JP2007089749A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機 Download PDF

Info

Publication number
JP2007089749A
JP2007089749A JP2005281768A JP2005281768A JP2007089749A JP 2007089749 A JP2007089749 A JP 2007089749A JP 2005281768 A JP2005281768 A JP 2005281768A JP 2005281768 A JP2005281768 A JP 2005281768A JP 2007089749 A JP2007089749 A JP 2007089749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
central axis
vacuum cleaner
hand handle
suction hose
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005281768A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4613774B2 (ja
Inventor
Toshifumi Miyahara
敏文 宮原
Masakuni Soejima
雅邦 副島
Yoshitaka Kuroki
義貴 黒木
Tetsuji Nomachi
哲治 野町
Hirokazu Nagaoka
宏和 長岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005281768A priority Critical patent/JP4613774B2/ja
Priority to CN 200620132866 priority patent/CN200970199Y/zh
Publication of JP2007089749A publication Critical patent/JP2007089749A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4613774B2 publication Critical patent/JP4613774B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)

Abstract

【課題】圧損が増加して吸込性能が低下するということがない手元ハンドル体を備えた電気掃除機を提供すること。
【解決手段】手元ハンドル体6は、接続管7の中心軸線Aと略合致する中心軸線Bと角度βをなす中心軸線Cを具備して屈曲形成された第1の管体31と、一端に第1接続部34を、他端に第2接続部35を具備し屈曲形成された第2の管体32とを備え、第1接続部34は、その中心軸線Dが中心軸線Cと略合致すると共に第1の管体31と回転自在に連結され、第2接続部35は、その中心軸線Eが第1接続部34の中心軸線Dに対して角度βと略同一の角度γをなす構成としたので、第2の管体32の回転によって、第2接続部35の中心軸線Eを第1の管体31の中心軸線Bと略平行に合致でき、塵埃の搬送経路が直線になるため圧損が増加せず、吸込性能を維持した電気掃除機の提供が可能になる。
【選択図】図4

Description

本発明は、手元ハンドル体を備えた電気掃除機に関するものである。
従来のこの種の電気掃除機として、第1の管体は屈曲形成されておらず、手元ハンドル体は、第1の管体の中心軸線と接続管の中心軸線と第2の管体の第1接続部の中心軸線が合致するよう構成していた(例えば、特許文献1参照)。
また、別形態として、第1の管体及び第2の管体は屈曲形成されておらず、手元ハンドル体は、第1の管体の中心軸線と接続管の中心軸線と第2の管体の中心軸線が合致するよう構成していた(例えば、特許文献2参照)。
特許第3286250号公報 特許第3656641号公報
しかしながら上記従来の手元ハンドル体では、接続管の中心軸線と第1の管体の中心軸は合致しているが、第2の管体の第2接続部の中心軸線は、第1の管体の中心軸とは合致していないため、吸引通路は屈曲しており、圧損が増加し吸い込み性能を低下させ、また騒音も発生し易くなるという課題があった。
また、別形態においては、接続管の中心軸線と第1の管体の中心軸線と第2の管体の中心軸線が合致しているため、圧損は少ないが、第1の管体も第2の管体も屈曲形成されていないため、掃除作業時には、第2の管体の吸引ホース接続部では吸引ホースが上方向を向き、吸引ホースの重量負荷が手元ハンドル体にかかるため、使用性が悪いという課題があった。
本発明は上記問題を解消するもので、圧損が増加して吸い込み性能が低下することがなく、使用性も良い手元ハンドル体を提供し掃除作業性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、電動送風機を内蔵する電気掃除機の本体と、一端が前記本体に接続される吸引ホースと、前記吸引ホースの他端に設けられた手元ハンドル体と、前記手元ハンドル体に取り付けられて前記手元ハンドル体と連通する接続管と、前記接続管に取り付けられて前記接続管と連通する吸口体とを備え、前記手元ハンドル体は、前記接続管の中心軸線Aと略合致する中心軸線Bと前記中心軸線Bと所定の角度βをなす中心軸線Cを具備して屈曲形成され前記接続管に接続される第1の管体と、一端に第1接続部を、他端に第2接続部を具備して屈曲形成された第2の管体とを有し、前記第1接続部は、その中心軸線Dが前記中心軸線Cと略合致すると共に前記第1の管体と回転自在に連結され、前記第2接続部は、その中心軸線Eが前記第1接続部の中心軸線Dに対して前記角度βと略同一の角度γをなすと共に前記吸引ホースに接続されたことを特徴とする電気掃除機とした。
これにより、通常の床面掃除の際には手元ハンドル体を手に持って使用者が立ったときに、吸引ホースが斜め下にぶら下がる形となって、掃除機本体を容易に引っ張って移動させることができ、手元ハンドル体を持つ手の邪魔にならないようにできる。また、第2の管体を第1の管体に対して回転させた際に、接続管の中心軸線Aと第2接続部の中心軸線は略平行に合致することが可能になるため、塵埃の搬送経路をほぼ直線にすることができ、吸い込み性を良くすることができる。また、ベッドの下等、高さの低い場所を清掃する場合において、接続管を略水平状態に寝かせることができるうえ、吸引ホースも接続管と略平行にすることができて、幅の狭い場所や高さの低い場所を奥方まで容易に清掃することが可能となる。
本発明によれば、圧損が増加して吸い込み性能が低下することもなく、使用性も良い手元ハンドル体を提供でき、掃除作業性を向上できる。
第1の発明は、電動送風機を内蔵する電気掃除機の本体と、一端が前記本体に接続される吸引ホースと、前記吸引ホースの他端に設けられた手元ハンドル体と、前記手元ハンドル体に取り付けられて前記手元ハンドル体と連通する接続管と、前記接続管に取り付けられて前記接続管と連通する吸口体とを備え、前記手元ハンドル体は、前記接続管の中心軸線Aと略合致する中心軸線Bと前記中心軸線Bと所定の角度βをなす中心軸線Cを具備して屈曲形成され前記接続管に接続される第1の管体と、一端に第1接続部を、他端に第2接続部を具備して屈曲形成された第2の管体とを有し、前記第1接続部は、その中心軸線Dが前記中心軸線Cと略合致すると共に前記第1の管体と回転自在に連結され、前記第2接続部は、その中心軸線Eが前記第1接続部の中心軸線Dに対して前記角度βと略同一の角度γをなすと共に前記吸引ホースに接続されたことを特徴とする電気掃除機とした。
これにより、通常の床面掃除の際には前記手元ハンドル体を手に持って使用者が立ったときに、前記吸引ホースが斜め下にぶら下がる形となって、掃除機本体を容易に引っ張って移動させることができ、手元ハンドル体を持つ手の邪魔にならないようにできる。また、第2の管体を第1の管体に対して回転させた際に、前記接続管の中心軸線Aと前記第2接続部の中心軸線は略平行に合致することが可能になるため、塵埃の搬送経路をほぼ直線にすることができ、吸い込み性を良くすることができる。また、ベッド下などの高さの低い場所を、清掃する場合において、前記接続管を略水平状態に寝かせることができるうえ、前記吸引ホースも前記接続管と略平行にすることができて、幅の狭い場所や高さの低い場所を奥方まで容易に清掃することが可能となる。
第2の発明は、第1の管体に対して第2の管体を回転させた際に形成される、中心軸線Bと第2接続部の中心軸線とのなす最小角度αを、90度〜160度の範囲としたもので、通常の床面掃除の際には前記手元ハンドル体を手に持って使用者が立ったときに、吸引ホースが斜め下にぶら下がる形となって、掃除機本体を容易に引っ張って移動させることができ、手元ハンドル体を持つ手の邪魔にならないようにできる。
第3の発明は、第1の管体の屈曲部近傍から中心軸線Bと略平行に吸引ホース側に延設される延設部と、延設された延設部の端部から接続管側に湾曲して形成される把手部と、前記延設部の下面に設けられた凹部とを備え、第2の管体が第1の管体に対して回転する際に、第2の管体と前記延設部とが衝突しない構成の電気掃除機とした。
把手部と延設部との間の空間は、把手部を握るために、適切な大きさが必要であるが、延設部の下面を凹部にしないと、第2の管体の回動を避けるために、延設部の位置をより上方に設けなくてはならず、すなわち把手部の位置も必然的に高くなってしまい、高さの低い場所を奥方まで掃除する際、邪魔になる。また、延設部の位置を変えないで、第2の管体の取り付け位置を下方に設けた場合は、第1の管体の中心軸線Bと第2接続部の中心軸線が略平行になるよう回動させたとき、中心軸線Bと第2接続部の中心軸線の距離が大きくなり、ベッドの下などの高さの低い場所を、清掃する場合において、接続管を低く寝かせることを妨げてしまい、通路圧損も大きくなってしまう。本発明のように、延設部の下面を凹部にすることで、把手部の位置も変えることなく、中心軸線Bと第2接続部の中心軸線の距離を小さくすることができ、接続管をより低く寝かせることができ、通路圧損も小さくでき、さらに使い勝手がよくなる。
第4の発明は、把手部は延設部との接続側が細く、反接続側が太いテーパ形状にする電気掃除機とした。
人間の手は、物を握る際、小指側がしっかり握れることが重要なため、テーパ状の形状にすると、小指がしっかり握れるためさらに使用性が向上する。また、テーパ状にすることで、様々な手の大きさの人でも、好みの太さの位置を握るよう調整ができるため握り感がさらに向上し、操作性が向上する。
第5の発明は、把手部の略中央付近をくびれ形状にした電気掃除機とした。
吸口体を持ち上げる際は、把手部の前方を握った方が吸口体との距離が小さくなって持ち上げやすくなるが、把手部の前方を握った際、中央付近がくびれているため、小指がしっかり握れるためさらに操作性が向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態を図1〜10を用いて説明する。
図1は、本実施の形態における電気掃除機の全体斜視図である。図1において1は電気掃除機本体(以下、「本体」と称す)で電動送風機4、集塵手段5を内蔵し、本体1の前部には、吸引ホース2の一端に設けた接続パイプ3が着脱自在に接続される吸入口が設けられている。
吸引ホース2の他端には、掃除の際に握る把手部33を備えた手元ハンドル体6が設けられている。
7は伸縮自在或いは継ぎ自在の接続管で、一端が前記手元ハンドル体6に着脱自在に接続され、他端は、電動機で回転駆動される回転ブラシを内蔵した吸口体8に着脱自在で接続される。接続管7および吸引ホース2は、吸口体8の電動機(図示せず)に給電するための給電線(図示せず)をそれぞれ有している。
本体1は、一対の車輪9と1個の回転自在車輪10を有しており、手元ハンドル体6によって吸引ホース2を介して床面(清掃面)上を移動させることができるようになっている。吸引ホース2は、塵埃を本体1内に搬送するための搬送通路としての機能と、本体1を移動させる際の移動引っ張り手段としての機能を備えており、本実施の形態では、蛇腹状の柔軟性のあるホースを採用している。
手元ハンドル体6は、吸引ホース2と接続管7とを連通する機能と、本体1を移動(走行)させる機能と、吸口体8の姿勢を操作する機能と、本体1の運転を制御する機能とを備えている。そして、手元ハンドル体6は、吸引ホース2および接続管7とを接続することで、吸引ホース2と接続管7とを連通させる塵埃の搬送通路を形成するようになっている。接続パイプ3には、吸引された塵埃の量を検知する検知手段(図示せず)を備え、塵埃の量によって電動送風機4の入力を制御するようにしている。
次に手元ハンドル体6の詳細について説明する。図2は手元ハンドル体の斜視図、図3は手元ハンドル体の分解斜視図、図4は手元ハンドル体の断面図、図5は手元ハンドル体の側面図、図6、図7は手元ハンドルの要部断面図、図8は手元ハンドル体の平面図、図9は本実施の形態の掃除動作の状態図、図10は手元ハンドル体を手で握った状態の斜視図である。
図2〜図7において、31は前記した手元ハンドル体6の第1の管体で、この第1の管体31は、図4に示すように、接続管7の中心軸線Aと合致する中心軸線Bを持ち、接続管7の端部に嵌め合わせて接続されるようになっている。また、第1の管体31は中心軸線Bと所定の角度をなす中心軸線Cを持つように屈曲形成された曲がりパイプとなっている。
また、第1の管体31と回転可能に連結される前記第2の管体32は、図4に示すように、第1の管体31の中心軸線Cと合致する中心軸線Dを持つ第1接続部34と、第1接続部34の中心軸線Dと所定の角度をなすように屈曲した中心軸線Eをもつ第2接続部35とを有するものとなっている。
そして、第2の管体32の第1接続部34が第1の管体31に相対回転可能であるように挿入されて、かつ、第1の管体31と第2の管体32の第1接続部34とが適宜手段によって外れぬように連結され、これによって第1接続部34が第1の管体31の中心軸線Cの回りを回転できるように構成されている。なお、第1の管体31と第2の管体32の第1接続部34との抜け止め結合手段は任意によるものを採用可能であるが、本実施の形態では、図4に示すように、第1接続部34に環状溝36を設けて、第1の管体31に第1接続部34を挿入した後、第1の管体31の開口37から抜け止め片38の一部を環状溝36に挿入することによって、第1接続部34と第1の管体31とが外れぬように連結されるようになっている。また第2の管体32の第2接続部35には吸引ホース2が接続されるようになっている。また図2に示すように吸引ホース2を第2の管体32に取り付けた外周にはホースカバー39を設けている。
図4に示すように、第1の管体31と第2の管体32とを組み付けて、手元ハンドル体6を完成し、手元ハンドル体6に吸引ホース2と接続管7を取り付けた状態では、第1の管体31の中心軸線B(すなわち接続管7の中心軸線A)と第2接続部の中心軸線Eとのなす(中心軸線Bから中心軸線Eに向かって反時計回りに測定した)最大角度αは90°〜160°の範囲となるように設定されている。また、第1の管体31の中心軸線B(すなわち接続管7の中心軸線A)と中心軸線Cとのなす(中心軸線Bから中心軸線Cに向かって時計回りに測定した)角度βと第1接続部34の中心軸線Dと第2接続部35の中心軸線Eとのなす(中心軸線Dから中心軸線Eに向かって時計回りに測定した)角度γは略同一角度となるように設けている。尚、本実施の形態では、αは145°、βおよびγは17.5°としている。
把手部33は、第1の管体31の上方を覆い、第1の管体31の屈曲部近傍から吸引ホース2側に接続管7の略延長方向に延設されたカバー体下40Aと、カバー体下40Aの延設部端面から接続管7へ向かって湾曲しているカバー体下40Bからなるカバー体下40と、カバー体下40Bの上方を覆うカバー体上41で構成されている。カバー体上41と接続管7の中心軸線Aとのなす角度θは、30°〜50°となるように設定されている。カバー体下40Bとカバー体上41の間には、掃除機本体1の電動送風機の制御や、吸口体8の電動機の制御を行う制御部50を収納しており、制御部50を操作するための操作部51と、接続パイプ3に設けられた検知手段によって塵埃の量に応じて電動送風機の入力を制御していることを表す表示部52は把手部33の前方に設けてある。
操作部51は複数のスイッチから構成されており、各スイッチは、図8に示すように、全てのスイッチを横方向あるいは扇状に設けると、操作部51が横方向に大きくなり、掃除床面が見えにくくなる可能性があるため、スイッチの使用頻度の高い掃除機本体1の電動送風機を制御するスイッチより、使用頻度の低い吸口体8の電動機のON−OFFスイッチを握り部から遠くに配置することで、操作部51の幅を小さくしている。
第1の管体31の接続管7側の上方とカバー体下40Aの間には、接続管7の給電線に接続した端子を着脱自在に接続する端子(図示せず)及び、接続管7を第1の管体31に連結固定するためのフック体61を保持している。また、第1の管体31は、カバー体下40Aと同様に、第1の管体31の屈曲部近傍から吸引ホース2側に接続管7の略延長方向に延設された延設部42を有し、延設部42とカバー体下40Aとの間には、吸引ホース2の給電線から制御部50へ給電するためのリード線を保持している。延設部42にリード線を保持させた後、組立時の外れ防止のために、保持部44をリード線を覆うように、延設部42に固定している。図6に示すように、延設部42の下面は、第2の管体32が回転した際に、干渉しないよう凹部43に形成されている。
また、第1の管体31の屈曲部近傍から略上方には支柱70を設け、支柱70の外周には、カバー体下40Aとカバー体下40Bをつなぐ接続体71が挿入され、螺子締めによって固定されている。
さらに、図10に示すように、把手部33の下方で、延設部42の端面には吸口体8の持ち上げ時の補助となる凸部80をカバー体下40と一体的に設けている。
また、図7に示すように、前記把手部33の断面形状は、幅方向の長さxに対して縦方向の長さyは1.0〜1.2倍の略楕円形状となるよう形成している。
上記構成による作用は以下の通りである。
第1の管体31の中心軸線B(すなわち接続管7の中心軸線A)と第2接続部の中心軸線Eとのなす最小角度αは90°〜160°となるように設定されており、掃除の際に手元ハンドル体6の把手部33を手に持って使用者が立ったときに、吸引ホース2が斜め下にぶら下がる形となって、掃除機本体1を容易に引っ張って移動させ得るようにするためと、把手部33を持つ手の邪魔にならないようにするためである。さらに、第1の管体31の中心軸線B(すなわち接続管7の中心軸線A)と中心軸線Cとのなす角度βと第1接続部34の中心軸線Dと第2接続部35の中心軸線Eとのなす角度γは略同一角度となるように設けているため、第2の管体32の第1接続部34が第1の管体31に対して回転することにより、第2接続部35の中心軸線Eは、第1の管体31の中心軸線B(すなわち接続管7の中心軸線A)と略平行に合致させることもでき、この状態のときは、塵埃の搬送経路をほぼ直線にすることができ、吸い込み性を良くすることができる。さらに、図9のように、ベッドの下などの高さの低い場所を、清掃する場合において、従来の図9(c)では、吸引ホース2が突っ張るため接続管7を水平状態にすることができず、図9(b)では、接続管7は水平になるが、吸引ホース2が横に張り出すため、幅方向が狭い場所では、吸引ホース2が邪魔になり、作業性が低下するが、本実施の形態では、図9(a)に示すように、第2の管体32を第1の管体31に対して約180°回転させることによって、吸引ホース2を第1の管体31と略同一高さにして略水平状態となるようにできるため、接続管7を略水平状態に寝かせることができるうえ、吸引ホース2も接続管7と略平行にすることができて、幅の狭い場所や高さの低い場所を奥方まで容易に清掃することが可能となり、この点でも使い勝手のよいものとなる。また、図6のように、第1の管体31の延設部42の下面は、第2の管体32が回転した際に、干渉しないよう凹部43に形成されているため、把手部33の高さを高くすることなく、より第1の管体31と吸引ホース2との距離が近くなり、接続管7をより低く寝かせることができ、さらに使い勝手がよくなる。
図8(a)に示すように、操作部51に設けたスイッチは、スイッチの使用頻度の高い掃除機本体1の電動送風機4を制御するスイッチを握り部から略同一距離に横方向に配置し、使用頻度の低い吸口体8の電動機のON−OFFスイッチを握り部から遠くに配置することで、使用頻度の高いスイッチは、握り部の位置を握りかえることなく操作することができる。また、使用頻度の低いスイッチはやや握り部から遠くに配置しても、実掃除作業では不便ではなく、逆に操作部51の横幅を小さくすることで掃除作業性をよくすることができる。また、スイッチの操作性を最優先して、図8(b)のように、電動送風機4を制御するスイッチを、把手部33を握った位置から略同一距離に位置するよう横方向あるいは扇状に設け、使用頻度の低い吸口体8の電動機のON−OFFスイッチは、前述の電動送風機4を制御するスイッチを2度押すことで兼用してもよい。
カバー体下40Bの後部は湾曲し、後方へ向かっては閉空間であるため、把手部33を持って掃除作業をする際、押す場合には掌で押し、引く場合には指の腹で引っ掛けて操作することができ、掃除時に把手部33をしっかりと握らなくても手が離れることを防止できる。また、従来は、カバー体下40Bと接続管7の中心軸線Aとのなす角度は、50°〜90°となっており、床面の掃除の際は、接続管7や吸口体8への押す力が伝達しやすいが、階段掃除などで、吸口体8を持ち上げる動作をする際は、中心軸Aとの角度が大きいために持ち上げしにくく、持つ位置を変えて操作していたが、本実施の形態では、カバー体下40Bと接続管7の中心軸線Aとのなす角度は、できるだけ中心軸線Aと角度が大きくならないよう20°〜45°となるように設定されており、床面掃除の際の前後操作でも、階段掃除などの持ち上げ操作でも、握り部の位置を変えることなく操作できるようになっている。また、吸口体8は電動機によって回転ブラシ(図示せず)を進行方向と同じ方向に回転させるため、床面掃除で吸口体8を押す際には回転ブラシと床面との抵抗力によって吸口体8は前進するため、押す場合には大きな力を必要とせず、中心軸線Aとの角度が小さくても、使用性に問題はない。
図10に示すように、凸部80を把手部33の下方に設けたことにより、階段掃除などの吸口体8の持ち上げ動作時に、手の下側を凸部80に当てることで、持ち上げ時の支点とすることができ、持ち上げ力を低減できる。本実施の形態では凸部80はカバー体下40Bと一体としたが、別部品としても同じ効果が期待でき、また、延設部42やカバー体上41に設けてももちろん良い。また、凸部80は可動式にして、任意の位置で固定できるようにしても、様々な手の大きさに対応できるため使用性が向上する。
図7に示すように、把手部33の断面形状を縦長の断面形状にしたことにより、握り感が向上するとともに、左右へ手元ハンドル体6を回動させる操作も把手部33の横の面積が増加し、操作しやすい。また、人間の手は、物を握る際、小指側がしっかり握れることが重要なため、把手部33を、操作部51側を太く、凸部80側を細くしたテーパ状の形状にすると、小指がしっかり握れるためさらに使用性が向上する。また、テーパ状にすることで、様々な手の大きさの人でも、好みの太さの位置を握るよう調整ができるため握り感がさらに向上する。また、把手部33の略中央付近をくびれ形状にしても、様々な手の大きさの人でも、好みの太さの位置を握るよう調整ができるため握り感がさらに向上する。
また、把手部33は軟質体で覆ったり、下面を実際の掃除で握った際に指に沿うような波型に形成したり、さらに軟質体には抗菌処理を行うことなどしても使用性はさらに向上できる。
吸口体8を持ち上げる際には、応力が接続体71に集中するが、第1の管体31の屈曲部近傍から略上方には支柱70を一体的に設け、支柱70の外周には、カバー体下40Aとカバー体下40Bをつなぐ接続体71が挿入され、螺子締めによって固定しているため、十分の強度確保が可能となっている。
以上のように、本発明にかかる電気掃除機は、圧損が増加して吸込性能が低下してしまうことがなく、使用性も良い手元ハンドル体を提供でき、操作性の高い掃除機を提供できるものである。
本発明の第1の実施の形態を示す電気掃除機の斜視図 同、電気掃除機の手元ハンドル体の斜視図 同、電気掃除機の手元ハンドル体の分解斜視図 同、電気掃除機の手元ハンドル体の断面図 同、電気掃除機の手元ハンドル体の側面図 (a)同、電気掃除機の手元ハンドル体の側面図(b)同、電気掃除機の手元ハンドル体の要部断面図 (a)同、電気掃除機の手元ハンドル体の側面図(b)同、電気掃除機の手元ハンドル体の要部断面図 (a)同、電気掃除機の手元ハンドル体の平面図(b)同、電気掃除機の手元ハンドル体の要部拡大平面図 (a)同、電気掃除機の床等に近い低い場所を掃除する状態図(b)同、電気掃除機の床等に近い低い場所を掃除する他の状態図(c)同、電気掃除機の床等に近い低い場所を掃除する他の状態図 同、電気掃除機の手元ハンドル体を握った状態の斜視図
符号の説明
1 掃除機本体
2 吸引ホース
3 接続パイプ
4 電動送風機
6 手元ハンドル体
7 接続管
8 吸口体
31 第1の管体
32 第2の管体
33 把手部
34 第1接続部
35 第2接続部
43 凹部

Claims (5)

  1. 電動送風機を内蔵する電気掃除機の本体と、一端が前記本体に接続される吸引ホースと、前記吸引ホースの他端に設けられた手元ハンドル体と、前記手元ハンドル体に取り付けられて前記手元ハンドル体と連通する接続管と、前記接続管に取り付けられて前記接続管と連通する吸口体とを備え、前記手元ハンドル体は、前記接続管の中心軸線Aと略合致する中心軸線Bと前記中心軸線Bと所定の角度βをなす中心軸線Cを具備して屈曲形成され前記接続管に接続される第1の管体と、一端に第1接続部を、他端に第2接続部を具備して屈曲形成された第2の管体とを有し、前記第1接続部は、その中心軸線Dが前記中心軸線Cと略合致すると共に前記第1の管体と回転自在に連結され、前記第2接続部は、その中心軸線Eが前記第1接続部の中心軸線Dに対して前記角度βと略同一の角度γをなすと共に前記吸引ホースに接続されたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 第1の管体に対して第2の管体を回転させた際に形成される、中心軸線Bと第2接続部の中心軸線とのなす最小角度αを、90度〜160度の範囲とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. 第1の管体の屈曲部近傍から中心軸線Bと略平行に吸引ホース側に延設される延設部と、延設された延設部の端部から接続管側に湾曲して形成される把手部と、前記延設部の下面に設けられた凹部とを備え、第2の管体が第1の管体に対して回転する際に、第2の管体と前記延設部とが衝突しない構成とした請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 把手部は延設部との接続側が細く、反接続側が太いテーパ形状にした請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 把手部の略中央付近をくびれ形状にした請求項3に記載の電気掃除機。
JP2005281768A 2005-09-28 2005-09-28 電気掃除機 Expired - Fee Related JP4613774B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005281768A JP4613774B2 (ja) 2005-09-28 2005-09-28 電気掃除機
CN 200620132866 CN200970199Y (zh) 2005-09-28 2006-09-27 电吸尘器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005281768A JP4613774B2 (ja) 2005-09-28 2005-09-28 電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007089749A true JP2007089749A (ja) 2007-04-12
JP4613774B2 JP4613774B2 (ja) 2011-01-19

Family

ID=37976097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005281768A Expired - Fee Related JP4613774B2 (ja) 2005-09-28 2005-09-28 電気掃除機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4613774B2 (ja)
CN (1) CN200970199Y (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000437A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Hitachi Appliances Inc 電気掃除機
JP2013059525A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Sharp Corp 電気掃除機
JP2013192867A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Mitsubishi Electric Corp 電気掃除機
JP2015146955A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 三菱電機株式会社 電気掃除機
JP2016067458A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 日立アプライアンス株式会社 電気掃除機
US9955838B2 (en) 2015-09-14 2018-05-01 Dyson Technology Limited Handle assembly for a vacuum cleaner
US10165921B2 (en) 2015-09-14 2019-01-01 Dyson Technology Limited Handle assembly for a vacuum cleaner
US10463216B2 (en) 2016-04-08 2019-11-05 Dyson Technology Limited Wand and hose assembly for a vacuum cleaner
JP7182546B2 (ja) 2017-07-31 2022-12-02 シャープ株式会社 電気掃除機の接続ホースおよびそれを備えた電気掃除機

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108903788A (zh) * 2018-07-12 2018-11-30 安徽依采妮纤维材料科技有限公司 一种制衣用废料回收装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0539454U (ja) * 1991-11-11 1993-05-28 松下電器産業株式会社 電気掃除機の手元ハンドル
JPH08206047A (ja) * 1995-11-27 1996-08-13 Mitsubishi Electric Corp 電気掃除機
JP2000157466A (ja) * 1998-11-24 2000-06-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機
JP3286250B2 (ja) * 1998-07-03 2002-05-27 株式会社日立製作所 電気掃除機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0539454U (ja) * 1991-11-11 1993-05-28 松下電器産業株式会社 電気掃除機の手元ハンドル
JPH08206047A (ja) * 1995-11-27 1996-08-13 Mitsubishi Electric Corp 電気掃除機
JP3286250B2 (ja) * 1998-07-03 2002-05-27 株式会社日立製作所 電気掃除機
JP2000157466A (ja) * 1998-11-24 2000-06-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000437A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Hitachi Appliances Inc 電気掃除機
JP2013059525A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Sharp Corp 電気掃除機
JP2013192867A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Mitsubishi Electric Corp 電気掃除機
JP2015146955A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 三菱電機株式会社 電気掃除機
JP2016067458A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 日立アプライアンス株式会社 電気掃除機
US9955838B2 (en) 2015-09-14 2018-05-01 Dyson Technology Limited Handle assembly for a vacuum cleaner
US10165921B2 (en) 2015-09-14 2019-01-01 Dyson Technology Limited Handle assembly for a vacuum cleaner
US10463216B2 (en) 2016-04-08 2019-11-05 Dyson Technology Limited Wand and hose assembly for a vacuum cleaner
JP7182546B2 (ja) 2017-07-31 2022-12-02 シャープ株式会社 電気掃除機の接続ホースおよびそれを備えた電気掃除機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4613774B2 (ja) 2011-01-19
CN200970199Y (zh) 2007-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4613774B2 (ja) 電気掃除機
JP5864976B2 (ja) 電気掃除機
EP2242411B1 (en) Handgrip assembly for a suction attachment
JP4923530B2 (ja) 電気掃除機
EP2301401A1 (en) Vacuum cleaner with remote control
JP2007135651A5 (ja)
US6526623B1 (en) Handle for a vacuum cleaner
KR20120002474A (ko) 전기 청소기용 호스 및 전기 청소기
JP2000014612A (ja) 電気掃除機
JP5135182B2 (ja) 電気掃除機
JP2012210300A (ja) 電気掃除機用手元ハンドル部
JP4650184B2 (ja) 電気掃除機
JP5118013B2 (ja) 電気掃除機
JPH05161580A (ja) 電気掃除機
JP6056377B2 (ja) 電気掃除機
JP5003526B2 (ja) 電気掃除機
US7591042B2 (en) Upright vacuum cleaner
JP7365853B2 (ja) 電気掃除機
JP2013005946A (ja) 電気掃除機
JP3915841B2 (ja) 電気掃除機
JP2648035B2 (ja) 電気掃除機
JP2010094372A (ja) 電気掃除機
JP3656641B2 (ja) 電気掃除機
JP3915361B2 (ja) 電気掃除機
JP2012205783A (ja) 電気掃除機用手元ハンドル部

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080829

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100921

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101004

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees