JP2001309161A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成方法

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JP2001309161A
JP2001309161A JP2000126602A JP2000126602A JP2001309161A JP 2001309161 A JP2001309161 A JP 2001309161A JP 2000126602 A JP2000126602 A JP 2000126602A JP 2000126602 A JP2000126602 A JP 2000126602A JP 2001309161 A JP2001309161 A JP 2001309161A
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Nobuo Manabe
申生 真鍋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像のずれが目立たない大サイズの画像を形
成することができる画像形成装置と画像形成方法とを提
供する。 【解決手段】 画像処理部1には、画像メモリ11、エ
ッジ抽出部12、モード設定部13および制御部14が
設けられている。画像メモリ11は、原稿画像のディジ
タル画像データ、あるいはエッジ抽出部12、モード設
定部13および制御部14によって作成されたデータを
記憶する。エッジ抽出部12は、原稿画像におけるエッ
ジを抽出する。モード判定部14は、ユーザーの指示に
基づいて印刷条件の設定を行う。制御部14は、画像メ
モリ11に記憶された原稿画像において、なるべく画像
の変化度合いが少ない単調画像領域に分割線が設定され
るように、エッジ抽出部12にて抽出されたエッジに基
づき原稿画像を分割する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、拡大連写などのよ
うに、原稿画像を分割して個々の領域毎に画像の出力を
行う画像形成装置、および画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、拡大連写を行うことができる
複写機等の画像形成装置が開発されている。拡大連写と
は、原稿画像を拡大して複数の領域に分割し、個々の領
域毎に画像をシート(記録材)に出力する印刷方法のこ
とである。この拡大連写を用いれば、通常サイズ(例え
ばA4)のシートや原稿を用いて、大サイズ(例えばA
0)の画像を形成することができる。すなわち、この拡
大連写にて作成された印刷後の複数のシートを並べ合わ
せることにより、通常サイズのシートや原稿から、ポス
ター等の大サイズの画像を得ることができる。
【0003】このような複写機は、例えば、特開平6─
6579号公報に開示されている。この従来公報に開示
されている複写機は、原稿画像を複数の領域に分割した
後、重要な画像域を含む領域(特定領域)を他の領域に
優先させて印刷することにより、作業性を高めるように
構成されている。また、該複写機は、特定領域が指定さ
れた場合に、この特定領域の画像が1枚のシートに印刷
されるように設定することもできるようになっている。
【0004】また、特開平9−46510号公報には、
拡大連写において、分割画像が出力された記録材を正確
に並べ合わせて原稿画像を容易に再現するために、記録
材に対し糊代画像を形成して、上記記録材を並べやすく
した画像形成装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常の複写
機等の画像形成装置では、記録材の搬送誤差等に起因す
る出力誤差のため、画像の形成位置が各記録材毎に僅か
にずれることがある。また、拡大された画像の一部だけ
が印刷された複数の記録材を正確に並べ合わせて画像を
正確に再現するには、非常に慎重な作業が必要となる。
【0006】しかしながら、上記従来の画像形成装置に
おける拡大連写は、原稿画像を等間隔に分割するよう設
定されているため、各領域の境界に複雑な画像域が配置
されてしまうことがあった。このため、各領域が出力さ
れた記録材を並べ合わせた際に、出力誤差や並べ合わせ
作業時の誤差による画像のずれが目立ってしまうという
問題が発生していた。
【0007】なお、上述の説明においては、原稿画像を
拡大することを前提として説明したが、拡大する場合に
限らず、等倍や縮小する場合であっても、原稿画像を分
割して記録材に記録する印刷方法の場合は同じである。
【0008】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
ので、原稿画像を分割して個々の領域毎に記録材に対し
て画像を出力する場合に、画像のずれが目立たないよう
な画像の形成を可能とする画像形成装置、および画像形
成方法を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の画像形成装置は、原稿画像を複数の領域
に分割し、個々の領域毎に記録材に対して画像を出力す
る画像形成装置において、上記原稿画像の所定範囲内に
おける単調画像領域を検出する単調画像検出手段と、上
記単調画像領域に分割線を設定し、該分割線によって、
上記原稿画像を上記記録材のサイズ以下の個々の領域に
分割する画像分割手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0010】さらに、本発明の画像形成装置は、上記原
稿画像を拡大連写処理にて拡大することもできる。
【0011】従来は、原稿画像を分割する場合に、記録
材のサイズに応じた等面積の領域に分割していた。この
ため、記録材の搬送誤差等に起因する出力誤差により、
各記録材毎に画像形成位置がずれ、出力後の記録材の並
べ合わせが非常に困難であった。
【0012】これに対し、上記した本発明の構成によれ
ば、画像分割手段が、単調画像検出手段によって設定さ
れた原稿画像の単調画像領域に分割線を設定する。ここ
で、単調画像領域とは、所定範囲内において、画像の変
化度合いが最も少ない画像領域、すなわち複雑な画像が
形成されていない画像領域のことである。よって、原稿
画像を分割する際の分割線が、複雑な画像領域に設定さ
れることがないので、各領域の境界によって複雑な画像
が分断されてしまうことがなくなる。
【0013】また、原稿画像を拡大連写処理する場合、
従来は、拡大した原稿画像を記録材のサイズに応じて複
数の等領域に分割していた。しかし、本構成を用いるこ
とにより、複雑な画像が形成されている領域を避けて各
領域に分割することができる。ここで、拡大連写とは、
原稿画像を拡大して複数の領域に分割し、個々の領域毎
に、記録材に対して画像を出力する印刷方法のことであ
る。
【0014】これにより、画像出力後に記録材を並べ合
わせて、例えば原稿画像を拡大した大画像を作成する場
合に、出力誤差、あるいは並べ合わせ作業の誤差により
生じる画像のずれを目立たなくすることができる。
【0015】さらに、上記の課題を解決するために、本
発明の画像形成装置は、上記原稿画像に対してエッジの
抽出を行うエッジ抽出手段をさらに備え、上記単調画像
検出手段は、上記所定範囲内でエッジ数が最小となる領
域を、該所定範囲内における単調画像領域として検出す
ることが好ましい。
【0016】上記の構成によれば、単調画像検出手段
は、エッジ抽出手段にて抽出されたエッジを用いて、所
定範囲内における単調画像領域を判定する。エッジと
は、濃度勾配に基づく画像特性のことであり、例えば所
定値以上の画像濃度勾配を有する点がエッジとして抽出
される。従って、所定範囲内においてエッジ数が最小と
なる領域とは、該所定範囲内において濃度変化度合いが
小さい領域であると判断される。
【0017】これにより、原稿画像の所定範囲内におい
て、画像の複雑さを正確に判断して単調画像領域を検出
できるので、出力後の記録材を並べ合わせて画像を作成
する際に、出力誤差、あるいは並べ合わせ作業の誤差に
より生じる画像のずれを、より目立たなくすることがで
きる。
【0018】また、本発明の画像形成装置は、上記原稿
画像の画像データを、上記画像分割手段にて分割形成さ
れた個々の領域毎に読み取る読み取り手段と、画像処理
後の上記画像データを用い、上記各領域毎に画像を出力
する出力手段とを、さらに備えることが好ましい。
【0019】上記の構成によれば、読み取り手段にて取
得される原稿画像の画像データや画像分割手段による領
域分割の結果等を記憶するメモリの容量が小さくても、
原稿画像を複数の領域に分割して、個々の領域毎にその
画像を記録材に対して出力することができる。
【0020】また、本発明の画像形成装置は、上記原稿
画像の全体の画像データを読み取る読み取り手段と、上
記読み取り手段にて読み取られた画像データ、および上
記画像分割手段による画像分割結果を用い、上記記録材
に対して画像を出力する出力手段とを、さらに備える構
成とすることもできる。
【0021】上記の構成によれば、読み取り手段にて読
み取られた原稿画像の全体の画像データと、画像分割手
段による画像分割結果との両方を用いて、出力手段にて
画像の出力が行われる。これにより、原稿画像を1度読
み取るだけで、画像の分割処理および出力の両方を行う
ことができ、処理速度が短縮される。
【0022】さらに、本発明の画像形成装置は、上記画
像分割手段が、分割によって得られる個々の領域が所定
面積以上となるように、上記原稿画像を分割することが
好ましい。
【0023】上記の構成によれば、画像分割手段が原稿
画像を極端に小さい領域に分割することを防ぐことがで
きるので、記録材の浪費を回避できる。
【0024】さらに、本発明の画像形成装置は、上記画
像分割手段が、上記記録材のサイズに応じて上記原稿画
像を等分割する通常分割を設定可能とし、画像処理後の
画像データを用いて上記記録材に対して画像を出力する
出力手段は、ユーザーの指示に基づき、単調画像領域に
分割線を設定する分割処理および上記通常分割処理のう
ち、一方の分割結果に応じて画像を出力することもでき
る。
【0025】上記の構成によれば、原稿画像に対し、単
調画像領域に分割線を設定して行う分割(ここでは特殊
分割と称する)と、記録材のサイズに応じて等分割を行
う通常分割とのうち、一方を選択することが可能とな
る。上記特殊分割は、上記通常分割と比較して記録材を
多く必要とする。そこで、例えば記録材の数が限られて
いる場合(記録材の残量が少ない場合等)であれば、通
常分割を設定することで、画像の出力が可能となる。
【0026】また、上記の課題を解決するために、本発
明の画像形成方法は、原稿画像を複数の領域に分割し、
個々の領域毎に記録材に対して画像を出力する画像形成
方法において、原稿画像の所定範囲内における単調画像
領域を検出する第1の工程と、上記単調画像領域に分割
線を設定し、該分割線にて、上記原稿画像を上記記録材
のサイズ以下の個々の領域に分割する第2の工程とを含
むことを特徴としている。
【0027】従来の方法では、原稿画像を分割する場合
に、記録材に応じた等面積の領域に分割していたため、
記録材の搬送誤差等に起因する出力誤差により各記録材
毎に画像形成位置がずれ、出力後の記録材の並べ合わせ
が非常に困難であった。
【0028】これに対し、上記した本発明の方法によれ
ば、原稿画像の単調画像領域に分割線を設定して個々の
領域に分割するので、各領域の境界によって複雑な画像
が分断されることがない。
【0029】また、例えば原稿画像を拡大連写処理する
場合、従来は、拡大した原稿画像を、記録材のサイズに
応じて複数の等領域に分割していた。しかし、本方法を
用いることにより、複雑な画像が形成されている領域を
避けて各領域に分割するので、画像のずれの目立ちにく
い拡大画像を得ることができる。
【0030】これにより、画像出力後の記録材を並べ合
わせて、例えば原稿画像を拡大した大画像を作成する際
に、出力誤差、あるいは並べ合わせ作業の誤差により生
じる画像のずれが目立たなくなる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図10に基づいて説明すれば、以下のとおりで
ある。
【0032】図2は、本実施の形態に係る画像形成装置
である、ディジタル複写機30の構成を示す説明図であ
る。この図に示すように、ディジタル複写機30は、ス
キャナ部(読み取り手段)31とレーザー記録部(出力
手段)32とから構成されている。
【0033】スキャナ部31は、原稿画像を読み取るた
めものであり、ディジタル複写機30における画像入力
装置である。図2に示すように、スキャナ部31は、透
明ガラスからなる原稿載置台35に加えて、RADF
(Recirculating Automatic D-ocument Feeder)36お
よびスキャナユニット40を有している。そして、原稿
載置台35上に原稿を一枚毎に載置してゆくとともに、
その画像を順次読み取ってゆくように構成されている。
【0034】上記RADF36は、自動原稿送り装置で
ある。すなわち、RADF36は、所定の原稿トレイ
(図示せず)にセットされた原稿を、一枚毎に原稿載置
台35に搬送するものである。そして、スキャナユニッ
ト40による原稿画像の読み取りが行われた後、所定の
取り出し位置に原稿を排出する機能を有している。ま
た、RADF36は、スキャナユニット40による原稿
画像の読み取り後、原稿を裏返し、原稿載置台35に再
搬送することもできる。
【0035】スキャナユニット40は、原稿載置台35
に搬送された原稿の画像を、1ライン毎に読み取る原稿
画像読み取りユニットである。そして、図2に示すよう
に、第1および第2の走査ユニット40a・40b、光
学レンズ43およびCCD44を有している。
【0036】第1の走査ユニット40aは、原稿載置台
35に沿って速度Vで移動しながら光源41によって原
稿を露光し、その反射光をミラー42aによって第2の
走査ユニット40bに導くものである。第2の走査ユニ
ット40bは、第1の走査ユニット40aに追随してV
/2の速度で移動し、ミラー42b・42cによって原
稿からの反射光を光学レンズ43およびCCD44に導
くものである。
【0037】光学レンズ43は、原稿からの反射光をC
CD44上で結像させるものである。CCD44は、光
学レンズ43によって結像された光を電気信号に変換す
るものである。このCCD44によって得られたアナロ
グの電気信号は、図示しないAD/DC変換部によって
ディジタル信号の画像データに変換され、各種の画像処
理が施された後に、レーザー記録部32に伝達される。
【0038】レーザー記録部32は、画像データに基づ
いてシート(記録材)に画像を形成するものである。そ
して、図2に示すように、レーザー書き込みユニット
(LSU)46,電子写真プロセス部47およびシート
搬送機構50を備えている。
【0039】LSU46は、スキャナ部31によって読
み取られた画像データや、外部から入力された画像デー
タに基づいて、電子写真プロセス部47における感光体
ドラム48にレーザー光を照射し、静電潜像を形成する
ものである。
【0040】電子写真プロセス部47は、感光体ドラム
48と、この感光体ドラム48の周囲に設けられた帯電
器、現像器、転写器、剥離器、クリーニング器および除
電器とを備えている。そして、感光体ドラム48上の静
電潜像を現像してトナー像を生成し、これをシートに静
電転写する機能を有している。
【0041】シート搬送機構50は、電子写真プロセス
部47にシートを供給するとともに、シートに転写され
た画像を定着させ、さらに、シートを外部に排出する機
能を有している。そして、図2に示すように、搬送部3
3、カセット給紙装置51〜53、手差し給紙装置5
4、定着器49および再供給経路55・56を備えてい
る。
【0042】搬送部33は、電子写真プロセス部47に
おける所定の転写位置にシートを搬送するための搬送路
である。カセット給紙装置51〜53は、転写にかかる
シートを蓄積しておくとともに、転写時に、シートを搬
送部33に送り込むためのものである。また、手差し給
紙装置54は、カセット給紙装置51〜53に蓄積され
ていない型のシートを、搬送部33に供給するための装
置である。
【0043】定着器49は、シートに転写されたトナー
像を定着させるものである。再供給経路55・56は、
トナー像の定着後、シートの裏面に画像を形成するため
に、シートを搬送部33に再供給するための経路であ
る。また、定着器49の下流側における排紙ローラ57
の外部には、後処理装置34が設けられている。この後
処理装置34は、排出されたシートに対してステープル
処理等の後処理を施すためのものである。
【0044】図1は、ディジタル複写機30に備えられ
ている画像処理部1の構成を示すブロック図である。こ
の画像処理部1は、図2に示したスキャナ部31によっ
て得られた画像データに、拡大連写のための分割処理を
施し、レーザー記録部32に出力させる機能を有する。
【0045】図1に示すように、画像処理部1は、画像
メモリ11、エッジ抽出部(エッジ抽出手段)12、モ
ード設定部13および制御部(単調画像検出手段、画像
分割手段)14を備えている。
【0046】画像メモリ11は、スキャナ部31によっ
て取得された原稿画像のディジタルデータ(以下、単に
原稿画像とする)、あるいは、エッジ抽出部12、モー
ド設定部13および制御部14によって作成されたデー
タ(原稿画像の分割結果等)を記憶するためのものであ
る。
【0047】エッジ抽出部12は、原稿画像におけるエ
ッジを抽出するためのものである。
【0048】モード設定部13は、ディジタル複写機3
0の図示しない操作パネルに入力されたユーザーの指示
に基づいて、印刷条件(印刷モード:原稿サイズ、拡大
倍率、使用するシートサイズ等)の設定を行うものであ
る。
【0049】制御部14は画像処理部1の中枢部であ
り、上記画像メモリ11、エッジ抽出部12、およびモ
ード設定部13を制御して原稿画像を分割するためのも
のである。すなわち、上記制御部14は、上記画像メモ
リ11に記憶された原稿画像において、なるべく複雑な
画像が形成されていない領域、つまり画像の変化度合い
が小さい画像領域(以下、単調画像領域とする)に分割
線が設定されるように、エッジ抽出部12にて抽出され
たエッジに基づいて原稿画像を分割する。以下では、上
記のような、画像処理部1による原稿画像の分割処理
を、特殊分割処理と称する。なお、特殊分割処理の詳細
については後述する。
【0050】また、上記エッジ抽出部12は、原稿画像
をシートサイズに応じて等分割する、いわゆる通常分割
も行うことができるように設定されている。これは、上
述したような特殊分割処理では、個々の分割領域のサイ
ズがシートサイズ以下であるため通常分割の場合よりも
使用するシート数が多くなるが、上記のように通常分割
可能としておくことにより、シート数が限られている場
合(例えばシート残量が少ない場合)であっても、通常
分割を設定して拡大連写を実行可能とするためである。
【0051】次に、ディジタル複写機30による、本実
施の形態における拡大連写処理について、図3を用いて
説明する。図3は、この拡大連写処理を示すフローチャ
ートである。
【0052】同図に示すように、拡大連写の開始時、モ
ード設定部13は、操作パネルに入力されたユーザーの
指示に基づいて、シートサイズや拡大率を含む印刷モー
ドを設定する(S1)。また、このとき、モード設定部
13は、原稿サイズ、シートサイズおよび拡大倍率か
ら、通常分割での拡大連写(以下、通常連写とする)に
要するシート数も算出する。
【0053】その後、制御部14が、スキャナ部31を
制御して読み取らせた原稿画像のデータを画像メモリ1
1に記憶させ(S2)、エッジ抽出部12とともに後述
する特殊分割処理を行う(S3)。
【0054】次に、制御部14は、特殊分割処理を用い
た拡大連写(以下、特殊連写とする)を行う場合に要す
るシート数(分割数)と、通常連写に要するシート数
(分割数)とを、操作パネルにそれぞれ表示する(S
4)。そして、特殊連写を行うか否かに関するユーザー
の指示を待つ(S5)。
【0055】その後、制御部14は、S5においてユー
ザーから入力された指示に基づいてレーザー記録部32
を制御し、通常連写あるいは特殊連写によって画像をプ
リントさせる(S6・S7)。その後、制御部14は、
等倍率(100%)の原稿画像に分割線を重ねて表示し
た画像をプリントさせ(S8)、処理を終了する。
【0056】次に、図3においてS3として示した特殊
分割処理について、図4を用いて詳述する。
【0057】図4は、本実施の形態における特殊分割処
理を示すフローチャートである。同図に示すように、特
殊分割処理では、まず、画像の拡大が行われた後(S1
0)、制御部14によって、エッジ抽出部12が原稿画
像に対して画像全体のエッジを抽出する(S11)。
【0058】本実施の形態においては、上記のように抽
出されたエッジに基づいて、制御部14が各画像域(原
稿画像における微小領域)の複雑さを判定する。なお、
エッジとは、濃度勾配(画像の濃度変化における方向お
よび大きさ)に基づく画像特性のことである。本実施の
形態における特殊分割処理では、上記エッジ抽出部12
が、所定の閾値以上の濃度勾配値を有する点をエッジと
して抽出するように設定されている。
【0059】図5(a),(b)は、エッジの抽出処理
を示す説明図である。水平方向におけるエッジ抽出処理
では、エッジ抽出部12が、まず、図5(a)に示すよ
うに、水平方向における原稿画像の濃度(本実施の形態
においては256段階)を、水平方向の画素ライン(水
平ライン)に沿って、原稿画像全体に渡って求める。そ
の後、エッジ抽出部12は、図5(b)に示すように、
垂直方向の画素ライン(垂直ライン)沿いの濃度につい
ても、原稿画像全体に渡って求める。
【0060】そして、エッジ抽出部12は、得られた原
稿画像濃度をフィルタ処理によって微分することにより
濃度勾配値を求め、該濃度勾配値が閾値以上となる部位
にフラグを立て(0,1の2値)、画像全体のエッジを
マッピングする。
【0061】図6(a),(b)は、エッジ抽出部12
によるエッジマッピングの例を示す説明図である。図6
(a)に示すような、単色で塗り潰された図形Qが白い
背景上に描かれている原稿画像に対して特殊分割処理を
行う場合、エッジ抽出部12によるエッジマッピングは
図6(b)に示すようになる。この図によれば、図形Q
の端部がエッジとして認識されている。なお、図中、エ
ッジは*で示されている。
【0062】その後、エッジ抽出部12は、各水平・垂
直ライン毎にエッジ個数をカウントし、図7に示すよう
な、各ラインに対するエッジ個数のグラフを作成する。
なお、エッジ個数のカウントにおいては、互いに隣接す
るエッジは1つのエッジとして認識する。例えば、図6
(b)に示すように、下から2番目の水平ラインでは、
互いに隣接している8個のエッジを1つのエッジとして
認識する。
【0063】エッジ抽出後、制御部14は、なるべく画
像の変化度合いが小さい(複雑でない)画像領域(単調
画像領域)に分割線が配置されるように、つまり特殊分
割処理にて原稿画像を分割する。この特殊分割処理によ
る原稿画像の分割方法の詳細を、図8を用いて説明す
る。図8は、特殊分割処理の方法を示している説明図で
ある。
【0064】制御部14は、まず、同図に示すように、
所定の縦範囲内に位置する水平ラインのうち、エッジ個
数の最も少ないラインを選択し、水平方向における分割
線(基本ライン)として設定する(図4におけるS1
2)。
【0065】なお、上記した所定の縦範囲とは、使用す
るシートにおける縦幅(M)の半分から端部(下端)ま
での長さの範囲であり、図3のS1で示されたモード設
定時に、モード設定部13によって算出されるものであ
る。図8に示すように、例えばM×N(縦幅M、横幅
N)の大きさを有するA4サイズのシートを用いる場
合、制御部14によって、シートの先端(上端)からM
/2〜Mの長さの範囲が上記した所定の縦範囲(図中、
d1で示されている範囲)であり、この範囲d1内に第
1の基本ラインが設定される。
【0066】第1の基本ラインを設定した後、制御部1
4は、所定の横範囲内に位置する垂直ラインのうち、第
1の基本ラインで仕切られた領域内(図8における短冊
状のハッチング部分)においてエッジ個数の最も少ない
ラインを選択し、垂直方向における分割線(ブロックラ
イン)として設定する(図4におけるS13)。
【0067】なお、上記した所定の横範囲とは、使用す
るシートにおける横幅(N)の半分から端部(右端)ま
での幅の範囲であり、上記した縦範囲と同様、S1のモ
ード設定時にモード設定部13によって算出されるもの
である。すなわち、図8に示すように、例えばM×N
(縦幅M、横幅N)の大きさを有するA4サイズのシー
トを用いる場合、シートの左端からN/2〜Nの範囲が
上記した所定の横範囲(図中、d2で示されている)で
あり、この範囲d2内でブロックラインが設定される。
【0068】次に、制御部14は、既に設定したブロッ
クラインから更にN/2〜Nの範囲内で、次のブロック
ラインを同様に設定する。そして、第1の基本ラインで
仕切られた領域の全体に渡って、ブロックラインを設定
する。
【0069】次に、制御部14は、既に設定した第1の
基本ラインからM/2〜Mの範囲内で、次の第2の基本
ラインを同様に設定する。その後、この第2の基本ライ
ンと上記第1の基本ラインとによって仕切られた範囲内
で、ブロックラインを同様に設定する。そして、制御部
14は、原稿画像の全体に渡って基本ラインおよびブロ
ックラインを設定した後、特殊分割処理を終了する(図
4におけるS14)。
【0070】以上のように設定された基本ラインとブロ
ックラインとで区切られた領域が、1つのシートに出力
される(図3におけるS8)。
【0071】尚、各ライン(基本ラインおよびブロック
ライン)を設定する範囲として、縦範囲d1および横範
囲d2を予め上記のように設定するのは、特殊分割処理
によって設定される領域数(シート数)を、通常分割処
理の4倍以下とするための処置である。この処置によ
り、特殊分割処理を行う場合のシートの浪費を回避する
ことができる。
【0072】図9は、特殊分割処理による第1の分割例
を示す説明図であり、図10は、特殊分割処理による第
2の分割例を示す図面代用写真である。これらの図に示
すように、特殊分割処理を用いることにより、原稿画像
に対して非常に単純な画像域に分割線(各基本ラインお
よびブロックライン)を配置できる。これにより、出力
された複数のシートを互いに並べ合わせたときに、出力
誤差、あるいは並べ合わせ作業の誤差により生じる画像
のずれを、目立たなくすることができる。
【0073】また、上記の印刷処理では、図3に示した
S8(分割結果のプリント段階)において、等倍率の原
稿画像に分割線を重ねて表示した小さな画像(A4サイ
ズ)を出力するようになっている。これは、拡大連写に
かかるシートの並べ合わせの目安となるものであり、こ
れによって、シートの並べ合わせ作業が容易となる。
【0074】また、特殊分割処理では、分割によって設
定される各領域の面積が、原稿画像の内容に応じてそれ
ぞれ異なる。従って、シートを並べ合わせた場合、各シ
ートの使用領域(大画像の一部となっている領域)が、
シートサイズの1/4程度の大きさとなることもある。
従って、拡大連写の際、シートの使用領域だけに画像を
印刷する(分割線の外側をブランクとする)ように設定
すれば、印刷処理を効率よく行うことができる。
【0075】また、本実施の形態では、図3に示すS2
でスキャナ部31にて読み取られた画像を用い、レーザ
ー記録部32が印刷処理(S6〜S8)を行うように設
定されている。このため、原稿を1回だけスキャンする
ことで分割処理および印刷処理を行うことができるの
で、処理が簡単となり、かつ、処理時間も短縮できる。
【0076】しかしながら、これに限らず、レーザー記
録部32が画像処理部1によって分割された領域毎に、
原稿を複数回スキャンすることにより、拡大連写が行わ
れるように設定することもできる。このように設定すれ
ば、画像メモリ11の容量が少ない場合であっても、拡
大連写を行うことが可能となる。
【0077】また、図3および図4に示した本実施の形
態における拡大連写処理では、水平ラインを基本ライン
として設定している。しかしながら、これに限らず、水
平ラインおよび垂直ラインにおいて、エッジ個数が少な
い方のラインを基本ラインとして設定することが好まし
い。これにより、原稿画像においてエッジ個数が少ない
方の方向に対して基本ラインを設定することができる、
すなわち、より画像の変化度合いの小さい単調画像領域
に基本ラインを設定することができるので、より確実に
画像のずれを目立たなくすることが可能となる。
【0078】また、本実施の形態では、シートサイズを
A4としているが、これに限らず、どのようなサイズの
シートを用いてもよい。例えば、シートサイズを大きく
すれば、シート数を減少できるとともに分割線の数を少
なくできるので、印刷されたシートを並べ合わせる際に
生じる画像のずれを小さくすることが可能となる。
【0079】以上のように、本実施の形態に係るディジ
タル複写機30は、拡大連写を行う場合の原稿画像の分
割に際し、単調画像領域に分割線を設定する特殊分割処
理を行う構成となっている。これにより、分割線が複雑
な画像が形成されている画像領域を分断することがなく
なるので、出力誤差や並べ合わせ作業の誤差により生じ
る画像のずれを、目立たなくすることができる。
【0080】なお、本実施の形態では、原稿画像を拡大
する際の拡大連写処理において、特殊分割処理を用いる
方法について説明した。しかし、この特殊分割処理は、
原稿画像を拡大する場合に限らず、等倍や縮小する場合
であっても、原稿画像を分割して記録材(シート)に出
力する際には適用可能であり、例えば、記録材に出力さ
れた画像を凹凸のあるものに貼り付ける場合などに使用
される。
【0081】また、本実施の形態においては、スキャナ
部31にて読みとられた画像データに対して拡大連写を
行うディジタル複写機30が開示されている。しかしな
がら、本発明はこのような装置に限定されるものではな
く、例えばスキャナが設けられておらず、画像データが
電気信号として他の装置から供給されるような装置であ
っても、画像を形成する機能を有していればよい。
【0082】また、本実施の形態においては、モノクロ
のディジタル複写機について説明したが、特にモノクロ
に限定されるものではなく、カラーのディジタル複写機
に対しても適用可能である。
【0083】また、本実施の形態における特殊分割処理
では、縦横両方向ともに分割する場合について説明した
が、何れか一方の方向のみを分割するように設定されて
いてもよく、この場合も同様の作用効果を奏する。
【0084】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る画像形成装
置は、原稿画像の所定範囲内における単調画像領域を検
出する単調画像検出手段と、上記単調画像領域に分割線
を設定し、該分割線によって、上記原稿画像を記録材の
サイズ以下の個々の領域に分割する画像分割手段とを備
えた構成である。
【0085】さらに、本発明の画像形成装置は、上記原
稿画像を拡大連写処理にて拡大することもできる。
【0086】それゆえ、原稿画像を分割する際の分割線
が複雑な画像領域に設定されることがないので、各領域
の境界によって複雑な画像が分断されてしまうことがな
くなる。また、原稿画像を拡大連写処理する場合も同様
に、複雑な画像が形成されている領域を避けて各領域に
分割することができる。これにより、出力後に記録材を
並べ合わせて、例えば原稿画像を拡大した大画像を作成
する際、出力誤差、あるいは並べ合わせ作業の誤差によ
り生じる画像のずれが目立たなくなるという効果を奏す
る。
【0087】さらに、本発明の画像形成装置は、上記原
稿画像に対してエッジの抽出を行うエッジ抽出手段をさ
らに備え、上記単調画像検出手段は、上記所定範囲内で
エッジ数が最小となる領域を、該所定範囲内における単
調画像領域として検出する構成であることが好ましい。
【0088】これにより、原稿画像の所定範囲内におい
て、画像の複雑さを正確に判断して単調画像領域を検出
できるので、出力後の記録材を並べ合わせて画像を作成
する際に、出力誤差、あるいは並べ合わせ作業の誤差に
より生じる画像のずれが、より目立たなくなるという効
果を奏する。
【0089】また、本発明の画像形成装置は、上記原稿
画像の画像データを、上記画像分割手段にて分割形成さ
れた個々の領域毎に読み取る読み取り手段と、画像処理
後の上記画像データを用い、上記各領域毎に画像を出力
する出力手段とを、さらに備える構成とすることが好ま
しい。
【0090】それゆえ、メモリの容量が小さくても、原
稿画像を複数の領域に分割し、個々の領域毎にその画像
を記録材に対して出力することができるという効果を奏
する。
【0091】また、本発明の画像形成装置は、上記原稿
画像の全体の画像データを読み取る読み取り手段と、上
記読み取り手段にて読み取られた画像データ、および上
記画像分割手段による画像分割結果を用い、上記記録材
に対して画像を出力する出力手段とを、さらに備える構
成としてもよい。
【0092】これにより、原稿画像を1度読み取るだけ
で、画像の分割処理と出力との両方を行うことができる
ので、処理速度を短縮することができるという効果を奏
する。
【0093】さらに、本発明の画像形成装置は、上記画
像分割手段が、分割によって得られる個々の領域が所定
面積以上となるように、上記原稿画像を分割する構成で
あることが好ましい。
【0094】これにより、画像分割手段が原稿画像を極
端に小さい領域に分割することを防ぐことができるの
で、記録材の浪費を回避できるという効果を奏する。
【0095】さらに、本発明の画像形成装置は、上記画
像分割手段が、上記記録材のサイズに応じて上記原稿画
像を等分割する通常分割を設定可能とし、画像処理後の
画像データを用いて上記記録材に対して画像を出力する
出力手段は、ユーザーの指示に基づき、単調画像領域に
分割線を設定する分割処理および上記通常分割処理のう
ち、一方の分割結果に応じて画像を出力する構成とする
こともできる。
【0096】これにより、記録材の数が限られている場
合(残量が少ない場合等)であっても、通常分割を設定
して画像を出力することができるという効果を奏する。
【0097】また、本発明の画像形成方法は、原稿画像
の所定範囲内における単調画像領域を検出する第1の工
程と、上記単調画像領域に分割線を設定し、該分割線に
て、上記原稿画像を記録材のサイズ以下の個々の領域に
分割する第2の工程とを含む方法である。
【0098】それゆえ、各領域の境界によって複雑な画
像が分断されることがなくなる。例えば原稿画像を拡大
連写処理する場合も、複雑な画像が形成されている領域
を避けて各領域に分割するので、画像のずれの目立ちに
くい拡大画像を得ることができる。これにより、画像出
力後の記録材を並べ合わせて、例えば原稿画像を拡大し
た大画像を作成する際、出力誤差、あるいは並べ合わせ
作業の誤差により生じる画像のずれが目立たなくなると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るディジタル複写機に
設けられている画像処理部の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】上記ディジタル複写機の構成を概略的に示す断
面図である。
【図3】上記ディジタル複写機による拡大連写処理の動
作を示すフローチャートである。
【図4】上記拡大連写処理における特殊分割処理を説明
するフローチャートである。
【図5】(a)および(b)は、上記特殊分割処理にお
いて行われるエッジの抽出処理を示す説明図である。
【図6】(a)および(b)は、上記特殊分割処理にお
いて行われるエッジマッピングの例を示す説明図であ
る。
【図7】各水平・垂直ライン毎にカウントされたエッジ
個数を示すグラフである。
【図8】上記特殊分割処理における原稿画像の分割方法
について示す説明図である。
【図9】上記特殊分割処理による領域分割の第1の例を
示す説明図である。
【図10】上記特殊分割処理による領域分割の第2の例
を示す図面代用写真である。
【符号の説明】
12 エッジ抽出部(エッジ抽出手段) 14 制御部(単調画像検出手段、画像分割手段) 30 ディジタル複写機(画像形成装置) 31 スキャナ部(読み取り手段) 32 レーザー記録部(出力手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を複数の領域に分割し、個々の領
    域毎に記録材に対して画像を出力する画像形成装置にお
    いて、 上記原稿画像の所定範囲内における単調画像領域を検出
    する単調画像検出手段と、 上記単調画像領域に分割線を設定し、該分割線によっ
    て、上記原稿画像を上記記録材のサイズ以下の個々の領
    域に分割する画像分割手段とを備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記原稿画像を拡大連写処理にて拡大する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】上記原稿画像に対してエッジの抽出を行う
    エッジ抽出手段をさらに備え、 上記単調画像検出手段は、上記所定範囲内でエッジ数が
    最小となる領域を、該所定範囲内における単調画像領域
    として検出することを特徴とする請求項1または2に記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】上記原稿画像の画像データを、上記画像分
    割手段にて分割形成された個々の領域毎に読み取る読み
    取り手段と、 画像処理後の上記画像データを用い、上記各領域毎に画
    像を出力する出力手段とを、さらに備えたことを特徴と
    する請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】上記原稿画像の全体の画像データを読み取
    る読み取り手段と、 上記読み取り手段にて読み取られた画像データ、および
    上記画像分割手段による画像分割結果を用い、上記記録
    材に対して画像を出力する出力手段とを、さらに備えた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】上記画像分割手段は、分割によって得られ
    る個々の領域が所定面積以上となるように、上記原稿画
    像を分割することを特徴とする請求項1または2に記載
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】上記画像分割手段は、上記記録材のサイズ
    に応じて上記原稿画像を等分割する通常分割を設定可能
    とし、 画像処理後の画像データを用いて上記記録材に対して画
    像を出力する出力手段は、ユーザーの指示に基づき、単
    調画像領域に分割線を設定する分割処理および上記通常
    分割処理のうち、一方の分割結果に応じて画像を出力す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】原稿画像を複数の領域に分割し、個々の領
    域毎に記録材に対して画像を出力する画像形成方法にお
    いて、 原稿画像の所定範囲内における単調画像領域を検出する
    第1の工程と、 上記単調画像領域に分割線を設定し、該分割線にて、上
    記原稿画像を上記記録材のサイズ以下の個々の領域に分
    割する第2の工程とを含むことを特徴とする画像形成方
    法。
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