JP2007084601A - 被覆用樹脂組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低臭気でかつ、春から冬の全ての季節(5〜35℃)を通じて表面乾燥性及び上塗り適合性に優れる被覆用樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 (A)分子末端に少なくとも2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する反応性オリゴマー、(B)空乾性を有しラジカル重合により架橋できる不飽和基を含有する重合体、(C)フェニル基を有し、数平均分子量が180以上の(メタ)アクリレート基を有する単量体、(D)石油ワックス及び(E)ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルを含んでなる被覆用樹脂組成物であって、前記(C)石油ワックスが、JIS K 2235に基づいて測定される融点で115〜155°Fであり、かつ前記融点を有する石油ワックスが10°F以上離れた2種類以上の混合物であることを特徴とする被覆用樹脂組成物に関する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、低臭気でかつ、春から冬の全ての季節(5〜35℃)を通じて表面乾燥性及び上塗り適合性に優れる被覆用樹脂組成物に関するものである。
従来から、ビニルエステル樹脂、ビニルウレタン樹脂、メタクリル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等は、ラジカル重合により硬化するため、硬化速度が速く、施工時間を短くすることが可能である為、被覆用材料として使用されている。
しかし、これらのラジカル重合性樹脂は、嫌気性であり、自然環境下での硬化であると、表面硬化性及び薄膜での硬化性に問題があった。
この問題に対し、石油ワックスを添加し、かつ空気乾燥性樹脂を用いることが提案されてきている(例えば参考文献1参照)。
しかしながら、石油ワックスを添加すると、塗膜表面において空気を遮断する作用を有するため、空気乾燥性の向上に寄与する反面、硬化後も塗膜表面に存在し、塗膜の二次接着性及び外観などに影響を与えることがある。
この課題に対して、石油ワックスが塗膜硬化時にブリードする際、ワックス同士が接触し、完全な遮断被膜を形成することを抑制する為、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル成分を添加し、二次接着性を改良することが提案されている(例えば参考文献2参照)。
しかしながら、フェニル基を有し、数平均分子量180以上の(メタ)アクリレート基を有するモノマーを使用すると、全季節において良好な表面乾燥性を得ることができない。
また、二次接着の課題に対し、石油ワックスを使用しないでも、表面硬化が得られる空気乾燥性樹脂が提案されている(例えば特許文献3及び4参照)。
しかし、乾燥速度が、石油ワックス配合したものと比べて大きく劣るという問題がある。
特開平11−209628 特開2004−155936 特開2003−40949 特開2004−143393
本発明は、低臭気でかつ、春から冬の全ての季節(5〜35℃)を通じて表面乾燥性及び上塗り適合性に優れる被覆用樹脂組成物を提供するものである。
本発明者は、前記課題について鋭意検討した結果、特定の異なる融点を有する石油ワックスの混合物を配合することにより、前記課題を達成することができることを発見するに及んで、本発明を完成させるに至った。
すなわち本発明は、(A)分子末端に少なくとも2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する反応性オリゴマー、(B)空乾性を有しラジカル重合により架橋できる不飽和基を含有する重合体、(C)フェニル基を有し、数平均分子量が180以上の(メタ)アクリレート基を有する単量体、(D)石油ワックス及び(E)ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルを含んでなる被覆用樹脂組成物であって、前記(C)石油ワックスが、JIS K 2235に基づいて測定される融点で115〜155°Fであり、かつ前記融点を有する石油ワックスが10°F以上離れた2種類以上の混合物であることを特徴とする被覆用樹脂組成物を提供するものである。
本発明の被覆用樹脂組成物は、低臭気で、且つ全季節を通じて表面乾燥性及び上塗り適合性に優れる為、特に、自然条件化で使用する土木建築用の被覆材料として有用である。
本発明に使用する分子末端に少なくとも2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する反応性オリゴマー(A)は、好ましくはビニルエステルタイプの樹脂であり、具体的にはウレタン(メタ)アクリレート樹脂、エポキシ(メタ)アクリレート樹脂、ポリエステル(メタ)アクリレート樹脂等が挙げられる。かかる反応性オリゴマー(A)の数平均分子量は、500〜10000のものである。
前記ウレタン(メタ)アクリレート樹脂は、好ましくはポリオール、ポリイソシアネートおよび1分子に1個以上の水酸基を有する(メタ)アクリレートの反応により得られるものであり、1分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する。
ウレタン(メタ)アクリレート樹脂に用いられるポリオールとしては、好ましくは数平均分子量が200〜3000、特に好ましくは400〜2000のものである。このポリオールは、代表的にはポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリカ−ボネ−トポリオール、ポリブタジエンポリオール等が挙げられる。
ここで言うポリエーテルポリオールとしては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール等のポリアルキレンオキサイドの他に、ビスフェノールA及びビスフェノールFに上記アルキレンオキサイドを付加させたポリオール等が挙げられる。
又、ポリエステルポリオールとは、二塩基酸類と多価アルコール類の縮合重合体又はポリカプロラクトンの様に環状エステル化合物の開環重合体をいう。ここで使用する二塩基酸類とは、例えば、フタル酸、無水フタル酸、ハロゲン化無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、コハク酸、マロン酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、1,12−ドデカンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸、2,3−ナフタレンジカルボン酸、2,3−ナフタレンジカルボン酸無水物、4,4'−ビフェニルジカルボン酸、またこれらのジアルキルエステル等を挙げることができる。又、多価アルコール類とは、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、水素化ビスフェノールA、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ビスフェノールAとプロピレンオキシドまたはエチレンオキシドの付加物、1,2,3,4−テトラヒドロキシブタン、グリセリン、トリメチロールプロパン、1,3−プロパンジオール、1,2−シクロヘキサングリコール、1,3−シクロヘキサングリコール、1,4−シクロヘキサングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、パラキシレングリコール、ビシクロヘキシル−4,4'−ジオール、2,6−デカリングリコール、2,7−デカリングリコール等を挙げることができる。
又ウレタン(メタ)アクリレート樹脂に用いるポリイソシアネートとしては、2,4−トリレンジイソシアネート及びその異性体または異性体の混合物(以下TDIと略す)、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、水添キシリレンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、ナフタリンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート等を挙げることができ、それらの単独または2種以上で使用することができる。上記ポリイソシアネートのうちジイソシアネート、特にTDIが好ましく用いられる。
ウレタン(メタ)アクリレート樹脂に用いられる1分子に1個以上の水酸基を有する(メタ)アクリレートとしては、たとえば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート等のモノ(メタ)アクリレート類、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌル酸ジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート等の多価(メタ)アクリレート類等を挙げることができる。
ウレタン(メタ)アクリレート樹脂の製造方法の例を挙げれば、1)先ずポリイソシアネートとポリオールを好ましくはNCO/OH=1.3〜2で反応させ、末端イソシアネート化合物を生成させ、次いでそれに水酸基含有(メタ)アクリレート化合物をイソシアネート基に対して水酸基がほぼ等量になるように反応する方法と、2)ポリイソシアネート化合物と水酸基含有(メタ)アクリレート化合物をNCO/OH=2以上で反応させ、片末端イソシアネートの化合物を生成させ、次いでポリオールを加えて反応する方法等が挙げられる。
前記エポキシ(メタ)アクリレート樹脂は、好ましくは1分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有するもので、エポキシ樹脂と不飽和一塩基酸とをエステル化触媒の存在下で反応して得られるものである。
ここでいうエポキシ樹脂の例を挙げれば、ビスフェノールタイプまたはノボラックタイプのエポキシ樹脂単独、または、ビスフェノールタイプとノボラックタイプのエポキシ樹脂とを混合した樹脂などであって、その平均エポキシ当量が好ましくは150から450の範囲のものである。
ここで、上記ビスフェノールタイプのエポキシ樹脂として代表的なものを挙げれば、エピクロルヒドリンとビスフェノールA若しくはビスフェノールFとの反応により得られる実質的に1分子中に2個以上のエポキシ基を有するグリシジルエーテル型のエポキシ樹脂、メチルエピクロルヒドリンとビスフェノールA若しくはビスフェノールFとの反応により得られるメチルグリシジルエーテル型のエポキシ樹脂、あるいはビスフェノールAのアルキレンオキサイド付加物とエピクロルヒドリン若しくはメチルエピクロルヒドリンとから得られるエポキシ樹脂などが挙げられる。また、上記ノボラックタイプのエポキシ樹脂として代表的なものには、フェノールノボラック又はクレゾールノボラックと、エピクロルヒドリン又はメチルエピクロルヒドリンとの反応により得られるエポキシ樹脂などが挙げられる。
エポキシ(メタ)アクリレート樹脂に用いられる不飽和一塩基酸としては、アクリル酸、メタアクリル酸、桂皮酸、クロトン酸、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノプロピル、マレイン酸モノ(2−エチルヘキシル)あるいはソルビン酸などが挙げられる。なお、これらの不飽和一塩基酸は、単独でも、2種以上混合しても用いられる。上記エポキシ樹脂と不飽和一塩基酸との反応は、好ましくは60〜140℃、特に好ましくは80〜120℃の温度においてエステル化触媒を用いて行われる。
上記のエステル化触媒としては、たとえばトリエチルアミン、N,N−ジメチルベンジルアミン、N,N−ジメチルアンリン若しくはジアザビシクロオクタンなどの如き三級アミン、トリフェニルホスフィンあるいはジエチルアミン塩酸塩などの如き公知の触媒がそのまま使用できる。
前記ポリエステル(メタ)アクリレート樹脂は、1分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する飽和若しくは不飽和ポリエステルであり、飽和若しくは不飽和ポリエステルの末端に(メタ)アクリル化合物を反応させたものである。かかる樹脂の数平均分子量としては、好ましくは500〜5000である。
飽和ポリエステルは、飽和二塩基酸類と多価アルコール類との縮合反応、また、不飽和ポリエステルはα,β−不飽和二塩基酸を含む二塩基酸類と多価アルコール類との縮合反応で得られるものである。
ここでいう飽和二塩基酸類とは、前記のポリエステルポリオールの項に示した化合物を挙げることができ、不飽和二塩基酸としては、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無水イタコン酸等を挙げることができる。また、多価アルコール類についても、前記のポリエステルポリオールの項に示した化合物を挙げることができる。
ポリエステル(メタ)アクリレート樹脂に用いる(メタ)アクリル化合物としては、不飽和グリシジル化合物、アクリル酸またはメタクリル酸の如き各種の不飽和一塩基酸、およびそのグリシジルエステル類等である。好ましくは、グリシジル(メタ)アクリレートの使用が望ましい。
前記(A)成分に、空乾性成分として、空乾性を有しラジカル重合により架橋できる不飽和基を含有する重合体を併用して用いることができる。この空乾性とは、重合体中にある特定の官能基が導入されることにより、酸素分子による硬化阻害を受けず、空気中でも速やかに硬化が進行することを言う。この目的で使用され得る樹脂としては、例えば、前記の不飽和ポリエステル、ビニルエステル等に必須成分として空乾性基を導入したものが挙げられる。
上記の空乾性基の例としては、アリル基をはじめとするアルケニル基、アルケニルエーテル基、およびジシクロペンタジエニル基などが挙げられる。
空乾性基導入方法の例としては、以下の方法を挙げることができる。即ち、1)多価アルコール成分にアリルエーテル基を含有する化合物を併用する方法2)多価アルコールと乾性油等の脂肪油とのエステル交換反応で得られるアルコリシス化合物をアルコール成分に併用する方法、3)二塩基酸成分に環状不飽和脂肪族多塩基酸およびその誘導体を含有する化合物を併用する方法、4)ジシクロペンタジエニル基を含有する化合物を併用する方法である。
これら1)〜4)のうち、1)のアリルエーテル基含有化合物としては、公知のものがいずれも使用できるが、その代表的なものとしては、エチレングリコールモノアリルエーテル、ジエチレングリコールモノアリルエーテル、トリエチレングリコールモノアリルエーテル、ポリエチレングリコールモノアリルエーテル、プロピレングリコールモノアリルエーテル、ジプロピレングリコールモノアリルエーテル、トリプロピレングリコールモノアリルエーテル、ポリプロピレングリコールモノアリルエーテル、1,2−ブチレングリコールモノアリルエーテル、1,3−ブチレングリコールモノアリルエーテル、トリメチロ−ルプロパンモノアリルエーテル、トリメチロ−ルプロパンジアリルエーテル、グリセリンモノアリルエーテル、グリセリンジアリルエーテル、ペンタエリスリトールモノアリルエーテル、ペンタエリスリトールジアリルエーテル、ペンタエリスリトールトリアリルエーテル等の多価アルコール類のアリルエーテル化合物、アリルグリシジルエーテルなどの如きオキシラン環を有するアリルエーテル化合物等が挙げられる。
上記2)で用いる乾性油とは、好ましくはヨウ素価130以上の油脂で、例えば、アマニ油、大豆油、綿実油、落花生油、やし油等がある。また、エステル交換反応で得られるアルコリシス化合物に用いる多価アルコールとしては、例えば、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリスヒドロキシメチルアミノメタン等の3価アルコール、ペンタエリスリトール等の4価アルコールがある。
上記3)で用いる環状脂肪族不飽和多塩基酸およびその誘導体を含有する化合物としては、テトラヒドロ無水フタル酸、エンドメチレンテトラヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、α−テルヒネン・無水マレイン酸付加物、トランス−ピペリレン・無水マレイン酸付加物等がある。
上記4)のジシクロペンタジエニル基を含有する化合物としては、ヒドロキシ化ジシクロペンタジエン等が代表的なものとして挙げられる。
本発明で用いられる(B)成分のフェニル基を有する数平均分子量180以上の(メタ)アクリロイル基を有する単量体とは、分子末端に(メタ)アクリロイル基を有する反応性オリゴマー(A)との反応成分であり、かつ、フェニル基および(メタ)アクリロイル基を有する単量体である。好ましくはフェノキシエチル(メタ)アクリレートもしくはフェノキシプロピル(メタ)アクリレートである。フェニル基を有しないモノマーを用い、その量が大きくなった場合、得られる硬化物の強度が十分でなくなり、また、(メタ)アクリロイル基を有しない単量体を使用し、その量が大きくなった場合、分子末端に(メタ)アクリロイル基を有する反応性オリゴマー(A)との共重合性が悪くなり硬化時間が長くなる欠点が発生する。
フェニル基を有する数平均分子量180以上の(メタ)アクリロイル基を有する単量体の具体例としては、フェノキシエチルアクリレート、フェノールエチレンオキサイド(EO)変性アクリレート、ノニルフェニルカルビトールアクリレート、ノニルフェノールEO変性アクリレート、フェノキシプロピルアクリレート、フェノールプロピレンオキサイド(PO)変性アクリレート、ノニルフェノキシプロピルアクリレート、ノニルフェノールPO変性アクリレート、アクリロイルオキシエチルフタレート、フェノキシエチルメタアクリレート、フェノールEO変性メタアクリレート、ノニルフェニルカルビトールメタアクリレート、ノニルフェノールEO変性メタアクリレート、フェノキシプロピルメタアクリレート、フェノールPO変性メタアクリレート、ノニルフェノキシプロピルメタアクリレート、ノニルフェノールPO変性メタアクリレート、メタアクリロイルオキシエチルフタレート等が挙げられる。
本発明では、樹脂硬化物の強度等は劣るが、本発明の効果を損なわない範囲で、フェニル基を含有しない(メタ)アクリロイル基を有する単量体を併用することができる。具体例としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸デシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル、ポリカプロラクトンアクリレート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルモノアクリレート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルモノアクリレート、2−エチルヘキシルカルビトールアクリレート、メタアクリル酸メチル、メタアクリル酸エチル、メタアクリル酸n−ブチル、メタアクリル酸イソブチル、メタアクリル酸t−ブチル、メタアクリル酸ヘキシル、メタアクリル酸2−エチルヘキシル、メタアクリル酸n−オクチル、メタアクリル酸デシル、メタアクリル酸ラウリル、メタアクリル酸ステアリル、ポリカプロラクトンメタアクリレート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルモノメタアクリレート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルモノメタアクリレート、2−エチルヘキシルカルビトールメタアクリレート等が挙げられるが、これらのうち、樹脂組成物の低臭性を維持するためには数平均分子量180以上の単量体が好ましい。
本発明のフェニル基を有する数平均分子量180以上の(メタ)アクリロイル基を有する単量体(B)とともに、一分子中に少なくとも2個の重合性二重結合を有する化合物を使用することも可能であり、硬化物表面の耐摩耗性、耐さっ傷性、耐煽動性、耐薬品性等を向上させる目的で好適に用いられる。この一分子中に少なくとも2個の重合性二重結合を有する化合物は、多官能(メタ)アクリレートであり、具体例としては、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,2−プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレートのアルカンジオールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレートポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート等のポリオキシアルキレン−グリコールジ(メタ)アクリレート等が挙げられり、これらは単独で、又は2種以上の併用で用いられる。
本発明に使用する石油ワックス(C)は、該樹脂組成物が積層あるいは塗装された時に積層面又は塗装表面に被膜を形成し、酸素による硬化阻害を抑制するものである。具体的には、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラクタム等があり、特にパラフィンワックスが好ましく。
石油ワックス(C)の融点は、110°F〜160°Fのものであり、特に春から冬までの全季節(5〜35℃)での使用を想定すると、融点が115°F〜155°Fのものが好ましい。
ここでいう融点は、JIS K 2235に基づいて測定される融点である。
さらに、本発明は、全季節(5〜35℃)での表面乾燥性の点で、10°F以上離れている融点を有する石油ワックスを2種類以上配合するものである。そして前記範囲の融点を有するパラフィンワックスを同量配合することが好ましい。
このほかの合成ワックスすなわちポリエチレンワックス、酸化パラフィン、アルコール型ワックス等も使用でき、たとえば鉱物油、流動パラフィン等の液状の炭化水素を併用することもできる。
本発明に用いられるポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル(D)は、上記石油ワックス(C)と該樹脂組成物中でミセルを形成し、石油ワックスが塗膜硬化時に塗膜表面にブリードする際、ワックス成分同士が接触し、完全な空気遮断被覆を形成することを抑制するものである。かかる(D)成分としては、具体的にはポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類が挙げられ、特にポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンドデシルフェニルエーテル等が挙げられる。
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル(D)のHLB値は8.0〜18.0までのものが好ましい。尚、HLB値とは、親水−親油バランス(Hydrophile−Lipophile Balance)を称するもので、グリフィン式:HLB値=20×(親水基の重量%)による値である。
また、上記(D)成分は、樹脂100重量部に対して0.03〜1.0重量部添加されるのが好ましい。特に、0.1〜0.5重量部添加されるのが、表面乾燥性、上塗り適合性から好ましい。
本発明において、(C)(D)成分と同様、表面乾燥性を向上させる目的でコバルト系、バナジウム系、マンガン系等の有機酸金属石鹸類を併用することが好ましく、これらのうち、コバルトの有機酸塩が好適に使用できる。その添加量としては、成分(A)(B)100重量部に対して好ましくは0.1〜3重量部、より好ましくは0.3〜1重量部である。
本発明の組成比率は、好ましくは(A)成分に対する(B)成分の割合が、重量比で20/80〜80/20で、(A)成分と(B)成分との合計量に対し、(C)成分が0.05〜2重量%、(D)成分が0.01〜2重量%であるのが好ましい。(A)成分が20重量%に満たないと硬化物の機械的強度が充分でなく、80重量%を越えると組成物の粘度が高く液状樹脂として使用しにくい。また、(C)成分がその下限より少ないと空気乾燥性が悪くなり、上限を越えると硬化物の二次接着性が悪く、塗膜外観が悪化する。更に、(D)成分がその下限より少ないと上塗り適合性及び二次接着性が悪くなり、上限を超えると乾燥性が悪化、塗膜外観も悪化する。
本発明の組成物には、硬化速度を調整するためラジカル硬化剤、光ラジカル開始剤、硬化促進剤、重合禁止剤を使用することができる。
ラジカル硬化剤とは、有機過酸化物が挙げられ、具体的にはジアシルパーオキサイド系、パーオキシエステル系、ハイドロパーオキサイド系、ジアルキルパーオキサイド系、ケトンパーオキサイド系、パーオキシケタール系、アルキルパーエステル系、パーカーボネート系等公知公用のものが使用される。
光ラジカル開始剤とは、光増感剤であり具体的にはベンゾインアルキルエーテルのようなベンゾインエーテル系、ベンゾフェノン、ベンジル、メチルオルソベンゾイルベンゾエートなどのベンゾフェノン系、ベンジルジメチルケタール、2,2−ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、4−イソプロピル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、1,1−ジクロロアセトフェノンなどのアセトフェノン系、2−クロロチオキサントン、2−メチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントンなどのチオキサントン系等が挙げられる。
硬化促進剤としては、例えばナフテン酸コバルト、オクチル酸コバルト、オクチル酸亜鉛、オクチル酸バナジウム、ナフテン酸銅、ナフテン酸バリウム等金属石鹸類、バナジウムアセチルアセテート、コバルトアセチルアセテート、鉄アセチルアセトネート等の金属キレート類、アニリン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、p−トルイジン、N,N−ジメチル−p−トルイジン、N,N−ビス(2-ヒドロキシエチル)−p−トルイジン、4-(N,N−ジメチルアミノ)ベンズアルデヒド、4−[N,N−ビス(2-ヒドロキシエチル)アミノ]ベンズアルデヒド、4−(N−メチル−N−ヒドロキシエチルアミノ)ベンズアルデヒド、N,N−ビス(2−ヒドロキシプロピル)−p−トルイジン、N−エチル−m−トルイジン、トリエタノールアミン、m−トルイジン、ジエチレントリアミン、ピリジン、フェニリモルホリン、ピペリジン、N,N−ビス(ヒドロキシエチル)アニリン、ジエタノールアニリン等のN,N−置換アニリン、N,N−置換−p−トルイジン、4-(N,N−置換アミノ)ベンズアルデヒド等のアミン類が挙げられる。
重合禁止剤としては、例えばトリハイドロベンゼン、トルハイドロキノン、14−ナフトキノン、パラベンゾキノン、ハイドロキノン、ベンゾキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、p−tert−ブチルカテコール、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール等を挙げることができる。好ましくは樹脂組成物に、10〜1000ppm添加しうるものである。
硬化剤の添加量は、好ましくは樹脂組成物の合計量100重量部に対して、0.1〜6重量部である。又、硬化促進剤の添加量は、0.1〜5重量部使用する。本発明においてはアミン系、金属石鹸系促進剤が好ましい。なお、硬化促進剤は、2種以上の組み合わせで使用しても良く、更に予め樹脂に添加しておいても良いし、使用時に添加しても良い。
本発明では、各種添加剤、例えば、充填剤、紫外線吸収剤、顔料、増粘剤、低収縮剤、老化防止剤、可塑剤、骨材、難燃剤、安定剤、補強材等を使用してもよい。
充填剤としては、例えば水硬性ケイ酸塩材料、炭酸カルシウム粉、クレー、アルミナ粉、硅石粉、タルク、硫酸バリウム、シリカパウダー、ガラス粉、ガラスビーズ、マイカ、水酸化アルミニウム、セルロース系、硅砂、川砂、寒水石、大理石屑、砕石等が挙げられる。
本発明の樹脂組成物は、低臭気でかつ、春から冬の全季節(5〜35℃)で表面乾燥性及び上塗り適合性に優れる為、FRP成形品、パテ、塗料、注型品、床材、壁面コーティング材、道路マーキング材、舗装材、ライニング材等に用いることが出来る。特に自然環境で使用し、硬化時に臭いを問題とされるような土木建築材料に有用である。
以下本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。また、文中に「部」「%」とあるのは、重量部、重量%を示すものである。
(参考例1)ウレタンメタクリレート重合体〔VU〕の合成
温度計、攪拌機、不活性ガス導入口、及び還流冷却器を備えた5リットルの四つ口フラスコに、ポリプロピレングリコール(数平均分子量984.2)2461部、トリレンジイソシアネート739.5部、イソホロンジイソシアネート166.8部を仕込み、窒素雰囲気中80℃まで昇温し、3時間反応させ、NCO等量697になったところで、50℃まで冷却した後、窒素/空気(流量比1/1)混合気流下でトルハイドロキノン0.337部、ヒドロキシエチルメタクリレート657.7部を加え、90℃まで再度昇温させる。3時間反応させ、残存NCO量0.0343%のウレタンメタクリレート重合体を得た。この重合体を以下[VU]とする。
(参考例2)エポキシメタクリレート重合体〔VE〕の合成
温度計、攪拌機、ガス導入口、及び還流冷却器を備えた5リットルの四つ口フラスコに、エピクロン830(大日本インキ化学工業(株)製エポキシ樹脂:エピクロルヒドリンとビスフェノールAの反応物:数平均分子量344)2970部、メタクリル酸1456部、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール1.55部、トリエチルアミン13.3部を仕込み、窒素/空気(流量比1/1)混合気流下90℃まで昇温し、2時間反応させる。次いで、反応温度を105℃まで昇温させ、30時間反応を続け、酸価8.87、エポキシ当量23900のものを得た。この重合体を以下[VE]とする。
(参考例3)空乾性不飽和ポリエステル〔UPE〕重合体の合成
温度計、攪拌機、不活性ガス導入口、及び還流冷却器を備えた2リットルの四つ口フラスコに、ジエチレングリコール576部、無水フタル酸285部、無水マレイン酸81部、ピペリレン・無水マレイン酸付加物457部を公知の条件で加熱脱水縮合させて酸価10.2の空乾性ポリエステル樹脂を得た。この重合体を以下[UPE]とする。
(実施例1〜4及び比較例1〜4)
上記参考例で得られたソリッドを、フェノキシエチルメタクリレート[以下:PHOEMA]又はスチレン[以下:SM]の任意量で希釈し、これに石油ワックス及びポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルを溶解、分散して被覆用硬化性樹脂組成物を得た。
[表面乾燥性の評価]
実施例1〜4及び比較例1〜4で得られた被覆用硬化性樹脂組成物100部に、8%オクチル酸コバルトを35℃は1部、25℃は1部、15℃は1.5部、5℃は1.5部を添加攪拌した後、55%メチルエチルケトンパーオキサイドを35℃は1部、25℃1.5部、15℃は2部、5℃は2部かつα−アセチル−γ−ブチロラクトンを0.4部配合した物を0.15mm厚みのアプリケーターにて、繊維強化セメント板上に塗布し、その塗膜表面乾燥状態を観察した。
樹脂の硬化時間は、上記、各促進剤及び硬化剤の配合により、各温度において15分に設定し、45分以内に乾燥したものを「○」。90分以内に乾燥したものを「△」。90分以上乾燥に要したものを「×」とした。
[上塗り適合性の評価]
実施例1〜4及び比較例1〜4で得られた乾燥した塗膜を下地とし、ディオバー NS−800(大日本インキ化学工業株式会社製)を、0.15kg/m塗布し、JIS K 5600−3−4に準じ、主に、ハジキ有無について目視観察を行った。
ハジキの無いものは「○」、若干ハジキのあるものは「△」、ハジキのあるものは「×」とした。
[臭気の評価]
実施例1〜4及び比較例1〜4で得られた塗膜から、1m離れて全く臭わないものを「○」、若干臭うものを「△」、臭うものを「×」とした。
Figure 2007084601
Figure 2007084601

Claims (2)

  1. (A)分子末端に少なくとも2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する反応性オリゴマー、(B)フェニル基を有し、数平均分子量が180以上の(メタ)アクリレート基を有する単量体、(C)石油ワックス及び(D)ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルを含んでなる被覆用樹脂組成物であって、前記(C)石油ワックスが、JIS K 2235に基づいて測定される融点で115〜155°Fであり、かつ前記石油ワックスが10°F以上離れた融点を有する2種類以上の混合物であることを特徴とする被覆用樹脂組成物。
  2. 前記被覆用樹脂組成物中、(A)成分に対する(B)成分の割合が、重量比で20/80〜80/20であり、(A)成分と(B)成分との合計量[(A)+(B)]に対し、(C)成分が0.05〜2重量%であり、(D)成分が0.03〜1重量%である請求項1記載の被覆用樹脂組成物。




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