JP2007079205A - 静電潜像現像用トナー、これを用いた現像剤および画像形成方法 - Google Patents
静電潜像現像用トナー、これを用いた現像剤および画像形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007079205A JP2007079205A JP2005268071A JP2005268071A JP2007079205A JP 2007079205 A JP2007079205 A JP 2007079205A JP 2005268071 A JP2005268071 A JP 2005268071A JP 2005268071 A JP2005268071 A JP 2005268071A JP 2007079205 A JP2007079205 A JP 2007079205A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- latent image
- electrostatic latent
- developing
- external additive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】 少なくとも、結着樹脂、着色剤および離型剤を含有する着色粒子と外添剤とを有する静電潜像現像用トナーにおいて、前記外添剤の25〜250℃の加熱による質量減少率が0.05質量%以上4.50質量%未満であることを特徴とする静電潜像現像用トナー、これを用いた現像剤および画像形成方法。
【選択図】 なし
Description
二成分現像剤に求められる様々な特性、例えばキャリア表面へのトナーのフィルミング防止性、キャリア表面均一性、表面酸化防止性、感湿性、寿命、帯電性を改善する目的で、下記特許文献1〜12のような技術が提案されている。また特許文献13には、粉体特性、転写性、クリーニング性、帯電の環境依存性等の改善を目的として、トナー粒子と添加剤とを含み、該添加剤が特定粒子径および水可溶性成分量を有する電子写真用トナー組成物が開示されている。
したがって本発明の目的は、トナー表面に固定化されず遊離して存在している外添剤、あるいはトナー表面から離脱した外添剤がキャリアの帯電付与性を阻害せず、優れた帯電特性を有する静電潜像現像用トナー、これを用いた現像剤および画像形成方法を提供することにある。
1)少なくとも、結着樹脂、着色剤および離型剤を含有する粒子と外添剤とを有する静電潜像現像用トナーにおいて、前記外添剤の25〜250℃の加熱による質量減少率が0.05質量%以上4.50質量%未満であることを特徴とする静電潜像現像用トナー。
2)前記外添剤の体積平均粒径が10〜300nmであることを特徴とする上記1)に記載の静電潜像現像用トナー。
3)前記外添剤が、2種以上から構成されることを特徴とする上記1)または2)に記載の静電潜像現像用トナー。
4)BET比表面積20〜300m2/gの範囲の外添剤が少なくとも1種含まれることを特徴とする上記1)〜3)のいずれかに記載の静電潜像現像用トナー。
5)前記外添剤が、シリカ、チタン化合物、アルミナ、酸化セリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグウネシウム、りん酸カルシウム、フッ素含有樹脂微粒子、シリカ含有樹脂微粒子、および窒素含有樹脂微粒子からなる群から選ばれることを特徴とする上記1)〜3)のいずれかに記載の静電潜像現像用トナー。
6)前記チタン化合物が、湿式法で作製されたTiO(OH)2の一部もしくは全部を、シラン化合物またはシリコーンオイルと反応させて得られるチタン化合物であることを特徴とする上記5)に記載の静電潜像現像用トナー。
7)前記チタン化合物が、比重2.8〜3.6のチタン化合物であることを特徴とする上記5)または6)に記載の静電潜像現像用トナー。
8)上記1)〜7)のいずれかに記載の静電潜像現像用トナーとキャリアとからなることを特徴とする現像剤。
9)潜像担持体上に形成された静電潜像を、トナーにより現像してトナー画像を形成する現像工程と、前記トナー画像を転写材上に転写して転写画像を形成する転写工程とを含む画像形成方法において、前記トナーが上記1)〜7)のいずれかに記載の静電潜像現像用トナーであることを特徴とする画像形成方法。
(結着樹脂)
本発明に用いられる結着樹脂としては、とくに制限されず、公知のものの中から適宜選択することができるが、具体例としてはスチレン、クロロスチレン等のスチレン類、エチレン、プロピレン、ブチレン、イソプレン等のモノオレフィン類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル類、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ドデシル等のα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエーテル等のビニルエーテル類、ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニルケトン類などの単独重合体および共重合体を例示することができる。特に代表的な結着樹脂としては、ポリスチレン樹脂、ポリエステル樹脂、スチレン−アクリル酸アルキル共重合体、スチレン−メタクリル酸アルキル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂を挙げることができる。これらの樹脂の中でも、特にポリエステル樹脂が好ましく、さらにウレア変性ポリエステル樹脂が好ましく、ウレア変性ポリエステル樹脂と未変性ポリエステル樹脂の組み合わせが最も好ましい。
着色剤としては、特に制限はなく、公知の染料及び顔料の中から目的に応じて適宜選択することができ、例えば、カーボンブラック、ニグロシン染料、鉄黒、ナフトールイエローS、ハンザイエロー(10G、5G、G)、カドミュウムイエロー、黄色酸化鉄、黄土、黄鉛、チタン黄、ポリアゾイエロー、オイルイエロー、ハンザイエロー(GR、A、RN、R)、ピグメントイエローL、ベンジジンイエロー(G、GR)、パーマネントイエロー(NCG)、バルカンファストイエロー(5G、R)、タートラジンレーキ、キノリンイエローレーキ、アンスラザンイエローBGL、イソインドリノンイエロー、ベンガラ、鉛丹、鉛朱、カドミュウムレッド、カドミュウムマーキュリレッド、アンチモン朱、パーマネントレッド4R、パラレッド、ファイセーレッド、パラクロルオルトニトロアニリンレッド、リソールファストスカーレットG、ブリリアントファストスカーレット、ブリリアントカーンミンBS、パーマネントレッド(F2R、F4R、FRL、FRLL、F4RH)、ファストスカーレットVD、ベルカンファストルビンB、ブリリアントスカーレットG、リソールルビンGX、パーマネントレッドF5R、ブリリアントカーミン6B、ポグメントスカーレット3B、ボルドー5B、トルイジンマルーン、パーマネントボルドーF2K、ヘリオボルドーBL、ボルドー10B、ボンマルーンライト、ボンマルーンメジアム、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、アリザリンレーキ、チオインジゴレッドB、チオインジゴマルーン、オイルレッド、キナクリドンレッド、ピラゾロンレッド、ポリアゾレッド、クロームバーミリオン、ベンジジンオレンジ、ペリノンオレンジ、オイルオレンジ、コバルトブルー、セルリアンブルー、アルカリブルーレーキ、ピーコックブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー、ファストスカイブルー、インダンスレンブルー(RS、BC)、インジゴ、群青、紺青、アントラキノンブルー、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ、コバルト紫、マンガン紫、ジオキサンバイオレット、アントラキノンバイオレット、クロムグリーン、ジンクグリーン、酸化クロム、ピリジアン、エメラルドグリーン、ピグメントグリーンB、ナフトールグリーンB、グリーンゴールド、アシッドグリーンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、フタロシアニングリーン、アントラキノングリーン、酸化チタン、亜鉛華、リトボン、等が挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記含有量が、1質量%未満であると、トナーの着色力の低下が見られ、15質量%を超えると、トナー中での顔料の分散不良が起こり、着色力の低下、及びトナーの電気特性の低下を招くことがある。
前記離型剤としては、特に制限はなく、目的に応じて公知のものの中から適宜選択することができ、例えば、ワックス類、等が好適に挙げられる。
前記ワックス類としては、例えば、カルボニル基含有ワックス、ポリオレフィンワックス、長鎖炭化水素、等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、カルボニル基含有ワックスが好ましい。
前記カルボニル基含有ワックスとしては、例えば、ポリアルカン酸エステル、ポリアルカノールエステル、ポリアルカン酸アミド、ポリアルキルアミド、ジアルキルケトン、等が挙げられる。前記ポリアルカン酸エステルとしては、例えば、カルナバワックス、モンタンワックス、トリメチロールプロパントリベヘネート、ペンタエリスリトールテトラベヘネート、ペンタエリスリトールジアセテートジベヘネート、グリセリントリベヘネート、1,18-オクタデカンジオールジステアレート等が挙げられる。前記ポリアルカノールエステルとしては、例えば、トリメリット酸トリステアリル、ジステアリルマレエート等が挙げられる。前記ポリアルカン酸アミドとしては、例えば、ジベヘニルアミド等が挙げられる。前記ポリアルキルアミドとしては、例えば、トリメリット酸トリステアリルアミド等が挙げられる。前記ジアルキルケトンとしては、例えば、ジステアリルケトン等が挙げられる。これらカルボニル基含有ワックスの中でも、ポリアルカン酸エステルが特に好ましい。
前記ポリオレフィンワックスとしては、例えば、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス等が挙げられる。
前記長鎖炭化水素としては、例えば、パラフィンワックス、サゾールワックス等が挙げられる。
前記融点が、40℃未満であると、ワックスが耐熱保存性に悪影響を与えることがあり、160℃を超えると、低温での定着時にコールドオフセットを起こし易いことがある。
前記離型剤の溶融粘度としては、該ワックスの融点より20℃高い温度での測定値として、5〜1000cpsが好ましく、10〜100cpsがより好ましい。
前記溶融粘度が、5cps未満であると、離型性が低下することがあり、1000cpsを超えると、耐ホットオフセット性、低温定着性への向上効果が得られなくなることがある。
前記含有量が、40質量%を超えると、トナーの流動性が悪化することがある。
本発明において、外添剤の25〜250℃の加熱による質量減少率は、0.05質量%以上4.50質量%未満であることが必要である。ここで本発明でいう質量減少率とは島津製作所社製DTA−Tg装置、DTG−60を用い、25℃から250℃まで加熱し、このときの外添剤の質量減少分の百分率を意味している。さらに好ましい質量減少率は、0.1〜4.0質量%である。
本発明に使用される外添剤は、上記の質量減少率を満足すれば、その種類をとくに制限するものではないが、体積平均粒径が10〜300nmであり、BET比表面積が20〜300m2/gの範囲であるものが好ましい。具体的な種類としては、外添剤として使用されている公知の様々な材料が挙げられるが、代表的なものとして、シリカ、チタン化合物、アルミナ、酸化セリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグウネシウム、りん酸カルシウム、フッ素含有樹脂微粒子、シリカ含有樹脂微粒子、および窒素含有樹脂微粒子からなる群から選ばれる1種以上が挙げられる。また外添剤は、2種以上を併用することもできる。
シラン化合物としては、CH3 Si(Cl)3 、CH3 Si(OCH3 )3 、CH3 Si(OC2 H5 )3 、CH3 CH2 Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2 )2 Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2 )3 Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2 )4 Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2 )5 Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2 )6 Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2 )7 Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2 )8 Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2 )9 Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2 )10Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2 )11Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2 )12Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2)13Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2 )14Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2 )15Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2 )16Si(OCH3 )3 、CH3(CH2 )17Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2 )18Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2 )19Si(OCH3 )3 、CH3 (CH2 )5 Si(OC2 H5 )3 、CH3 (CH2 )6 Si(OC2 H5 )3 、CH3 (CH2 )7 Si(OC2 H5 )3 、CH3 (CH2 )8 Si(OC2 H5 )3 、CH3 (CH2 )9 Si(OC2 H5 )3 、CH3 (CH2 )10Si(OC2 H5 )3 、CH3 (CH2 )11Si(OC2 H5 )3 、CH3 (CH2 )12Si(OC2 H5 )3 、CH3 (CH2 )13Si(OC2 H5 )3 、CH3 (CH2 )14Si(OC2 H5 )3 、CH3 (CH2 )15Si(OC2 H5 )3 、CH3 (CH2 )16Si(OC2 H5 )3 、CH3 (CH2 )17Si(OC2 H5 )3 、CH3 (CH2 )18Si(OC2 H5 )3 、CH3 (CH2 )19Si(OC2 H5 )3 、CF3 Si(OCH3 )3 、CH3 Si(NCO)3 、
また、チタン化合物は、比重2.8〜3.6であることが望ましい。
前記外添剤のトナーにおける含有量は0.1〜8.0質量%が好ましい。
前記体積平均粒径が、3μm未満であると、二成分現像剤では現像器における長期の撹拌においてキャリアの表面にトナーが融着し、キャリアの帯電能力を低下させることがあり、また、一成分現像剤では、現像ローラへのトナーのフィルミングや、トナーを薄層化するため、ブレード等の部材へのトナー融着が発生し易くなることがあり、8μmを超えると、高解像で高画質の画像を得ることが難しくなり、現像剤中のトナーの収支が行われた場合にトナーの粒子径の変動が大きくなることがある。
前記体積平均粒径と個数平均粒径との比(Dv/Dn)が、1.25以下であると、前記トナーの粒度分布が比較的シャープであり、定着性が向上するが、1.00未満であると、二成分現像剤では現像器における長期の撹拌においてキャリアの表面にトナーが融着し、キャリアの帯電能力を低下させたり、クリーニング性を悪化させることがあり、また、一成分現像剤では、現像ローラへのトナーのフィルミングや、トナーを薄層化するため、ブレード等の部材へのトナー融着が発生し易くなることがあり、1.20を超えると、高解像で高画質の画像を得ることが難しくなり、現像剤中のトナーの収支が行われた場合にトナーの粒子径の変動が大きくなることがある。
前記平均円形度が、0.900未満であると、球形から離れた不定形の形状のトナーとなり、満足できる転写性やチリのない高画質画像が得られないことがあり、0.98を超えると、ブレードクリーニングなどを採用している画像形成システムでは、感光体上及び転写ベルトなどのクリーニング不良が発生し、画像上の汚れ、例えば、写真画像等の画像面積率の高い画像形成の場合において、給紙不良等で未転写の画像を形成したトナーが感光体上に転写残トナーとなって蓄積した画像の地汚れが発生してしまうことがあり、あるいは、感光体を接触帯電させる帯電ローラ等を汚染してしまい、本来の帯電能力を発揮できなくなってしまうことがある。
前記平均円形度は、例えば、トナーを含む懸濁液を平板上の撮像部検知帯に通過させ、CCDカメラで光学的に粒子画像を検知し、解析する光学的検知帯の手法などにより計測することができ、例えば、フロー式粒子像分析装置FPIA−2100(シスメックス社製)等を用いて計測することができる。
SF−1=(L2/A)×(π/4)×100
<数式2>
SF−2=(P2/A)×(1/4π)×100
なお、真球であれば、SF−1及びSF−2はいずれも100となり、100より値が大きくなるにつれて球形から不定形になる。また特にSF−1はトナー全体の形状(楕円や球等)を表し、SF−2は表面の凹凸程度を示す形状係数となる。
本発明の現像剤は、本発明の前記トナーを少なくとも含有してなり、キャリア等の適宜選択したその他の成分を含有してなる。該現像剤としては、一成分現像剤であってもよいし、二成分現像剤であってもよいが、近年の情報処理速度の向上に対応した高速プリンター等に使用する場合には、寿命向上等の点で前記二成分現像剤が好ましい。
本発明の前記トナーを用いた二成分現像剤の場合、キャリアとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、芯材と、該芯材を被覆する樹脂層とを有するものが好ましい。
前記平均粒径(体積平均粒径(D50))が、10μm未満であると、キャリア粒子の分布において、微粉系が多くなり、1粒子当たりの磁化が低くなってキャリア飛散を生じることがあり、150μmを超えると、比表面積が低下し、トナーの飛散が生じることがあり、ベタ部分の多いフルカラーでは、特にベタ部の再現が悪くなることがある。
前記溶剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、セルソルブチルアセテート、などが挙げられる。
前記焼付としては、特に制限はなく、外部加熱方式であってもよいし、内部加熱方式であってもよく、例えば、固定式電気炉、流動式電気炉、ロータリー式電気炉、バーナー炉等を用いる方法、マイクロウエーブを用いる方法、などが挙げられる。
前記量が、0.01質量%未満であると、前記芯材の表面に均一な前記樹脂層を形成することができないことがあり、5.0質量%を超えると、前記樹脂層が厚くなり過ぎてキャリア同士の造粒が発生し、均一なキャリア粒子が得られないことがある。
二成分系現像剤のトナーとキャリアの混合割合は、一般にキャリア100質量部に対しトナー1〜10.0質量部である
さらに具体的には本発明の画像形成方法は、静電潜像形成工程と、現像工程と、転写工程と、定着工程とを含み、更に必要に応じて適宜選択したその他の工程、例えば、除電工程、クリーニング工程、リサイクル工程、制御工程等を含む。
前記静電潜像形成工程は、静電潜像担持体上に静電潜像を形成する工程である。
前記静電潜像担持体としては、その材質、形状、構造、大きさ、等について特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択することができるが、その形状としてはドラム状が好適に挙げられ、その材質としては、例えばアモルファスシリコン、セレン等の無機感光体、ポリシラン、フタロポリメチン等の有機感光体、などが挙げられる。これらの中でも、長寿命性の点でアモルファスシリコン等が好ましい。
前記静電潜像形成手段は、例えば、前記静電潜像担持体の表面を一様に帯電させる帯電器と、前記静電潜像担持体の表面を像様に露光する露光器とを少なくとも備える。
前記帯電器としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、導電性又は半導電性のローラ、ブラシ、フィルム、ゴムブレード等を備えたそれ自体公知の接触帯電器、コロトロン、スコロトロン等のコロナ放電を利用した非接触帯電器、などが挙げられる。
前記帯電器は、もちろん上記のような接触式の帯電器に限定されるものではないが、帯電器から発生するオゾンが低減された画像形成装置が得られるので、接触式の帯電器を用いることが好ましい。
前記露光器としては、前記帯電器により帯電された前記静電潜像担持体の表面に、形成すべき像様に露光を行うことができる限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、複写光学系、ロッドレンズアレイ系、レーザー光学系、液晶シャッタ光学系、などの各種露光器が挙げられる。
なお、本発明においては、前記静電潜像担持体の裏面側から像様に露光を行う光背面方式を採用してもよい。
前記現像工程は、前記静電潜像を、本発明の前記トナー乃至前記現像剤を用いて現像して可視像を形成する工程である。
前記可視像の形成は、例えば、前記静電潜像を本発明の前記トナー乃至前記現像剤を用いて現像することにより行うことができ、前記現像手段により行うことができる。
前記現像手段は、例えば、本発明の前記トナー乃至前記現像剤を用いて現像することができる限り、特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択することができる。
前記転写工程は、前記可視像を記録媒体に転写する工程であるが、中間転写体を用い、該中間転写体上に可視像を一次転写した後、該可視像を転写材上に二次転写する態様が好ましく、前記トナーとして二色以上、好ましくはフルカラートナーを用い、可視像を中間転写体上に転写して複合転写像を形成する第一次転写工程と、該複合転写像を転写材上に転写する第二次転写工程とを含む態様がより好ましい。
なお、前記中間転写体としては、特に制限はなく、目的に応じて公知の転写体の中から適宜選択することができ、例えば、転写ベルト等が好適に挙げられる。
転写手段としては、前記静電潜像担持体(感光体)上に形成された可視像を転写材へ剥離帯電させる転写器を少なくとも有するのが好ましい。前記転写手段は、1つであってもよいし、2以上であってもよい。
前記転写器としては、コロナ放電によるコロナ転写器、転写ベルト、転写ローラ、圧力転写ローラ、粘着転写器、などが挙げられる。
なお、転写材としては、代表的には普通紙であるが、現像後の未定着像を転写可能なものなら、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、OHP用のPETベース等も用いることができる。
前記定着装置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、公知の加熱加圧手段が好適である。前記加熱加圧手段としては、加熱ローラと加圧ローラとの組み合わせ、加熱ローラと加圧ローラと無端ベルトとの組み合わせ、などが挙げられる。
前記加熱加圧手段における加熱は、通常、80℃〜200℃が好ましい。
前記除電手段としては、特に制限はなく、前記静電潜像担持体に対し除電バイアスを印加することができればよく、公知の除電器の中から適宜選択することができ、例えば、除電ランプ等が好適に挙げられる。
前記クリーニング手段としては、特に制限はなく、前記静電潜像担持体上に残留する前記トナーを除去することができればよく、公知のクリーナの中から適宜選択することができ、例えば、磁気ブラシクリーナ、静電ブラシクリーナ、磁気ローラクリーナ、ブレードクリーナ、ブラシクリーナ、ウエブクリーナ等が好適に挙げられる。
リサイクル手段としては、特に制限はなく、公知の搬送手段等が挙げられる。
前記制御手段としては、前記各手段の動きを制御することができる限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、シークエンサー、コンピュータ等の機器が挙げられる。
常温/常湿の測定環境下で一昼夜調湿したスチレン−メチルメタクリレート共重合体で被覆した粒子径約50μmのフェライトキャリア6gをボールミルで1分間攪拌した後に、負帯電性トナー(粒子径6.5μm)0.452gを加え、5分間攪拌し、混合粉末を得た。この混合粉末を1.0g採取し、ブローオフ帯電量測定装置(東芝ケミカル社製TB-200型)を用い、1分間窒素ブローした後の測定値を基準帯電量として求めた。
なお、前記負帯電性トナーの結着樹脂は、架橋構造の変性ポリエステル、着色剤はカーボンブラック、離型剤はカルナバワックスを用い、トナー中の着色剤の含有量は6.5質量%、離型剤の含有量は7.2質量%であった。
常温/常湿の測定環境下で一昼夜調湿したヘキメチルジシラサン(HMDS)処理された一次粒径120nmの乾式製造法によるシリカ微粒子を精秤し、上記の本発明の質量減少率の測定方法にしたがって、当該シリカ微粒子の質量減少率を調べた。その結果、質量減少率は、1.46質量%であった。
当該シリカ微粒子の0.0030gを、前記(基準帯電量の測定)で調製した混合粉末1.0gに加え、ブローオフ帯電量測定装置(東芝ケミカル社製TB-200型)を用い、1分間窒素ブローした後の測定値を帯電量として求めた。
なお、実施例1のシリカ微粒子のBET比表面積は75m2/gであった。
常温/常湿の測定環境下で一昼夜調湿したHMDS処理された一次粒径110nmの乾式製造法によるシリカ微粒子を精秤し、上記の本発明の質量減少率の測定方法にしたがって、当該シリカ微粒子の質量減少率を調べた。その結果、質量減少率は、0.205質量%であった。
以降は、実施例1と同様の操作を行い、帯電量を求めた。
なお、実施例2のシリカ微粒子のBET比表面積は24m2/gであった。
湿式法で作製されたTiO(OH)2をシリコーンオイルと反応させ、常温/常湿の測定環境下で一昼夜調湿し、一次粒径35nmのチタン微粒子を得た。これを精秤し、上記の本発明の質量減少率の測定方法にしたがって、当該シリカ微粒子の質量減少率を調べた。その結果、質量減少率は、1.45質量%であった。
以降は、実施例1と同様の操作を行い、帯電量を求めた。
なお、実施例3のチタン微粒子のBET比表面積は32m2/gであり、比重は3.9であった。シリコーンオイルとしては、ジメチルシリコンオイルを用いた。
常温/常湿の測定環境下で一昼夜調湿したHMDS処理された一次粒径140nmのゾルゲル製造法によるシリカ微粒子を精秤し、上記の本発明の質量減少率の測定方法にしたがって、当該シリカ微粒子の質量減少率を調べた。その結果、質量減少率は、7.81質量%であった。
以降は、実施例1と同様の操作を行い、帯電量を求めた。
なお、比較例1のシリカ微粒子のBET比表面積は28m2/gであった。
常温/常湿の測定環境下で一昼夜調湿したイソブチルシラン処理された一次粒径15nmの湿式法によるチタン微粒子を精秤し、上記の本発明の質量減少率の測定方法にしたがって、当該シリカ微粒子の質量減少率を調べた。その結果、質量減少率は、4.5質量%であった。
以降は、実施例1と同様の操作を行い、帯電量を求めた。
なお、比較例2のチタン微粒子のBET比表面積は80m2/gであり、比重は4.0であった。
結果を表1に示す。
Claims (9)
- 少なくとも、結着樹脂、着色剤および離型剤を含有する粒子と外添剤とを有する静電潜像現像用トナーにおいて、前記外添剤の25〜250℃の加熱による質量減少率が0.05質量%以上4.50質量%未満であることを特徴とする静電潜像現像用トナー。
- 前記外添剤の体積平均粒径が10〜300nmであることを特徴とする請求項1に記載の静電潜像現像用トナー。
- 前記外添剤が、2種以上から構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の静電潜像現像用トナー。
- BET比表面積20〜300m2/gの範囲の外添剤が少なくとも1種含まれることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の静電潜像現像用トナー。
- 前記外添剤が、シリカ、チタン化合物、アルミナ、酸化セリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグウネシウム、りん酸カルシウム、フッ素含有樹脂微粒子、シリカ含有樹脂微粒子、および窒素含有樹脂微粒子からなる群から選ばれることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の静電潜像現像用トナー。
- 前記チタン化合物が、湿式法で作製されたTiO(OH)2の一部もしくは全部を、シラン化合物またはシリコーンオイルと反応させて得られるチタン化合物であることを特徴とする請求項5に記載の静電潜像現像用トナー。
- 前記チタン化合物が、比重2.8〜3.6のチタン化合物であることを特徴とする請求項5または6に記載の静電潜像現像用トナー。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の静電潜像現像用トナーとキャリアとからなることを特徴とする現像剤。
- 潜像担持体上に形成された静電潜像を、トナーにより現像してトナー画像を形成する現像工程と、前記トナー画像を転写材上に転写して転写画像を形成する転写工程とを含む画像形成方法において、前記トナーが請求項1〜7のいずれかに記載の静電潜像現像用トナーであることを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005268071A JP2007079205A (ja) | 2005-09-15 | 2005-09-15 | 静電潜像現像用トナー、これを用いた現像剤および画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005268071A JP2007079205A (ja) | 2005-09-15 | 2005-09-15 | 静電潜像現像用トナー、これを用いた現像剤および画像形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007079205A true JP2007079205A (ja) | 2007-03-29 |
Family
ID=37939565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005268071A Pending JP2007079205A (ja) | 2005-09-15 | 2005-09-15 | 静電潜像現像用トナー、これを用いた現像剤および画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007079205A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7803508B2 (en) | 2006-03-17 | 2010-09-28 | Ricoh Company, Ltd. | Toner as well as developer and image forming method using the same |
JP2016062001A (ja) * | 2014-09-19 | 2016-04-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像現像剤、画像形成方法及び画像形成装置 |
US9612546B2 (en) | 2014-12-26 | 2017-04-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | External additive for toner, method of producing the same, and toner comprising the same |
US9740125B2 (en) | 2015-02-18 | 2017-08-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Toner for developing electrostatic charge image and method for preparing the same |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06228592A (ja) * | 1992-11-25 | 1994-08-16 | Air Prod And Chem Inc | 基板の金属含有汚染物質清浄化用ガス状清浄剤及びこれを用いた基板の清浄化方法 |
JPH10123744A (ja) * | 1996-10-18 | 1998-05-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 一成分系現像剤および画像形成方法 |
JPH11174734A (ja) * | 1997-12-17 | 1999-07-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電潜像現像剤用トナー、静電潜像現像剤用トナーの製造方法、静電潜像現像剤、および画像形成方法 |
JP2003043733A (ja) * | 2001-08-02 | 2003-02-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トナー及び電子写真装置 |
JP2004126239A (ja) * | 2002-10-02 | 2004-04-22 | Canon Inc | トナー |
JP2004151196A (ja) * | 2002-10-29 | 2004-05-27 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 電子写真用トナーバインダー用樹脂組成物 |
JP2005010677A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成方法 |
-
2005
- 2005-09-15 JP JP2005268071A patent/JP2007079205A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06228592A (ja) * | 1992-11-25 | 1994-08-16 | Air Prod And Chem Inc | 基板の金属含有汚染物質清浄化用ガス状清浄剤及びこれを用いた基板の清浄化方法 |
JPH10123744A (ja) * | 1996-10-18 | 1998-05-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 一成分系現像剤および画像形成方法 |
JPH11174734A (ja) * | 1997-12-17 | 1999-07-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電潜像現像剤用トナー、静電潜像現像剤用トナーの製造方法、静電潜像現像剤、および画像形成方法 |
JP2003043733A (ja) * | 2001-08-02 | 2003-02-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トナー及び電子写真装置 |
JP2004126239A (ja) * | 2002-10-02 | 2004-04-22 | Canon Inc | トナー |
JP2004151196A (ja) * | 2002-10-29 | 2004-05-27 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 電子写真用トナーバインダー用樹脂組成物 |
JP2005010677A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7803508B2 (en) | 2006-03-17 | 2010-09-28 | Ricoh Company, Ltd. | Toner as well as developer and image forming method using the same |
JP2016062001A (ja) * | 2014-09-19 | 2016-04-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像現像剤、画像形成方法及び画像形成装置 |
US9612546B2 (en) | 2014-12-26 | 2017-04-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | External additive for toner, method of producing the same, and toner comprising the same |
US9740125B2 (en) | 2015-02-18 | 2017-08-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Toner for developing electrostatic charge image and method for preparing the same |
US10274854B2 (en) | 2015-02-18 | 2019-04-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Toner for developing electrostatic charge image and method for preparing the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7063927B2 (en) | Toner for electrostatic latent image development, electrostatic latent image developer, process for preparing toner for electrostatic latent image development, and image forming method | |
JP4796481B2 (ja) | キャリア及びその製造方法、並びに現像剤及び画像形成方法 | |
US7759040B2 (en) | Image forming method | |
JP5187091B2 (ja) | キャリア、現像剤及び画像形成方法 | |
JP4958582B2 (ja) | トナー及びその製造方法 | |
JP4607008B2 (ja) | キャリア、並びに現像剤、現像剤入り容器、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP4390664B2 (ja) | 画像形成用トナーの製造方法、トナー、現像剤及び画像形成方法 | |
JP2007079205A (ja) | 静電潜像現像用トナー、これを用いた現像剤および画像形成方法 | |
JP3601108B2 (ja) | 静電荷像現像用トナーおよび画像形成方法 | |
US5705306A (en) | Toner for forming electrophotographic image and developers using the same | |
JP3854361B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー及びこれを用いた画像形成方法 | |
JP2000284524A (ja) | 電子写真用トナー、該トナーを含有した現像剤およびこれらを用いたカラー画像形成方法とローラ定着装置 | |
JP4225203B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー、静電潜像現像用現像剤、及び、それを用いた画像形成方法 | |
JP4868994B2 (ja) | キャリア及び現像剤 | |
JP5360475B2 (ja) | 電子写真用キャリア、電子写真用二成分現像剤、及び画像形成方法 | |
JP5084487B2 (ja) | 電子写真用キャリア、電子写真用現像剤及び画像形成方法 | |
JP4648275B2 (ja) | キャリア及びその製造方法、並びに現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP2009198789A (ja) | 電子写真現像剤用キャリア、電子写真用二成分現像剤、および画像形成方法 | |
JP2008241735A (ja) | 静電潜像現像用キャリアの製造方法、該製造方法で製造されるキャリア、該キャリアを用いた現像剤及び該現像剤を用いた画像形成方法 | |
JP2001117265A (ja) | 電子写真用トナー及びその製造方法及び画像形成方法 | |
JP2004109634A (ja) | 静電荷像乾式トナー組成物、静電潜像現像用現像剤及び画像形成方法 | |
JP4246907B2 (ja) | 静電潜像のカラー現像方法及び現像装置並びに現像用トナー | |
JP4812822B2 (ja) | 静電潜像のカラー現像方法及び現像装置並びに現像用トナー | |
JP2008281783A (ja) | キャリア及びその製造方法、並びに現像剤及び画像形成方法 | |
JP4153272B2 (ja) | 電子写真用非磁性一成分トナーおよび現像方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080825 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100525 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100726 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100922 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110201 |