JP2007084305A - 段違いクレーンの接近警報装置 - Google Patents

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浩之 松原
Koichi Taniguchi
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Abstract

【課題】上下に段違い状に配設された複数のクレーンの接近を、相互に検知して警報を発することができる段違いクレーンの接近警報装置を提供する。
【解決手段】上クレーン台車7と下クレーン台車、8,9には、走行方向の両端部近傍である前部と下部に、相互に双方向通信を行なう空間光伝送装置が取り付けられる。空間光伝送装置には上クレーン台車側の前上第1空間光伝送器11、前上第2空間光伝送器12と下クレーン台車側の後下第1空間光伝送器13、後下第2空間光伝送器14とを有した前空間光伝送ユニット2と、上クレーン台車側の後上第1空間光伝送器15、後上第2空間光伝送器16と下クレーン台車側の前下第1空間光伝送器17、前下第2空間光伝送器18とを有した後空間光伝送ユニット3が走行方向に前後して上クレーン台車7と下クレーン台車8に並設される。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種工場の構内などに設置される上下に段違い状に設置された上クレーンと下クレーン間で、相互に各々の上クレーン台車と下クレーン台車が接近した場合、警報を発生させる段違いクレーンの接近警報装置に関する。
例えば、製鉄工場など大規模な工場の構内には、通常、複数の天井クレーンが設置されており、それらのクレーンは、例えば、最上段に主天井クレーンが設置され、その下方に段違い状態で小型の補助クレーンが設置される場合が多くある(例えば下記特許文献1などを参照)。
特開2002−60059号公報
このような上下に段違い状に配置された複数の天井クレーンは、平面で見た場合、そのクレーン台車が平面的に重なり合って走行する場合が頻繁にあり、上下のクレーン台車が重なり合う場合には、クレーンの運転者は細心の注意を払ってクレーンの走行を操作し、物品の昇降動作は控える必要がある。
しかしながら、従来、一般の工場で使用される天井クレーンには、同一レール上を複数のクレー台車が走行する場合にはそれらの衝突をさけるための光電式安全装置は配設されているものの、上下に段違い状に配設された主天井クレーンと補助クレーンとの間では、それら相互のクレーン台車(トロリ付きホイスト)の接近を検知して警報を発する装置は設けられていない。
このため、各々のクレーンを操作する作業者は、クレーン台車が他の上方又は下方のクレーン台車と交差しそうになると、それを目視により認識し、ホイストが吊り下げる被吊下げ物と他の被吊下げ物に干渉しないように、注意を払って上クレーンの被吊下げ物を上昇させるなどの操作を行なっていた。しかし、作業者の目視による監視のため、上方のクレーンの被吊下げ物と下方にクレーンの被吊下げ物の接近を見落とす場合があり、上クレーンの被吊下げ物と下クレーンの被吊下げ物が干渉する虞があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、上下に段違い状に配設された複数のクレーンの接近を、相互に検知して警報を発することができる段違いクレーンの接近警報装置を提供することを目的とする。
本発明に係る段違いクレーンの接近警報装置は、上方を走行する上クレーン台車と下方を走行する下クレーン台車の接近を検知して警報を発生させる段違いクレーンの接近警報装置において、
該上クレーン台車と下クレーン台車には、走行方向の両端部近傍である前部と下部に、相互に双方向通信を行なう空間光伝送装置が取り付けられ、該空間光伝送装置には上クレーン台車側の空間光伝送器と下クレーン台車側の空間光伝送器とを有した前空間光伝送ユニットと後空間光伝送ユニットが走行方向に前後して該上クレーン台車と下クレーン台車に並設され、
該上クレーン台車の前空間光伝送ユニットと後空間光伝送ユニットの投受光面は、真下方向から前方又は後方に所定角度だけ斜めに傾斜して配置され、該下クレーン台車の前空間光伝送ユニットと後空間光伝送ユニットの投受光面は真上方向から前方又は後方に所定角度だけ斜めに傾斜して配置され、
該前空間光伝送ユニットと後空間光伝送ユニットには、各々走行方向に前後して第1空間光伝送器と第2空間光伝送器が、該上クレーン台車と該下クレーン台車の前部及び後部に各々取り付けられ、
該上クレーン台車の前部又は後部に設置された第1空間光伝送器又は第2空間光伝送器の受光器及び投光器の光軸が、該下クレーン台車の後部又は前部に設置された第1空間光伝送器又は第2空間光伝送器の受光器及び投光器の光軸と一致するように配設され、
該上クレーン台車と該下クレーン台車には該前空間光伝送ユニットと該後空間光伝送ユニットに接続された警報器が各々設置され、該上クレーン台車と該下クレーン台車間の所定の範囲内に該上クレーン台車又は下クレーン台車が進入し、該上クレーン台車と該下クレーン台車間における該前空間光伝送ユニット又は該後空間光伝送ユニットの第1空間光伝送器又は第2空間光伝送器の光軸が相互に一致して信号の伝送が行なわれたとき、クレーンの接近を示す検出信号が該警報器に入力され、
該上クレーン台車の空間光伝送器からは投光する空間光に重畳して当該上クレーンを示すクレーン番号を伝送し、該下クレーン台車の空間光伝送器からは投光する空間光に重畳して当該下クレーンを示すクレーン番号を伝送するように構成されたことを特徴とする。
ここで、上記警報器は、クレーンの接近を示す検出信号と共に、当該クレーンのクレーン番号を入力し、所定の範囲内に当該クレーンが進入したことを示す表示又は音声を発生させるように構成することができる。
上記構成の段違いクレーンの接近警報装置では、上クレーン台車と下クレーン台車間の所定の範囲内に上クレーン台車又は下クレーン台車が進入し、上クレーン台車と下クレーン台車間における前空間光伝送ユニット又は後空間光伝送ユニットの第1空間光伝送器又は第2空間光伝送器の光軸が相互に一致して信号の伝送が行なわれたとき、各々のクレーンの接近を示す検出信号が上クレーン台車の警報器又は下クレーン台車の警報器に入力される。
上クレーン台車と下クレーン台車の前空間光伝送ユニットと後空間光伝送ユニットの投受光面が、真下方向又は真上方向から前方又は後方に所定角度だけ斜めに傾斜して配置されるため、上クレーン台車と下クレーン台車が上下で完全に重なり合った範囲のみではなく、その重なり部分を含むより広い所定の範囲に上クレーン台車又は下クレーン台車が進入したとき、警報器は警報を出すことができる。
また、前空間光伝送ユニットと後空間光伝送ユニットには、各々走行方向に前後して第1空間光伝送器と第2空間光伝送器が配設されるため、所定の範囲に上クレーン台車又は下クレーン台車が進入したとき、第1空間光伝送器と第2空間光伝送器から時間的に前後して接近検出信号が警報器に出力され、かつ所定の範囲から上クレーン台車又は下クレーン台車が退出したときには、進入時とは反対の順序で第1空間光伝送器と第2空間光伝送器から時間的に前後して接近検出信号が警報器に出力される。このため、警報器は、所定の範囲に上クレーン台車又は下クレーン台車が進入しているときにのみ、警報を適正に発生させることができる。
さらに、上クレーン台車の空間光伝送器からは投光する空間光に重畳して当該上クレーンを示すクレーン番号を下クレーン台車の空間光伝送器に伝送し、下クレーン台車の空間光伝送器からは投光する空間光に重畳して当該下クレーンを示すクレーン番号を上クレーン台車の空間光伝送器に伝送するから、上クレーンと下クレーンの双方で、相互のクレーンの接近の警報を出すことができ、しかも、接近するクレーンの具体的なクレーン番号を表示又は報知して、接近するクレーンを特定して警報を出すことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は段違いクレーンの接近警報装置の全体構成図を示している。7は上クレーンの上クレーン台車であり、例えば工場の天井部に敷設された上クレーンレール7a上を走行する。
この上クレーン台車7は、図示しないトロリ付きホイストの移動レールが走行するレール台車となるもので、同レール7aと直行するレール(図示せず)が取り付けられている。上クレーンレール7aの下方に、下クレーンレール8aが同レール7aと同じ方向に段違い状に敷設され、その下クレーンレール8a上に、第1下クレーン台車8と第2下クレーン台車9が走行可能に配設されている。この下クレーンレール8aも、図示しないトロリ付きホイストの移動レールが走行するレール台車となるもので、同レール8aと直行するレール(図示せず)が取り付けられている。
図1のように、上クレーン台車7と第1下クレーン台車8間、及び上クレーン台車7と第2クレーン台車9間に、双方向通信を行なう空間光伝送装置が配設されている。この空間光伝送装置は、上クレーン台車7の前部と第1下クレーン台車8の後部間及び上クレーン台車7の前部と第2下クレーン台車9の後部間で双方向通信を行う前空間光伝送ユニット2と、上クレーン台車7の後部と第1下クレーン台車8の前部間及び上クレーン台車7の後部と第2下クレーン台車9の前部間で双方向通信を行う後空間光伝送ユニット3とから構成される。
なお、上クレーン台車7は上レール7a上を図1の左右方向に走行し、下クレーン台車8,9は下レール8a上を図1の左右方向に走行するものであり、この明細書では、図1の右方向を前方、図1の左方向を後方とし、クレーン台車の右側を前部、クレーン台車の左側を後部としている。
前空間光伝送ユニット2は、2対の前空間光伝送器から構成され、1対の前空間光伝送器は、上クレーン台車7の前部に取り付けられた前上第1空間光伝送器11と下第1クレーン台車の後部に取り付けられた後下第1空間光伝送器13とから構成されている。また、他の1対の前空間光伝送器は、上クレーン台車7の前部に取り付けられた前上第2空間光伝送器12と下第1クレーン台車の後部に取り付けられた後下第2空間光伝送器14とから構成されている。
つまり、2対の前空間光伝送器からなる前空間光伝送ユニット2は、双方向通信を相互に行うことができる前上第1空間光伝送器11と後下第1空間光伝送器13、及び双方向通信を相互に行うことができる前上第2空間光伝送器12と後下第2空間光伝送器14とから構成される。これら2対の伝送器は相互に干渉なく信号の送受信を行うことができるように、前上第1空間光伝送器11と後下第1空間光伝送器13の投光信号の変調周波数は相違して設定され、前上第2空間光伝送器12と後下第2空間光伝送器14の投光信号の変調周波数も、相互に相違して設定される。さらに、前上第1空間光伝送器11と前上第2空間光伝送器12の投光信号の変調周波数、及び後下第1空間光伝送器13と後下第2空間光伝送器14の投光信号の変調周波数も、相違して設定されている。
上クレーン台車7の前部に取り付けられた前空間光伝送ユニット2の前上第1空間光伝送器11と前上第2空間光伝送器12は、走行方向に前後して並設され、かつ伝送器11,12の投受光面は、真下方向から前方に所定角度だけ斜めに傾斜して配置されている。つまり、各伝送器11,12の投光器と受光器の正面は、真下方向から前方に所定角度だけ斜めに傾斜して配置されている。同様に、下クレーン台車8の後部に取り付けられた前空間光伝送ユニット2の後下第1空間光伝送器13と後下第2空間光伝送器14は、走行方向に前後して並設され、かつ伝送器の投受光面は、真上方向から後方に所定角度だけ斜めに傾斜して配置されている。つまり、各伝送器13,14の投光器と受光器の正面は、真上方向から後方に所定角度だけ斜めに傾斜して配置されている。
このような上クレーン台車7と下第1クレーン台車8上に設置される前上第1空間光伝送器11、前上第2空間光伝送器12、後下第1空間光伝送器13、及び後下第2空間光伝送器14は、同一垂直平面内(図3においては紙面の平面内)に配設され、上クレーン台車7と下第1クレーン台車8が所定の範囲内に接近したとき、伝送器11と伝送器13の投光の光軸、伝送器12と伝送器14の投光の光軸が一致し、双方向通信が可能となるようになっている。また、伝送器11、12の投受光面が真下方向から前方に所定角度傾斜し、伝送器13,14の投受光面が真上方向から後方に所定角度傾斜することにより、上クレーン台車7と下第1クレーン台車8が重なり合った範囲のみではなく、双方のクレーン台車が上下に重なり合った範囲を含むより広い範囲内に進入したとき、信号の授受が行われるようにしている。
一方、上クレーン台車7の後部に取り付けられる後空間光伝送ユニット3は、2対の前空間光伝送器から構成され、1対の後空間光伝送器は、上クレーン台車7の後部に取り付けられた後上第1空間光伝送器15と下第2クレーン台車9の前部または下第1クレーン台車8の前部に取り付けられた前下第1空間光伝送器17とから構成されている。また、他の1対の前空間光伝送器は、上クレーン台車7の後部に取り付けられた後上第2空間光伝送器16と下第2クレーン台車9の前部または下第1クレーン台車8の前部に取り付けられた前下第2空間光伝送器18とから構成されている。
つまり、2対の前空間光伝送器からなる後空間光伝送ユニット3は、双方向通信を相互に行うことができる後上第1空間光伝送器15と前下第1空間光伝送器17、及び双方向通信を相互に行うことができる後上第2空間光伝送器16と前下第2空間光伝送器18とから構成される。これらの2対の伝送器は相互に干渉なく信号の送受信を行うことができるように、後上第1空間光伝送器15と前下第1空間光伝送器17の投光信号の変調周波数は相違して設定されると共に、後上第2空間光伝送器16と前下第2空間光伝送器18の投光信号の変調周波数も相互に相違して設定される。また、後上第1空間光伝送器15と後上第2空間光伝送器16の投光信号の変調周波数、前下第1空間光伝送器17と前下第2空間光伝送器18の投光信号の変調周波数も相違して設定されている。
上クレーン台車7の後部に取り付けられた後空間光伝送ユニット3の後上第1空間光伝送器15と後上第2空間光伝送器16は、走行方向に前後して並設され、かつ伝送器15,16の投受光面は、真下方向から後方に所定角度だけ斜めに傾斜して配置されている。つまり、各伝送器15,16の投光器と受光器の正面は、真下方向から後方に所定角度だけ斜めに傾斜して配置されている。同様に、下第1クレーン台車8又は下第2クレーン台車9の前部に取り付けられた空間光伝送ユニット3の前下第1空間光伝送器17と前下第2空間光伝送器18は、走行方向に前後して並設され、かつ伝送器17,18の投受光面は、真上方向から前方に所定角度だけ斜めに傾斜して配置されている。つまり、各伝送器17,18の投光器と受光器の正面は、真上方向から前方に所定角度だけ斜めに傾斜して配置されている。
上記前上第1空間光伝送器11、前上第2空間光伝送器12、後下第1空間光伝送器13、後下第2空間光伝送器14、後上第1空間光伝送器15、後上第2空間光伝送器16、前下第1空間光伝送器17、及び前下第2空間光伝送器18は、各々、投受光信号の搬送波周波数を相違して設定し、相互に混信を生じずに双方向通信を可能とし、基本的には、図2に示すような回路構成つまり同じ回路をもって構成される。
すなわち、これらの伝送器11〜18には、その傾斜した投受光面に、赤外線等の光線を投光するLED等の投光器32、及び相手側の投光器32から投光された光線を受光するフォトトランジスタ等の受光器31が配設され、投光器32には投光駆動する投光駆動回路34が接続され、受光器31には受光回路33が接続される。受光回路33は、受光信号を増幅するアンプ、フィルタリングを行なうフィルタ、及び波形整形回路を含み、受光信号を取り出すものである。受光回路33の出力側に復調回路35が接続される。復調回路35は、受光回路33から送られた受光信号を、例えばFM検波し、搬送波を除去してデータ信号を復調して取り出すものである。復調回路35の出力側にデータ解析部37が接続される。データ解析部37は、復調回路35から送られた信号を解析し、その信号内から相手側の伝送器から送信された相手側伝送器のクレーンのクレーン番号を抽出し、そのクレーン番号を示す信号を制御処理部38に出力する。
上クレーン台車7を基準とする所定範囲内に、下第1クレーン台車8または下第2クレーン台車9が進入した場合、その検出信号と共に上記のようなクレーン番号を示す信号が制御処理部38に入力されるが、制御処理部38は、その進入を示す検出信号が入力されたとき、警報器40に対しその検出信号を出力すると共に、進入したクレーンのクレーン番号を示すデータ信号を出力する。
また、制御処理部38は、送信する信号としてその伝送器が設置されたクレーンを示すクレーン番号(デジタル信号)を記憶し、そのクレーン番号を変調回路36に出力する。変調回路36は、クレーン番号を示すデジタル信号を搬送波発振器39から送られた搬送波により周波数変調し、変調した信号を投光駆動回路34に出力する。信号の変調方式としては、デジタル信号を周波数により変調するFSK方式が採用され、送信するデジタル信号の符号に対して搬送波を2種の周波数に変調し、その周波数変調信号を投光器32の光線(赤外線)に重畳して相手側伝送器の受光器31に対し投光が行われる。変調回路36の出力側に投光駆動回路34が接続され、投光駆動回路34の出力側に投光器32が接続され、投光駆動回路34は所定時間毎に投光器32を駆動し、空間光にクレーン番号を重畳して投光を行なう。
上クレーン台車7の前部に各々同じ方向を向けて投受光面を配置した前上第1空間光伝送器11と前上第2空間光伝送器12の搬送波の送信周波数は、例えば6.0MHzと5.5MHzと相違して設定され、同伝送器11,12の受信周波数は5.5MHzと6.0MHzと相違して設定され、各伝送器11,12において、送信側と受信側の周波数信号の混信を回避している。またこれに対応して、前上第1空間光伝送器11との間で双方向通信を行う後下第1空間光伝送器13の受信周波数は6.0MHzに設定され、前上第2空間光伝送器12との間で双方向通信を行う後下第2空間光伝送器14の受信周波数は5.5MHzに設定される。
同様に、上クレーン台車7の後部に各々同じ方向を向けて投受光面を配置した後上第1空間光伝送器15と後上第2空間光伝送器16の搬送波の送信周波数は、例えば6.0MHzと5.5MHzと相違して設定され、同伝送器15,16の受信周波数は5.5MHzと6.0MHzと相違して設定され、各伝送器15,16において、送信側と受信側の周波数信号の混信を回避している。またこれに対応して、後上第1空間光伝送器15との間で双方向通信を行う前下第1空間光伝送器17の受信周波数は6.0MHzに設定され、後上第2空間光伝送器16との間で双方向通信を行う前下第2空間光伝送器18の受信周波数は5.5MHzに設定される。
このように、上クレーン台車7上に設置される前上第1空間光伝送器11、前上第2空間光伝送器12、後上第1空間光伝送器15、及び後上第2空間光伝送器16、下第1クレーン台車8上に設置される後下第1空間光伝送器13、後下第2空間光伝送器14、前下第1空間光伝送器17、及び前下第2空間光伝送器18、さらに、下第2クレーン台車9上に設置される後下第1空間光伝送器13、後下第2空間光伝送器14、前下第1空間光伝送器17、及び前下第2空間光伝送器18における制御処理部38の出力側に、各々、警報器40が接続される。
各警報器40は、例えばプログラマブルコントローラから構成され、各伝送器11〜18の制御処理部38から、所定範囲内へのクレーンの進入の検出信号を入力したとき、警報を発生させるように構成される。警報としては、非常用ランブ等の点灯による警報の発生、或は警報音などの音声による警報を発生するものである。さらに、これらの警報器40は、上述のように、下第1クレーン台車8、下第2クレーン台車9、或は上クレーン台車7が所定範囲内に進入したとき、その進入したクレーン台車のクレーン番号を示す信号を、制御処理部38から入力するが、この入力したクレーン番号を示す表示器(例えばランプ)を点灯表示し、或はそのクレーン番号を「1番の下クレーンが進入しました」のように音声で警報を発するように構成される。
次に、上記構成の接近警報装置の動作を、図3〜図6を参照して説明する。接近警報装置の作動中、上クレーン台車7上に設置される前上第1空間光伝送器11、前上第2空間光伝送器12、後上第1空間光伝送器15、及び後上第2空間光伝送器16、下第1クレーン台車8上に設置される後下第1空間光伝送器13、後下第2空間光伝送器14、前下第1空間光伝送器17、及び前下第2空間光伝送器18、さらに、下第2クレーン台車9上に設置される後下第1空間光伝送器13、後下第2空間光伝送器14、前下第1空間光伝送器17、及び前下第2空間光伝送器18における投光器32からは、所定時間毎に(例えば数m秒毎に)各々のクレーン台車を示すクレーン番号を含む信号が、空間光に重畳して斜め下方又は斜め上方に投光される。
図1に示すように、上クレーン台車7と下第1クレーン台車8間、及び上クレーン台車7と下第2クレーン台車9間が、相互に投光された空間光が受光されない範囲まで離れている場合、各伝送器11〜18の受光器32に投光された空間光は受光されず、各伝送器11〜18の制御処理部38から検出信号が出力されないため、上クレーン台車7、下第1クレーン台車8、及び下第2クレーン台車9の警報器40から警報は発生しない。
図3に示すように、下第1クレーン台車8が図の右側から左側に向けてつまり後方に移動し、上クレーンを基準にした所定の範囲に進入し、その後、下第1クレーン台車8が図の右方向に戻るように離れた場合、図5のタイミングチャートに示すように、上クレーン台車7の前上第2空間光伝送器12は、先ず、下第1クレーン台車8の後下第2空間光伝送器14から投光された空間光を受光し、これにより検出信号P1が発生し、次に、上クレーン台車7の前上第1空間光伝送器11が下第1クレーン台車8の後下第1空間光伝送器13から投光された空間光を受光し、これにより検出信号P2が発生する。このとき、上クレーン台車7の警報器40は、検出信号P1、P2を入力し、この2個の検出信号に基づき、検出信号P2の立下りに同期して、図5に示すように、下第1クレーンに対する警報を発生する。
また、上クレーン台車7の警報器40は、接近した下第1クレーン台車8を示すクレーン番号を、後下第1空間光伝送器13と後下第2空間光伝送器14から送信されて入力しているため、その下第1クレーンの所定範囲内への進入をランプまたは音声などで特定して報知することができる。
同様に、下第1クレーン台車8の後下第2空間光伝送器14は、先ず、上クレーン台車7の前下第2空間光伝送器12から投光された空間光を受光し、これにより検出信号P1が発生し、次に、下第1クレーン台車8の後下第1空間光伝送器13が上クレーン台車7の前上第1空間光伝送器11から投光された空間光を受光し、これにより検出信号P2が発生する。このとき、下第1クレーン台車8の警報器40は、各々、検出信号P1、P2を入力し、この2個の検出信号に基づき、検出信号P2の立下りに同期して上クレーンに対する警報を発生する。
このとき、下第1クレーン台車8の警報器40も、接近した上クレーン台車7を示すクレーン番号を、前上第1空間光伝送器11と前上第2空間光伝送器12から送信されて入力しているため、その上クレーンの接近をランプまたは音声などで特定して報知することができる。
さらに、上記の状態から、下第1クレーン台車8が右に移動して所定範囲を離れると、上クレーン台車7の前上第1空間光伝送器11が下第1クレーン台車8の後下第1空間光伝送器13から投光された空間光を受光し、これにより、図5のように、検出信号P3が発生し、さらに、上クレーン台車7の前上第2空間光伝送器12が、下第1クレーン台車8の後下第2空間光伝送器14から投光された空間光を受光し、これにより検出信号P4が発生する。このような検出信号P3と検出信号P4は、上クレーン台車7と下第1クレーン台車8の警報器40に送られ、各警報器40は検出信号4の立下りで警報を停止する。
このように、上クレーンまたは下クレーンが相互にその重なり部分を含む所定の範囲内に進入接近した場合、相互に警報を発生することができ、しかも、複数のクレーンが走行する場合であっても、接近したクレーンを特定してそれを報知することができる。また、上クレーン台車7と下第1クレーン台車8の警報器40は、各々上クレーン台車7の検出信号を下第1クレーン台車8の警報器40に、下第1クレーン台車8の検出信号を上クレーン台車7の警報器40に入力して警報を発生するため、図3のように、所定範囲内に他の下第2クレーン台車9が進入している場合でも、下第1クレーン台車8の所定範囲への進入を示す警報をだすことができる。
一方、図3に示すように、下第1クレーン台車8が図の右側から左側に向けて移動し、上クレーンとの重なり部分を含む所定範囲に進入し、その後、下第1クレーン台車8が図の左方向に所定範囲を通過して離れた場合、図6のタイミングチャートに示すように、上クレーン台車7の前上第2空間光伝送器12は、先ず、下第1クレーン台車8の後下第2空間光伝送器14から投光された空間光を受光し、これにより検出信号P1が発生し、次に、上クレーン台車7の前上第1空間光伝送器11が下第1クレーン台車8の後下第1空間光伝送器13から投光された空間光を受光し、これにより検出信号P2が発生する。このとき、上クレーン台車7の警報器40は、検出信号P1、P2を入力し、この2個の検出信号に基づき、検出信号P2の立下りに同期して、図6に示すように、下第1クレーンに対する警報を発生する。
同様に、下第1クレーン台車8の後下第2空間光伝送器14は、先ず、上クレーン台車7の前下第2空間光伝送器12から投光された空間光を受光し、これにより図6の検出信号P1が発生し、次に、下第1クレーン台車8の後下第1空間光伝送器13が上クレーン台車7の前上第1空間光伝送器11から投光された空間光を受光し、これにより図6の検出信号P2が発生する。このとき、下第1クレーン台車8の警報器40は、各々、検出信号P1、P2を入力し、この2個の検出信号に基づき、検出信号P2の立下りに同期して上クレーンに対する警報を発生する。下第1クレーンまたは上クレーンに対する警報は、上記と同様に、「上クレーンが接近しました」または「下第1クレーンが接近しました」のように、具体的なクレーンの接近を特定する音声やランプで発生させることができる。
さらに、上記の状態から、下第1クレーン台車8が左に移動して所定範囲を通過し離れると、上クレーン台車7の後上第2空間光伝送器16が下第1クレーン台車8の前下第2空間光伝送器18から投光された空間光を受光し、これにより図6のように検出信号P3が発生し、さらに、上クレーン台車7の後上第1空間光伝送器15が、下第1クレーン台車8の前下第1空間光伝送器17から投光された空間光を受光し、これにより検出信号P4が発生する。このような検出信号P3と検出信号P4は、上クレーン台車7と下第1クレーン台車8の警報器40に送られ、各警報器40は検出信号4の立下りで警報を停止する。
このように、上クレーンと下クレーンがその重なり部分を含む所定の範囲内に進入し、その後、所定範囲内を通過して離れた場合、上記と同様に、相互に警報を発生することができ、しかも、複数のクレーンが走行する場合であっても、接近したクレーンを具体的に示すように報知して警報を出すことができる。なお、同一のレール8a上を、下第1クレーン台車8と下第2クレーン台車9のように複数のクレーン台車が走行する場合、それらの台車の前後には従来周知の投受光器などを設けた光線式衝突防止装置が配設され、同一レール上でのクレーン台車の衝突は防止される。
一方、図4に示すように、下第2クレーン台車9が、図の左側から右側に向けて移動し、上クレーンと下第2クレーンの重なり部分を含む所定の範囲に進入し、その後、下第2クレーン台車9が図の左方向に戻るように離れた場合、図7のタイミングチャートに示すように、上クレーン台車7の後上第1空間光伝送器15は、先ず、下第2クレーン台車9の前下第1空間光伝送器17から投光された空間光を受光し、これにより図7の検出信号P1が発生し、次に、上クレーン台車7の後上第2空間光伝送器16が下第2クレーン台車9の前下第2空間光伝送器18から投光された空間光を受光し、これにより検出信号P2が発生する。このとき、上クレーン台車7の警報器40は、検出信号P1、P2を入力し、この2個の検出信号に基づき、検出信号P2の立下りに同期して、図7に示すように、下第2クレーンに対する警報を発生する。
また、上クレーン台車7の警報器40は、上記のように、接近した下第2クレーン台車9を示すクレーン番号を、前下第1空間光伝送器17と前下第2空間光伝送器18から送信されて入力しているため、その下第2クレーンの所定範囲内への進入を、ランプまたは音声などで特定して報知することができる。
同様に、下第2クレーン台車9の前下第1空間光伝送器17は、先ず、上クレーン台車7の後上第1空間光伝送器15から投光された空間光を受光し、これにより図7のように検出信号P1が発生し、次に、下第2クレーン台車9の前下第2空間光伝送器18が上クレーン台車7の後上第2空間光伝送器16から投光された空間光を受光し、これにより検出信号P2が発生する。このとき、下第2クレーン台車9の警報器40は、各々、検出信号P1、P2を入力し、この2個の検出信号に基づき、検出信号P2の立下りに同期して上クレーンに対する警報を発生する。
このとき、下第2クレーン台車9の警報器40は、接近した上クレーン台車7を示すクレーン番号を、後上第1空間光伝送器15と後上第2空間光伝送器16から送信されて入力しているため、その上クレーンの接近をランプまたは音声などで特定して報知することができる。
さらに、上記の状態から、下第2クレーン台車9が左に移動して所定範囲を離れると、上クレーン台車7の後上第2空間光伝送器16が下第2クレーン台車9の前下第2空間光伝送器18から投光された空間光を受光し、これにより図7のように検出信号P3が発生し、さらに、上クレーン台車7の後上第1空間光伝送器15が、下第2クレーン台車9の前下第1空間光伝送器17から投光された空間光を受光し、これにより検出信号P4が発生する。このような検出信号P3と検出信号P4は、上クレーン台車7と下第2クレーン台車9の警報器40に送られ、各警報器40は検出信号4の立下りで警報を停止する。
このように、上クレーンと下クレーンが所定の範囲内に進入接近した場合、相互に警報を発生することができ、しかも、複数のクレーンが走行する場合であっても、接近したクレーンを特定してそれを報知することができる。
一方、下第2クレーン台車9が図4の左側から右側に向けて移動し、上クレーンとの重合部分を含む所定の範囲に進入し、その後、下第1クレーン台車8が図の外に出たと仮定して、下第2クレーン台車9が図4の右方向に所定範囲を通過して離れた場合、図8のタイミングチャートに示すように、上クレーン台車7の後上第1空間光伝送器15は、先ず、下第2クレーン台車9の前下第1空間光伝送器17から投光された空間光を受光し、これにより検出信号P1が発生し、次に、上クレーン台車7の後上第2空間光伝送器16が下第2クレーン台車9の前下第2空間光伝送器18から投光された空間光を受光し、これにより検出信号P2が発生する。このとき、上クレーン台車7の警報器40は、検出信号P1、P2を入力し、この2個の検出信号に基づき、検出信号P2の立下りに同期して、図8に示すように、下第2クレーンに対する警報を発生する。
同様に、下第2クレーン台車9の前下第1空間光伝送器17は、先ず、上クレーン台車7の後上第1空間光伝送器15から投光された空間光を受光し、これにより図8の検出信号P1が発生し、次に、下第2クレーン台車9の前下第2空間光伝送器18が上クレーン台車7の後上第1空間光伝送器16から投光された空間光を受光し、これにより図8の検出信号P2が発生する。このとき、下第2クレーン台車9の警報器40は、各々、検出信号P1、P2を入力し、この2個の検出信号に基づき、検出信号P2の立下りに同期して上クレーンに対する警報を発生する。上記と同様に、各クレーンの警報器40には、接近した相手側のクレーン番号が入力されるため、下第2クレーンの警報器40からは上クレーンの接近を示す具体的な表示または音声により警報を出し、上クレーンの警報器40からは下第2クレーンの接近を示す具体的な表示または音声を発生させることができる。
さらに、上記の状態から、下第2クレーン台車9が右に移動して所定範囲を通過し離れると、上クレーン台車7の前上第1空間光伝送器11が下第2クレーン台車9の後下第1空間光伝送器13から投光された空間光を受光し、これにより図8の検出信号P3が発生し、さらに、上クレーン台車7の前上第2空間光伝送器12が、下第2クレーン台車9の後下第2空間光伝送器14から投光された空間光を受光し、これにより図8の検出信号P4が発生する。このような検出信号P3と検出信号P4は、上クレーン台車7と下第2クレーン台車9の警報器40に送られ、各警報器40は検出信号P4の立下りで警報を停止する。
このように、上クレーンと下クレーンが重なり合う部分を含む所定の範囲内に進入、その後、所定範囲内を通過して離れた場合、上記と同様に、相互に警報を発生することができ、しかも、複数のクレーンが走行する場合であっても、接近したクレーンを特定してそれを報知することができる。
本発明の一実施形態を示す段違いクレーンの接近警報装置の全体構成図である。 各伝送器11〜18に使用される回路の構成を示すブロック図である。 下第1クレーン台車8が上クレーン7の所定範囲内に進入した際の説明図である。 下第1クレーン台車8が所定範囲内に進入し、且つ下第2クレーン台車9が所定範囲内に進入した際の説明図である。 所定範囲内に下第1クレーンが右側から進入し、その後、右に戻るように移動して離れる場合の信号のタイミングチャートである。 所定範囲内に下第1クレーンが右から左に進入し、そのまま左側に移動して離れる場合の信号のタイミングチャートである。 下第2クレーンが所定範囲内に左側から進入し、その後、左に戻るように移動して離れる場合の信号のタイミングチャートである。 所定範囲内に下第2クレーンが左から右に進入し、そのまま右側に移動して離れる場合の信号のタイミングチャートである。
符号の説明
2−前空間光伝送ユニット
3−後空間光伝送ユニット
7−上クレーン台車
8−下第1クレーン台車
9−下第2クレーン台車
11−前上第1空間光伝送器
12−前上第2空間光伝送器
13−後下第1空間光伝送器
14−後下第2空間光伝送器
15−後上第1空間光伝送器
16−後上第2空間光伝送器
17−前下第1空間光伝送器
18−前下第2空間光伝送器
40−警報器

Claims (2)

  1. 上方を走行する上クレーン台車と下方を走行する下クレーン台車の接近を検知して警報を発生させる段違いクレーンの接近警報装置において、
    該上クレーン台車と下クレーン台車には、走行方向の両端部近傍である前部と後部に、相互に双方向通信を行なう空間光伝送装置が取り付けられ、該空間光伝送装置には上クレーン台車側の空間光伝送器と下クレーン台車側の空間光伝送器とを有した前空間光伝送ユニットと後空間光伝送ユニットが走行方向に前後して該上クレーン台車と下クレーン台車に並設され、
    該上クレーン台車の前空間光伝送ユニットと後空間光伝送ユニットの投受光面は、真下方向から前方又は後方に所定角度だけ斜めに傾斜して配置され、該下クレーン台車の前空間光伝送ユニットと後空間光伝送ユニットの投受光面は真上方向から前方又は後方に所定角度だけ斜めに傾斜して配置され、
    該前空間光伝送ユニットと後空間光伝送ユニットには、各々走行方向に前後して第1空間光伝送器と第2空間光伝送器が、該上クレーン台車と該下クレーン台車の前部及び後部に各々取り付けられ、
    該上クレーン台車の前部又は後部に設置された第1空間光伝送器又は第2空間光伝送器の受光器及び投光器の光軸が、該下クレーン台車の後部又は前部に設置された第1空間光伝送器又は第2空間光伝送器の受光器及び投光器の光軸と一致するように配設され、
    該上クレーン台車と該下クレーン台車には該前空間光伝送ユニットと該後空間光伝送ユニットに接続された警報器が各々設置され、該上クレーン台車と該下クレーン台車間の所定の範囲内に該上クレーン台車又は該下クレーン台車が進入し、該上クレーン台車と該下クレーン台車間における該前空間光伝送ユニット又は該後空間光伝送ユニットの第1空間光伝送器又は第2空間光伝送器の光軸が相互に一致して信号の伝送が行なわれたとき、クレーンの接近を示す検出信号が該警報器に入力され、
    該上クレーン台車の空間光伝送器からは投光する空間光に重畳して当該上クレーンを示すクレーン番号を伝送し、該下クレーン台車の空間光伝送器からは投光する空間光に重畳して当該下クレーンを示すクレーン番号を伝送するように構成されたことを特徴とする段違いクレーンの接近警報装置。
  2. 前記警報器は、クレーンの接近を示す検出信号と共に、当該クレーンのクレーン番号を入力し、前記所定の範囲内に当該クレーンが進入したことを示す表示又は音声を発生させることを特徴とする請求項1記載の段違いクレーンの接近警報装置。



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