JPH11119500A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11119500A
JPH11119500A JP9281618A JP28161897A JPH11119500A JP H11119500 A JPH11119500 A JP H11119500A JP 9281618 A JP9281618 A JP 9281618A JP 28161897 A JP28161897 A JP 28161897A JP H11119500 A JPH11119500 A JP H11119500A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力された原稿画像の順番通りに画像を出力
するのみであるため、カラーと白黒の原稿が混在する原
稿を順番通りにしか処理することができず、カラー画像
形成プロセスにおいては、現像装置、転写装置等の各プ
ロセス機器をカラー画像形成時と白黒画像形成時とに切
り替えによる機械的時間ロスが発生してしまう。よっ
て、複数枚の原稿の中にカラーと白黒の原稿が交互に混
在した状態の場合には、原稿の画像が入れ替わるたびに
各プロセス機器も切り替わり、画像が全て装置から出力
されるまでの時間が同一原稿を処理するときよりも長く
なってしまうという問題が生じていた。 【解決手段】 画像情報を入力するための画像情報入力
手段と、画像情報入力手段から入力された画像情報の特
徴を抽出する特徴抽出手段と、特徴抽出手段により抽出
された特徴に基づいて入力された画像情報を分類管理す
る分類管理手段と、分類管理手段により管理されている
同一の分類の画像情報を一括して処理する画像処理手段
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、複数の色
分解画像を転写材上に順次重ね合わせることにより所定
のカラー画像を再現して出力することのできる画像形成
装置において、入力される複数ページからなるカラーと
白黒の混在原稿を効率よく出力するものに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】カラー画像形成装置、例えばカラーデジ
タル複写機においては、スキャナから入力された原稿の
画像に対して所定の画像処理を施してからプリンタ部か
らカラー原稿の出力を行っている。
【0003】例えば、特公平1−45632号公報に
は、カラー原稿の画像をカラーCCDにより色分解して
読み取り、この読み取られたカラー原稿の色分解画像を
メモリに記憶させた後、順次読み出しながら記録部にて
カラー画像を再生するカラー画像形成装置が記載されて
いる。
【0004】この公報に記載されているカラー画像形成
装置を見ると、カラーCCDにより読み取られたカラー
原稿の色分解画像は、一旦各色のバッファメモリに記憶
され、その後、バッファメモリから順次色分解画像情報
を読み出し、この色分解画像情報に基づいて半導体レー
ザにより感光体上に各色のトナー像を再生する。
【0005】そして、最終的に転写ドラム上の転写材面
上に各色のトナー像を重ね合わせることにより、カラー
画像を再現する構成となっている。
【0006】しかし、この方法では、転写ドラム上に支
持された転写材(用紙)に対して単色の色画像を複数回
重ね合わせてカラー画像を再現しているので、1枚のカ
ラー画像を出力する場合に時間がかかり過ぎるといった
問題を有していた。
【0007】そこで、最近では、単色の色画像毎に記録
する記録部を複数並列配置したプロセスのカラー記録装
置が特開平4−341873号公報に記載されている。
【0008】この方式であれば、各色の画像データ毎に
記録部を配置しておき、並列配置された記録部において
順次用紙の搬送に応じて画像を記録するように制御して
いるので、高速記録が可能となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのカラ
ー画像形成装置では、入力された原稿画像の順番通りに
画像を出力するのみであるため、カラーと白黒の原稿が
混在する原稿を順番通りにしか処理することができず、
カラー画像形成プロセスにおいては、現像装置、転写装
置等の各プロセス機器をカラー画像形成時と白黒画像形
成時とに切り替えによる機械的時間ロスが発生してしま
う。
【0010】よって、複数枚の原稿の中にカラーと白黒
の原稿が交互に混在した状態の場合には、原稿の画像が
入れ替わるたびに各プロセス機器も切り替わり、画像が
全て装置から出力されるまでの時間が同一原稿を処理す
るときよりも長くなってしまうという問題が生じてい
た。
【0011】そこで、本発明においては、カラーと白黒
の混在原稿の画像を処理する場合、全ての画像全体を短
時間でかつ所定のページ順に揃えて出力することが可能
な画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の画像形成装置は、画像情報を入力
するための画像情報入力手段と、画像情報入力手段から
入力された画像情報の特徴を抽出する特徴抽出手段と、
特徴抽出手段により抽出された特徴に基づいて入力され
た画像情報を分類管理する分類管理手段と、分類管理手
段により管理されている同一の分類の画像情報を一括し
て処理する画像処理手段とを備えている。
【0013】請求項2記載の画像形成装置は、原稿の画
像情報を読み取るための原稿画像情報読取手段と、原稿
画像情報読取手段から入力される画像情報を蓄積するた
めの画像情報蓄積手段と、画像情報蓄積手段に蓄積され
た画像情報の特徴を抽出する特徴抽出手段と、特徴抽出
手段により抽出された特徴に基づいて入力された画像情
報を分類管理する分類管理手段と、分類管理手段により
管理されている同一の分類の画像情報を一括して出力す
る画像情報出力手段とを備えている。
【0014】請求項3記載の画像形成装置の上記分類管
理手段は、上記画像情報読取手段により入力された画像
情報、若しくは、上記画像情報蓄積手段に蓄積された画
像情報毎のページ情報と、画像情報毎の特徴情報を管理
する管理テーブルを備えている。
【0015】請求項4記載の画像形成装置は、上記特徴
抽出手段が抽出する画像情報の特徴は、画像情報がカラ
ー画像であるか白黒画像であるかを判断するためのもの
である。
【0016】請求項5記載の画像形成装置は、原稿の画
像情報を読み取るための原稿画像情報読取手段と、原稿
画像情報読取手段から入力される画像情報を蓄積するた
めの画像情報蓄積手段と、画像情報蓄積手段に蓄積され
た画像情報の特徴を抽出するための特徴抽出手段と、特
徴抽出手段により抽出された特徴に基づいて入力された
画像情報を分類管理する分類管理手段と、分類管理手段
により管理されている同一の分類の画像情報を一括して
出力する画像情報出力手段と、画像情報出力手段から出
力される画像が形成された用紙を一時的に収容して再び
所定の搬送経路に向かって用紙を供給する再供給手段
と、画像情報出力手段から出力される画像が記録された
用紙を所定の排出位置へと順次排出する排出手段とを備
え、画像情報出力手段から同一の分類の画像を一括して
出力する際に、先に画像情報出力手段から出力される画
像が記録された用紙を上記再供給手段へと一時的に収容
させ、その後、上記画像情報出力手段からさらに異なる
同一の分類の画像情報を一括して出力する際に、上記排
出手段により所定の排出位置へ排出される用紙の合間
に、先に再供給手段に一時的に収容された用紙を再供給
して排出する。
【0017】請求項6記載の画像形成装置の画像情報出
力手段は、当該画像情報出力手段から先に出力される画
像の最初の原稿が、上記画像情報読取手段から入力され
ると、先に出力される画像の出力を開始する。
【0018】請求項7記載の画像形成装置の再供給手段
は、一時的に収容された用紙を上記排出手段に向かって
供給する際に、上記画像情報出力手段から排出手段によ
り所定の排出位置へ排出される新たな画像が形成された
用紙の排出状態と同じ排出状態で排出されるよう排出手
段に向かって排出を行う。
【0019】請求項8記載の画像形成装置の画像情報出
力手段は、カラー画像を形成する第1の画像形成モード
と、白黒画像を形成する第2の画像形成モードとからな
り、上記画像情報出力手段から第1の画像形成モードに
より先にカラー画像情報を出力して上記再供給手段にカ
ラー画像が形成された用紙を一時的に収容させ、その
後、第2の画像形成モードにより白黒画像を出力する際
に、排出手段により所定の位置へ排出されるカラー画像
が形成された用紙が所定の排出状態となるように再供給
手段から再供給して排出する。
【0020】請求項9記載の画像形成装置の画像情報出
力手段は、カラー画像を形成する第1の画像形成モード
と、白黒画像を形成する第2の画像形成モードとからな
り、上記画像情報出力手段から第2の画像形成モードに
より先に白黒画像情報を出力して上記再供給手段に画像
が形成された用紙を一時的に収容させ、その後、第1の
画像形成モードによりカラー画像を出力する際に、排出
手段により所定の排出位置へ排出される白黒画像が記録
された用紙が所定の排出状態となるように上記再供給手
段から再供給して排出する。
【0021】請求項10記載の画像形成装置の画像情報
出力手段は、カラー画像を形成する第1の画像形成モー
ドと白黒画像を形成する第2の画像形成モードとからな
り、上記分類管理手段により分類管理されている情報に
基づいて、上記原稿画像情報蓄積手段に蓄積されている
カラー画像情報と白黒画像情報の中で原稿枚数の少ない
画像情報側を先に上記画像情報出力手段から出力する。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置の実施形態
であるデジタルカラー複写機を図とともに説明する。図
1は、デジタルカラー複写機の構成を示す断面図であ
る。
【0023】複写機本体1の上面には、原稿台111及
び操作パネルが設けられているとともに、原稿台111
の上面には該原稿台111に対して開閉可能な状態で支
持され、原稿台111面に対して所定の位置関係をもっ
て自動原稿送り装置112が装着されている。さらに、
この複写機本体1の内部には画像読み取り部110及び
画像形成部210が構成されている。
【0024】まず、複写機本体1の上面において原稿台
111上に装着された自動原稿送り装置112は、両面
原稿に対応した両面自動原稿送り装置112であって、
原稿Aの一方の面が原稿台111の所定位置において対
向するように原稿Aを搬送し、この一方の面についての
画像読み取りが終了した後に、他方の面が原稿台111
の所定位置において対向するよう原稿Aを反転して原稿
台111に向かって搬送する。
【0025】そして、1枚の原稿について両面の画像読
み取りが終了した後にこの原稿を排出し、次の原稿につ
いての両面搬送動作を実行する。なお、以上の原稿Aの
搬送及び表裏反転の動作は複写機全体の動作に関連して
制御されるものである。
【0026】また、両面自動原稿送り装置112により
原稿台111上に搬送されてきた原稿Aの画像を読み取
るために、原稿台111の下方には該原稿台111の下
面に沿って平行に往復移動する原稿走査体が配置されて
いる。
【0027】この原稿走査体は原稿画像面を露光する露
光ランプと原稿からの反射光像を所定の方向に向かって
偏向する第1ミラーとからなる原稿台111下面におい
て一定の距離を保ちながら所定の走査速度で平行往復移
動する第1の走査ユニット113と、第1の走査ユニッ
ト113の第1ミラーにより偏向された原稿からの反射
光像をさらに所定の方向に向かって偏向する第2・第3
ミラーからなる第1の走査ユニット113と一定の速度
関係をもって平行往復移動する第2の走査ユニット11
4と、第2の走査ユニット114の第3ミラーにより偏
向された原稿からの反射光像を縮小して所定の位置に光
像を結像させる光学レンズ115と、光学レンズ115
により縮小された光像が結像され光像を順次光電変換し
て原稿からの反射光像を電気信号として出力する光電変
換素子116とから構成されている。
【0028】この光電変換素子116により電気信号に
変換された原稿画像情報は、さらに後述する画像処理部
に転送され画像データとして所定の処理が施される。
【0029】次に、複写機本体1の下部側に位置する画
像形成部210について説明する。図1に示す画像形成
部210内の下側には給紙機構211が設けられてお
り、用紙トレイ内に積載収容されている用紙を1枚ずつ
分離して記録部側に向かって供給する。
【0030】そして、1枚ずつ分離供給された用紙は、
画像形成部210の手前に配置されたレジストローラ対
212により制御搬送され、画像形成部210とタイミ
ングをとって再供給搬送される。
【0031】画像形成部210の下方には、略平行にの
びた転写搬送ベルト機構213が配置されており、駆動
ローラ214と従動ローラ215などの複数のローラ間
に張架された転写搬送ベルト216に用紙を静電吸着さ
せて搬送する構成となっている。
【0032】さらに、転写搬送ベルト機構213の下流
側には、用紙上に転写形成されたトナー像を用紙上に定
着させるための定着装置217が配置されており、この
定着装置217の定着ローラニップ間を通過した用紙は
搬送方向切り換えゲート218を経て排出ローラ219
により装置外壁に取り付けられている排紙トレイ220
上に排出される。
【0033】なお、搬送方向切り換えゲート218は定
着後の用紙を装置外へ排出するか、再び画像形成部21
0に向かって再供給するか選択的に用紙の搬送経路を切
り換えるものであって、この搬送方向切り換えゲート2
18により再び画像形成部210に向かって搬送方向を
切り換えられた用紙は、スイッチバック搬送経路221
を介して表裏反転の後、画像形成部210へと再度供給
される。
【0034】また、駆動ローラ214と従動ローラ21
5などにより略平行に張架された転写搬送ベルト216
の上側には、該転写搬送ベルト216に近接して搬送経
路上流側から順に第1,第2,第3,第4の画像形成ス
テーションPa,Pb,PC,Pdが並設されている。
【0035】そして、転写搬送ベルト216は駆動ロー
ラ214によって、図1において矢印Zで示す方向に摩
擦駆動され、前にも述べたように上記給紙機構211を
通じて給送される転写材Pを担持し、上述した画像形成
ステーションPa,Pb,Pc,Pdへと順次搬送す
る。
【0036】各画像形成ステーションPa,Pb,P
c,Pdは実質的に同一の構成を有し、図1に示す矢印
F方向に回転駆動される感光体ドラム222a,222
b,222c,222dを含み、各感光体ドラム222
の周辺には、感光体ドラム222を一様に帯電する帯電
器223a,223b,223c,223dと、感光体
ドラム222上に形成された静電潛像を現像する現像装
置224a,224b,224c,224dと、現像さ
れたトナー像を転写材Pへ転写する転写用放電器225
a,225b,225c,225dと、感光体ドラム2
22上に残留するトナーを除去するクリーニング手段2
26a,226b,226c,226dが感光体ドラム
222の回転方向に沿って順次配置されている。
【0037】また、各感光体ドラム222a,222
b,222c,222dの上方には、画像データに応じ
て変調されたドット光を発する半導体レーザ素子と、半
導体レーザ素子からの光を主走査方向に偏向させるため
の偏向装置と、偏向装置により偏向されたレーザ光を感
光体ドラム222の表面に結像させるためのfθレンズ
などから構成されるレーザビームスキャナユニット22
7a,227b,227c,227dがそれぞれ設けら
れている。
【0038】レーザビームスキャナユニット227aに
はカラー原稿画像のイエロー成分像に対応する画素信号
が、レーザビームスキャナユニット227bにはカラー
原稿画像のマゼンタ成分像に対応する画素信号が、レー
ザビームスキャナユニット227cにはカラー原稿画像
のシアン成分像に対応する画素信号が、そして、レーザ
ビームスキャナユニット227dにはカラー原稿画像の
ブラック成分像に対応する画素信号がそれぞれ入力され
る。
【0039】これにより、各記録部の感光体ドラム22
2上には色変換された原稿画像情報に対する静電潛像が
形成され、各記録部の上記現像装置227aにはイエロ
ー色のトナーが、現像装置227bにはマゼンタ色のト
ナーが、現像装置227cにはシアン色のトナーが、現
像装置227dにはブラック色のトナーがそれぞれ収容
されているので、各記録部において色変換された原稿画
像情報が各色のトナー像として再現される。
【0040】また、第1の画像形成ステーションPaと
給紙機構211との間には用紙吸着用(ブラシ)帯電器
228が設けられており、この吸着用帯電器228は転
写搬送ベルト216の表面を帯電させ、給紙機構211
から供給される転写材Pを上記転写搬送ベルト216上
に確実に吸着させた状態で第1の画像形成ステーション
Paから第4の画像形成ステーションPdの間をずれる
ことなく搬送させる。
【0041】一方、第4の画像形成ステーションPdと
定着装置217との間で駆動ローラ214のほぼ真上部
には除電器(図示せず)が設けられており、この除電器
には転写搬送ベルト216に静電吸着されている転写材
Pを分離するための交流電流が印加されている。
【0042】上記構成のカラー複写機において、転写材
Pとしてカットシート状のものが使用され、この転写材
Pが給紙カセットから送り出されて給紙機構211の給
紙搬送経路のガイド内に供給されると、その転写材Pの
先端部分が上記センサ(図示せず)にて検知され、この
センサから出力される検知信号によって一旦用紙はレジ
ストローラ対212により停止する。そして、各画像形
成ステーションPa,Pb,Pc,Pdとタイミングを
とって図1の矢印Z方向に回転している転写搬送ベルト
216側に送られる。
【0043】このとき、先に述べた吸着用帯電器228
により転写搬送ベルト216は所定の帯電が施されてい
るので、各画像形成ステーションPa,Pb,Pc,P
dを通過する間、安定して搬送供給されることとなる。
【0044】各画像形成ステーションPa,Pb,P
c,Pdにおいては、各色のトナー像が上記構成により
それぞれ形成され、上記転写搬送ベルト216により静
電吸着搬送される転写材Pの支持面上に重ね合わされ、
第4の画像形成ステーションPdによる画像の転写が完
了すると、用紙の先端部分から除電用放電器により転写
搬送ベルト216上から剥離され定着装置217へと導
かれる。そして最後にトナー画像が定着された転写材P
は転写材排出口から排紙トレイ220上へと排出され
る。
【0045】(画像処理部の回路説明)次に、カラーデ
ジタル複写機に搭載されているカラー画像情報の画像処
理部の構成及び機能を説明する。
【0046】図2はカラーデジタル複写機に含まれてい
る画像処理部のブロック構成図である。
【0047】このカラーデジタル複写機に含まれている
画像処理部210は、画像データ入力部40、画像処理
部41、画像データ出力部42、ハードディスク装置も
しくはRAM(ランダムアクセスメモリ)等から構成さ
れる画像メモリ43、中央処理ユニット(CPU)4
4、画像編集部45、および外部インターフェイス部4
6から構成されている。
【0048】画像データ入力部40は、カラー原稿画像
を読み取りRGBの色成分に色分解したラインデータを
出力することのできる3ラインのカラーCCD40a、
カラーCCD40aにて読み取られたラインデータのラ
イン画像レベルを補正するシェーディング補正回路40
b、3ラインのカラーCCD40aにて読み取られた画
像ラインデータのずれを補正するラインバッファなどの
ライン合わせ部40c、3ラインのカラーCCD40a
から出力される各色のラインデータの色データを補正す
るセンサ色補正部40d、各画素の信号の変化にめりは
りを持たせるよう補正するMTF補正部40e、画像の
明暗を補正して視感度補正を行うγ補正部40fなどか
らなる。
【0049】画像処理部41は、画像データ入力部40
あるいは後述するインターフェイスを介して入力される
カラー画像信号の色再現域を記録装置におけるカラート
ナーによる色再現域に補正する色空間補正回路41a、
及び入力される画像データのRGB信号を記録装置の各
記録部に対応したYMC信号に変換するマスキング回路
41b、画像データ入力部40あるいは後述するインタ
ーフェイスを介して入力されるカラー画像のRGB信号
から黒成分を検出する黒検出回路41c、マスキング回
路41bから出力されるYMC信号に基づいて黒検出回
路41cから出力される黒成分信号を添加する黒添加処
理を行う下色除去・黒添加回路(UCR・BP)41
d、濃度変換テーブルに基づいてカラー画像信号の濃度
を調整する濃度処理回路41e、設定されている倍率に
基づいて入力された画像情報を倍率変換する変倍処理回
路41f、並びに入力画像データから画像情報中の文字
・写真・網点領域を検出して領域分離するとともに、画
像の出力パターンを決定する分離・スクリーン回路41
gなどからなっている。
【0050】画像データ出力部42は、各色の画像デー
タに基づいてパルス幅変調を行うレーザコントロールユ
ニット42a、レーザコントロールユニット42aから
出力される各色の画像信号に応じたパルス幅変調信号に
基づいてレーザ記録を行う各色のレーザスキャナユニッ
ト42b,42c,42d,42eからなる。
【0051】画像メモリ43は画像処理部41から出力
される8ビット4色(32ビット)の画像データを順次
受け取り、バッファに一時的に蓄えながら32ビットの
データから8ビット4色の画像データに変換して4基の
ハードディスクに分割管理させるために出力するハード
ディスクコントロールユニット43aと、8ビット4色
の画像データを色毎の画像データとして記憶管理する4
基のハードディスク(回転記憶媒体)43b,43c,
43d,43eからなる。
【0052】中央処理ユニット(CPU)44は、画像
データ入力部40、画像処理部41、画像データ出力部
42、画像メモリ43、さらに後述する画像編集部4
5、及び外部インターフェイス部46を所定のシーケン
スに基づいてコントロールするものである。
【0053】また、画像編集部45は、画像データ入力
部40、画像処理部41、あるいは後述するインターフ
ェイスを経て一旦画像メモリ43に記憶された画像デー
タに対して所定の画像編集を施すためのものである。
【0054】さらに、インターフェイス46は、デジタ
ル複写機とは別に設けられた外部の画像入力処理装置か
らの画像データを受け入れるための通信インターフェイ
ス手段である。
【0055】なお、このインターフェイス46から入力
される画像データも、一旦画像処理部41に入力して色
空間補正などを行うことでデジタル複写機の画像記録部
210で取り扱うことのできるデータレベルに変換して
ハードディスク43b,43c,43d,43eに記憶
管理されることとなる。
【0056】(デジタル複写機全体の制御構成の説明)
図3はデジタル複写機の装置全体の各部を中央処理ユニ
ット(CPU)44により動作管理している状態を示す
図である。
【0057】画像データ入力部40、画像処理部41、
画像データ出力部42、画像メモリ43、及び中央処理
ユニット(CPU)44は、図2と重複するので説明は
省略する。
【0058】中央処理ユニット44は、RADF2−
1、スキャナ部2、レーザプリンタ部3などデジタル複
写機を構成する各駆動機構部をシーケンス制御により管
理するとともに、各部へ制御信号を出力している。
【0059】さらに、中央処理ユニット44には、操作
パネルからなる操作基板ユニット47が相互通信可能な
状態で接続されており、操作者が設定入力した複写モー
ドに応じて制御信号を中央処理ユニット44に転送して
デジタル複写機をモードに応じて動作させるようになっ
ている。
【0060】また、中央処理ユニット44からはデジタ
ル複写機の動作状態を示す制御信号を操作基板ユニット
47へと転送して、操作基板ユニット47側ではこの制
御信号により装置が現在どのような状態にあるのか操作
者に示すように表示部などにより動作状態を表示するよ
うになっている。
【0061】46は図2でも説明したように画像情報、
及び画像制御信号など他のデジタル画像機器との情報通
信を可能にするために設けられた画像データ通信ユニッ
トである。
【0062】(操作パネルの説明)図4は、カラーデジ
タル複写機における操作パネルを示したものである。
【0063】この操作パネルの中央部分には、タッチパ
ネル液晶表示装置6が配置されていて、その周囲に各種
モード設定キー群が配置されている。
【0064】このタッチパネル液晶表示装置6の画面上
には、常時画像編集機能を選択するための画面に切り換
える画面切り換え指示エリアがあって、このエリアを指
で直接押圧操作すると各種画像編集機能が選択できるよ
うに液晶画面上に各種編集機能が一覧表示される。その
表示された各種編集機能の中から、操作者が所望する機
能が表示されている領域を指で触れることにより編集機
能が設定される。
【0065】上記操作パネル上に配置された各種設定キ
ー群について簡単に説明すると、7は液晶表示装置6の
画面の明るさを調整するダイヤルである。8は倍率を自
動的に選択させるモートを設定するための倍率自動設定
キー、9は複写倍率を1%きざみで設定するためのズー
ムキー、10と11は固定倍率を読み出して選択するた
めの固定倍率キー、12は複写倍率を標準倍率(等倍)
に戻すための等倍キーである。
【0066】13はコピー濃度調整を自動から手動また
は、写真モードへと切り換えるための濃度切り換えキ
ー、14は手動モードまたは写真モードの時に濃度レベ
ルを細かく設定するための濃度調整キー、15は複写機
の給紙部にセットされている用紙サイズの中から希望す
る用紙サイズを選択するためのトレイ選択キーである。
【0067】16は複写枚数を設定するための枚数設定
キー、17は複写枚数をクリアしたり、連続コピーを途
中で止める時に操作するクリアキー、18はコピーの開
始を指示するためのスタートキー、19は現在設定され
ているモードのすべてを解除して標準状態に復帰させる
ための全解除キー、20は連続コピー中に別の原稿に対
するコピーを行いたい時に操作する割り込みキー、21
は複写機の操作が分からない時に操作することで複写機
の操作方法をメッセージ表示するための操作ガイドキ
ー、22は操作ガイドキー21の操作により表示された
メッセージの続きを表示させるためのメッセージ順送り
キーである。
【0068】23は両面複写モードを設定するための両
面モード設定キー、24は複写機から排出される複写物
を仕分けるための後処理装置の動作モードを設定するた
めの後処理モード設定キーである。
【0069】25から27は、プリンタモード、ファク
シミリモードに関する設定キーであり、25は送信原稿
を一旦メモリに蓄えてから送信するメモリ送信モードキ
ー、26はデジタル複写機のモードをコピーとファック
ス、プリンタの間で切り換えるためのコピー/ファック
ス・プリンタモード切り換えキー、27は送信先電話番
号を予め記憶させておき送信時にワンタッチ操作で送信
先に電話を発信させるためのワンタッチダイヤルキーで
ある。
【0070】今回提示した操作パネル及びその操作パネ
ル上に配置される各種キーは、あくまでも1実施形態で
あり、カラーデジタル複写機に搭載される各種機能によ
り操作パネル上に設けられるキーは異なってくることは
いうまでもない。
【0071】次に、本発明のカラーデジタル複写機の実
施形態1におけるカラー・白黒原稿混在時の画像形成処
理動作について、図1及び図2を参照しながら説明す
る。
【0072】まず、自動原稿送り装置112の上に載置
されたカラー・白黒の混在原稿を順次、原稿台111の
所定の位置に搬送し、走査ユニット113により走査を
行い、光電変換素子116で反射光像を電気信号の原稿
画像情報に変換する。原稿画像情報は画像処理部41に
転送され前述の所定の処理が施される。その時、黒検出
回路41cにより原稿がカラーであるか白黒であるか判
断される。
【0073】以下の実施形態1の動作を図5のフローチ
ャートとともに説明すると、最初の原稿の読み込みを行
い(S1)、この最初の原稿がカラーであるか白黒であ
るか判断され(S2)、この判断によりカラー原稿であ
れば画像形成動作モードをカラーモードに設定され(S
3)、最初の原稿の画像形成動作(カラー画像形成動
作)が行われる(S4)。
【0074】最初の原稿の画像形成動作が終了すると、
次の原稿の読み込みを行い(S5)、この原稿も最初の
原稿と同様に原稿がカラーであるか白黒であるか判断さ
れ(S6)、最初の原稿と同種である場合、この場合カ
ラー原稿である場合、継続してカラー画像形成動作が行
われる(S7)。上記のS6での判断の結果、最初の原
稿と異種、即ち、白黒原稿である場合には、読み込まれ
た原稿のページ番号と特徴(この場合白黒原稿であるこ
と)等の分類情報を管理テーブルに記録する(S8)。
【0075】そして、読み込み、処理を行った原稿が最
終原稿であるか否かを判断し(S9)、最終原稿でない
場合は、上記のS5〜S7若しくはS8の動作を繰り返
し行い、最終原稿と判断すると、画像形成動作モードを
カラーモードから白黒モードに切り替え(S10)、管
理テーブルに記録された分類情報を読みだし、再度原稿
を読み込むために原稿を搬送し、分類情報に応じた原稿
のみの読み込みを行い(S11)、画像形成動作を行い
(S12)、全ての画像情報の画像形成が終わると画像
形成動作を終了する。
【0076】また、最初に読み込まれた原稿が白黒であ
ると判断された場合は、この判断により画像形成動作モ
ードを白黒モードに設定され(S13)、最初の原稿の
画像形成動作(白黒画像形成動作)が行われる(S1
4)。
【0077】最初の原稿の画像形成動作が終了すると、
次の原稿の読み込みを行い(S15)、この原稿も最初
の原稿と同様に原稿がカラーであるか白黒であるか判断
され(S16)、最初の原稿と同種である場合、この場
合白黒原稿である場合、継続して白黒画像形成動作が行
われる(S17)。上記のS16での判断の結果、最初
の原稿と異種、即ち、カラー原稿である場合には、読み
込まれた原稿のページ番号と特徴(この場合カラー原稿
であること)等の分類情報を管理テーブルに記録する
(S18)。
【0078】そして、読み込み、処理を行った原稿が最
終原稿であるか否かを判断し(S19)、最終原稿でな
い場合は、上記のS15〜S17若しくはS18の動作
を繰り返し行い、最終原稿と判断すると、画像形成動作
モードを白黒モードからカラーモードに切り替え(S2
0)、管理テーブルに記録された分類情報を読みだし、
再度原稿を読み込むために原稿を搬送し、分類情報に応
じた原稿のみの読み込みを行い(S11)、画像形成動
作を行い(S12)、全ての画像情報の画像形成が終わ
ると画像形成動作を終了する。
【0079】カラー原稿の画像形成動作モード(カラー
モード)時に、定着性能の関係からプロセススピードを
遅くする場合や、白黒原稿の画像形成動作モード(白黒
モード)時に、転写搬送ベルト216がカラー用の感光
体ドラム222a,222b,222cから離間する場
合、カラーと白黒の原稿が混在する混在原稿を順番通り
に処理すれば、カラーと白黒原稿で画像形成動作モード
の切り替えによる時間ロスが発生する。しかしながら、
上述のごとくカラー原稿と白黒原稿を別々に一括して画
像形成動作を行うことにより、画像形成動作モードを切
り替えるための時間ロスを最小限に抑えることができ、
ジョブ効率を向上させることができる。
【0080】上述では、混在原稿としてカラー原稿と白
黒原稿を想定したが、文字原稿と写真原稿の混在であっ
てもよい。この場合、特徴抽出を分離・スクリーン回路
41gで行えばよい。
【0081】本発明のカラーデジタル複写機の実施形態
2におけるカラー・白黒原稿混在時の画像形成処理動作
を図6のフローチャートとともに説明すると、最初の原
稿の読み込みを行い(S21)、この最初の原稿がカラ
ーであるか白黒であるか判断され(S22)、この判断
によりカラー原稿であれば、カラー原稿の画像情報をカ
ラー用メモリに記録し(S23)、白黒原稿であれば、
白黒原稿の画像情報を白黒用メモリに記録する(S2
4)。
【0082】この時、夫々の画像情報に対応してページ
番号と特徴(カラーか白黒か)等の分類情報を画像メモ
リ43内の管理テーブルに記録し(S25)、現在の原
稿が最終原稿であるか否かを判断し(S26)、最終原
稿でない場合は上記のS21〜S25の動作を繰り返し
行い、最終原稿である場合には、画像形成動作モードを
まずカラーモードに設定し(S27)、カラー用メモリ
内の全画像情報の画像形成を行い(S28)、全カラー
画像情報の画像形成が終了すると、画像形成動作モード
をカラーモードから白黒モードに切り替え(S29)、
白黒用メモリ内の全画像情報の画像形成を行い(S3
0)、全白黒画像情報の画像形成が終了すると、画像形
成動作を終了する。
【0083】このように、最初の原稿と異なる種類の原
稿の読み込みが行われた場合、即ち、カラー原稿と白黒
原稿が混在した原稿の読み込みを行う場合であっても、
全ての原稿の読み込みを行い、分類情報に基づいて同種
の原稿の画像情報を画像メモリ(カラー用メモリ若しく
は白黒用メモリ)から読みだし、同種の画像情報に基づ
き続けて画像形成動作を行うので、原稿は自動原稿送り
装置112により一度搬送されるだけでよく、再度の原
稿搬送及び走査の時間ロスを省略することができ、原稿
の搬送による傷みも最小限に抑えることができる。
【0084】本発明のカラーデジタル複写機の実施形態
3を図7とともに説明すると、図1において、給紙機構
211を下方に移動させ、この給紙機構211と転写搬
送ベルト216との間に一時ストック部301を設けて
いる。画像形成ステーシャンPa,Pb,Pc,Pdに
よりカラー画像が形成された用紙は定着装置217によ
り定着された後、搬送方向切り換えゲート218,30
4,303によりスイッチバック搬送経路221に送ら
れ、搬送方向切り換えゲート303を切り換えた後、搬
送方向切り換えゲート302へ送られ一時ストック部3
01へとストックされる。
【0085】そして、白黒モードの画像形成時の用紙間
にスイッチバック搬送経路221を通り、搬送方向切り
換えゲートにより排出ローラ219へと送られ、排出ト
レイ220へ排出される。
【0086】上記の実施形態3におけるカラー・白黒原
稿混在時の画像形成処理動作を説明すると、自動原稿送
り装置112の上に載置されたカラー・白黒の混在原稿
を順次、原稿台111の所定の位置に搬送し、走査ユニ
ット113により走査を行い、光電変換素子116で反
射光像を電気信号の原稿画像情報に変換する。原稿画像
情報は画像処理部41に転送され前述の所定の処理が施
される。その時、黒検出回路41cにより原稿がカラー
であるか白黒であるか判断される。
【0087】以下の実施形態3の動作を図8の画像メモ
リ内の記録情報の説明図と図9のフローチャートととも
に説明すると、最初の原稿の読み込みを行い(S3
1)、この最初の原稿がカラーであるか白黒であるか判
断され(S32)、この判断により白黒原稿であれば、
白黒原稿の画像情報を白黒用メモリに記録し(S3
3)、カラー原稿であれば、カラー原稿の画像情報をカ
ラー用メモリに記録する(S34)。
【0088】この時、夫々の画像情報に対応してページ
番号と特徴(カラーか白黒か)等の分類情報を画像メモ
リ43内の管理テーブルに記録し(S35)、現在の原
稿が最終原稿であるか否かを判断し(S36)、最終原
稿でない場合は上記のS31〜S35の動作を繰り返し
行い、最終原稿である場合には、画像形成動作モードを
まずカラーモードに設定し(S37)、カラー用メモリ
内の全画像情報の画像形成を行い(S38)、カラー画
像を画像形成された用紙を一時ストック部301にスト
ックする(S39)。
【0089】そして、全カラー画像情報の画像形成が終
了すると、画像形成動作モードをカラーモードから白黒
モードに切り替え(S40)、画像メモリに記録された
管理テーブルのテーブルを参照し(S41)、参照テー
ブルの分類情報が白黒原稿であるか否かを判断する(S
42)。
【0090】例えば、参照テーブルに記録されている分
類情報が図8に示すような場合について説明すると、1
枚目の原稿は白黒原稿であるので、白黒原稿の画像情報
を白黒用メモリから読み出し(S43)、この画像情報
により画像形成を行い、白黒画像を形成した用紙を排紙
トレイに排紙する(S44)。
【0091】そして、管理テーブルのテーブルが最後の
テーブルか否かを判断し(S45)、最後のテーブルで
はない場合は、上記のS41へ戻る。
【0092】管理テーブルのテーブルに記録されている
2枚目の原稿も白黒原稿であるので、上記と同様にS4
3,S44を行い、次のテーブルを参照する。次のテー
ブルである3枚目の原稿はカラー原稿であるので、一時
ストック部301にストックされているカラー画像が形
成された用紙を白黒画像が用紙に形成されている間のタ
イミングで排出トレイに排紙する(S46)。
【0093】そして、管理テーブルのテーブルに記録さ
れている4枚目の原稿は白黒原稿であるので、上記と同
様にS43,S44を行い、次のテーブルを参照する。
次のテーブルである5枚目の原稿はカラー原稿であるの
で、一時ストック部301にストックされているカラー
画像が形成された用紙を白黒画像が用紙に形成されてい
る間のタイミングで排出トレイに排紙する(S46)。
【0094】この5枚目の原稿が最後の原稿であるので
管理テーブルに記録されているテーブルは最後となるの
で、画像形成動作を終了する。
【0095】以上のように表裏逆転して一時ストック部
301に一旦ストックされたカラー画像が形成された用
紙を白黒モードにより白黒画像が形成される用紙の排紙
の間のタイミングで排出トレイに排紙することにより、
原稿の種類(カラー原稿,白黒原稿)により一括処理す
る場合であっても、表裏が反転されることなく、用紙の
ページ順序を原稿のページ順番に対応させて並べて排紙
することができる。
【0096】また、プロセススピードがカラーモードと
白黒モードとにより異なる場合、上述のように一旦画像
メモリ43内に記録された画像情報をカラー原稿の画像
情報より先に画像形成動作を行うので、トナー帯電量等
の現像条件を安定した状態で画像形成動作を行うことが
でき、色再現をより忠実に再現できる。
【0097】一方、一旦画像メモリ43内に記録された
画像情報を白黒原稿の画像情報より先に画像形成動作を
行うと、カラーモード時のプロセススピードの方が白黒
モード時のプロセススピードよりも遅いため、カラー画
像を用紙に形成している間に一時ストック部301から
の排出動作に有効に利用することができる。さらに、先
に画像形成動作を行う種類の原稿が、最初に走査ユニッ
ト113により走査されたときから画像形成動作を行う
ことで、より画像形成動作時間を短縮することができ
る。
【0098】本発明のカラーデジタル複写機の実施形態
4におけるカラー・白黒原稿混在時の画像形成処理動作
を図10のフローチャートとともに説明すると、最初の
原稿の読み込みを行い(S51)、この最初の原稿がカ
ラーであるか白黒であるか判断され(S52)、この判
断により白黒原稿であれば、白黒原稿の画像情報を白黒
用メモリに記録し(S53)、カラー原稿であれば、カ
ラー原稿の画像情報をカラー用メモリに記録する(S5
4)。
【0099】この時、夫々の画像情報に対応してページ
番号と特徴(カラーか白黒か)等の分類情報を画像メモ
リ43内の管理テーブルに記録し(S55)、現在の原
稿が最終原稿であるか否かを判断し(S56)、最終原
稿でない場合は上記のS51〜S55の動作を繰り返し
行い、最終原稿である場合には、白黒原稿の枚数とカラ
ー原稿の枚数とを比較し、カラー原稿の枚数が少ない場
合には、画像形成動作モードをカラーモードに設定し
(S58)、画像メモリのカラー用メモリ内の全画像情
報を読み出して画像形成を行い(S59)、カラー画像
を形成した用紙を一時ストック部301に一旦ストック
する(S60)。
【0100】そして、全カラー画像情報の画像形成が終
了すると、画像形成動作モードをカラーモードから白黒
モードに切り替え(S61)、画像メモリに記録された
管理テーブルのテーブルを参照し(S62)、参照テー
ブルの分類情報が白黒原稿であるか否かを判断する(S
63)。
【0101】例えば、1枚目の原稿は白黒原稿であれ
ば、白黒原稿の画像情報を白黒用メモリから読み出し
(S64)、この画像情報により画像形成を行い、白黒
画像を形成した用紙を排紙トレイに排紙する(S6
5)。
【0102】そして、管理テーブルのテーブルが最後の
テーブルか否かを判断し(S66)、最後のテーブルで
はない場合は、上記のS62へ戻る。
【0103】管理テーブルのテーブルに記録されている
2枚目の原稿がカラー原稿である場合、一時ストック部
301にストックされているカラー画像が形成された用
紙を白黒画像が用紙に形成されている間のタイミングで
排出トレイに排紙する(S67)。
【0104】そして、管理テーブルのテーブルが最後の
テーブルになるまで上記のS62〜S67の動作を繰り
返し行い、管理テーブルに記録されているテーブルが最
後となると、画像形成動作を終了する。
【0105】また、S57の白黒原稿の枚数とカラー原
稿の枚数との比較により、白黒原稿の枚数が少ないと判
断した場合には、画像形成動作モードを白黒モードに設
定し(S68)、画像メモリの白黒用メモリ内の全画像
情報を読み出して画像形成を行い(S69)、白黒画像
を形成した用紙を一時ストック部301に一旦ストック
する(S70)。
【0106】そして、全白黒画像情報の画像形成が終了
すると、画像形成動作モードを白黒モードからカラーモ
ードに切り替え(S71)、画像メモリに記録された管
理テーブルのテーブルを参照し(S72)、参照テーブ
ルの分類情報がカラー原稿であるか否かを判断する(S
73)。
【0107】例えば、1枚目の原稿はカラー原稿であれ
ば、カラー原稿の画像情報をカラー用メモリから読み出
し(S74)、この画像情報により画像形成を行い、カ
ラー画像を形成した用紙を排紙トレイに排紙する(S7
5)。
【0108】そして、管理テーブルのテーブルが最後の
テーブルか否かを判断し(S76)、最後のテーブルで
はない場合は、上記のS72へ戻る。
【0109】管理テーブルのテーブルに記録されている
2枚目の原稿が白黒原稿である場合、一時ストック部3
01にストックされている白黒画像が形成された用紙を
カラー画像が用紙に形成されている間のタイミングで排
出トレイに排紙する(S77)。
【0110】そして、管理テーブルのテーブルが最後の
テーブルになるまで上記のS72〜S77の動作を繰り
返し行い、管理テーブルに記録されているテーブルが最
後となると、画像形成動作を終了する。
【0111】上述のように原稿枚数の少ない方を一時ス
トック部301に一旦ストックすることにより、用紙の
搬送経路長さを最小限の長さにすることができ、紙詰ま
りの発生を極力抑えることができる。
【0112】
【発明の効果】請求項1に係る画像形成装置は、以上の
ように、種類(カラーや白黒、文字や写真)の異なる原
稿が混在している混在原稿を分類してその画像形成動作
モードで一括出力するため、原稿の種類でプロセススピ
ードを変える場合や、例えば転写搬送ベルトを用いるも
のにおいてこの転写搬送ベルトを感光体から離間させる
場合等のモード切り替え時の時間ロスをなくすころがで
き、画像形成動作のジョブ効率を向上させることができ
る。
【0113】請求項2に係る画像形成装置は、以上のよ
うに、全原稿の画像情報を分類して画像情報蓄積手段に
蓄積しておくため、一括出力する際に、後で出力する種
類の原稿を再度読み取る必要がなく、原稿の読取時間及
び読み取りのための原稿搬送時間を省略することがで
き、画像形成動作時間を短縮することができるととも
に、原稿の搬送による傷みを極力抑えることができる。
【0114】請求項3に係る画像形成装置は、以上のよ
うに、管理テーブルに画像情報蓄積手段に蓄積された画
像情報のページ情報と特徴情報とを記録しているので、
一括出力する場合であっても画像が形成された用紙の順
番を原稿の順番に揃えて出力することができる。
【0115】請求項4に係る画像形成装置は、以上のよ
うに、カラー画像か白黒画像かを判断することにより、
使用頻度の多い原稿の画像形成動作(作業)のジョブ効
率を向上させることができる。
【0116】請求項5に係る画像形成装置は、以上のよ
うに、先に一括処理される種類の原稿の画像が形成され
た用紙を一時的に再供給手段に収容し、後に一括出力さ
れる用紙と用紙の間に再供給手段より排出させることに
より、一括処理においても用紙のページ順を原稿の順番
に揃えることができる。
【0117】請求項6に係る画像形成装置は、以上のよ
うに、一括処理の画像形成動作の開始タイミングを、先
の画像形成動作を行う種類の原稿が最初に読み取られた
ときから行うことにより、より画像形成動作時間を短縮
することができる。
【0118】請求項7に係る画像形成装置は、以上のよ
うに、一時ストック部にストックされる種類の原稿の用
紙を通常排出される用紙の排出状態と同じ状態で排出す
るので、後に一括出力される種類の原稿の用紙と表裏が
逆になることなく同じ状態で排出することができる。
【0119】請求項8に係る画像形成装置は、以上のよ
うに、カラー・白黒の混在原稿の画像形成時に、カラー
原稿を先に一括出力する出力することにより、カラーモ
ードと白黒モードでプロセススピードが異なる場合の白
黒モード後の現像条件をより安定した状態で画像の形成
を行うことができ、色再現性を向上させ原稿に忠実な画
像形成を行うことができる。
【0120】請求項9に係る画像形成装置は、以上のよ
うに、カラー・白黒の混在原稿の画像形成時に、カラー
モード時のプロセススピードが遅い場合、カラーモード
時の用紙への画像形成時間を一時ストック部からの排出
動作に有効に利用でき、トータルでの画像形成時間を短
縮することができる。
【0121】請求項10に係る画像形成装置は、以上の
ように、分類された画像情報のうち原稿枚数の少ない方
を先に一括処理することにより、一時ストック部へのス
トック枚数を少なくでき、用紙の搬送経路長さを短くで
き、用紙詰まりの発生を極力抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置であるデジタルカラー複
写機の全体を示す概略構成断面図である。
【図2】本発明のデジタルカラー複写機の画像データ処
理系のブロック図である。
【図3】本発明のデジタルカラー複写機の制御ブロック
図である。
【図4】本発明のデジタルカラー複写機の操作パネルの
平面図である。
【図5】本発明のデジタルカラー複写機の実施形態1の
画像形成処理動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明のデジタルカラー複写機の実施形態2の
画像形成処理動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明のデジタルカラー複写機の実施形態3の
一時ストック部を示す概略断面図である。
【図8】本発明のデジタルカラー複写機の実施形態3に
おける画像メモリ内に記録された記録情報の説明図であ
る。
【図9】本発明のデジタルカラー複写機の実施形態3の
画像形成処理動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明のデジタルカラー複写機の実施形態4
の画像形成処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
41 画像処理部 41c 黒検出回路 43 画像メモリ 44 中央処理ユニット 112 自動原稿送り装置 113 走査ユニット

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を入力するための画像情報入力
    手段と、 画像情報入力手段から入力された画像情報の特徴を抽出
    する特徴抽出手段と、 特徴抽出手段により抽出された特徴に基づいて入力され
    た画像情報を分類管理する分類管理手段と、 分類管理手段により管理されている同一の分類の画像情
    報を一括して処理する画像処理手段とを備えたことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿の画像情報を読み取るための原稿画
    像情報読取手段と、 原稿画像情報読取手段から入力される画像情報を蓄積す
    るための画像情報蓄積手段と、 画像情報蓄積手段に蓄積された画像情報の特徴を抽出す
    る特徴抽出手段と、 特徴抽出手段により抽出された特徴に基づいて入力され
    た画像情報を分類管理する分類管理手段と、 分類管理手段により管理されている同一の分類の画像情
    報を一括して出力する画像情報出力手段とを備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記分類管理手段は、上記画像情報読取
    手段により入力された画像情報、若しくは、上記画像情
    報蓄積手段に蓄積された画像情報毎のページ情報と、画
    像情報毎の特徴情報を管理する管理テーブルを備えてい
    ることを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記特徴抽出手段が抽出する画像情報の
    特徴は、画像情報がカラー画像であるか白黒画像である
    かを判断するためのものであることを特徴とする請求項
    1若しくは請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 原稿の画像情報を読み取るため原稿画像
    情報読取手段と、 原稿画像情報読取手段から入力される画像情報を蓄積す
    るための画像情報蓄積手段と、 画像情報蓄積手段に蓄積された画像情報の特徴を抽出す
    るための特徴抽出手段と、 特徴抽出手段により抽出された特徴に基づいて入力され
    た画像情報を分類管理する分類管理手段と、 分類管理手段により管理されている同一の分類の画像情
    報を一括して出力する画像情報出力手段と、 画像情報出力手段から出力される画像が形成された用紙
    を一時的に収容して再び所定の搬送経路に向かって用紙
    を供給する再供給手段と、 画像情報出力手段から出力される画像が記録された用紙
    を所定の排出位置へと順次排出する排出手段とを備え、 画像情報出力手段から同一の分類の画像を一括して出力
    する際に、先に画像情報出力手段から出力される画像が
    記録された用紙を上記再供給手段へと一時的に収容さ
    せ、その後、上記画像情報出力手段からさらに異なる同
    一の分類の画像情報を一括して出力する際に、上記排出
    手段により所定の排出位置へ排出される用紙の合間に、
    先に再供給手段に一時的に収容された用紙を再供給して
    排出することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記画像情報出力手段は、当該画像情報
    出力手段から先に出力される画像の最初の原稿が、上記
    画像情報読取手段から入力されると、先に出力される画
    像の出力を開始することを特徴とする請求項5記載の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 上記再供給手段は、一時的に収容された
    用紙を上記排出手段に向かって供給する際に、上記画像
    情報出力手段から排出手段により所定の排出位置へ排出
    される新たな画像が形成された用紙の排出状態と同じ排
    出状態で排出されるよう排出手段に向かって排出を行う
    ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 上記画像情報出力手段は、カラー画像を
    形成する第1の画像形成モードと、白黒画像を形成する
    第2の画像形成モードとからなり、 上記画像情報出力手段から第1の画像形成モードにより
    先にカラー画像情報を出力して上記再供給手段にカラー
    画像が形成された用紙を一時的に収容させ、その後、第
    2の画像形成モードにより白黒画像を出力する際に、排
    出手段により所定の位置へ排出されるカラー画像が形成
    された用紙が所定の排出状態となるように再供給手段か
    ら再供給して排出することを特徴とする請求項5記載の
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 上記画像情報出力手段は、カラー画像を
    形成する第1の画像形成モードと、白黒画像を形成する
    第2の画像形成モードとからなり、上記画像情報出力手
    段から第2の画像形成モードにより先に白黒画像情報を
    出力して上記再供給手段に画像が形成された用紙を一時
    的に収容させ、その後、第1の画像形成モードによりカ
    ラー画像を出力する際に、排出手段により所定の排出位
    置へ排出される白黒画像が記録された用紙が所定の排出
    状態となるように上記再供給手段から再供給して排出す
    ることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 上記画像情報出力手段は、カラー画像
    を形成する第1の画像形成モードと白黒画像を形成する
    第2の画像形成モードとからなり、 上記分類管理手段により分類管理されている情報に基づ
    いて、上記原稿画像情報蓄積手段に蓄積されているカラ
    ー画像情報と白黒画像情報の中で原稿枚数の少ない画像
    情報側を先に上記画像情報出力手段から出力することを
    特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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