JP2007087338A - クロック同期回路、及びオンスクリーンディスプレイ回路 - Google Patents

クロック同期回路、及びオンスクリーンディスプレイ回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 外部入力クロックの周波数が高くても、入力クロックのエッジを基準にしてデータ入力あるいはデータ出力のタイミングを規定することが可能なオンスクリーンディスプレイ回路を提供する。
【解決手段】 ドットクロック入力端子101から内部動作クロック108までの遅延要因を分割して第1〜第N中間クロックS131〜S132を生成し、該第1〜第N中間クロックあるいはドットクロックS104で動作する第1〜第N入力タイミング調整フリップフロップ122〜124で、同期信号入力端子102へ入力される同期信号S105の入力タイミングを内部動作クロックS106にあわせるように調整し、該第1〜第N中間クロックあるいはドットクロックS104で動作する第1〜第N出力タイミング調整フリップフロップ128〜130で、表示出力端子103から出力される信号S106の出力タイミングをドットクロックS104にあわせるように調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クロック同期回路及びオンスクリーンディスプレイ回路に関し、特に広い周波数範囲において外部入力クロックと、外部入力データ信号あるいは外部出力データ信号との同期を合わせるものに関する。
従来、半導体デバイスにおいて、外部から入力されるクロックで動作し、その外部入力クロックを基準として、外部からの入力データ信号あるいは外部への出力データ信号のタイミングを規定している回路では、該回路に入力される前記外部入力クロックの周波数が高くなった場合に、タイミングの規定化が困難になり、ジッタが発生するなどの不具合が起こるという課題があった。
このような課題を解決するため、従来では、外部から入力されたクロックを、回路内部で生じたクロック遅延を含んだ状態で外部へ出力し、この遅延を含んだ出力クロック(以下、「内部動作クロック」と称す。)を基準として、外部への出力データ信号のタイミングを規定することで、安定した動作をさせるようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
以下、従来における、外部入力クロックを基準として前記外部入力データ信号あるいは外部出力データ信号のタイミングを規定する回路と、前記内部動作クロックを基準として外部出力データ信号のタイミングを規定する回路とについて説明する。
まず、図11及び図12を用いて、従来における、外部入力クロックを基準として、タイミングを規定している回路について説明する。
図11は、従来の、外部から入力されるクロックで動作し、該外部入力クロックを基準として、外部入力データ信号あるいは外部出力データ信号のタイミングを規定する回路構成を示す図である。
図11の回路400は、外部からのクロックS404を入力するクロック入力端子401と、外部からのデータ信号S405を入力するデータ入力端子402と、前記データ入力信号S405を用いて所定の処理を行う機能ブロック409と、前記機能ブロック409で生成したデータ出力信号S406を当該回路外部に出力するデータ出力端子403とを備える。
なお、図11では、図を簡略化するために、当該回路400内部に含まれる様々な遅延要因、すなわち、テスト用クロックや内部生成クロックとの切換え回路や、該切り換え回路でクロックを切り換える際に切り換えた後のクロックの位相を合わせる遅延調整や、前記機能ブロック409で使用されるクロックの位相を揃えるクロックツリーを構成するバッファ群などを、全てまとめてクロック遅延要因407として表示している。また、データ入力端子402から機能ブロック409までの間、あるいは機能ブロック409からデータ出力端子403までの間にもそれぞれ信号遅延が発生するが、前記クロック遅延要因407に比べて無視できるほど遅延量が小さいので省略している。
さらに、図11では、前記データ入力端子402やデータ出力端子403がそれぞれ1つの場合を示したが、これらは複数あってもかまわない。
以下、前述した構成を有する回路400の動作、及び各部から出力される信号波形について説明する。図12は、図11に示した回路の各部から出力される信号波形を示す図である。
クロック入力端子401から入力された入力クロックS404は、前記クロック遅延要因407により、大きな遅延値T1を含む内部動作クロックS408となり、前記機能ブロック409に入力される。
機能ブロック409では、前記内部動作クロックS408に基づいて、前記データ入力端子402に入力されたデータ入力信号S405を用いて所定の処理が行なわれ、該処理結果が、前記機能ブロック409よりデータ出力信号S406として出力される。そして、前記データ出力信号S406は、そのままデータ出力端子403から出力される。
図12に示されるように、当該回路400においては、クロック遅延要因407による遅延のため、クロック入力端子401からの入力波形S404(図12(a))に対して、内部動作クロックの波形S408(図12(b))が、クロック遅延値T1分だけ遅れることにより、クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10に対し、内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20が相当する。
図12中において、クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10は、クロック入力端子401の波形S404のクロック立ち上がりエッジの時間を示す。また、クロック遅延値T1は、クロック遅延要因407による遅延に相当する。そして、内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20は、内部動作クロックの波形S408のクロック立ち上がりエッジの時間を示し、前記機能ブロック409におけるデータ入力信号S405の取り込み時間、および機能ブロック409におけるデータ出力信号S406の変化時間を示す。
データ入力端子タイミング規定時間Taは、クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10を基準に、データ入力端子402の状態を取り込むタイミングを規定する時間を示している。そして、データ出力端子タイミング規定時間Tbは、前記クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10を基準に、データ出力端子403の出力データが変化するタイミングを規定する時間を示している。
前記データ入力端子402からの入力波形(データ入力信号)S405(図12(c))は、機能ブロック409内部のフリップフロップに取り込まれるため、該データ入力端子402の波形S405は、内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20の近傍で、入力信号として有効となる。
このため、データ入力端子402からの入力波形S405のタイミングの規定は、クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10から、クロック遅延値T1に相当するデータ入力端子タイミング規定時間Taが経過した時点の近傍で入力値が確定しなければならないという規定となっていた。
また、データ出力端子403から出力される出力波形(データ出力信号)S406(図12(d))は、機能ブロック409内部のフリップフロップの出力が、データ出力端子403に出力されるため、該データ出力端子403の出力波形S406の出力変化タイミングは、内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20の近傍となる。
このため、データ出力端子403の波形S406のタイミングの規定は、クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10から、クロック遅延値T1に相当するデータ出力端子タイミング規定時間Tbが経過した時点の近傍で出力が変化するという規定となっていた。
しかし、このようなタイミング規定では、クロック入力端子401から入力される入力クロックS404の周波数が高くなると、動作周囲温度や動作電源電圧の変動により、クロック遅延値T1が、入力クロックS404の周期と同等、あるいは周期よりも大きくなってしまい、データ入力端子タイミング規定時間Ta及びデータ出力端子タイミング規定時間Tbの規定ができなくなってしまうという問題が生じる。また、前述したように、入力クロックS404の周期よりもクロック遅延値T1のほうが大きくなる場合、該クロックの周波数を変化させたときにジッタが発生してしまうため、広い周波数範囲で使用できない、という問題があった。
これを解決するものとして、図13及び図14に示されるように、前記内部動作クロックを外部に出力し、該内部動作クロックを基準として、外部からの入力信号および外部への出力信号のタイミングを規定する回路がある。
図13は、従来における、外部から入力されるクロックで動作し、該動作クロックを基準として、外部入力データ信号および外部出力データ信号のタイミングを規定する回路構成を示す図であり、図14は、図13に示す回路の各部から出力される信号波形を示す図である。
図13の回路500は、外部からのクロックS404を入力するクロック入力端子401と、外部からのデータ信号S405を入力するデータ入力端子402と、前記データ入力信号S405を用いて所定の処理を行う機能ブロック409と、前記機能ブロック409で生成したデータ出力信号S406を当該回路外部に出力するデータ出力端子403と、機能ブロック409を動作させる内部動作クロックS408を、該機能ブロック409の近傍で分岐し、出力クロックS408’として出力するクロック出力端子507を備える。
なお、図13においても、前記図11と同様、当該回路500内部に含まれる様々な遅延要因、すなわち、テスト用クロックや内部生成クロックとの切換え回路や、該切り換え回路でクロックを切り換える際に切り換えた後のクロックの位相を合わせる遅延調整や、前記機能ブロック409で使用されるクロックの位相を揃えるクロックツリーを構成するバッファ群などを、全てまとめてクロック遅延要因407として表示している。また、データ入力端子402から機能ブロック409までの間、あるいは機能ブロック409からデータ出力端子403までの間、さらに機能ブロック409からクロック出力端子507までの間にも、それぞれ信号遅延が発生するが、前記クロック遅延要因407に比べて無視できるほど遅延量が小さいので省略している。
さらに、図13においても、前記データ入力端子402やデータ出力端子403がそれぞれ1つとしたが、これらは複数あってもかまわない。
以下、前述した構成を有する回路500の動作、及び各部から出力される信号波形について説明する。
クロック入力端子401から入力された入力クロックS404は、前記クロック遅延要因407により、大きな遅延値T1を含む内部動作クロックS408となり、前記機能ブロック409に入力される。さらに、前記内部動作クロックS408は、前記機能ブロック409の近傍で分岐され、クロック出力端子507より出力クロックS408’として出力される。
前記機能ブロック409では、前記内部動作クロックS408に基づいて、前記データ入力端子402に入力されたデータ入力信号S405を用いて所定の処理が行なわれ、該処理結果が、前記機能ブロック409よりデータ出力信号S406として出力される。そして、前記データ出力信号S406は、そのままデータ出力端子403から出力される。
図14に示されるように、当該回路500においては、図11に示した回路400と同様、クロック遅延要因407による遅延のため、クロック入力端子401からの入力波形S404(図14(a))に対して、内部動作クロックの波形S408(図14(b))が、クロック遅延値T1分だけ遅れることにより、クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10に対して、内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20が相当する。
また、当該回路500では、内部動作クロックS408が、クロック出力端子507から出力されており、出力波形はクロック出力端子507の波形S408’のようになる(図14(c))。
図14中において、クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10は、クロック入力端子401の波形S404のクロック立ち上がりエッジの時間を示す。また、クロック遅延値T1は、クロック遅延要因407による遅延に相当する。内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20は、内部動作クロックの波形S408のクロック立ち上がりエッジの時間を示す。そして、クロック出力端子波形立ち上がりエッジ時間t20’は、クロック出力端子507の波形S408のクロック立ち上がりエッジの時間を示し、機能ブロック409におけるデータ入力信号S405の取り込み時間、および機能ブロック409におけるデータ出力信号S406の変化時間を示す。
さらに、クロック出力遅延値T1’は、前記クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10と、クロック出力端子波形立ち上がりエッジ時間t20’との差を示しており、このクロック出力遅延値T1’は、図から明らかなように、前記クロック遅延値T1と比べて大きな差はない。
前記データ入力端子402からの入力波形(データ入力信号)S405(図14(d))は、機能ブロック409内部のフリップフロップに取り込まれるため、該データ入力端子402の波形S405は、内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20の近傍で入力信号として有効となるが、これはクロック出力端子波形立ち上がりエッジ時間t20’の近傍で有効であると規定できる。
このため、データ入力端子402の波形S405のタイミングの規定は、クロック出力端子波形立ち上がりエッジ時間t20’の近傍で入力値が確定しなければならないという規定としていた。
また、データ出力端子403へ出力される出力波形(データ出力信号)S406(図14(e))は、機能ブロック409内部のフリップフロップの出力が、データ出力端子403に出力されるため、該データ出力端子403の波形S406の出力変化タイミングは、内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20の近傍であるが、これはクロック出力端子波形立ち上がりエッジ時間t20’の近傍で出力が変化すると規定できる。
また、当該回路500では、データ入力端子402から入力される波形(データ入力信号)S405を機能ブロック409内部のフリップフロップで取り込んだ信号を、他のデータ出力信号と同様に、データ出力端子403から出力するようにすれば、有効な入力タイミングを規定せずに、クロック出力端子波形立ち上がりエッジ時間t20’と、データ出力端子403の出力変化時間との位相関係だけを規定することで、全てのタイミングを合わせることが可能になる。
特開平4−199314号公報
前述したように、図13で説明した従来の内部動作クロックを基準として、入力あるいは出力データ信号のタイミングを規定する回路500では、機能ブロック409の内部動作クロックS408を出力クロックとして出力し、該出力クロックを基準としてタイミング規定を行ない、ジッタが発生するのを防止することができる。
しかしながら、図13で説明した従来の回路500では、出力クロックS408を基準として、データ入出力端子に入出力する入力データ信号あるいは出力データ信号のタイミングを規定するため、クロック出力端子507を追加する必要があり、また図13には図示していないが、データ入力信号S405を内部動作クロックS408で正規化して出力データ信号として出力するためのデータ出力端子も追加する必要がでてくるため、この結果、回路500の端子が多くなるという課題があった。
また、出力クロックS408を基準としてデータ入出力を行うため、当該回路500に接続する、他の半導体デバイス側に、該クロックS408を入力するクロック入力端子が必ず必要となる課題を有していた。
以上のことから、データ入力端子あるいはデータ出力端子からの信号のタイミングを規定する場合、図11に示すように、入力クロックを基準として、該データ入力端子あるいはデータ出力端子からの信号のタイミングを規定する方が望ましいが、図11で説明した、従来回路400構成では、クロック入力端子401から入力される入力クロックS404の周波数が高くなると、動作周囲温度や動作電源電圧の変動により、クロック遅延値T1が、入力クロックS404の周期と同等、あるいは周期よりも大きくなってしまい、入力データ信号或いは出力データ信号のタイミング規定ができなくなるという課題と、前記クロックの周期よりも、クロック遅延値T1の方が大きくなる場合に、該クロックの周波数を変化させたときジッタが発生するため、広い周波数範囲で使用できないという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するためになされたものであり、広い周波数範囲において、外部クロック入力を基準として、データ入力あるいはデータ出力信号のタイミングを規定できるクロック同期回路、及びオンスクリーンディスプレイ回路を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のクロック同期回路は、外部からのクロックを入力するクロック入力端子と、前記外部からの入力クロックをタイミング基準として、外部よりデータ入力信号を入力するデータ入力端子と、前記クロック入力端子と論理回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行う論理回路と、前記外部入力クロックと前記内部動作クロック間の前記遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、前記データ入力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記内部動作クロックに合わせる調整を行なう入力タイミング調整回路と、前記内部動作クロックをタイミング基準として前記論理回路から出力されたデータ出力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力クロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、前記外部入力クロックをタイミング基準として、前記出力タイミング調整回路でタイミング調整されたデータ出力信号を外部へ出力するデータ出力端子と、を備えるものである。
これにより、前記外部入力クロックが高い周波数であっても、データ入力信号あるいはデータ出力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロックの立ち上がりエッジ近傍に、確実且つ容易に規定することができる。
また、本発明のクロック同期回路は、外部からのクロックを入力するクロック入力端子と、前記外部からの入力クロックをタイミング基準として、外部よりデータ入力信号を入力するデータ入力端子と、前記クロック入力端子と論理回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行う論理回路と、前記外部入力クロックと前記内部動作クロック間の遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、前記データ入力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記内部動作クロックに合わせる調整を行なう入力タイミング調整回路と、を備えるものである。
これにより、前記外部入力クロックが高い周波数であっても、外部からの、入力クロックをタイミング基準とするデータ入力信号を、容易に内部動作クロックをタイミング基準とする信号に調整することができる。
また、本発明のクロック同期回路は、外部からのクロックを入力するクロック入力端子と、前記クロック入力端子と論理回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行う論理回路と、前記外部入力クロックと前記内部動作クロック間の遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、前記内部動作クロックをタイミング基準として前記論理回路から出力されたデータ出力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力クロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、前記外部入力クロックをタイミング基準とし、前記出力タイミング調整回路でタイミング調整されたデータ出力信号を外部へ出力するデータ出力端子と、を備えるものである。
これにより、前記外部入力クロックが高い周波数であっても、前記内部動作クロックをタイミング基準とするデータ信号を、容易に前記外部入力クロックをタイミング基準とする信号に調整して外部に出力することができる。
また、本発明のクロック同期回路は、外部からのクロックを入力するクロック入力端子と、前記外部からの入力クロックをタイミング基準とし、外部からのデータ入力信号の入力と、外部へのデータ出力信号の出力とを、データ入出力切換信号に基づいて切り換えて、データ信号の入出力を行うデータ入出力端子と、前記クロック入力端子と論理回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行う論理回路と、前記外部入力クロックと前記内部動作クロック間の遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、前記データ入力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記内部動作クロックに合わせる調整を行なう入力タイミング調整回路と、前記内部動作クロックをタイミング基準として前記論理回路から出力されたデータ出力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力クロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、前記内部動作クロックをタイミング基準として前記論理回路から出力されたデータ入出力切り換え信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力クロックに合わせる調整を行う入出力切換タイミング調整回路と、を備えるものである。
これにより、データ入出力端子からの、前記外部入力クロックをタイミング基準とする、外部からのデータ入力信号の入力と、外部へのデータ出力信号の出力とを、容易に実現することができる。
また、本発明のクロック同期回路は、外部からのクロックを入力するクロック入力端子と、前記外部からの入力クロックをタイミング基準として、外部よりデータ入力信号を入力するデータ入力端子と、前記クロック入力端子と論理回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行う論理回路と、前記外部入力クロックと前記内部動作クロック間の遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、前記内部動作クロックを出力するクロック出力端子と、前記データ入力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記内部動作クロックに合わせる調整を行なう入力タイミング調整回路と、前記データ入力端子から入力された前記外部入力クロックを基準とするデータ入力信号か、前記入力タイミング調整回路でタイミング調整された前記内部動作クロックを基準とするデータ入力信号のいずれかを選択する入力タイミング基準選択回路と、前記内部動作クロックをタイミング基準として前記論理回路から出力されたデータ出力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力クロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、前記論理回路から出力された前記内部動作クロックを基準とするデータ出力信号か、前記前記出力タイミング調整回路でタイミング調整された前記外部入力クロックを基準とするデータ出力信号のいずれかを選択する出力タイミング基準選択回路と、前記出力タイミング基準選択回路で選択された信号を外部へ出力するデータ出力端子と、を備えるものである。
これにより、接続する半導体デバイス側に応じて、データ入力端子から入力するデータ入力信号、あるいはデータ出力端子より出力するデータ出力信号それぞれの変化タイミングを、外部入力クロックをタイミング基準するか、内部動作クロックをタイミング基準にするかを、容易に選択することができる。
また、本発明のクロック同期回路は、外部からのクロックを入力するクロック入力端子と、前記クロック入力端子と論理回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行う論理回路と、前記外部入力クロックと前記内部動作クロック間の遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、前記内部動作クロックを出力するクロック出力端子と、前記内部動作クロックをタイミング基準として前記論理回路から出力されたデータ出力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力クロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、前記論理回路から出力された前記内部動作クロックを基準とするデータ出力信号か、前記前記出力タイミング調整回路でタイミング調整された前記外部入力クロックを基準とするデータ出力信号のいずれかを選択する出力タイミング基準選択回路と、前記出力タイミング基準選択回路で選択された信号を外部へ出力するデータ出力端子と、を備えるものである。
これにより、接続する半導体デバイス側に応じて、データ出力端子より出力するデータ出力信号の変化タイミングを、外部入力クロックをタイミング基準するか、内部動作クロックをタイミング基準にするかを、容易に選択することができる。
また、本発明のクロック同期回路は、外部からのクロックを入力するクロック入力端子と、前記クロック入力端子と論理回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行う論理回路と、前記外部入力クロックと前記内部動作クロック間の遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、前記内部動作クロックを出力するクロック出力端子と、前記データ入力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記内部動作クロックに合わせる調整を行なう入力タイミング調整回路と、前記データ入力端子から入力された前記外部入力クロックを基準とするデータ入力信号か、前記入力タイミング調整回路でタイミング調整された前記内部動作クロックを基準とするデータ入力信号のいずれかを選択する入力タイミング基準選択回路と、前記内部動作クロックをタイミング基準として前記論理回路から出力されたデータ出力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力クロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、前記論理回路から出力された前記内部動作クロックを基準とするデータ出力信号か、前記前記出力タイミング調整回路でタイミング調整された前記外部入力クロックを基準とするデータ出力信号のいずれかを選択する出力タイミング基準選択回路と、前記内部動作クロックをタイミング基準として前記論理回路から出力されたデータ入出力切り換え信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力クロックに合わせる調整を行う入出力切換タイミング調整回路と、前記論理回路から出力された前記内部動作クロックを基準とするデータ入出力切換信号か、前記入出力切換タイミング調整回路でタイミング調整された前記外部入力クロックを基準とするデータ入出力切換信号のいずれかを選択する入出力切換タイミング基準選択回路と、前記外部からの入力クロックをタイミング基準とし、外部からのデータ入力信号の入力と、外部へのデータ出力信号の出力とを、前記入出力切換タイミング基準選択回路で選択されたデータ入出力切換信号に基づいて切り換えて、データ信号の入出力を行うデータ入出力端子と、を備えるものである。
これにより、接続する半導体デバイス側に応じて、データ入出力端子からの入出力されるデータ信号の変化タイミングを、外部入力クロックをタイミング基準するか、内部動作クロックをタイミング基準にするかを、容易に選択することができる。
また、本発明のオンスクリーンディスプレイ回路は、外部からのドットクロックを入力するドットクロック入力端子と、前記外部からの入力ドットクロックをタイミング基準として、外部より同期信号を入力する同期信号入力端子と、前記ドットクロック入力端子とOSD表示作成回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行うOSD表示作成回路と、前記外部入力ドットクロックと前記内部動作クロック間の前記遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、前記同期信号の変化タイミングを、前記外部入力ドットクロック及び前記中間クロック群を用いて、前記内部動作クロックに合わせる調整を行なう入力タイミング調整回路と、前記内部動作クロックをタイミング基準として前記OSD表示作成回路から出力されたOSD信号の変化タイミングを、前記外部入力ドットクロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力ドットクロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、前記外部入力ドットクロックをタイミング基準として、前記出力タイミング調整回路でタイミング調整されたOSD信号を外部に出力する表示出力端子と、を備えるものである。
これにより、前記入力ドットクロックが高い周波数であっても、同期信号あるいは表示出力信号の変化タイミングを、前記入力ドットクロックの立ち上がりエッジ近傍に、確実且つ容易に規定することができる。
また、本発明のオンスクリーンディスプレイ回路は、外部からのドットクロックを入力するドットクロック入力端子と、前記外部からの入力ドットクロックをタイミング基準として、外部より同期信号信号を入力する同期信号入力端子と、前記ドットクロック入力端子とOSD表示作成回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行うOSD表示作成回路と、前記外部入力ドットクロックと前記内部動作クロック間の前記遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、前記内部動作クロックを出力するドットクロック出力端子と、前記同期信号の変化タイミングを、前記外部入力ドットクロック及び前記中間クロック群を用いて、前記内部動作クロックに合わせる調整を行なう入力タイミング調整回路と、前記同期信号入力端子から入力された前記入力ドットクロックを基準とする同期信号か、前記入力タイミング調整回路でタイミング調整された前記内部動作クロックを基準とする同期信号のいずれかを選択する入力タイミング基準選択回路と、前記内部動作クロックをタイミング基準として前記OSD表示作成回路から出力されたOSD信号の変化タイミングを、前記外部入力ドットクロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力ドットクロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、前記論理回路から出力された前記内部動作クロックを基準とする表示出力信号か、前記前記出力タイミング調整回路でタイミング調整された前記入力ドットクロックを基準とする表示出力信号のいずれかを選択する出力タイミング基準選択回路と、前記出力タイミング基準選択回路で選択された信号を外部へ出力する表示出力端子と、を備えるものである。
これにより、接続する半導体デバイス側に応じて、同期信号入力端子から入力する同期信号、あるいは表示出力端子より出力する表示出力信号それぞれの変化タイミングを、入力ドットクロックをタイミング基準するか、内部動作クロックをタイミング基準にするかを、容易に選択することができる。
本発明によるクロック同期回路によれば、外部からのクロックを入力するクロック入力端子と、前記外部からの入力クロックをタイミング基準として、外部よりデータ入力信号を入力するデータ入力端子と、前記クロック入力端子と論理回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行う論理回路と、前記外部入力クロックと前記内部動作クロック間の前記遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、前記データ入力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記内部動作クロックに合わせる調整を行なう入力タイミング調整回路と、前記内部動作クロックをタイミング基準として前記論理回路から出力されたデータ出力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力クロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、前記外部入力クロックをタイミング基準として、前記出力タイミング調整回路でタイミング調整されたデータ出力信号を外部へ出力するデータ出力端子と、を備えるようにしたので、前記クロック入力端子と論理回路との間に存在する遅延要因を分割して、少しずつ遅延値の異なる中間クロック群を生成し、該中間クロック群及び前記外部入力クロックを用いて、外部より入力されるデータ入力信号、あるいは前記論理回路からのデータ信号の変化タイミングをずらして、前記データ入力端子あるいはデータ出力端子と、前記論理回路間のクロックの位相差を吸収することが可能となり、この結果、前記外部入力クロックの周波数が高い場合でも、前記データ入力信号及びデータ出力信号の変化タイミングを該外部入力クロックのエッジ近傍に規定できる効果が得られる。
また、本発明のクロック同期回路によれば、半導体デバイスの動作温度範囲や動作電源電圧範囲における内部回路の遅延値の変動も吸収しやすい構成であるため、入力データおよび出力データのタイミング規定の変動が大きくならない効果がある。
また、設計時に外部入力クロックの最大周波数においてタイミングが合うよう検証されていれば、最大周波数以下の全周波数領域で前記タイミング規定が有効となるため、外部入力クロックの動作周波数範囲を広くとることができる効果がある。
さらに、外部入力クロックをタイミング基準に規定するようにしたので、当該クロック同期回路側に、内部動作クロックを出力するクロック出力端子が不要になるという効果に加え、該クロック同期回路と接続される別の半導体デバイス側にも、該内部動作クロックを入力する端子が不要になり、インタフェースの制約が少なくなるという効果も得られる。
また、本発明によるオンスクリーンディスプレイ回路によれば、外部からのドットクロックを入力するドットクロック入力端子と、前記外部からの入力ドットクロックをタイミング基準として、外部より同期信号を入力する同期信号入力端子と、前記ドットクロック入力端子とOSD表示作成回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行うOSD表示作成回路と、前記外部入力ドットクロックと前記内部動作クロック間の前記遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、前記同期信号の変化タイミングを、前記外部入力ドットクロック及び前記中間クロック群を用いて、前記内部動作クロックに合わせる調整を行なう入力タイミング調整回路と、前記内部動作クロックをタイミング基準として前記OSD表示作成回路から出力されたOSD信号の変化タイミングを、前記外部入力ドットクロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力ドットクロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、前記外部入力ドットクロックをタイミング基準として、前記出力タイミング調整回路でタイミング調整されたOSD信号を外部に出力する表示出力端子と、を備えるようにしたので、前記ドットクロック入力端子とOSD表示作成回路との間に存在する遅延要因を分割して、少しずつ遅延値の異なる中間クロック群を生成し、該中間クロック群及び前記入力ドットクロックを用いて、外部より入力される同期信号、あるいは前記OSD表示作成回路からのOSD信号の変化タイミングをずらして、前記同期信号入力端子あるいは表示出力端子と、前記OSD表示作成回路間のクロックの位相差を吸収することが可能となり、この結果、前記入力ドットクロックの周波数が高い場合でも、前記同期信号及びOSD信号の変化タイミングを該入力ドットクロックのエッジ近傍に規定できる効果が得られる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。
本実施の形態1においては、入力クロック端子と論理回路間に存在する複数の遅延要因により、前記入力クロック端子から入力される入力クロックと、前記論理回路を動作させる内部動作クロック間に生じる大きい遅延を、外部入力クロックの周期より小さい遅延に分割して、遅延値の異なる中間クロック群を生成し、該中間クロック群及び入力クロックを用いて、入力データ信号あるいは出力データ信号の変化タイミングを、前記入力クロックで規定できるようにするものである。なお、本実施の形態1では、クロック同期回路が、オンスクリーンディスプレイ回路である場合を一例に挙げ、前記入力クロックがドットクロック、入力データ信号が同期信号、出力データがOSD信号であるものとして説明するが、本構成は、どのような半導体デバイスにおいても用いることができる。
図1は、本発明の実施の形態1によるオンスクリーンディスプレイ回路の構成を示すブロック図である。
図1において、ドットクロック入力端子101は、当該オンスクリーンディスプレイ回路100へドットクロックS104を入力する端子である。
OSD表示生成ブロック109は、内部動作クロックS108に基づいて、当該回路100でオンスクリーンディスプレイ表示を生成するブロックである。
ここで、本実施の形態1では、前記ドットクロック入力端子101と前記OSD表示生成ブロック109との間に存在する様々なクロック遅延要因を、前記ドットクロック入力端子101に入力されたドットクロックS104と内部動作クロックS108間の遅延値が、ドットクロックS104の周期に比べて小さくなるよう、第1〜第Nクロック遅延要因119〜121のN個に分割している。そして、該分割した各クロック遅延要因から、前記ドットクロックS104の周期に比べて小さい遅延差で少しずつ位相のずれた第1〜第(N−1)中間クロックS131〜S132(以下、単に「中間クロック群」とも称す。)を得ている。
なお、図1では、図を簡略化するため、第3〜第(N−1)クロック遅延要因、及び該クロック遅延要因から出力される中間クロックは省略した。
同期信号入力端子102は、当該オンスクリーンディスプレイ回路100へ表示する位置を示す同期信号S105を入力する端子である。通常該端子102には、水平同期信号(HSYNC)と垂直同期信号(VSYNC)が入力される。
入力タイミング調整回路群は、前記同期信号S105の変化タイミングを、前記ドットクロックS104及び前記中間クロックS131〜S132を用いて、前記内部動作クロックに合わせる調整を行うものであり、該ドットクロックS104および第1〜第(N−1)中間クロックS131〜S132をクロックとして動作する第1〜第N入力タイミング調整フリップフロップ122〜124と、各入力タイミング調整フリップフロップ122〜124の間に挿入され、該各入力タイミング調整フリップフロップ間でホールドタイミングエラーが発生しないよう、前記各フリップフロップ122〜124から出力される信号S133,S135,S137の遅延値を調整する第1〜第N遅延調整回路125〜127とからなる。
ここで、前記第1〜第N遅延調整回路125〜127における遅延値は、それぞれ対応する第1〜第Nクロック遅延要因119〜121の遅延値と同程度にすればよく、このようにすれば、入力タイミング調整回路群において、ホールドタイミングエラーが発生しないようにすることができる。
なお、図1では、図面を簡略化するため、第3入力タイミング調整フリップフロップ〜第(N−1)入力タイミング調整フリップフロップ、第3〜第(N−1)遅延調整回路、及び該各フリップフロップあるいは該各遅延調整回路より出力される信号を省略している。
また図1では、前記同期信号入力端子102から第N遅延調整回路138までの経路が1系統の場合を示したが、通常のオンスクリーンディスプレイ回路の場合、前記経路が水平同期信号と垂直同期信号との2系統必要である。このように2系統必要な場合は、前記同期信号入力端子102から第N遅延調整回路138までの経路をもう1系統増やすことで対応できる。
前記OSD表示生成ブロック109で生成されたOSD信号S141は、通常、RGB信号など表示の色を指定する信号が出力され、該OSD信号S141は、出力タイミング調整回路群に入力される。
前記出力タイミング調整回路群は、前記中間クロック群及びドットクロックS104を用いて、前記OSD表示生成ブロック109で生成されたOSD信号S141の変化タイミングを、前記ドットクロックS104に合わせる調整を行なうものであり、前記ドットクロックS104あるいは第1〜第N中間クロックS131〜S132をクロックとして動作する第1〜第N出力タイミング調整フリップフロップ128〜130からなる。
なお、図1では、図面を簡略化するため、第3出力タイミング調整フリップフロップ〜第(N−1)出力タイミング調整フリップフロップ、及び各フリップフロップより出力される信号を省略している。
そして、前記出力タイミング調整回路群より出力された信号S106は、そのまま表示出力端子103より出力される。
ところで、前記第1〜第N出力タイミング調整フリップフロップ128〜130の各クロック端子に入るクロックは、少しずつ位相のずれた前記中間クロック群及びドットクロックS104であるため、該各クロック端子に入力されるクロックは、各フリップフロップ間の表示データの転送方向と逆になる。よって出力タイミング調整回路群においては、前述した入力タイミング調整回路群のように、各フリップフロップ間に遅延調整回路を入れなくてもホールドタイミングエラーが発生する危険は少ない。ただし、ドットクロックS104の周期よりも短い時間で、次のフリップフロップへデータを渡す必要があるため、セットアップタイミングエラーが発生しないように回路を配置しなければならない。これについては、ドットクロックS104を最大周波数としたときに、出力タイミング調整回路群においてセットアップタイミングエラーが発生しないように回路を配置すれば、該最大周波数以下の全周波数領域に対して対応できる。
また、図1では、前記OSD表示生成ブロック出力S141から表示出力端子103までの経路が1系統としか記載されていないが、通常のオンスクリーンディスプレイ回路の場合、RGB信号など複数の系統が必要である。このように複数系統必要な場合は、前記OSD表示生成ブロック出力S141から表示出力端子103までの経路を複数系統にすればよい。
次に、前述した構成を有する本実施の形態1のオンスクリーンディスプレイ100の作用効果を説明する。図2は、本発明の実施の形態1による、オンスクリーンディスプレイ回路の各部から出力される信号波形図である。
ドットクロック入力端子101から入力されたドットクロックS104は、前記N個のクロック遅延要因119〜121により、大きな遅延値(クロック累積遅延値)T1を含む内部動作クロックS108となり、前記OSD表示生成ブロック109に入力される。また、第1〜第(N−1)クロック遅延要因119〜121それぞれから出力される信号を、中間クロックS131〜S132として得る。
さらに、同期信号入力端子102から入力された同期信号S105は、入力タイミング調整回路群において、前記入力ドットクロックS104及び前記第1〜第(N−1)中間クロックS131〜S132により、その変化タイミングを、前記内部動作クロックS108に合わせるように調整される。
OSD表示生成ブロック109では、前記内部動作クロックS108に基づいて、前記入力タイミング調整回路群から出力された信号S138を用いてオンスクリーンディスプレイ表示を生成し、該生成されたOSD信号S141は、前記出力タイミング調整回路群で、該信号S141の変化タイミングを前記ドットクロックS104に合わせるように調整された後、表示出力端子103より出力される。
図2に示されるように、当該回路100においては、第1〜第Nのクロック遅延要因119〜121による遅延のため、ドットクロック入力端子101からの入力波形S104(図2(a))に対して、内部動作クロックの波形S108(図2(d))が、クロック累積遅延値T1分だけ遅れるので、クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10に対し、内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20が相当する。
さらに、当該回路100では、ドットクロック入力端子101に入力されたドットクロックS104から内部動作クロックS108までの遅延がN分割され、小さな遅延だけずれた第1〜第(N−1)中間クロックS131〜S132(図2(b)〜(c))が生成されている。
図2中において、ドットクロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10は、ドットクロック入力端子101の入力波形S104のクロック立ち上がりエッジ時間を示す。また、クロック累積遅延値T1は、第1〜第Nクロック遅延要因119〜121すべての遅延を加算した遅延に相当する。内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20は、内部動作クロックの波形S108のクロック立ち上がりエッジの時間を示す。
第1中間クロック立ち上がりエッジ時間t11は、第1中間クロックの波形S131の立ち上がりエッジ時間を示す。第1中間クロックS131は、第1クロック遅延要因119によって、前記ドットクロック入力端子立ち上がりエッジ時間t10より、第1中間クロック遅延値T2だけ遅延している。
また、第(N−1)中間クロック立ち上がりエッジ時間t(10+(n−1))は、第(N−1)中間クロックの波形S132の立ち上がりエッジ時間を示す。第(N−1)中間クロックS132は、第1〜第(N−1)クロック遅延要因により、ドットクロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10から第(N−1)中間クロック累積遅延値T3だけ遅延している。
前述したように、内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20は、ドットクロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10から見ると全体でクロック累積遅延値T1だけ遅れているが、N分割された遅延の1段前の第(N−1)中間クロック立ち上がりエッジ時間t(10+(n−1))から見ると内部動作クロック遅延値T4だけの遅れである。
同期信号入力端子102からの入力波形(同期信号)S105(図2(e))は、ドットクロックS104で動作する第1入力タイミング調整フリップフロップ122に取り込まれるため、該同期信号入力が有効であるタイミングは、クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10の近傍である。
このため、第1入力タイミング調整フリップフロップ122からの出力波形S133(図2(f))は、クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10の近傍で変化する。
前記第1入力タイミング調整フリップフロップからの出力S133は、第1遅延調整回路125を通ることで遅延されるが、その第1遅延調整回路125からの出力波形S134(図2(g))は、次段の第2入力タイミング調整フリップフロップ123のクロックとなる、第1中間クロック立ち上がりエッジ時間t11よりも変化タイミングが遅くなるよう遅延調整を行うことで、ホールドタイミングエラーを回避している。
前記第1遅延調整回路125からの出力S134は、第2入力タイミング調整フリップフロップ123に入力される。そして第2入力タイミング調整フリップフロップ123の出力波形S135(図2(h))は、第2入力タイミング調整フリップフロップ123が第1中間クロックS131により動作するため、その変化タイミングは、第1中間クロック立ち上がりエッジ時間t11の近傍となる。
以下同様のタイミング調整が各フリップフロップと遅延調整回路にて行なわれた後、第N遅延調整回路127から出力される波形S138(図2(i))は、この第N遅延調整回路127により、その変化タイミングが、内部動作クロックS108の内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20よりも遅くなるよう遅延調整を行われ、ホールドタイミングエラーが回避される。
以上のような構成により、同期信号入力端子102での入力タイミングが、ドットクロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10の近傍でタイミング規定していながら、位相の異なる内部動作クロックS108に対してタイミングエラーを発生させないようにできる。
前記第N遅延調整回路126からの出力波形S138は、前記OSD表示生成ブロック109に取り込まれ、該OSD表示生成ブロック109では、前記内部動作クロックS108に基づいて、OSD信号S141が生成され(図2(j))、該OSD信号S141の変化タイミングは、内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20の近傍となる。
そして、前記OSD表示生成ブロック109から出力されたOSD信号S141は、第N出力タイミング調整フリップフロップ130に入力される。前記第N出力タイミング調整フリップフロップ130からの出力波形S140は、該第N出力タイミング調整フリップフロップ130が前記(N−1)中間クロックS132により動作するため、その変化タイミングは、第(N−1)中間クロック立ち上がりエッジ時間t(10+(n−1))の近傍となる。
本実施の形態1では、第N出力タイミング調整フリップフロップ130へのセットアップタイミングが、ドットクロックS104の周期より短い時間となるため、使用する最大周波数でセットアップタイミングエラーが発生しないよう配置する必要がある。従って、最大周波数でセットアップタイミングエラーを回避していれば、該周波数以下のどんな周波数でもタイミングエラーは発生しない。
第2出力タイミング調整フリップフロップ129の出力波形S139は、該第2出力タイミング調整フリップフロップ129が前記1中間クロックS131で動作するため、その変化タイミングは、第1中間クロック立ち上がりエッジ時間t11の近傍となる。
そして、表示出力端子103の出力波形S106は、前記第1出力タイミング調整フリップフロップ128が前記ドットクロックS104で動作するため、その変化タイミングドットクロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10の近傍となる。
前記構成により、表示出力端子103での出力変化タイミングが、ドットクロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10で規定することができると共に、位相の異なる内部動作クロックS108に対してもタイミングエラーは発生しない。
以上のように、本実施の形態1のオンスクリーンディスプレイ回路100によれば、内部動作クロックS108と入力ドットクロックS104間のクロック遅延値T1を、該入力ドットクロックS104の周期より小さくなるようにN個に分割して第1〜第(N−1)中間クロックS131〜S132を生成し、該中間クロックと前記ドットクロックS104とを用いて、同期信号入力端子102に入力された同期信号S105の入力タイミング、及び表示出力端子103から出力されるOSD信号S141の出力タイミングを調整するようにしたので、同期信号入力端子102の入力タイミング、および表示出力端子103の出力タイミングを、ドットクロック入力端子101に入力されるドットクロックS104の立ち上がりエッジを基準として規定できる。
また本実施の形態1によれば、前記クロック遅延値T1を分割して各遅延が前記入力ドットクロックS104の周期より小さい中間クロックを生成し、該中間クロックに基づいて、位相を少しづつずらしながら、入力データ或いは出力データの変化タイミングを、該部動作クロックから内部動作クロック、あるいは内部動作クロックから外部動作クロックへ合わせるようにしたので、前記ドットクロックS104に設定した最大周波数を、下限なくいくらでも低い周波数に変更しても、同じタイミング規定のままで、安定した動作をさせることが可能となる。
さらに、本実施の形態1によれは、外部から入力される同期信号あるいは外部へ出力されるOSD信号を、前記入力ドットクロックをタイミング基準として規定するようにしたので、当該オンスクリーンディスプレイ回路100側に、内部動作クロックを出力するクロック出力端子が不要になるという効果に加え、該オンスクリーンディスプレイ回路100と接続される別の半導体デバイス側にも、該内部動作クロックを入力する端子が不要になり、インタフェースの制約が少なくなるという効果が得られる。
なお、本実施の形態1では、クロック同期回路がオンスクリーンディスプレイ回路を例に挙げ、当該回路にデータ入力端子、データ出力端子の両方がある場合について説明したが、クロック同期回路には、データ出力端子がない回路、あるいはデータ入力端子がない回路も存在する。この場合も、それぞれデータ入力信号、あるいはデータ出力信号に対して、中間クロック群及び外部から入力されるクロックにより、入力タイミング調整回路群、あるいは出力タイミング調整回路群において信号の変化タイミングを調整するようにすれば、それぞれデータ入力信号、データ出力信号のタイミングを、外部入力クロックをタイミング基準として規定することができる。
さらに、本実施の形態1では、ホールドタイミングエラー対策として、各入力タイミング調整フリップフロップの後段に遅延調整回路を挿入しているが、この遅延調整回路の代わりに、対応する各入力タイミング調整フリップフロップと逆向きのクロック位相で動作するフリップフロップ(以下、「遅延調整フリップフロップ」と称す。)を挿入するようにしてもよい。
以下、図3及び図4を用いて、ホールドタイミングエラー対策として、各入力タイミング調整フリップフロップの後段に、遅延調整フリップフロップを挿入した構成を有するオンスクリーンディスプレイ回路100aについて説明する。
図3は、本実施の形態1のオンスクリーンディスプレイ回路の別の構成を示す図である。なお、図3において、図1と同じ構成は、同じ或いは相当する番号を付し、説明を省略する。
第1〜第N遅延調整フリップフロップ155〜157は、各入力タイミング調整フリップフロップ122〜124の間に挿入され、該各入力タイミング調整フリップフロップ間でホールドタイミングエラーが発生しないよう、前記各入力タイミング調整フリップフロップから出力された信号の遅延値を調整するものである。
図4は、図3の構成を有するオンスクリーンディスプレイ回路の各部から出力される信号波形図である。
当該回路100aでは、各入力タイミング調整フリップフロップ122〜124を動作させるドットクロックS104及び第1〜第(N−1)中間クロックS131〜S132を反転させた反転信号s155〜S157(図2(b),(d)(f))が生成され、該反転信号が前記第1〜第N遅延調整フリップフロップ155〜157のクロック端子に入力される。
すなわち、第1遅延調整フリップフロップ155の出力波形S134(図4(j))は、該第1遅延調整フリップフロップ155が、ドットクロックS104の反転信号S155(図4(b))で動作するため、その変化タイミングは、該反転信号S155の立ち上がりエッジ時点近傍となり、第N遅延調整フリップフロップ157の出力波形(図4(l))は、該第1遅延調整フリップフロップ157が、第(N−1)中間クロックの反転信号S157(図4(f))で動作するため、その変化タイミングは、判定信号S157の立ち上がりエッジ時点の近傍となる。
これにより、前記第1〜第N遅延調整フリップフロップ155〜157からの出力波形S155〜S157の変化タイミングを、次段の入力タイミング調整フリップフロップ、あるいはOSD表示生成ブロック109のクロックとなる、第1〜第(N−1)中間クロックS131〜S132の立ち上がりエッジ時間t11〜t(10+(n−1))、あるいは内部動作クロックS108の立ち上がりエッジ時間t20よりも遅くなるよう遅延調整を行うことができ、この結果、入力タイミング遅延調整回路群において、ホールドタイミングエラーが生じることを回避できる。
ところで、半導体デバイスによっては、本実施の形態1で示したように、外部入力データ信号及び外部出力データ信号の変化タイミングを、入力クロックを基準として規定するのではなく、図13を用いて説明した、内部動作クロックを基準として規定したもののほうがよい場合もある。
従って、以下に示す実施の形態2では、前記実施の形態1の回路構成と、図13で示した従来の回路構成とを兼ね備え、接続する半導体デバイスに応じて、前記データ入力端子に入力されるデータ入力信号S105の入力タイミング、あるいはデータ出力端子103から出力されるデータ出力信号S106の出力タイミングを、外部入力クロックS104を基準として規定するか、内部動作クロックS108を基準として規定するのかを選択できる回路について説明する。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態2では、前記実施の形態1と同様、クロック同期回路がオンスクリーンディスプレイ回路である場合を一例に挙げ、前記入力クロックが入力ドットクロック、入力データ信号が同期信号、データ出力信号がOSD信号であるものとして説明するが、本構成は、どのような半導体デバイスに対しても用いることができる。
図5は、本発明の実施の形態2によるオンスクリーンディスプレイ回路の構成を示すブロック図である。図5において、図1と同じ構成要素については、同じあるいは相当する符号を付し、説明を省略する。
図5において、ドットクロック出力端子215は、当該オンスクリーンディスプレイ回路200から、内部動作クロックS108を出力ドットクロックS108’として出力する端子である。前記ドットクロック出力端子215は、背景技術で図13を用いて説明したように、ドットクロック出力端子波形、すわなち内部動作クロックS108を基準として、同期信号入力端子102から入力された同期信号S105、あるいはOSD表示生成ブロック109からの出力され表示出力端子203から出力されるOSD信号S141のタイミングを規定することを目的としている。
同期信号入力タイミング切換回路247は、同期信号入力タイミング切換信号S250に基づいて、第N遅延調整回路127の出力S138、または前記同期信号入力端子202へ入力された同期信号S105のいずれかを、同期信号入力タイミング切換回路出力S248として、前記OSD表示生成ブロック109に出力する。
前記同期信号入力タイミング切換信号S250は、第N遅延調整回路127の出力S138か、同期信号入力端子202に入力された同期信号S105のいずれかを選択する信号であり、信号源は外部端子からの入力でも、半導体チップ内部の設定レジスタの値でもよい。
そして、前記同期信号入力タイミング切換信号S250によって、前記第N遅延調整回路127の出力S138が、同期信号入力タイミング切換回路出力S248としてOSD表示生成ブロック109に出力された場合は、前記実施の形態1で示したように、同期信号入力端子202に入力される同期信号S105の入力タイミングを、ドットクロック入力端子201から入力されるドットクロックS104の立ち上がりエッジを基準として規定することができる。一方、前記同期信号入力タイミング切換信号S250によって、同期信号S105が、同期信号入力タイミング切換回路出力S248として選択された場合は、図13で示した従来構成のように、同期信号入力端子202に入力される同期信号S105の入力タイミングを、ドットクロック出力端子215から出力される出力ドットクロックS108’の立ち上がりエッジを基準として規定することができる。
表示出力タイミング切換回路251は、表示出力タイミング切換信号S254に基づいて、前記第1出力タイミング調整フリップフロップ128からの出力S106、または前記OSD表示生成ブロック109からの出力S141のいずれかを、表示出力タイミング切換回路出力S252として出力する。
前記表示出力タイミング切換信号S254は、前記第1出力タイミング調整フリップフロップ128からの出力S106か、前記OSD表示生成ブロック109からの出力S141のいずれかを選択する信号であり、信号源は外部端子からの入力でも、半導体チップ内部の設定レジスタの値でもよい。
そして、前記表示出力タイミング切換信号S254によって、前記第1出力タイミング調整フリップフロップ128からの出力S106が、表示出力タイミング切換回路出力S252として出力された場合は、前記実施の形態1で示したように、表示出力端子203から出力される信号S252の出力タイミングを、ドットクロック入力端子201から入力された入力ドットクロックS104の立ち上がりエッジを基準として規定することができ、また、前記表示出力タイミング切換信号S254によって、前記OSD表示生成ブロック109からの出力S141が、表示出力タイミング切換回路出力S252として出力された場合は、図13で示した従来構成のように、表示出力端子203から出力される信号S252の出力タイミングを、ドットクロック出力端子215から出力される出力ドットクロックS108’の立ち上がりエッジを基準として規定することができる。
次に、前述した構成を有する本実施の形態2のオンスクリーンディスプレイ200の作用効果を説明する。図6は、本発明の実施の形態2による、オンスクリーンディスプレイ回路の各部から出力される信号波形図である。
ドットクロック入力端子201から入力されたドットクロックS104は、前記N個のクロック遅延要因119〜121により、大きな遅延値(クロック累積遅延値)T1を含む内部動作クロックS108となり、前記OSD表示生成ブロック109に入力される。また、第1〜第(N−1)クロック遅延要因それぞれから出力される信号を、第1〜第(N−1)中間クロックS131〜S132として得、前記内部動作クロックS108を、ドットクロック出力端子215より、出力ドットクロックS108’として出力する。
さらに、同期信号入力端子202から入力された同期信号S105は、入力タイミング調整回路群により、前記入力ドットクロックS104及び前記第1〜第(N−1)中間クロックS131〜S132により、その変化タイミングを、前記内部動作クロックS108に合わせるように調整された後、同期信号入力タイミング切換回路247に入力される。また、前記同期信号入力タイミング切換回路247には、前記同期信号入力端子202から入力された同期信号S105がタイミング調整がされることなく入力される。
そして、同期信号入力タイミング切換信号S250に基づいて、前記入力タイミング調整回路群によりタイミングを調整された信号S138か、前記同期信号S105のいずれかが選択され、該選択された信号が同期信号入力タイミング切換回路出力S248として、OSD表示生成ブロック109に入力される。
OSD表示生成ブロック109では、前記内部動作クロックS108に基づいて、前記同期信号入力タイミング切換回路247から入力された、同期信号入力タイミング切換回路出力S248を用いてオンスクリーンディスプレイ表示を生成し、該生成されたOSD信号S141は、前記出力タイミング調整回路群で、該信号S141の変化タイミングを前記入力ドットクロックS104に合わせるように調整された後、表示出力タイミング切換回路251に入力される。また、前記表示出力タイミング切換回路251には、前記OSD表示生成ブロック109より出力されたOSD信号S141が、タイミング調整がなされることなく入力される。
そして、前記表示出力タイミング切換回路251では、表示出力タイミング切換信号S254に基づいて、前記出力タイミング調整回路群によりタイミングを調整された信号S106か、前記OSD信号S141のいずれかが選択され、該選択された信号が表示出力タイミング切換回路出力S252として、表示出力端子203から出力される。
図6に示されるように、当該回路200においては、前記実施の形態1と同様、第1〜第Nのクロック遅延要因119〜121による遅延のため、ドットクロック入力端子201からの入力波形S104(図6(a))に対して、内部動作クロックの波形S108(図6(b))が、クロック累積遅延値T1分だけ遅れるので、クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10に対して、内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20が相当する。なお、図6において、ドットクロック出力端子215の波形S108’(図6(c))は、内部動作クロックS108から分岐されてドットクロック出力端子215から出力されるまでの遅延が前記クロック累積遅延値T1と比較して小さいので、内部動作クロックの波形S108と同じ位相として示している。
図6中において、ドットクロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10,t30は、ドットクロック入力端子201の入力波形S104のクロック立ち上がりエッジ時間を示す。また、クロック累積遅延値T1は、第1〜第Nクロック遅延要因119〜121すべての遅延を加算した遅延に相当する。内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20,t40は、内部動作クロックの波形S108のクロック立ち上がりエッジの時間を示す。
また、図6では、同期信号入力タイミング切換信号波形S250がロウレベルの場合に、同期信号入力端子202に入力される同期信号S105の変化タイミングを、入力ドットクロックS104の立ち上がりエッジを基準とするものと規定し、同期信号入力タイミング切換信号波形S250がハイレベルの場合に、前記同期信号S105の変化タイミングを、内部動作クロックS108の立ち上がりエッジを基準とするものと規定する設定としている。
このため、図6の左半分の同期信号入力タイミング切換信号波形S250(図6(d))がロウレベルの場合には、同期信号入力端子202の波形S105(図6(e))がドットクロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10の近傍で有効となり、図6の右半分の同期信号入力タイミング切換信号波形S250(図6(d))がハイレベルの場合には、同期信号入力端子202の波形S105(図6(e))がドットクロック出力端子波形立ち上がりエッジ時間t40の近傍で有効となっている。
また、図6では、表示出力タイミング切換信号波形S254がロウレベルの場合に、表示出力端子203から出力される表示出力タイミング切換回路出力S252のタイミングを、入力ドットクロックS104の立ち上がりエッジを基準とするものと規定し、該表示出力タイミング切換信号波形S254がハイレベルの場合に、前記表示出力タイミング切換回路出力S252の変化タイミングを、内部動作クロックS108の立ち上がりエッジを基準とするものとして規定する設定としている。
このため、図6の左半分に示されるように、表示出力タイミング切換信号の波形S254(図6(f))がロウレベルの場合には、表示出力端子203の波形S254(図6(g))がドットクロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10の近傍で変化し、図6の右半分に示されるように、表示出力タイミング切換信号波形S254(図6(f))がハイレベルの場合には、表示出力端子203の波形S254(図6(g))がドットクロック出力端子波形立ち上がりエッジ時間t40の近傍で変化している。
以上のように本実施の形態2のオンスクリーンディスプレイ回路200によれば、同期信号入力タイミング切換回路247において、同期信号入力タイミング切換信号S250に基づいて、同期信号入力端子202の入力タイミングを、入力ドットクロックS104を基準にするか、出力ドットクロックS108’(内部動作クロックS108)を基準するかを切り換え可能とし、また、表示出力タイミング切換回路251で、前記表示出力タイミング切換信号S254に基づいて、表示出力端子203から出力される信号S252の出力タイミングを、入力ドットクロックS104を基準にするか、出力ドットクロックS108’を基準にするかを切り換え可能としたので、接続するデバイスの仕様に合わせて、タイミング規定をドットクロック入力基準あるいはドットクロック出力基準かを選択することが可能になる。
なお、本実施の形態2では、同期信号入力タイミング切換信号S250および表示出力タイミング切換信号S254を別々の信号として説明したが、どちらもドットクロック入力基準あるいはドットクロック出力基準かを切り換える信号であるので、1つの信号であってもかまわない。
(実施の形態3)
前記実施の形態では、外部入力データ信号が入力される端子と外部出力データ信号が出力される端子が別々に設けられている場合について説明したが、本実施の形態3では、データ信号の入出力が1つの端子で行われる場合について説明する。なお、オンスクリーンディスプレイ回路の場合、本実施の形態3のようにデータ信号の入出力が一つの端子であるケースは考えにくいため、本実施の形態3では、同期クロック回路であるものとして説明する。
図7は、本発明の実施の形態3によるクロック同期回路の構成を示すブロック図である。図7において、図1と同じ構成要素については同じあるいは相当する符号を付し、説明を省略する。
図7において、クロック入力端子301は、外部から入力クロックS104を入力する端子であり機能ブロック309は、当該回路300において特定の信号処理を行う回路ブロックである。
データ入出力端子355は、データ信号の入出力を行う端子であり、データ入出力信号S365は、データの入力あるいはデータの出力の信号となる。
前記データ入出力端子の信号の入力/出力の切換は、前記機能ブロック309から出力される、機能ブロックデータ入出力切換信号S364に基づいて行なわれる。そして、機能ブロックデータ入出力切換信号S364は、入出力切換タイミング調整回路群により、その変化タイミングが調整された後、該タイミングが調整された機能ブロックデータ入出力切換タイミング信号S361として、データ出力トライステートバッファ357に出力される。
データ入力バッファ356は、前記データ入出力端子355から前記データ入出力信号S365が入力されると、その信号を保持し、機能ブロック309側へデータ入力信号S105として出力するバッファである。
データ出力トライステートバッファ357は、データを出力するか、あるいはハイインピーダンスとなるトライステートバッファであり、前記タイミングが調整された機能ブロックデータ入出力切換タイミング信号S361の制御の下、出力あるいはハイインピーダンスが切り換わる。前記データ出力トライステートバッファ357が、前記信号S361に基づいて出力に切り換わったときは、データ出力信号S106をデータ入出力信号S365として、データ入出力端子355より出力する。
前記入出力切換タイミング調整回路群は、前記入力クロックS104及び該入力クロックS104から少しずつ位相のずれた第1〜第(N−1)中間クロックS131〜S132を用いて、前記機能ブロック309で生成された機能ブロックデータ入出力切換タイミング信号S361の変化タイミングを、前記入力クロックS104に合わせる調整を行なうものであり、前記入力クロックS104あるいは前記第1〜第(N−1)中間クロックS131〜S132をクロックとして動作する第1〜第N入出力切換タイミング調整フリップフロップからなる。
なお、図7では、図面を簡略化するため、第3〜第(N−1)入出力切換タイミング調整フリップフロップ、及び該各入出力切換タイミング調整フリップフロップから出力される信号は省略している。
次に、前述した構成を有する本実施の形態3のクロック同期回路300の作用効果を説明する。図8は、本発明の実施の形態3による、クロック同期回路の各部から出力される信号波形図である。図8において、図2と同じ構成要素については同じあるいは相当する符号を用い、説明を省略する。
クロック入力端子301から入力された入力クロックS104は、前記N個のクロック遅延要因119〜121により、大きな遅延値(クロック累積遅延値)T1を含む内部動作クロックS108となり、前記機能ブロック309に入力される。また、第1〜第(N−1)クロック遅延要因119〜121それぞれから出力される信号を、第1〜第(N−1)中間クロックS131〜S132として得る。
データ入出力端子355に入力された信号S356は、データ入力バッファ356を介して、データ入力信号S105として機能ブロック309に送られる。そしてその際、前記データ入力信号S105は、入力タイミング調整回路群により、前記入力クロックS104及び前記第1〜第(N−1)中間クロックS131〜S132により、その変化タイミングを、前記内部動作クロックS108に合わせるように調整される。
機能ブロック309では、前記内部動作クロックS108に基づいて、前記データ入出力端子355から入力されたデータ入力信号S105を用いて所定の処理を行い、機能ブロックデータS141を生成する。該生成された機能ブロックデータS141は、前記出力タイミング調整回路群で、その変化タイミングを前記入力クロックS104に合わせるように調整された後、データ出力トライステートバッファ357に入力される。
また前記機能ブロック309では、前記データ出力トライステートバッファ357のトライステート制御を行なうデータ入出力切換信号S364が生成されて出力され、該信号S364は、前記入出力切換タイミング回路群で、その変化タイミングを前記入力クロックS104に合わせるように調整された後、前記データ出力トライステートバッファ357に出力される。
そして、前記データ出力トライステートバッファ357は、前記タイミングが調整されたデータ入出力切換信号S361の制御の下、その状態が、出力状態あるいはハイインピーダンス状態に切り換わる。前記データ出力トライステートバッファ357が出力状態に切り換わったときは、機能ブロックデータ信号S106をデータ入出力信号S365として、データ入出力端子355より出力し、一方、ハイインピーダンス状態に切り換わったときは、機能ブロックデータ信号S106を該バッファ257内に保持する。
図8に示されるように、当該回路300においては、前記実施の形態1と同様、第1〜第Nのクロック遅延要因119〜121による遅延のため、クロック入力端子301からの入力波形S104(図8(a))に対して、内部動作クロックの波形S108(図8(d))、が、クロック累積遅延値T1分だけ遅れるので、入力クロック波形立ち上がりエッジ時間t10に対して、内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20が相当する。
図8中において、クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10,t30は、クロック入力端子301の入力波形S104のクロック立ち上がりエッジ時間を示す。また、クロック累積遅延値T1は、第1〜第Nクロック遅延要因119〜121すべての遅延を加算した遅延に相当する。また、内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20は、内部動作クロックの波形S108のクロック立ち上がりエッジの時間を示す。
さらに、当該回路300では、前記実施の形態1と同様、クロック入力端子301に入力された入力クロックS104から内部動作クロックS108までの遅延がN分割され、小さな遅延だけずれた第1〜第(N−1)中間クロックS131〜S132(図8(b)〜(c))が生成されている。
第1中間クロック立ち上がりエッジ時間t11は、第1中間クロックの波形S131の立ち上がりエッジ時間を示す。第1中間クロックS131は、第1クロック遅延要因119によって、前記クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10より、第1中間クロック遅延値T2だけ遅延している。
また、第(N−1)中間クロック立ち上がりエッジ時間t(10+(n−1))は、第(N−1)中間クロックの波形S132の立ち上がりエッジ時間を示す。第(N−1)中間クロックは、第1〜第(N−1)クロック遅延要因により、クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10から第(N−1)中間クロック累積遅延値T3だけ遅延している。前述したように、内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20は、クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10から見ると全体でクロック累積遅延値T1だけ遅れているが、N分割された遅延の1段前の第(N−1)中間クロック立ち上がりエッジ時間t(10+(n−1))から見ると内部動作クロック遅延値T4だけの遅れである。
データ入出力切換信号の波形S364(図8(e))は、機能ブロック309が内部動作クロックに基づいて動作するため、その変化タイミングは内部動作クロック波形立ち上がりエッジ時間t20の近傍となる。
前記第N入出力切換タイミング調整フリップフロップ360の出力波形S363(図8(f))は、該第N入出力切換タイミング調整フリップフロップ360が前記第(N−1)中間クロックS132に基づいて動作するため、その変化タイミングは、第(N−1)中間クロック立ち上がりエッジ時間t(10+(n−1))の近傍となる。
前記第2入出力切換タイミング調整フリップフロップ359の出力波形S362(図8(g))は、該第2入出力切換タイミング調整フリップフロップ359が前記第1中間クロックS131に基づいて動作するため、その変化タイミングは、第1中間クロック立ち上がりエッジ時間t11の近傍となる。
そして前記第1入出力切換タイミング調整フリップフロップ358の出力波形S361は、該第1入出力切換タイミング調整フリップフロップ358が前記入力クロックS104に基づいて動作するため、その変化タイミングはクロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10の近傍となる。
以上のような構成にすることにより、データ出力トライステートバッファ357のトライステート制御の切り換えが、クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10の近傍となるため、データ入出力端子355の入出力切換時間も、クロック入力端子波形立ち上がりエッジ時間t10を基準として規定できる。
なお、図8では、入力時のデータが有効なタイミングが、入出力切換のタイミングと近くなっているので、データ入出力端子355近傍で遅延調整するか、あるいはデータ入力信号S105を取り込む初段フリップフロップ122のクロックを逆相(この場合、立ち下がりエッジ)にすることで、データ入力が有効な時間を、入出力切換が発生するタイミングと重ならないようにすることも可能である。
以上のように、本実施の形態3のクロック同期回路300によれば、データ入出力端子355から入力された信号を、データ入力バッファ356を介して、その変化タイミングを、中間クロックを用いて内部動作クロックに合わせるように調整された後、機能ブロック309に入力され、該機能ブロックから出力されたOSD信号S141は、その変化タイミングを中間クロックを用いてドットクロックS104にあわせるように調整された後、データ出力トライステートバッファ357を介してデータ入出力端子より出力され、さらに該データ入出力端子からのデータ入出力の切り換えは、前記機能ブロックで作成され、前記中間クロックを用いてドットクロックS104にあわせるように調整された信号S361に基づいて行うようにしたので、データ入出力端子355の入出力切換タイミングを、クロック入力端子301から入力される入力クロックS104のタイミングを基準として規定することができる。
なお、本実施の形態3では、クロック同期回路のデータ入出力端子の本数を1本として示したが、複数の入出力端子によるバス構成であってもよい。また、クロック同期回路に複数のデータ入出力端子を設ける場合、その全てがデータ入出力端子でなくとも、データ入力端子あるいはデータ出力端子が混在していてもよい。
さらに、本実施の形態3では、外部入力データ及び外部出力データの変化タイミングを入力クロックS104に基づいて規定する場合について説明したが、前記実施の形態2で示したように、接続する半導体デバイスに応じて、前記データ入出力端子355に入出力される信号S365の入出力タイミングを、外部入力クロックを基準として規定するか、内部動作クロックを基準として規定するかを選択するようにすることも可能である。
以下、図9及び図10を用いて、前記データ入出力端子355に入出力される信号S365の入出力タイミングを、外部入力クロックを基準として規定するか、内部動作クロックを基準として規定するかを選択可能にしたクロック同期回路300aについて説明する。
図9は、本実施の形態3のクロック同期回路の別の構成を示す図である。なお、図9において、図7、あるいは前記実施の形態2で説明した構成(図5)と同じ構成には、同じ、あるいは相当する番号を付し、説明を省略する。
トライステート制御信号切換回路370は、機能ブロック309から出力された機能ブロックデータ入出力切換信号S364を、入出力切換タイミング調整回路群358〜360によってタイミング調整された信号S361か、該機能ブロック309から出力された機能ブロックデータ入出力切換信号S364のいずれかを、トライステート制御信号切換信号S371に基づいて選択し、該選択された信号をトライステート制御信号S360として、データ出力トライステートバッファ357に出力するものである。
図10は、図9の構成を有するクロック同期回路の各部から出力される信号波形図である。
当該回路300aでは、機能ブロックデータ入出力切換信号S364がロウレベルの場合、データ入出力端子355よりデータを入力し、該機能ブロックデータ入出力切換信号S364がハイレベルの場合、データ入出力端子355からデータを出力するよう設定されているものとし、またトライステート制御信号切換信号S371は、前記データ入力タイミング切換信号S250及び前記データ出力タイミング切換信号S254が共にロウレベルの場合にロウレベルとなり、トライステート制御信号S360として、タイミングが調整された入出力切換タイミング信号S361が出力され、一方、トライステート制御信号切換信号S371は、前記データ入力タイミング切換信号S250及び前記データ出力タイミング切換信号S254が共にハイレベルの場合にハイレベルとなり、トライステート制御信号S360として、機能ブロック309から出力された入出力切換タイミング信号S364が出力される。
これにより、外部入力クロックS104に基づいてタイミング規定されたデータ入出力端子355に入出力される信号S365を得たい場合、前記データ入力タイミング切換信号S250、前記データ出力タイミング切換信号S254、及びトライステート制御信号切換信号S371を共にロウレベルとすれば、クロック入力端子立ち上がりエッジ時間t10の近傍で、データ入出力端子355からのデータを出力/入力することができ、また内部動作クロックS108に基づいてタイミング規定されたデータ入出力端子355に入出力される信号S365を得たい場合、前記データ出力タイミング切換信号S254、及びトライステート制御信号切換信号S371を共にハイレベルとすれば、内部動作クロック入力端子立ち上がりエッジ時間t20の近傍で、データ入出力端子355からデータを出力/入力することが可能となり、この結果、接続するデバイスの仕様に合わせて、タイミング規定を入力クロック基準、あるいは出力クロック基準かを選択することが可能になる。
本発明は、高速なクロック入力を基準にして入力あるいは出力のタイミングを規定できる回路を有し、オンスクリーンディスプレイ、シリアルまたはパラレル通信、メモリ接続などのインタフェース回路として有用である。
本発明の実施の形態1におけるオンスクリーンディスプレイ回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1におけるオンスクリーンディスプレイ回路の各部から出力される信号波形図である。 本発明の実施の形態1におけるオンスクリーンディスプレイ回路の別の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1におけるオンスクリーンディスプレイ回路の別の構成回路の各部から出力される信号波形図である。 本発明の実施の形態2におけるオンスクリーンディスプレイ回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2におけるオンスクリーンディスプレイ回路の各部から出力される信号波形図である。 本発明の実施の形態3におけるクロック同期回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3におけるクロック同期回路の各部から出力される信号波形図である。 本発明の実施の形態3におけるクロック同期回路の別の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3におけるオンスクリーンディスプレイ回路の別の構成回路の各部から出力される信号波形図である。 従来の、外部入力クロックを基準として外部入力データ信号あるいは外部出力データ信号のタイミングを規定しているクロック同期回路の構成を示すブロック図である。 従来の、外部入力クロックを基準として外部入力データ信号あるいは外部出力データ信号のタイミングを規定しているクロック同期回路の各部より出力される信号波形図である。 従来の、内部動作クロックを基準として外部入力データ信号あるいは外部出力データ信号のタイミングを規定しているクロック同期回路の構成を示すブロック図である。 従来の、内部動作クロックを基準として外部入力データ信号あるいは外部出力データ信号のタイミングを規定しているクロック同期回路の各部より出力される信号波形図である。
符号の説明
100,100a,200 オンスクリーンディスプレイ回路
101,201 ドットクロック入力端子
102,202 同期信号入力端子
103,203 表示出力端子
109 OSD表示生成ブロック
119 第1クロック遅延要因
120 第2クロック遅延要因
121 第Nクロック遅延要因
122 第1入力タイミング調整フリップフロップ
123 第2入力タイミング調整フリップフロップ
124 第N入力タイミング調整フリップフロップ
125 第1遅延調整回路
126 第2遅延調整回路
127 第N遅延調整回路
128 第1出力タイミング調整フリップフロップ
129 第2出力タイミング調整フリップフロップ
130 第N出力タイミング調整フリップフロップ
155 第1遅延調整フリップフロップ
156 第2遅延調整フリップフロップ
157 第N遅延調整フリップフロップ
215 ドットクロック出力端子
247 同期信号入力タイミング切換回路
251 表示出力タイミング切換回路
300,300a,400,500 クロック同期回路
301,401 クロック入力端子
309,409 機能ブロック
355 データ入出力端子
356 データ入力バッファ
357 データ出力トライステートバッファ
358 第1入出力切換タイミング調整フリップフロップ
359 第2入出力切換タイミング調整フリップフロップ
360 第N入出力切換タイミング調整フリップフロップ
370 トライステート制御信号切換回路
402 データ入力端子
403 データ出力端子
407 クロック遅延要因
507 クロック出力端子

Claims (9)

  1. 外部からのクロックを入力するクロック入力端子と、
    前記外部からの入力クロックをタイミング基準として、外部よりデータ入力信号を入力するデータ入力端子と、
    前記クロック入力端子と論理回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行う論理回路と、
    前記外部入力クロックと前記内部動作クロック間の前記遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、
    前記データ入力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記内部動作クロックに合わせる調整を行なう入力タイミング調整回路と、
    前記内部動作クロックをタイミング基準として前記論理回路から出力されたデータ出力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力クロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、
    前記外部入力クロックをタイミング基準として、前記出力タイミング調整回路でタイミング調整されたデータ出力信号を外部へ出力するデータ出力端子と、を備える、
    ことを特徴とするクロック同期回路。
  2. 外部からのクロックを入力するクロック入力端子と、
    前記外部からの入力クロックをタイミング基準として、外部よりデータ入力信号を入力するデータ入力端子と、
    前記クロック入力端子と論理回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行う論理回路と、
    前記外部入力クロックと前記内部動作クロック間の遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、
    前記データ入力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記内部動作クロックに合わせる調整を行なう入力タイミング調整回路と、を備える、
    ことを特徴とするクロック同期回路。
  3. 外部からのクロックを入力するクロック入力端子と、
    前記クロック入力端子と論理回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行う論理回路と、
    前記外部入力クロックと前記内部動作クロック間の遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、
    前記内部動作クロックをタイミング基準として前記論理回路から出力されたデータ出力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力クロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、
    前記外部入力クロックをタイミング基準とし、前記出力タイミング調整回路でタイミング調整されたデータ出力信号を外部へ出力するデータ出力端子と、を備える、
    ことを特徴とするクロック同期回路。
  4. 外部からのクロックを入力するクロック入力端子と、
    前記外部からの入力クロックをタイミング基準とし、外部からのデータ入力信号の入力と、外部へのデータ出力信号の出力とを、データ入出力切換信号に基づいて切り換えて、データ信号の入出力を行うデータ入出力端子と、
    前記クロック入力端子と論理回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行う論理回路と、
    前記外部入力クロックと前記内部動作クロック間の遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、
    前記データ入力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記内部動作クロックに合わせる調整を行なう入力タイミング調整回路と、
    前記内部動作クロックをタイミング基準として前記論理回路から出力されたデータ出力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力クロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、
    前記内部動作クロックをタイミング基準として前記論理回路から出力されたデータ入出力切り換え信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力クロックに合わせる調整を行う入出力切換タイミング調整回路と、を備える、
    ことを特徴とするクロック同期回路。
  5. 外部からのクロックを入力するクロック入力端子と、
    前記外部からの入力クロックをタイミング基準として、外部よりデータ入力信号を入力するデータ入力端子と、
    前記クロック入力端子と論理回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行う論理回路と、
    前記外部入力クロックと前記内部動作クロック間の遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、
    前記内部動作クロックを出力するクロック出力端子と、
    前記データ入力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記内部動作クロックに合わせる調整を行なう入力タイミング調整回路と、
    前記データ入力端子から入力された前記外部入力クロックを基準とするデータ入力信号か、前記入力タイミング調整回路でタイミング調整された前記内部動作クロックを基準とするデータ入力信号のいずれかを選択する入力タイミング基準選択回路と、
    前記内部動作クロックをタイミング基準として前記論理回路から出力されたデータ出力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力クロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、
    前記論理回路から出力された前記内部動作クロックを基準とするデータ出力信号か、前記前記出力タイミング調整回路でタイミング調整された前記外部入力クロックを基準とするデータ出力信号のいずれかを選択する出力タイミング基準選択回路と、
    前記出力タイミング基準選択回路で選択された信号を外部へ出力するデータ出力端子と、を備える、
    ことを特徴とするクロック同期回路。
  6. 外部からのクロックを入力するクロック入力端子と、
    前記クロック入力端子と論理回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行う論理回路と、
    前記外部入力クロックと前記内部動作クロック間の遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、
    前記内部動作クロックを出力するクロック出力端子と、
    前記内部動作クロックをタイミング基準として前記論理回路から出力されたデータ出力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力クロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、
    前記論理回路から出力された前記内部動作クロックを基準とするデータ出力信号か、前記前記出力タイミング調整回路でタイミング調整された前記外部入力クロックを基準とするデータ出力信号のいずれかを選択する出力タイミング基準選択回路と、
    前記出力タイミング基準選択回路で選択された信号を外部へ出力するデータ出力端子と、を備える、
    ことを特徴とするクロック同期回路。
  7. 外部からのクロックを入力するクロック入力端子と、
    前記クロック入力端子と論理回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行う論理回路と、
    前記外部入力クロックと前記内部動作クロック間の遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、
    前記内部動作クロックを出力するクロック出力端子と、
    前記データ入力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記内部動作クロックに合わせる調整を行なう入力タイミング調整回路と、
    前記データ入力端子から入力された前記外部入力クロックを基準とするデータ入力信号か、前記入力タイミング調整回路でタイミング調整された前記内部動作クロックを基準とするデータ入力信号のいずれかを選択する入力タイミング基準選択回路と、
    前記内部動作クロックをタイミング基準として前記論理回路から出力されたデータ出力信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力クロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、
    前記論理回路から出力された前記内部動作クロックを基準とするデータ出力信号か、前記前記出力タイミング調整回路でタイミング調整された前記外部入力クロックを基準とするデータ出力信号のいずれかを選択する出力タイミング基準選択回路と、
    前記内部動作クロックをタイミング基準として前記論理回路から出力されたデータ入出力切り換え信号の変化タイミングを、前記外部入力クロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力クロックに合わせる調整を行う入出力切換タイミング調整回路と、
    前記論理回路から出力された前記内部動作クロックを基準とするデータ入出力切換信号か、前記入出力切換タイミング調整回路でタイミング調整された前記外部入力クロックを基準とするデータ入出力切換信号のいずれかを選択する入出力切換タイミング基準選択回路と、
    前記外部からの入力クロックをタイミング基準とし、外部からのデータ入力信号の入力と、外部へのデータ出力信号の出力とを、前記入出力切換タイミング基準選択回路で選択されたデータ入出力切換信号に基づいて切り換えて、データ信号の入出力を行うデータ入出力端子と、を備える、
    ことを特徴とするクロック同期回路。
  8. 外部からのドットクロックを入力するドットクロック入力端子と、
    前記外部からの入力ドットクロックをタイミング基準として、外部より同期信号を入力する同期信号入力端子と、
    前記ドットクロック入力端子とOSD表示作成回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行うOSD表示作成回路と、
    前記外部入力ドットクロックと前記内部動作クロック間の前記遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、
    前記同期信号の変化タイミングを、前記外部入力ドットクロック及び前記中間クロック群を用いて、前記内部動作クロックに合わせる調整を行なう入力タイミング調整回路と、
    前記内部動作クロックをタイミング基準として前記OSD表示作成回路から出力されたOSD信号の変化タイミングを、前記外部入力ドットクロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力ドットクロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、
    前記外部入力ドットクロックをタイミング基準として、前記出力タイミング調整回路でタイミング調整されたOSD信号を外部に出力する表示出力端子と、を備える、
    ことを特徴とするオンスクリーンディスプレイ回路。
  9. 外部からのドットクロックを入力するドットクロック入力端子と、
    前記外部からの入力ドットクロックをタイミング基準として、外部より同期信号信号を入力する同期信号入力端子と、
    前記ドットクロック入力端子とOSD表示作成回路との間に存在する遅延要因により生じる遅延を含む内部動作クロックに基づいて、任意の処理を行うOSD表示作成回路と、
    前記外部入力ドットクロックと前記内部動作クロック間の前記遅延を分割するための中間クロック群を生成する中間クロック生成回路と、
    前記内部動作クロックを出力するドットクロック出力端子と、
    前記同期信号の変化タイミングを、前記外部入力ドットクロック及び前記中間クロック群を用いて、前記内部動作クロックに合わせる調整を行なう入力タイミング調整回路と、
    前記同期信号入力端子から入力された前記入力ドットクロックを基準とする同期信号か、前記入力タイミング調整回路でタイミング調整された前記内部動作クロックを基準とする同期信号のいずれかを選択する入力タイミング基準選択回路と、
    前記内部動作クロックをタイミング基準として前記OSD表示作成回路から出力されたOSD信号の変化タイミングを、前記外部入力ドットクロック及び前記中間クロック群を用いて、前記外部入力ドットクロックに合わせる調整を行う出力タイミング調整回路と、
    前記論理回路から出力された前記内部動作クロックを基準とする表示出力信号か、前記前記出力タイミング調整回路でタイミング調整された前記入力ドットクロックを基準とする表示出力信号のいずれかを選択する出力タイミング基準選択回路と、
    前記出力タイミング基準選択回路で選択された信号を外部へ出力する表示出力端子と、を備える、
    ことを特徴とするオンスクリーンディスプレイ回路。
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