JPH08206047A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH08206047A
JPH08206047A JP30700895A JP30700895A JPH08206047A JP H08206047 A JPH08206047 A JP H08206047A JP 30700895 A JP30700895 A JP 30700895A JP 30700895 A JP30700895 A JP 30700895A JP H08206047 A JPH08206047 A JP H08206047A
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lever
grip
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vacuum cleaner
grip lever
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Toshio Koike
利男 小池
Takahiro Yanagida
孝浩 柳田
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掃除を中断した際に操作部を机上等に放置す
ることがあってもタッチスイッチが動作しないようにす
るとともに、操作部を握りやすいように細径化し、扱い
やすくした電気掃除機を提供する。 【解決手段】 電気掃除機の電動送風機をON・OFF
制御する電源スイッチ部を内部に設けた握り部が設けら
れた操作部を有し、把り部の裏面中央部に長穴を形成
し、この長穴の両側壁に内部に突出して倒立壁を形成
し、この倒立壁間に前記長穴から露出し、動作時に電源
スイッチ部のアクチェータを押圧するドグを有する握り
レバーが可動自在に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気掃除機、特にその操
作部の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の電気掃除機の側面図、図
11はその操作部の側面断面図である。これらの図にお
いて、1は内部に集塵室及び電動送風機(いずれも図示
せず)を備えた掃除機本体、2は床ブラシ、3はホー
ス、4は操作部、5はパイプ、6は操作部4に設けたタ
ッチスイッチ、7は握りレバー、8はばね、9は固定接
点、10は可動接点、11は切換リングである。
【0003】図に見られるように、タッチスイッチ6は
操作部4の裏側に配設されており、タッチスイッチ6の
握りレバー7を握れば、タッチスイッチ6の可動接点1
0が固定接点9に当接して掃除機本体1のスイッチがO
Nとなり、掃除機本体1は始動する。手を握りレバー7
から離せば、タッチスイッチ6はOFFとなり、掃除機
本体1の電動送風機は停止する。すなわち、手を離せば
自動的に電動送風機は停止するので、このタッチスイッ
チ6は省電力の面では有効な装置である。また、切換リ
ング11を回転させると、握りレバー7は手で握られた
時の状態すなわち可動接点10が固定接点9に接触した
ままとなり、連続運転が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気掃除機は以
上のように構成されているので、電気掃除機の使用中
に、使用者が他の用件、例えば電話が鳴ったときや来客
等のため掃除を中断し、掃除機をその場に置いて一時居
を移すことがある。その際図12に示すように、操作部
4の部分を台12等の上に置くと、タッチスイッチ6が
台12に触れてONとなり、掃除機本体1のモータが始
動し、不測の事故を起こすおそれがある。
【0005】また、操作部4の内部は吸引空気が相当な
速度で移動しており、特に冬の乾燥期は静電気が起きや
すく、埃が操作部4に付着しやすいことや、操作部4は
内部を吸引空気が通過するためこれを細くすることは圧
損が生じる関係で難しく、そのため操作部4が握りにく
いことなどの課題があった。さらに、切換リング11は
タッチスイッチ6の後方に設けられているため、片手操
作がしにくいといった課題もあった。
【0006】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、掃除を中断した際に操作部を机上
等に放置することがあってもタッチスイッチが動作しな
いようにするとともに、操作部を握りやすいように細径
化し、扱いやすくした電気掃除機を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気掃除機
は、電気掃除機の電動送風機をON・OFF制御する電
源スイッチ部を内部に設けた握り部が設けられた操作部
を有し、把り部の裏面中央部に長穴を形成し、この長穴
の両側壁に内部に突出して倒立壁を形成し、この倒立壁
間に長穴から露出し、動作時に電源スイッチ部のアクチ
ェータを押圧するドグを有する握りレバーを可動自在に
取り付けたものである。
【0008】
【作用】本発明においては、握りレバーを操作すること
により電源スイッチ部がON・OFFして、電気掃除機
の電動送風機がON・OFF制御される。さらに、握り
レバーは握り部の裏側に設けられているので、掃除途中
で操作部を放置しても握りレバーが机上等と接触するよ
うな事態は生じない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図により説明する。
図1は本発明の一実施例である電気掃除機の側面図、図
2はその操作部を拡大して示す側面図、図3は操作部の
断面図である。
【0010】図に示すように、この実施例では、操作部
20が吸引空気の通る通風路管部21と、その上に略三
角形状の空間部22を設けてループ状に形成された握り
部23とから構成されている。握り部23は通風路管部
21より仕切られており、通風路管部21の一端はホー
ス3に、他端はパイプ5にそれぞれ着脱自在に連結する
ようになっている。この握り部23は電気掃除機の操作
がしやすいように設けられたものであり、床ブラシ2を
床面上でスムースに移動させるために、連結管2aの軸
線に対しほぼ直角(α=90°±15°)に屈曲形成さ
れている。
【0011】握り部23において、人指し指や親指で操
作できる外側には床ブラシ2に内蔵されているブラシ回
転用電動機のスイッチ24と、掃除機本体1に内蔵され
ている電動送風機のパワーコントロール用のスライドボ
リューム25が設けられている。ブラシ回転用電動機の
スイッチ24はその必要があるときに設ければよい。
【0012】一方、握り部23の湾曲部の内側つまり四
指の腹部が接触する部分には上記電動送風機の電源スイ
ッチ部26を動作させる握りレバー27が設けられてい
る。すなわち、握りレバー27を握れば、電源スイッチ
部26がON,離せばOFFとなる。また、握りレバー
27の前方にはこれをロックするためのロックレバー2
8を配置し、便宜を図っている。
【0013】さらに、この握り部23の内部構成を図
4、図5とともに説明する。図4は握り部の分解図、図
5は図2のA−A線における断面図である。握り部23
の湾曲部を形成するケース30内にスイッチ保持具40
が収納されている。ケース30は上下に分割された2つ
の部分31,32からなり、部分31,32は材料の弾
性を利用して一体的に結合される。スイッチ保持具40
は握りレバー取付部41とロックレバー取付部42とか
ら構成されており、握りレバー取付部41の基端に設け
たネジ孔43を通風路管部21上の取付ボス44にネジ
45で取り付け、他方のロックレバー取付部42を同様
に通風路管部21上の取付片46にネジ47で取り付け
て固定する。握りレバー取付部41は、図5に示すよう
にケース30内に設けた両側の区画壁33a,33bの
間に収容されている。
【0014】握りレバー27の一端は握りレバー取付部
41の基端側に設けた孔48に突起49を挿入して、握
りレバー27を回動自在に保持している。ケース30は
取付ボス44と取付片46の間が開口しており、この開
口部34を塞ぐように湾曲したタッチ部50が握りレバ
ー27に設けられている。タッチ部50は開口部34よ
り多少外側に突出している。このタッチ部50の突出状
態を保持するために握りレバー27と握りレバー取付部
41との間にばね51が装着されている。
【0015】握りレバー取付部41は電源スイッチ部2
6を構成する電動送風機用のスイッチ52とブラシ電動
機用のスイッチ53が複数の突起54で並列に取り付け
るようになっており、それぞれの電源スイッチ52,5
3のアクチェータ55,56を同時に動作させるドグ5
7が握りレバー27に設けられている。さらに、握りレ
バー27の先端にはロックレバー28の先端58が挿入
する係合部59を設け、握りレバー27をロックするよ
うになっている。
【0016】一方、スイッチ保持具40のロックレバー
取付部42は下側が開口した箱形に形成されており、こ
の中に取付片46との間でロックレバー28がスライド
可能に収容されている。ロックレバー28の一端には断
面半円弧状の突起60が設けられており、この突起60
がロックレバー取付部42内に形成された係止凹部61
a,61bにスライド方向で弾性的に係止するようにな
っている。また、ロックレバー28は長手方向の支持片
62a,62bにより支持され、中間部には取付片46
の開口部63より突出するノブ64が設けられている。
係止凹部61a,61bの反対側のロックレバー取付部
42内には握りレバー27のストッパー65を設け、ス
イッチ52,53に対する押圧力を規制しこれらを保護
している。なお、スイッチ52,53のリード線66,
67は図5に示すようにケース30の側壁と区画壁33
a,33bの間を通して付設されている。
【0017】また、ケース30すなわち握り部23の幅
1 は通風路管部21の幅Lより小さく形成され、操作
部20を無造作に床面に放置したときでも必ず通風路管
部21が先に床面に当たり、電源スイッチ部26を保護
するようにしている。
【0018】次に、図6はこの電気掃除機の制御回路図
であり、電動送風機70のパワーコントロール用のスラ
イドボリューム25に対し電源スイッチ52,53が電
気的に直列に接続されている。図中、71はブラシ回転
用電動機、72は電動送風機70をコントロールするた
めの電気部品取付用の基板である。
【0019】次に、この実施例の作用について説明す
る。掃除機本体1にホース3,操作部20,パイプ5及
び床ブラシ2を接続し、床面に応じて例えばじゅうたん
の場合スライドボリューム25を「強」側に、さらにブ
ラシ回転用電動機71のスイッチ24をONにして操作
する。このとき、電源スイッチ52,53は共にOFF
となっているため、電動送風機70,ブラシ回転用電動
機71共に始動しない。
【0020】握り部23を握ると、図7に示すように握
りレバー27が押され、ドグによってアクチェータ5
5,56を同時に押すので電源スイッチ52,53は共
にON状態となり、床ブラシ2からの吸引が開始され
る。このとき、握りレバー27の先端後部がストッパ−
65に当たり、アクチェータ55,56を必要以上に押
圧するのを防いでいる。
【0021】吸引空気は床ブラシ2,パイプ5,通風路
管部21,ホース3を順に通過するが、通風路管部21
は屈曲されているため、吸引空気はより早い速度で通風
路管部21を通過する。このときその管内壁との間に摩
擦熱や静電気を発生するが、握り部23が離れているた
め、使用者に不快感を与えない。また、握り部23は床
ブラシ2の連結管2aの軸線に対しほぼ直角に形成され
ているので、力を床ブラシ2に与えやすく床ブラシ2の
操作がスムースに行える。
【0022】掃除を中断あるいは終了する場合、握り部
23から手を離せば握りレバー27はばね51によって
自動的に復元し、電源スイッチ52,53が共にOFF
となって電動送風機70,ブラシ回転用電動機71は運
転を停止する。
【0023】また、操作部20を無造作に放置しても握
りレバー27が握り部23の内側に設けられているの
で、他の物体に触れて動作することはない。運転を再開
する場合は、スイッチ24とスライドボリューム25は
既にセットされているので、握り部23を握るだけで操
作が可能となる。
【0024】また、必要に応じて握りレバー27をロッ
クする機構を用いると電源スイッチ52,53は常にO
N状態となり便利である。この場合には、図8に示すよ
うに、握りレバー27を握ったままでロックレバー28
のノブ64を引くと、ロックレバー28の先端が握りレ
バー27の係合部59に係合するとともに、突起60が
先の係止凹部61aから次の係止凹部61bに移ってこ
れと係止し握りレバー27をロックする。これによっ
て、握りレバー27は握ったときと同じ状態になり、手
を離しても電源スイッチ52,53は切れない。掃除終
了後はスイッチ24とスライドボリューム25をOFF
にすると従来の掃除機と同じ扱いとなる。
【0025】次に、図9は本発明の他の実施例を示す側
面図であり、いわゆるアップライト形掃除機の場合であ
る。この掃除機の場合、掃除機本体1と床ブラシ2は上
記実施例のようにホース等を介さずに直接接続され、上
方にハンドル80を有するタイプである。
【0026】この場合においても、ハンドル80の上部
に操作部20を設け、この操作部20を上記実施例と同
様に握りレバー27やロックレバー28、スライドボリ
ューム25等を有する握り部23と、これを支持する支
え部29でループ状に構成することにより、支え部29
の幅を握り部23より大きくしたり、床ブラシ2の連結
管2aの軸線と直角になるように握り部23を形成する
ことができ、上記と同様の作用効果を奏する。なお、こ
の場合送風路管部は設けられていないが、支え部29が
送風路管部に代って操作部20の一部を構成する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、次
のような多くの効果が得られる。把り部の裏面中央部に
長穴を形成し、この長穴の両側壁に内部に突出して倒立
壁を形成し、この倒立壁間に長穴から露出させた状態で
握りレバーを取り付けたので、握り部の強度を向上させ
ることができ、また、握りレバーのガイドとなり操作性
が向上する。そして、例えば倒立壁にリード線を挿入し
た場合には、リード線を握りレバー等の可動部に触れさ
せないようにさせることができる。把り部の握りレバー
を握ればそのドグによって電動送風機がON,離せばO
FFとなるので、電源スイッチを毎回ON・OFFさせ
なくてもよいばかりか、操作部を机上等に放置しても握
りレバーが動作することがなく安全である。把り部を送
風路管部と離して形成できるので、そのようにした場合
には、送風路管部に発生しやすい静電気等が伝わってこ
ないため不快感がない。把り部を細径化でき、操作がし
やすくなるとともに、操作部を無造作に放置したときで
も先に送風路管部や支え部が床面に当たるため、ショッ
クを和らげることができ電気部品を保護し得る。把り部
にスイッチ類の電気部品を集約でき、コンパクトにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による電気掃除機の側面図
である。
【図2】 その操作部の拡大側面図である。
【図3】 図2の断面図である。
【図4】 握り部の分解図である。
【図5】 図2のA−A線矢視断面図である。
【図6】 上記電気掃除機の制御回路図である。
【図7】 握りレバーを握ったときの動作を示す断面図
である。
【図8】 ロックレバー動作時を示す断面図である。
【図9】 本発明の他の実施例の側面図である。
【図10】 従来の電気掃除機の側面図である。
【図11】 その操作部の断面図である。
【図12】 従来の操作部の不都合を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 掃除機本体、20 操作部、23 握り部、25
スライドボリューム、26 電源スイッチ部、27 握
りレバー、70 電動送風機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気掃除機の電動送風機をON・OFF
    制御する電源スイッチ部を内部に設けた握り部が設けら
    れた操作部を有し、 前記把り部の裏面中央部に長穴を形成し、この長穴の両
    側壁に内部に突出して倒立壁を形成し、この倒立壁間に
    前記長穴から露出し、動作時に電源スイッチ部のアクチ
    ェータを押圧するドグを有する握りレバーを可動自在に
    取り付けたことを特徴とする電気掃除機。
JP7307008A 1995-11-27 1995-11-27 電気掃除機 Expired - Lifetime JP2751096B2 (ja)

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