JP2007085536A - ディスクブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で、固定側カム板と駆動側カム板と推力伝達板とカムスプリングとをハウジング内に収容してユニット化し、ハウジングの回動とシリンダ軸方向の移動を規制するとともに、固定側カム板を回り止めし、パーキングブレーキ操作時に良好なストロークフィーリングを得ることができ、アジャスタを確実に作動させて、摩擦パッドとディスクロータとの制動間隙を常に良好に保つ。
【解決手段】シリンダ孔8に軸方向溝8eと、軸方向溝8eに交叉する周方向溝8fとを備える。固定側カム板12に、軸方向溝8eに挿入される回止用突片12cを突設し、回止用突片12cの周方向一側方の底面外周部に係止溝12dを形成する。ハウジング16に、軸方向溝8eに係合する係合リブ16eを突設し、係合リブ16eの周方向一側方に、係止溝12dに嵌め込む係止片12fを形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液圧によって摩擦パッドを押圧するピストンと、摩擦パッドとディスクロータとの間隙を自動調整するためのアジャスタと、ボールランプ型の推力変換機構により前記アジャスタを介してピストンを押圧するパーキングブレーキとを備えたディスクブレーキ装置に関する。
四輪自動車等に用いられるディスクブレーキ装置として、ブレーキペダルによる液圧式作動機構と、ハンドレバーやフットペダルによって牽引操作される機械式作動機構とを備えたパーキングブレーキ付きのディスクブレーキ装置がある。このパーキングブレーキ付きのディスクブレーキ装置は、一般に、キャリパボディに設けたシリンダ孔の先端開口側に液圧式作動機構を構成するピストンを配置し、このピストンの後面側にアジャストナット及びアジャストボルトを有するアジャスタを配置するとともに、シリンダ孔の底部側に機械式作動機構を構成する推力変換機構を配置している。
推力変換機構としては、従来からボールランプ型が広く知られている。このボールランプ型の推力変換機構は、カムベアリングを収容するランプ溝をそれぞれ形成した固定側カム板と駆動側カム板とを対向配置し、パーキングブレーキ操作によって駆動側カム板を回動させることにより、ランプ溝とカムベアリングとのカム作用で、ピストンをディスクロータ側に移動させる推力を発生させ、この推力によりアジャスタを介してピストンをディスクロータ方向に押動し、摩擦パッドをディスクロータに圧接して制動力を得るようにしている。また、前記固定側カム板と、前記駆動側カム板と、前記推力伝達板と、推力伝達板を前記駆動側カム板の方向に付勢するカムスプリングとを、略円筒状のハウジング内に収容してユニット化し、組み付け性の向上を図っている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第2739879号公報
上述のようなボールランプ型の推力変換機構では、固定側カム板と、駆動側カム板と、推力伝達板と、カムスプリングとを、略円筒状のハウジング内に収容してユニット化されていることから、ハウジングのシリンダ周方向の回動とシリンダ軸方向の移動とを規制する必要があった。このため、固定側カム板は、シリンダ孔底部とを凹凸係合させたり、係合ピンで係合させて回動が規制され、また、ハウジングは周壁に装着片が突設され、該装着片をシリンダ孔に取り付けた止め輪に係止することによって、シリンダ孔内に取り付けられることから、固定側カム板の取り付け加工や、ハウジングの取り付けに手間が掛かるとともに、部品点数が増加していた。
そこで本発明は、固定側カム板と、駆動側カム板と、推力伝達板と、カムスプリングとを略円筒状のハウジング内に収容してユニット化し、簡単な構造で、ハウジングのシリンダ周方向の回動及びシリンダ軸方向の移動と、固定側カム板の回動とを規制し、パーキングブレーキ操作時に良好なストロークフィーリングを得ることができ、アジャスタを確実に作動させて、摩擦パッドとディスクロータとの制動間隙を常に良好に保つことができるディスクブレーキ装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため本発明は、キャリパボディに形成されるシリンダ孔の先端開口側に収納されたピストンと、シリンダ孔の底部側に配設された推力変換機構と、該推力変換機構と前記ピストンとの間に設けられたアジャストナット及びアジャストボルトを有するアジャスタとを備え、前記推力変換機構からアジャスタを介して前記ピストンを押動するパーキングブレーキを備えたディスクブレーキ装置であって、前記推力変換機構は、前記シリンダ孔の底壁に取り付けられる固定側カム板と、前記シリンダ孔底壁と固定側カム板とに対して回動可能且つシリンダ軸方向に移動可能に貫通したカムシャフトと、該カムシャフトのシリンダ孔開口側に設けられた駆動側カム板と、該駆動側カム板及び前記固定側カム板の対向位置にそれぞれ形成されるランプ溝及び該ランプ溝に収容されるカムベアリングとを備え、前記アジャスタは、アジャストナットとアジャストボルトのいずれか一方の前記駆動側カム板に対向するシリンダ孔底部側端部に推力伝達板を備え、前記固定側カム板と、前記駆動側カム板と、前記推力伝達板と、前記推力伝達板を前記駆動側カム板の方向に付勢するカムスプリングとを、略円筒状のハウジング内に収容したディスクブレーキ装置において、前記シリンダ孔は、底部側内周面にシリンダ軸方向の軸方向溝と、該軸方向溝に交叉するシリンダ周方向の周方向溝とを備え、前記固定側カム板は、外周面に突設される前記軸方向溝に挿入する回止用突片と、該回止用突片の周方向一側方の底面外周部に形成される係止溝とを備え、前記ハウジングは、シリンダ孔底部側端部に突設される前記軸方向溝に挿入可能で前記周方向溝に係合する係合リブと、該係合リブの周方向一側方に形成される前記係止溝に嵌め込む係止片とを備え、前記ハウジング内に、前記駆動側カム板と、前記推力伝達板と、前記カムスプリングとを収容し、前記ハウジングの係止片を前記固定側カム板の底面に係止させた状態で、固定側カム板の回止用突片とハウジングの係合リブとをシリンダ孔の軸方向溝に挿入した後、前記ハウジングを一側方へ回動させて、前記ハウジングの係合リブをシリンダ孔の周方向溝に挿入するとともに、係止片を前記係止溝に嵌め込んで前記ハウジングをシリンダ孔内に固定したことを特徴とし、前記軸方向溝と前記回止用突片と前記係合リブとを、シリンダ周方向に等間隔に複数形成し、各回止用突片の周方向一側方に前記係止溝をシリンダ周方向に等間隔にそれぞれ形成するとともに、各係合リブの周方向一側方に前記係止片をシリンダ周方向に等間隔にそれぞれ形成することもできる。
上述のように構成されることにより、固定側カム板は、回止用突片がシリンダ孔の軸方向溝に挿入されることによって回り止めされる。ハウジングは、回り止めされた状態の固定側カム板の係止溝にハウジングの係止片が嵌め込まれ、さらに、係合リブが周方向溝に挿入されることにより、回動不能で且つシリンダ軸方向の移動を規制された状態でシリンダ孔内に配設される。これにより、簡単な構造でパーキングブレーキ操作時に良好なストロークフィーリングを得ることができるとともに、アジャスタを確実に作動させて、摩擦パッドとディスクロータとの制動間隙を常に良好に保つことができ、部品点数も少なく抑えることができる。
さらに、駆動側カム板と推力伝達板とカムスプリングとをハウジング内に収容し、ハウジングの係止片を固定側カム板に係止させることによって、固定側カム板と駆動側カム板と推力伝達板とカムスプリングとをハウジング内に仮組みしてユニット化させ、ハウジングを回転させて固定側カム板の回止用突片とハウジングの係合リブとの位置を合わせてシリンダ孔の軸方向溝に挿入した後、ハウジングを回転させることによって、係合リブをシリンダ孔の周方向溝に挿入し、ハウジングの係止片を固定側カム板の係止溝に嵌め込むことにより、前記ユニットを簡便にシリンダ孔内に装着することができ、組み付け性の向上を図ることができる。
また、固定側カム板は、前記軸方向溝に挿入する回止用突片を設けたことによって回動規制され、さらに、回止用突片をシリンダ周方向に等間隔に複数設けたことにより、固定側カム板の中心に形成されるカムシャフトの挿通孔の中心決めができ、固定側カム板を適正な位置に確実に配置させることができる。これにより、作動時に固定側カム板に負荷が掛かっても、固定側カム板の中心がずれることがなく、前記カムシャフトに設けられた駆動側カム板を常に安定した状態で回動させることができ、パーキングブレーキ操作を良好に行うことができる。さらに、固定側カム板と駆動側カム板と推力伝達板とカムスプリングとをハウジング内に仮組みしたユニットをシリンダ孔に組み付ける際に、該ユニットの前記回止用突片と前記係合リブとをシリンダ孔の軸方向溝に挿入した後、ハウジングを回転させて、係合リブをシリンダ孔の周方向溝に挿入し、ハウジングの係止片を固定側カム板の係止溝に嵌め込む時に、固定側カム板に負荷が掛かっても、前記複数の回止用突片が前記軸方向溝に係合していることから、中心がずれることがなく、簡単且つ確実に前記ユニットを装着することができる。
以下、本発明の一形態例を図面に基づいて詳しく説明する。図1乃至図7は本発明の一形態例を示すもので、図1はディスクブレーキ装置の要部拡大断面図、図2は図1のII-II断面図、図3は図1のIII-III断面図、図4は図2の状態からハウジングを回転させた状態を示す説明図、図5は図3の状態からハウジングを回転させて係止溝に係止片を嵌め込んだ状態の説明図、図6は推力変換機構とアジャストナットとハウジングの分解斜視図、図7はディスクブレーキ装置の断面正面図である。
このディスクブレーキ装置1は、キャリパボディ2に図示しないブレーキペダルにて操作される液圧式作動機構3と、図示しないハンドレバーやフットペダルにて操作されるパーキングブレーキ用の機械式作動機構4とを併設したパーキングブレーキ付きのディスクブレーキ装置であって、キャリパボディ2は、ディスクロータ5の一側部で車体に固設されるキャリパブラケット6に、図示しない一対の摺動ピンを介してディスク軸方向へ移動可能に支持されている。
前記キャリパボディ2は、ディスクロータ5の両側に対向配置される作用部2a及び反作用部2bと、ディスクロータ5の外側を跨いでこれらを連結するブリッジ部2cとを有しており、作用部2aと反作用部2bとの間には、一対の摩擦パッド7,7がディスクロータ5を挟んで配置されている。
作用部2aには、ディスクロータ側に開口するシリンダ孔8が形成されている。シリンダ孔8は、先端開口側に大径部8a、シリンダ孔底部側に小径部8bがそれぞれ形成され、大径部8aにはシリンダ孔開口側にシール溝8cとブーツ溝8dがそれぞれ周設される。小径部8bにはシリンダ軸方向に3本の軸方向溝8eが周方向に等間隔に設けられ、シリンダ孔底部側には各軸方向溝8eに交叉するシリンダ周方向の周方向溝8fが設けられている。
シリンダ孔8の大径部8aには、液圧式作動機構3を構成する有底円筒状のピストン9が収容され、小径部8bには、機械式作動機構4を構成するボールランプ型の推力変換機構10が収容されるとともに、ピストン9と推力変換機構10との間には、ディスクロータ5と摩擦パッド7との制動間隙を自動的に調節するためのアジャスタ11が配設されている。また、シリンダ孔底壁8gには、固定側カム板12が配設されている。
アジャスタ11は、アジャストボルト13とアジャストナット14とで構成され、アジャストボルト13の頭部には、小径ピストン13aとクラッチ板13bとが設けられている。アジャストナット14は、内部にアジャストボルト13と螺合する多条ねじ14aが形成され、シリンダ孔底部側の端部に推力伝達板14bが設けられている。また、アジャストナット14の外周側には、カムスプリング15と推力伝達板14bとを収容する円筒状のハウジング16が配設される。
前記ピストン9は、底壁9aをディスクロータ側に向けてシリンダ孔8の大径部8aに収容されており、ピストン9の内部中心軸上に、前記アジャストナット14とアジャストボルト13とが設けられている。ピストン9の底壁内面には、嵌合孔9bが設けられ、該嵌合孔9bに、前記小径ピストン13aがシール材を介して嵌合し、クラッチ板13bは、嵌合孔9bの開口部から拡開する円錐面9cにアジャストスプリング17の作用で圧接している。
該アジャストスプリング17は、一端がベアリング受け18に、他端がアジャストナット14の外周部分に設けられた止め輪19にそれぞれ保持され、ベアリング受け18及びベアリング20を介してアジャストボルト13を底壁9a側に回動可能な状態で付勢している。
前記推力変換機構10は、シリンダ孔底壁8gと固定側カム板12とに対して回動可能且つシリンダ軸方向に移動可能に貫通したカムシャフト21と、該カムシャフト21のシリンダ孔開口側端部に設けられた駆動側カム板21aと、該駆動側カム板21a及び前記固定側カム板12の対向位置にそれぞれ形成される3つのランプ溝22及び該ランプ溝22に収容される3つのカムベアリング23とを備えている。
駆動側カム板21aは、シリンダ孔開口側端部の中央に、円筒部21bが突設されるとともに、該円筒部21bの外周側には2つの突部21c,21cが対向して突設され、シリンダ孔開口側面に、スラスト軸受24を介して前記推力伝達板14bが当接する。
推力伝達板14bは、シリンダ孔底部側端部の中央に、円筒部21bと突部21c,21cとを収容する収容孔14cが形成され、該収容孔14cの内周側には、前記突部21c,21cと当接して駆動側カム板21aの回動量を、各カムベアリング23がランプ溝22から脱落しない範囲に規制する規制部14d,14dが突設されている。また、外周には、3つの係合用突部14eが等間隔で設けられている。
固定側カム板12は、円盤状に形成され、中央にはカムシャフト21を挿通させる挿通孔12aが設けられ、該挿通孔12aの周囲の底面に、シリンダ孔底壁8gに設けたリブ収容溝8hに挿入されるリブ12bが突設されている。また、固定側カム板12の外周面には、シリンダ孔8の各軸方向溝8eにそれぞれ係合する3つの回止用突片12cが周方向に等間隔で突設され、各回止用突片12cの一側方の底面外周部には、該回止用突片12cから周方向に等距離離間させて係止溝12dがそれぞれ設けられている。
ハウジング16は、シリンダ孔8の小径部8bの径よりもやや小径に形成される大径筒部16aと、アジャストナット14に形成した推力伝達板14bの外径よりも大きな内径に形成される小径筒部16bとを一体に備えたもので、小径筒部16bのシリンダ孔底部側には、前記推力伝達板14bの各係合用突部14eが軸方向にのみ移動可能に係合する3つの係合孔16cが穿設されている。また、小径筒部16bのシリンダ孔開口側端部にはカムスプリング15の支持片16dが内周側に突設されている。大径筒部16aのシリンダ孔底部側端部には、シリンダ孔8の各軸方向溝8eに挿入可能で周方向溝8fにそれぞれ係合する係合リブ16eが周方向に等間隔で突設され、各係合リブ16eの周方向一側方に、該係合リブ16eから周方向に等距離離間させて係止片16fがそれぞれ形成されている。
このように形成した本形態例のディスクブレーキ装置1の組み立ては、ハウジング16のシリンダ孔底部側の開口から、カムスプリング15を挿入し、その一端を支持片16dに当接させ、カムスプリング15の内周にアジャストナット14を挿通する。該アジャストナット14に設けた推力伝達板14bのシリンダ孔開口側端部に、カムスプリング15の他端を当接させ、アジャストナット14の係合突部14eをハウジング16の係合孔16cに係合させる。次に、推力伝達板14bの収容孔14cに、駆動側カム板21aの円筒部21bと突部21c,21cとを収容させ、推力伝達板14bのシリンダ孔底部側と駆動側カム板21aのシリンダ孔開口側端部とを、スラスト軸受24を介して当接させる。駆動側カム板21aは、円筒部21bに形成された突部21cが、収容孔14c内に形成された規制部14dに当接することにより、所定量以上の回動が規制される。次いで各カムベアリング23を各ランプ溝22に収容するように、固定側カム板12の挿通孔12aにカムシャフト21を通して、固定側カム板12を駆動側カム板21aのシリンダ孔底部側に配設し、ハウジング16の係止片16fを折り曲げて、固定側カム板12の係止溝12dを除く底面に係止させる。これにより、固定側カム板12がハウジング16のシリンダ孔底部側に仮組みされ、推力変換機構10と、推力伝達板14bと、カムスプリング15とがハウジング16内に組み付けられユニット化させることができる。
このように組み付けられたユニットは、ハウジング16と固定側カム板12とを回転させることによって、ハウジング16の係合リブ16eと固定側カム板12の回止用突片12cの周方向の位置を合わせ、固定側カム板12をシリンダ孔底壁8g側に向けて回止用突片12cと係合リブ16eとをシリンダ孔の軸方向溝8eに挿入し、シリンダ孔8内に挿入される。このとき、固定側カム板12には、軸方向溝8eに挿入される3つの回止用突片12cがシリンダ周方向に等間隔に設けられていることから、固定側カム板12の回動が規制されるとともに、固定側カム板12の中心に形成されるカムシャフト21の挿通孔12aの中心決めを行うことができ、挿通孔12aを適正な位置に配置させることができる。次に、ハウジング16を回転させて、ハウジング16の係合リブ16eをシリンダ孔8の周方向溝8fに係合させるとともに、ハウジング16の各係合片16fを固定側カム板12の各係止溝12dに嵌め込ませる。これによってこのユニットがシリンダ孔8内に固定される。このようにハウジング16を回転させる際には、固定側カム板12に負荷が掛かるが、固定側カム板12の3つの回止用突片12cが、軸方向溝8eに挿入されていることから、固定側カム板12が回動することがなく、また中心がずれる虞もなく、カムシャフト21に設けられた駆動側カム板21aを常に良好な状態でシリンダ孔内に配設させることができる。
一方、ピストン9の内部には、アジャストボルト13,ベアリング20,ベアリング受け18,アジャストスプリング17,止め輪19を順に装着し、こちらも一つのユニットとする。次に、アジャストボルト13をアジャストナット14に螺合させながら、ピストン9をシリンダ孔8に押し込み、カムシャフト21の突出端に操作レバー25を取り付ける。これにより、キャリパボディ2に液圧式作動機構3,機械式作動機構4及びアジャスタ11が組み付けられる。なお、各シール材は適宜な段階で装着する。
このディスクブレーキ装置1は、液圧式作動機構3を用いたブレーキ操作では、シリンダ孔8内に導入された作動液の圧力によってピストン9がディスクロータ方向に押動され、作用部2aの摩擦パッド7をディスクロータ5の一側面に押圧するとともに、その反力によってキャリパボディ2が作用部2a方向に移動し、反作用部2bが反作用部2b側の摩擦パッド7をディスクロータ5の他側面に押圧し、制動作用が行われる。
このとき、摩擦パッド7とディスクロータ5との制動間隙が所定範囲内にある場合は、ピストン9の移動量がアジャストボルト13とアジャストナット14とのバックラッシ分を移動するのみでアジャスト作用は行われない。摩擦パッド7の摩耗によってディスクロータ5との制動間隙が所定値を超えると、ピストン9が前記バックラッシ分を超えてディスクロータ側に大きく移動するので、クラッチ板13bとピストン9の円錐面9cとが離間した状態となる。この状態で、アジャストボルト13は、アジャストスプリング17の付勢力によってアジャストナット14から繰り出され、クラッチ板13bと円錐面9cとが当接する。この状態でブレーキ操作を解除すると、ピストン9及びアジャストボルト13がバックラッシ分を後退することにより、摩擦パッド7とディスクロータ5との制動間隙が所定範囲に自動的に調節されることになる。
また、機械式作動機構4によるパーキングブレーキ操作では、図示しないハンドレバーやフットペダルによって操作レバー25が回動操作されると、カムシャフト21とともに駆動側カム板21aが回動し、駆動側カム板21aの各ランプ溝22と、回止用突片12cと軸方向溝8eとの係合により非回動状態となっている固定側カム板12の各ランプ溝22との位相がずれることにより、各カムベアリング23がランプ溝22の浅い部分にそれぞれ移動し、固定側カム板12から駆動側カム板21aが離反するようにしてディスクロータ側に移動する。この駆動側カム板21aの軸方向の移動は、アジャストナット14からアジャストボルト13を介してピストン9に伝達され、該ピストン9をディスクロータ側に押動する推力となり、前記液圧式作動機構3による制動作用と同じようにして制動作用が行われる。
このように、機械式作動機構4によるパーキングブレーキ操作が行われる際に、固定側カム板12は、回止用突片12cがシリンダ孔8の軸方向溝8eに挿入されることにより回り止めされ、ハウジング16は、回り止めされた状態の固定側カム板12の各係止溝12に各係止片16fがそれぞれ嵌め込まれることにより回り止めされるとともに、係合リブ16eがシリンダ孔8の周方向溝8fに挿入されることにより、シリンダ軸方向の移動が規制されている。また、推力伝達板14bは、ハウジング16の係合孔16cに係合していることから、軸方向に移動可能な状態で回り止めされている。これにより、パーキングブレーキ操作時に良好なストロークフィーリングを得ることができ、また、アジャスタ11を確実に作動させて、摩擦パッド7とディスクロータ5との制動間隙を常に良好に保つことができる。さらに、固定側カム板12と推力変換機構10と推力伝達板14bとカムスプリング15とを収容したハウジング16のシリンダ孔内への組み付け作業が容易になり、ディスクブレーキ装置1の組み立ての作業性を向上させることができる。また、固定側カム板12は、3つの回止用突片12cが軸方向溝8eにそれぞれ係合していることから、作動時に負荷が掛かっても、回動することがなく、且つ固定側カム板12の中心がずれることもなく、カムシャフト21に設けられた駆動側カム板21aを常に安定した状態で回動させることができ、パーキングブレーキ操作を良好に行うことができる。
なお、上述の形態例のように、アジャストナットに推力伝達板を形成し、アジャストナットをハウジングに収容したものに限らず、アジャストボルトに推力伝達板を形成し、アジャストボルトをハウジングに収容するものでも良い。さらに、カムシャフトの回り止めは、カムシャフトを回動させる操作レバーと、キャリパボディの外面に設けた突部とを当接させて行うものでも良い。また、軸方向溝と回止用突片と係合リブとは、上述の形態例のようにそれぞれ3つ設けるものに限らず、少なくとも1つ設けてあればよいが、固体側カム板に形成するカムシャフトの挿通孔の中心決めをする効果を持たせるためには、シリンダ周方向に等間隔に3つ以上設けることが好ましい。
本発明の一形態例を示すディスクブレーキ装置の要部拡大断面図である。 図1のII-II断面図である。 図1のIII-III断面図である。 図2の状態からハウジングを回転させた状態を示す説明図である。 図3の状態からハウジングを回転させて係止溝に係止片を嵌め込んだ状態の説明図である。 同じく推力変換機構とアジャストナットとハウジングの分解斜視図である。 同じくディスクブレーキ装置の断面正面図である。
符号の説明
1…ディスクブレーキ装置、2…キャリパボディ、2a…作用部、3…液圧式作動機構、4…機械式作動機構、5…ディスクロータ、6…キャリパブラケット、7…摩擦パッド、8…シリンダ孔、8a…大径部、8b…小径部、8e…軸方向溝、 8f…周方向溝、8g…シリンダ孔底壁、8h…リブ収容溝、9…ピストン、10…推力変換機構、11…アジャスタ、12…固定側カム板、12a…挿通孔、12b…リブ、12c…回止用突片、12d…係止溝、13…アジャストボルト、13a…小径ピストン、13b…クラッチ板、14…アジャストナット、14a…多条ねじ、14b…推力伝達板、14c…収容孔、14d…規制部、14e…係合用突部、15…カムスプリング、16…ハウジング、16a…大径筒部、16b…小径筒部、16c…係合孔、16e…係合リブ、16f…係止片、17…アジャストスプリング、18…ベアリング受け、19…止め輪、20…ベアリング、21…カムシャフト、21a…駆動側カム板、21b…円筒部、21c…突部、22…ランプ溝、23…カムベアリング、24…スラスト軸受、25…操作レバー

Claims (2)

  1. キャリパボディに形成されるシリンダ孔の先端開口側に収納されたピストンと、シリンダ孔の底部側に配設された推力変換機構と、該推力変換機構と前記ピストンとの間に設けられたアジャストナット及びアジャストボルトを有するアジャスタとを備え、前記推力変換機構からアジャスタを介して前記ピストンを押動するパーキングブレーキを備えたディスクブレーキ装置であって、前記推力変換機構は、前記シリンダ孔の底壁に取り付けられる固定側カム板と、前記シリンダ孔底壁と固定側カム板とに対して回動可能且つシリンダ軸方向に移動可能に貫通したカムシャフトと、該カムシャフトのシリンダ孔開口側に設けられた駆動側カム板と、該駆動側カム板及び前記固定側カム板の対向位置にそれぞれ形成されるランプ溝及び該ランプ溝に収容されるカムベアリングとを備え、前記アジャスタは、アジャストナットとアジャストボルトのいずれか一方の前記駆動側カム板に対向するシリンダ孔底部側端部に推力伝達板を備え、前記固定側カム板と、前記駆動側カム板と、前記推力伝達板と、該推力伝達板を前記駆動側カム板の方向に付勢するカムスプリングとを、略円筒状のハウジング内に収容したディスクブレーキ装置において、前記シリンダ孔は、底部側内周面にシリンダ軸方向の軸方向溝と、該軸方向溝に交叉するシリンダ周方向の周方向溝とを備え、前記固定側カム板は、外周面に突設される前記軸方向溝に挿入する回止用突片と、該回止用突片の周方向一側方の底面外周部に形成される係止溝とを備え、前記ハウジングは、シリンダ孔底部側端部に突設される前記軸方向溝に挿入可能で前記周方向溝に係合する係合リブと、該係合リブの周方向一側方に形成される前記係止溝に嵌め込む係止片とを備え、前記ハウジング内に、前記駆動側カム板と、前記推力伝達板と、前記カムスプリングとを収容し、前記ハウジングの係止片を前記固定側カム板の底面に係止させた状態で、固定側カム板の回止用突片とハウジングの係合リブとをシリンダ孔の軸方向溝に挿入した後、前記ハウジングを一側方へ回動させて、前記ハウジングの係合リブをシリンダ孔の周方向溝に挿入するとともに、係止片を前記係止溝に嵌め込んで前記ハウジングをシリンダ孔内に固定したことを特徴とするディスクブレーキ装置。
  2. 前記軸方向溝と前記回止用突片と前記係合リブとを、シリンダ周方向に等間隔に複数形成し、各回止用突片の周方向一側方に前記係止溝をシリンダ周方向に等間隔にそれぞれ形成するとともに、各係合リブの周方向一側方に前記係止片をシリンダ周方向に等間隔にそれぞれ形成することを特徴とする請求項1記載のディスクブレーキ装置。
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