JP2006332751A - 携帯端末、携帯端末の制御方法及び制御プログラム - Google Patents

携帯端末、携帯端末の制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 筐体サイズの更なる小型化と、ユーザが端末の状態を把握するための負担を軽減しつつ種々の端末操作を実現可能にする。
【解決手段】
キーマトリクス32は文字入力のために使用される複数のキーを備えている。制御部20は、特定の一連のキー操作と、入力文字指定のためのアプリケーション処理以外の他のアプリケーション処理とを対応付けて内部メモリに登録している。そして、制御部20は、キーマトリクス32の各キーをユーザが操作することで特定の一連のキー操作の入力がなされたことを検出すると、その一連のキー操作に対応付けて登録されているアプリケーション処理を実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば携帯電話端末のように、様々な種類の複数のアプリケーションを搭載している携帯端末に関し、特に、ユーザによるキー操作によって文字入力が可能となされた携帯端末とその携帯端末の制御方法及び制御プログラムに関する。
従来より、携帯電話端末をはじめとする携帯端末においては、固定電話機などの固定端末とは異なり、高い携帯性能を有することが重要視されている。つまり、携帯端末は小型であることが求められている。一方で、近年の技術革新により、携帯端末には、例えば電子メールアプリケーションやスケジュール管理アプリケーション(スケジューラ)、メモ帳アプリケーションなど、様々な種類の複数のアプリケーションが搭載されるようになってきており、それら複数のアプリケーションの中には、当然、ユーザによる文字入力を伴うアプリケーションも数多く存在している。特に、上記文字入力を伴うアプリケーションにおいては、平仮名や片仮名、アルファベット、数字、記号等の様々な文字を、ユーザが迅速且つ容易に入力できることが望まれる。これらのことから、携帯端末に対しては小型化と文字入力の容易性の両立が求められている。
ところで、パーソナルコンピュータなどの情報処理端末の場合は、キーボード上のボタン(キー)の数を増やすことにより、様々なアプリケーションに対応することは容易である。これに対し、携帯端末の場合は、小型の筐体上の限られた面積内に配置できるキーの数には限りがあり、その一方で、上述したような様々なアプリケーションを実行するための各種操作をそれら限られた数のキーによって実現しなければならない。また、携帯端末は筐体サイズの小型化が進む一方で、人間の指の大きさはいつの時代も殆ど変化が無い。したがって、携帯端末の筐体上に搭載されるキーの大きさを小さくしたり、各キーの配置間隔を狭めることは難しい。このため、従来より、携帯端末においては、一つのキーに複数の特殊機能を集約させ、筐体上に設けるキー数を必要最小限に抑えつつ、それら必要最低限のキーによって色々な操作を実現可能にするような工夫が施されている。
なお、例えば特開2002−202846号の公開特許公報(特許文献1)には、例えば送信メールの作成処理において、所定のキー「CP」が押下された場合に機能選択メニューを表示パネル上に表示させ、その機能選択メニューから文字列ペースト処理機能を選択して起動させ、予めメモリ内に登録されている文字列のデータ(ペーストデータ)の中から所望の文字列を選択し、その選択した文字列を所望の位置に貼り付けることにより、送信メール作成時における文字列の入力を簡略化する携帯端末の文字貼り付け方法が開示されている。
特開2002−202846号公報(第1図)
ところで、従来の携帯端末では、上述したように、一つのキーに複数の特殊機能を集約させ、筐体上に設けるキー数を必要最小限に抑えつつ、それらキーを用いて様々な操作を実現可能としているが、この方法の場合は、一つのキーに対して次々と新機能が追加されていくことになる。このため、ユーザは、各キーにどのような機能が割り当てられているのかを憶えていなければならなくなる。また、実際に携帯端末を操作する場合、ユーザは、操作を行う度に、その時点での端末の状態を常に意識していなければならず、今そのキーを押下操作することで次にどのような動作が起こるかを常に把握しながら操作を行わなければならない。
特に、文字入力を伴うアプリケーションが起動している場合には、殆どのキーに入力文字を指定するための機能が割り当てられてしまい、例えば、その入力文字の指定以外の他の機能を別途割り当てることのできるキーが残っていないような場合、当該他の機能に関連する操作を行うためには、各キーへの割り当てを、上記入力文字の指定機能から上記他の機能へ切り替えなければならない。勿論、上記他の機能への割り当ての切り替えを行った後、再度文字入力を行うためには、それら各キーの割り当てを元の入力文字指定機能に戻さなければならない。なお、上記他の機能としては、例えば、予測変換候補の選択のための機能や、入力済みの文字を削除する機能、入力済みの文字列の途中に新たな文字を挿入する機能、入力する文字を平仮名,片仮名,英数字,記号,全角文字,半角文字などの何れにするかを決めるための文字入力モード決定機能などが考えられる。
したがって、上述のような文字入力を伴うアプリケーションの場合は特に、限られたキーで多くの機能を簡単に操作できることが望まれる。
また、文字入力を伴うアプリケーションにおいて、例えば所望の文章を速やかに作成したいような場合、ユーザは、短時間に多くのキー操作を行わなければならない。しかしながら、例えば、平仮名と片仮名や英数字,記号等が混在した文章や、全角文字と半角文字が混在するような文章を入力するような場合には、それら入力すべき文字に対応した文字入力モードへの切り替えを頻繁に行わなければならない。
なお、上述した特開2002−202846号の公開特許公報に記載されているように、繰り返し使う言い回しの文字列などを予め登録しておき、その文字列を必要に応じて呼び出すことで、それら文字列の各文字を毎回入力する手間を省く技術も既に従来から使用されているが、この技術の場合、文字を入力するためのキー以外の特殊キーの操作が必要となる。また、この特殊キーの機能は機種毎に異なっており、したがって、ユーザは、機種を代える度に特殊キーの機能の意味を確認しなければならない。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、筐体上に搭載されるキー数を、少なくとも文字入力機能を実現するための必要最小限の数として更なる小型化を実現すると共に、一つのキーに対して割り当てられる機能数を減らして、ユーザが端末の状態を把握するための負担を軽減しつつ、それら必要最低限のキーによって種々の端末操作を実現可能にする携帯端末とその携帯端末の制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の携帯端末は、文字入力のために使用される複数のキー操作子と、キー操作子の操作により指定された入力文字を表示する表示画面を備えた表示手段と、キー操作子から入力される特定の一連のキー操作と入力文字指定のためのアプリケーション処理以外の他のアプリケーション処理とを対応付けて登録する登録情報保持手段と、キー操作子から特定の一連のキー操作の入力がなされた時、その特定の一連のキー操作に対応付けられて登録情報保持手段に登録されている他のアプリケーション処理を実行する制御手段とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の携帯端末の制御方法は、文字入力のために使用される複数のキー操作子から入力される特定の一連のキー操作と入力文字指定のためのアプリケーション処理以外の他のアプリケーション処理とを対応付けて登録し、キー操作子の操作により指定された入力文字を表示画面上に表示し、キー操作子から特定の一連のキー操作の入力がなされた時、当該特定の一連のキー操作に対応付けられて登録されている他のアプリケーション処理を実行することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の携帯端末の制御プログラムは、文字入力のために使用される複数のキー操作子の操作により指定された入力文字を表示手段の表示画面上に表示させる表示制御手段と、キー操作子から入力される特定の一連のキー操作と入力文字指定のためのアプリケーション処理以外の他のアプリケーション処理とを対応付けて登録情報保持手段に登録させる登録制御手段と、キー操作子から特定の一連のキー操作の入力がなされた時、当該特定の一連のキー操作に対応付けられて登録情報保持手段に登録されている他のアプリケーション処理を実行するアプリケーション実行手段として、携帯端末を機能させることにより、上述した課題を解決する。
すなわち、本発明によれば、文字入力のために使用される複数のキー操作子から入力される特定の一連のキー操作と、入力文字指定のためのアプリケーション処理以外の他のアプリケーション処理とを対応付けて登録しておき、キー操作子から特定の一連のキー操作が入力された時に、それに対応したアプリケーション処理を実行することにより、文字入力機能を実現するための必要最小限の数のキーを用いて、文字入力以外の処理を実行可能としている。
本発明においては、特定の一連のキー操作とアプリケーション処理とを対応付けておき、特定の一連のキー操作が入力された時にそのアプリケーション処理を実行することにより、筐体上に搭載されるキー数を少なくとも文字入力機能を実現するための必要最小限の数として更なる小型化を実現することができる一方で、一つのキーに対して割り当てられる機能数を減らしてユーザが端末の状態を把握するための負担を軽減することができ、また、それら必要最低限のキーによって種々の端末操作を実現することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の携帯端末とその携帯端末の制御方法及び制御プログラムの一実施形態について説明する。
なお、本実施形態では、本発明の携帯端末の一例として、携帯電話端末を挙げているが、勿論、ここで説明する内容はあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。
〔携帯電話端末の外観構成〕
図1には、本実施形態の携帯電話端末1の概略的な外観構成例を示す。
本実施形態の携帯電話端末1は、例えば液晶ディスプレイにより構成された表示部2、受話用のスピーカ3、送話用のマイクロホン5、電話番号や文字等を入力するためのテンキー(12キー)、発話キー(発信キー)、クリアキー、終話/電源キーなど、少なくとも通話と文字入力とに用いられる必要最小限のキー4を搭載した小型の端末である。
なお、図示は省略しているが、本実施形態の携帯電話端末1の筐体背面側(液晶ディスプレイ2側に対して背面側)には、カメラ部、当該カメラ部にて撮影する際の撮影補助光を発光する撮影補助ライト等が備えられている。また、本実施形態の携帯電話端末1において、通常の携帯電話端末が備えている回路構成やその他の構成の図示及びその説明については省略する。また、図1にはいわゆるストレート型の携帯電話端末を図示しているが、本発明にかかる携帯電話端末は、例えばいわゆる折り畳み型等の他のタイプであっても良い。
〔携帯電話端末の内部ブロック構成〕
図2には、本発明実施形態の携帯電話端末の概略的な内部構成を示す。
アンテナ11は、例えば内蔵アンテナであり、通話やパケット通信のための信号電波の送受信を行う。
上記アンテナ11を通じて受信された受信信号は、アンテナ共用器12を介して受信復調部13に供給される。
受信復調部13は、供給された受信信号のレベル調整や帯域制限、復調などの処理を行うRF回路を備えている。この受信復調部13のRF回路での処理により得られたベースバンド信号は、A/D変換処理によりディジタルデータに変換されてから受信データ復号部14へ供給される。
受信データ復号部14は、受信復調部13からの受信データの復号処理を行い、送信側にて符号化及び圧縮を行う以前の元のデータを復元する。当該復号されたデータは、制御部15に供給される。
一方、データ送信が行われる場合、制御部15にて作成された送信データは、送信データ符号化部16に供給される。
送信データ符号化部16は、上記送信データを所定の符号化方式にて符号化して圧縮して送信変調部17へ供給する。
送信変調部17では、送信データ符号化部16から供給された送信データをD/A変換によりアナログ送信信号に変換して内部のRF回路へ供給する。当該送信変調部17のRF回路では、上記アナログ送信信号に変調処理を施し、さらに所定の送信周波数への周波数変換を行った後、必要な送信電力への増幅を行う。
そして、当該送信変調部17から出力された送信信号は、アンテナ共用器12を経由してアンテナ11から放射(送信)される。
制御部15は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、NAND型フラッシュメモリ(NAND-type flash memory)或いはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などを備え、ROMに蓄積されているプログラムに基づいて、前記キー4等の入力部18、液晶ディスプレイ等の表示部19(図1の表示部2)、外部メモリなどからなるデータ格納部20、通話時の音声やリンガ音,アラーム音,オーディオコンテンツ再生音などを出力するためのスピーカ21(図1のスピーカ3は通話音声用)、通話時の音声を集音するためのマイクロホン22(図1のマイクロホン5)、LED(Light Emitting Diode)などの着信を通知するための着信通知部23などを制御する。なお、NAND型フラッシュメモリやEEPROMは、例えば文字変換用の辞書情報や電話帳,アドレス帳の情報、後述する本発明実施形態にかかる操作登録辞書情報など、当該携帯電話端末1の電源がOFFにされても保持されるべき情報を記憶し、次の電源ON時に、それら情報を使用可能にするための書き換え可能なメモリである。
また、入力部18には、キースキャンブロック30が接続されている。そして、上記キースキャンブロック30には、スキャンタイミングジェネレータ31とキーマトリクス32が接続されている。キーマトリクス32は、図1の各キー4に対応したキースイッチからなる。キースキャンブロック30は、通常は、キーマトリクス32から供給される情報のみで、押下操作されたキーを判定することができるが、本実施形態では、更にスキャンタイミングジェネレータ31が発生するキャプチャイネーブル信号のタイミングのみにて、押下操作されたキーを判定する機能も備えている。なお、本実施形態のキースキャンブロック30におけるキーの押下操作のタイミング判定機能の詳細については後述する。
〔操作登録機能〕
本実施形態の携帯電話端末は、予めユーザにより登録された特定の文字列が入力部18を介して入力された時や、或る文字が割り当てられているキーに対して予めユーザにより登録された特定の入力操作が入力部18を介して入力された時、言い換えれば、特定の文字列に対応した一連のキー操作や、或るキーに対する特定の一連のキー操作がなされた時に、その一連のキー操作に対応付けて予め登録してある他のアプリケーション処理を実行する機能を備えている。なお、ここで、上記他のアプリケーション処理とは、キー操作により入力文字を指定するためのアプリケーション処理以外の他のアプリケーション処理や、文字入力に関連しない各アプリケーション処理のことを言う。特に、上記入力文字を指定するアプリケーション処理以外の他のアプリケーション処理としては、例えば、予測変換候補の選択のためのアプリケーション処理や、入力済みの文字を削除するためのアプリケーション処理、入力済みの文字列の途中に新たな文字を挿入するためのアプリケーション処理、入力する文字を平仮名,片仮名,英数字,記号,全角文字,半角文字などの何れにするかを決めるための文字入力モード決定のためのアプリケーション処理などが考えられる。また、文字入力に関連しないアプリケーション処理としては、電子メールを送信するアプリケーション処理や、表示部19の出力画面を前画面に戻すアプリケーション処理、カメラ機能を起動させたり画像を撮影するためのアプリケーション処理など、文字入力を伴わない各種のアプリケーション処理が考えられる。
したがって例えば、特定の文字列に対応する一連のキー操作と、文字入力モードを片仮名文字入力モードへの切り替えアプリケーション処理とが対応付けられて予め登録されているような場合、本実施形態の携帯電話端末は、文字入力中に、その一連のキー操作がなされると、現在の文字入力モードを片仮名文字入力モードの切り替える処理を行う。また例えば、特定の文字列に対応する一連のキー操作と、電子メールアプリケーションにおけるメール送信アプリケーション処理とが対応付けられて予め登録されているような場合、本実施形態の携帯電話端末は、文字入力中に、その一連のキー操作がなされると、既に入力が確定している文章からなる電子メールを所望の宛先へ送信するようなアプリケーション処理を実行する。また例えば、或るキーに対する特定の一連のキー操作と、英数字文字入力モードへの切り替えアプリケーション処理とが対応付けられて予め登録されているような場合、本実施形態の携帯電話端末は、文字入力中に、その一連のキー操作がなされると、文字入力モードを英数字文字入力モードの切り替える処理を行う。また例えば、或るキーに対する特定の一連のキー操作と、前画面へ戻るアプリケーション処理とが対応付けられて予め登録されているような場合、本実施形態の携帯電話端末は、文字入力中に、その一連のキー操作がなされると、現在の表示画面の直前に表示していた画面への表示切り替えるようなアプリケーション処理を実行する。
なお、上記一連のキー操作に対応付けられて登録される各アプリケーション処理は一例であり、本発明はこの例に限定されるものではない。
図3には、ユーザによる一連のキー操作が登録される際の表示部2(図2の表示部19)の出力画面例を示す。また、図4には、キー操作の種別とそれを表す記号との対応表を示す。
これら図3及び図4の例において、最初の第1番目(1th)の操作では、「あ」の文字が割り当てられている「あ」キーを一回押し(シングルクリック(S−CLK))、次の第2番目(2nd)の操作では、「か」の文字が割り当てられている「か」キーを一定時間内に2度押し(ダブルクリック(D−CLK))、最後の第3番目(3th)の操作では、「さ」の文字が割り当てられている「さ」キーを1秒間長押し(PHS−1)するような一連のキー操作が、「操作H」として登録された場合の出力画面例を示している。
なお、本実施形態では、一連のキー操作として例えば6回のキー操作を登録可能となされているが、図3は、そのうち3回のキー操作のみを登録する例を示している。
図5には、ユーザによる一連のキー操作が複数登録される際の表示部2の出力画面例を示す。
この図5に示した例の場合、「操作H1」として、最初の第1番目(1th)の操作では、「あ」の文字が割り当てられている「あ」キーを一回押し、次の第2番目(2nd)の操作では、「*」の文字が割り当てられている「*」キーを一回押すような、一連のキー操作が登録され、また、「操作H2」として、最初の第1番目(1th)の操作では、「あ」の文字が割り当てられている「あ」キーを一回押し、次の第2番目(2nd)の操作では、一定時間何もキー操作がなされず、その後の第3番目(3th)の操作では、「あ」の文字が割り当てられている「あ」キーを一回押すような一連のキー操作が登録され、また、「操作H3」として、最初の第1番目(1th)の操作では、「あ」の文字が割り当てられている「あ」キーを一回押し、次の第2番目(2nd)の操作では、「あ」の文字が割り当てられている「あ」キーを一回押し、さらに第3番目(3th)の操作では、「あ」の文字が割り当てられている「あ」キーを一回押し、最後の第4番目(4th)の操作では、「あ」の文字が割り当てられている「あ」キーを一回押すような一連のキー操作が登録された場合の出力画面例を示している。
なお、携帯電話端末の文字入力方式には、一つのキーを繰り返し押すと、そのキーに割り当てられている複数の文字が順番に指定されるような方式、すなわち例えば、「あ行」の各文字が一つのキーに割り当てられている場合に当該キーを繰り返し押すと「あ」→「い」→「う」→「え」→「お」→「あ」のように順番に指定されるようなトグル方式がある。このようなトグル方式を採用している携帯電話端末の場合、本実施形態では、例えば上記ダブルクリック(D−CLK)機能を用いることにより、例えば上記「操作H3」のように同じ「あ」キーを4回押すような一連のキー操作を実現することがきる。すなわち、上記トグル方式を採用している携帯電話端末において、例えば「あ」キーが一定時間内に2度押下操作(ダブルクリック操作)されたときには、上記「あ」→「い」のような文字のトグル(切り替え)を行わないようにする。或いは、例えば「あ」キーが一定時間長押しされた時に「い」、さらにそのキーが一定時間長押しされた時に「う」というように自動的にトグルするようにし、「あ」キーが長押しされなかった時には、上記「あ」→「い」のような文字のトグルを行わないようにしても良い。その他にも、トグルするのは、漢字変換候補や予測変換機能の自動次ページ送りであっても良い。
図6には、ユーザによる一連のキー操作をキースキャンブロック30が検出する際のスキャンタイミングを、ユーザが指定する際の表示部2の出力画面例を示している。
この図6の例のように、スキャンタイミングが1000msに指定された場合、スキャンタイミングジェネレータ31からは、1000ms毎に立ち上がりエッジがくるキャプチャイネーブル信号が出力される。したがって、キースキャンブロック30では、当該スキャンタイミングジェネレータ31からのキャプチャイネーブル信号の立ち上がりエッジのタイミングでキースキャンを行うことになる。
すなわち本実施形態の携帯電話端末によれば、ユーザによる一連のキー操作をキースキャンブロック30が検出するためのスキャンタイミング(つまり操作検出時間)を任意に設定可能となされており、ユーザは、当該スキャンタイミングを設定することで、キー操作における上記ダブルクリックの検出時間やキー長押し検出時間を任意に決定可能となされている。
図7には、図1のスキャンタイミングジェネレータ31とキーマトリクス32の出力波形の一例を示している。なお、この図7の出力波形は、「あ」キーの押下検出→キー操作未検出→「あ」キーの押下検出→キー操作未検出のキースキャン結果をキースキャンブロック30が得た例を示している。
当該キースキャンブロック30によるキースキャン結果の情報は、入力部18を介して制御部15へ送られることになる。したがって、制御部15は、そのキースキャン結果を受け取ることで、ユーザによって図5の「操作H2」の一連のキー操作が行われたことを検出できることになる。
その他、図7では図示を省略しているが、キースキャンブロック30から「あ」キーの押下検出→「*」キーの押下検出→キー操作未検出のキースキャン結果を得た場合、制御部15は、図5の「操作H1」の一連のキー操作が行われたことを検出でき、また、キースキャンブロック30から「あ」キーの押下検出→「あ」キーの押下検出→「あ」キーの押下検出→「あ」キーの押下検出→キー操作未検出のキースキャン結果を得た場合、制御部15は、図5の「操作H3」の一連のキー操作が行われたことを検出できることになる。
次に、図8には、ユーザによる一連のキー操作、若しくは複数の一連のキー操作の組み合わせに対応して登録される、前記入力文字指定以外の他のアプリケーション処理の分類と種別の具体例、すなわち、ユーザが一連のキー操作若しくはその組み合わせを行った場合に得られる効果(一連のキー操作に対応して実行される処理)の分類と種別の具体例を示す。
本実施形態では、この図8の例に示すように、一連のキー操作若しくはそれらの組み合わせにより得られる効果の分類例として、「文字入力」と「入力モード切り替え」と「アプリケーション操作」を挙げており、また、一連のキー操作若しくはそれらの組み合わせにより得られる効果の種別として、上記効果分類の「文字入力」については「文字列」の効果種別を、上記効果分類の「入力モード切り替え」については「漢字」(漢字文字入力モード)と「ひらがな」(平仮名文字入力モード)と「カタカナ」(片仮名文字入力モード)と「英数字」(英数字文字入力モード)の各効果種別を、上記効果分類の「アプリケーション操作」については「メール送信」(電子メール送信のアプリケーション処理)と「メール転送」(電子メール転送のアプリケーション処理)と「入力キャンセル」(入力キャンセルのアプリケーション処理)と「前画面に戻る」(前画面に戻るアプリケーション処理)の各効果種別を挙げている。
また、図9と図10には、図8に示した幾つかの効果分類及び効果種別に対応させて一連のキー操作を登録する場合の表示部2の出力画面例を示している。
図9の例では、上記効果分類として「文字入力」が選択され、上記効果種別として「あいうえお」の文字列が選択されており、これら効果を得るための操作を「操作H1」として定義し、さらにそれらを「登録R1」として操作登録辞書に登録する場合の出力画面例を示している。すなわちこの「登録R1」が操作登録辞書に登録された場合、本実施形態の携帯電話端末は、ユーザから一連のキー操作として上記「操作H1」の操作がなされた時、その一連のキー操作の入力に対応する効果として、「あいうえお」の文字入力処理を実行する。
また、図9の例では、上記効果分類として「入力モード」が選択され、上記効果種別として「カタカナ」が選択されており、これら効果を得るための操作を「操作H1」と「操作H2」の組み合わせとして定義し、さらにそれらを「登録R2」として操作登録辞書に登録する場合の出力画面例を示している。すなわちこの「登録R2」が操作登録辞書に登録された場合、本実施形態の携帯電話端末は、ユーザから一連のキー操作として「操作H1」と「操作H2」の操作が続けてなされた時に、それら一連のキー操作の組み合わせの入力に対応する効果として、文字入力モードを片仮名文字入力モードへ切り替える処理を実行する。
また、図10の例では、上記効果分類として「アプリ(アプリケーション操作)」が選択され、上記効果種別として「メール送信」のアプリケーション処理が選択されており、これら効果を得るための操作を「操作H2」として定義し、さらにそれらを「登録R3」として操作登録辞書に登録する場合の出力画面例を示している。すなわちこの「登録R3」が操作登録辞書に登録された場合、本実施形態の携帯電話端末は、ユーザから一連のキー操作として「操作H2」の操作がなされた時に、その一連のキー操作の入力に対応する効果として、電子メールの送信のアプリケーション処理を実行する。
また、図10の例では、上記効果分類として「アプリ(アプリケーション操作)」が選択され、上記効果種別として「前画面(前画面に戻る)」のアプリケーション処理が選択されており、これら効果を得るための操作を「操作H3」と「操作H3」の組み合わせとして定義し、さらにそれらを「登録R4」として操作登録辞書に登録する場合の出力画面例を示している。すなわちこの「登録R4」が操作登録辞書に登録された場合、本実施形態の携帯電話端末は、ユーザから一連のキー操作として「操作H3」と「操作H3」の操作が続けてなされた時に、それら一連のキー操作の組み合わせの入力に対応する効果として、表示部2の画面を直前の画面(前画面)に戻すようなアプリケーション処理を実行する。
〔一連のキー操作とそれに対応する効果の具体例〕
以下、上述の図5〜図10で説明したように、一連のキー操作が登録R1〜登録R4として操作登録辞書に登録されているような場合において、ユーザによりキー操作がなされた場合の実際の効果について、図11〜図20の出力画面例を参照しながら説明する。
先ず、図11には、電子メールの入力アプリケーションが起動し、画面上にメール本文入力エリア40が表示されているときの表示部2の出力画面例を示している。すなわちこの図11の例では、メール本文入力エリア40内に「こんにちは。」までの文字列が既に入力され、その後、ユーザにより「あ」キーが押下され、それに続いて「*」キーが押下された時の出力画面例を示している。なお、メール本文入力エリア40内で下線が付けられた文字は、入力中の未確定文字41を表しており、その未確定文字41の左端の縦線はカーソル42を表している。
ここで、本実施形態の携帯電話端末の操作登録辞書には、前述の図5で説明したように、「あ」キー押下とそれに続く「*」キー押下からなる一連のキー操作に対しては「操作H1」が登録されており、また、前述の図9で例示したように、「操作H1」に対しては「登録R1」の効果分類及び効果種別が登録されている。このため、本実施形態の携帯電話端末は、図11のようにユーザから「あ」キー押下とそれに続く「*」キー押下の一連のキー操作が入力された場合には、図12に示すように、「あいうえお」の文字列をメール本文入力エリア40内に未確定文字列41として表示する。また、本実施形態の携帯電話端末は、ユーザからの一連のキー操作に基づいて図12に示すように「あいうえお」の文字列を未確定文字列41として表示した場合、図11にてユーザから入力された一連のキー操作に対応する「あ」と「*」の文字については消去して画面上に表示しない。
なお、本実施形態において、上記「登録R1」等のような操作登録辞書の登録情報は、図13に示すように、例えばいわゆる予測変換候補の一つとして予測変換候補表示エリア43内に表示しても良い。すなわち、予測変換候補表示エリア43は、文字入力中の未確定文字に基づいて、ユーザがこれから入力しようとしている文字を予測(類推)した文字候補群が表示されるエリアであり、本実施形態の携帯電話端末は、それら予測文字候補の一つとして上記「登録R1」等の登録情報を表示する。したがって、その予測変換候補表示エリア43から例えば「登録R1」の予測候補がユーザにより選択された場合には、図14に示すように、当該「登録R1」に対応して登録されている「あいうえお」の文字列がメール本文入力エリア40内に未確定文字列41として表示されることになる。
また他の例として、図15に示すように、ユーザにより「あ」キーが押下され、それに続いて「*」キーが押下され、さらに「あ」キーが押下された後、1秒間経過してから再度「あ」キーが押下されるような一連のキー操作がなされたとする。
ここで、本実施形態の携帯電話端末の操作登録辞書には、前述の図5で説明したように、「あ」キー押下とそれに続く「*」キー押下の一連のキー操作に対しては「操作H1」が登録されており、また、「あ」キー押下と1秒間の未入力と「あ」キーの再押下とからなる一連のキー操作に対しては「操作H2」が登録されており、さらに、前述の図9で例示したように、「操作H1」と「操作H2」の組み合わせに対しては「登録R2」の効果分類及び効果種別が登録されている。このため、本実施形態の携帯電話端末は、図15のようにユーザから「あ」キー押下及び「*」キー押下の一連のキー操作と、それに続いて「あ」キー押下と1秒間の未入力と「あ」キー押下とからなる一連のキー操作が入力された場合には、図16に示すように、文字入力モードを片仮名文字入力モードに切り替える。なお、図16の例は、文字入力モードが片仮名文字入力モードに切り替わったことを表示するために、文字入力モード表示エリア48内で「ア」の文字が例えばハイライト表示されている状態を示している。また、本実施形態の携帯電話端末は、ユーザからの一連のキー操作に基づいて図16に示すように文字入力モードの切り替えを行った場合、図15でユーザから入力された一連のキー操作に対応する「あ」、「*」、「あ」、「あ」の各文字については消去して画面上に表示しない。
また、他の例として、図17に示すように、ユーザにより「あ」キーが押下された後、1秒間経過してから再度「あ」キーが押下されるような一連のキー操作がなされたとする。
ここで、本実施形態の携帯電話端末の操作登録辞書には、前述の図5で説明したように、「あ」キー押下と1秒間の未入力と「あ」キー押下とからなる一連のキー操作に対しては「操作H2」が登録されており、また、前述の図10で例示したように、「操作H2」に対しては「登録R3」の効果分類及び効果種別が登録されている。このため、本実施形態の携帯電話端末は、図17のようにユーザから「あ」キー押下と1秒間の未入力と「あ」キー押下とからなる一連のキー操作が入力された場合には、図18に示すように、電子メールの送信のアプリケーション処理を実行する。なお、図18には、電子メールの送信中であることを示す送信ウィンドウ44が表示されている例を示している。また、本実施形態の携帯電話端末は、ユーザからの一連のキー操作に基づいて図18に示すように電子メールの送信アプリケーション処理を実行した時には、図17でユーザから入力された一連のキー操作に対応する「あ」、「あ」の各文字については消去して画面上に表示しない。
さらに他の例として、図19に示すように、「あ」キーを4回押下する一連のキー操作が2回続けられたとする。
ここで、本実施形態の携帯電話端末の操作登録辞書には、前述の図5で説明したように、「あ」キー押下が4回行われる一連のキー操作に対しては「操作H3」が登録されており、また、前述の図10で例示したように、「操作H3」と「操作H3」の組み合わせに対しては「登録R4」の効果分類及び効果種別が登録されている。このため、本実施形態の携帯電話端末は、図19のようにユーザから「あ」キーを4回押下する一連のキー操作が2回続けられた場合には、図20に示すように、電子メール本文の入力画面の一つ前の画面へ戻るアプリケーション処理を実行する。なお、図20には、前画面の例として、画面上に電子メール宛先と電子メール件名と電子メール本文の各ウィンドウが表示された画面を示している。また、本実施形態の携帯電話端末は、ユーザからの一連のキー操作に基づいて図20に示すように前画面へ戻るアプリケーション処理を実行した時には、図19でユーザから入力された一連のキー操作に対応する各文字を消去して画面上に表示しない。
なお、前述した図11や図13、図15、図17、図19において、ユーザにより一連のキー操作が入力され、その一連のキー操作が操作登録辞書に登録されている場合、それら一連のキー操作により得られる効果を表示部2の画面上に表示すること、すなわち、図9や図10に示したような効果に関する表示用の別ウィンドウを、それら図11、図13、図15、図17、図19の画面上に表示することを行っても良い。
〔制御部の処理フローチャート〕
図21には、上述したような一連のキー操作が操作登録辞書へ登録されるまでの流れを示す。なお、この図21のフローチャートの処理は、ROMに記憶されている本発明にかかる制御プログラムに基づき、図2のキースキャンブロック30からの情報を用いて制御部15が行う処理である。
図21において、例えば、本実施形態の携帯電話端末の動作モードが、一連のキー操作の登録に関する動作モードになされている場合において、制御部15は、ステップS11の処理として、ユーザにより、一連のキー操作を操作登録辞書へ登録する旨の指示がなされたか否かを判断しており、操作登録辞書への登録指示がなされたときにはステップS12へ処理を進める。
ステップS12の処理に進むと、制御部15は、ユーザから一連のキー操作が入力されるとと共に効果分類や効果種別の入力がなされた時、それら一連のキー操作と効果分類や効果種別を操作登録辞書に登録する処理を行う。
一方、ステップS11にてNoと判断されてステップS13の処理に進んだ場合、制御部15は、ユーザにより、操作登録辞書の登録指示がなされたか否かを判断し、操作登録辞書の登録指示がなされたときにはステップS14へ処理を進め、それ以外の時にはこの図21のフローチャートの処理を終了する。
上記ステップS13からステップS14の処理に進んだ場合、制御部15は、その操作登録辞書を登録した後、この図21のフローチャートの処理を終了する。
次に、図22には、図21のフローチャートの処理により、一連のキー操作等が操作登録辞書へ登録された後の制御部15の処理の流れを示す。この図22の処理も、ROMに記憶されている本発明にかかる制御プログラムに基づき、図2のキースキャンブロック30からの情報を用いて制御部15が行う。
図22において、ステップS15の処理として、例えば電子メール本文の入力やメモ帳の編集など、文字入力を受け付けるアプリケーションが起動すると、制御部15は、ステップS16へ処理を進める。
ステップS16の処理に進むと、制御部15は、ユーザからの文字入力が完了したか否か判断しており、文字入力が完了した場合にはステップS17にて文字入力を受け付けるアプリケーションを停止させた後、ステップS15の前段に処理を戻す。一方、ユーザからの文字入力が継続されている場合には、制御部15は、ステップS16からステップS18へ処理を進める。
ステップS18に進むと、制御部15は、ユーザからキー操作により入力される文字を受け付け、次いで、ステップS19の処理として、その入力文字に対応する一連のキー操作が操作登録辞書に登録されているか否かの判定を行う。当該ステップS19において、一連のキー操作が操作登録辞書に登録されていないと判断した場合には、その一連のキー操作に対応した文字或いは文字列を、入力文字或いは入力文字列として扱い、ステップS16へ処理を戻す。一方、ステップS19にて、一連のキー操作が操作登録辞書に登録されていると判断した場合、制御部15は、ステップS20へ処理を進める。
ステップS20の処理に進むと、制御部15は、上記一連のキー操作の前記登録R1やR2等の登録番号に応じた効果を実行、つまり、その一連のキー操作に対応付けて予め登録してある前記他のアプリケーション処理を実行する。その後、制御部15は、ステップS16へ処理を戻す。
〔まとめ〕
本実施形態の携帯電話端末によれば、予め登録した特定の文字列、すなわち予め登録した一連のキー操作入力がなされた時に、その一連のキー操作に対応つけて操作登録辞書に登録されている前記他のアプリケーション処理を実行するようになされているため、筐体上に搭載されているキー数が文字入力機能を実現するための必要最小限の数であったとしても、それらキーを用いた簡単な入力操作のみで、入力文字指定以外の他のアプリケーション処理、種々の端末操作を実現でき、ユーザの利便性を大幅に高めることが可能となっている。
また、本実施形態の携帯電話端末によれば、筐体に搭載されるキー数を、文字入力機能を実現する必要最小限の数に抑えることができるため、筐体サイズをより小型化することが可能となっている。
さらに、本実施形態の携帯電話端末によれば、各キーに対して割り当てられる機能は少なくとも文字入力に関連する機能のみとなされており、一つのキーに対して割り当てられる機能数が少ないため、ユーザは端末の状態を容易に把握することが可能となる。
なお、上述した実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
本実施形態の携帯端末は、携帯電話端末に限定されず、例えばPDA(Personal Digital Assistant)や、カーナビゲーション装置,携帯型テレビゲーム装置、テレビジョン受像機のリモートコントローラ等の各種の携帯端末にも適用可能である。
本発明実施形態の携帯電話端末の概略的な外観構成を示す外観図である。 本発明実施形態の携帯電話端末の概略的な内部回路構成を示すブロック図である。 ユーザによる一連のキー操作が登録される際の表示部の出力画面例を示す図である。 キー操作の種別とそれを表す記号との対応表を示す図である。 ユーザによる一連のキー操作が複数登録される際の表示部の出力画面例を示す図である。 ユーザによる一連のキー操作をキースキャンブロックが検出する際のスキャンタイミングを、ユーザが指定する際の表示部の出力画面例を示す図である。 スキャンタイミングジェネレータとキーマトリクスの出力波形の一例を示すタイミングチャートである。 ユーザによる一連のキー操作若しくはキー操作の組み合わせに対応して登録される他のアプリケーション処理の分類と種別の具体例の説明に用いる図である。 図8に示した幾つかの効果分類及び効果種別に対応させて一連のキー操作を登録R1とR2として登録する場合の表示部の出力画面例を示す図である。 図8に示した幾つかの効果分類及び効果種別に対応させて一連のキー操作を登録R3とR4として登録する場合の表示部の出力画面例を示す図である。 電子メールの入力アプリケーションが起動し、画面上に表示されたメール本文入力エリア内に「操作H1」による文字が入力された状態の表示部の出力画面例を示す図である。 「登録R1」として登録されている「操作H1」の一連のキー操作に基づいて、メール本文入力エリア内に文字列が入力された状態の表示部の出力画面例を示す図である。 「登録R1」等の登録情報を予測変換候補表示エリア内に表示したときの表示部の出力画面例を示す図である。 予測変換候補表示エリアから「登録R1」を選択したことで、メール本文入力エリア内に文字列が入力された状態の表示部の出力画面例を示す図である。 画面上に表示されたメール本文入力エリア内に「操作H1」「操作H2」による文字が入力された状態の表示部の出力画面例を示す図である。 「登録R2」として登録されている「操作H1」と「操作H2」の一連のキー操作に基づいて、文字入力モードが片仮名文字入力モードに切り替えられた後の表示部の出力画面例を示す図である。 画面上に表示されたメール本文入力エリア内に「操作H2」による文字が入力された状態の表示部の出力画面例を示す図である。 「登録R3」として登録されている「操作H2」の一連のキー操作に基づいて、電子メールの送信アプリケーション処理が実行されている状態の表示部の出力画面例を示す図である。 画面上に表示されたメール本文入力エリア内に「操作H3」と「操作H3」による文字が入力された状態の表示部の出力画面例を示す図である。 「登録R4」として登録されている「操作H3」と「操作H3」の一連のキー操作に基づいて、前画面に戻った状態の表示部の出力画面例を示す図である。 一連のキー操作が操作登録辞書へ登録されるまでの制御部の処理を示すフローチャートである。 一連のキー操作等が操作登録辞書へ登録された後の制御部の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話端末、2,19 表示部、3,21 スピーカ、4 キー、5,22 マイクロホン、11 アンテナ、12 アンテナ共用器、13 受信復調部、14 受信データ復号部、15 制御部、16 送信データ符号化部、17 送信復調部、18 入力部、20 データ格納部、23 着信通知部、30 キースキャンブロック、31 スキャンタイミングジェネレータ、32 キーマトリクス、40 メール本文入力エリア、41 未確定文字列、42 カーソル、43 予測変換候補表示エリア 44 送信ウィンドウ、48 文字入力モード表示エリア

Claims (8)

  1. 文字入力のために使用される複数のキー操作子と、
    上記キー操作子の操作により指定された入力文字を表示する表示画面を備えた表示手段と、
    上記キー操作子から入力される特定の一連のキー操作と、入力文字指定のためのアプリケーション処理以外の他のアプリケーション処理とを、対応付けて登録する登録情報保持手段と、
    上記キー操作子から上記特定の一連のキー操作の入力がなされた時、当該特定の一連のキー操作に対応付けられて上記登録情報保持手段に登録されている上記他のアプリケーション処理を実行する制御手段とを有する
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 請求項1記載の携帯端末であって、
    上記登録情報保持手段は、ユーザからの指示に応じて、上記特定の一連のキー操作と上記他のアプリケーション処理とを対応付けて登録することを特徴とする携帯端末。
  3. 請求項1記載の携帯端末であって、
    上記登録情報保持手段は、複数の特定の一連のキー操作の組み合わせと、上記他のアプリケーション処理とを対応付けて登録することを特徴とする携帯端末。
  4. 請求項1記載の携帯端末であって、
    上記キー操作子の操作検出時間を設定する操作検出時間設定手段を備え、
    上記制御手段は、上記操作検出時間設定手段により設定された所定の操作検出時間を用いて、上記キー操作子からのキー操作が上記特定の一連のキー操作であるかを判定することを特徴とする携帯端末。
  5. 請求項4記載の携帯端末であって、
    上記操作検出時間設定手段は、ユーザからの指示に応じて操作検出時間を設定することを特徴とする携帯端末。
  6. 請求項1記載の携帯端末であって、
    上記制御手段は、上記キー操作子のキー操作に対応した文字を上記表示手段の表示画面上に表示し、上記キー操作子から上記特定の一連のキー操作が入力された時には、上記特定の一連のキー操作に対応して上記表示手段の表示画面に表示していた文字を消去して、上記他のアプリケーション処理を実行することを特徴とする携帯端末。
  7. 文字入力のために使用される複数のキー操作子から入力される特定の一連のキー操作と、入力文字指定のためのアプリケーション処理以外の他のアプリケーション処理とを、対応付けて登録し、
    上記キー操作子の操作により指定された入力文字を表示画面上に表示し、
    上記キー操作子から上記特定の一連のキー操作の入力がなされた時、当該特定の一連のキー操作に対応付けられて登録されている上記他のアプリケーション処理を実行する
    ことを特徴とする携帯端末の制御方法。
  8. 文字入力のために使用される複数のキー操作子の操作により指定された入力文字を表示手段の表示画面上に表示させる表示制御手段と、
    上記キー操作子から入力される特定の一連のキー操作と、入力文字指定のためのアプリケーション処理以外の他のアプリケーション処理とを、対応付けて登録情報保持手段に登録させる登録制御手段と、
    上記キー操作子から上記特定の一連のキー操作の入力がなされた時、当該特定の一連のキー操作に対応付けられて上記登録情報保持手段に登録されている上記他のアプリケーション処理を実行するアプリケーション実行手段として、
    携帯端末を機能させることを特徴とする制御プログラム。
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