JP2007074610A - 撮像装置、レンズ装置および撮像システム - Google Patents

撮像装置、レンズ装置および撮像システム Download PDF

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    • H04N23/66Remote control of cameras or camera parts, e.g. by remote control devices

Abstract

【課題】 レンズ装置での連写対応動作タイミングと撮像装置での連写動作タイミングとを合致させるとともに、レンズ装置の性能に応じて撮像装置の連写動作をコントロールできるようにする。
【解決手段】 撮像装置116には、レンズ装置115が取り外し可能に装着される。撮像装置は、被写体を撮像して映像信号を生成する撮像手段103〜106と、該撮像手段を用いて複数の静止画像を連続的に生成する連写手段106と、該レンズ装置との通信を行う通信手段110と、該通信により受信したレンズ装置に関する情報に基づいて、連写手段を制御する制御手段108とを有する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、メカニカルシャッタを備えたレンズ装置の着脱が可能な撮像装置に関し、特に静止画連写機能を有するビデオカメラ等の撮像装置に関する。
動画を撮影するためのビデオカメラであって、特にインターレース型の撮像素子(CCD)を備えたものでは、メカニカルシャッタを用いることで、良好な静止画像も記録することができる(例えば、特許文献1,2参照)。
また、レンズ装置の着脱が可能なビデオカメラシステムにおいて、メカニカルシャッタをレンズ装置に搭載したものが提案されている。
さらに、このようなビデオカメラにおいては、撮影者が静止画記録スイッチを押し続けることにより、連続して複数の静止画像を撮影するいわゆる「連写機能」が搭載されるようになってきている。
特開2004−724383号公報(段落0019〜0020、図1) 特開2003−169248号公報(段落0021〜0024、図1)
しかしながら、レンズ装置にメカニカルシャッタが搭載され、撮像装置が連写機能を有する場合においては、レンズ側でのメカニカルシャッタの連写のための開閉動作タイミングと撮像装置側での連写タイミングとが合致している必要がある。すなわち、メカニカルシャッタにおける単位時間当たりでの開閉動作の繰り返し速度と、撮像装置側での単位時間当たりでの連写速度とが一致する必要がある。
具体的には、撮像装置の連写速度が秒間5枚である場合は、レンズ側のメカニカルシャッタの開閉動作も秒間5枚の連写に対応する速度で行われなければならない。
また、たとえ両者の連写動作タイミングが合致していても、レンズ側において、メカニカルシャッタの耐久性等を考慮して、秒間5枚未満の連写速度(最大許容連写速度)が推奨されている場合がある。この場合に、撮像装置からの指令によって秒間5画像以上の連写のためのメカニカルシャッタ動作が行われることは好ましくない。従来のビデオカメラでは、どのような交換レンズが装着されても、所定の連写速度(例えば、秒間5枚)で連写動作を行っていた。
なお、メカニカルシャッタの最大許容連写速度はレンズ装置によって様々である。そして、撮像装置においては、各レンズ装置のメカニカルシャッタの最大許容連写速度の範囲内で、できるだけ多くの連写画像数を得られることが望ましい。
本発明は、レンズ装置での連写対応動作タイミングと撮像装置での連写動作タイミングとを合致させるとともに、レンズ装置の性能に応じて撮像装置の連写動作をコントロールできるようにすることを目的の1つとしている。
本発明の一側面としての、レンズ装置が取り外し可能に装着される撮像装置は、被写体を撮像して映像信号を生成する撮像手段と、該撮像手段を用いて複数の静止画像を連続的に生成する連写手段と、該レンズ装置との通信を行う通信手段と、該通信により受信したレンズ装置に関する情報に基づいて、連写手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の他の側面としての、撮像装置に取り外し可能に装着されるレンズ装置は、撮像装置における連写動作の制御に用いられる情報を記憶した記憶手段と、撮像装置に対して該情報を送信する通信手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の他の側面としての、レンズ装置が取り外し可能に装着される撮像装置の制御方法は、被写体を撮像して映像信号を生成するステップと、複数の静止画像を連続的に生成する連写動作を行うステップと、レンズ装置との通信により受信した該レンズ装置に関する情報に基づいて、連写動作を制御するための設定を行うステップとを有することを特徴とする。
さらに、本発明の他の側面としての、撮像装置に取り外し可能に装着されるレンズ装置の制御方法は、撮像装置における連写動作の制御に用いられる情報を記憶手段から読み出すステップと、撮像装置に対して該情報を送信するステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、装着されたレンズ装置に関する情報に応じて、撮像装置側での静止画像の連写動作を適切に制御することができる。この結果、レンズ装置側での連写のための動作タイミングと撮像装置側での連写動作タイミングとを合致させることができるとともに、レンズ装置に過度の負荷をかけずに許容された連写速度の範囲内で任意の連写を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図6には、本発明の実施例である撮像システムの構成を示している。本実施例の撮像システムは、ビデオカメラ本体(以下、単にカメラ本体という)116と、該カメラ本体116に取り外し可能に装着される交換レンズ(レンズ装置)115とにより構成されている。
交換レンズ115において、101は結像レンズ、102は光量を調整するためのアイリス、112はアイリス102を制御する絞り制御回路である。113はアイリス102の絞り値を検出するための絞り値検出回路、114はカメラ本体側の撮像素子103への被写体光の入射を遮断して撮像素子103の露光を禁止するメカニカルシャッタである。
123はメカニカルシャッタ114を高速動作させるためのメカニカルシャッタ制御回路、111は交換レンズブロック115内の制御を行うレンズマイクロコンピュータである。
カメラ本体116において、103はCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子、104はCDS/AGC回路(二重相関サンプリング回路/自動利得制御回路)である。105はアナログの映像信号をデジタル信号に変換するためのA/Dコンバータ、106はカメラ信号処理回路である。撮像素子103〜カメラ信号処理回路106により、撮像手段が構成される。
107は映像信号や静止画像信号を記録するレコーダー部である。119はカメラ信号処理回路106にて所定の処理を施された映像信号を一時的に蓄えるためのメモリとしてのSDRAMである。
118はカメラ信号処理回路106にて生成された輝度情報の積分データを伝達するための信号経路、117はカメラ信号処理回路106で生成されたVD(垂直同期信号)を伝達するための信号経路である。
108はカメラ本体116の各種動作の制御を行うカメラマイクロコンピュータである。110はカメラ本体116と交換レンズ115との結合部であるマウントに設けられ、カメラマイクロコンピュータ109とレンズマイクロコンピュータ111との間で各種情報の通信を行うための通信ラインである。この通信ライン110を介して、カメラマイクロコンピュータ108からレンズマイクロコンピュータ111にクロック信号(CLK)121と指令信号(CS)127が送信される。クロック信号は、両マイクロコンピュータ108,111の動作を同期させるためのタイミング信号である。また、カメラマイクロコンピュータ108とレンズマイクロコンピュータ111との間で相互にデータ(DATA)122が通信される。また、マウント部を介して、カメラ本体側から交換レンズ側に電源120が供給される。
109は静止画像を記録するための静止画記録スイッチ、125は撮影者による静止画記録スイッチ109の操作に応じてカメラ信号処理回路106に静止画像を生成させる指令信号を伝達するための静止画記録指令信号経路である。124は生成された静止画像を不図示のカード型メモリ(半導体メモリ)に記録するためのカードI/Fである。126はカメラ本体116に交換レンズ115が装着されているか否かを検出するためのレンズ検出回路である。
カメラ本体116に交換レンズ115が装着されると、カメラ本体116から電源ライン120を介して交換レンズ115に電源が供給される。結像レンズ101によって形成された被写体像は、アイリス102によって光量が制限されて撮像素子103上に結像する。
撮像素子103からの光電変換出力としてのアナログ映像信号は、CDS/AGC回路104によってノイズ除去や利得制御が行われた後、A/Dコンバータ105でデジタル信号に変換されてカメラ信号処理回路106に送られる。
カメラ信号処理回路106は、デジタル映像信号を処理して規格化された映像信号を生成する。この映像信号は、デジタル信号のままレコーダー部107へ送られて不図示の記録媒体(磁気テープ、光ディスク等)に記録される。
カメラ信号処理回路106は、デジタル映像信号から輝度情報を抽出し、さらにこれを積分してAE用の検波信号を生成する。この検波信号は、AE用検波信号ライン118を介してカメラマイクロコンピュータ108に入力される。カメラマイコン108は、AE用検波信号をDATA122としてレンズマイクロコンピュータ111に送信する。
レンズマイコン111では、受信したAE用検波信号(つまりは、被写体からの光量)が一定レベルを維持するように絞り制御回路112に絞り制御信号を出力させる。アイリス102は絞り制御回路112からの絞り制御信号を受けて駆動される。
静止画像を撮影する場合は、撮影者は、カメラ本体116に設けられた静止画記録スイッチ109を操作する。該操作に応じて、カメラマイクロコンピュータ108は、カメラ信号処理回路106に対して静止画記録実行信号を出力する。該信号を受けたカメラ信号処理回路106は、デジタル映像信号から静止画像を生成し、SDRAM119に記憶する。SDRAM119に記憶された静止画像データは、カードI/F124を介してカード型メモリに記録される。
この際、撮影者が静止画記録スイッチ109を継続的に操作する(いわゆる長押し操作をする)と、複数の静止画像が所定の時間間隔で生成されて記録される連続撮影(連写)が行われる。カメラ信号処理回路106は、連写手段として機能する。
ここで、交換レンズ115に搭載されたメカニカルシャッタ114に対しては、1秒間の間に許容される開閉動作可能回数(以下、本実施例では、最大許容連写速度という)が予め決められている。この最大許容連写速度は、メカトロニクス部品としての性能や耐久性、メカニカルシャッタ制御回路123を通じて制御する場合の電気的特性等を考慮して、該紅顔レンズの設計段階又は製造工程において決定される。この最大許容連写速度を示す情報は、該交換レンズの製造時や調整時に、レンズマイクロコンピュータ111内に設けられたメモリ111aに書き込まれる。
図には、1つの交換レンズのみ示しているが、本実施例のカメラ本体116には、マウント形式が共通する複数の交換レンズを装着することが可能である。そして、交換レンズAと、該交換レンズAよりも高性能・高耐久仕様の交換レンズBがある場合に、交換レンズAでは最大許容連写速度として、例えば、秒間3枚の静止画像取得に対応する回数がメモリ11aに書き込まれる。また、交換レンズBでは、例えば、秒間5枚の静止画像取得に対応する回数がメモリ111aに書き込まれる。
通常の単独撮影(単写)において撮影者が静止画記録スイッチ109を操作すると、カメラマイクロコンピュータ108は、メカニカルシャッタ114を閉じるための指令信号(CS127)をレンズマイクロコンピュータ111に送信する。
レンズマイクロコンピュータ111は、受信した指令信号に応じてメカニカルシャッタ制御回路123を通じてメカニカルシャッタ114を閉じ動作させる。カメラ本体116では、レンズ側でのメカニカルシャッタ114の閉じ動作に同期して静止画像生成のための信号処理を行わなくてはならない。ここでいう信号処理とは、メカニカルシャッタ114が閉じた後の映像信号を用いて、記録すべき静止画像としての本画像(RAWデータ)を作成することを意味する。本画像を生成した後、該本画像を圧縮して、カード型メモリに記録可能なJPEGファイルを生成する。そして、カードI/F124を介して静止画像の記録を行う。
また、撮影者が静止画記録スイッチ109を操作し続けると、上述した静止画像の生成および記録動作が繰り返される。但し、各静止画像の生成タイミングは、後述する連写制御用のタイマーであるWAITタイマーによってコントロールされる。
次に、図1に示すフローチャートを用いて、交換レンズ115での初期動作について説明する。この動作は、レンズマイクロコンピュータ111の内部メモリに格納されたコンピュータプログラムに従って実行される。
まず、ステップ(図では「S」と略記する)101では、レンズマイクロコンピュータ111は、該交換レンズ115がカメラ本体116に装着中か否かを判断する。この判断は、電源120、CLK121、DATA122およびCS127が予め決められたプロトコルの通りにレンズマイコン111に入力されているか否かを判断することで行う。
カメラ本体116に装着されていないと判断した場合は、本フローを終了する。カメラ本体116に装着されていると判断した場合は、ステップ102に進み、初期通信が終了したか否かを判断する。ここでいう初期通信とは、カメラ本体116と交換レンズ115との間で予め決められたプロトコルを用いて、両者の特徴となるデータを相互にやり取りするための通信である。
初期通信が終了したと判断した場合はステップ104に進む。初期通信が終了していないと判断した場合は、ステップ103に進む。ステップ103では、メカニカルシャッタ114の連写性能に関する情報である最大許容連写速度の情報(以下、連写性能データという)をメモリ111aから読み出す。
個々の交換レンズに搭載されているメカニカルシャッタ114やメカニカルシャッタ制御回路123の性能や特性が異なるため、この最大許容連写速度の情報は、その性能・特性に対応した最大許容連写速度をカメラマイクロコンピュータ108に知らせるためのデータである。
次に、ステップ104では、該最大許容連写速度の情報と、該交換レンズ115の特徴を表す各種ステータス情報とを、DATA122としてカメラマイクロコンピュータ108に送信する。
次に、図2に示すフローチャートを用いて、カメラ本体116での初期動作について説明する。この動作は、カメラマイクロコンピュータ108の内部メモリに格納されたコンピュータプログラムに従って実行される。これ以降に説明する動作についても同様である。
まず、ステップ201では、カメラマイクロコンピュータ108は、カメラ本体116に交換レンズ115が装着中か否かを判断する。この判断は、カメラ本体116に交換レンズ115が装着されたことをメカ的に検出して電気信号を出力するレンズ検出回路126を通じて行う。交換レンズ115が装着されていないと判断した場合は、本フローを終了する。交換レンズ115が装着されていると判断した場合は、ステップ202に進む。
ステップ202では、初期通信が終了したか否か判断する。ここにいう初期通信とは、前述した通りである。初期通信が終了したと判断した場合は、ステップ204に進む。初期通信が終了していないと判断した場合は、ステップ203に進む。
ステップ203では、交換レンズ115から送信されてきた連写性能データを受信する。そして、ステップ204では、該連写性能データに基づいて、カメラ本体116で行う静止画像の連写動作に対する制御パラメータを設定する。具体的には、レンズ側のメカニカルシャッタ114の最大許容連写速度に対応した(最適な)、カメラ本体側での連写速度(秒間X枚)や、連写時の静止画像生成の時間間隔を決めるWAITタイマーや、映像信号から連写静止画像を生成するための処理内容等、連写動作に関する各種制御パラメータを設定する。設定された制御パラメータは、カメラマイクロコンピュータ108の内部メモリに記憶される。
次に、図3のフローチャートを用いて、カメラ本体116における静止画像の撮影(生成および記録)動作について説明する。ステップ301において、カメラマイクロコンピュータ108は、静止画記録スイッチ(図ではフォトSWと記す)109がONされているか否かを判断する。静止画記録スイッチ109がONされていないと判断した場合再度ステップ301の判断を繰り返す。静止画記録スイッチ109がONされていると判断した場合は、ステップ302に進む。
ステップ302では、メカニカルシャッタ114のCLOSE処理を行う。具体的には、メカニカルシャッタ114を閉じ動作させるための指令信号をCS127としてレンズマイクロコンピュータ111に送信する。レンズマイクロコンピュータ111は、受信した指令信号に応じてメカニカルシャッタ制御回路123を通じてメカニカルシャッタ114を閉じ動作させる。
また、カメラマイクロコンピュータ111は、メカニカルシャッタ114の閉じ動作タイミングに同期して本画像(静止画像)の生成処理を行う。具体的には、1画面を1フレームとした場合、その1フレームを構成する走査線のEVEN(偶数番目)の電荷とODD(奇数番目)の電荷を撮像素子103からそれぞれ交互に読み出して、1画面の画像信号を形成する。読み出された画像信号は、CDS/AGC回路104でゲイン調整され、A/Dコンバータ105でアナログ信号からデジタル信号に変換される。そして、カメラ信号処理回路106で各種処理を行い、本画像が生成される。生成された本画像のデータは、SDRAM119に格納される。
カメラ信号処理回路106で本画像を生成するためのタイミングは、カメラマイクロコンピュータ108からカメラ信号処理回路106へ静止画記録実行信号を入力するタイミングによって決定される。
次に、ステップ304では、本画像データをカード型メモリに記録可能とするために、JPEGファイルを作成する。
次に、ステップ305では、連写に備えて、WAITタイマーの設定を行う。このWAITタイマーは、先に説明したステップ203で交換レンズ115から受信した連写性能データに基づき、ステップ204で設定された連写制御パラメータに含まれる。WAITタイマーを、メカニカルシャッタ114の最大許容連写速度以下の連写速度で連写動作が行われるように設定することで、メカニカルシャッタ114に過度の負荷が掛かることを回避し、交換レンズ115の耐久性に支障が生じないようにすることができる。なお、WAITタイマーの具体的な設定動作については後述する。
次に、ステップ306では、再度、静止画記録スイッチ109がONされているか否かを判断する。静止画記録スイッチ109がONされていないと判断した場合(単写の場合)は、ステップ301に戻る。静止画記録スイッチ109がONされていると判断した場合、すなわち静止画記録スイッチ109が長押しされていると判断した場合は、ステップ307に進む。
ステップ307では、タイマーのカウントをスタートさせる。次に、ステップ308では、タイマーのカウント値が先に設定されたWAITタイマーの値に達したか(タイマーカウントが終了したか)否かを判断する。タイマーカウントが終了していない場合は、再度ステップ308を繰り返す。タイマーカウントが終了した場合は、ステップ309に進み、カウンタ値をクリアしてステップ301に戻る。そして、ステップ301でも静止画記録スイッチ109がONされていると判断した場合は、ステップ302〜304が実行されて連写2枚目の静止画像が取得される。これ以降、上記の処理が繰り返されることにより、連写が続行される。
次に、図4のフローチャートを用いて、図2のステップ204で行われるWAITタイマーの設定動作について説明する。ここでは、カメラ本体側での連写動作が、秒間5枚の連写速度を最大として行われる場合について説明する。
ステップ401では、カメラマイクロコンピュータ108は、交換レンズ115から送信された連写性能データに示された最大連写許容速度が秒間5枚か否かを判断する。秒間5枚の場合は、ステップ402に進み、WAITタイマーとしてタイマー1を設定する。タイマー1は、1秒間の間に5回の本画像生成処理およびJPEGファイル生成処理を繰り返す場合に、各回の処理を均一な時間間隔で開始するための待ち時間である。
ステップ401において、最大連写許容速度が秒間5枚でない場合は、ステップ403に進み、秒間4枚であるか否かを判断する。秒間4枚の場合は、ステップ404に進み、WAITタイマーとしてタイマー2を設定する。タイマー2は、1秒間の間に4回の本画像生成処理およびJPEGファイル生成処理を繰り返す場合に、各回の処理を均一な時間間隔で開始するための待ち時間であり、上記タイマー1よりも長い時間である。
ステップ403において、最大連写許容速度が秒間4枚でない場合は、ステップ405に進み、秒間3枚であるか否かを判断する。秒間3枚の場合は、ステップ406に進み、WAITタイマーとしてタイマー3を設定する。タイマー3は、1秒間の間に3回の本画像生成処理およびJPEGファイル生成処理を繰り返す場合に、各回の処理を均一な時間間隔で開始するための待ち時間であり、上記タイマー2よりも長い時間である。
ステップ405において、最大連写許容速度が秒間3枚でない場合は、ステップ407に進み、秒間2枚であるか否かを判断する。秒間2枚の場合は、ステップ408に進み、WAITタイマーとしてタイマー4を設定する。タイマー4は、1秒間の間に2回の本画像生成処理およびJPEGファイル生成処理を繰り返す場合に、各回の処理を均一な時間間隔で開始するための待ち時間であり、上記タイマー3よりも長い時間である。
ステップ407において、最大連写許容速度が秒間2枚でない場合は、そのまま本フローを終了する。
図5Aには、前述したように最大連写許容速度が秒間3枚である交換レンズAが装着された場合に設定されるWAITタイマー(タイマー3)と連写動作の処理タイミングとの関係を示している。また、図5Bには、最大連写許容速度が秒間5枚である交換レンズBが装着された場合に設定されるWAITタイマー(タイマー1)と連写動作の処理タイミングとの関係を示している。
1枚の静止画像を生成するための処理に要する時間は、本画像生成処理とJPEGファイルの生成処理の時間であり、常に一定である。そこで、1秒間の間での処理回数が多い(連写速度が速い)ほどWAITタイマーを短くし、逆に処理回数が少ないほどWAITタイマーを長くする。具体的には、本画像生成処理に要する時間をT1とし、JPEGファイルを生成するのに要する時間をT2とするとき、WAITタイマーの設定時間は、
1(sec)÷連写速度(秒間X枚)−T1−T2
となる。これにより、連写速度に応じて静止画像生成の時間間隔を変えることができる。
そして、交換レンズ115に搭載されたメカニカルシャッタ114の性能に応じてWAITタイマーの値を設定することにより、該メカニカルシャッタ114に過度の負荷をかけることなく、かつそのメカニカルシャッタ114(つまりは、装着された交換レンズ)で許容される最大の連写速度での連写を行うことができる。
以上説明したように、本実施例では、交換レンズ115に搭載されたメカニカルシャッタ114の連写性能データをカメラ本体116に送信し、カメラ本体116において該連写性能データに基づいて連写動作の時間間隔(WAITタイマー)を最適に設定する。このため、メカニカルシャッタの動作タイミングとカメラ本体側での連写動作タイミングとを合致させることができ、生成される連写静止画像が異常になることを回避できる。しかも、レンズ側に搭載されたメカニカルシャッタの連写性能を十分に引き出して、該メカニカルシャッタに許容される最大の連写速度で連写を行うことができる。
なお、上記実施例では、交換レンズから、メカニカルシャッタによる所定時間あたりの連写可能画像数を示す最大許容連写速度の情報をカメラ本体に送信する場合について説明したが、本発明においてレンズ装置から撮像装置に送信される情報はこれに限られない。
例えば、連写時の各静止画像生成に先だってレンズ装置にてフォーカス制御やアイリス制御を行う場合には、レンズ装置でのそれら制御処理に要する時間によって撮像装置側での連写速度が制限される。この場合に、該制御処理に要する時間を示す情報をレンズ装置から撮像装置に送信し、撮像装置において該情報に基づいて連写速度(WAITタイマー)を設定するようにしてもよい。
本発明の実施例である交換レンズでの動作を示すフローチャート。 本発明の実施例であるビデオカメラでの動作を示すフローチャート。 実施例のビデオカメラでの動作を示すフローチャート。 実施例のビデオカメラでの動作を示すフローチャート。 実施例におけるWAITタイマーと連写動作の処理タイミングとの関係を示すタイミングチャート。 実施例におけるWAITタイマーと連写動作の処理タイミングとの関係を示すタイミングチャート。 実施例の撮像システムの構成を示すブロック図。
符号の説明
101 レンズ
102 アイリス
103 撮像素子
106 カメラ信号処理回路
108 カメラマイクロコンピュータ
109 静止画記録スイッチ
111 レンズマイクロコンピュータ
114 メカニカルシャッタ
115 交換レンズ
116 カメラ本体

Claims (10)

  1. レンズ装置が取り外し可能に装着される撮像装置であって、
    被写体を撮像して映像信号を生成する撮像手段と、
    前記撮像手段を用いて複数の静止画像を連続的に生成する連写手段と、
    前記レンズ装置との通信を行う通信手段と、
    該通信により受信した前記レンズ装置に関する情報に基づいて、前記連写手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記情報は、前記レンズ装置に搭載されたメカニカルシャッタに関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記情報は、前記メカニカルシャッタによる所定時間あたりの連写可能画像数を示す情報であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記情報に基づいて、前記静止画像を生成する時間間隔を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 撮像装置に取り外し可能に装着されるレンズ装置であって、
    前記撮像装置における連写動作の制御に用いられる情報を記憶した記憶手段と、
    前記撮像装置に対して前記情報を送信する通信手段とを有することを特徴とするレンズ装置。
  6. 前記情報は、該レンズ装置に搭載されたメカニカルシャッタに関する情報であることを特徴とする請求項5に記載のレンズ装置。
  7. 前記情報は、前記メカニカルシャッタによる所定時間あたりの連写可能画像数を示す情報であることを特徴とする請求項6に記載のレンズ装置。
  8. 請求項1から4のいずれか1つに記載の撮像装置と、請求項5から7のいずれか1つに記載のレンズ装置とを有することを特徴とする撮像システム。
  9. レンズ装置が取り外し可能に装着される撮像装置の制御方法であって、
    被写体を撮像して映像信号を生成するステップと、
    複数の静止画像を連続的に生成する連写動作を行うステップと、
    前記レンズ装置との通信により受信した該レンズ装置に関する情報に基づいて、前記連写動作を制御するための設定を行うステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  10. 撮像装置に取り外し可能に装着されるレンズ装置の制御方法であって、
    前記撮像装置における連写動作の制御に用いられる情報を記憶手段から読み出すステップと、
    前記撮像装置に対して前記情報を送信するステップとを有することを特徴とするレンズ装置の制御方法。
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