JP2014031818A - 双方向直動機構 - Google Patents

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Toshiyuki Sakai
俊行 酒井
Akihiro Kobayashi
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Abstract

【課題】簡単な構造で、正入力時の高効率を損なうこと無く、セルフロック機能によって逆入力を確実に阻止し得る双方向直動機構を提供する
【解決手段】螺子軸10の回転に応じて軸方向に往復動するナット部材20を備え、ナット部材を相対的に移動可能に保持し螺子軸の回転に応じてナット部材と共に軸方向に往復動する保持部材(30)と、保持部材に対し相対移動可能に支持する出力部材60と、出力部材に連動して揺動可能に保持部材に支持する一対のロック部材(41,42)を設ける。一対のロック部材間を連結し、ナット部材の移動に同期して作動する連動機構50により、螺子軸の回転に応じてナット部材が往復動するときには、保持部材の軸方向移動を許容すると共に、出力部材に対しナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、ロック部材によって保持部材の軸方向移動を阻止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、リニアアクチュエータ等の双方向直動機構に関し、特に、逆入力に対するセルフロック機能を有する双方向直動機構に係る。
一般的な双方向直動機構として、例えば下記の特許文献1に、電動リニアアクチュエータが開示されている。特許文献1では、「電動モータ側からの入力トルクをボールねじ機構に効率よく伝達する一方、ボールねじ機構側からの逆入力トルクを遮断して電動モータ側に還流させない機能を有する減速機構を備えた電動リニアアクチュエータを提供することを目的」とし、「ハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転運動を直線運動に変換するボールねじ機構と、前記電動モータとボールねじ機構の間に配設された減速機構と、を備えた電動リニアアクチュエータにおいて、前記減速機構は、ハイポサイクロイド機構を構成する第1遊星歯車機構と第2遊星歯車機構とを備えた複合遊星歯車機構によって構成され、前記第1遊星歯車機構と第2遊星歯車機構の各外歯歯車が、電動モータのモータ軸に連結される入力側部材に設けられた偏芯軸部に一体的に回転可能に支持され、前記第1遊星歯車機構の内歯歯車がハウジングに対して相対回転不能に設けられ、前記第2遊星歯車機構の内歯歯車がハウジングに対して相対回転可能に設けられると共に出力側部材を介してボールねじ機構の回転部分に相対回転不能に連結されている」電動リニアアクチュエータが提案されている。
また、下記の特許文献2には、「伝達効率を確保しつつ、被駆動部材から電動モータへの動力の伝達を遮断するリニアアクチュエータを提供することを目的」として、「被駆動部材を駆動するリニアアクチュエータであって、ハウジングと、前記ハウジングに取り付けられた電動モータと、前記電動モータの動力を前記被駆動部材に伝達する動力伝達機構とを備え、前記動力伝達機構は、固定部と、前記電動モータに動力伝達可能に連結された回転駆動部と、前記回転駆動部より回転力を受けて回転変位する回転被駆動部と、前記回転被駆動部の回転運動を前記被駆動部材に動力伝達可能に連結された移動部材の軸線方向運動に変換する変換機構と、前記固定部と前記回転被駆動部との間に配置されたロック部材とによって構成されると共に、前記回転駆動部に回転力が入力され前記回転被駆動部を回転させようとするときは、前記ロック部材が前記固定部及び前記回転被駆動部に対して摩擦力が低くなる第一の位置に案内されることで、前記回転駆動部から前記回転被駆動部への回転力の伝達を許容し、前記回転被駆動部に回転力が入力され前記回転駆動部を相対的に一方向に回転させようとするときは、前記ロック部材が前記固定部及び前記回転被駆動部に対して摩擦力が高くなる第二の位置に案内されることで、前記回転被駆動部から前記回転駆動部への回転を固定し、少なくとも前記被駆動部材が駆動された状態では、前記回転被駆動部が前記一方向に回転するように、前記被駆動部材から力を受ける構成」のリニアアクチュエータが提案されている。
特開2009−156415号公報 特開2004−84918号公報
上記特許文献1に開示された電動リニアアクチュエータでは、逆入力で回転しないハイポサイクロイド減速機構が用いられており、セルフロックが可能であるものの、正入力時の効率低下が懸念される。しかも、精密部品が追加されることになるので、重量増とコストアップ要因となる。また、特許文献2に記載のリニアアクチュエータにおいては、高効率のスクリューねじに対するセルフロックがコロ式ブレーキで行われるように構成されているので、スクリューとナットの噛合位置からモータ手前のコロ式ブレーキの位置まで大きな逆入力荷重が伝達されることになるので、装置の強度や剛性に留意する必要があり、これも重量増とコストアップ要因となる。
そこで、本発明は、簡単な構造で、正入力時の高効率を損なうこと無く、セルフロック機能によって逆入力を確実に阻止し得る双方向直動機構を提供することを課題とする。
上記の課題を達成するため、本発明は、螺子軸と、該螺子軸の回転に応じて軸方向に往復動するナット部材とを備えた双方向直動機構において、前記ナット部材を相対的に移動可能に保持し前記螺子軸の回転に応じて前記ナット部材と共に軸方向に往復動する保持部材と、該保持部材に対し相対移動可能に支持する出力部材と、該出力部材に連動して揺動可能に前記保持部材に支持する一対のロック部材と、該一対のロック部材間を連結し、前記ナット部材の移動に同期して作動する連動機構であって、前記螺子軸の回転に応じて前記ナット部材が軸方向に往復動するときには、前記保持部材の軸方向移動を許容すると共に、前記出力部材に対し前記ナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、前記一対のロック部材によって前記保持部材の軸方向移動を阻止する連動機構を備えることとしたものである。
上記の双方向直動機構において、前記一対のロック部材を、前記螺子軸の軸方向で前記ナット部材の両側に配設して前記保持部材に対し揺動可能に軸支する一対のカム部材であって、夫々のカム部材が軸部を中心に揺動する脚部及び腕部を有し、該腕部を前記ナット部材に当接可能に配置すると共に、前記脚部を前記出力部材に当接可能に配置し、前記脚部及び腕部の揺動に応じて、前記保持部材の移動を許容する第1の状態及び前記腕部が前記螺子軸に係合する第2の状態の何れか一方の状態となる一対のカム部材で構成し、前記連動機構を、前記一対のカム部材の各々の軸部から延出する一対の連結部と、該一対の連結部の先端に形成し相互に噛み合う一対の噛合部で構成して成り、前記螺子軸の回転に応じて前記ナット部材が軸方向移動するときには、前記一対のカム部材が前記一対の噛合部を介して連動して前記第1の状態となり、前記ナット部材が停止状態にあるとき及び前記出力部材に対し前記ナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、前記一対のカム部材が前記一対の噛合部を介して連動し前記第2の状態となるように構成するとよい。
更に、前記出力部材を介して前記一対のカム部材に対し前記螺子軸に係合する方向に付勢する付勢部材を備えたものとし、前記螺子軸の回転に応じて前記ナット部材が軸方向移動するときには、前記付勢部材の付勢力に抗して前記一対のカム部材が前記一対の噛合部を介して連動し前記第1の状態となり、前記ナット部材が停止状態にあるときには前記付勢部材の付勢力によって前記第2の状態となり、前記出力部材に対し前記ナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、前記付勢部材の付勢力に加えて前記出力部材を介して伝達される外力によって前記第2の状態となるように構成するとよい。
あるいは、前記螺子軸に平行に配設する案内部材を備えたものとし、前記一対のロック部材を、前記螺子軸の軸方向で前記ナット部材の両側に配設して前記保持部材に対し揺動可能に軸支する一対のカム部材であって、夫々のカム部材が軸部を中心に揺動する脚部及び腕部を有し、該腕部を前記ナット部材に当接可能に配置すると共に、前記脚部を前記出力部材に当接可能に配置し、前記脚部及び腕部の揺動に応じて、前記保持部材の移動を許容する第1の状態及び前記腕部が前記案内部材に係合する第2の状態の何れか一方の状態となる一対のカム部材で構成し、前記連動機構を、前記一対のカム部材の各々の軸部から延出する一対の連結部と、該一対の連結部の先端に形成し相互に噛み合う一対の噛合部で構成して成り、前記螺子軸の回転に応じて前記ナット部材が軸方向移動するときには、前記一対のカム部材が前記一対の噛合部を介して連動して前記第1の状態となり、前記ナット部材が停止状態にあるとき及び前記出力部材に対し前記ナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、前記一対のカム部材が前記一対の噛合部を介して連動し前記第2の状態となるように構成してもよい。
更に、前記出力部材を介して前記一対のカム部材に対し前記案内部材に係合する方向に付勢する付勢部材を備えたものとし、前記螺子軸の回転に応じて前記ナット部材が軸方向移動するときには、前記付勢部材の付勢力に抗して前記一対のカム部材が前記一対の噛合部を介して連動し前記第1の状態となり、前記ナット部材が停止状態にあるときには前記付勢部材の付勢力によって前記第2の状態となり、前記出力部材に対し前記ナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、前記付勢部材の付勢力に加えて前記出力部材を介して伝達される外力によって前記第2の状態となるように構成するとよい。
前記案内部材は、前記螺子軸に平行に配設するガイドロッドで構成し、該ガイドロッドに対し所定の間隙をもって挿通し得る連通孔を前記一対のカム部材の夫々の腕部に形成し、前記連通孔を前記ガイドロッドに係合させて前記第2の状態とするように構成することができる。また、前記案内部材を、前記螺子軸に平行に配設する一対の外部レールで構成し、該一対の外部レールに摺接可能な摺接角部を前記一対のカム部材の夫々の脚部及び腕部に形成し、前記摺接角部を前記外部レールに係合させて前記第2の状態とするように構成することもできる。尚、上記の双方向直動機構において、前記一対の噛合部を夫々、セクタギヤで構成するとよい。
あるいは、前記螺子軸に平行に配設する一対の外部レールを備えたものとし、前記一対のロック部材を、前記螺子軸の軸方向で前記ナット部材の両側に配設して前記保持部材に対し揺動可能に軸支する一対のカム部材であって、夫々のカム部材が軸部を中心に揺動する脚部及び腕部を有し、該腕部を前記ナット部材に当接可能に配置すると共に、前記脚部を前記出力部材に当接可能に配置し、前記脚部及び腕部の揺動に応じて、前記保持部材の移動を許容する第1の状態及び前記脚部及び腕部が夫々前記外部レールに係合する第2の状態の何れか一方の状態となる一対のカム部材で構成し、前記連動機構を、前記一対のカム部材の一方の脚部と他方の腕部とを連結するリンク部材で構成して成り、前記螺子軸の回転に応じて前記ナット部材が軸方向移動するときには、前記一対のカム部材が前記リンク部材を介して連動して前記第1の状態となり、前記ナット部材が停止状態にあるとき及び前記出力部材に対し前記ナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、前記一対のカム部材が前記リンク部材を介して連動し前記第2の状態となるように構成することもできる。
更に、前記出力部材を介して前記一対のカム部材に対し前記外部レールに係合する方向に付勢する付勢部材を備えたものとし、前記螺子軸の回転に応じて前記ナット部材が軸方向移動するときには、前記付勢部材の付勢力に抗して前記一対のカム部材が前記リンク部材を介して連動し前記第1の状態となり、前記ナット部材が停止状態にあるときには前記付勢部材の付勢力によって前記第2の状態となり、前記出力部材に対し前記ナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、前記付勢部材の付勢力に加えて前記出力部材を介して伝達される外力によって前記第2の状態となるように構成してもよい。
本発明は上述のように構成されているので以下の効果を奏する。即ち、本発明の双方向直動機構においては、ナット部材を相対的に移動可能に保持し螺子軸の回転に応じてナット部材と共に軸方向に往復動する保持部材と、該保持部材に対し相対移動可能に支持する出力部材と、該出力部材に連動して揺動可能に保持部材に支持する一対のロック部材と、該一対のロック部材間を連結し、ナット部材の移動に同期して作動する連動機構であって、螺子軸の回転に応じてナット部材が軸方向に往復動するときには、保持部材の軸方向移動を許容すると共に、出力部材に対しナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、一対のロック部材によって保持部材の軸方向移動を阻止する連動機構を備えており、正入力時には保持部材の軸方向移動が許容されるので、ナット部材及び保持部材の往復動が損なわれることは無く、保持部材に対しナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、ロック部材によって保持部材の軸方向移動が阻止されるので、螺子軸の回転を確実に阻止することができる。即ち、正入力時の高効率を損なうこと無く、セルフロック機能によって逆入力を確実に阻止することができる。
上記の双方向直動機構において、一対のロック部材を、螺子軸の軸方向でナット部材の両側に配設して保持部材に対し揺動可能に軸支する一対のカム部材であって、夫々のカム部材が軸部を中心に揺動する脚部及び腕部を有し、該腕部をナット部材に当接可能に配置すると共に、脚部を出力部材に当接可能に配置し、脚部及び腕部の揺動に応じて、保持部材の移動を許容する第1の状態及び腕部が螺子軸に係合する第2の状態の何れか一方の状態となる一対のカム部材で構成し、連動機構を、一対のカム部材の各々の軸部から延出する一対の連結部と、該一対の連結部の先端に形成し相互に噛み合う一対の噛合部で構成すれば、螺子軸の回転に応じてナット部材が軸方向移動するときには、一対のカム部材が一対の噛合部を介して連動して第1の状態となり、ナット部材が停止状態にあるとき及び出力部材に対しナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、一対のカム部材が一対の噛合部を介して連動し第2の状態となるので、逆入力による螺子軸の回転を確実に阻止することができる。
更に、出力部材を介して一対のカム部材に対し螺子軸に係合する方向に付勢する付勢部材を備えたものとすれば、螺子軸の回転に応じてナット部材が軸方向移動するときには、付勢部材の付勢力に抗して一対のカム部材が一対の噛合部を介して連動し第1の状態となり、ナット部材が停止状態にあるときには付勢部材の付勢力によって第2の状態となり、ガタを生ずることなく停止位置に保持することができる。そして、出力部材に対しナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、付勢部材の付勢力に加えて出力部材を介して伝達される外力によって第2の状態となるので、逆入力による螺子軸の回転を確実に阻止することができる。
あるいは、一対のロック部材をガイドロッドや外部レールの案内部材に係合させて第2の状態とする構成とすれば、螺子軸とは無関係にセルフロック機構を構成することができる。即ち、入力作動に供する部材と逆入力時のロック作動に供する部材とを独立して構成することができるので、入力作動に供する部材に必要な強度を小さくすることができ、例えば螺子軸の小径化が可能となる。何れの場合も、一対の噛合部を夫々、セクタギヤで構成すれば、一層簡単な構造とすることができる。
また、連動機構を、一対のカム部材の一方の脚部と他方の腕部とを連結するリンク部材で構成し、螺子軸の回転に応じてナット部材が軸方向移動するときには、一対のカム部材がリンク部材を介して連動して第1の状態となり、ナット部材が停止状態にあるとき及び出力部材に対しナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、一対のカム部材がリンク部材を介して連動し第2の状態となるように構成しても、螺子軸とは無関係にセルフロック機構を構成することができ、入力作動に供する部材に必要な強度を小さくすることができ、例えば螺子軸の小径化が可能となる。更に、出力部材を介して一対のカム部材に対し螺子軸に係合する方向に付勢する付勢部材を備えたものとすれば、ナット部材が停止状態にあるときにはガタを生ずることなく停止位置に保持することができると共に、逆入力による螺子軸の回転を確実に阻止することができる。
本発明の一実施形態に係る双方向直動機構の作動状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る双方向直動機構の作動状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る双方向直動機構の停止状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る双方向直動機構の停止状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係る双方向直動機構の作動状態を示す正面図である。 本発明の他の実施形態に係る双方向直動機構の作動状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係る双方向直動機構の停止状態を示す正面図である。 本発明の他の実施形態に係る双方向直動機構の停止状態を示す断面図である。 本発明の更に他の実施形態に係る双方向直動機構の停止状態を示す正面図である。 本発明の別の実施形態に係る双方向直動機構の停止状態を示す正面図である。
以下、本発明の望ましい実施形態について図面を参照して説明する。先ず、図1乃至図4は本発明の一実施形態に係る双方向直動機構を示すもので、螺子軸10と、その回転に応じて軸方向に往復動するナット部材20を備えており、螺子軸10が回転駆動されると、ナット部材20は高効率で軸方向に移動するように構成されている。即ち、螺子軸10は、その一端に連結される電動モータ等の駆動源(図示せず)によって回転駆動され、その回転運動がナット部材20の軸方向移動に変換(直動変換)されて双方向に移動する。ナット部材20は溝(図示せず)等を介してホルダ30に保持され、相対的に移動可能に支持されており、ホルダ30は螺子軸10の回転に応じてナット部材20と共に軸方向に往復動する。このホルダ30には軸方向の溝31が形成されており、この溝31に出力部材60が嵌合され、相対的に移動可能に支持されている。
更に、出力部材60に連動して揺動可能にホルダ30に支持される一対のロック部材として、一対のカム部材41、42が、ホルダ30に固定されたピボット軸P1及びP2回りを揺動可能に支持されている。これらのカム部材41、42は、ナット部材20の移動に同期して作動する連動機構50によって連結されており、螺子軸10の回転に応じてナット部材20が軸方向に往復動するときには、ホルダ30の軸方向移動を許容すると共に、出力部材60に対しナット部材20の移動方向と逆方向の外力(即ち、逆入力)が加わったときには、カム部材41、42によってホルダ30の軸方向移動を阻止するように構成されている。
本実施形態では、カム部材41、42は、夫々略「ト」字状に形成され、夫々軸部(ピボット軸P1、P2)を中心に揺動する脚部41a、42a及び腕部41b、42bを有し、腕部41b、42bがナット部材20に当接可能に配置されると共に、脚部41a、42aが出力部材60に当接可能に配置されている。而して、脚部41a、42a及び腕部41b、42bの揺動に応じて、ホルダ30の移動を許容する第1の状態(図1及び図2に示す状態)及び腕部41b、42bが螺子軸10に係合する第2の状態(図3及び図4に示す状態)の何れか一方の状態とされる。一方、連動機構50は、一対のカム部材41、42の各々の軸部から延出する一対の連結部41c、42cと、これらの連結部41c、42cの先端に形成し相互に噛み合う一対の噛合部51、52で構成されており、本実施形態では、図1に示すように、一対の噛合部51、52によってセクタギヤが構成されている。
而して、連動機構50により、螺子軸10の回転に応じてナット部材20が軸方向移動するときには、一対のカム部材41、42が一対の噛合部51、52を介して連動して図1及び図2に示す第1の状態となり、ナット部材20が停止状態にあるとき及び出力部材60に対しナット部材20の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、一対のカム部材41、42が一対の噛合部51、52を介して連動し図3及び図4に示す第2の状態となる。尚、カム部材41、42には、図2に示すように、螺子軸10を所定の間隙をもって挿通し得る連通孔41d、42dが形成されている。
更に、本実施形態では、図2に示すように、出力部材60を介して一対のカム部材41、42に対し螺子軸10に係合する方向に付勢する付勢部材としてスプリング70が介装されており、螺子軸10の回転に応じてナット部材20が軸方向移動するときには、スプリング70の付勢力に抗して一対のカム部材41、42が一対の噛合部51、52を介して連動し第1の状態となり、ナット部材20が停止状態にあるときにはスプリング70の付勢力によって第2の状態となり、出力部材60に対しナット部材20の移動方向と逆方向の外力(逆入力)が加わったときには、スプリング70の付勢力に加えて出力部材60を介して伝達される外力(逆入力)によって第2の状態となるように構成されている。尚、本実施形態では、図2の右側(カム部材42側)にもスプリング(図示せず)が介装されているが、一つのスプリングを用いることとしてもよい。
上記の構成になる双方向直動機構について、停止状態からナット部材20及びホルダ30が軸方向移動を開始する状態を説明すると共に、逆入力時のセルフロック作動を説明する。先ず、ナット部材20(及びホルダ30)が停止状態にあるときには、図3及び図4に示すように、ナット部材20の左側の端面がカム部材41の腕部41bに当接しており、ガタを生ずることなく停止位置に保持されている。
次に、螺子軸10が(例えば時計方向に)回転駆動されると、その回転に応じてナット部材20が軸方向に(左方向に)移動する。このとき、スプリング70の付勢力によって一対のカム部材41、42が螺子軸10に係合する第2の状態にあるが、その係合状態はスプリング70の付勢力のみによって生じ得るカム部材41、42の連通孔41d、42dの内面と螺子軸10の外面との間の小さな摩擦力だけであるので、螺子軸10の回転駆動によってナット部材20は容易に軸方向移動を開始し、図3及び図4の左方向への移動を開始する。而して、スプリング70はガタを防止する機能を有するのみならず、初期ロック状態を安定させるプリロード荷重も発生させている。
そして、ナット部材20の左方向への移動に伴い、カム部材41はピボット軸P1を中心に反時計方向に揺動する。これに応じ、噛合部51、52を介して連結されたカム部材42は、ピボット軸P2を中心に時計方向に揺動し、図1及び図2に示す直立状態となる。これにより、図2に示すように出力部材60がカム部材41、42に挟持された状態となり、カム部材41、42の連通孔41d、42dは螺子軸10と平行となって、螺子軸10との間に所定の間隙が確保されるので、螺子軸10の回転駆動に伴い、ナット部材20、カム部材41、42、出力部材60及びホルダ30が一体となって円滑に軸方向に(左方向に)移動する。而して、セルフロック機構を構成する部材による損失はなく(即ち、正入力時の高効率を損なうこと無く)、螺子軸10の回転駆動によって発生する推力はそのまま全て出力され、ナット部材20は高効率で回転しながら軸方向移動する。
上記の軸方向(左方向)の移動中に、(スプリング70の付勢力より大の)過大な負荷が出力部材60を介してホルダ30に印加されると、その負荷力は右側のカム部材42に伝達され、カム部材42がピボット軸P2を中心に反時計方向に揺動すると共に、噛合部51、52を介して連結された左側のカム部材41がピボット軸P1を中心に時計方向に揺動する。この結果、図3及び図4に示すように、左側のカム部材41の腕部41bによってナット部材20が右方向に押圧されるが、ナット部材20自体はその高逆効率特性によって容易に右方向に移動する。一方、カム部材41、42は図3及び図4に示す傾き状態となり、上記の負荷力によって連通孔41d、42dは螺子軸10に対し大きな摩擦力で係合する。この結果、螺子軸10に対する逆方向の(反時計方向の)回転を阻止することができる。即ち、セルフロック機能によって逆入力を確実に阻止することができる。
上記においては、螺子軸10が時計方向に回転駆動され、ナット部材20が左方向に移動する場合について説明したが、螺子軸10が反時計方向に回転駆動され、ナット部材20が右方向に移動する場合も同様である。尚、連通孔41d、42dと螺子軸10との間の係合時の摩擦力を大きくするには、カム部材41(又は42)のピボット軸P1(又はP2)を中心とするモーメントが大となるように、出力部材60がカム部材41(又は42)に当接する部分(力点)とピボット軸P1(又はP2)との間の距離を長く設定すればよい。
次に、図5乃至図8は本発明の他の実施形態を示すもので、図1乃至図4に示す実施形態と実質的に同一の構成については同一の符合を付している。本実施形態では、螺子軸10に平行に案内部材たるガイドロッド80が配設され、その両端は所定位置(図示せず)で固定されている。そして、カム部材41、42には、図8に示すようにカム部材41、42が傾斜位置となっても螺子軸10に係合しないように、十分な間隙をもって挿通し得る連通孔41e、42eが形成されている。更に、螺子軸10と平行に、図6及び図8に示すように、ガイドロッド80を所定の間隙を以って挿通し得るセルフロック用の連通孔41f、42fが形成されている。従って、カム部材41、42が図7及び図8に示す傾き状態となると、カム部材41、42の連通孔41f、42fがガイドロッド80に係合するので、ホルダ30に対し、ナット部材20の移動方向と逆方向の大きな外力(即ち、逆入力)が加わったときには、即ち、過大な負荷となる逆入力が加わったときには、これを確実に阻止することができる。このとき、連通孔41d、42dは螺子軸10に係合することはないのでこれらはセルフロック機能に関与せず、連通孔41f、42f及びガイドロッド80がセルフロック機構として機能する。
而して、本実施形態によれば、入力作動に供する部材(螺子軸10等)と逆入力時のロック作動に供する部材(ガイドロッド80等)を独立して構成することができるので、入力作動に供する部材に必要な強度は図1乃至図4に記載の実施形態に比し、小さな強度とすることができる。この結果、例えば螺子軸10の小径化が可能となる。
更に、本発明の更に他の実施形態として、上記のガイドロッド80に代えて、図9に示すように、一対の外部レール91,92を設けると共に、係合用の連通孔41f、42fに代えて、カム部材41、42に摺接角部41h、42h及び摺接角部41k、42kを形成し、上記の第2の状態で、カム部材41、42の摺接角部41h、42h及び摺接角部41k、42kを夫々外部レール91,92に係合させるように構成してもよい。図9においても図1乃至図8に示す実施形態と実質的に同一の構成については同一の符合を付しており、図には表れないが、カム部材41、42が傾斜位置となっても螺子軸10に係合しないように、十分な間隙をもって挿通し得る連通孔(図8の41e、42eに対応)が形成されている。本実施形態においても、入力作動に供する部材(螺子軸10等)と逆入力時のロック作動に供する部材(外部レール91,92等)を独立して構成することができるので、入力作動に供する部材に必要な強度は図1乃至図4に記載の実施形態に比し、小さくすることができ、従って、例えば螺子軸10の小径化が可能となる。
また、本発明の別の実施形態として、図10に示すように、螺子軸10に平行に一対の外部レール91,92を配設すると共に、連動機構として、一対のカム部材41、42の一方の脚部(例えば41a)と他方の腕部(例えば42b)とを連結するリンク部材55を用い、カム部材41、42の摺接角部41h、42h及び摺接角部41k、42kを夫々外部レール91,92に係合させるように構成してもよい。尚、図10においても図1乃至図9に示す実施形態と実質的に同一の構成については同一の符合を付しており、図には表れないが、カム部材41、42が傾斜位置となっても螺子軸10に係合しないように、十分な間隙をもって挿通し得る連通孔(図8の41e、42eに対応)が形成されている。
而して、螺子軸10の回転に応じてナット部材20が軸方向移動するときには、一対のカム部材41、42がリンク部材55を介して連動して第1の状態となり、ナット部材20が停止状態にあるとき及び出力部材70に対しナット部材20の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、一対のカム部材41、42がリンク部材55を介して連動し第2の状態となる。本実施形態においても、入力作動に供する部材(螺子軸10等)と逆入力時のロック作動に供する部材(外部レール91,92等)を独立して構成することができるので、入力作動に供する部材に必要な強度は図1乃至図4に記載の実施形態に比し、小さくすることができ、従って、例えば螺子軸10の小径化が可能となる。
尚、上記の各実施態様において、螺子軸10は直線軌道を構成するものであるが、緩やかな円弧等、直線に近似する軌道を構成する螺子軸を備えた機構にも適用可能であり、台形螺子軸を用いることとしてもよい。また、係合用の連通孔に代えて、係合突起を各カム部材に設けることとしてもよい。
10 螺子軸
20 ナット部材
30 ホルダ(保持部材)
41,42 カム部材
50 連動機構
51,52 噛合部(セクタギヤ)
55 リンク部材
60 出力部材
70 スプリング(付勢部材)
80 ガイドロッド
91,92 外部レール

Claims (10)

  1. 螺子軸と、該螺子軸の回転に応じて軸方向に往復動するナット部材とを備えた双方向直動機構において、前記ナット部材を相対的に移動可能に保持し前記螺子軸の回転に応じて前記ナット部材と共に軸方向に往復動する保持部材と、該保持部材に対し相対移動可能に支持する出力部材と、該出力部材に連動して揺動可能に前記保持部材に支持する一対のロック部材と、該一対のロック部材間を連結し、前記ナット部材の移動に同期して作動する連動機構であって、前記螺子軸の回転に応じて前記ナット部材が軸方向に往復動するときには、前記保持部材の軸方向移動を許容すると共に、前記出力部材に対し前記ナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、前記一対のロック部材によって前記保持部材の軸方向移動を阻止する連動機構を備えたことを特徴とする双方向直動機構。
  2. 前記一対のロック部材を、前記螺子軸の軸方向で前記ナット部材の両側に配設して前記保持部材に対し揺動可能に軸支する一対のカム部材であって、夫々のカム部材が軸部を中心に揺動する脚部及び腕部を有し、該腕部を前記ナット部材に当接可能に配置すると共に、前記脚部を前記出力部材に当接可能に配置し、前記脚部及び腕部の揺動に応じて、前記保持部材の移動を許容する第1の状態及び前記腕部が前記螺子軸に係合する第2の状態の何れか一方の状態となる一対のカム部材で構成し、前記連動機構を、前記一対のカム部材の各々の軸部から延出する一対の連結部と、該一対の連結部の先端に形成し相互に噛み合う一対の噛合部で構成して成り、前記螺子軸の回転に応じて前記ナット部材が軸方向移動するときには、前記一対のカム部材が前記一対の噛合部を介して連動して前記第1の状態となり、前記ナット部材が停止状態にあるとき及び前記出力部材に対し前記ナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、前記一対のカム部材が前記一対の噛合部を介して連動し前記第2の状態となるように構成したことを特徴とする請求項1記載の双方向直動機構。
  3. 前記出力部材を介して前記一対のカム部材に対し前記螺子軸に係合する方向に付勢する付勢部材を備え、前記螺子軸の回転に応じて前記ナット部材が軸方向移動するときには、前記付勢部材の付勢力に抗して前記一対のカム部材が前記一対の噛合部を介して連動し前記第1の状態となり、前記ナット部材が停止状態にあるときには前記付勢部材の付勢力によって前記第2の状態となり、前記出力部材に対し前記ナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、前記付勢部材の付勢力に加えて前記出力部材を介して伝達される外力によって前記第2の状態となるように構成したことを特徴とする請求項2記載の双方向直動機構。
  4. 前記螺子軸に平行に配設する案内部材を備え、前記一対のロック部材を、前記螺子軸の軸方向で前記ナット部材の両側に配設して前記保持部材に対し揺動可能に軸支する一対のカム部材であって、夫々のカム部材が軸部を中心に揺動する脚部及び腕部を有し、該腕部を前記ナット部材に当接可能に配置すると共に、前記脚部を前記出力部材に当接可能に配置し、前記脚部及び腕部の揺動に応じて、前記保持部材の移動を許容する第1の状態及び前記腕部が前記案内部材に係合する第2の状態の何れか一方の状態となる一対のカム部材で構成し、前記連動機構を、前記一対のカム部材の各々の軸部から延出する一対の連結部と、該一対の連結部の先端に形成し相互に噛み合う一対の噛合部で構成して成り、前記螺子軸の回転に応じて前記ナット部材が軸方向移動するときには、前記一対のカム部材が前記一対の噛合部を介して連動して前記第1の状態となり、前記ナット部材が停止状態にあるとき及び前記出力部材に対し前記ナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、前記一対のカム部材が前記一対の噛合部を介して連動し前記第2の状態となるように構成したことを特徴とする請求項1記載の双方向直動機構。
  5. 前記出力部材を介して前記一対のカム部材に対し前記案内部材に係合する方向に付勢する付勢部材を備え、前記螺子軸の回転に応じて前記ナット部材が軸方向移動するときには、前記付勢部材の付勢力に抗して前記一対のカム部材が前記一対の噛合部を介して連動し前記第1の状態となり、前記ナット部材が停止状態にあるときには前記付勢部材の付勢力によって前記第2の状態となり、前記出力部材に対し前記ナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、前記付勢部材の付勢力に加えて前記出力部材を介して伝達される外力によって前記第2の状態となるように構成したことを特徴とする請求項4記載の双方向直動機構。
  6. 前記案内部材を、前記螺子軸に平行に配設するガイドロッドで構成し、該ガイドロッドに対し所定の間隙をもって挿通し得る連通孔を前記一対のカム部材の夫々の腕部に形成し、前記連通孔を前記ガイドロッドに係合させて前記第2の状態とするように構成したことを特徴とする請求項4又は5記載の双方向直動機構。
  7. 前記案内部材を、前記螺子軸に平行に配設する一対の外部レールで構成し、該一対の外部レールに摺接可能な摺接角部を前記一対のカム部材の夫々の脚部及び腕部に形成し、前記摺接角部を前記外部レールに係合させて前記第2の状態とするように構成したことを特徴とする請求項4又は5記載の双方向直動機構。
  8. 前記一対の噛合部を夫々、セクタギヤで構成したことを特徴とする請求項2乃至7の何れか一項に記載の双方向直動機構。
  9. 前記螺子軸に平行に配設する一対の外部レールを備え、前記一対のロック部材を、前記螺子軸の軸方向で前記ナット部材の両側に配設して前記保持部材に対し揺動可能に軸支する一対のカム部材であって、夫々のカム部材が軸部を中心に揺動する脚部及び腕部を有し、該腕部を前記ナット部材に当接可能に配置すると共に、前記脚部を前記出力部材に当接可能に配置し、前記脚部及び腕部の揺動に応じて、前記保持部材の移動を許容する第1の状態及び前記脚部及び腕部が夫々前記外部レールに係合する第2の状態の何れか一方の状態となる一対のカム部材で構成し、前記連動機構を、前記一対のカム部材の一方の脚部と他方の腕部とを連結するリンク部材で構成して成り、前記螺子軸の回転に応じて前記ナット部材が軸方向移動するときには、前記一対のカム部材が前記リンク部材を介して連動して前記第1の状態となり、前記ナット部材が停止状態にあるとき及び前記出力部材に対し前記ナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、前記一対のカム部材が前記リンク部材を介して連動し前記第2の状態となるように構成したことを特徴とする請求項1記載の双方向直動機構。
  10. 前記出力部材を介して前記一対のカム部材に対し前記外部レールに係合する方向に付勢する付勢部材を備え、前記螺子軸の回転に応じて前記ナット部材が軸方向移動するときには、前記付勢部材の付勢力に抗して前記一対のカム部材が前記リンク部材を介して連動し前記第1の状態となり、前記ナット部材が停止状態にあるときには前記付勢部材の付勢力によって前記第2の状態となり、前記出力部材に対し前記ナット部材の移動方向と逆方向の外力が加わったときには、前記付勢部材の付勢力に加えて前記出力部材を介して伝達される外力によって前記第2の状態となるように構成したことを特徴とする請求項9記載の双方向直動機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023248319A1 (ja) * 2022-06-21 2023-12-28 三菱電機株式会社 アクチュエータ

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