JP2007082666A - 医療用コネクタの手動式脱着装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1コネクタ1と第1コネクタキャップ3を夫々保持可能な第1コネクタホルダ60及び第1キャップホルダ92と、第2コネクタ2と第2コネクタキャップ4を夫々保持可能な第2コネクタホルダ93及び第2キャップホルダ45とを備え、コネクタの脱着を操作するためのメインディスク50を備え、第1コネクタキャップ3がされた第1コネクタ1を第1コネクタホルダ60にセットするため、装置本体外部に引き出される引き出し部403と、第1コネクタ1がセットされた引き出し部403を装置本体内に収納する工程において、第1コネクタ1もしくは第1コネクタキャップ3を軸線周りに回転させて、第1コネクタ1と第1コネクタキャップ3の結合を緩めるためのコネクタ回転手段とを備えている。
【選択図】図3
Description
第1コネクタと第2コネクタからなる医療用コネクタの脱着を行なうため、
第1コネクタにネジ式により結合される第1コネクタキャップが挿入された状態で、第1コネクタと第1コネクタキャップを夫々保持可能な第1コネクタホルダ及び第1キャップホルダと、
第2コネクタに第2コネクタキャップが挿入された状態で、第2コネクタと第2コネクタキャップを夫々保持可能な第2コネクタホルダ及び第2キャップホルダとを備え、
第1コネクタホルダと第2キャップホルダが並列配置されると共に、第1キャップホルダと第2コネクタホルダが並列配置され、
コネクタの脱着を操作するための操作部を備えた医療用コネクタの手動式脱着装置であって、
第1コネクタキャップがされた第1コネクタを第1コネクタホルダにセットするため、装置本体外部に引き出だされる引き出し部と、
第1コネクタがセットされた引き出し部を装置本体内に収納する工程において、第1コネクタもしくは第1コネクタキャップを軸線周りに回転させて、第1コネクタと第1コネクタキャップの結合を緩めるためのコネクタ回転手段とを備えていることを特徴とするものである。
第1操作領域に続く第2操作領域で、並列配置された第1コネクタキャップと第2コネクタ、もしくは、第1コネクタと第2コネクタキャップを所定の軸芯周りで回転させ、第1コネクタと第2コネクタ、及び、第1コネクタキャップと第2コネクタキャップを夫々向かい合うように移動させるホルダ回転手段と、
第2操作領域に続く第3操作領域で、第1コネクタと第2コネクタを軸線方向に沿って互いに近接するように移動させるコネクタ近接手段とを備えていることが好ましい。
(1)第1操作領域では、緩んだ状態にある第1コネクタと第1コネクタキャップを軸線方向に沿って移動することで、両者を分離する。
(2)第2操作領域では、第1コネクタと第2コネクタとを向かい合わせると共に、第1コネクタキャップと第2コネクタキャップとを向かい合わせるように、ホルダを移動させる。ここで、従来技術では、ホルダを水平移動していたが、本発明では、所定の軸芯周りに回転するようにしたので、コネクタ3列分のスペース(図17においてWで示される)は不要であり、コネクタ2列分のスペースで足りる。また、回転させる場合は、少なくとも次の2通りの態様が考えられる。
(2−1)第1コネクタと第2コネクタキャップを固定した状態で、第1コネクタキャップと第2コネクタを回転させる。回転中心は、第1コネクタキャップと第2コネクタの中心とすることができる。
(2−2)第1コネクタキャップと第2コネクタを固定した状態で、第1コネクタと第2コネクタキャップを回転させる。回転中心は、第1コネクタと第2コネクタキャップの中心とすることができる。
(3)第3操作領域では、第1コネクタと第2コネクタを軸線方向に沿って互いが近接するように移動させる。
引き出し部の収納工程において、第1コネクタを保持する補助ホルダを第1コネクタホルダに連結すると共に、第1コネクタキャップを第1キャップホルダに挿入した後、第1コネクタホルダと補助ホルダを共に所定角度回転するように前記コネクタ回転手段が構成されていることが好ましい。
冒頭で説明したように、本発明に係る医療用コネクタは、好適には腹膜透析法(CAPD)で使用されるものであり、患者側コネクタと透析液側コネクタにより構成される。これらコネクタの構成を図1に示す。
次に、図1,図2で説明した医療用コネクタの手動脱着装置について説明する。図3は、装置の要部の構成を示す斜視図であり、第1コネクタ1と第2コネクタ2が夫々コネクタキャップ3,4を被せた状態で保持された状態を示す。図4は、コネクタを挿入していない状態で、かつ、一部の部品を除去した状態での図3とは異なる方向から見た内部構造を示す図である。
次に、図1〜図5で説明した手動脱着装置を用いて医療用コネクタの着脱操作を行う場合の動作を説明する。
まず、引き出し部403を収納していくときの内部機構の動作について説明する。図6に示すように、引き出し部403を開いて第1コネクタキャップ3を被せた第1コネクタ1を補助ホルダ70にセットし、引き出し部403を収納していく。
メインディスク50を回転し始めると、第1操作領域S1において、カム板53のカム溝52の作用により、ドラムシャフト80が前進を始める。ドラムシャフト80の前進により、ドラム90も一緒に前進する。従って、第1キャップホルダ92と第2コネクタホルダ93も前進する。この様子を図12に示す。第1キャップホルダ92を前進させることで、第1コネクタキャップ3が軸線方向に沿って前進し、第1コネクタ1と完全に分離させることができる。
メインディスク50が第2操作領域S2に入ると、部分ギヤ53aが第2中間ギヤ95の第1ギヤ部95aに噛み合うため、メインディスク50の回転力が第2中間ギヤ95、第1中間ギヤ94を介して、駆動ギヤ91aに伝達される。これにより、ドラム90がドラムシャフト80を中心に回転し始める。この状態を図13に示す。図13は、回転している途中の状態を示している。第2コネクタ2はY字チューブ20と共に回転するが、図6で説明したようにスリット405が形成されているため、スムーズに回転操作を行なえる。
第3操作領域S3に入ると、カム板53の部分ギヤ53aと第2中間ギヤ95との噛み合いが外れる。これにより、メインディスク50の回転力は、ドラム90へと伝達しなくなる。
メインディスク50の回転操作が完了すると、引き出し部403を開いていく。このとき、引き出し部403を収納するときと逆の動作が行なわれ、第1コネクタホルダ60が軸線周りに90゜回転させられる。この回転方向は、引き出し部403を収納するときとは逆方向である。
本発明による手動脱着装置によれば、引き出し部403を収納する工程において、コネクタ1と第1コネクタキャップ3の結合を緩めることができる。すなわち、メインディスク50(操作部)の操作により全ての動作を行なわせるのではなく、引き出し部403の収納工程とメインディスク50の操作とにより、所定の動作を行なわせるようにしている。従って、操作機構の簡素化を行なうことが可能になると共に、メインディスク50の操作量を低減することができ、操作性も改善することができる。これにより、内部機構も簡素化することができる。
メインディスク50の操作角度は160゜(=37゜+86゜+37゜)であるとして説明したが、これに限定されるものではなく、操作角度は使い勝手等を考慮して、適宜決めることができる。また、第1・第2・第3操作領域S1,S2,S3を全操作範囲の中で何度ずつ割り振るかについても、適宜決めることができる。
2 透析液側コネクタ(第2コネクタ)
3 第1コネクタキャップ
4 第2コネクタキャップ
10 チューブ
11 コネクタ接続部
15 カム溝
20 Y字チューブ
22 係合溝
23 係合突起
45 第2キャップホルダ
50 メインディスク
51 ディスク回転軸
52 カム溝
53 カム板
53a 部分ギヤ
60 第1コネクタホルダ
70 補助ホルダ
71 引き出し支持体
72 補助ホルダ連結部材
80 ドラムシャフト
82 本体部
90 ドラム
91 本体部
91a 駆動ギヤ
92 第1キャップホルダ
93 第2コネクタホルダ
94 第1中間ギヤ
95 第2中間ギヤ
S1 第1操作領域
S2 第2操作領域
S3 第3操作領域
Claims (3)
- 第1コネクタと第2コネクタからなる医療用コネクタの脱着を行なうため、
第1コネクタにネジ式により結合される第1コネクタキャップが挿入された状態で、第1コネクタと第1コネクタキャップを夫々保持可能な第1コネクタホルダ及び第1キャップホルダと、
第2コネクタに第2コネクタキャップが挿入された状態で、第2コネクタと第2コネクタキャップを夫々保持可能な第2コネクタホルダ及び第2キャップホルダとを備え、
第1コネクタホルダと第2キャップホルダが並列配置されると共に、第1キャップホルダと第2コネクタホルダが並列配置され、
コネクタの脱着を操作するための操作部を備えた医療用コネクタの手動式脱着装置であって、
第1コネクタキャップがされた第1コネクタを第1コネクタホルダにセットするため、装置本体外部に引き出される引き出し部と、
第1コネクタがセットされた引き出し部を装置本体内に収納する工程において、第1コネクタもしくは第1コネクタキャップを軸線周りに回転させて、第1コネクタと第1コネクタキャップの結合を緩めるためのコネクタ回転手段とを備えていることを特徴とする医療用コネクタの手動式脱着装置。 - 前記操作部の第1操作領域で、第1コネクタと第1コネクタキャップを軸線方向に沿って互いに引き離すキャップ分離手段と、
第1操作領域に続く第2操作領域で、並列配置された第1コネクタキャップと第2コネクタ、もしくは、第1コネクタと第2コネクタキャップを所定の軸芯周りで回転させ、第1コネクタと第2コネクタ、及び、第1コネクタキャップと第2コネクタキャップを夫々向かい合うように移動させるホルダ回転手段と、
第2操作領域に続く第3操作領域で、第1コネクタと第2コネクタを軸線方向に沿って互いに近接するように移動させるコネクタ近接手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の医療用コネクタの手動式脱着装置。 - 前記引き出し部は、引き出し支持体と、第1コネクタホルダに連結される補助ホルダと、引き出しケースに対して回転自在に補助ホルダを軸支する補助ホルダ連結部材とを備え、
引き出し部の収納工程において、第1コネクタを保持する補助ホルダを第1コネクタホルダに連結すると共に、第1コネクタキャップを第1キャップホルダに挿入した後、第1コネクタホルダと補助ホルダを共に所定角度回転するように前記コネクタ回転手段が構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の医療用コネクタの手動式脱着装置。
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