JP2007080039A - 文字入力装置、これを用いた電子機器、および文字入力方法 - Google Patents

文字入力装置、これを用いた電子機器、および文字入力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より少ないキー数で文字入力を可能にし、携帯性の向上に寄与しうる文字入力装置および方法を提供する。
【解決手段】携帯端末1は、表示装置2の文字入力画面と、十字キー3とを用いて文字入力を行なう。十字キー3は、上側十字キー31、下側十字キー32、左側十字キー33、右側十字キー34を有する。上側十字キー31は、文字選択画面上で文字を選択し且つ変換候補選択画面上で文字の変換候補を選択する。下側十字キー32は、複数の処理モードの切り替えを実行する。左側十字キー33は、文字選択画面上の文字選択位置及び変換候補選択画面上の変換候補選択位置を左側方向に移動させる。右側十字キー34は、同選択を右側方向に移動させる。十字キー3の動作に応じて、複数の処理モードを切り替えながら、文字選択、変換候補選択、文章編集を含む文章作成処理を実行する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、文字入力装置、これを用いた電子機器、および文字入力方法に係り、特に4つのキーを使用した文字入力方法に関する。
現状の携帯端末の文字入力は、テンキーを使用して文字入力が行なわれているため、文字入力するためには、テンキーの実装が必須となっている。一方、携帯端末の小サイズ化の要求はますます高く、テンキーの削減を含めて検討が必要となっており、より少ない入力キーで文字入力が可能な方式が求められている。
例えば、携帯端末のような携帯性が重視されている端末では、サイズや重量などが端末の良し悪しを決める重要な要素の1つとなっている。携帯端末では、文字入力に用いる入力キーの数が携帯端末のサイズを決める大きな要因となっているため、入力キーの削減が求められている。
例えば、より少ない入力キーを用いた文字入力法として、例えば十字キーと3つのキーを用いた文字入力方法(特許文献1参照)や、2つのカーソル移動指示スイッチ、決定スイッチ、モードスイッチを用いた文字入力方法(特許文献2参照)、次キー、前キー、確定キー、後退キーの4つのキーを用いた文字入力方法(特許文献3参照)も開示されている。
特開2002−268800号公報 特開2000−276280号公報 特開2004−240771号公報
前述したように、携帯性の向上として、さらなるキー数の削減による文字入力方法が望まれている。
本発明は、このような従来の事情を考慮してなされてもので、より少ないキー数で文字入力を可能にし、携帯性の向上に寄与しうる文字入力装置および方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る文字入力装置は、表示画面を見ながら文字入力を行なう装置において、第1から第3の表示画面を表示する表示手段と、予め設定された複数の処理モードの切り替えを実行する機能を有する第1の操作キーと、第1の表示画面上で文字を選択し且つ前記第2の表示画面上で前記文字の変換候補を選択する機能を有する第2の操作キーと、前記第1の表示画面上の文字選択位置及び前記第2の表示画面上の変換候補選択位置を所定の方向に移動させる機能を有する第3の操作キーと、前記第1の表示画面上の文字選択位置及び前記第2の表示画面上の変換候補選択位置を前記所定の方向とは逆方向に移動させる機能を有する第4の操作キーとを有し、前記4つの操作キーの動作に応じて、前記複数の処理モードを切り替えながら、前記第1の表示画面上で文字を選択する処理と、前記第2の表示画面上で文字の変換候補を選択する処理と、前記第3の画面上で前記文字及び変換候補から成る文章を編集する処理とを含む文章作成処理を実行することを特徴とする。
本発明において、前記複数の処理モードは、前記第1の表示画面上に予め設定された文字を表示しその中から所望の文字を選択するための第1の処理モードと、前記第1の処理モードで選択された文字を対象として、前記第2の表示画面上に予め設定された変換候補を表示しその中から所望の変換候補を選択するための第2の処理モードと、前記第1の処理モードで選択された文字又は前記第2の処理モードで選択された変換候補から成る文章を前記第3の表示画面上に表示して編集するための第3の処理モードとを有してもよい。また、前記4つの操作キーは、十字キーから構成されてもよい。
本発明に係る電子機器は、上記いずれかに記載の文字入力装置を備えたことを特徴とする。
本発明に係る文字入力方法は、表示画面を見ながら文字入力を行なう方法において、第1から第3の表示画面を表示し、4つの操作キーとして、予め設定された複数の処理モードの切り替えを実行する機能を有する第1の操作キーと、前記第1の表示画面上で文字を選択し且つ前記第2の表示画面上で前記文字の変換候補を選択する機能を有する第2の操作キーと、前記第1の表示画面上の文字選択位置及び前記第2の表示画面上の変換候補選択位置を所定の方向に移動させる機能を有する第3の操作キーと、前記第1の表示画面上の文字選択位置及び前記第2の表示画面上の変換候補選択位置を前記所定の方向とは逆方向に移動させる機能を有する第4の操作キーとを使用し、前記4つの操作キーの動作に応じて、複数の処理モードを切り替えながら、第1の表示画面上で文字を選択する処理と、第2の表示画面上で文字の変換候補を選択する処理と、前記第3の表示画面上で前記文字及び変換候補から成る文章を編集する処理とを含む文章作成処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、4つの操作キーを使用して、複数の処理モードを切り替えながら、文字選択、変換候補選択、および文章編集を含む文章作成処理が可能になるため、キー数を削減することができ、これにより端末の小サイズ化を図り、ユーザの携帯性を高めることができる。
以下、本発明に係る文字入力装置、これを用いた電子機器、および文字入力方法を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態は、文字入力可能な携帯端末などの電子機器において、テンキーなどのキー数が多い入力デバイスを用いずに、十字キーのような4つのキーのみで文字入力を可能にするものである。本実施の形態では、文章作成の過程を文章編集モードと、文字選択モードと、変換候補選択モードとの3つの処理モードに分ける。例えば、文章編集モード時での文章編集の完了、文字選択モードへの遷移、カーソルの移動、文字選択モード時でのカーソル移動、文字選択の決定、変換候補選択モード時でのカーソル移動、文字編集画面への表示などを十字キーのような4つのキーをもつ入力デバイスに割り当てる。これにより、4つのキーでの文字入力が可能となり、携帯性の向上が可能になる。
図1は、本実施例に係る文字入力装置を用いた電子機器である携帯端末1の外観を示す。この携帯端末1には、例えば携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯型の情報通信端末が適用可能である。図1の例では、携帯端末1は、文字入力画面を表示する表示装置2と、4つのキーをもつ入力デバイスとして用いる十字キー13とを備える。表示装置2により表示される文字入力画面と、十字キー13とは、携帯端末1の正面側の適宜位置に設けられている。この構成において、ユーザは、表示装置2の文字入力画面および十字キー3を用いて文字入力が可能となっている。
図2は、表示装置2の文字入力画面の構成例を示す。
図2に示す文字入力画面21は、文字入力時にユーザが見る画面である。この文字入力画面21は、予め設定された3つの文章作成モード、すなわち文章編集モード(第3の処理モード)、文字選択モード(第1の処理モード)、および変換候補選択モード(第2の処理モード)に応じて使用される複数の表示画面から構成される。
具体的には、文字入力画面21として、文章編集モードで使用される文章編集画面(第3の表示画面)22と、文字選択モードで使用される文章作成画面23および文字選択画面(第1の表示画面)24と、変換候補選択モードで使用される変換候補選択画面(第2の表示画面)25とが予め設定されている。
文章編集画面22は、文字選択モードで作成した文章に対して編集を行なう画面である。ユーザは、この画面を見て、文字の削除やカーソルの移動を行なうことができる。
文字選択画面24は、予め設定された、かな、数字、英字、記号、コマンド(削除、挿入)などの文字が左側から順に一列に並べてある画面である。この画面に表示される文字は、文字選択用データ(後述参照)として予め設定されている。ユーザは、この画面を見て、十字キー3のうち右側十字キーおよび左側十字キー(後述参照)を操作して、所望の文字を選択し(文字選択)、上側十字キー(後述参照)を操作して、選択された文字を決定する(選択決定)。
文章作成画面23は、文字選択画面24で選択された文字を表示する。この文字は、変換候補対象となる「かな」に相当する。
変換候補選択画面25は、文字選択画面24で入力された、かなに対して、変換された候補を表示する画面である。この画面に表示される変換候補は、予め設定された変換候補用データ(後述参照)の中から、入力された文字に応じて適宜選択可能となっている。ユーザは、この画面を見て、変換候補の選択を行なう。なお、変換候補には、仮名のままの候補も表示される。
図3は、十字キー3の構成例を示す。十字キー3は、上側十字キー(第2の操作キー)31、下側十字キー(第1の操作キー)32、左側十字キー(第3の操作キー)33、および右側十字キー(第4の操作キー)34の4つのキーから構成される。この4つのキーに割当てられる機能は、次の通りである。
(1)上側十字キー31の機能
a)文章編集モード時は、文章編集の完了となる。
b)文字選択モード時は、文字選択画面24上のカーソル位置上にある文字を選択し変換対象の文字とする。
c)変換候補選択モード時は、変換候補の選択決定を行ない、選択された文字を文章編集画面22上のカーソル位置の直前に追加する。
(2)下側十字キー32の機能
a)文章編集モード時は、文字選択モードへモード切り替えを行なう。
b)文字選択モード時は、変換候補選択モードへモード切り替えを行なう。
c)変換候補選択モード時は、変換候補画面25上の変換候補のカーソル位置を一列下の二列目に移動させる。二列目が存在しない場合は、カーソル位置を移動させない。
(3)左側十字キー33の機能
a)文章編集モード時は、文章編集画面22上のカーソル位置を一文字左側へ移動させる。長押し操作で、文章編集画面22上のカーソル位置の直前の文字を一文字削除する。
b)文字選択モード時は、文字選択画面24上のカーソル位置を一文字左側へずらす。長押し操作で、文字選択画面24上のカーソル位置より左側にある「あ」列の子音ごとや文字種毎の先頭の文字にカーソルをずらす。これにより、選択したい文字が現在のカーソル位置より遠い位置にある場合でも早急にカーソル位置をずらすことが可能になる。
c)変換候補モード時は、変換候補画面25上のカーソル位置を左側へ移動させる。
(4)右側十字キー34の機能
a)文章編集モード時は、カーソル位置を一文字右側へ移動させる。
b)文字選択モード時は、文字選択画面24上のカーソル位置を一文字右側へ移動させる。長押し操作で、文字選択画面24上の現在のカーソル位置より右側にある「あ」列の子音ごとや文字種ごとの先頭の文字にカーソル位置をずらす。これにより、選択したい文字が現在のカーソル位置より遠い位置にある場合でも早急にカーソル位置をずらすことが可能になる。
c)変換候補選択モード時は、変換候補画面25上のカーソル位置を一文字右側へ移動させる。
図4は、表示装置2および十字キー3を有する携帯端末1の内部構成を示す。
図4の例では、携帯端末1は、全体制御を担うCPU11と、CPU11により実行されるプログラムおよびデータを所定の記憶領域12aに格納するメモリ12とを有する。また、この携帯端末1には、十字キー3を構成する4つのキー、すなわち上側十字キー31、下側十字キー32、左側十字キー33、および右側十字キー34にそれぞれ接続される入力I/F(インタフェース)13と、表示装置2に接続される表示I/F(インタフェース)14とが内蔵される。両I/F13、14は、CPU11に接続される。その他、携帯端末1には、図示されていない通信部や電源部なども搭載されている。
このうち、上側十字キー31、下側十字キー32、左側十字キー33、および右側十字キー34は、ユーザによる押下操作時に、予め設定された操作信号(コード信号)を生成し、入力I/F13を介してCPU11に供給可能となっている。
本実施例では、メモリ12に格納されるプログラムおよびデータには、文字入力プログラム15と、文字選択画面24に表示される文字を構成する文字選択用データ16と、変換候補選択画面25に表示される変換候補を構成する変換候補用データ17とが含まれる。その他、必要に応じてオペレーティングシステムや通信プログラム等のアプリケーションソフトウェアが含まれてもよい。メモリ12は、物理的に1つのメモリで構成しても、複数のメモリで構成してもよい。
本実施例による文字入力装置の機能は、CPU11が十字キー3の動作に応じてメモリ12の文字入力プログラム15を実行することで実現されている。すなわち、CPU11は、上側十字キー31、下側十字キー32、左側十字キー33、および右側十字キー34からの各操作信号を入力すると、入力された操作信号をトリガーにして、文字入力プログラム15を実行可能となっている。この際、CPU11は、各操作キー31〜34からの操作信号が予め設定された時間継続して入力されると、対応する操作キーの押下操作が長押し操作であると認識する。
ここで、CPU11の処理動作について、図5〜図8を参照して説明する。図5〜図8に示すフローチャートは、文字入力プログラム15に実装され、CPU11により実行可能となっている。
図5は、上側十字キー31の押下時の処理を示す。この場合、CPU11は、上側十字キー31の押下操作に対応する操作信号(コード信号)を入力I/F13を介して入力すると、この操作信号に基づいて、現在のモードを確認し(ステップS11)、確認された現在のモードに応じた処理を実行する。すなわち、CPU11は、現在のモードが文章編集モードの場合(ステップS12:YES)、文章編集を完了させる(ステップS13)。また、CPU11は、現在のモードが文字選択モードの場合(ステップS14:YES)、カーソル上にある文字を選択し、変換対象の文字とする(ステップS15)。さらに、CPU11は、変換候補選択モードの場合(ステップS16:YES)、変換候補を選択決定し、選択決定された文字を文章編集画面22のカーソルの直前に追加する(ステップS17)。
図6は、下側十字キー32の押下時の処理を示す。この場合、CPU11は、下側十字キー32の押下操作に対応する操作信号(コード信号)を入力I/F13を介して入力すると、この操作信号に基づいて、現在のモードを確認し(ステップS21)、確認された現在のモードに応じた処理を実行する。
すなわち、CPU11は、現在のモードが文章編集モードの場合(ステップS22:YES)、文章編集モードから文字選択モードに切り替える(ステップS23)。
また、CPU11は、現在のモードが文字選択モードの場合(ステップS24:YES)、文字選択モードから変換候補選択モードに切り替える(ステップS25)。
さらに、CPU11は、現在のモードが変換候補選択モードの場合(ステップS26:YES)、変換候補選択画面25上のカーソル位置を一列下側の二列目の変換候補に移動させる(ステップS27)。このとき、二列目の変換候補が存在しない場合は、カーソル位置を動かさない。
図7は、左側十字キー33の押下時の処理を示す。この場合、CPU11は、左側十字キー33の押下操作に対応する操作信号(コード信号)を入力I/F13を介して入力すると、この操作信号に基づいて、現在のモードを確認し(ステップS31)、確認された現在のモードに応じた処理を実行する。
すなわち、CPU11は、現在のモードが文章編集モードの場合(ステップS22:YES)、左側十字キー33の押下操作が長押し操作でなければ(ステップS33:NO)、文章編集画面22上の現在のカーソル位置を一文字左側へ移動させ(ステップS34)、長押し操作であれば(ステップS33:YES)、文章編集画面22上の現在のカーソル位置の直前にある文字を一文字削除する(ステップS35)。
また、CPU11は、現在のモードが文字選択モードの場合(ステップS36:YES)、左側十字キー33の押下操作が長押し操作でなければ(ステップS37:NO)、文字選択画面24上の現在のカーソル位置(文字選択位置)を一文字左側へずらし(ステップS38)、長押し操作であれば(ステップS37:YES)、文字選択画面24上の現在のカーソル位置より左側にある「あ」列の子音ごとや文字種毎の先頭の文字に、カーソル位置をずらす(ステップS39)。これにより、選択したい文字が現在のカーソル位置より遠い位置にある場合でも、早急にカーソル位置をずらすことが可能になる。
さらに、CPU11は、現在のモードが変換候補モードの場合(ステップS40:YES)、変換候補選択画面25上の現在のカーソル位置を左側へ移動させる(ステップS41)。
図8は、右側十字キー34の押下時の処理を示す。この場合、CPU11は、右側十字キー34の押下操作に対応する操作信号(コード信号)を入力I/F13を介して入力すると、この操作信号に基づいて、現在のモードを確認し(ステップS51)、確認された現在のモードに応じた処理を実行する。
すなわち、CPU11は、現在のモードが文章編集モードの場合(ステップS52:YES)、文章編集画面22上のカーソル位置を一文字右側へ移動させる(ステップS53)。
また、CPU11は、現在のモードが文字選択モードの場合(ステップS54:YES)、右側十字キー34の押下操作が長押し操作でなければ(ステップS37:YES)、文字選択画面24上の現在のカーソル位置を一文字右側へ移動させ(ステップS56)、長押し操作であれば(ステップS55:YES)、文字選択画面24上の現在のカーソル位置より右側にある「あ」列の子音ごとや文字種ごとの先頭の文字に、カーソル位置をずらす(ステップS57)。これにより、選択したい文字が現在のカーソル位置より遠い位置にある場合でも、早急にカーソル位置をずらすことが可能になる。
さらに、CPU11は、現在のモードが変換候補選択モードの場合(ステップS58:YES)、変換候補選択画面25上の現在のカーソル位置を一文字右側へ移動させる(ステップS59)。
次に、本実施例の全体動作について、図9〜図11を参照して説明する。
図9〜図11は、携帯端末1を用いて、「雨が降る」と入力し、その後で「る」を削除し、「雨が降」で文章編集が完了するまでの十字キー3による入力の流れと、そのときの表示装置2に表示される文字入力画面21の画面遷移とを示したものである。
最初に図9に示すように、文章編集開始に際し、文章編集モードに入り、カーソルが文章編集画面22の先頭に移る(a1)。次に、下側十字キー32を押下して、文字選択画面24に移る(a2)。
この状態で、「雨」を入力するため、まず、かなの「あ」を入力するためにカーソルを「あ」に合わせる。ここでは、すでにカーソルが「あ」上にあるので、上側十字キー31を押下して、文字の選択を行なう。これにより、文章作成画面23に「あ」と表示される(a3)。次いで、「め」を入力するため、右側十字キー34を押下して、「め」までカーソルを移動させる(a4)。ここでは、カーソルが「め」上にあるので、上側十字キー31を押下し、選択決定する。そうすると、「雨」という候補が変換候補選択画面25に表示される(a5)。
次に、「雨」を選択するため、下側十字キー32を押下し、変換候補選択モードに切り替える(a6)。「雨」は変換候補選択画面25の「あめ」の右隣にあるため、右側十字キー34を押下して、「雨」にカーソルを移す(a7)。この状態で選択決定するため、上側十字キー31を押下して、文章編集画面22の先頭に「雨」を移す(a8)。
次に、「が」を入力するため、下側十字キー32を押下し、文字選択モードに移す(a9)。この状態で、図10に示すように、右側十字キー34を数回押下し、「が」にカーソルを移す(a10)。次いで、上側十字キー31を押下すると、文章作成画面23と変換候補選択画面25に「が」を表示される(a11)。
次に、下側十字キー32を押下して、変換候補選択モードに移り(a12)、上側十字キー31で「が」を選択する。これにより、「が」は文章編集画面22に追加され(a13)、文章編集モードに切り替わる。
次に、「降る」を入力するため、下側十字キー32を押下して、文字選択モードに移す(a14)。この状態で、左側十字キー33を数回押下し、カーソルを「ふ」に移し(a15)、上側十字キー31を押下し、文章作成画面23に「ふ」を表示させる(a16)。
次に、図11に示すように、「る」を入力するため、右側十字キー34を数回押下し、「る」にカーソルを移し(a17)、上側十字キー31を押下する。そうすると、「降る」という候補が変換候補選択画面25に表示される(a18)。
次に、「降る」を選択するため、下側十字キー32を押下し、変換候補選択モードに切り替え(a19)、「降る」にカーソルを移す(a20)。選択決定であるため、上側十字キー31を押下し、文章編集画面22に「降る」を移す(a21)。次に、一文字の削除であるので、左側十字キー33の長押し操作を行ない、一文字削除する(a22)。
最後に、上側十字キー31を押下し、文字編集完了となる。
従って、本実施例によれば、4つの操作キーを使用して、複数の処理モードを切り替えながら、文字選択、変換候補選択、および文章編集を含む文章作成処理が可能になるため、キー数を削減することができ、これにより端末の小サイズ化を図り、ユーザの携帯性を高めることができる。
なお、本実施例では、4つのキーをもつ入力デバイスとして十字キーを用いた場合を説明しているが、十字キー以外のキーを用いてもよい。例えば、4つのキーを個別に搭載する構成でもよい。また、十字キーを用いる場合でも、上記実施例に限定されず、例えば上側十字キーの機能と下側十字キーの機能を逆に構成する等の変形例も可能である。
前述したように、本発明は、文字入力デバイスを必須として、より小型化が望まれている携帯端末などの電子機器に適用できる。
本発明の実施例に係る文字入力装置を用いた携帯端末の外観を示す図である。 図1に示す表示装置の文字入力画面を説明する図である。 図1に示す十字キーを説明する図である。 図1に示す携帯端末の内部構成を示すブロック図である。 図1に示す携帯端末の上側十字キー押下時の処理を説明するフローチャートである。 図1に示す携帯端末の下側十字キー押下時の処理を説明するフローチャートである。 図1に示す携帯端末の右側十字キー押下時の処理を説明するフローチャートである。 図1に示す携帯端末の左側十字キー押下時の処理を説明するフローチャートである。 図1に示す携帯端末を用いて文字入力する場合の十字キーによる入力の流れと、表示装置による文字入力画面の画面遷移とを説明する図である。 図9の続きを説明する図である。 図10の続きを説明する図である。
符号の説明
1 携帯端末
2 表示装置
3 十字キー
11 CPU
12 メモリ
12a 記憶領域
13 入力I/F
14 表示I/F
15 文字入力プログラム
16 文字選択用データ
17 変換候補用データ
21 文字入力画面
22 文章編集画面
23 文章作成画面
24 文字選択画面
25 変換候補選択画面
31 上側十字キー
32 下側十字キー
33 左側十字キー
34 右側十字キー

Claims (6)

  1. 表示画面を見ながら文字入力を行なう装置において、
    第1から第3の表示画面を表示する表示手段と、
    予め設定された複数の処理モードの切り替えを実行する機能を有する第1の操作キーと、
    前記第1の表示画面上で文字を選択し且つ前記第2の表示画面上で前記文字の変換候補を選択する機能を有する第2の操作キーと、
    前記第1の表示画面上の文字選択位置及び前記第2の表示画面上の変換候補選択位置を所定の方向に移動させる機能を有する第3の操作キーと、
    前記第1の表示画面上の文字選択位置及び前記第2の表示画面上の変換候補選択位置を前記所定の方向とは逆方向に移動させる機能を有する第4の操作キーとを有し、
    前記4つの操作キーの動作に応じて、前記複数の処理モードを切り替えながら、前記第1の表示画面上で文字を選択する処理と、前記第2の表示画面上で文字の変換候補を選択する処理と、前記第3の表示画面上で前記文字及び変換候補から成る文章を編集する処理とを含む文章作成処理を実行することを特徴とする文字入力装置。
  2. 前記複数の処理モードは、
    前記第1の表示画面上に予め設定された文字を表示しその中から所望の文字を選択するための第1の処理モードと、
    前記第1の処理モードで選択された文字を対象として、前記第2の表示画面上に予め設定された変換候補を表示しその中から所望の変換候補を選択するための第2の処理モードと、
    前記第1の処理モードで選択された文字又は前記第2の処理モードで選択された変換候補から成る文章を前記第3の表示画面上に表示して編集するための第3の処理モードとを有することを特徴とする請求項1記載の文字入力装置。
  3. 前記4つの操作キーは、十字キーから構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の文字入力装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の文字入力装置を備えたことを特徴とする電子機器。
  5. 表示画面を見ながら文字入力を行なう方法において、
    第1から第3の表示画面を表示し、
    4つの操作キーとして、
    予め設定された複数の処理モードの切り替えを実行する機能を有する第1の操作キーと、
    前記第1の表示画面上で文字を選択し且つ前記第2の表示画面上で前記文字の変換候補を選択する機能を有する第2の操作キーと、
    前記第1の表示画面上の文字選択位置及び前記第2の表示画面上の変換候補選択位置を所定の方向に移動させる機能を有する第3の操作キーと、
    前記第1の表示画面上の文字選択位置及び前記第2の表示画面上の変換候補選択位置を前記所定の方向とは逆方向に移動させる機能を有する第4の操作キーとを使用し、
    前記4つの操作キーの動作に応じて、複数の処理モードを切り替えながら、第1の表示画面上で文字を選択する処理と、第2の表示画面上で文字の変換候補を選択する処理と、前記第3の表示画面上で前記文字及び変換候補から成る文章を編集する処理とを含む文章作成処理を実行することを特徴とする文字入力方法。
  6. 前記複数の処理モードは、
    前記第1の表示画面上に予め設定された文字を表示しその中から所望の文字を選択するための第1の処理モードと
    前記第1の処理モードで選択された文字を対象として、前記第2の表示画面上に予め設定された変換候補を表示しその中から所望の変換候補を選択するための第2の処理モードと、
    前記第1の処理モードで選択された文字又は前記第2の処理モードで選択された変換候補から成る文章を前記第3の表示画面上に表示して編集するための第3の処理モードとを有することを特徴とする請求項5記載の文字入力方法。
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