JP2007082349A - モータ式アクチュエータの騒音防止機構及びこれを使用した自動変速装置 - Google Patents

モータ式アクチュエータの騒音防止機構及びこれを使用した自動変速装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 モータ式アクチュエータにおいて、モータと出力軸の連結部から生じる騒音を減少させる。
【解決手段】 モータシャフト26の先端部に互いに平行に対向する1対の平面部27aを有する二面幅突部27を形成し、出力軸15の一端面には二面幅突部が多少の隙間をおいて挿入可能な係合凹部17を形成する。二面幅突部の中間部には全外周にわたり溝27bを形成し、この溝内には二面幅突部が係合凹部内に挿入された状態では係合凹部の内面に弾性的に押圧される環状の緩衝材28を嵌着する。係合凹部は、長方形断面形状の二面幅穴とするのがよい。また係合凹部の内面の開口側となる端縁には外向きに開く面取り部17bを形成するのがよい。
【選択図】 図2

Description

本発明は、選択歯車式変速機のギヤシフト装置などの被動機器を作動させるのに適したモータ式アクチュエータの騒音防止機構及びこれを使用した自動変速装置に関する。
この種の自動変速装置のギヤシフト装置などを作動させるのに使用するモータ式アクチュエータとしては、例えば特許文献1に記載された技術がある。この技術では、モータとこれにより回転される出力軸よりなるアクチュエータにより、ラック・ピニオン機構を介してギヤシフト装置のシフトアンドセレクトシャフトを軸線方向に往復駆動して、変速ギヤを切り換えるシフトフォークが設けられた複数のフォークシャフトのうちから1本を選択するようにしている。この従来技術では、出力軸はモータシャフトと一体的に形成されて、この出力軸の先端部にシフトアンドセレクトシャフトを軸線方向に往復駆動するラックが形成されている。
特開2004−308678号公報(段落〔0018〕、図1)。
上述した従来技術では出力軸がモータシャフトと一体的に形成されているので、モータは長大なモータシャフトを有する専用の特殊なものとなるという難点があり、これを解決する手段としては、予め別体に形成した出力軸をモータシャフトと連結する構造が考えられる。そのようにした場合には、連結構造部の製造コストの増大を少なくするために、モータシャフトの先端部には互いに平行な1対の平面部を有する二面幅突部を形成し、これを出力軸の一端面に形成した二面幅穴に挿入して連結することが考えられる。このような連結構造では、各部品の製造誤差や組付誤差があってもこじれを生じることなくモータシャフトから出力軸に回転を伝達できるようにするために、二面幅突部とこれが挿入される二面幅穴の間にはある程度の隙間を設ける必要がある。このため回転の開始時には、不作動時に二面幅突部と二面幅穴の間に生じている隙間に相当する分だけモータシャフトが回転して二面幅突部の対角線上となる各角部が二面幅穴の内面に当接してから回転の伝達が開始されるが、その際に回転している二面幅突部の各角部は停止している出力軸の二面幅穴の内面に瞬間的に当接されるので激しい衝突となり、また回転の停止時にも、モータシャフトが停止しても出力軸は前記隙間の分だけ慣性により回転して、二面幅穴の内面が二面幅突部の角部に激しく衝突されるので騒音が生じるという問題がある。本発明はこのような問題を解決することを目的とする。
このために、本発明によるモータ式アクチュエータの騒音防止機構は、モータと、このモータにより回転されて被動機器を駆動する出力軸よりなるモータ式アクチュエータにおいて、モータのモータシャフトの先端部には直径方向において互いに平行に対向する1対の平面部を有する二面幅突部を形成し、出力軸の一端面には二面幅突部が多少の隙間をおいて同軸的に挿入可能な係合凹部を形成し、二面幅突部の長手方向中間部には全外周にわたり溝を形成し、溝内には二面幅突部が係合凹部内に挿入された状態では係合凹部の内面に弾性的に押圧される環状の緩衝材を嵌着したことを特徴とするものである。
前項に記載のモータ式アクチュエータの騒音防止機構において、係合凹部は、長方形断面形状の二面幅穴とすることが好ましい。
前2項に記載のモータ式アクチュエータの騒音防止機構において、係合凹部の内面の開口側となる端縁には外向きに開く面取り部を形成することが好ましい。
前3項に記載のモータ式アクチュエータの騒音防止機構において、緩衝材は柔軟弾性材料を素材とする円環状のOリングとすることが好ましい。
また本発明による自動変速装置は、ギヤシフト装置により選択歯車式変速機のギヤシフトを行う自動変速装置において、前各項に記載の騒音防止機構を備えたモータ式アクチュエータによりギヤシフト装置を作動させたことを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、モータのモータシャフトの先端部には直径方向において互いに平行に対向する1対の平面部を有する二面幅突部を形成し、出力軸の一端面には二面幅突部が多少の隙間をおいて同軸的に挿入可能な係合凹部を形成し、二面幅突部の長手方向中間部には全外周にわたり溝を形成し、溝内には二面幅突部が係合凹部内に挿入された状態では係合凹部の内面に弾性的に押圧される環状の緩衝材を嵌着したので、緩衝材の弾性変形により出力軸にモータシャフトのトルクが伝達されて回転され、この伝達トルクがある限度を越えるまではモータシャフトの二面幅突部の対角線上となる各角部が出力軸の係合凹部の内面に当接することはない。従って回転の開始時及び停止時において二面幅突部の各角部が係合凹部の内面に当接される際の当接速度も押圧力も減少されるので、二面幅突部の各角部と係合凹部の内面との衝突は緩和され、従ってこれにより生じる騒音は大幅に減少される。
係合凹部は長方形断面形状の二面幅穴とした請求項2の発明によれば、二面幅突部の各角部に当接される二面幅穴の対向する1対の内面は両側部において互いに連結されて補強されるので、出力軸とモータシャフトの連結部の伝達トルクを増大させ、あるいは耐久性を高めることができる。
係合凹部の内面の開口側となる端縁には外向きに開く面取り部を形成した請求項3の発明によれば、係合凹部の内面に弾性的に押圧される環状の緩衝材はこの面取り部により案内されて係合凹部の内面に挿入されるので、出力軸とモータシャフトの連結が容易になり、また緩衝材が傷つくおそれが減少するので耐久性を高めることができる。
緩衝材は柔軟弾性材料を素材とする円環状のOリングとした請求項4の発明によれば、緩衝材の製造が容易になるので、モータ式アクチュエータの騒音防止機構の製造コストを低下させることができる。
また請求項5の自動変速装置の発明によれば、前各項に記載の騒音防止機構を備えたモータ式アクチュエータによりギヤシフト装置を作動させたので、モータ式アクチュエータの作動に伴う自動変速装置の騒音は大幅に減少される。
以下に、図1〜図3により、本発明によるモータ式アクチュエータの騒音防止機構を実施するための最良の形態の説明をする。この実施形態は、シフトアンドセレクトシャフトを軸線方向に往復駆動して、シフトフォークが設けられた複数のフォークシャフトのうちから1本を選択して変速ギヤの切り換えを行う選択歯車式変速機のギヤシフト装置に本発明を適用したものである。
図1に示すように、自動変速装置のハウジング10はねじ止めなどにより互いに固定された変速機ハウジング11とアクチュエータハウジング12よりなり、変速機ハウジング11内には選択歯車式変速機(図示省略)およびこの選択歯車式変速機のギヤシフトを行うためのギヤシフト装置(次に述べるシフトアンドセレクトシャフト18を除き図示省略)が設けられている。両ハウジング11,12内には、それらの合い面と直交して、ギヤシフト装置の一部であるシフトアンドセレクトシャフト18が設けられ、その一端部18aはアクチュエータハウジング12に形成された有底筒部12aに、軸受ブッシュ13を介して軸線方向摺動および回動可能に支持されている。シフトアンドセレクトシャフト18には一端部18aに続いて、台形断面形状の多数の環状溝よりなるラック19及びスプライン18bが形成されている。
アクチュエータハウジング12内には、シフトアンドセレクトシャフト18と立体的に直交するように、出力軸15が配設されている。出力軸15の前端側(図1において左側)の小径部15aと基端側の大径部15bは、アクチュエータハウジング12に形成された第1軸受孔12b及び第2軸受孔12cにより回転自在に支持され、小径部15aの手前にはラック19と噛合するピニオン16が形成されている。アクチュエータハウジング12には、出力軸15の基端側となる後部に、出力軸15と同軸的にセレクトモータ(モータ)25が取り付けられ、そのモータシャフト26の先端部は出力軸15の後端部に連結されている(詳細は後述)。この実施形態のセレクトモータ25は、制御装置(図示省略)によりフィードバック制御される直流モータであるが、ステップモータを使用することも可能である。このセレクトモータ25と出力軸15が、ピニオン16及びラック19を介してシフトアンドセレクトシャフト18を軸線方向に往復駆動すると共に複数のセレクト位置に停止して、変速ギヤを切り換えるシフトフォークが設けられた複数のフォークシャフトのうちから1本を選択するモータ式アクチュエータの主要部材を構成している。変速機ハウジング11には、シフトアンドセレクトシャフト18を軸線方向に沿った複数のセレクト位置に弾性的に位置決め保持するデテント装置(図示省略)が設けられている。
シフトアンドセレクトシャフト18のスプライン18bに軸線方向摺動自在に係合されたセクタギヤ20はアクチュエータハウジング12に対する軸線方向移動が拘束されており、このセクタギヤ20にはシフトモータ(図示省略)ににより回転駆動されるシフトピニオン21が噛合されている。このシフトモータとシフトピニオン21とセクタギヤ20が、シフトアンドセレクトシャフト18を往復回動して、前述のように選択されたフォークシャフトを往復動させて変速ギヤを切り換える前述とは別のモータ式アクチュエータの主要部材を構成している。
次に主として図2及び図3により、本発明の要部である、セレクトモータ25のモータシャフト26と出力軸15との連結構造の説明をする。モータシャフト26の先端部には、中心軸線から等距離で直径方向において互いに平行に対向する1対の平面部27aを有する二面幅突部27が形成され、二面幅突部27の長手方向中間部には、全外周にわたり一定幅で一定深さの溝27bが形成されている。また出力軸15のセレクトモータ25側となる一端面には、断面形状が長方形で中心軸線から等距離で直径方向において互いに平行に対向する1対の平面部17aを有する、ある深さの二面幅穴(係合凹部)17が同軸的に形成されている。二面幅穴17は、その4面において多少の一定の隙間をおいてモータシャフト26の二面幅突部27が同軸的に挿入可能な大きさであり、その一定の隙間は、各部品に許容範囲内の製造誤差や組付誤差があってもこじれを生じることなくモータシャフト26の二面幅突部27を出力軸15の二面幅穴17内に挿入して、モータシャフト26側から出力軸15側に回転を伝達できるような値である。二面幅穴17の内面の1対の平面部17a及びこれと直交する幅の狭い1対の平面部の開口側となる端縁には、外向きに開く傾斜した面取り部17bが形成されている。
モータシャフト26の二面幅突部27は、適度の硬さを有する弾性ゴム等の柔軟弾性材料よりなるOリング状の緩衝材28を溝27bに嵌着した状態で、二面幅穴17内に挿入される。挿入した状態では緩衝材28は弾性変形されて二面幅穴17の4つの内面に押圧されるようになっている。前述のようにモータシャフト26の二面幅突部27はその4面において多少の隙間をおいて出力軸15の二面幅穴17内に挿入されているので、モータシャフト26と出力軸15の間に伝達トルクが加われば、先ず緩衝材28の弾性変形により伝達トルクを受け、伝達トルクが二面幅突部27と二面幅穴17の間の隙間、緩衝材28の寸法及び硬度により与えられる所定の値を越えてから、二面幅突部27の対角線上となる1対の角部が二面幅穴17の平面部17aに当接して伝達トルクを受けるようになる。
次に上述した実施形態の作動の説明をする。セレクトモータ25の不作動状態では、シフトアンドセレクトシャフト18はデテント装置により、軸線方向に沿った複数のセレクト位置の何れか1つに弾性的に位置決め保持されている。シフトアンドセレクトシャフト18を別のセレクト位置に移動する信号が制御装置から与えられれば、セレクトモータ25は作動して出力軸15を回転させ、ピニオン16及びラック19を介してシフトアンドセレクトシャフト18を所定方向に移動させる。セレクトモータ25は、シフトアンドセレクトシャフト18の軸線方向位置を検出するストロークセンサ(図示省略)によりフィードバック制御され、シフトアンドセレクトシャフト18が指令されたセレクト位置に達すればセレクトモータ25は停止され、シフトアンドセレクトシャフト18は停止されて、デテント装置によりそのセレクト位置に位置決め保持される。
セレクトモータ25の不作動状態では、二面幅突部27の溝27b内に嵌着された緩衝材28は二面幅穴17の内面に弾性的に押圧されているので、モータシャフト26の二面幅突部27と出力軸15の二面幅穴17の間には隙間が生じている。セレクトモータ25が作動されれば、モータシャフト26の回転は、先ず二面幅突部27の溝27b内に嵌着された緩衝材28を介して二面幅穴17の各平面部17aに伝達されて出力軸15が回転を開始し、モータシャフト26と出力軸15の間の伝達トルクがある限度を越えるまではモータシャフト26の二面幅突部27の対角線上となる各角部が出力軸15の二面幅穴17内面の各平面部17aに当接することはない。
この伝達トルクが増大するにつれて緩衝材28が圧縮され、伝達トルクがある限度を越えるとモータシャフト26の二面幅突部27の各角部が出力軸15の二面幅穴17内面の各平面部17aに当接してトルクの伝達がなされるようになるが、その際には出力軸15は相当な速度で回転されており、二面幅突部27の各角部と各平面部17aの当接は伝達トルクの増大に応じて穏やかになされ、当接の際の押圧力も速度も減少されるので、二面幅突部27の各角部と二面幅穴17の各平面部17aとの衝突は緩和され、従ってこれにより生じる騒音は大幅に減少される。
セレクトモータ25の停止の際には、モータシャフト26が停止しても出力軸15は慣性により回転して、二面幅突部27の作動開始時とは逆の対角線上となる各角部が出力軸15の二面幅穴17内面の各平面部17aに当接しようとするが、作動開始時と同様、この慣性によるトルクは先ず緩衝材28を介して受け止められ、このトルクがある限度を越えると二面幅突部27の各角部が二面幅穴17内面の各平面部17aに当接して受け止められ、当接の際の押圧力も速度も減少される。従って、二面幅突部27の各角部と二面幅穴17の各平面部17aとの衝突は緩和されるので、これにより生じる騒音も大幅に減少される。
上述した実施形態によれば、出力軸15とモータシャフト26の連結部は二面幅突部27と二面幅穴17よりなり、加工がきわめて手簡単であるので製造コストを低下させることができる。また上述した実施形態では、出力軸15に形成する係合凹部17は断面が長方形である深さの二面幅穴として形成し、このようにすればモータシャフト26の二面幅突部27の対角線上となる各角部が当接する出力軸15の二面幅穴17内面の各平面部17aが両側部において互いに連結されて補強されるので、二面幅突部27と出力軸15の間の伝達トルクを増大させ、あるいは二面幅穴17の耐久性を高めることができる。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、強度が許す限りにおいて、図3の二点鎖線17cに示すように、係合凹部17を溝形に形成してもよく、そのようにすれば製造コストを一層低下させることができる。
また上述した実施形態では、二面幅穴17の内面の1対の平面部17a及びこれと直交する平面部の開口側となる端縁には、外向きに開く傾斜した面取り部17bが形成しており、このようにすれば係合凹部17の内面に弾性的に押圧される環状の緩衝材28はこの面取り部17bにより案内されて係合凹部17の内面に挿入されるので、出力軸15とモータシャフト26の連結が容易になり、また緩衝材28が傷つくおそれが減少するので耐久性を高めることができる。
さらに上述した実施形態によれば、緩衝材28は円環状のOリングとしており、このようにすれば緩衝材28の製造が容易になるので、製造コストを低下させることができる。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、自由状態における緩衝材28の平面形状は、二面幅突部27の溝27bの形状に合わせた略長方形の枠状としてもよく、そのようにすれば緩衝材28の四隅部に充分な量の柔軟弾性材料を配置することができるので、二面幅突部27の各角部が二面幅穴17の平面部17aに当接するまでの伝達トルクを高めることができる。
また上述した実施形態では、選択歯車式変速機の変速ギヤをギヤシフト装置により切り換える自動変速装置に本発明によるモータ式アクチュエータを適用しており、このようにすればモータ式アクチュエータの作動に伴う自動変速装置の騒音は大幅に減少される。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、自動変速装置以外の種々の被動機器を作動させるの使用することができる。
本発明によるモータ式アクチュエータの騒音防止機構の一実施形態の全体構造を示す平面図である。 図1に示す実施形態の要部を示す部分拡大断面図である。 図2の3−3断面図である。
符号の説明
15…出力軸、17…係合凹部(二面幅穴)、25…モータ(セレクトモータ)、26…モータシャフト、27…二面幅突部、27a…平面部、27b…溝、28…緩衝材(Oリング)。

Claims (5)

  1. モータと、このモータにより回転されて被動機器を駆動する出力軸よりなるモータ式アクチュエータにおいて、前記モータのモータシャフトの先端部には直径方向において互いに平行に対向する1対の平面部を有する二面幅突部を形成し、前記出力軸の一端面には前記二面幅突部が多少の隙間をおいて同軸的に挿入可能な係合凹部を形成し、前記二面幅突部の長手方向中間部には全外周にわたり溝を形成し、前記溝内には前記二面幅突部が前記係合凹部内に挿入された状態では前記係合凹部の内面に弾性的に押圧される環状の緩衝材を嵌着したことを特徴とするモータ式アクチュエータの騒音防止機構。
  2. 請求項1に記載のモータ式アクチュエータの騒音防止機構において、前記係合凹部は、長方形断面形状の二面幅穴であることを特徴とするモータ式アクチュエータの騒音防止機構。
  3. 請求項1または請求項2に記載のモータ式アクチュエータの騒音防止機構において、前記係合凹部の内面の開口側となる端縁には外向きに開く面取り部を形成したことを特徴とするモータ式アクチュエータの騒音防止機構。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のモータ式アクチュエータの騒音防止機構において、前記緩衝材は柔軟弾性材料を素材とする円環状のOリングであることを特徴とするモータ式アクチュエータの騒音防止機構。
  5. ギヤシフト装置により選択歯車式変速機のギヤシフトを行う自動変速装置において、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の騒音防止機構を備えたモータ式アクチュエータにより前記ギヤシフト装置を作動させたことを特徴とする自動変速装置。
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