおいて、軸部材36を介して、支持部40Bに対し上下方向への移動が可能に支持されている。尚、図5、図6(a)(b)に示すように、第1、第2サイドパネル3,4における連結側のコーナジョイント29A,29Bには、R状の面取り部42A,42Bが形成されている。
第1、第2サイドパネル3,4の下部には、引出側つまり連結側とは反対側に位置させて、下端にキャスタ19A,19Bを有するキャスタ支持部20A,20Bが設けられている。キャスタ支持部20A,20Bは、コーナジョイント29A,29Bの下部に一体的に形成されている(図8(b)参照)。
一方、前記第1、第2インナーパネル23,24は、全体として矩形枠状をなす(矩形平板状でもよい)。第1、第2インナーパネル23,24は、第1、第2サイドパネル3,4への連結側の縁部に、前記支持部40A,40Bが設けられている。具体的には、図6(a)(b)に示すように、第1インナーパネル23の左縁部には、支持部40Aが左方へ突出するように形成されている。支持部40Aの先端側には、R状の面取り部43Aが形成されている。従って、図3に示すように、支持部40Aのみをメインパネル2の前側開口部17aから露出させた状態で、その面取り部43Aと、第1サイドパネル3の面取り部42Aとにより、パネル2,3,23同士が干渉することなく、第1サイドパネル3を回動させることができる。
詳しい図示は省略するが、第2インナーパネル24も同様に、支持部40Bが(図5参照)、左方へ突出するように設けられている。そして、支持部40Bのみをメインパネル2の後側開口部17bから露出させた状態で、その面取り部43Bと、第2サイドパネル4の面取り部42Bとにより、パネル2,4,24同士が干渉することなく、第2サイドパネル4を回動させることができる。上記した支持部40A,40B及び軸部材36を備える第1、第2インナーパネル23,24は支持手段に相当する。
図5に示すように、第1サイドパネル3と第1インナーパネル23の幅寸法W1,W1´は、それらの合計値がメインパネル2の幅寸法W0以下となるように設定されている(W1+W1´≦W0)。また、第1サイドパネル3の高さ寸法H1は、第1インナーパネル23の高さ寸法H1´よりも若干大きく、且つメインパネル2の高さ寸法H0より小さく設定されている(H1≒H1´<H0)。尚、第1サイドパネル3の高さ寸法H1を、第1インナーパネル23の高さ寸法H1´よりも小さく設定する(追加H1<H1´)等、各寸法形状は適宜変更してもよい。
他方、第1サイドパネル3と第2サイドパネル4、並びに第1インナーパネル23と第2インナーパネル24は、夫々相互に同じ寸法形状をなす(W1=W2、H1=H2、並びにW1´=W2´、H1´=H2´)。こうして、メインパネル2は、その収納空間Sにおいて第1、第2サイドパネル3,4を上下方向の遊びを持たせて収容している。
そして、第1、第2インナーパネル23,24の上縁部及び下縁部には、ローラ部材45A〜48A,45B〜48Bが設けられている。詳細には、図6(a)に示すように、第1インナーパネル23の上面側には、左右両側に位置させて一対のローラ部材45A,46Aが設けられている。各ローラ部材45A,46Aは、ガイドレール13のレール部13aを走行するローラ50と、そのローラ50を第1インナーパネル23上面に取り付けるための取付部51とで構成される。図6(b)に示すように、第1インナーパネル23の下面側にも、ローラ部材47A、48Aが設けられており、このローラ部材47A、48Aは、下側のガイドレール13のレール部13aを走行するようになっている(図8(b)参照)。尚、図6(b)中、左側のローラ部材48Aは、メインパネル2下部の切欠部18aに対応させて、やや右寄りの位置に設けられている。このため、第1サイドパネル3の引出位置で、ローラ部材48Aが切欠部18aまで左側に引き出されることがない。
第2インナーパネル24には、上面側のローラ部材45B、46Bと下面側のローラ部材47B、48Bとが、第1インナーパネル23のローラ部材45A〜48Aと対称的に配置されている(図5参照)。ローラ部材45B,46Bは、上側のガイドレール13のレール部13bを走行し、ローラ部材47B,48Bは、下側のガイドレール13のレール部13bを走行する。これらローラ部材45A〜48A,45B〜48B、並びにガイドレール13は、第1、第2インナーパネル23,24を介して、第1、第2サイドパネル3,4を引き出し可能にガイドするガイド手段に相当する。
さて、本実施形態のパーティション1は、収納位置における第1、第2サイドパネル3,4のキャスタ19A,19Bを接地しないように浮かせる浮上手段を備える。この浮上手段の構成について、図8、図9も参照しながら詳述する。尚、図8、図9では、説明の便宜上、第2サイドパネル4とインナーパネル24の図示を省略している。
メインパネル2には、収納空間Sの底壁部60上に、第1当接部材61Aが固着されている。第1当接部材61Aは、図9(b)に示すように、例えば収納位置における第1サイドパネル3の収納側(右端部)に対して下側から当接するよう、底壁部60の前側且つ右寄りの位置に配置されている。第1当接部材61Aは、例えば全体として横長な板状をなし、比較的摩擦係数の小さい材料を用いて構成されている。また、図10の拡大図で示すように、第1当接部材61Aには、傾斜部70と平坦部71とが形成されている。平坦部71は、収納位置の第1サイドパネル3に対して下側から当接する部位で、底壁部60からの高さ寸法L1が例えば10mmに設定されている。傾斜部70は底壁部60に連なり、第1サイドパネル3の右下隅と当接する部位である。傾斜部70の長さ寸法L2は、第1サイドパネル3の収納位置への移動と上方への移動をスムーズに行うべく、比較的緩やかな角度θとなるよう、例えば35mmに設定されている。
図8(b)に示すように、第1サイドパネル3左端部の下面には、第2当接部材62Aが固着されている。第2当接部材62Aには、傾斜部70と平坦部71とが形成された第1当接部材61Aと同じ部材で構成されている。また、図8(b)に示すように、第2当接部材62Aは、第1当接部材61Aと左右対称で且つ上下対称となるように配置されている。従って、第2当接部材62Aは、その傾斜部70がメインパネル2の底壁部60の左端と当接し、平坦部71は第1サイドパネル3の収納位置で底壁部60に上側から当接する。
第2サイドパネル4側についても、当接部材61B,62Bが第1サイドパネル3側と同様、左右対称且つ上下対称となるように配置されている(図5、図8(b)参照)。即ち、第1当接部材61Bは、図8(b)に2点鎖線で示すように、底壁部60の後側且つ左寄りの位置に配置されている。第1当接部材61Bは、その傾斜部70が第2サイドパネル4の左下隅に当接し、平坦部71は収納位置の第2サイドパネル4に対して下側から当接する。
また、図2(a)等にも示すように、第2サイドパネル4右端部の下面には、第2当接部材62Bが固着されている。第2当接部材62Bは、その傾斜部70がメインパネル2の底壁部60の右端と当接し、平坦部71は第2サイドパネル4の収納位置で底壁部60に上側から当接する。上記した当接部材61A,62A,61B,62Bは、図10に示す寸法L1、L2や角度θを適宜変更する等、その寸法形状を適宜変更してもよい。
詳しくは以下の作用説明で述べるように、各サイドパネル3,4の収納位置への移動の際、当接部材61A〜62Bは浮上手段として、夫々の傾斜部70とサイドパネル3,4下端または底壁部60とが当接することに伴い、当該サイドパネル3,4をキャスタ19A,19Bごと浮上させるようになっている。
そして、浮上したサイドパネル3,4は、当接部材61A〜62Bの平坦部71と当該パネル3,4下端または底壁部60とが当接し、且つマグネット72(図5にのみ図示)の吸着作用により収納位置で保持される。即ち、各インナーパネル23,24には、夫々の収納側の縁部にマグネット72のブロックが取付け固定されている。一方、図示は省略するが、メインパネル2には、収納空間Sにおける収納位置のマグネット72に吸着される磁性の金属材が配設されている。この場合、マグネット72は、前記金属材に対しサイドパネル3,4の収納位置で吸着することで、当該パネル3,4を移動しないように保持する保持手段として構成されている。
更に、図3、図8(a)に示すように、メインパネル2には、左部の前側開口部17aと右部の後側開口部17bとに閉塞部材73A,73Bが設けられている。閉塞部材73A,73Bは、各開口部17a,17bの上端に取付け固定されている。閉塞部材73A,73Bは、図3に示すように下方が開放された収容部を有する収容体74と、収容体74に対して収容部への収容が可能に取付けられた移動体75とを有する。移動体75は、自重により下方へ移動して、サイドパネル3,4上端と当接することで、開口部17a,17b上部の隙間を塞ぐ。この場合、移動体75は、サイドパネル3,4が傾斜部70で上下動することに伴い収容体74に収容され、或いは図3や図8(a)に示す下限位置まで突出する。
次に、上記パーティション1の作用について説明する。
先ず、図1、図11(a)に示すように、パーティション1は、第1、第2サイドパネル3,4を収納位置に移動させた状態では、外観上、一枚のパネル2となる。この状態では、第1、第2サイドパネル3,4は相互に重なり、且つメインパネル2における前後の板5a,5b間に挟まれるようにして収納されている。
この場合、図1に示すように、キャスタ19A,19Bは例えば床面Fから10mm浮いた状態にある。また、各サイドパネル3,4は、収納空間Sにおいて当接部材61A〜62Bの平坦部71と当該パネル3,4下端または底壁部60とが当接した、言わば浮上位置にあり(図9(b)参照)、且つマグネット72が前記金属材に吸着することで、収納位置(浮上位置)に保持された状態にある。このため、パーティション1を移動させる際、各パネル2,3,4がバラけたり、イナーシャによりパネル3,4が飛び出したりすることを確実に防止することができ、メインパネル2のキャスタ22によりスムーズに移動させることができる。
本発明と異なり、各サイドパネルをメインパネルに収納できないパーティションでは、各パネルを相互に折り重ねるようにして収納するため、各パネルが板厚方向に嵩張るだけでなく、各パネルのキャスタが相互に干渉する。このため、従来では、複数のパーティションを1箇所にすっきりとまとめることができないこととなる。
この点、本発明では、図11(b)に示すように複数のパーティション1を並べて1箇所にまとめておく場合でも、各パーティション1を相互に板厚方向に隣り合わせるようにして、極力コンパクトにすっきりとまとめることができる。この場合、キャスタ支持部20A,20Bは比較的強度が低いが、保護部材9a,9bで囲われているため、他のパーティション1のキャスタ基台21等との衝突を気にすることなく、簡単にパーティション1を片付けることができる。
パーティション1の使用に際して、メインパネル2からサイドパネル3,4の何れか一方を引き出すことにより、所謂二連パネルとなる。例えば、メインパネル2内から第1サイドパネル3を左方へ引き出す。このとき、第1サイドパネル3と一体的に移動する第1インナーパネル23は、上下両側のローラ部材45A〜48Aがレール部13a,13aにガイドされながら、メインパネル2の内壁に沿ってスライド移動する。これにより、第1サイドパネル3全体を、メインパネル2から引き出した引出位置まで直線状にスライドさせ、二連パネルとして拡げることができる。
また、この場合、収納位置で浮上位置にあった第1サイドパネル3は、当接部材61A,62Aの傾斜部70を、当該パネル3下端または底壁部60左端が伝うようにして、キャスタ19Aが接地する接地位置まで下降する(図8(b)参照)。これにより、第1サイドパネル3は、キャスタ19Aによりスムーズに移動させることができる。
そして、パーティション1は、メインパネル2から両サイドパネル3,4を引き出すことにより、図2(a)、図11(c)に示すような三連パネルとなる。即ち、上記のように第1サイドパネル3を、メインパネル2内から左方へ引き出すと共に、第2サイドパネル4をメインパネル2内から右方へ引き出す。第2サイドパネル4も、第1サイドパネル3と同様に、第2インナーパネル24のローラ部材45B〜48Bを介してレール部13b,13bにガイドされる。これにより、両サイドパネル3,4を、左右両側へ直線状にスライドさせ、三連パネルとして拡げることができる。
更には、引出位置まで引き出された各サイドパネル3,4は、図2(b)、図11(c)の二点鎖線で示すように前方側と後方側へ回動させることができる。この場合、各サイドパネル3,4は、メインパネル2に対して例えば90度をなす位置まで前後方向へ回動する。このため、パーティション1の各パネル2,3,4を上記した形態とし、あるいは複数のパーティション1を用いて、室内スペースに応じた所望のレイアウトに設置することができる。
例えば、パーティション1をオフィス等の室内で用いるものとする。当該室内の間仕切りとして、メインパネル2のみの幅寸法W0では足りず、三連パネルとしたときの幅寸法(W0+W1+W2)では収まらない場合、両サイドパネル3,4の何れか一方または双方の引き出し量を前記室内スペースに合わせて調整する。換言すれば、パーティション1全体の幅寸法を、両サイドパネル3,4のスライド量の調整により、所望の大きさに設定することができる。この他、図示は省略するが、複数のパーティション1で四方を囲むブース(目隠し)を設定したり、複数のパーティション1を平面視にて略円環状をなすように配置することが可能となる等、種々のレイアウトをとることができる。
上記したパーティション1におけるサイドパネル3,4の収納について、第1サイドパネル3を例に説明する。図3に示すように、第1サイドパネル3が引き出されていると、メインパネル2左部の前側開口部17aは、その上部の閉塞部材73Aにより閉塞される。このため、第1サイドパネル3を収納する際、ユーザの手指が開口部17aに挟み込まれることがなく、パネル2,3間の上下方向の遊びで見映えを損なうこともない。
ここで、第1サイドパネル3を、右方へのスライド移動により収納する。このスライド移動の途中の浮上開始点P(図10参照)は、第1当接部材61Aの傾斜部70と当該パネル3の右下隅とが当接し、第2当接部材62Aの傾斜部70と底壁部60の左端とが当接した時点となる。このとき、図8(a)に符号L3で示す、第1サイドパネル3の収納されていない左縁部分は、ユーザの掴みしろ(把持する部分)を考慮して、余裕を持たせた寸法L3となっている。従って、この時点でユーザが手を離しても、第1サイドパネル3は、惰力により右方へスライド移動しながら、傾斜部70に沿って前記浮上位置へ移動し、収納位置でマグネット72の吸着作用により保持される。これにより、第1サイドパネル3はキャスタ19Aごと浮上し、当該キャスタ19Aは前述のように床面Fから10mm浮いた状態となる。
以上説明したように、本実施形態のパーティション1は、引出位置におけるサイドパネル3,4のキャスタ19A,19Bを接地させ、収納位置におけるサイドパネル3,4のキャスタ19A,19Bを接地しないように浮かせる浮上手段を具備し、パーティション1は、サイドパネル3,4の収容位置において、浮上手段により当該サイドパネル3,4のキャスタ19A,19Bを浮かせた状態で、メインパネル2のキャスタ22により移動可能に自立するように構成した。
これによれば、メインパネル2及びサイドパネル3,4は、何れもキャスタ22及びキャスタ19A,19Bを備えており、サイドパネル3,4のキャスタ19A,19Bは、収容位置において浮上手段により接地しないように浮いた状態となる。このため、パーティション1の設置時や移動時において、メインパネル2にサイドパネル3,4を収容した状態で、メインパネル2のキャスタ22により移動させることができる。また、これにより、パーティション1の移動中に、サイドパネル3,4がメインパネル2から引き出されることを確実に防止することができる。更に、パーティション1の移動中における、サイドパネル3,4のキャスタと床面Fとの接触による、キャスタ19A,19B部分(或いは支持部分20A,20B)の破損や変形を防止することができる。
前記浮上手段は、メインパネル2に対し収納位置におけるサイドパネル3,4をキャスタ19A,19Bごと浮上させるように構成した。これによれば、浮上手段について、サイドパネル3,4を浮上させる簡単で安価な構成とすることができる。
前記メインパネル2は、その一方の側縁部に形成されたサイドパネル3,4用の開口部17a,17bを備え、収容空間Sにおいて、サイドパネル3,4を上下方向の遊びを持たせて収容すると共に、開口部17a,17bにおいて、サイドパネル3,4との上下方向の隙間を塞ぎ且つサイドパネル3,4の上下動に伴う移動が可能な閉塞部材73A,73Bを設けた。これによれば、ユーザの手指が開口部17a,17bに挟み込まれることがなく、安全にパーティション1を扱うことができる。また、パネル2,3,4間の遊びで見映えを損なうこともなく、パーティション1としての外観意匠性を高めることができる。
前記収納位置におけるサイドパネル3,4のキャスタ19A,19Bを浮かせた状態を保持する保持手段(例えばマグネット72)を備える。この保持手段によって、メインパネル2にサイドパネル3,4を収容した状態で、パーティション1を移動させても、サイドパネル3,4がメインパネル2から引き出されることを、より確実に防止することができる。
メインパネル2における下部の側縁部に、サイドパネル3,4の収納位置への移動を許容するキャスタ19A,19B用の切欠部18a,18bを形成し、サイドパネル3,4は、収納位置で当該サイドパネル3,4の側縁部がメインパネル2の側縁部と面一になるように収納され、メインパネル2の切欠部18a,18b側に位置させて、収納位置におけるサイドパネル3,4のキャスタ19A,19Bと他の部材とが接触しないように保護する保護部材9a,9bをメインパネル2に設けた。
これによれば、サイドパネル3,4の側縁部がメインパネル2の側縁部と面一となるように収納されるため、外観意匠性を高めることができる。また、保護部材9a,9bにより、サイドパネル3,4のキャスタ19A,19Bと他の部材とが接触しないように保護することができる。
前記浮上手段は、メインパネル2の収納空間Sの底壁部60と、サイドパネル3,4の下縁部とのうち一方又は双方に設けられた、傾斜部70を有する当接部材61A〜62Bであって、サイドパネル3,4の収納位置への移動の際、前記一方又は双方と傾斜部70とが当接することに伴いサイドパネル3,4をキャスタ19A,19Bごと浮上させるように構成した。これによれば、当接部材61A〜62Bの傾斜部70を利用して、サイドパネル3,4を浮上させるため、キャスタ19A,19Bを浮かせる構成を極力簡単なものとすることができる。
第1サイドパネル3及び第2サイドパネル4は、相互に同じ寸法形状をなし、収納位置に収納された状態で、前面板5aあるいは後面板5bの板厚方向に相互重なるように配置される。これによれば、第1、第2サイドパネル3,4をメインパネル2の収納空間Sにコンパクトに収納することができると共に、第1、第2サイドパネル3,4の幅寸法を極力大きく設定することができる。
第1サイドパネル3及び第2サイドパネル4は、メインパネル2における夫々の開口部17a,17bから相互に離間する方向へ各別に引き出すように構成されている。これによれば、両サイドパネル3,4をメインパネル2の両側方へ各別に拡げることができ、使い勝手のよいものとすることができる。
尚、本発明は上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
本発明のパーティション1はオフィスの間仕切りに限られず、展示場等の間仕切りとして使用される等、床面F上に自立させた状態で用いられるローパーティション全般に適用できるものである。第1サイドパネル3及び第2サイドパネル4は、相互に略同じ寸法形状をなすように構成してもよく、この場合でも、上記実施形態と同様の効果を奏する。また、インナーパネル23,24は、メインパネル2の収納空間Sに収納される矩形平板状に形成してもよい。
上記の閉塞部材73A,73Bに代えて、図12に示す閉塞部材80A,80B、85A,85bを用いるようにしてもよい。即ち、図12(a)に示す閉塞部材80A,80Bは、下方が開放された収容部を有する収容体81と、収容体82に対して揺動可能に取付けられた揺動体82とを有する。揺動体82は、その基端側の軸部82aが収容体81の丸穴81aに軸支され、その長さ方向の途中部の係合部82bが収容体81の長孔81bに挿通されている。これにより、揺動体82は、軸部82aを揺動中心として、サイドパネル3,4の上下動に伴い収容体74への収容が可能に揺動する。こうして、閉塞部材80A,80Bは、揺動体82が自重により下方へ移動してサイドパネル3,4上端と当接することで、開口部17a,17bの隙間を塞ぐようになっている。
一方、図12(b)は、閉塞部材85A,85bを模式的に示している。閉塞部材85A,85bは例えば2色成形により、硬質樹脂製の本体部86aと、軟質樹脂製の当接部86bとを一体的に有する。当接部86bは自身の弾性力により、下方へ付勢されている。これにより、閉塞部材85A,85Bは、常には当接部86bがサイドパネル3,4上端と当接することで、開口部17a,17bの隙間を塞ぐ。このように、他の閉塞部材80A,80B、85A,85bを用いて構成した場合でも、安全にパーティション1を扱うことができる等、上記した実施形態と同様の効果を奏する。
図面中、1はパーティション、2はメインパネル、3は第1サイドパネル,4は第2サイドパネル、5aは前面板、5bは後面板、9a,9bは保護部材、13はガイドレール(ガイド手段)、17a,17bは開口部、18a,18bは切欠部、19A,19B,22はキャスタ、61A,61B,62A,62Bは当接部材(浮上手段)、70は傾斜部、72は保持手段、73A,73B,80A,80B,85A,85bは閉塞部材、Sは収納空間を示す。

Claims (6)

  1. 室内スペースを区画する平板状のパネルを備えたパーティションであって、
    前面板及び後面板を備え、それら前面板と後面板との間に、側縁部が開放された収納空間を有するメインパネルと、
    前記メインパネルに対して、前記収納空間への収納が可能に配置されるサイドパネルと、
    前記サイドパネルを、前記収納空間に収納した収納位置と前記側縁部から側方へ引き出した引出位置との間で、前記前面板あるいは前記後面板に沿って引き出し可能にガイドするガイド手段と、
    前記メインパネルの下部及び前記サイドパネルの下部に夫々配設されたキャスタと、
    前記引出位置における前記サイドパネルのキャスタを接地させ、前記収納位置における前記サイドパネルのキャスタを接地しないように浮かせる浮上手段と、
    を具備し、前記パーティションは、前記サイドパネルの前記収容位置において、前記浮上手段により当該サイドパネルのキャスタを浮かせた状態で、前記メインパネルのキャスタにより移動可能に自立するように構成したことを特徴とするパーティション。
  2. 前記浮上手段は、前記メインパネルに対し前記収納位置における前記サイドパネルをキャスタごと浮上させるように構成したことを特徴とする請求項1記載のパーティション。
  3. 前記メインパネルは、その一方の側縁部に形成されたサイドパネル用の開口部を備え、
    前記収容空間において、前記サイドパネルを上下方向の遊びを持たせて収容すると共に、前記開口部において、前記サイドパネルとの上下方向の隙間を塞ぎ且つ前記サイドパネルの上下動に伴う移動が可能な閉塞部材を設けたことを特徴とする請求項2記載のパーティション。
  4. 前記収納位置における前記サイドパネルのキャスタを浮かせた状態を保持する保持手段を備えることを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載のパーティション。
  5. 前記メインパネルにおける下部の側縁部に、前記サイドパネルの前記収納位置への移動を許容するキャスタ用の切欠部を形成し、
    前記サイドパネルは、前記収納位置で当該サイドパネルの側縁部が前記メインパネルの側縁部と面一になるように収納され、
    前記メインパネルの前記切欠部側に位置させて、前記収納位置における前記サイドパネルのキャスタと他の部材とが接触しないように保護する保護部材を前記メインパネルに設けたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載のパーティション。
  6. 前記浮上手段は、前記メインパネルの前記収納空間の底壁部と、前記サイドパネルの下縁部とのうち一方又は双方に設けられた、傾斜部を有する当接部材であって、前記サイドパネルの前記収納位置への移動の際、前記一方又は双方と前記傾斜部とが当接することに伴い前記サイドパネルをキャスタごと浮上させるように構成したことを特徴とする請求項1から5の何れか1項記載のパーティション。
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