JP2007087262A - 画像分割装置および方法並びにプログラム - Google Patents

画像分割装置および方法並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 例えば分割印刷を目的として画像を同一サイズの複数の小領域に分割する際に、画像に含まれる顔や、目、口および鼻等の顔パーツができるだけ分断されないようにする。
【解決手段】 指定された分割数による小領域のサイズがメイン顔領域のサイズよりも大きいか否かを判定し、この判定が肯定されると、第1の分割設定部36Aが、画像におけるメイン顔領域の位置とは異なる位置となるように、分割領域および分割位置を設定する。この判定が否定されると、第2の分割設定部36Bが、メイン顔領域に含まれる顔パーツの位置とは異なる位置となるように、分割領域および分割位置を設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば1枚の画像を複数の用紙に分割して印刷する際に、画像を複数の小領域に分割するための画像分割装置および方法並びに画像分割方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
従来より、ラボ等の写真店に銀塩カメラで撮影した写真フイルムやデジタルカメラにより取得した画像を記録したメディアを持ち込むことにより、写真店においてプリント作成装置を用いて感光材料等の用紙に画像をプリントして写真プリントを作成するサービスが行われている。このようなサービスにおいて、ユーザはLサイズ、2Lサイズ等の標準的なサイズの写真プリントを作成することができるが、とくに気に入った画像を拡大してプリントするサービスも行われている。
しかしながら、サイズが大きいプリントは料金が高く、またプリント可能なプリント装置も限られている。このため、使用する用紙よりも大きいサイズの画像を複数枚の用紙に分割して印刷する、いわゆる分割印刷が行われている。
ところで、分割印刷を行うためには、1枚の画像を2×2、3×3等の分割数に応じて分割する必要があるが、分割位置が画像に含まれる人物の顔等の重要な場所にあると、分割印刷により顔が分断されてしまう。
このため、画像上の分割する領域と分割位置とをマニュアル操作により指定して、プリント後の画像の貼り合わせを考慮した分割印刷を行う手法が提案されている(特許文献1参照)。また、プリントする画像の大きさに応じて、使用する用紙サイズの選択や、貼り合わせる場合ののりしろ部分の大きさを決定するようにした手法も提案されている(特許文献2参照)。さらに、分割印刷を行う際に、画像上の変化が比較的少ない単調画像領域を検出し、分割の境界線ができるだけ単調画像領域上に位置するように分割位置を決定する手法も提案されている(特許文献3参照)。
特開平5−199400号公報 特開2000−238364号公報 特開2001−309161号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された手法においては、マニュアル操作により分割領域および分割位置を設定する必要があるため、操作を行うユーザの負担が大きい。また、特許文献2に記載された手法は、のりしろ部分の大きさを決定するのみであるため、のりしろ部分が画像に含まれる顔等の重要な領域を通る場合が生じる。さらに、特許文献3に記載された手法は、画像を同一サイズとなるように分割することを前提としていないため、画像と同一サイズの複数の小領域に分割する場合には適用することができない。また、画像に単調画像領域がない場合には、分割位置を適切に決定することができない。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、例えば分割印刷を目的として画像を同一サイズの複数の小領域に分割する際に、画像に含まれる顔や、目、口および鼻等の顔パーツができるだけ分断されないようにすることを目的とする。
本発明による第1の画像分割装置は、1または複数の顔を含む画像を同一サイズを有する複数の小領域に分割する画像分割装置において、
前記画像の分割数の指定を受け付ける分割数指定手段と、
前記画像に含まれる1または複数の顔領域を検出する顔領域検出手段と、
前記小領域の境界が、前記画像におけるメイン顔領域の位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定する第1の分割設定手段と、
前記メイン顔領域に含まれる顔パーツを検出する顔パーツ検出手段と、
前記小領域の境界が、前記メイン顔領域に含まれる前記顔パーツの位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定する第2の分割設定手段と、
前記画像の全体を前記指定された分割数により分割することにより得られる小領域のサイズが前記メイン顔領域のサイズよりも大きいか否かを判定する判定手段と、
該判定が肯定された場合に前記第1の分割設定手段により前記分割領域および前記分割位置を設定し、該判定が否定された場合に前記顔パーツ検出手段により前記顔パーツを検出し、前記第2の分割設定手段により前記分割領域および前記分割位置を設定するよう、前記第1の分割設定手段、前記顔パーツ検出手段、および前記第2の分割設定手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
「顔領域」としては、画像に含まれる顔の部分そのものであってもよく、顔の部分を囲む矩形の領域としてもよい。
「メイン顔領域」としては、画像に含まれる顔領域が1つのみの場合はその顔領域を、画像に含まれる顔領域が複数の場合には、複数の顔領域からユーザが選択した、あるいは顔領域の位置等に基づいて選択した1または複数の顔領域を意味する。
「分割領域」とは、画像上において画像が複数の領域に分割される範囲を表す。
「分割位置」とは、画像が分断される位置、すなわち小領域の境界の位置を表す。
なお、本発明による第1の画像分割装置においては、前記第1の分割設定手段を、前記複数の小領域からなる分割範囲を、前記画像全体のサイズと一致する初期サイズから、前記小領域の幅および高さが前記メイン顔領域のサイズ以下となる最終サイズとなるまで段階的に小さくしつつ、各サイズによる前記分割範囲を前記画像上の走査開始位置から走査終了位置まで走査させ、各走査位置において、前記分割範囲が前記画像からはみ出すブランク領域の面積、前記小領域の境界が前記メイン顔領域を分断する分断数および前記分割範囲の面積に基づく評価値を算出し、該評価値が最小となった走査位置における前記分割範囲および前記小領域の境界を、それぞれ前記分割領域および前記分割位置として設定する手段としてもよい。
また、本発明による第1の画像分割装置においては、前記第2の分割設定手段を、前記複数の小領域からなる分割範囲を、前記画像全体のサイズと一致する初期サイズから、前記分割範囲の幅および高さが前記メイン顔領域のサイズ以下となる最終サイズとなるまで段階的に小さくしつつ、各サイズによる前記分割範囲を前記画像上の走査開始位置から走査終了位置まで走査させ、各走査位置において、前記分割範囲が前記画像からはみ出すブランク領域の面積、前記小領域の境界が前記顔パーツを分断する分断数および前記分割範囲の面積に基づく評価値を算出し、該評価値が最小となった走査位置における前記分割範囲および前記小領域の境界を、それぞれ前記分割領域および前記分割位置として設定する手段としてもよい。
「顔パーツ」とは、人物の顔を構成する目、鼻、口等の構成部品を意味する。
また、本発明による第1の画像分割装置においては、前記画像が複数の顔を含む場合に、前記複数の顔領域から前記メイン顔領域を選択するメイン顔領域選択手段をさらに備えるものとしてもよい。
また、本発明による第1の画像分割装置においては、前記画像が複数の顔を含む場合に、前記複数の顔領域からの前記メイン顔領域の選択を受け付けるメイン顔領域選択受付手段をさらに備えるものとしてもよい。
また、本発明による第1の画像分割装置においては、前記画像を前記設定した分割領域および分割位置を表す境界線とともに表示する表示手段と、
前記分割数、前記分割領域および/または前記分割位置の修正指示を受け付ける修正指示手段とをさらに備えるものとしてもよい。
本発明による第2の画像分割装置は、1または複数の顔を含む画像を同一サイズを有する複数の小領域に分割する画像分割装置において、
前記画像に含まれる1または複数の顔領域を検出する顔領域検出手段と、
前記小領域の境界が、前記画像におけるメイン顔領域の位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定する分割設定手段とを備えたことを特徴とするものである。
なお、本発明による第2の画像分割装置においては、前記メイン顔領域に含まれる顔パーツを検出する顔パーツ検出手段をさらに備えるものとし、
前記分割設定手段を、前記小領域の境界が、さらに前記メイン顔領域に含まれる前記顔パーツの位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定する手段としてもよい。
また、本発明による第2の画像分割装置においては、前記分割設定手段を、前記複数の小領域からなる分割範囲を、前記画像全体のサイズと一致する初期サイズから、前記小領域の幅および高さが前記メイン顔領域のサイズ以下となる最終サイズとなるまで段階的に小さくしつつ、各サイズによる前記分割範囲を前記画像上の走査開始位置から走査終了位置まで走査させ、各走査位置において、前記分割範囲が前記画像からはみ出すブランク領域の面積、前記小領域の境界が前記メイン顔領域を分断する分断数および前記分割範囲の面積に基づく評価値を算出し、該評価値が最小となった走査位置における前記分割範囲および前記小領域の境界を、それぞれ前記分割領域および前記分割位置として設定する手段としてもよい。
また、本発明による第2の画像分割装置においては、前記分割設定手段を、前記複数の小領域からなる分割範囲を、前記画像全体のサイズと一致する初期サイズから、前記小領域または前記分割範囲の幅および高さが前記メイン顔領域のサイズ以下となる最終サイズとなるまで段階的に小さくしつつ、各サイズによる前記分割範囲を前記画像上の走査開始位置から走査終了位置まで走査させ、各走査位置において、前記分割範囲が前記画像からはみ出すブランク領域の面積、前記小領域の境界が前記メイン顔領域を分断する分断数、前記小領域の境界が前記顔パーツを分断する分断数および前記分割範囲の面積に基づく評価値を算出し、該評価値が最小となった走査位置における前記分割範囲および前記小領域の境界を、それぞれ前記分割領域および前記分割位置として設定する手段としてもよい。
また、本発明による第2の画像分割装置においては、前記メイン顔領域のサイズが前記画像の全体を分割することにより得られる小領域のサイズよりも小さくなるように前記画像の分割数を設定する分割数設定手段をさらに備えるものとし、
前記分割設定手段を、前記設定された分割数により前記分割領域および前記分割位置を設定する手段としてもよい。
また、第2の本発明による画像分割装置においては、前記画像の分割数の指定を受け付ける分割数指定手段をさらに備えるものとし、
前記分割設定手段を、前記設定された分割数により前記分割領域および前記分割位置を設定する手段としてもよい。
また、本発明による第2の画像分割装置においては、前記画像が複数の顔を含む場合に、前記複数の顔領域から前記メイン顔領域を選択するメイン顔領域選択手段をさらに備えるものとしてもよい。
また、本発明による第2の画像分割装置においては、前記画像が複数の顔を含む場合に、前記複数の顔領域からの前記メイン顔領域の選択を受け付けるメイン顔領域選択受付手段をさらに備えるものとしてもよい。
また、本発明による第2の画像分割装置においては、前記画像を前記設定した分割領域および分割位置を表す境界線とともに表示する表示手段と、
前記分割数、前記分割領域および/または前記分割位置の修正指示を受け付ける修正指示手段とをさらに備えるものとしてもよい。
本発明による第3の画像分割装置は、1または複数の顔を含む画像を同一サイズを有する複数の小領域に分割する画像分割装置において、
前記画像に含まれる1または複数の顔領域を検出する顔領域検出手段と、
前記1または複数の顔領域に含まれる顔パーツを検出する顔パーツ検出手段と、
前記小領域の境界が、前記1または複数の顔領域に含まれる前記顔パーツの位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定する分割設定手段とを備えたことを特徴とするものである。
なお、本発明による第3の画像分割装置においては、前記分割設定手段を、前記複数の小領域からなる分割範囲を、前記画像全体のサイズと一致する初期サイズから、前記小領域または前記分割範囲の幅および高さが前記メイン顔領域のサイズ以下となる最終サイズとなるまで段階的に小さくしつつ、各サイズによる前記分割範囲を前記画像上の走査開始位置から走査終了位置まで走査させ、各走査位置において、前記分割範囲が前記画像からはみ出すブランク領域の面積、前記小領域の境界が前記顔パーツを分断する分断数および前記分割範囲の面積に基づく評価値を算出し、該評価値が最小となった走査位置における前記分割範囲および前記小領域の境界を、それぞれ前記分割領域および前記分割位置として設定する手段としてもよい。
また、本発明による第3の画像分割装置においては、前記画像の分割数の指定を受け付ける分割数指定手段をさらに備えるものとし、
前記分割設定手段を、前記指定された分割数により前記分割位置を設定する手段としてもよい。
また、本発明による第3の画像分割装置においては、前記画像を前記設定した分割領域および分割位置を表す境界線とともに表示する表示手段と、
前記分割数、前記分割領域および/または前記分割位置の修正指示を受け付ける修正指示手段とをさらに備えるものとしてもよい。
本発明による第1の画像分割方法は、1または複数の顔を含む画像を同一サイズを有する複数の小領域に分割する画像分割方法において、
前記画像の分割数の指定を受け付け、
前記画像に含まれる1または複数の顔領域を検出し、
前記画像の全体を前記指定された分割数により分割することにより得られる小領域のサイズが前記メイン顔領域のサイズよりも大きいか否かを判定し、
該判定が肯定された場合に、前記小領域の境界が前記画像におけるメイン顔領域の位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定し、該判定が否定された場合に、前記メイン顔領域に含まれる顔パーツを検出し、前記小領域の境界が前記メイン顔領域に含まれる前記顔パーツの位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定することを特徴とするものである。
本発明による第2の画像分割方法は、1または複数の顔を含む画像を同一サイズを有する複数の小領域に分割する画像分割方法において、
前記画像に含まれる1または複数の顔領域を検出し、
前記小領域の境界が、前記画像におけるメイン顔領域の位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定することを特徴とするものである。
本発明による第3の画像分割方法は、1または複数の顔を含む画像を同一サイズを有する複数の小領域に分割する画像分割方法において、
前記画像に含まれる1または複数の顔領域を検出し、
前記1または複数の顔領域に含まれる顔パーツを検出し、
前記小領域の境界が、前記1または複数の顔領域に含まれる前記顔パーツの位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定することを特徴とするものである。
なお、本発明による第1から第3の画像分割方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明の第1の画像分割装置および方法によれば、画像の分割数の指定が受け付けられ、画像に含まれる1または複数の顔領域が検出され、画像の全体を指定された分割数により分割することにより得られる小領域のサイズが、メイン顔領域のサイズよりも大きいか否かが判定される。そして、この判定が肯定された場合には、小領域の境界が画像におけるメイン顔領域の位置とは異なる位置となるように、分割領域および分割位置が設定される。これにより、設定された分割領域および分割位置により画像を分割した場合に、画像に含まれるメイン顔領域ができるだけ分断されないようにすることができる。
一方、上記判定が否定された場合には、メイン顔領域に含まれる顔パーツが検出され、小領域の境界がメイン顔領域に含まれる顔パーツの位置とは異なる位置となるように、分割領域および分割位置が設定される。このため、設定された分割領域および分割位置により画像を分割した場合に、メイン顔領域が分断されてしまうかもしれないが、メイン顔領域に含まれる顔パーツができるだけ分断されないようにすることができる。
また、複数の小領域からなる分割範囲を、画像全体のサイズと一致する初期サイズから、小領域の幅および高さがメイン顔領域のサイズ以下となる最終サイズとなるまで段階的に小さくしつつ、各サイズによる分割範囲を画像上の走査開始位置から走査終了位置まで走査させ、各走査位置において、分割範囲が画像からはみ出すブランク領域の面積、小領域の境界がメイン顔領域を分断する分断数および分割範囲の面積に基づく評価値を算出し、評価値が最小となった走査位置における分割範囲および小領域の境界を、それぞれ分割領域および分割位置として設定することにより、評価値に基づいて適切に分割領域および分割位置を設定することができる。
また、複数の小領域からなる分割範囲を、画像全体のサイズと一致する初期サイズから、分割範囲の幅および高さがメイン顔領域のサイズ以下となる最終サイズとなるまで段階的に小さくしつつ、各サイズによる分割範囲を画像上の走査開始位置から走査終了位置まで走査させ、各走査位置において、分割範囲が画像からはみ出すブランク領域の面積、小領域の境界が顔パーツを分断する分断数および分割範囲の面積に基づく評価値を算出し、評価値が最小となった走査位置における分割範囲および小領域の境界を、それぞれ分割領域および分割位置として設定することにより、評価値に基づいて適切に分割領域および分割位置を設定することができる。
また、画像が複数の顔を含む場合に、複数の顔領域からメイン顔領域を選択することにより、メイン顔領域が分断されてしまうことを確実に防止できる。
また、画像が複数の顔を含む場合に、複数の顔領域からメイン顔領域の選択の指定を受け付けることにより、ユーザが所望とするメイン顔領域が分断されてしまうことを防止することができる。
また、画像を設定した分割位置とともに表示し、分割数、分割領域および/または分割位置の修正指示を受け付けることにより、ユーザは分割数、分割領域および/または分割位置を所望とするように設定し直すことができる。
本発明の第2の画像分割装置および方法によれば、画像に含まれる1または複数の顔領域が検出され、小領域の境界が画像におけるメイン顔領域の位置とは異なる位置となるように、分割領域および分割位置が設定される。このため、設定された分割領域および分割位置により画像を分割した場合に、画像に含まれるメイン顔領域ができるだけ分断されないようにすることができる。
また、メイン顔領域に含まれる顔パーツを検出し、小領域の境界がメイン顔領域に含まれる顔パーツの位置とは異なる位置となるように、分割領域および分割位置を設定することにより、設定された分割領域および分割位置により画像を分割した場合に、メイン顔領域に含まれる顔パーツができるだけ分断されないようにすることができる。
また、メイン顔領域のサイズが画像の全体を分割することにより得られる小領域のサイズよりも小さくなるように画像の分割数を設定し、設定された分割数により分割領域および分割位置を設定することにより、小領域内にメイン顔領域が含まれるように分割位置を設定することが可能となり、これにより、メイン顔領域が分断されてしまうことを確実に防止することができる。
本発明の第3の画像分割装置および方法によれば、画像に含まれる1または複数の顔領域が検出され、さらに1または複数の顔領域に含まれる顔パーツが検出される。そして、小領域の境界が1または複数の顔領域に含まれる顔パーツの位置とは異なる位置となるように、分割領域および分割位置が設定される。このため、設定された分割領域および分割位置により画像を分割した場合に、1または複数の顔領域に含まれる顔パーツができるだけ分断されないようにすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態による画像分割装置の構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、本発明の第1の実施形態による画像分割装置1は、画像を表す画像データの記録制御および表示制御等の各種制御を行うとともに、装置1を構成する各部の制御を行うCPU12と、装置1を動作させるための基本的なプログラムおよび各種定数が記録されているROM並びにCPU12が処理を実行する際の作業領域となるRAMにより構成されるシステムメモリ14と、種々の指示を装置1に対して行うためのリモコン5からの入力を受け付けるIRセンサ等からなる入力部16と、各種表示を行う液晶モニタ等からなる表示部18とを備える。なお、入力部16は、キーボードおよびマウス等からなるものであっても、タッチパネル方式のものであってもよい。また、表示部18は装置1に設けられている必要はなく、装置1と接続可能なテレビ等の外部モニタであってもよい。
また、画像分割装置1は、画像データを記録したメモリカード2から画像データを読み出したり、メモリカード2に画像データを記録したりするためのカードスロット20と、画像データをJPEGに代表される手法で圧縮したり、圧縮した画像データを解凍する圧縮解凍部22と、メモリカード2から読み出した画像データおよび画像を閲覧するためのビューアソフト等のCPU12が実行する各種プログラム等を記録するハードディスク24と、システムメモリ14、カードスロット20およびハードディスク24を制御するメモリ制御部26と、表示部18の表示を制御する表示制御部28と、プリンタ3を装置1に接続するためのプリンタインターフェース30とを備える。
また、画像分割装置1は、処理対象の画像から顔領域を検出する顔領域検出部32と、検出された顔領域からメイン顔領域を選択するメイン顔領域選択部34と、画像上に分割領域および分割位置を設定する第1および第2の分割設定部36A,36Bと、顔に含まれる顔パーツ(目、鼻および口)を検出する顔パーツ検出部38とを備える。
以下、顔領域検出部32、メイン顔領域選択部34、第1の分割設定部36A、第2の分割設定部36Bおよび顔パーツ検出部38の機能について、第1の実施形態において行われる処理と併せて説明する。なお、メモリカード2に記録された画像データはカードスロット20により読み出されてハードディスク24に保存されているものとする。
図2は第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、図2に示すフローチャートは、表示部18に表示されたハードディスク24に保存された画像の一覧から、ユーザが分割を所望する画像を選択した後の処理を表すものである。ユーザが分割を所望する画像を選択することによりCPU12が処理を開始し、まず、ユーザによる画像の分割数の入力を受け付ける(ステップST1)。図3は分割数の入力を受け付ける分割数入力画面を示す図である。図3に示すように分割数入力画面40には、分割数を表す複数のテンプレート40Aと、ユーザが選択したテンプレートを確定するための確定ボタン40Bとが表示されている。図3に示すように、テンプレート40Aの種類としては、2分割、4分割、9分割、および16分割等が挙げられる。ユーザはリモコン5を操作して所望とするテンプレートを選択し、さらに確定ボタン40Bを選択することにより、選択したテンプレートによる分割数を装置1に入力することができる。
分割数が入力されると、顔領域検出部32が、ユーザが選択した画像(以下処理対象画像とする)に含まれる顔領域を検出する(ステップST2)。なお、顔領域を検出する手法としては、処理対象画像における肌色を有するとともに人物の顔の形状(例えば長円系)を有する領域を顔と見なし、この領域を囲む矩形の領域を顔領域として検出する手法を用いることができる。また、この手法の他、例えば特開平8−153187号公報、特開平9−50528号公報、特開2001−14474号公報、特開2001−175868号公報および特開2001−209795号公報等に記載された手法等、既知の手法を用いることができる。
続いて、顔領域検出部32が処理対象画像から顔領域を検出できたか否か、すなわち処理対象画像が顔領域を含むか否かをCPU12が判定し(ステップST3)、ステップST3が否定されるとステップST1において受け付けられた分割数により処理対象画像の全体を分割する(ステップST4)。この分割の処理を通常分割処理と称する。図4は通常分割処理による画像の分割を説明するための図である。なお、ここではステップST1において画像の分割数として4が入力されたものとする。図4に示すように、通常分割処理により、ユーザが選択した人物を含まない処理対象画像41はその全体が入力された分割数により単純に分割される。なお、ステップST4の処理が終了すると、後述するステップST10に進む。
ステップST3が肯定されると、メイン顔領域選択部34が処理対象画像に含まれる顔領域からメイン顔領域を選択する(ステップST5)。図5はメイン顔領域の選択を説明するための図である。まず、図5(a)に示すように2つの顔を含む画像42の場合、2つの顔領域42A,42Bが検出される。この場合、2つの顔領域42A,42Bのうち顔領域42Bが画像42のほぼ中央に位置することから、顔領域42Bをメイン顔領域として選択する。
また、図5(b)に示すように3つの顔を含む画像44の場合、3つの顔領域44A,44B,44Cが検出される。この場合、3つの顔領域44A,44B,44Cのうち顔領域44Bが2つの顔領域44A,44Cの間に位置することから、顔領域44Bをメイン顔領域として選択する。
また、図5(c)に示すように大きな1つの顔を含む画像46の場合、1つの顔領域46Aのみが検出されるため、この顔領域46Aをメイン顔領域とする。
なお、検出した顔領域を画像上において視認可能に表示部18に表示し、ユーザがリモコン5を操作することにより、ユーザにメイン顔領域を選択させるようにしてもよい。この場合、メイン顔領域選択部34は不要となる。
続いて、通常分割処理によりメイン顔領域が分断されるか否かを判定する(ステップST6)。これは通常分割処理による分割位置が、メイン顔領域上に位置するか否かを判定することにより行う。ここで、図5に示す画像42,44,46を分割数4により通常分割すると、図6に示すようにいずれの画像42,44,46においてもメイン顔領域42B,44B,46Aが分断されることとなる。
そして、ステップST6が否定された場合はステップST4に進み、通常分割処理を行う。ステップST6が肯定された場合は、メイン顔領域が分断されないように処理対象画像を分割する(ステップST7)。この分割の処理を非分断分割処理と称する。以下、非分断分割処理について説明する。
図7は第1の実施形態における非分断分割処理のフローチャートである。ここで、第1の実施形態においては、図3に示すようなテンプレートにより処理対象画像を複数の小領域に分割するものであるが、図8に示すように、テンプレートによる分割数が4である場合、分割の境界線により区切られる小領域を分割ブロック48A〜48D、すべての分割ブロック48A〜48Dの集合体を分割範囲48と称するものとする。
CPU12は、まず分割範囲のサイズを初期サイズに設定する(ステップST21)。ここで、初期サイズは処理対象画像と同一のサイズである。次いで、CPU12は、分割ブロックのサイズが、メイン顔領域のサイズよりも大きいか否かを判定する(ステップST22)。ここで、分割ブロックのサイズがメイン顔領域のサイズより大きいとは、分割ブロックが、分割ブロック内にメイン顔領域を完全に含むことができるサイズを有することを意味する。なお、処理対象画像を4分割する場合において、処理対象画像が図5(a)に示す画像42である場合、分割ブロックのサイズはメイン顔領域のサイズよりも大きくなる。一方、処理対象画像が図5(c)に示す画像46である場合、分割ブロックのサイズはメイン顔領域のサイズよりも小さくなる。
ステップST22が肯定されると、第1の分割設定部36Aが第1の分割処理を行う。まず、第1の分割設定部36Aは、処理対象画像上のあらかじめ定めた探索範囲内において、分割範囲のラスタ走査を開始する(ステップST23)。
図9はラスタ走査を説明するための図である。図9(a)に示すように第1の分割設定部36Aは、処理対象画像50の左上隅を原点とした座標系を設定し、分割範囲48における右下隅の分割ブロック48Dの左辺が処理対象画像50の左辺と一致する位置をラスタ走査のx方向初期位置とする。とくに、x方向初期位置において、右下隅の分割ブロック48Dの上辺が処理対象画像50の上限と一致する位置は探索範囲の走査開始位置となる。
そして、分割設定部36は、分割範囲48を例えば1画素ずつx方向に移動することにより分割範囲48を処理対象画像50のx方向に走査する。そして、分割範囲48における最も左側の分割ブロック48Aの右辺が処理対象画像50の右辺と一致する位置(x方向終了位置とする)まで分割範囲48をx方向に走査すると、分割範囲48をx方向初期位置に戻し、さらに分割範囲48を処理対象画像50に対して1画素y方向に移動することにより分割範囲48をy方向に走査し、さらに、x方向終了位置までx方向への走査を行う。
以上の処理を、図9(b)に示すように、分割範囲48における左上隅の分割ブロック48Aの右辺が処理対象画像50の右辺と一致するとともに、下辺が処理対象画像50の下辺と一致する位置(探索範囲の走査終了位置)まで繰り返すことにより、分割範囲48を処理対象画像50上においてラスタ走査する。
ラスタ走査が終了すると、第1の分割設定部36Aは、後述するように分割領域48のサイズをアスペクト比を維持したまま縮小して再度探索範囲のラスタ走査を行う。なお、縮小率としては、分割範囲48を所定倍率小さくすればよい。
第1の分割設定部36Aは、上記ラスタ走査における各走査位置において分割領域および分割位置を決定するための評価値を算出する(ステップST24)。図10は第1の分割処理における評価値の算出を説明するための図である。なお、図10においては図5(a)に示す画像42を処理対象画像としている。図10に示すように第1の分割設定部36Aは、分割範囲48の各走査位置において、分割範囲48が処理対象画像42からはみ出す斜線で示す領域(ブランク領域BLとする)の面積H1、および分割範囲48の境界線によるメイン顔領域の分断数H2を算出する。なお、図10に示す走査位置においては、メイン顔領域42Bの分断数H2は2となる。そして、各走査位置において、下記の式(1)により評価値H0を算出する。
H0=H1+H2−H3 (1)
なお、H3は分割範囲48の面積である。
ここで、第1の実施形態においては評価値H0の値が小さい走査位置ほど、ブランク領域BLの面積が小さく、メイン顔領域の分断数が小さく、かつ分割範囲48が大きいこととなるため、処理対象画像を分割した場合により好ましい分割画像が得られることから、評価が高いこととなる。このため、第1の分割設定部36Aは、1回の探索範囲のラスタ走査毎に、各走査位置において得られる評価値のうちの最小評価値、その最小評価値を算出した走査位置および分割範囲のサイズをシステムメモリ14またはハードディスク24に保存する(ステップST25)。なお、走査位置としては分割範囲48の中心の処理対象画像上における座標位置を用いることができる。そして、第1の分割設定部36Aは1回の探索範囲のラスタ走査が終了すると、分割ブロックのサイズがメイン顔領域のサイズ以下であるか否かを判定し(ステップST26)、ステップST26が否定されると、分割範囲48を縮小し(ステップST27)、ステップST23に戻り、ステップST23以降の処理を繰り返す。
なお、分割ブロックのサイズがメイン顔領域のサイズ以下であるとは、分割ブロックの高さがメイン顔領域の高さ以下であり、かつ分割ブロックの幅がメイン顔領域の幅以下であることを意味する。
これにより、例えば図11に示すように分割ブロックがメイン顔領域42Bに内接する最終サイズとなるまで分割範囲48を縮小して、ステップST23からステップST25の処理を繰り返す。
なお、2回目以降のラスタ走査においては、システムメモリ14またはハードディスク24に保存されている最小評価値よりも小さい最小評価値が算出された場合にのみ、算出した最小評価値、その最小評価値を算出した走査位置および分割範囲のサイズをシステムメモリ14またはハードディスク24に保存する。
一方、ステップST22が否定されると、顔パーツ検出部38が、メイン顔領域から顔パーツを検出する(ステップST28)。なお、顔パーツの抽出処理は、目、口および鼻からなる顔パーツのパターンをテンプレートとしてメイン顔領域の全体を走査し、最もテンプレートとマッチする位置を顔パーツの位置とする手法を用いることができる。また、例えば特開2000−132688号公報に記載されたように、テンプレートマッチングにより求めた処理対象画像上における顔パーツの存在確率と、サンプルデータから求めたあらかじめ学習された顔パーツ位置の確率分布がともに大きくなる点を顔パーツの位置とする手法を用いてもよい。また、特開2004−78637号公報に記載されたように、顔領域からエッジ成分を抽出し、顔領域の位置および大きさと顔の幾何学的特徴を考慮して顔パーツの位置を求める手法を用いてもよい。その他、特開2005−56124号公報に記載された手法等、公知の任意の手法を用いることができる。
続いて、第2の分割設定部36Bが第2の分割処理を行う。まず、第2の分割設定部36Bは、第1の分割設定部36Aと同様にラスタ走査を開始する(ステップST29)。なお、探索範囲は第1の分割設定部36Aと同一とする。そして、ラスタ走査が終了すると、第2の分割設定部36Bは、分割範囲48のサイズをアスペクト比を維持したまま縮小して再度探索範囲のラスタ走査を行う。
第2の分割設定部36Bは、上記ラスタ走査における各走査位置において分割領域および分割位置を決定するための評価値を算出する(ステップST30)。図12は第2の分割処理における評価値の算出を説明するための図である。なお、図12においては図5(c)に示す画像46を処理対象画像としている。図12に示すように第2の分割設定部36Bは、分割範囲48の各走査位置において、分割範囲48が処理対象画像46からはみ出す斜線で示すブランク領域BLの面積H11、および分割範囲48の境界線による目の分断数H12、口の分断数H13および鼻の分断数H14を算出する。なお、図12に示す走査位置においては、目の分断数H12は右目が2、左目が4の合計6となり、口の分断数H13は2、鼻の分断数H14は0となる。そして、各走査位置において、下記の式(2)により評価値H10を算出する。
H10=H11+α1×H12+α2×H13+α3×H14−H15 (2)
なお、H15は分割範囲48の面積である。また、α1,α2,α3は重み係数であり、α1>α2>α3である。
ここで、第1の実施形態においては評価値H10の値が小さい走査位置ほど、ブランク領域の面積が小さく、顔パーツの分断数が小さく、かつ分割範囲48が大きいこととなるため、処理対象画像を分割した場合により好ましい分割画像が得られることから、評価が高いこととなる。また、重み係数をα1>α2>α3としているため、目、口および鼻が同じ分断数に分断されていても、評価値は目、口および鼻の順で大きくなる。これにより、目が分断された場合は鼻および口が分断された場合よりも評価値が大きい、すなわち評価が低くなる。このように重み係数を設定しているのは、顔パーツのうち、目、口および鼻の順でその人物を特徴づけることができるからである。
このため、第2の分割設定部36Aは、1回の探索範囲のラスタ走査毎に、各走査位置において得られる評価値のうちの最小評価値、その最小評価値を算出した走査位置および分割範囲のサイズをシステムメモリ14またはハードディスク24に保存する(ステップST31)。そして、第2の分割設定部36Bは1回の探索範囲のラスタ走査が終了すると、分割範囲48のサイズがメイン顔領域のサイズ以下であるか否かを判定し(ステップST32)、ステップST32が否定されると、分割範囲48を縮小し(ステップST33)、ステップST29に戻り、ステップST29以降の処理を繰り返す。
これにより、例えば図13に示すように分割範囲48がメイン顔領域46Aに内接する最終サイズとなるまで分割範囲48を縮小して、ステップST29からステップST32の処理を繰り返す。
なお、2回目以降のラスタ走査においては、システムメモリ14またはハードディスク24に保存されている最小評価値よりも小さい最小評価値が算出された場合にのみ、算出した最小評価値、その最小評価値を算出した走査位置および分割範囲のサイズをシステムメモリ14またはハードディスク24に保存する。
ステップST26およびステップST32が肯定されると、現在システムメモリ14またはハードディスク24に保存されている最小評価値を得た走査位置および分割範囲48のサイズにより画定される領域を分割領域に、分割範囲48の境界線を分割位置に決定し(ステップST34)、非分断分割処理を終了する。
図14は分割数を4とした場合の非分断分割処理による分割結果を示す図であり、図14(a)は図5(a)に示す画像42の、図14(b)は図5(b)に示す画像44の、図14(c)は図5(c)に示す画像46の分割結果を示す。また、図15は通常分割処理による分割結果を示す図であり、図15(a)は図5(a)に示す画像42の、図15(b)は図5(b)に示す画像44の、図15(c)は図5(c)に示す画像46の分割結果を示す。
まず、画像42の場合、通常分割処理を行うと図15(a)に示すように、画像に含まれる右側の人物の顔(メイン顔領域に対応)が4つに、左側の人物の顔が2つの分断されるが、第1の実施形態による非分断分割処理を行うと、図14(a)に示すように二人の人物の顔がともに分断されないこととなる。
また、画像44の場合は、図14(b)および図15(b)に示すように、通常分割処理による分割結果と、非分断分割処理による分割結果とはそれほど異ならないものとなる。
また、画像46の場合、通常分割処理を行うと図15(c)に示すように、画像に含まれる人物の目、口および鼻のすべてが分断されるが、第1の実施形態による非分断分割処理を行うと、図14(c)に示すように鼻および口のみが分断されることとなる。
図2に戻り、CPU12は分割結果を表示部18に表示する(ステップST8)。すなわち、処理対象画像に分割領域および分割位置による境界線を重ねて表示部18に表示する。図16は分割結果の表示画面を示す図である。図16に示すように分割結果表示画面54は、分割結果を表示する結果表示エリア54Aと、変更する分割数を入力するための分割数入力エリア54Bと、分割数および分割位置の変更を確定するための確定ボタン54Cとが表示されている。
ユーザは分割結果表示画面54において、分割数を変更したい場合には分割数入力エリア54Bに所望とする分割数を入力する。また、結果表示エリア54Aにおいて、リモコン5を用いて、分割領域のサイズを変更したり、分割位置を変更することができる。そして確定ボタン54Cを選択することにより、分割数、分割領域および分割位置を確定することができる。なお、ユーザは分割数、分割領域および分割位置を変更することなく確定ボタン54Cを選択してもよいことはもちろんである。
CPU12は、ユーザが確定ボタン54Cを選択することにより、分割数、分割領域および分割位置の確定の指示、すなわち分割結果の確定の指示がなされたか否かの監視を開始し(ステップST9)、ステップST9が肯定されると、確定した分割領域および分割位置により分割される小領域単位で分割印刷を行い(ステップST10)、処理を終了する。
このように第1の実施形態においては、指定された分割数による分割ブロックのサイズが処理対象画像におけるメイン顔領域のサイズよりも大きいか否かを判定し、この判定が肯定された場合には、分割範囲48の境界線が処理対象画像におけるメイン顔領域の位置とは異なる位置となるように、分割領域および分割位置を設定するようにしたため、設定された分割領域および分割位置により画像を分割した場合に、画像に含まれるメイン顔領域ができるだけ分断されないようにすることができる。
一方、上記判定が否定された場合には、顔領域に含まれる顔パーツを検出し、分割範囲48の境界線がメイン顔領域に含まれる顔パーツの位置とは異なる位置となるように、分割領域および分割位置を設定するようにしたため、メイン顔領域が分断されてしまうかもしれないが、メイン顔領域に含まれる顔パーツができるだけ分断されないようにすることができる。
また、処理対象画像が複数の顔を含む場合に、複数の顔領域からメイン顔領域を選択することにより、メイン顔領域が分断されてしまうことを確実に防止できる。
また、分割結果を表示し、分割数、分割領域および/または分割位置の修正指示を受け付けることにより、ユーザは、分割数、分割領域および/または分割位置を所望とするように設定し直すことができる。
なお、上記第1の実施形態においては、第1および第2の分割設定部36A,36Bを別個に設けているが、第1および第2の分割設定部36A,36Bの双方の機能を有する単一の分割設定部を設けるようにしてもよい。
次いで、本発明の第2の実施形態について説明する。図17は本発明の第2の実施形態による画像分割装置の構成を示す概略ブロック図である。なお、第2の実施形態において第1の実施形態と同一の構成については同一の参照番号を付与し、ここでは詳細な説明は省略する。第2の実施形態による画像分割装置101は、第1の実施形態による画像分割装置1において、第2の分割設定部36Bおよび顔パーツ検出部38を省略したものである。
以下、第2の実施形態において行われる処理について説明する。なお、第2の実施形態においては、第1の実施形態とは非分断分割処理の内容のみが異なるため、ここでは第2の実施形態における非分断分割処理についてのみ説明する。
図18は第2の実施形態における非分断分割処理のフローチャートである。CPU12は、まず分割範囲のサイズを初期サイズに設定する(ステップST41)。次いで、第1の分割設定部36Aが第1の分割処理を行う。まず、第1の分割設定部36Aは、上記第1の実施形態と同様に、処理対象画像上のあらかじめ定めた探索範囲内において、分割範囲のラスタ走査を開始する(ステップST42)。
第1の分割設定部36Aは、上記第1の実施形態と同様に、上記ラスタ走査における各走査位置において分割位置を決定するための評価値を式(1)により算出し(ステップST43)、1回の探索範囲のラスタ走査毎に、各走査位置において得られる評価値のうちの最小評価値、その最小評価値を算出した走査位置および分割範囲のサイズをシステムメモリ14またはハードディスク24に保存する(ステップST44)。そして、第1の分割設定部36Aは1回の探索範囲のラスタ走査が終了すると、分割ブロックのサイズがメイン顔領域のサイズ以下であるか否かを判定し(ステップST45)、ステップST45が否定されると、分割範囲48を縮小し(ステップST46)、ステップST42に戻り、ステップST42以降の処理を繰り返す。
なお、2回目以降のラスタ走査においては、システムメモリ14またはハードディスク24に保存されている最小評価値よりも小さい最小評価値が算出された場合にのみ、算出した最小評価値、その最小評価値を算出した走査位置および分割範囲のサイズをシステムメモリ14またはハードディスク24に保存する。
ステップST45が肯定されると、現在システムメモリ14またはハードディスク24に保存されている最小評価値を得た走査位置および分割範囲48のサイズにより画定される領域を分割領域に、分割範囲48の境界線を分割位置に決定し(ステップST47)、非分断分割処理を終了する。
これにより、例えば上記図5(a)に示す画像42を処理対象画像とした場合、図14(a)に示すように二人の人物をともに分断しないように分割位置を設定することができる。
なお、第2の実施形態による画像分割装置101においては、図5(b)、(c)に示すような画像44,46の場合、分割数によっては必ずメイン顔領域を分断することになる。このため、評価値を算出する際に、メイン顔領域に含まれる顔パーツの分断数を考慮することが好ましい。以下、これを第3の実施形態として説明する。
図19は本発明の第3の実施形態による画像分割装置の構成を示す概略ブロック図である。なお、第3の実施形態において第1の実施形態と同一の構成については同一の参照番号を付与し、ここでは詳細な説明は省略する。図19に示すように第3の実施形態による画像分割装置201は、第2の実施形態による第1の分割設定部36Aに代えて、第1の分割設定部36Aとは異なる評価値の算出を行う第3の分割設定部36C、および顔パーツ検出部38を備えた点が第2の実施形態と異なる。
以下、第3の実施形態において行われる処理について説明する。なお、第3の実施形態においては、第2の実施形態とは非分断分割処理の内容のみが異なるため、ここでは第3の実施形態における非分断分割処理についてのみ説明する。
図20は第3の実施形態における分割数設定処理のフローチャートである。CPU12は、まず分割範囲のサイズを初期サイズに設定する(ステップST51)。次いで、顔パーツ検出部38が、処理対象画像に含まれるメイン顔領域から顔パーツを検出する(ステップST52)。
続いて、第3の分割設定部36Cが第3の分割処理を行う。まず、第3の分割設定部36Cは、上記第1の実施形態と同様に、処理対象画像上のあらかじめ定めた探索範囲内において、分割範囲のラスタ走査を開始する(ステップST53)。
そして、第3の分割設定部36Cは、上記ラスタ走査における各走査位置において分割位置を決定するための評価値を算出する(ステップST54)。第3の分割設定部36Cは、分割範囲48の各走査位置において、分割範囲48が処理対象画像46からはみ出すブランク領域BLの面積H21、分割範囲48の境界線によるメイン顔領域の分断数H22、並びにメイン顔領域における目の分断数H23、口の分断数H24および鼻の分断数H25を算出する。なお、上記図12に示す走査位置においては、メイン顔領域の分断数H22は4、目の分断数H23は右目が2、左目が4の合計6となり、口の分断数H24は2、鼻の分断数H25は0となる。そして、各走査位置において、下記の式(3)により評価値H20を算出する。
H20=H21+H22+α1×H23+α2×H24+α3×H25−H26 (2)
なお、H26は分割範囲48の面積である。また、α1,α2,α3は重み係数であり、α1>α2>α3である。
ここで、第3の実施形態においては評価値H20の値が小さい走査位置ほど、ブランク領域の面積が小さく、メイン顔領域の分断数およびメイン顔領域の顔パーツの分断数が小さく、かつ分割範囲48が大きいこととなるため、処理対象画像を分割した場合により好ましい分割画像が得られることから、評価が高いこととなる。また、重み係数をα1>α2>α3としているため、目、鼻口および鼻が同じ分断数に分断されていても、評価値は目、口および鼻の順で大きくなる。これにより、目が分断された場合は鼻および口が分断された場合よりも評価値が高い、すなわち評価が低くなる。このように重み係数を設定しているのは、顔パーツのうち、目、口および鼻の順でその人物を特徴づけることができるからである。
このため、第3の分割設定部36Cは、1回の探索範囲のラスタ走査毎に、各走査位置において得られる評価値のうちの最小評価値、その最小評価値を算出した走査位置および分割範囲のサイズをシステムメモリ14またはハードディスク24に保存する(ステップST55)。そして、第3の分割設定部36Cは1回の探索範囲のラスタ走査が終了すると、分割範囲48のサイズがメイン顔領域のサイズ以下であるか否かを判定し(ステップST56)、ステップST56が否定されると、分割範囲48を縮小し(ステップST57)、ステップST53に戻り、ステップST53以降の処理を繰り返す。
なお、2回目以降のラスタ走査においては、システムメモリ14またはハードディスク24に保存されている最小評価値よりも小さい最小評価値が算出された場合にのみ、算出した最小評価値、その最小評価値を算出した走査位置および分割範囲のサイズをシステムメモリ14またはハードディスク24に保存する。
ステップST56が肯定されると、現在システムメモリ14またはハードディスク24に保存されている最小評価値を得た走査位置および分割範囲48のサイズにより画定される領域を分割領域に、分割範囲48の境界線を分割位置に決定し(ステップST58)、非分断分割処理を終了する。
これにより、例えば上記図5(c)に示す画像46を処理対象画像とした場合、図15(c)に示すように、画像に含まれる人物の目、口および鼻のすべてが分断されるが、第3の実施形態による非分断分割処理を行うと、図14(c)に示すように鼻および口のみが分断されるように分割位置を設定することができる。
なお、上記第3の実施形態においては、ステップST56において分割範囲のサイズがメイン顔領域のサイズ以下であるか否かを判定しているが、処理対象画像に含まれる顔領域のサイズに応じて、分割ブロックのサイズがメイン顔領域のサイズ以下であるか否かを判定するようにしてもよい。
また、上記第2および第3の実施形態においては、分割数をユーザが入力しているが、分割数を自動で設定するようにしてもよい。以下、これを第4の実施形態として説明する。図21は第4の実施形態による画像分割装置の構成を示す概略ブロック図である。なお、ここでは第2の実施形態において分割数を自動で設定する場合について説明するものとし、図21において第2の実施形態と同一の構成については同一の参照番号を付与し、詳細な説明は省略する。第4の実施形態による画像分割装置301は、分割数を設定するための分割数設定部60を備えた点が第2の実施形態と異なる。
なお、第4の実施形態において行われる処理は、第2の実施形態における分割数の指定が分割数の設定処理に代わるものであるため、ここでは分割数の設定処理についてのみ説明する。
図22は分割数設定処理のフローチャートである。顔領域検出部32が、処理対象画像に含まれる顔領域を検出し(ステップST61)、メイン顔領域選択部34が処理対象画像に含まれる顔領域からメイン顔領域を選択する(ステップST62)。なお、表示部18に図5に示すように画像に顔領域を含めて表示部18に表示し、ユーザがリモコン5を操作することにより、ユーザにメイン顔領域を選択させるようにしてもよい。
そして、分割数設定部60が、分割数IDを1にセットする(ステップST63)。図23は分割数IDを示す図である。図23に示すように第4の実施形態においては、ハードディスク24に保存されているテンプレートによる分割数に応じて分割数IDが付与されている。すなわち、2分割には1、4分割には2、9分割には3、16分割には4、25分割には5の分割数IDがそれぞれ付与されている。なお、便宜上ID=0とは分割なしとして扱うものとする。
続いて、分割数設定部60が、処理対象画像の全領域を分割範囲とした場合の、セットされた分割数IDに対応する分割数により分割範囲を分割することにより得られる分割ブロックのサイズがメイン顔領域のサイズよりも小さいか否かを判定する(ステップST64)。ステップST64が肯定されると、現在の分割数IDに1を加え(ステップST65)、再度ステップST64の処理を行う。
ステップST64が否定されると、現在の分割数IDが1であるか否かを判定し(ステップST66)、ステップST66が肯定されると、分割数をID=1に対応する2に設定し(ステップST67)、処理を終了する。ステップST66が否定されると、現在のIDから1を引いたIDに対応する分割数に決定し(ステップST68)、分割数設定処理を終了する。
図24は分割数の設定を説明するための図である。なお、図24においては図5(a)に示す画像42を処理対象画像とした場合の分割数の設定を説明するための図である。図24に示すように、画像42におけるメイン顔領域42Bのサイズと、各分割数による分割ブロックのサイズとを比較すると、分割数が16の場合は分割ブロック内にメイン顔領域42Bが含まれることとなるが、分割数が25になると分割ブロックのサイズはメイン顔領域42Bよりも小さくなる。このため、処理対象画像42については、分割数が16に設定されることとなる。なお、図5(b)に示す画像44については分割数は9に設定される。また、図5(c)に示す画像46については、分割数は2または4に設定されることとなる。
このように、第4の実施形態においては、メイン顔領域のサイズが分割ブロックのサイズよりも小さくなるように画像の分割数を設定し、設定された分割数により分割領域および分割位置を設定するようにしたため、分割ブロック内にメイン顔領域が含まれるように分割領域および分割位置を設定することが可能となり、これにより、とくに処理対象画像に含まれる顔領域が比較的小さい場合に、メイン顔領域が分断されてしまうことを確実に防止することができる。
次いで、本発明の第5の実施形態について説明する。図25は本発明の第5の実施形態による画像分割装置の構成を示す概略ブロック図である。なお、第5の実施形態において第1の実施形態と同一の構成については同一の参照番号を付与し、ここでは詳細な説明は省略する。第5の実施形態による画像分割装置401は、第1の実施形態による画像分割装置1において、第1の分割設定部36Aを省略したものである。
以下、第5の実施形態において行われる処理について説明する。なお、第5の実施形態においては、第1の実施形態とは非分断分割処理の内容のみが異なるため、ここでは第5の実施形態における非分断分割処理についてのみ説明する。
図26は第5の実施形態における非分断分割処理のフローチャートである。CPU12は、まず分割範囲のサイズを初期サイズに設定する(ステップST71)。次いで、顔パーツ検出部38が、処理対象画像に含まれるすべての顔領域から顔パーツを検出する(ステップST72)。次いで、第2の分割設定部36Bが第2の分割処理を行う。まず、第2の分割設定部36Bは、上記第1の実施形態と同様に、処理対象画像上のあらかじめ定めた探索範囲内において、分割範囲のラスタ走査を開始する(ステップST73)。
第2の分割設定部36Bは、上記第1の実施形態と同様に、上記ラスタ走査における各走査位置において分割位置を決定するための評価値を式(2)により算出し(ステップST74)、1回の探索範囲のラスタ走査毎に、各走査位置において得られる評価値のうちの最小評価値、その最小評価値を算出した走査位置および分割範囲のサイズをシステムメモリ14またはハードディスク24に保存する(ステップST75)。なお、第5の実施形態においては、式(2)における目の分断数H12、口の分断数H13および鼻の分断数H14は、処理対象画像に含まれるすべての顔領域に含まれる目、口および鼻の分断数である。そして、第2の分割設定部36Bは1回の探索範囲のラスタ走査が終了すると、分割範囲48のサイズがメイン顔領域のサイズ以下であるか否かを判定し(ステップST76)、ステップST76が否定されると、分割範囲48を縮小し(ステップST77)、ステップST73に戻り、ステップST73以降の処理を繰り返す。
なお、2回目以降のラスタ走査においては、システムメモリ14またはハードディスク24に保存されている最小評価値よりも小さい最小評価値が算出された場合にのみ、算出した最小評価値、その最小評価値を算出した走査位置および分割範囲のサイズをシステムメモリ14またはハードディスク24に保存する。
ステップST76が肯定されると、現在システムメモリ14またはハードディスク24に保存されている最小評価値を得た走査位置および分割範囲48のサイズにより画定される領域を分割領域に、分割範囲48の境界線を分割位置に決定し(ステップST78)、非分断分割処理を終了する。
これにより、処理対象画像に含まれる顔領域の顔パーツをできるだけ分断しないように分割位置を設定することができる。
ここで、上記第5の実施形態においては、ステップST76において分割範囲のサイズがメイン顔領域のサイズ以下であるか否かを判定しているが、処理対象画像に含まれる顔領域のサイズに応じて、分割ブロックのサイズがメイン顔領域のサイズ以下であるか否かを判定するようにしてもよい。
なお、上記各実施形態においては、分割印刷を目的として画像を分割しているが、複数のモニタに1つの画像を表示する際に、各モニタに表示する画像を決定することを目的として、画像を分割するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態に係る装置について説明したが、コンピュータを、顔領域検出部32、メイン顔領域検出部34、第1から第3の分割設定部36A〜36C、顔パーツ検出部38および分割数設定部60に対応する手段として機能させ、図2,7,18,20,22,26に示すような処理を行わせるプログラムも、本発明の実施形態の1つである。また、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体も、本発明の実施形態の1つである。
本発明の第1の実施形態による画像分割装置の構成を示す概略ブロック図 第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 分割数入力画面を示す図 通常分割処理による画像の分割を説明するための図(その1) メイン顔領域の選択を説明するための図 通常分割処理による画像の分割を説明するための図(その1) 第1の実施形態における非分断分割処理のフローチャート 分割範囲および分割ブロックを説明するための図 ラスタ走査を説明するための図 第1の分割処理における評価値の算出を説明するための図 分割範囲の縮小を説明するための図(その1) 第2の分割処理における評価値の算出を説明するための図 分割範囲の縮小を説明するための図(その2) 非分断分割処理による分割結果を示す図 通常分割処理による分割結果を示す図 分割結果表示画面を示す図 本発明の第2の実施形態による画像分割装置の構成を示す概略ブロック図 第2の実施形態における非分断分割処理のフローチャート 本発明の第3の実施形態による画像分割装置の構成を示す概略ブロック図 第3の実施形態における非分断分割処理のフローチャート 本発明の第4の実施形態による画像分割装置の構成を示す概略ブロック図 第4の実施形態における分割数設定処理のフローチャート 分割数IDを示す図 分割数の設定を説明するための図 本発明の第5の実施形態による画像分割装置の構成を示す概略ブロック図 第5の実施形態における非分断分割処理のフローチャート
符号の説明
1、101,201,301,401,501 画像分割装置
2 メモリカード
3 プリンタ
5 リモコン
12 CPU
14 システムメモリ
16 入力部
18 表示部
20 カードスロット
22 圧縮解凍部
24 ハードディスク
26 メモリ制御部
28 表示制御部
30 プリンタインターフェース
32 顔領域検出部
34 メイン顔領域選択部
36A,36B,36C 分割設定部
38 顔パーツ検出部
60 分割数設定部

Claims (25)

  1. 1または複数の顔を含む画像を同一サイズを有する複数の小領域に分割する画像分割装置において、
    前記画像の分割数の指定を受け付ける分割数指定手段と、
    前記画像に含まれる1または複数の顔領域を検出する顔領域検出手段と、
    前記小領域の境界が、前記画像におけるメイン顔領域の位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定する第1の分割設定手段と、
    前記メイン顔領域に含まれる顔パーツを検出する顔パーツ検出手段と、
    前記小領域の境界が、前記メイン顔領域に含まれる前記顔パーツの位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定する第2の分割設定手段と、
    前記画像の全体を前記指定された分割数により分割することにより得られる小領域のサイズが前記メイン顔領域のサイズよりも大きいか否かを判定する判定手段と、
    該判定が肯定された場合に前記第1の分割設定手段により前記分割領域および前記分割位置を設定し、該判定が否定された場合に前記顔パーツ検出手段により前記顔パーツを検出し、前記第2の分割設定手段により前記分割領域および前記分割位置を設定するよう、前記第1の分割設定手段、前記顔パーツ検出手段、および前記第2の分割設定手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像分割装置。
  2. 前記第1の分割設定手段は、前記複数の小領域からなる分割範囲を、前記画像全体のサイズと一致する初期サイズから、前記小領域の幅および高さが前記メイン顔領域のサイズ以下となる最終サイズとなるまで段階的に小さくしつつ、各サイズによる前記分割範囲を前記画像上の走査開始位置から走査終了位置まで走査させ、各走査位置において、前記分割範囲が前記画像からはみ出すブランク領域の面積、前記小領域の境界が前記メイン顔領域を分断する分断数および前記分割範囲の面積に基づく評価値を算出し、該評価値が最小となった走査位置における前記分割範囲および前記小領域の境界を、それぞれ前記分割領域および前記分割位置として設定する手段であることを特徴とする請求項1記載の画像分割装置。
  3. 前記第2の分割設定手段は、前記複数の小領域からなる分割範囲を、前記画像全体のサイズと一致する初期サイズから、前記分割範囲の幅および高さが前記メイン顔領域のサイズ以下となる最終サイズとなるまで段階的に小さくしつつ、各サイズによる前記分割範囲を前記画像上の走査開始位置から走査終了位置まで走査させ、各走査位置において、前記分割範囲が前記画像からはみ出すブランク領域の面積、前記小領域の境界が前記顔パーツを分断する分断数および前記分割範囲の面積に基づく評価値を算出し、該評価値が最小となった走査位置における前記分割範囲および前記小領域の境界を、それぞれ前記分割領域および前記分割位置として設定する手段であることを特徴とする請求項1または2記載の画像分割装置。
  4. 前記画像が複数の顔を含む場合に、前記複数の顔領域から前記メイン顔領域を選択するメイン顔領域選択手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の画像分割装置。
  5. 前記画像が複数の顔を含む場合に、前記複数の顔領域からの前記メイン顔領域の選択を受け付けるメイン顔領域選択受付手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の画像分割装置。
  6. 前記画像を前記設定した分割領域および分割位置を表す境界線とともに表示する表示手段と、
    前記分割数、前記分割領域および/または前記分割位置の修正指示を受け付ける修正指示手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の画像分割装置。
  7. 1または複数の顔を含む画像を同一サイズを有する複数の小領域に分割する画像分割装置において、
    前記画像に含まれる1または複数の顔領域を検出する顔領域検出手段と、
    前記小領域の境界が、前記画像におけるメイン顔領域の位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定する分割設定手段とを備えたことを特徴とする画像分割装置。
  8. 前記メイン顔領域に含まれる顔パーツを検出する顔パーツ検出手段をさらに備え、
    前記分割設定手段は、前記小領域の境界が、さらに前記メイン顔領域に含まれる前記顔パーツの位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定する手段であることを特徴とする請求項7記載の画像分割装置。
  9. 前記分割設定手段は、前記複数の小領域からなる分割範囲を、前記画像全体のサイズと一致する初期サイズから、前記小領域の幅および高さが前記メイン顔領域のサイズ以下となる最終サイズとなるまで段階的に小さくしつつ、各サイズによる前記分割範囲を前記画像上の走査開始位置から走査終了位置まで走査させ、各走査位置において、前記分割範囲が前記画像からはみ出すブランク領域の面積、前記小領域の境界が前記メイン顔領域を分断する分断数および前記分割範囲の面積に基づく評価値を算出し、該評価値が最小となった走査位置における前記分割範囲および前記小領域の境界を、それぞれ前記分割領域および前記分割位置として設定する手段であることを特徴とする請求項7記載の画像分割装置。
  10. 前記分割設定手段は、前記複数の小領域からなる分割範囲を、前記画像全体のサイズと一致する初期サイズから、前記小領域または前記分割範囲の幅および高さが前記メイン顔領域のサイズ以下となる最終サイズとなるまで段階的に小さくしつつ、各サイズによる前記分割範囲を前記画像上の走査開始位置から走査終了位置まで走査させ、各走査位置において、前記分割範囲が前記画像からはみ出すブランク領域の面積、前記小領域の境界が前記メイン顔領域を分断する分断数、前記小領域の境界が前記顔パーツを分断する分断数および前記分割範囲の面積に基づく評価値を算出し、該評価値が最小となった走査位置における前記分割範囲および前記小領域の境界を、それぞれ前記分割領域および前記分割位置として設定する手段であることを特徴とする請求項8記載の画像分割装置。
  11. 前記メイン顔領域のサイズが前記画像の全体を分割することにより得られる小領域のサイズよりも小さくなるように前記画像の分割数を設定する分割数設定手段をさらに備え、
    前記分割設定手段は、前記設定された分割数により前記分割領域および前記分割位置を設定する手段であることを特徴とする請求項7から10のいずれか1項記載の画像分割装置。
  12. 前記画像の分割数の指定を受け付ける分割数指定手段をさらに備え、
    前記分割設定手段は、前記設定された分割数により前記分割領域および前記分割位置を設定する手段であることを特徴とする請求項7から10のいずれか1項記載の画像分割装置。
  13. 前記画像が複数の顔を含む場合に、前記複数の顔領域から前記メイン顔領域を選択するメイン顔領域選択手段をさらに備えたことを特徴とする請求項7から12のいずれか1項記載の画像分割装置。
  14. 前記画像が複数の顔を含む場合に、前記複数の顔領域からの前記メイン顔領域の選択を受け付けるメイン顔領域選択受付手段をさらに備えたことを特徴とする請求項7から12のいずれか1項記載の画像分割装置。
  15. 前記画像を前記設定した分割領域および分割位置を表す境界線とともに表示する表示手段と、
    前記分割数、前記分割領域および/または前記分割位置の修正指示を受け付ける修正指示手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項7から12のいずれか1項記載の画像分割装置。
  16. 1または複数の顔を含む画像を同一サイズを有する複数の小領域に分割する画像分割装置において、
    前記画像に含まれる1または複数の顔領域を検出する顔領域検出手段と、
    前記1または複数の顔領域に含まれる顔パーツを検出する顔パーツ検出手段と、
    前記小領域の境界が、前記1または複数の顔領域に含まれる前記顔パーツの位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定する分割設定手段とを備えたことを特徴とする画像分割装置。
  17. 前記分割設定手段は、前記複数の小領域からなる分割範囲を、前記画像全体のサイズと一致する初期サイズから、前記小領域または前記分割範囲の幅および高さが前記メイン顔領域のサイズ以下となる最終サイズとなるまで段階的に小さくしつつ、各サイズによる前記分割範囲を前記画像上の走査開始位置から走査終了位置まで走査させ、各走査位置において、前記分割範囲が前記画像からはみ出すブランク領域の面積、前記小領域の境界が前記顔パーツを分断する分断数および前記分割範囲の面積に基づく評価値を算出し、該評価値が最小となった走査位置における前記分割範囲および前記小領域の境界を、それぞれ前記分割領域および前記分割位置として設定する手段であることを特徴とする請求項16記載の画像分割装置。
  18. 前記画像の分割数の指定を受け付ける分割数指定手段をさらに備え、
    前記分割設定手段は、前記指定された分割数により前記分割位置を設定する手段であることを特徴とする請求項16または17記載の画像分割装置。
  19. 前記画像を前記設定した分割領域および分割位置を表す境界線とともに表示する表示手段と、
    前記分割数、前記分割領域および/または前記分割位置の修正指示を受け付ける修正指示手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項16から18のいずれか1項記載の画像分割装置。
  20. 1または複数の顔を含む画像を同一サイズを有する複数の小領域に分割する画像分割方法において、
    前記画像の分割数の指定を受け付け、
    前記画像に含まれる1または複数の顔領域を検出し、
    前記画像の全体を前記指定された分割数により分割することにより得られる小領域のサイズが前記メイン顔領域のサイズよりも大きいか否かを判定し、
    該判定が肯定された場合に、前記小領域の境界が前記画像におけるメイン顔領域の位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定し、該判定が否定された場合に、前記メイン顔領域に含まれる顔パーツを検出し、前記小領域の境界が前記メイン顔領域に含まれる前記顔パーツの位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定することを特徴とする画像分割方法。
  21. 1または複数の顔を含む画像を同一サイズを有する複数の小領域に分割する画像分割方法において、
    前記画像に含まれる1または複数の顔領域を検出し、
    前記小領域の境界が、前記画像におけるメイン顔領域の位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定することを特徴とする画像分割方法。
  22. 1または複数の顔を含む画像を同一サイズを有する複数の小領域に分割する画像分割方法において、
    前記画像に含まれる1または複数の顔領域を検出し、
    前記1または複数の顔領域に含まれる顔パーツを検出し、
    前記小領域の境界が、前記1または複数の顔領域に含まれる前記顔パーツの位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定することを特徴とする画像分割方法。
  23. 1または複数の顔を含む画像を同一サイズを有する複数の小領域に分割する画像分割方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    前記画像の分割数の指定を受け付ける手順と、
    前記画像に含まれる1または複数の顔領域を検出する手順と、
    前記画像の全体を前記指定された分割数により分割することにより得られる小領域のサイズが前記メイン顔領域のサイズよりも大きいか否かを判定する手順と、
    該判定が肯定された場合に、前記小領域の境界が前記画像におけるメイン顔領域の位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定し、該判定が否定された場合に、前記メイン顔領域に含まれる顔パーツを検出し、前記小領域の境界が前記メイン顔領域に含まれる前記顔パーツの位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定する手順とを有することを特徴とするプログラム。
  24. 1または複数の顔を含む画像を同一サイズを有する複数の小領域に分割する画像分割方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    前記画像に含まれる1または複数の顔領域を検出する手順と、
    前記小領域の境界が、前記画像におけるメイン顔領域の位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定する手順とを有することを特徴とするプログラム。
  25. 1または複数の顔を含む画像を同一サイズを有する複数の小領域に分割する画像分割方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    前記画像に含まれる1または複数の顔領域を検出する手順と、
    前記1または複数の顔領域に含まれる顔パーツを検出する手順と、
    前記小領域の境界が、前記1または複数の顔領域に含まれる前記顔パーツの位置とは異なる位置となるように、前記画像における分割領域および分割位置を設定する手順とを有することを特徴とするプログラム。
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