JP2007074296A - クレードル装置及びその制御方法、ビューワ装置及びその制御方法、並びに制御プログラム - Google Patents

クレードル装置及びその制御方法、ビューワ装置及びその制御方法、並びに制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】カメラのセルフタイマを遠隔から制御するに際し、リモコンなどの遠隔操作装置がない場合にも、セルフタイマによる自動撮影を容易に行うことができるクレードル装置を提供する。
【解決手段】
デジタルカメラ100を固定するクレードル装置200を設け、これにデジタルカメラ100のCPUよりも高い処理能力のあるCPU205を搭載する。そして、カメラ100からのファインダ画像を取得し、CPU205によりその画像処理を行い、その画像処理結果を用いてデジタルカメラのタイマ開始及び終了を制御する。即ち、クレードル装置200に接続されたカメラ100に向けて手を振るなどの動きを入力することにより、リモコンなしでセルフタイマ撮影を行うことができる。また、LED部211を用いて動き検知結果やタイマ残り時間を視覚的に表示し、現在の状態を容易に確認することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、セルフタイマによる自動撮影機能を有するカメラを制御するクレードル装置及びその制御方法、前記クレードル装置にネットワーク経由で接続したビューワ装置及びその制御方法、並びにこれら制御方法を実現するための制御プログラムに関する。
デジタルカメラをコンピュータに接続してリモート撮影したり、撮影した画像をコンピュータに転送して管理したりすることが一般に行われている。
一方、近年、画像処理を用いて手や腕の位置及び関節角度の推定を行う、いわゆるジェスチャー認識が広く研究されている。また、簡単な画像処理による動き検出や動作推定をゲームに応用する技術としては、例えば特許文献1に開示されている。
通常、デジタルカメラにおいては、セルフタイマを用いた撮影機能が搭載され、タイマの開始タイミングを遠隔から制御するためには、赤外線リモコンなどを使用するのが一般的である。しかし、リモコンを手元に用意する必要がある上、リモコンを紛失する危険も高い。そこで、前述したジェスチャー認識等の画像認識、或いは音声認識による操作は、上記したリモコンの欠点を克服するものとして注目されている。
特開平11−53563号公報
しかしながら、画像認識や音声認識の認識処理を行うためにはコンピュータの高い処理能力が必要であり、デジタルカメラ内蔵の組み込みコンピュータ単体でこれを行うことは困難であった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、カメラのセルフタイマを遠隔から制御するに際し、リモコンなどの遠隔操作装置がない場合にも、セルフタイマによる自動撮影を容易に行うことができるクレードル装置及びその制御方法、ビューワ装置及びその制御方法、並びに制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、セルフタイマによる自動撮影機能を有するカメラを固定する固定手段と、前記カメラに対して電源を供給する電源供給手段と、前記カメラとの通信を行う通信手段と、前記カメラを制御する制御手段とを有するクレードル装置において、前記カメラから送信された画像の動きの有無を検知する検知手段と、前記検知手段により前記画像の動きを検知したときに前記セルフタイマの起動を開始するタイマ開始手段と、前記検知手段の動き検知中における前記画像の最大動き量に応じて、前記セルフタイマのタイマ時間を決定するタイマ時間決定手段を備えたことを特徴とする。
また、その上記目的を達成する構成は以下に示す説明より明らかである。
本発明によれば、カメラのセルフタイマを遠隔から制御するに際し、リモコンなどの遠隔操作装置がない場合にも、セルフタイマによる自動撮影をユーザの単純な動き等で容易に行うことが可能になる。
本発明のクレードル装置及びその制御方法、ビューワ装置及びその制御方法、並びに制御プログラムの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施の形態]
<システム構成>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るクレードル装置を含むシステムの構成を示す模式図である。
このシステムは、カメラ100、クレードル装置200、及びビューワ300,310から構成され、クレードル装置200とビューワ300、310はネットワーク500を通じて互いに通信可能である。カメラ100は、例えばUSB(Universal Serial Bus)を通じて、外部からの制御可能である。即ち、クレードル装置200からカメラ100に対して、ズーム、焦点、露出及びシャッタースピードなどのカメラパラメータの変更や、レリーズ動作、画像の取り出しや削除などのカメラ100の制御を行うための制御命令を発することができる。
クレードル装置200は、パン・チルト雲台240と本体250から成り、本体250上には操作ボタン213が配置される。パン・チルト雲台240上にはカメラ100を装着することが可能であり、カメラ100の装着検知と固定を行うために、不図示のロック機構がある。カメラ100の装着が完了すると、カメラ100には、雲台240に付属のコネクタを通じてクレードル装置200から電力が供給される。また制御信号もコネクタを通じて送受信される。
また、ビューワ300、310の形態は、コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話などを想定している。1つのクレードル装置に対して複数のビューワを同時に接続することも可能である。
<カメラとクレードル装置のハードウェアの構成>
次に、本実施の形態に係るカメラ100とクレードル装置200のハードウェア構成について、図2を参照して説明する。
図2は、カメラ100とクレードル装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。
カメラ100は、光学系101、撮像系102、ストロボ103、撮像制御部104、画像処理部110、外部記憶制御部108、メモリカードなどの外部記憶部109、ディスプレイ制御部112、ディスプレイ111を有する。さらに、カメラ100は、スイッチ制御部114、スイッチ113、マイク115、スピーカー116、音声制御部117、外部インターフェース(I/F)部118、電源制御部119、CPU105、ROM106、及びRAM107を有する。
光学系101はレンズと駆動モータから成る。撮像系102は撮像素子と制御回路から成り、ストロボ103なども含めて撮像制御部104により制御される。撮影された画像は、画像圧縮部110で所定のサイズのJPEG(Joint Photographic Experts Group)やMotionJPEG、MPEG4(Moving Picture Eexperts Group 4)などの形式で圧縮され、RAM107や外部記憶部109に記憶される。
撮影の際にはモニタ111上に表示された画像とGUI(Graphical User Interface)を見ながら、スイッチ113を用いて各種パラメータ設定や撮影モードを設定し、レリーズボタンを押下することにより撮影を行う。画像は不図示の光学ファインダを用いて確認することも可能である。また動画像を撮影する場合は、マイク115を通じて音声を録音する。外部記憶部109は、例えばSDカードやCF(Compact Flash)カードなどのメモリカードを使用し、撮影した画像の保存を行う。
外部I/F部118は、外部機器と通信を行うものであり、レリーズを初めとする撮影に伴う各種操作、ファインダ画像及び撮影画像の読み出し、メモリカードの初期化などの操作をクレードル装置から行うことができる。インターフェースとしては、例えばUSBを用いる。電源制御部119はクレードル装置から供給された電力を受けるとともに、電源の自動ON/OFFを外部から行うことが可能である。
CPU105は、以上の部分の制御全般を担当し、ROM106はカメラ100の制御プログラムや設定値等を格納し、RAM107はCPU105のワークエリアとして使用する。なお、カメラ100は、固体を識別するためのIDが含まれているものとする。
クレードル装置200は、パン・チルト雲台201、雲台制御部202、外部記憶制御部209、外部記憶部208、LED部211、LED制御部212、通信I/F部230、外部I/F部218、電源制御部219、CPU205、ROM205、及びRAM206から成る。
CPU205は、画像処理等を行うほか、クレードル装置200全体の制御を行う。ROM205は、CPU205で実行される制御プログラムを格納する。RAM206は、CPU205のワークエリアとして機能する。LED部211は、動き検知及びセルフタイマの状態を表示するためにあり、LED制御部212によって点灯状態が制御される。
パン・チルト雲台201はカメラ100を装着し、パンモータ及びチルトモータによりカメラ100の姿勢を変更する。外部I/F部218はカメラ100と通信を行うものであり、ビューワ300、310からのカメラ制御要求をカメラ100へ伝達したり、カメラ100から画像を受け取ったりする。クレードル装置200は、カメラ100に比べて本体サイズが大きいため、外部記憶部208には大容量の小型HDDなどが使用可能であり、受信した画像を大量に保存できる。
電源制御部219はカメラ100へ電源を供給すると同時に、電源のON/OFFを制御するものである。通信I/F部230はネットワーク500との通信を行うものであり、ビューワ300と通信を行う。ビューワ300、310としては、コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話などを想定している。ビューワ300、310からはクレードル装置200やカメラ100に対する要求が発せられるので、クレードル装置200ではこれを解析し、必要に応じてからカメラ100に命令を伝達する。
ネットワーク500には複数のクレードル装置200及びビューワ300、310が接続可能である。ネットワーク500に関して、本実施の形態ではTCP/IPを想定するが、クレードル装置200やカメラ100の制御信号、及び圧縮した映像信号の伝達に十分な容量があればよく、特定のプロトコルに依存するものではない。また物理的な接続形態も有線、無線など複数の方式があるがこれに依存するものではない。
<ソフトウェア構成>
次に、カメラ100、クレードル装置200及びビューワ300のソフトウェア構成について、図3を参照して説明する。
図3は、カメラ100、クレードル装置200及びビューワ300のソフトウェア構成を示すブロック図である。
カメラ100には、ドライバ100a、OS(Operating System)100b、及びアプリケーションソフト(以下、単にアプリと記す)100cが動作する。ドライバ100aはカメラ100内の光学系やモニタ、メモリカード、シリアルバスなどの各デバイス向けに存在する。アプリ100cには、静止画撮影、動画撮影、再生及びUSB接続などがあり、別のプロセスとして動作する。クレードル装置200と接続する場合には、USB接続アプリが動作する。
クレードル装置200は、ドライバ200a及びマルチプロセスOS200bが動作し、さらにアプリ200cとしてカメラ・雲台制御プロセスのほかに、HTTPサーバ、FTPサーバ、LOGデーモンなどのプロセスが同時に動作する。またビューワ300からの要求に対して画像を送信したり、カメラ制御を仲介したりするサーバプロセスも動作する。
ビューワ300、310では、ドライバ300a及びOS300bが動作し、さらに複数のアプリ300cが動作する。これらはそれぞれ別プロセスとして動作するが、動画像受信やイベント受信などの各アプリ共通のプロセスは常に動作する。ビューワ300、310は、汎用の情報処理端末によって構成される。
ここでクレードル装置200とビューワ300との間の通信プロトコルはTCPやHTTP上に実装される。TCPやHTTPを用いてカメラを制御する方式は例えばネットワークカメラ製品などで採用されている。
<第1の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影の概要>
本実施の形態では、クレードル装置200は、デジタルカメラ100からのファインダ画像を受け取り、この画像を用いてクレードル装置200内のソフトウェアにより動き検知タイマ撮影を行う。ここで、ファインダ画像とは、デジタルカメラ100によって現在撮像されているリアルタイム画像を示す。即ち、クレードル装置200は、クレードル装置200に接続されたカメラ100に向けて手を振るなどのユーザの動きを検知し、この動きを検知したときに、セルフタイマ撮影を始動する。これによって、リモコンを使用することなく簡単な動作によりカメラのセルフタイマ撮影制御を行う。
次に、本実施の形態における動き検知タイマ撮影の概要について、図4を参照して説明する。
図4は、第1の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影時の状態遷移図である。
同図に示すように、遷移するモードは、定常モード410、タイマ停止モード420、タイマ動作モード420、及び撮影モード440の4つのモードを有する。定常モード410では、ユーザからの動き検知タイマ撮影の指示を待つ。ユーザによってクレードル装置200上のボタン213の押下がなされ、ビューワ300,310からの要求があると、タイマ停止モード420へ移行する。このタイマ停止モード420では動き検知処理を開始する。
動き検知の方法としては動き積算量による方法がある。この方法は、過去nフレームに亘って隣接フレーム間差分の結果を積算する。そして積算量が一定値以上となった場合に、「動き有り」とする方法である。なお、差分領域は画像全体を対象に行う方法や中央部分を対象に行う方法がある。また、差分演算の対象は、画素の明度やブロックの中間明度、或いはJPEGのDCT係数などがあるが、本実施の形態ではこれら特定の差分方法に依存するものではない。
この他の動き検知方法としては、各フレームにおいてフレーム間差分を行い、その差分量が予め定めた値を超えた場合にそのフレームは「動き有り」とし、「動き有り」のフレームが一定時間以上連続した場合に動き検知状態とする手法がある。この一定時間を動き継続時間と呼ぶ。この手法のうち差分量にJPEGのDCT係数を用いた方法は特開2003−219424号公報に開示されている。
タイマ停止モード420において、手を振るなどの「動き」を検知すると(図4のT1)、セルフタイマを開始してタイマ動作モード430へ移行する。そして、タイマ時間経過後に(T2)撮影モード440へ移行して撮影を行い、撮影終了後(T3)は、再び定常モード410へ戻る。
<動き検知及びタイマの状態の表示制御>
次に、動き検知及びタイマの状態を表示するLED部211の制御方法を図5を用いて説明する。
図5は、クレードル装置200に設置されたLED部211の制御方法を示す模式図であり、クレードル装置で動き検知タイマ撮影を行う際のLED部211の発光方法を示している。
定常モード410ではLED部211を消灯する。タイマ停止モード420では点灯し、動き積算量に応じて色や明るさが変化する。例えば最初は寒色系の色であったのが、動き積算量が多くなるほど暖色系の色に変化する。或いは明度がより大きく、即ち明るくなる。
次にタイマ動作モード430ではLED部211は点滅する。点滅間隔は複数段階を設定し、残り時間が少なくなるほど間隔を短くする。これはカメラ単体でセルフタイマ撮影を行う場合の点滅パターンと同じである。
以上のようなLED制御により、あとどの位の動きでタイマが開始されるのかについての情報や、タイマの残り時間などを視覚的に示すことができる。
<第1の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影の処理手順>
次に、本実施の形態におけるクレードル装置200のソフトウェアの動作手順について、図6を参照して説明する。
図6(a),(b)は、クレードル装置200において動き検知タイマ撮影を行う場合のクレードル装置内ソフトウエアの処理手順を示すフローチャートであり、図6(a)は動き検知コールバック関数処理のフローチャート、図6(b)はタイマコールバック関数処理のフローチャートを示している。
なお、クレードル装置200で動作するアプリケーションの処理手順うち、動き検知、タイマ制御、及びLED制御に関連する部分のみを説明する。これは、画像を取得した場合に呼び出される動き検知コールバック関数処理と、タイマ動作時に呼び出されるタイマコールバック関数処理の二つがある。
図6(a)において、動き検知コールバック関数処理は、画像を1枚取得した場合に呼び出される。まずステップS601では、タイマ停止モード420であるかどうかを確認する。タイマ停止モード420でなければ、処理を終了する。
タイマ停止モード420であればステップS602へ進んで、動き積算量が閾値以上かどうかを判別する。動き積算量は既に説明した手法によって別プロセスで求められている。積算量が閾値より小さければ、ステップS606に進んでLED部211の色を変更する。積算量が閾値よりも大きければステップS603で動き積算量をクリアする。そしてステップS604においてセルフタイマを起動し、続くステップS605では、タイマ動作モード430へ移行する。さらにステップS606に進んでLED部211の点滅を開始する。
一方、図6(b)において、タイマコールバック関数処理は、タイマ動作中に一定時間、例えば1秒おきに呼び出される。これは、残り時間に応じてLED部211の点灯パターンを変更するなどの制御を行うためである。タイマコールバック関数処理の開始後、ステップS611では、タイマの残り秒数を確認する。残り秒数が一定値Rより小さくなく、残り秒数に余裕があればステップS612へ進んで、LED部211を低速点滅する。もし残り秒数に余裕がなければステップS613へ進んで、残り時間が“0”以下かどうかを確認する。
もし“0”より大きければ、ステップS614で高速点滅状態にする。“0”以下であればステップS615へ進んで、LED部211を一旦点灯する。次に、ステップS616で静止画撮影要求を出し、ステップS617でLED部211を消灯して、ステップS618で定常モード410へ移行する。
<第1の実施の形態の利点>
本実施の形態によれば、デジタルカメラ100を固定するクレードル装置200を設け、これにデジタルカメラ100のCPU105よりも高い処理能力のあるCPU205を搭載する。そして、カメラ100からのファインダ画像を取得し、CPU205によりその画像処理を行い、その画像処理結果を用いてデジタルカメラのタイマ開始及び終了を制御する。即ち、クレードル装置200に接続されたカメラ100に向けて手を振るなどの動きを入力することにより、リモコンなしでセルフタイマ撮影を行うことができる。またLED部211を用いて動き検知結果やタイマ残り時間を視覚的に表示し、現在の状態を容易に確認することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、ビューワ300又は310側で動き検知タイマ撮影を行い、クレードル装置200に対しては撮影要求のみを行う方式について説明する。また、ビューワ300又は310は画面上に動き検知やタイマの状態を表示する。この場合、クレードル装置200に設置されたカメラ100とビューワ300又は310が共にユーザの方を向く設定が基本となる。
<第2の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影の概要>
図7は、第2の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影時の状態遷移図であり、本実施の形態の動き検知タイマ撮影は、ビューワ300又は310内のアプリケーションによって実行される。
前述した第1の実施の形態と状態は同一であるが、遷移処理が次のように異なる。即ち、1つはタイマ動作モード430において動きを検知した場合にはタイマ停止モード420へ戻ることであり(図7のT4)、もう1つはタイマ停止モード420からタイマ動作モード430への移行時に動き検知量を一旦クリアすることである。
なお、本実施の形態における動き検知処理は、第1の実施の形態で述べたフレーム間差分から得た動き積算量を用いることにする。
<第2の実施の形態におけるビューワの画面例>
図8(a)〜(d)は、第2の実施の形態におけるビューワ300又は310のGUIによる画面例を示す模式図である。
図8(a)は、静止画撮影アプリケーションによって実行されるファインダ画面を示し、ファインダ画面内の画像800として動画が表示されている。今、ユーザからの指示により動き検知タイマ撮影機能が開始され、定常モード410からタイマ停止モード420へと移行したところである。この時、画面上には動き積算量表示部810が表示される。
図8(b)〜(d)は、状態遷移と動き積算量表示部810の変化の関係を示している。図8(b)では、タイマ停止モード420であり、ここで表示部810にはインジケータ811が表示され、動き積算量の変化に応じて高さが変化する。ユーザがカメラ100の前で手を振るなどして動きを生じさせると動き積算量が所定の値に達し、インジケータ811が頂点まで達する。この時、タイマ動作モード430へ移行し、インジケータ811の値はクリアされ、図8(c)に示すように、表示部810上部にタイマアイコン821と撮影までの残り時間822が表示される。
タイマ動作モード430においても、タイマ停止モード420と同様に動き検知処理は動作し続け、図8(d)に示すような状態になる。インジケータ813の色や柄はモードに合わせて変更する。この時に再度大きな動きを発生させインジケータが頂点の状態に達すると、タイマ停止モード420に戻る(図7のT4参照)。このとき、セルフタイマは停止し、タイマアイコン821や残り時間表示822は消去し、インジケータの色や柄も図8(b)の状態に戻る。
タイマ動作モード430中に動きを検知することがなければ、タイマ時間経過後(図7のT2)に撮影モード440へ移行して静止画撮影を行う。この場合、ビューワ300又は310からクレードル装置200に対して静止画撮影要求を発する。これを受けたクレードル装置200はカメラ100に対して静止画撮影命令を送信する。
<第2の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影の処理手順>
次に、本実施の形態における動き検知タイマ撮影の処理手順について、図9及び図10を参照して説明する。
図9及び図10は、第2の実施の形態における動き検知タイマ撮影の具体的な処理手順を示すフローチャートであり、図9はそのメインプロセスを示し、図10は画像処理プロセス(サブプロセス)を示している。この処理手順は、ビューワ300又は310内のアプリケーションによって実行され、本発明に関係する動き検知処理とタイマ処理の部分についてのみ説明する。具体的には、メインプロセスは、画像取得やタイマイベントの処理が行われ、サブプロセスである画像処理プロセスは、画像の要求や取得、動き検知処理が行われる。
メインプロセス及び画像処理プロセスの開始時は、ユーザから動き検知タイマ撮影の指示が発行されて、定常モード410からタイマ停止モード420への移行がなされた状態にある。
初めに画像処理プロセスでは、まずステップS940で画像を取得し、次のステップS941で動き検知用の画像処理を行う。この処理は第1の実施の形態で既に説明したフレーム間差分処理である。さらにステップS942に進んで動き積算量を求める。そして、ステップS943では、メインプロセス向けに画像取得イベントを発行して、ステップS940に戻って、次の画像をクレードル装置200経由でカメラ100から取得する。
次に、メインプロセスについて説明する。
メインプロセスでは、ステップS904でイベントの発生を検知すると、続くステップS905においてそのイベントが画像取得イベントであるかどうかを判別する。画像取得イベントである場合には、ステップS906で動き積算量が閾値以上であるかどうかを判別する。動き積算量が閾値未満である場合にはステップS911へ進んで、インジケータの表示を更新して次のイベントを待つ。
前記ステップS906で動き積算量が閾値以上の場合には、動きを検知したことになるので、ステップS907に進んで、タイマ停止モード420であるかどうか判別する。タイマ停止モード420である場合には、ステップS908へ進んで撮影タイマを起動し、ステップS909でタイマ動作モード430へ移行する。そしてステップS910で動き積算量をクリアし、ステップS911でインジケータ表示も変更する。その後、ステップS904へ戻って次のイベントを待つ。
また、前記ステップS907においてタイマ停止モード420でない場合は、タイマ動作モード430において動きを検知した場合に相当するため、ステップS912へ進んでタイマ停止モード420へ移行する。その後ステップS910以下の処理を行う。
一方、前記ステップS905で画像取得イベントでないと判別された場合には、ステップS920に進んでタイマイベントであるかどうかを判別する。このイベントはセルフタイマが動作しているときに一定間隔ごとに発せられるものである。タイマイベントである場合は、ステップS921へ進んでタイマ時間が経過したかどうかを判別する。タイマ時間が経過していない場合にはステップS925へ進んでタイマアイコンや残り時間表示のGUIを更新する。
タイマ時間が経過した場合には、ステップS922へ進んでクレードル装置200に対して静止画撮影要求を発する。静止画の撮影を終了すると次のステップS923で動き積算量をクリアし、さらにステップS924でタイマ停止モード420へと移行する。そして、ステップS925でタイマGUIの更新を行う。ステップS924からステップS925に進んだ場合は、タイマアイコン及び残り時間表示を消去し、ステップS904へ戻って次のイベントを待つ。
ステップS923に関して、静止画の撮影及び取得には時間がかかるため、図9及び図10では、取得が終了するまで待つ仕様としているが、ステップS922〜ステップS925を別スレッドに分けた実装を行い、次のイベント処理に進む方法もある。最後に、ステップS920でタイマイベントでない場合にはステップS930へ進んで、その他のイベント処理を行ってステップS904へと戻る。なお、以上述べた処理手順はGUI部分を除けばクレードル装置200側にも実装可能である。
<第2の実施の形態の利点>
本実施の形態によれば、クレードル装置200とネットワーク500を通じて通信するビューワ300又は310において動き検知タイマ処理を行うことにより、より高度な画像処理を行うことが可能になり、ユーザは、リモコンなどの装置を用いることなく、タイマ撮影を正確且つ簡単に行うことができる。特に、ビューワ300又は310を用いることで、ユーザは動き検知の様子やタイマの状態を視覚的に理解し、タイマの開始及び終了を制御することができる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態では、ビューワ300又は310側で動き検知タイマ撮影を行う場合において、動きの検知後に再び動きがなくなったときにタイマ撮影を開始し、またタイマ開始前の最大動き量を基にしてタイマの設定時間を変更する例について説明する。なお、本実施の形態のハードウェア構成やソフトウェア構成について、第1及び第2の実施の形態と共通するものはその説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
<第3の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影の概要>
図11は、第3の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影時の状態遷移図であり、本実施の形態の動き検知タイマ撮影は、ビューワ300又は310内のアプリケーションによって実行される。
図11に示すように、定常モード1010において、ユーザがタイマ撮影を指示すると、タイマ停止モード1(1020)へ移行する。タイマ停止モード1では動き検知処理を行う。動き検知処理は上記第1の実施の形態と同じものである。ここで、動き積算量が予め定めた閾値以上になると「動き有り」と判断して(T11)、タイマ停止モード2(1030)へ移行する。
タイマ停止モード2(1030)では、動き積算量が前記閾値を下回ったかどうかを判別し、もし下回った場合には「動き終了」と判断し(T12)、撮影タイマを起動してタイマ動作モード1040へ移行する。タイマ動作中も動き検知処理を行い、もし動きを検知した場合にはタイマをキャンセルし(T13)、タイマ停止モード1(1020)に戻る。この時、動き積算量はクリアする。タイマ動作モード1040でタイマ時間が経過した場合には(T14)撮影モード1050へ移行して撮影を行い、撮影終了後に(T15)定常モード1010に戻る。
<第3の実施の形態におけるビューワ画面例>
図12(a)〜(d)は、第3の実施の形態におけるビューワ300又は310の画面例を示す模式図である。
図12(a)は、静止画撮影アプリケーションのファインダ画面を示し、ファインダ画面内の画像800として動画が表示されている。図12(b)〜(d)は状態遷移に伴う動き量表示部1110の変化を示している。図12(b)はタイマ停止モード1(1020)の状態である。動き量表示部1110は閾値1111とインジケータ1112に分かれており、動き積算量が閾値以上になると、タイマ停止モード2(1030)へ移行する。
タイマ停止モード2(1030)では、モード中の最大動き積算量の表示として、図12(c)に示すようなピーク表示1114が現われる。タイマ停止モード2では、動き検知処理の出力結果として、この間の最大動き積算量を記録する。ここで、動き積算量が閾値を下回った場合にタイマ動作モード1040へ遷移してタイマが開始され、図12(d)のようにタイマと残り時間1116を表示する。但し、この際に動き積算量は一旦クリアされる。
タイマ動作中も動き検知処理は有効であり、もし動き積算量が再び閾値以上になった場合はタイマを停止し、タイマ停止モード1(1020)へ移行する。このとき、動き積算量はクリアして“0”に戻す。インジケータの表示も図12(b)のように戻る。
ここで、タイマ停止モード1における最大動き積算量からタイマ時間を求める方法を述べる。例えば動き積算量の最大値をMとすると、タイマ時間Tは、
T=T0+K*(M−Th)
と単純に表される。なお、T0は最低タイマ時間、Kは定数、Thは閾値である。
<第3の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影の処理手順>
次に、本実施の形態における動き検知タイマ撮影の処理手順について、図13を参照して説明する。
図13は、第3の実施の形態における動き検知タイマ撮影の具体的な処理手順を示すフローチャートであり、上記第2の実施の形態で用いた図9及び図10において、画像取得イベントに関する部分(点線のW部分)のみを説明したものである。タイマイベントに関する処理や、画像処理プロセスに関する処理は、第2の実施の形態と同じであるので説明を省略する。
まずステップS1205において画像取得イベントである場合には、次のステップS1206で動き積算量が予め定めた閾値以上であるかを判別する。前記閾値以上である場合にはステップS1207でタイマ停止モード1かどうか判別し、そうである場合には、ステップS1208でタイマ停止モード2へ移行する。
続いてステップS1212のGUI変更処理を経て、次のイベント待ちに戻る。ここでGUI更新ステップS1212とは画像やインジゲータ表示の更新である。ステップS1207においてタイマ停止モード1でない場合には、ステップS1209でタイマ動作モード1040であるかを判別する。
もしタイマ動作モード1040である場合には、ステップS1210で動き積算量をクリアして、ステップS1211でタイマ停止モード1に戻る。これは、タイマのキャンセルである。前記ステップS1209でタイマ動作モード1040でもない場合はタイマ停止モード2であることから、ステップS1212に進んでインジケータの更新を行う。
ステップS1206において動き積算量が閾値未満の場合には、ステップS1213でタイマ停止モード2であるかどうかを確認する。もしそうである場合には、ステップS1214で動き積算量をクリアし、続くステップS1215で撮影タイマを起動し、ステップS1216でタイマ動作モード1040へ移行する。この時、積算量の最大値に基づいてタイマ時間を設定する。
なお、本実施の形態も上記第2の実施の形態と同様に、GUI表示を除く処理部分はクレードル装置200でも実行可能なものである。
<第3の実施の形態の利点>
本実施の形態によれば、一旦動きを検知した後再び動きが少なくなった場合にのみタイマを起動する。またタイマ停止時に動きを検知したときの最大動き検知量を基にして、タイマ時間を調整することができる。これにより、ユーザはリモコンを使用することなく簡単な操作でセルフタイマ撮影を行うことができる。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態では、ビューワ300又は310側で動き検知タイマ撮影を行う場合において、撮影画像上に複数の動き検知領域を設けて、その内の特定の領域で検知した動きを基にして、タイマの開始及び終了を制御する例について説明する。
<第4の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影の概要>
図14は、第4の実施の形態に係るファインダ画面例を示す画面図である。
同図に示すように、撮影画像上には、複数の動き検知領域1410,1420が設けてある。その内の領域1410で動きを検知した場合にはタイマを開始し、別の領域1420で動きを検知した場合にはタイマを停止する。動き積算量表示1430は、上記第2及び第3の実施の形態と同じものである。
図15は、第4の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影時の状態遷移図であり、本実施の形態の動き検知タイマ撮影は、ビューワ300又は310内のアプリケーションによって実行される。
定常モード1310でユーザから動き検知タイマ撮影の指示があると、タイマ停止モード1320へ移行し、動き検知を開始する。但し、動き検知に使用する領域は特定の領域(タイマ開始領域1410)に限定され、それ以外の領域で動きが発生しても動き検知量に加算されることはない。タイマ開始時に使用される領域において動き検知積算量が増加し、閾値以上になると「動き有り」と判断し(T21)、タイマ動作モード1330へ移行する。このとき一旦動き積算量はクリアされて0になる。
タイマ動作モード1330ではタイマを起動し、タイマ時間が経過するのを待つ(T22)。動き検知機能はこの間も動作を続ける。但し、今度はタイマ停止用の動き検知領域1420のみを使用し、それ以外の領域において動きが発生しても検知しない。もし動き積算量が一定の閾値以上になった場合には、タイマをキャンセルし、タイマ停止モード1320へ移行する(T22)。このときも動き積算量はクリアして“0”にする。タイマ時間が過ぎた場合には(T23)撮影モード1340へ移行して撮影を行い、撮影が終了すれば(T24)定常モード1310に戻る。
<第4の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影の処理手順>
次に、本実施の形態における動き検知タイマ撮影の処理手順について、図16を参照して説明する。
図16は、第4の実施の形態における動き検知タイマ撮影の具体的な処理手順を示すフローチャートであり、上記第2の実施の形態で用いた図9及び図10において、画像取得イベントに関する部分(点線のW部分)のみを説明したものである。タイマイベントに関する処理や、画像処理プロセスに関する処理は、第2の実施の形態と同じであるので説明を省略する。
まずステップS1505において、画像取得イベントであると判別された場合は、ステップS1506へ進んで、タイマ停止モード1320であるかどうかを判別する。タイマ停止モード1320である場合には、さらにステップS1507へ進み、タイマ開始領域1410で動き積算量が閾値Th以上であるかどうかを判別する。もしそうでない場合には、ステップS1511に進んでインジケータなどのGUIを更新して次のイベント処理へ進む。
前記ステップS1507において、タイマ開始領域1410で動き積算量が閾値以上であった場合には、ステップS1508へ進んで撮影タイマを起動する。次のステップS1509では、タイマ開始領域1410及びタイマ停止領域1420の動き積算量をクリアし、ステップS1510へ進んでタイマ動作モード1330へと移行する。最後にステップS1511でGUIを変更して次のイベント待ちを行う。
一方、前記ステップS1506でタイマ停止モード1320ではない場合は、ステップS1512へ進んで、タイマ動作モード1330であるか否かを判別する。もしそうである場合には、さらにステップS1513へ進んでタイマ停止領域1420での動き積算量が予め定めた閾値Th以上であるかどうかを判別する。閾値Th以上である場合には、ステップS1514へ進んで撮影タイマを停止し、さらにステップS1515でタイマ開始領域とタイマ停止領域1420の動き積算量をクリアして“0”にする。そして、ステップS1516でタイマ停止モード1320へ移行後、ステップS1511でGUIを更新して次のイベントを待つ。
なお、ステップS1512とステップS1513の判別処理が否定の判別結果となった場合には、ステップS1511へ進んでGUIの更新後次のイベントを待つ。
<第4の実施の形態の利点>
本実施の形態によれば、撮影画像上の特定の領域で検知した動きを、タイマ開始及びタイマ停止のきっかけとすることで、タイマの開始及び停止を制御することができる。これにより、リモコンなどの特別なハードウェアを使用しなくても、簡便な方法でセルフタイマの制御が可能である。
[第5の実施の形態]
第5の実施の形態では、タイマ停止モードにおいて動き検知を行う代わりに追尾制御(PTZ制御)を行い、追尾制御が安定したらセルフタイマを開始する方法について説明する。ここで、追尾制御とは、動き検知結果や人物の顔の認識結果に基づいて、被写体を撮影すべく、クレードル装置200のカメラ100に対するパン、チルト及びズームの制御に反映させることである。また、本実施の形態では、ビューワ300又は310において追尾用の画像処理を行うことも可能であり、カメラ100とクレードル装置200のみの構成を用いてクレードル装置200内で画像処理を行うことも可能である。
<第5の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影の概要>
図17は、第5の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影時の状態遷移図である。
図17に示すように、遷移するモードは、定常モード1610、追尾モード1620、タイマモード1630、及び撮影モード1640の4つのモードを有する。定常モード1610においてタイマ撮影の指示が出た場合、追尾モード1620へ移行して追尾を開始する。追尾を繰り返すうちに追尾が安定するとタイマモード1630へ移行する。タイマモード1630でも動き検知処理を継続して行い、もし動きを検知した場合にはタイマを停止し、追尾モード1620に戻る。もしタイマ時間が経過した場合には、撮影モード1640に進んで撮影を行う。
図18は、本実施の形態に係る追尾制御の概要を説明するための説明図である。
図18に示した撮影シーンでは、人物が2人撮影されており、カメラ100に向かって手を振っている。このため、手の領域1730、1740では動きが発生している。このようなシーンの場合の、パン、チルト及びズームの制御方法の1つは、動き領域を包含するようにパン、チルト及びズーム制御を行う方法がある。この方法は、まず動き検知領域を求め、雑音領域を除去し、残った領域を包含する領域1720を求め、この領域1720を視野とするように、パン、チルト及びズーム制御を行うのである。即ち、撮影画面上の各動き領域を検知し、その各動き領域の面積と重心を含むモーメント量を求め(画像解析)、面積がある一定の範囲内にある全ての動き領域を包含するようにクレードル装置200によるカメラ100のパン、チルト及びズーム制御を行う。この場合の動き検知処理としては、上記第2、第3及び第4の実施の形態に述べた方法を使用することができる。
この他の手法としては、顔が画像中にある場合には顔の検知を行い、顔領域を包含するように制御を行うことも可能である。制御の結果、図18の1750のような画像の撮影が可能となる。この場合、様々な公知の顔検出方法が使用可能であるが、本発明は顔検知の手法に依存しないことはいうまでもない。
なお、追尾制御は繰り返し行うことになるが、前述した「追尾が安定する」とは、パン、チルト及びズームの制御量がほとんどない時間が一定時間以上連続している状態をいう。この状態では、既に最適な状態にカメラ100とクレードル装置200が制御されていることを示すので、このときタイマを始動して撮影を行うのである。
<第5の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影の処理手順>
図19は、第5の実施の形態における動き検知タイマ撮影の具体的な処理手順を示すフローチャートである。この処理手順では、状態表示にLED部211を使用するなどクレードル装置200を想定しているが、ビューワ300又は310で処理する場合もLED処理を除けば同じ処理手順が使用可能である。クレードル装置200で処理を行う場合もビューワ300又は310と同様に、画像の取得と、動き検知用画像処理を行う画像処理プロセスが必要であるが、図9及び図10と同じ処理のため、説明は省略する。
処理の開始後、ステップS1804でイベント待ちを行い、イベントが発生すると次のステップS1805で画像イベントかどうかを判別する。この画像イベントとは、画像の取得と追尾用画像処理が終了したことを知らせるイベントである。もし画像イベントであるならば、ステップS1806へ進んで、追尾モード1620であるかどうかを判別する。定常モード1610から追尾モード1620への移行はビューワ300又は310からのネットワーク500経由の指示による。もし追尾モード1620であるならば、ステップS1807へ進んで追尾用画像処理を行う。これは、前述したように動き検知用画像処理の後処理や、顔検知或いは人物検知などの処理である。その結果、対象領域の特徴量とカメラ制御量を得る。
追尾用画像処理の終了後は、ステップS1808へ進んで追尾が可能かどうかを判断する。顔領域や人物検知領域、或いはある程度大きな動き検知領域があり、且つその領域へ向けてパン、チルト及びズーム制御したカメラの状態と現在のカメラの状態とが一定値以上異なる場合に追尾可能と判断する。
もし追尾可能である場合はステップS1809でカメラ制御命令を実行し、次のイベントを待つ。もしステップS1808で追尾可能ではない場合には、次のステップS1811で一定時間経過したかどうかを判別する。もし一定時間連続して追尾が不可能な場合には、次のステップS1812で撮影タイマを開始し、タイマモード1630へ移行する。
モードが遷移したため、次のステップS1814でLED部211の発光状態を変更し、前記ステップS1804に戻って次のイベントを待つ。また前記ステップS1811で追尾不可能な状態が一定時間に満たない場合には次のイベントを待つ。
一方、前記ステップS1806で追尾モードではない場合は、ステップS1815へ進んでタイマモード1630であるかどうかを判別する。タイマモード1630であれば、ステップS1816へ進んで動き積算量が一定値以上かどうかを判別する。もしそうである場合には、ステップS1817へ進んでタイマを停止し、ステップS1818で追尾モード1620へ移行する。そして、モードが遷移したのでステップS1818でLED部211の発行状態を変更し、次のイベントを待つ。
前記ステップS1815でタイマモードではない場合、或いは前記ステップS1816で動き積算量が一定値未満である場合は、次のイベントを待つ。
一方、前記ステップS1805において、画像イベントではない場合はタイマイベントかどうか判別する。もしそうでない場合にはステップS1830へ進んでその他のイベント処理を行い、その終了後、次のイベントを待つ。タイマイベントある場合には、ステップS1821でタイマ時間が経過したかどうか判別する。タイマ時間が経過した場合には、ステップS1822で静止画撮影命令をカメラ100に通知し、ステップS1824で動き積算量をクリアして、ステップS1825で定常モードへ移行する。さらにモードが遷移したので、ステップS1826でLED部211を変更する。LED変更後ステップS1804に戻って次のイベントを待つ。
<本実施の形態の利点>
本実施の形態によれば、画像処理による追尾制御を用いて、カメラ100のパン、チルト及びズームの各パラメータを制御し、追尾が安定したところでタイマを起動して、自動撮影を行う。また、タイマ動作中も動きを発生させることによりタイマをキャンセルすることができる。これにより、カメラを自分で制御することなく、自動的に好適な撮影パラメータで静止画撮影を行うことができる。
なお、本発明の目的は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。又は、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
第1の実施の形態に係るクレードル装置を含むシステムの構成を示す模式図である。 カメラとクレードル装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 カメラ、クレードル装置及びビューワのソフトウェア構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影時の状態遷移図である。 クレードル装置に設置されたLED部の制御方法を示す模式図である。 クレードル装置において動き検知タイマ撮影を行う場合のクレードル装置内ソフトウエアの処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影時の状態遷移図である。 第2の実施の形態におけるビューワのGUIによる画面例を示す模式図である。 第2の実施の形態における動き検知タイマ撮影の具体的な処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における動き検知タイマ撮影の具体的な処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影時の状態遷移図である。 第3の実施の形態におけるビューワの画面例を示す模式図である。 第3の実施の形態における動き検知タイマ撮影の具体的な処理手順を示すフローチャートである。 第4の実施の形態に係るファインダ画面例を示す画面図である。 第4の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影時の状態遷移図である。 第4の実施の形態における動き検知タイマ撮影の具体的な処理手順を示すフローチャートである。 第5の実施の形態に係る動き検知タイマ撮影時の状態遷移図である。 第5の実施の形態に係る追尾制御の概要を説明するための説明図である。 第5の実施の形態における動き検知タイマ撮影の具体的な処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 デジタルカメラ
105,205 CPU
106,206 ROM
200 クレードル装置
211 LED部
240 パン・チルト雲台
300,310 ビューワ
500 ネットワーク

Claims (23)

  1. セルフタイマによる自動撮影機能を有するカメラを固定する固定手段と、前記カメラに対して電源を供給する電源供給手段と、前記カメラとの通信を行う通信手段と、前記カメラを制御する制御手段とを有するクレードル装置において、
    前記カメラから送信された画像の動きの有無を検知する検知手段と、
    前記検知手段により前記画像の動きを検知したときに前記セルフタイマの起動を開始するタイマ開始手段と、
    前記検知手段の動き検知中における前記画像の最大動き量に応じて、前記セルフタイマのタイマ時間を決定するタイマ時間決定手段を備えたことを特徴とするクレードル装置。
  2. 前記セルフタイマの起動中に前記検知手段が前記画像の動きを検知したときに前記セルフタイマの起動を停止するタイマ停止手段を有することを特徴とする請求項1に記載のクレードル装置。
  3. セルフタイマによる自動撮影機能を有するカメラを固定する固定手段と、前記カメラに対して電源を供給する電源供給手段と、前記カメラとの通信を行う通信手段と、前記カメラを制御する制御手段とを有するクレードル装置において、
    前記カメラから送信された画像の動きの有無を検知する検知手段と、
    前記検知手段が前記画像の動きを検知した後、再び該画像の動きがなくなったことを検知したときに、前記セルフタイマの起動を開始するタイマ開始手段とを備えたことを特徴とするクレードル装置。
  4. セルフタイマによる自動撮影機能を有するカメラを固定する固定手段と、前記カメラに対して電源を供給する電源供給手段と、前記カメラとの通信を行う通信手段と、前記カメラを制御する制御手段とを有するクレードル装置において、
    前記検知手段が前記画像上の特定の領域で動きを検知したときに前記セルフタイマの起動を開始するタイマ開始手段と、
    前記検知手段が前記特定の領域とは別の領域で動きを検知したときに前記セルフタイマの起動を停止するタイマ停止手段とを備えたことを特徴とするクレードル装置。
  5. 前記動き検知手段は、過去の一定時間内のフレーム間差分積算量が予め定めた一定の閾値以上となる場合に前記画像の動きが有ると判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のクレードル装置。
  6. 前記動き検知手段は、毎フレームにおいてフレーム間差分を行い、その差分量が予め定めた一定の閾値以上となる場合に当該フレームで動きが有ると判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のクレードル装置。
  7. セルフタイマによる自動撮影機能を有するカメラを固定する固定手段と、前記カメラに対して電源を供給する電源供給手段と、前記カメラとの通信を行う通信手段とを有するクレードル装置において、
    前記カメラから送信された画像の解析を行う画像解析手段と、
    前記画像解析手段の解析結果に基づいて前記カメラの動作を制御するカメラ制御手段と、
    前記カメラ制御手段の制御パラメータが安定したときに前記セルフタイマの起動を開始するタイマ開始手段とを備えたことを特徴とするクレードル装置。
  8. 前記画像解析手段は、前記カメラから送信された画像の動きの有無を検知する検知手段を有し、前記画像における複数の動き領域と前記各動き領域の面積及び重心を含むモーメント量とを求め、
    前記カメラ制御手段は、前記複数の動き領域のうちの、面積が所定の範囲内にある全ての動き領域を包含するように、前記カメラに対してパン、チルト及びズームの制御を行うことを特徴とする請求項7に記載のクレードル装置。
  9. 前記画像解析手段は、前記画像上で人物の顔を検知するように解析を行い、
    前記カメラ制御手段は、前記検知した全ての顔領域を含むように前記カメラに対してパン、チルト及びズームの制御を行うことを特徴とする請求項7に記載のクレードル装置。
  10. 前記検知手段の検知状態と前記セルフタイマの状態を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のクレードル装置。
  11. 前記表示手段は、前記セルフタイマの停止時に、前記検知手段の動き検知量の大小に応じて、色又は明度を変更して表示し、前記セルフタイマの動作時には点滅表示を行うことを特徴とする請求項10に記載のクレードル装置。
  12. セルフタイマによる自動撮影機能を有するカメラを接続したクレードル装置にネットワーク経由で接続したビューワ装置であって、
    前記カメラの画像を前記クレードル装置から前記ネットワーク経由で取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段で取得した画像の動きの有無を検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知状態及び前記セルフタイマの状態を表示する表示手段と、
    前記検知手段の検知結果に基づいて、前記カメラに対するパン、チルト及びズームの制御と前記セルフタイマの動作の制御とを行うように前記クレードル装置に対して要求する制御手段とを有することを特徴とするビューワ装置。
  13. 前記表示手段は、前記画像の動き検知量、前記セルフタイマの動作状態、及び前記セルフタイマの残り時間を視覚的に示す図形を表示することを特徴とする請求項12に記載のビューワ装置。
  14. セルフタイマによる自動撮影機能を有するカメラを固定する固定手段と、前記カメラに対して電源を供給する電源供給手段と、前記カメラとの通信を行う通信手段と、前記カメラを制御する制御手段とを有するクレードル装置の制御方法において、
    前記カメラから送信された画像の動きの有無を検知する検知工程と、
    前記検知工程により前記画像の動きを検知したときに前記セルフタイマの起動を開始するタイマ開始工程とを有することを特徴とするクレードル装置の制御方法。
  15. セルフタイマによる自動撮影機能を有するカメラを固定する固定手段と、前記カメラに対して電源を供給する電源供給手段と、前記カメラとの通信を行う通信手段と、前記カメラを制御する制御手段とを有するクレードル装置の制御方法において、
    前記カメラから送信された画像の動きの有無を検知する検知工程と、
    前記検知工程により前記画像の動きを検知した後、再び該画像の動きがなくなったことを検知したときに、前記セルフタイマの起動を開始するタイマ開始工程とを有することを特徴とするクレードル装置の制御方法。
  16. セルフタイマによる自動撮影機能を有するカメラを固定する固定手段と、前記カメラに対して電源を供給する電源供給手段と、前記カメラとの通信を行う通信手段と、前記カメラを制御する制御手段とを有するクレードル装置の制御方法において、
    前記検知工程により前記画像上の特定の領域で動きを検知したときに前記セルフタイマの起動を開始するタイマ開始工程と、
    前記検知工程により前記特定の領域とは別の領域で動きを検知したときに前記セルフタイマの起動を停止するタイマ停止工程とを有することを特徴とするクレードル装置の制御方法。
  17. セルフタイマによる自動撮影機能を有するカメラを固定する固定手段と、前記カメラに対して電源を供給する電源供給手段と、前記カメラとの通信を行う通信手段とを有するクレードル装置の制御方法において、
    前記カメラから送信された画像の解析を行う画像解析工程と、
    前記画像解析工程の解析結果に基づいて前記カメラの動作を制御するカメラ制御工程と、
    前記カメラ制御工程での制御パラメータが安定したときに前記セルフタイマの起動を開始するタイマ開始工程とを有することを特徴とするクレードル装置の制御方法。
  18. セルフタイマによる自動撮影機能を有するカメラを接続したクレードル装置にネットワーク経由で接続したビューワ装置の制御方法であって、
    前記カメラの画像を前記クレードル装置から前記ネットワーク経由で取得する画像取得工程と、
    前記画像取得工程で取得した画像の動きの有無を検知する検知工程と、
    前記検知工程の検知状態及び前記セルフタイマの状態を表示する表示工程と、
    前記検知工程の検知結果に基づいて、前記カメラに対するパン、チルト及びズームの制御と前記セルフタイマの動作の制御とを行うように前記クレードル装置に対して要求する制御工程とを有することを特徴とするビューワ装置の制御方法。
  19. セルフタイマによる自動撮影機能を有するカメラを固定する固定手段と、前記カメラに対して電源を供給する電源供給手段と、前記カメラとの通信を行う通信手段と、前記カメラを制御する制御手段とを有するクレードル装置の制御方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、
    前記カメラから送信された画像の動きの有無を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにより前記画像の動きを検知したときに前記セルフタイマの起動を開始するタイマ開始ステップとを有することを特徴とする制御プログラム。
  20. セルフタイマによる自動撮影機能を有するカメラを固定する固定手段と、前記カメラに対して電源を供給する電源供給手段と、前記カメラとの通信を行う通信手段と、前記カメラを制御する制御手段とを有するクレードル装置の制御方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、
    前記カメラから送信された画像の動きの有無を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにより前記画像の動きを検知した後、再び該画像の動きがなくなったことを検知したときに、前記セルフタイマの起動を開始するタイマ開始ステップとを有することを特徴とする制御プログラム。
  21. セルフタイマによる自動撮影機能を有するカメラを固定する固定手段と、前記カメラに対して電源を供給する電源供給手段と、前記カメラとの通信を行う通信手段と、前記カメラを制御する制御手段とを有するクレードル装置の制御方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、
    前記検知ステップにより前記画像上の特定の領域で動きを検知したときに前記セルフタイマの起動を開始するタイマ開始ステップと、
    前記検知ステップにより前記特定の領域とは別の領域で動きを検知したときに前記セルフタイマの起動を停止するタイマ停止ステップとを有することを特徴とする制御プログラム。
  22. セルフタイマによる自動撮影機能を有するカメラを固定する固定手段と、前記カメラに対して電源を供給する電源供給手段と、前記カメラとの通信を行う通信手段とを有するクレードル装置の制御方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、
    前記カメラから送信された画像の解析を行う画像解析ステップと、
    前記画像解析ステップの解析結果に基づいて前記カメラの動作を制御するカメラ制御ステップと、
    前記カメラ制御ステップでの制御パラメータが安定したときにセルフタイマの起動を開始するタイマ開始ステップとを有することを特徴とする制御プログラム。
  23. セルフタイマによる自動撮影機能を有するカメラを接続したクレードル装置にネットワーク経由で接続したビューワ装置の制御方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、
    前記カメラの画像を前記クレードル装置から前記ネットワーク経由で取得する画像取得ステップと、
    前記画像取得ステップで取得した画像の動きの有無を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップの検知状態及び前記セルフタイマの状態を表示する表示ステップと、
    前記検知ステップの検知結果に基づいて、前記カメラに対するパン、チルト及びズームの制御と前記セルフタイマの動作の制御とを行うように前記クレードル装置に対して要求する制御ステップとを有することを特徴とする制御プログラム。
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