両面文書シート(duplex documents sheet)のハンドリングおよびイメージングを自動的に行う従来のシステムは、両面文書セットの両面のイメージング、スキャニング、またはコピーの有効速度を改善し続けている。このような従来の自動文書処理装置は、複数の両面(二面)文書シートの1組または1ジョブを順次搬送して画像取得を自動的に行うと同時に、この自動文書処理装置は片面文書(一面)の給紙とコピーを行うこともできる。たとえば、従来の自動文書送り装置は、特に、定速度搬送によりイメージングステーション等を文書が通過している間に文書を電子的(デジタル的)に画像化するのに適しており、この自動文書送り装置は、フルサイズプラテン上に文書を配置し、移動式スキャナが走査している間、文書を定位置に保持する文書処理装置と比べ、より小型で、より高速のイメージングを行う文書処理装置に対応するものである。
電子イメージングに関わる両面文書のハンドリングにおいて特に難しいのは、単一の電子イメージングステーションのみで構成したいという要件を満たすことである。ただし、この要件では、両面文書の片側をイメージングした後、その両面文書を逆転または反転させて、その文書の反対側の面をイメージングする必要があり、さらに、ページの揃った状態で文書を再び積み重ねるために文書の向きを変更しなければならない場合もある。従来の両面文書処理システムでは、複数回求められる反転の制約は、その間に文書のいずれの側(ページ)のイメージングも実行されないため、遅延として現れ、システム全体におけるイメージングの有効速度や両面文書の有効コピー速度を大幅に低下させる。したがって、電子文書スキャナの生産性や処理量が向上した両面文書処理システムを提供することが求められている。
従来の両面文書シート自動処理システムに関わる別の問題は、出口のトレイ内に、オリジナルと同じ順序で文書シートを戻して正しくページ揃えするために、全文書経路の中で2度文書を反転させるという追加の制約である。周知のように、文書が正順(1からNページの順)で送られ、システムから文書が排出されたときに順次上に積み重ねられる場合は、出力トレイが元の入力トレイと別のものであろうと、あるいは同じものであろうと、文書シートを「下向き」に積み重ねて、正順、すなわち1ページからNページの順で送り出されたときと同じ丁合いと正しい順序を維持しなければならない。これらが維持されない場合、イメージング後に手作業でシートを並べ替えなければならないという好ましくない事態が生じる。
さらに、従来の両面文書シート自動処理システムは、文書処理装置の供給トレイと排出トレイが上下の関係になるように構成され、全体構造をより小型化すると共に、重畳する上下のトレイの間に文書の反転経路をコンパクトに介在できるようにしている。上下の関係を持つ従来の両面文書シート自動処理システムにおいて、供給トレイ内に上向きに積み重ねられた片面文書が最上部から給紙される場合、片面文書は下向きに積み重ねられてページが揃えられる。ただし、両面文書のこの処理では、両面文書の片面のイメージングともう一方の面のイメージングとの間で、両面文書の2度目の反転が必要になるという問題がある。また、適切にページ揃えされた状態で排出トレイ内に両面文書を積み重ねるためには、両面文書の3回目の反転を行う必要がある。この3度目の反転は生産性の低下につながり、特に、イメージングステーションを通る経路を利用して反転させる場合は、その間に文書のイメージングを行えないため、生産性の低下が顕著である。
従来の両面スキャニングシステムの他の例では、文書が連続速度経路を進む間に文書の両面が照光される。従来、文書の各面にそれぞれ対応する2つのスキャン照光ステーションを利用して、第1の面と第2の面のスキャン画像を2つの光学経路で送っているが、それらのスキャン画像は同一の平面で画像化される。このような2つのスキャン照光ステーションは、共通のイメージング平面上に投影画像を持っていくための移動ミラーまたは移動レンズを必要とする。移動中の光学要素は、光学的調整不良と振動をもたらす可能性がある。また、このような動作は、時間を浪費する上に、一般に製造費用が高い精密な機構を必要とする。
従来の両面スキャニングシステムのさらに別の例では、個別のイメージング平面に2つのラスタイメージスキャナを用いて文書両面のイメージングを行い、移動ミラーや移動レンズを排除している。この従来方式は、イメージングシステムの製造費用を押し上げる。
このような従来の両面スキャニングシステムのまた別の例として、用紙の面それぞれに1つずつ設けられる2つの露光ステーションを有する一方で、ラスタイメージスキャナは1つしか持たないシステムがある。各イメージングステーションにおいて、イメージングの対象である文書がプラテンの上を通過し、プラテンに対向する面から反射した光がレンズによって捉えられる。第1イメージングステーションのレンズは、その第1イメージングステーションのプラテンから反射した第1の面の画像を取り込む。第2イメージングステーションのレンズ配列は、第2イメージングステーションのプラテンから反射した第2の面の画像を取り込み、その画像を第1イメージングステーションのプラテンを介してラスタイメージスキャナに送る。
米国特許第4536077号明細書
米国特許第5463451号明細書
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米国特許第5903811号明細書
米国特許第6188465号明細書
米国特許第6285853号明細書
米国特許第6721074号明細書
米国特許第6728012号明細書
前述したように、電子文書スキャナの生産性または処理量が改善された両面文書スキャニングシステムが望まれている。さらに、反転回数が最小限である文書経路を備えた両面文書スキャニングシステムを提供することが望まれている。また、正しい順序で再び文書を積み重ねる文書経路を有する両面文書スキャニングシステムを提供することが望まれている。また、1つのラスタイメージスキャナと、1つの照光源と、文書経路の1回の通行のみを利用した両面文書スキャニングシステムを提供することが望まれている。
図1に、両面文書スキャニングシステムの例を示す。図1に示すように、両面文書スキャニングシステムは、付随する光源250を備えたラスタイメージスキャナ225を有するデジタルスキャニングシステム200を含む。文書100は、供給トレイまたは供給ステージ領域800から第1イメージング領域に搬送される。光源250は、第1透明プラテン275を介して文書100の第1の面(A)を照光する。第1イメージング領域は、文書100のイメージングまたはスキャニングのための第1透明プラテン275を含む。
第1透明プラテン275は全文書プラテンでよく、この場合、プラテン上に文書100が載置された後、デジタルスキャニングシステム200が、文書100の第1の面(A)の全域を移動して、画像データの連続的なスキャンラインを生成する。
異なる構成において、第1透明プラテン275は部分文書プラテンでもよい。部分文書プラテンの場合、デジタルスキャニングシステム200は固定されており、文書100、すなわち固定デジタルスキャニングシステム200に面した第1の面(A)が固定デジタルスキャニングシステムを一定速度で横切って移動して、画像データの連続的なスキャンラインを生成する。
画像データの連続的なスキャンラインは、光源250からの光254が文書100の第1の面(A)を照射し、そこから反射した光256が第1透明プラテン275を通ってラスタイメージスキャナ225に至ることで得られる。ラスタイメージスキャナ225は、電荷結合素子または全幅アレイでよい。
前述の両面文書スキャニングシステムは、さらに、第1イメージング領域から出てきた文書100を受け取る半円形文書経路300を含む。半円形文書経路300は、第2イメージング領域に進入する前に文書100を反転させる機構を提供する。第2イメージング領域は、第2透明プラテン500を含む。第2スキャニング領域において、文書100の第2の面(B)が第2透明プラテン500およびデジタルスキャニングシステム200と向き合う。その後、文書100は、第2イメージング領域から排出トレイまたは排出ステージ領域700へと搬送される。
第2透明プラテン500は全文書プラテンでよく、この場合、プラテン上に文書100が載置された後、デジタルスキャニングシステム200が、文書100の第2の面(B)の全域を移動して、画像データの連続的なスキャニングラインを生成する。
異なる構成において、第2透明プラテン500は部分文書プラテンでもよい。部分文書プラテンの場合、デジタルスキャニングシステム200は固定されており、文書100、すなわち固定デジタルスキャニングシステム200に面した第2の面(B)が固定デジタルスキャニングシステム200を一定速度で横切って移動して、画像データの連続的なスキャニングラインを生成する。
両面文書スキャニングシステムは、さらに、各種のローラ、ニップ、および駆動モータ(図示せず)を含み、これらにより、供給トレイまたは供給ステージ領域800から排出トレイまたは排出ステージ領域700まで文書100を正常に搬送できることを注記しておく。
第1と第2のイメージング領域の間には、光ファイバ要素400が配設される。光ファイバ要素400は、光源250から第2イメージング領域への光の伝送と、第2イメージング領域から反射した光のラスタイメージスキャナ225への伝送の両方を実現できる単一の光ファイバ要素でよい。異なる例において、光ファイバ要素400は、一方が光源250からの光を第2イメージングに伝送でき、もう一方が第2イメージング領域から反射した光をラスタイメージスキャナ225に伝送できる2つの光ファイバ要素であってよい。
また、両面文書スキャニングシステムは、ラスタイメージスキャナ225による文書の端部検出を実現できるバックグラウンドを提供するバックグラウンド領域またはカバー600を含む。バックグラウンド領域またはカバー600は、ラスタイメージスキャナ225に「完全白色」の基準を提供する較正目標を含んでもよい。
この較正目標は、第2透明プラテン500の上部に配置されてもよいことを注記しておくが、これは、較正目標から反射した光の画像は、第1と第2および下方の透明プラテン(275と500)を透過できるためである。
また、前述した両面文書スキャニングシステムでは、1組の両面原稿は、供給トレイ内に「上向き」に配置され、1からNの順に給紙される必要があることも注記しておく。複数ページの文書は、その後、排出トレイ内に「下向き」に排紙されるが、並び順は依然として正規の順序である。
図1に示すように、文書100は、供給トレイまたは供給ステージ領域800から第1イメージング領域に搬送される。すなわち、文書100の第1の面(A)が第1透明プラテン275まで送られる。光源250は、第1透明プラテン275を介して文書100の第1の面(A)に光254を照射する。
第1の構成において、ラスタイメージスキャナ225は、文書100の第1の面(A)が定速で固定ラスタイメージスキャナ225を通過するときに、文書100の第1の面(A)を順次スキャンして反射光256を受け取る。第2の構成において、ラスタイメージスキャナ225は、ラスタイメージスキャナ225自身が固定の文書100の第1の面(A)の全域を通過しながら、文書100の第1の面(A)を順次スキャンして、反射光256を受け取る。
図2に示すように、文書100の第1の面(A)が第1イメージング領域から出てゆくと、文書100は半円形文書経路300に進入する。半円形文書経路300は、文書100の移動の停止や、文書100の前進運動量の反転無しで、ラスタイメージスキャナ225に対して文書を逆転させる。
図3に示すように、文書100は、半円形文書経路300の出口から第2イメージング領域まで搬送される。詳述すると、文書100の第2の面(B)が第2透明プラテン500まで送られる。光源250は、第1透明プラテン275を介して文書100の第2の面(B)に光254を照射する。
第1の構成において、ラスタイメージスキャナ225は、文書100の第2の面(B)が定速で固定ラスタイメージスキャナ225を通過するときに、文書100の第2の面(B)を順次スキャンして反射光256を受け取る。第2の構成において、ラスタイメージスキャナ225は、ラスタイメージスキャナ225自身が固定の文書100の第2の面(B)の全域を通過しながら、文書100の第2の面(B)を順次スキャンして、反射光256を受け取る。その後、文書100は、第2イメージング領域から排出トレイまたは排出ステージ領域700まで搬送される。
図3に示すように、固定文書100の第2の面(B)は、第1透明プラテン275と、光ファイバ要素400と、第2透明プラテン500とを介して、光源250からの光254で照光される。固定文書100の第2の面(B)から反射した光256は、第2透明プラテン500と、光ファイバ要素400と、第1透明プラテン275と、を通過した後でラスタイメージスキャナ225に受け取られる。
前述したように、光ファイバ要素400は、屈折率分布型レンズアレイでよい。光ファイバ要素400は、セルフォックレンズ、光ファイバ、光ファイバ群などのレンズを含んでよい。光ファイバ要素400は、第2イメージング領域に光を伝送する一方の要素と、第2イメージング領域から反射した光を伝送するもう一方の要素と、からなる2つの独立した要素であってよい。
屈折率分布型レンズアレイは、ガラスまたは合成樹脂で形成された複数の光伝導ファイバを含んでよいことを注記しておく。これらの光伝導ファイバは、その横断面に、中心から外に向かって放物線状に変化する屈折率分布を有する。各ファイバは、ファイバの片側端部近くに位置する物体の画像部分を透過する集束レンズとして機能する。ファイバのアセンブリは、文書の順次ラインスキャンを透過して集束させる。
また、両面文書スキャニングシステムは、図1〜3に図示したものとは逆向きに構成できることも注記しておく。すなわち、排出トレイまたは排出ステージ領域700は、供給トレイまたは供給ステージ領域800の下に配置されてもよい。このような構成では、文書100が前述した方向とは反対の方向に移動することになる。
図4に、両面文書スキャニングシステムの他の例を示す。図4に示すように、両面文書スキャニングシステムは、付随する光源250を備えたラスタイメージスキャナ225を有するデジタルスキャニングシステム200を含む。文書100は、供給トレイまたは供給ステージ領域8000からイメージング領域に搬送される。光源250は、透明プラテン2750を介して文書100の第1の面(A)を照光する。イメージング領域は、文書100のイメージングまたはスキャニングのための透明プラテン2750を含む。
透明プラテン2750は全文書プラテンでよく、この場合、プラテン上に文書100が載置された後、デジタルスキャニングシステム200が、文書100の第1の面(A)の全域を移動して、画像データの連続的なスキャンラインを生成する。
異なる構成において、透明プラテン2750は部分文書プラテンでもよい。部分文書プラテンの場合、デジタルスキャニングシステム200は固定されており、文書100、すなわち固定デジタルスキャニングシステム200に面した第1の面(A)が固定デジタルスキャニングシステム200を一定速度で横切って移動して、画像データの連続的なスキャンラインを生成する。
画像データの連続的なスキャンラインは、光源250からの光254が文書100の第1の面(A)を照射し、そこから反射した光256が透明プラテン2750を通ってラスタイメージスキャナ225に至ることで得られる。ラスタイメージスキャナ225は、電荷結合素子または全幅アレイでよい。
両面文書スキャニングシステムは、さらに、イメージング領域から出てきた文書100を受け取るループ形文書経路3000を含む。ループ形文書経路3000は、文書がイメージング領域に2度目に進入する前に文書100を反転させる機構を提供する。イメージング領域への2度目の進入時に、文書100の第2の面(B)が透明プラテン2750およびデジタルスキャニングシステム200と向き合う。その後、文書100は、イメージング領域から排出トレイまたは排出ステージ領域7000へと搬送される。
両面文書スキャニングシステムは、さらに、各種のローラ、ニップ、および駆動モータ(図示せず)を含み、これらにより、供給トレイまたは供給ステージ領域8000から排出トレイまたは排出ステージ領域7000まで文書100を正常に搬送できることを注記しておく。
図4に示すように、イメージング領域の片側にはゲートが設けられ、文書100の移動方向を規定する。具体的には、文書100が最初にイメージング領域と遭遇するとき、ゲート3500と7500は第1位置にある。ゲート3500と7500の第1位置は、図4に示すように、文書を正常にイメージング領域から排出して、ループ形文書経路3000に進入させる。文書100の後端が正常にループ形文書経路3000に進入した後、ゲート3500と7500を第2位置まで移動させる。ゲート3500と7500の第2位置において、文書100は、図5および図6に示すように、正常にループ形文書経路3000を出てイメージング領域に入り、イメージング領域への2度目の進入をはたす。
両面文書スキャニングシステムは、また、ラスタイメージスキャナ225による文書の端部検出を実現できるバックグラウンドを提供するバックグラウンド領域またはカバー6500を含む。バックグラウンド領域またはカバー6500は、ラスタイメージスキャナ225に「完全白色」の基準を提供する較正目標を含んでもよい。
また、前述した両面文書スキャニングシステムでは、1組の両面原稿は、供給トレイ内に「上向き」に配置され、1からNの順に給紙される必要があることも注記しておく。複数ページの文書は、その後、排出トレイ内に「下向き」に排紙されるが、並び順は依然として正規の順序である。
さらに注記すると、両面文書スキャニングシステムは、文書の位置を追跡する、図示しない各種のセンサ、たとえば、文書100の後部端と前部端を検知するセンサなどを含んでもよい。
図4に示すように、文書100は、供給トレイまたは供給ステージ領域8000からイメージング領域に搬送される。具体的には、文書100の第1の面(A)が透明プラテン2750まで送られる。光源250は、透明プラテン2750を介して文書100の第1の面(A)に光254を照射する。
第1の構成において、ラスタイメージスキャナ225は、文書100の第1の面(A)が定速で固定ラスタイメージスキャナ225を通過するときに、文書100の第1の面(A)を順次スキャンして反射光256を受け取る。第2の構成において、ラスタイメージスキャナ225は、ラスタイメージスキャナ225自身が固定文書100の第1の面(A)の全域を通過しながら、固定文書100の第1の面(A)を順次スキャンして、反射光256を受け取る。
図5に示すように、文書100の第1の面(A)がイメージング領域から出てゆくと、文書100はループ形文書経路3000に進入する。ループ形文書経路3000は、文書100の移動の停止や、文書100の前進運動量の反転無しで、ラスタイメージスキャナ225に対して文書を逆転させる。
図6に示すように、文書100は、2度目になるが、ループ形文書経路3000の出口からイメージング領域まで搬送される。具体的には、文書100の第2の面(B)が透明プラテン2750まで送られる。光源250は、透明プラテン2750を介して文書100の第2の面(B)に光254を照射する。
第1の構成において、ラスタイメージスキャナ225は、文書100の第2の面(B)が定速で固定ラスタイメージスキャナ225を通過するときに、文書100の第2の面(B)を順次スキャンして反射光256を受け取る。第2の構成において、ラスタイメージスキャナ225は、ラスタイメージスキャナ225自身が固定の文書100の第2の面(B)の全域を通過しながら、文書100の第2の面(B)を順次スキャンして、反射光256を受け取る。その後、文書100は、イメージング領域から排出トレイまたは排出ステージ領域7000まで搬送される。
また、両面文書スキャニングシステムは、図4〜6に図示したものとは逆向きに構成できることも注記しておく。すなわち、排出トレイまたは排出ステージ領域7000は、供給トレイまたは供給ステージ領域8000の下に配置されてもよい。このような構成では、文書100が前述した方向とは反対の方向に移動することになる。
100 文書、200 デジタルスキャニングシステム、225 ラスタイメージスキャナ、250 光源、254 光、256 反射光、275 第1透明プラテン、300 半円形文書経路、400 光ファイバ要素、500 第2透明プラテン、600,6500 バックグラウンド領域またはカバー、700,7000 排出トレイまたは排出ステージ領域、800,8000 供給トレイまたは供給ステージ領域、2750 透明プラテン、3000 ループ形文書経路、3500,7500 ゲート。