JP5118013B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機 Download PDF

Info

Publication number
JP5118013B2
JP5118013B2 JP2008330557A JP2008330557A JP5118013B2 JP 5118013 B2 JP5118013 B2 JP 5118013B2 JP 2008330557 A JP2008330557 A JP 2008330557A JP 2008330557 A JP2008330557 A JP 2008330557A JP 5118013 B2 JP5118013 B2 JP 5118013B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
central axis
point
pipe
vacuum cleaner
grip portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008330557A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010148688A (ja
Inventor
達夫 吉川
義貴 黒木
徹 小立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008330557A priority Critical patent/JP5118013B2/ja
Publication of JP2010148688A publication Critical patent/JP2010148688A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5118013B2 publication Critical patent/JP5118013B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)

Description

本発明は、手元ハンドル体を備えた電気掃除機に関する。
図7は、従来の電気掃除機の手元ハンドル体204、接続管205、吸口体206を示した斜視図である(例えば特許文献1参照)。手元ハンドル体204には、掃除をする使用者が把持する把手部207が設けられている。把手部207は、吸口体206の押し引き動作を行う際に使用者の手の把持位置がずれることがないように、環状に形成されている。更に、把手部207の外周面の後端部207aは、吸口体206の押し動作を行う際に、使用者の掌が当たることで押力が印加しやすいように、接続管205の長手方向に対して比較的大きな角度をなして形成されている。
特開2007−89749号公報
階段を掃除するときや、カーペット、敷居などの段差を乗り越えるときには、吸口体206を持ち上げる必要がある。ところが、図7に示した従来の手元ハンドル体204の把手部207を片手で握ったまま吸口体206を持ち上げようとすると、使用者が吸口体206を重く感じ、使用者に負担を強いるという問題があった。
本発明の目的は、吸口体を持ち上げる際の使用者の負担を軽減することにある。
本発明の電動掃除機は、電動送風機を内蔵した電気掃除機本体と、一端が前記電気掃除機本体に接続された吸引ホースと、前記吸引ホースの他端に接続された手元ハンドル体と、一端が前記手元ハンドル体に接続された接続管と、前記接続管の他端に接続された吸口体とを備える。
前記手元ハンドル体は、前記吸引ホースと前記接続管とを連通させる連通管と、前記連通管の外周面上に設けられた把手部とを備える。前記連通管は、前記接続管の前記一端と接続される第1管体と、前記第1管体の第1中心軸に対して傾斜した第2中心軸を有し、前記吸引ホースの前記他端と接続される第2管体とを備える。前記把手部は、前記連通管の前記第1管体側の外周面から立設されたグリップ部と、前記グリップ部の前記第1管体とは反対側の端部に前記連通管に向かって突出して形成されたストッパ部とを備える。
前記第1管体の前記第1中心軸と前記第2管体の前記第2中心軸とを含む面での前記手元ハンドル体の断面図において、下記によって定義される第1点と第2点とを結ぶ直線が前記第1中心軸となす角度θ(θ<90度)が15度以下であることを特徴とする。
[第1点]第1点は、前記グリップ部と前記ストッパ部とで形成されたコーナー部に内接し且つ前記第1中心軸方向において前記第1管体から最も遠くなるように配置された直径16mmの第1仮想円の中心を中心とする半径40mmの円弧が前記把手部の前記連通管とは反対側の面と交差する点であって、前記第1中心軸方向において前記第1仮想円の前記中心に対して前記第1管体とは反対側に位置する点である。
[第2点]第2点は、直径18mmの第2〜第4仮想円を前記グリップ部の前記連通管に対向する側の面に接し且つ隣り合う仮想円同士が互いに接するように前記第1仮想円から前記第1管体側に向かって順に配置したときの前記第4仮想円が前記グリップ部の前記連通管に対向する側の面に接する点である。
本発明によれば、グリップ部の第1管体とは反対側の端部に連通管に向かって突出してストッパ部が形成されているので、使用者が把手部を握る位置が常に一定になる。
そして、第1点と第2点とを結ぶ直線が第1中心軸となす角度θ(θ<90度)が15度以下であるので、使用者がグリップ部を握って吸口体を床面に置いた状態からの手首のとう屈可能角度φが大きくなる。これにより、使用者は、とう屈限界角度よりもはるかに小さな角度だけ手首をとう屈すれば吸口体を持ち上げることができる。よって、吸口体を持ち上げる際の使用者の負担が軽減される。
本発明の上記の電動掃除機において、前記第1中心軸と前記第2中心軸とを含む面での前記手元ハンドル体の断面図において、前記第1点での前記把手部の接線が前記第1中心軸となす角度α(α<90度)が45度以下であることが好ましい。これにより、上記の角度θを小さく設定することが容易になり、また、吸口体を持ち上げる際の使用者の負担を更に軽減することができる。
また、前記グリップ部の少なくとも一部が前記第1中心軸の延長線上に配置されていることが好ましい。これにより、グリップ部から吸口体までの直線距離が短くなるので、吸口体を持ち上げるのに必要なモーメントが小さくなる。従って、吸口体を持ち上げる際の使用者の負担を更に軽減することができる。
また、前記ストッパ部が、前記グリップ部と前記連結管とを接続していることが好ましい。これにより、環状の把手部を実現することができるので、使用者が把手部を握る位置の変動が更に低減されるとともに、掃除作業中に使用者の指が把手部から離れる可能性が少なくなる。また、把手部の強度が向上する。
以下、本発明を好適な実施形態を用いて説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されないことはいうまでもない。
図1は、本発明の一実施形態に係る電気掃除機1の全体斜視図である。この電気掃除機1は、電気掃除機本体2(以下、単に「本体」という)と、吸引ホース3と、手元ハンドル体4と、接続管5と、吸口体6とを備える。
本体2は、気流を発生させる電動送風機21と、気流中の塵を分離し捕獲する集塵部22とを内蔵する。本体2の前部には吸引ホース3の一端に設けられた第1接続パイプ31が着脱自在に接続される吸入口23が設けられている。本体2の移動を可能にするための複数の車輪24が本体2の下面に設けられている。
吸引ホース3は、可撓性を有する中空のホース本体30を備え、その一端には第1接続パイプ31が設けられ、他端には第2接続パイプ32が設けられている。
手元ハンドル体4は、吸引ホース3と接続管5とを連通させる機能、本体2を移動させる機能、吸口体6の姿勢を操作する機能、電気掃除機1の運転を制御する機能を備える。
接続管5は、伸縮自在又は継ぎ自在に連結された複数の管状体を含む。接続管5の一端は手元ハンドル体4に着脱自在に接続され、他端は吸口体6に着脱自在に接続される。
吸口体6は、直線状に開口した吸込部に沿って配された回転ブラシ(図示せず)と、回転ブラシを回転させる電動機(図示せず)とを備える。
吸引ホース3及び接続管5には、本体2内の電動送風機21や吸口体6内の電動機を制御したり駆動したりするための電気配線(図示せず)が配設されている。
図2は後述する第1中心軸41a及び第2中心軸42aを含む面の法線方向から見た手元ハンドル体4の側面図であり、図3は第1中心軸41a及び第2中心軸42aを含む面に沿った手元ハンドル体4の断面図である。図面を簡単化するために、図3では、後述する把手部7の内部構造を省略している。
手元ハンドル体4は、吸引ホース3と接続管5とを連通させる連通管40と、連通管40の外周面上に設けられた環状の把手部7とを備える。
連通管40は、接続管5の一端が着脱自在に接続される第1管体41と、吸引ホース3の第2接続パイプ32が回転自在に接続される第2管体42とを備える。図3に示されているように、第1管体41の中心軸(以下、「第1中心軸」という)41aと、第2管体42の中心軸(以下、「第2中心軸」という)42aとは、所定の角度ψ(ψ≠0度)で交差している。第1管体41と第2管体42とが、第1及び第2中心軸41a,42aとは異なる中心軸を有する1以上の管体を介して連通していても良い。以下の説明の便宜のため、手元ハンドル体4において、第1管体41側を「前側」、第2管体42側を「後側」と呼ぶことにする。
把手部7は、グリップ部8及びストッパ部9を備える。グリップ部8は、連通管40の前側(第1管体41側)の外周面から後側に向かって立設されている。ストッパ部9は、グリップ部8の後側端と連結管40の外周面(特に第2管体42の外周面)とを連結している。従って、把手部7は連通管40とともに環状に形成されている。
グリップ部8は、その前側の部分が第1中心軸41aとほぼ平行に延び、且つ、その後側の部分が第2中心軸42aとほぼ平行に延びるように、全体として滑らかに湾曲している。グリップ部8の前側の部分の連通管40とは反対側の外周面の輪郭は、第1管体41のグリップ部8が設けられた側の外周面の輪郭を後側に延長するように延びている。グリップ部8の後側の連通管40から離間した部分は、使用者が把持しやすいように、略円形の断面形状を有している。グリップ部8の少なくとも一部は第1中心軸41aの延長線上に配置されている。グリップ部8の前側の部分には、本体2の電動送風機21や吸口体6の電動機を制御するための操作スイッチ81が設けられている。
ストッパ部9は、図2及び図3の紙面と直交する方向(幅方向)の寸法が、これと直交する方向(厚み方向)の寸法よりも大きな板状体である。好ましくは、ストッパ部9の図2及び図3の紙面と直交する方向(幅方向)の寸法は、グリップ部8の該方向の寸法より大きい。この板状体の一方の主面にグリップ部8の後側端が接続されている。ストッパ部9のグリップ部8が接続されたのと反対側の端部が連通管40の外周面に滑らかに沿うように、ストッパ部9は湾曲している。
図2に示すように、グリップ部8の連結管40に対向する側の面とストッパ部9とで形成されたコーナー部71には滑らかな曲面が形成されている。グリップ部8とストッパ部9との接続部での、両者の交差角度βは好ましくは60度以上90度以下である。
小指がストッパ部9(特にコーナー部71)に接するようにしてグリップ部8を握ると、吸口体6の押し引き動作を指がグリップ部8から離れることなく安定して行うことができる。従って、ストッパ部9は、使用者がグリップ部8を常に一定の位置で握るように仕向けさせる機能を有している。
図3に二点鎖線で示した円C1は、コーナー部71に内接し、且つ、第1中心軸41aの方向において第1管体41から最も遠くなるように配置された直径が16mmの第1仮想円である。二点鎖線で示した円弧C11は、第1仮想円C1の中心PC1を中心とし、その半径は40mmである。円弧C11が、把手部7の連通管40とは反対側の面と交差する点を第1点P1,第3点P3とする。第1点P1は、第1中心軸41a方向において第1仮想円C1の中心PC1に対して第1管体41とは反対側に位置する点であり、第3点P3は、第1中心軸41a方向において第1仮想円C1の中心PC1に対して第1管体41側に位置する点である。
二点鎖線で示した円C2,C3,C4は直径が18mmの第2〜第4仮想円である。第1仮想円C1から第1管体41側に向かって、第2仮想円C2、第3仮想円C3、第4仮想円C4が、グリップ部8の連通管40に対向する側の面に接してこの順に配置されている。第1仮想円C1と第2仮想円C2とは接し、第2仮想円C2と第3仮想円C3とは接し、第3仮想円C3と第4仮想円C4とは接している。このように配置された第4仮想円C4がグリップ部8の連通管40に対向する側の面に接する点を第2点P2とする。
本発明では、第1点P1と第2点P2とを結ぶ直線L1が第1中心軸41aとなす角度θ(θ<90度)が15度以下となるように設定される。
更に、第1点P1での把手部7の連通管4とは反対側の面の接線L2が第1中心軸41aとなす角度α(α<90度)が45度以下となるように設定されることが好ましい。
以上のように構成された本実施形態の電気掃除機の作用を以下に説明する。
図4は、使用者が右手100で本実施形態に係る電気掃除機1のグリップ部8を把持して床面10を掃除している状態を、図2と同様に第1中心軸41a及び第2中心軸42aを含む面の法線方向から見た側面図である。ここでは、身長160cmの使用者を想定する。この場合、吸口体6を床面10に置いた状態で、グリップ部8の右手100が把持している部分の床面10からの高さは約800mmである。第1中心軸41a(または接続管5)の床面10に対する傾斜角度は約45度である。右手100の前腕110は第1中心軸41aとほぼ平行に延びている。右手100がグリップ部8を軽く握り、掌の幅方向のほぼ全領域がグリップ部8の連通管40とは反対側の面に接触している。
上述したように、使用者は、小指101がグリップ部8とストッパ部9とで形成されたコーナー部71(図2参照)に内接するようにグリップ部8を握る。このとき、小指101に対して第1管体41側に、薬指102、中指103、人差し指104が順に配される。第1中心軸41a及び第2中心軸42aを含む面における小指101、薬指102、中指103、人差し指104は、図3に示した第1仮想円C1、第2仮想円C2、第3仮想円C3、第4仮想円C4にそれぞれ対応する。
図4の状態から右手100で吸口体6を持ち上げる動作を説明する。吸口体6を持ち上げるためには、使用者は右手100の手首を親指側に曲げなければならない(手首関節のこのような動きを「とう屈」という)。手首をとう屈させると、右手100の掌の小指101の付け根近傍の部分がグリップ部8の第1点P1に略下向きの力を印加し、右手100の人差し指104がグリップ部8の第2点P2に略上向きの力を印加する。第1点P1及び第2点P2に印加された互いに逆向きの力により発生したモーメントをグリップ部8に作用させることにより、吸口体6を持ち上げることができる。
二点鎖線L3は吸口体6が床面10にあるときの親指の中手骨の長手方向を示し、二点鎖線L4は右手100の手首関節を限界までとう屈させたときの親指の中手骨の長手方向を示す。二点鎖線L3,L4により形成された角度φ(φ<90度)は図4の状態からのとう屈可能角度を意味し、本実施形態では約60度である。例えば、吸口体6を手元ハンドル体4と同じ高さまで持ち上げるためには、手首を約45度とう屈させる必要がある。この約45度という角度はとう屈可能角度φよりも小さいから、使用者は吸口体6を容易に持ち上げることができる。
図5は、使用者が右手100で図7に示した従来の電気掃除機の把手部207を把持して床面10を掃除している状態を、図4と同様に示した側面図である。図4と同様に、身長160cmの使用者を想定する。吸口体206を床面10に置いた状態で把手部207の右手100が把持している部分の床面10からの高さは約800mmである。このとき、接続管205の床面10に対する傾斜角度は約45度である。右手100の前腕110は接続管205とほぼ平行に延びている。右手100が把手部207を軽く握り、掌の幅方向のほぼ全領域が把手部207の外周面に接触している。図4と同様に、環状の把手部207の開口内において小指101が吸口体206から最も遠い位置になるように、右手100が把手部207を握っている。
図5において、第1点P1は、図4と同様に、手首をとう屈させたときに、右手100の掌の小指101の付け根近傍の部分が把手部207に印加する略下向きの力の作用点である。また、第2点P2は、図4と同様に、手首をとう屈させたときに、右手100の人差し指104が把手部207に印加する略上向きの力の作用点である。第1点P1と第2点P2とを結ぶ直線L1が接続管205の長手方向軸205aとなす角度θ(θ<90度)は約30度である。また、第1点P1での把手部207の接線L2が接続管205の長手方向軸205aとなす角度α(α<90度)は約60度である。
二点鎖線L3は吸口体6が床面10にあるときの親指の中手骨の長手方向を示し、二点鎖線L4は右手100の手首関節を限界までとう屈させたときの親指の中手骨の長手方向を示す。図5では二点鎖線L3,L4により形成されたとう屈可能角度φは約30度である。例えば吸口体206を手元ハンドル体204と同じ高さまで持ち上げるために必要なとう屈角度は約45度であり、とう屈可能角度φより大きい。従って、図4と異なり、使用者は、単に手首関節をとう屈させただけでは、吸口体6を手元ハンドル体4よりも高い位置に持ち上げることができない。
図4と図5とを比較すれば明らかなように、従来の電動掃除機(図5)では、吸口体を床面10に置いた状態からのとう屈可能角度φが小さい。従って、吸口体を床面から僅かに持ち上げただけで、手首のとう屈限界角度に達してしまう。このように、従来の電動掃除機では、吸口体の持ち上げ作業を手首のとう屈限界角度の近傍で行わせることを使用者に強いていたため、使用者に過度の負担がかかっていたのである。これに対して、本実施形態では、使用者が握る把手部の部分(グリップ部)の形状を工夫することにより、吸口体を床面10に置いた状態からのとう屈可能角度φを大きくすることができた。これにより、通常の掃除作業で必要な吸口体の持ち上げ作業は、とう屈限界角度よりもはるかに小さな角度だけ手首をとう屈すれば足りる。よって、吸口体を持ち上げる際の使用者の負担が軽減される。
以上のように、本発明では第1点P1と第2点P2とを結ぶ直線L1が第1中心軸(接続管の長手方向軸)41aとなす角度θ(θ<90度)が15度以下であるので、とう屈可能角度φが大きくなり、吸口体を持ち上げる際の使用者の負担を軽減することができる。角度θは、好ましくは12度以下、更に好ましくは10度以下である。
また、第1点P1での把手部の接線L2が第1中心軸41aとなす角度α(α<90度)を45度以下とすることにより、上記の角度θを小さく設定することが容易になり、また、吸口体を持ち上げる際の使用者の負担を更に軽減することができる。角度αは、好ましくは40度以下、更に好ましくは30度以下である。なお、角度αが小さくなると、吸口体の押し動作を行うのに必要な押力を使用者の掌から把手部に伝達しにくくなる場合があるかも知れない。しかしながら、その程度は通常僅かである。また、吸口体が電動機で駆動される回転ブラシを備える場合には、吸口体の押し動作を行うのに必要な押力の一部を電動機で補うことができる。従って、実用上はほとんど問題となることはない。
また、把手部のうち使用者が握る部分であるグリップ部の少なくとも一部が、第1中心軸41a上に位置していると、グリップ部から吸口体までの直線距離が短くなるので、吸口体を持ち上げるのに必要なモーメントが小さくなる。従って、吸口体を持ち上げる際の使用者の負担を更に軽減することができる。
上記の実施形態は一例であって、本発明はこれに限定されず、種々の変更が可能である。
例えば、上記の実施形態では、ストッパ部9がグリップ部8と連通管40とを接続して環状の把手部7が形成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば図6に示すように、ストッパ部9が、グリップ部8と連通管40とを接続することなく、グリップ部8の終端に連通管40に向かって突出しているだけであっても良い。
吸口体の構造は、例えば公知の構成を適宜選択して採用することができる。例えば、回転ブラシが、電動機ではなく、気流により回転するように構成されていても良く、あるいは、回転ブラシを備えていなくても良い。
本発明の利用分野は特に制限はなく、手元ハンドル体を備えた電気掃除機として広範囲に利用することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る電気掃除機の全体斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る電気掃除機を構成する手元ハンドル体の側面図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る電気掃除機を構成する手元ハンドル体の断面図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る電気掃除機を使用している状態を示した側面図である。 図5は、従来の電気掃除機を使用している状態を示した側面図である。 図6は、本発明の別の実施形態に係る電気掃除機を構成する手元ハンドル体の側面図である。 図7は、従来の電気掃除機の手元ハンドル体、接続管、吸口体を示した斜視図である。
符号の説明
1 電気掃除機
2 電気掃除機本体
21 電動送風機
22 集塵機
23 吸入口
24 車輪
3 吸引ホース
30 ホース本体
31 第1接続パイプ
32 第2接続パイプ
4 手元ハンドル体
40 連通管
41 第1管体
41a 第1中心軸
42 第2管体
42a 第2中心軸
5 接続管
6 吸口体
7 把手部
71 コーナー部
8 グリップ部
81 操作スイッチ
9 ストッパ部
10 床面

Claims (4)

  1. 電動送風機を内蔵した電気掃除機本体と、一端が前記電気掃除機本体に接続された吸引ホースと、前記吸引ホースの他端に接続された手元ハンドル体と、一端が前記手元ハンドル体に接続された接続管と、前記接続管の他端に接続された吸口体とを備えた電気掃除機であって、
    前記手元ハンドル体は、前記吸引ホースと前記接続管とを連通させる連通管と、前記連通管の外周面上に設けられた把手部とを備え、
    前記連通管は、前記接続管の前記一端と接続される第1管体と、前記第1管体の第1中心軸に対して傾斜した第2中心軸を有し、前記吸引ホースの前記他端と接続される第2管体とを備え、
    前記把手部は、前記連通管の前記第1管体側の外周面から立設されたグリップ部と、前記グリップ部の前記第1管体とは反対側の端部に前記連通管に向かって突出して形成されたストッパ部とを備え、
    前記第1管体の前記第1中心軸と前記第2管体の前記第2中心軸とを含む面での前記手元ハンドル体の断面図において、下記によって定義される第1点と第2点とを結ぶ直線が前記第1中心軸となす角度θ(θ<90度)が15度以下であることを特徴とする電気掃除機。
    [第1点]第1点は、前記グリップ部と前記ストッパ部とで形成されたコーナー部に内接し且つ前記第1中心軸方向において前記第1管体から最も遠くなるように配置された直径16mmの第1仮想円の中心を中心とする半径40mmの円弧が前記把手部の前記連通管とは反対側の面と交差する点であって、前記第1中心軸方向において前記第1仮想円の前記中心に対して前記第1管体とは反対側に位置する点である。
    [第2点]第2点は、直径18mmの第2〜第4仮想円を前記グリップ部の前記連通管に対向する側の面に接し且つ隣り合う仮想円同士が互いに接するように前記第1仮想円から前記第1管体側に向かって順に配置したときの前記第4仮想円が前記グリップ部の前記連通管に対向する側の面に接する点である。
  2. 前記第1中心軸と前記第2中心軸とを含む面での前記手元ハンドル体の断面図において、前記第1点での前記把手部の接線が前記第1中心軸となす角度α(α<90度)が45度以下である請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記グリップ部の少なくとも一部が前記第1中心軸の延長線上に配置されている請求項1又は2に記載の電気掃除機。
  4. 前記ストッパ部が、前記グリップ部と前記連結管とを接続している請求項1〜3のいずれかに記載の電気掃除機。
JP2008330557A 2008-12-25 2008-12-25 電気掃除機 Expired - Fee Related JP5118013B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008330557A JP5118013B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008330557A JP5118013B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010148688A JP2010148688A (ja) 2010-07-08
JP5118013B2 true JP5118013B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=42568463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008330557A Expired - Fee Related JP5118013B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5118013B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160028328A (ko) * 2014-09-03 2016-03-11 삼성전자주식회사 청소기

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012010929A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Toshiba Corp 電気掃除機用ホースおよび電気掃除機
JP5662879B2 (ja) * 2011-06-20 2015-02-04 日立アプライアンス株式会社 電気掃除機
JP6695031B2 (ja) * 2017-06-15 2020-05-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 電気掃除機

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0428859U (ja) * 1990-06-28 1992-03-09
JPH0489249U (ja) * 1990-12-10 1992-08-04
JPH0824647B2 (ja) * 1991-07-25 1996-03-13 三洋電機株式会社 電気掃除機
JP3323999B2 (ja) * 1992-08-19 2002-09-09 三菱電機ホーム機器株式会社 電気掃除機
JP2751096B2 (ja) * 1995-11-27 1998-05-18 三菱電機株式会社 電気掃除機
JP3066354B2 (ja) * 1997-12-26 2000-07-17 株式会社日立製作所 電気掃除機およびその吸口体
JP3777492B2 (ja) * 1998-08-18 2006-05-24 三菱電機株式会社 電気掃除機
JP2009279230A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Toshiba Corp 電気掃除機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160028328A (ko) * 2014-09-03 2016-03-11 삼성전자주식회사 청소기
KR102277145B1 (ko) * 2014-09-03 2021-07-14 삼성전자주식회사 청소기

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010148688A (ja) 2010-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7854039B2 (en) Handle assembly rotatable in all directions and cleaner having the same
CN107969989B (zh) 具有可折叠杆以提供存储构造的真空清洁装置
WO2011158454A1 (ja) アプライト型床面処理装置
JP2009279230A (ja) 電気掃除機
JP5864976B2 (ja) 電気掃除機
EP2534988B1 (en) Upright vacuum cleaner
JP5118013B2 (ja) 電気掃除機
JP4613774B2 (ja) 電気掃除機
EP3646768B1 (en) Vacuum cleaner
JP5880189B2 (ja) 電気掃除機
US11793375B2 (en) Conversion member and electric cleaner including the same
RU2462983C1 (ru) Сборка шланга электрического пылесоса и электрический пылесос
EP2929821A1 (en) Electric vacuum cleaner suction tool and electric vacuum cleaner equipped with same
JP2012210300A (ja) 電気掃除機用手元ハンドル部
JP5135182B2 (ja) 電気掃除機
JP2007135651A5 (ja)
JP2007135651A (ja) 電気掃除機
JP6056377B2 (ja) 電気掃除機
JP4650184B2 (ja) 電気掃除機
JP2007006920A (ja) 電気掃除機
WO2023238624A1 (ja) 掃除機
JP2018143345A (ja) 電気掃除機
JP2005087658A (ja) 電気掃除機
JP2002112945A (ja) 内視鏡の操作部
JP2006263431A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121011

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees