JP2008256878A - デジタルカメラ、及びそのセルフタイマー制御方法、セルフタイマー制御プログラム - Google Patents

デジタルカメラ、及びそのセルフタイマー制御方法、セルフタイマー制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】リモコン機能を付加することなく、セルフタイマー撮影時における残り時間のカウントダウン動作を必要に応じて停止させる。
【解決手段】
所定の撮影モードが設定さられたらスルー画像表示を開始し、同時に、逐次撮像される被写体画像において、予め画像データとして記憶してある特定人物の顔を継続的に認識する処理を開始する。画角内に特定人物Aが入り(b)、その顔が被写体画像において認識できたら、セルフタイマーによる撮影までの残り時間のカウントダウンを開始する。その後、カウントダウン動作中には被写体画像における特定人物Aの顔認識を継続して行い、特定人物Aの顔が認識できなくなったら、その時点でカウントダウン動作を一時的に停止させる。また、特定人物Aの顔が再び認識できなくなった時点で、停止していたカウントダウン動作を再開する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、デジタルカメラ、及びそのセルフタイマー制御方法、セルフタイマー制御プログラムに関するものである。
従来、デジタルカメラには、シャッターを押下してから一定時間後に実際の撮影動作を行わせるためのセルフタイマーが設けられている。セルフタイマーを用いた撮影(以下、セルフタイマー撮影という。)では、セルフタイマーによって撮影までの残り時間のカウントダウンが開始されると、撮影者の都合に関係なくカウントダウン終了時点で撮影が行われるため、例えば集合写真の撮影に際してシャッターを押した撮影者が、予定している場所での準備に間に合わないときなど、場合によっては不本意な撮影が行われてしまい、それにより撮影画像を記録する記録媒体のメモリ容量が無駄に消費されるともある。
これに関し、例えば下記特許文献1には、カメラ装置において、リモコン操作によりセルフタイマー撮影を指示した後、残り時間のカウントダウン中であっても、リモコン操作により当該撮影をキャンセル可能とする技術が記載されている。
2004−012491号公報
しかしながら、上記の技術はリモコン機能を備えた構成であれば有効であるが、リモコン機能を有していないデジタルカメラに適用することができない。また、リモコン機能を付加したのでは、リモコン信号(一般には赤外線信号)を送信するためのリモコンユニット、及びカメラ本体にリモコン信号を受信する受信装置を設けることが不可欠であり、カメラのコストアップ要因、及び小型化の阻害要因となる。しかも、例えば旅行先等での仕様を考えると、カメラのみならずリモコンユニットについても電源や収納場所の管理が必要となり使い勝手も低下する、という問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、リモコン機能を付加することなく、セルフタイマー撮影時における残り時間のカウントダウン動作を必要に応じて停止することが可能なデジタルカメラ、及びそのセルフタイマー制御方法、セルフタイマー制御プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1記載の発明に係るデジタルカメラにあっては、セルフタイマーを備えたデジタルカメラにおいて、被写体を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された被写体画像に対して所定の画像認識を行う画像認識手段と、セルフタイマーによる残り時間のカウントダウン動作中に、前記画像認識手段による画像認識結果に応答して前記カウントダウン動作を停止させるセルフタイマー制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明に係るデジタルカメラにあっては、前記セルフタイマー制御手段は、前記画像認識手段による画像認識結果における所定の変化に応答して前記カウントダウン動作を停止させることを特徴とする。
また、請求項3記載の発明に係るデジタルカメラにあっては、前記画像認識手段による被写体画像に対する所定の画像認識は、被写体画像における所定の被写体部分の認識であり、前記セルフタイマー制御手段は、セルフタイマーによる残り時間のカウントダウン動作中に、前記画像認識手段による所定の被写体部分の認識結果に応答して前記カウントダウン動作を停止させることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明に係るデジタルカメラにあっては、前記セルフタイマー制御手段は、前記画像認識手段において所定の被写体部分が認識できなくなったことに応答して前記カウントダウン動作を停止させることを特徴とする。
また、請求項5記載の発明に係るデジタルカメラにあっては、前記セルフタイマー制御手段は、前記画像認識手段において所定の被写体部分が認識できなくなったことに応答して前記カウントダウン動作を一時的に停止させた後、前記画像認識手段において所定の被写体部分が再び認識されたことに応答して前記カウントダウン動作を再開させることを特徴とする。
また、請求項6記載の発明に係るデジタルカメラにあっては、前記セルフタイマー制御手段は、セルフタイマーによる残り時間のカウントダウン動作中に、所定時間が経過する前後における前記画像認識手段による所定の被写体部分の認識位置の変化量が所定量を超えたことに応答して前記カウントダウン動作を停止させることを特徴とする。
また、請求項7記載の発明に係るデジタルカメラにあっては、予め登録された画像を記憶する認識対象記憶手段を備え、前記画像認識手段は、前記撮像手段により撮像された被写体画像から前記認識対象記憶手段に記憶されている画像に対応する被写体部分を認識することを特徴とする。
また、請求項8記載の発明に係るデジタルカメラにあっては、前記認識対象記憶手段は、予め登録された特定人物の顔の画像を記憶することを特徴とする。
また、請求項9記載の発明に係るデジタルカメラにあっては、前記セルフタイマー制御手段は、セルフタイマーによる残り時間のカウントダウン動作中に、前記画像認識手段による所定の被写体部分の認識数が変化したことに応答して前記カウントダウン動作を停止させることを特徴とする。
また、請求項10記載の発明に係るセルフタイマー制御方法にあっては、セルフタイマーを備えたデジタルカメラにおいて、セルフタイマーによる残り時間のカウントダウン動作中に、撮像手段により撮像した被写体画像に対して所定の画像認識を行う工程と、その画像認識結果に応答して前記カウントダウン動作を停止させる工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項11記載の発明にあっては、セルフタイマーを備えたデジタルカメラが有するコンピュータに、セルフタイマーによる残り時間のカウントダウン動作中に、撮像手段により撮像した被写体画像に対して所定の画像認識を行う手順と、その画像認識結果に応答して前記カウントダウン動作を停止させる手順とを実行させるためのセルフタイマー制御プログラムとした。
本発明によれば、リモコン機能を付加することなく、セルフタイマー撮影時における残り時間のカウントダウン動作を必要に応じて停止させることが可能となる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図にしたがって説明する。
(実施形態1)
まず、第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係るデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。このデジタルカメラはセルフタイマーを備えたものであり、主として以下の各部から構成されている。
すなわち、デジタルカメラは、撮像素子であるCCD1と、CCD1の駆動回路やCCD1の出力信号(撮像信号)をデジタルデータに変換し、変換後のデジタルデータに種々の処理を施し、CCD1により撮像された被写体の画像データを生成するための種々の信号処理回路を含む画像撮影処理部2を備えている。
画像撮影処理部2で生成された画像データは制御部3へ送られた後、ファイルアクセス部4を介して画像記録部5に画像ファイルとして記録される。画像記録部5はデジタルカメラに着脱自在な各種のメモリカード等の任意の記録媒体であり、ファイルアクセス部4は、その記録媒体への画像データの入出力を行うためのインターフェース回路である。
制御部3は、主としてCPU及びその周辺回路とから構成され、デジタルカメラの全体を制御する。また、制御部3には、画像データの圧縮伸張を行うためのCODEC(coder-decoder)が含まれており、記録時における画像データの圧縮処理、及び記録画像の再生時における圧縮データの伸張処理も制御部3において行われる。
また、デジタルカメラはLCD表示部6、キー入力部7、RTC(Real Time clock)8、画像認識処理部9、ROM10、RAM11を有している。
LCD表示部6は、再生モードにおいては画像記録部5から読み出された画像データに基づく画像を表示し、記録モードにおける撮影待機状態では前記画像撮影処理部2により生成された画像データに基づき被写体のスルー画像を表示することにより電子ビューファインダとして機能する。また、デジタルカメラの動作内容を設定するための設定画面等を表示する。
キー入力部7は、デジタルカメラの動作モードを撮影用の記録モードと記録画像表示用の再生モードとに切り替えるモード切替キーやシャッターキー等の複数のキーにより構成されており、各キーの操作状態は制御部3によって逐次検出される。
RTC8は現在時刻を計時する内蔵時計であり、本実施形態のデジタルカメラにおいては、制御部3が、RTC8により生成される時刻信号に基づき所定のセルフタイマー時間(撮影までの残り時間)をカウントすることによりセルフタイマーとして機能する。
画像認識処理部9は、後述するセルフタイマー撮影モードにおいて、CCD1により撮像され画像撮影処理部2によって生成された被写体の画像データ(被写体画像)に対する、二値化や輪郭抽出、パターンマッチング等による画像認識処理により、被写体画像から人物の顔を認識する本発明の画像認識手段である。
ROM10は、制御部3に上述した各部を制御させるための各種のプログラムやデータが格納されたプログラムメモリであり、本実施形態においては制御部3を本発明のセルフタイマー制御手段として機能させるためのプログラムが格納されている。
RAM11は、制御部3の作業用のメモリであって、本実施形態においては、そのメモリ空間に図2に示した画像作成領域11a、時間計測用領域11b、画像データ登録領域11c、撮影枚数記録領域11d、汎用作業領域11e等のデータ記憶領域が確保される。
画像作成領域11aは、制御部3における画像撮影処理部2により生成された画像データに基づくスルー画像の生成や、前述した画像データの圧縮伸張処理に際して使用される領域である。時間計測用領域11bは、前述したように制御部3がRTC8とともにセルフタイマーとして機能するとき、シャッターキーが押下された時点からの経過時間が記憶される領域である。
画像データ登録領域11cは、デジタルカメラに予め用意されている登録モードにおいてユーザーにより登録された画像データであって、前記画像認識処理部9が被写体の画像データ(被写体画像)から認識すべき特定人物の顔のデータ(認識対象)が記憶される領域である。つまり本実施形態においてはRAM11が本発明の認識対象記憶手段として使用される。ここで、上記登録モードは、予め撮影した画像を前記LCD表示部6に画面表示した状態で、ユーザーに所定のキー操作により所望する領域を指定させ、指定された領域の画像データを切り出して記憶するモードである。なお、登録モードの具体的な動作については任意であり上記の動作に限定されるものではなく、例えばユーザーを撮影した画像から顔部分を自動的に認識し、認識した顔部分を記憶するものであっても構わない。
また、撮影枚数記録領域11dは、デジタルカメラに予め用意されている設定モードにおいてユーザーに指定させた撮影回数であって、後述するセルフタイマー撮影モードでの撮影回数が記憶される領域である。また、汎用作業領域11eは、上述した以外の種々のデータが記憶される領域である。
以下、本実施形態における本発明に係る動作について説明する。図3は、デジタルカメラに記録モードの下位モードとして用意されているセルフタイマー撮影モードが選択されたときの制御部3の処理内容を示すフローチャートである。
なお、以下の説明では、前述したRAM11の画像データ登録領域11cに特定人物の顔の画像データとしてユーザー(撮影者)の顔部分の画像データが予め記憶されているとともに、RAM11の撮影枚数記録領域11dに「3」が記憶されている一方、撮影者が、自分を含めた複数人を撮影対象とした記念写真や集合写真の撮影を行う場合の例である。
セルフタイマー撮影モードが設定されると、制御部3は直ちに前記画像撮影処理部2による被写体画像の取り込み、及びLCD表示部6におけるスルー画像の表示を開始するとともに、前記画像認識処理部9に、取り込まれた被写体画像のデータに対する、登録されている顔(撮影者の顔)の認識処理を開始させる(ステップSA1)。なお、画像認識処理部9による認識処理は、新たな被写体画像が取り込まれる毎(フレーム毎)に行わせてもよいし、被写体画像が所定回数取り込まれる毎(複数フレーム毎)に行わせてもよい。
その後、制御部3は、前記被写体画像において撮影者の顔が認識できたか否かを逐次確認するとともに、撮影者の顔が認識できたら(ステップSA2でYES)、その時点で撮影カウントダウン(撮影までの残り時間のカウント動作)を開始する(ステップSA3)。すなわちシャッターキーが押下された時点からの経過時間を、RTC8により生成される時刻信号に基づいて、カウントするとともに、その経過時間をRAM11の前記時間計測用領域11bに逐次記録(更新)する処理を開始する。
図4は、そのときの被写体画像(スルー画像)の変化を例示した図であって、同図(a)は、撮影者(A)により、自分の立ち位置を想定しながら他の人物(B,C)を画角内に収めるフレーミングが行われている間の状態、同図(b)は、撮影者がフレーミングを終えて予定していた場所に移動してカメラに顔を向けたときの状態をそれぞれ示した図であって、同図(b)に破線で示した部分(領域)が認識対象となる顔部分である。
また、制御部3は、前述した撮影カウントダウンを開始した後にも、引き続き、画像認識処理部9に認識処理を継続して行わせ、かつその成否を逐次確認する。そして、撮影者の顔が認識できていれば(ステップSA4でYES)、さらに撮影時間(所定のセルフタイマー時間)に達したか否かを判別し、撮影時間に達していなければ(ステップSA5でNO)、上記確認を繰り返し行う。
一方、撮影時間に達する以前に、被写体画像が、例えば図4(a)のように変化して撮影者の顔が認識できなくなったら、つまり画角内から消えたら(ステップSA4でNO)、その時点で、撮影カウントダウンを停止した後(ステップSA6)、さらに画像認識処理部9に認識処理を継続して行わせ、かつその成否を逐次確認する(ステップSA7)。
その後、上記確認を繰り返し行っている間に、撮影者の顔が再び認識できたら、つまり画角内に再び入ったら(ステップSA7でYES)、その時点で、ステップSA6で停止した撮影カウントダウンを再開し(ステップSA8)、前述したステップAS4の処理へ戻る。例えばセルフタイマー時間が10秒であって、撮影カウントダウンを停止した時点における、シャッターキーが押下された時点からの経過時間が6秒であった場合には、RAM11の前記時間計測用領域11bに記憶されている経過時間をリセットせず、6秒以降についての経過時間のカウント処理を再開する。
そして、撮影者の顔が認識できている状態でシャッターキーが押下された時点からの経過時間が撮影時間に達したら(ステップSA4,SA5が共にYES)、CCD1による記録用の撮像、及び撮像された画像データ圧縮、記録からなる撮影処理を実行する(ステップSA9)。これにより撮影者の顔が写った状態の記念写真や集合写真等が確実に撮影されることとなる。
引き続き、セルフタイマー撮影モードでの撮影回数をインクリメントし(ステップSA10)、このとき、3回分のセルフタイマー撮影が完了していなければ(ステップSA11でNO)、前述したステップSA3に戻り新たな撮影カウントダウンを開始する。以後、ステップS4以降の処理を繰り返すとともに、3回分のセルフタイマー撮影が完了した時点で(ステップSA11でYES)、セルフタイマー撮影モードによる処理を終了する。
以上説明したセルフタイマー撮影モードにおいては、撮影カウントダウンを開始した後であっても、予め登録しておいた特定人物(撮影者)の顔が被写体画像において認識できない状態となったとき、すなわち特定人物の顔が被写体画像において認識できる状態から認識できない状態へ変化したときには、その時点で残り時間のカウントダウン動作を停止させることができる。つまりリモコン機能を付加することなく、必要に応じてセルフタイマー撮影時における残り時間のカウントダウン動作を停止させることができる。
したがって、デジタルカメラの低コスト化、及び小型化を維持したまま、セルフタイマー撮影に際して無駄な撮影が行われてしまう事態をなくすことができる。しかも、旅行先等にデジタルカメラを持参する場合の使い勝手を低下させずに済む。
上記に加え、前述したセルフタイマー撮影モードにおいては、いったん停止したカウントダウン動作を、特定人物の顔が被写体画像において再び認識できる状態に変化したことに応答して再開させることができるため、撮影の使い勝手が極めてよい。
例えば前述したように複数の人物を撮影対象とする記念写真や集合写真の撮影時において、カウントダウン動作の開始後に、人物の立ち位置を変更したい場合等には、撮影者がいったん画角内から外れたり、その顔をカメラから背けたり、手で隠したりすることによりカウントダウン動作を停止させた後、立ち位置の変更後に、撮影者が画角内に戻ったり、その顔を現したりすれば、カウントダウン動作を再開させることができる。つまり撮影者がいちいちカメラの設置場所に戻って撮影のための操作をやり直す手間を省くとともに、それに要する無駄な時間を節約することができる。
なお、本実施形態とは異なり、撮影カウントダウンを開始した後に特定人物の顔が被写体画像において認識できない状態となったときには、セルフタイマー撮影モードによる全ての処理を直ちに終了させるようにしても構わない。その場合であっても、セルフタイマー撮影が停止できないことにより無駄な撮影が行われてしまう事態をなくすことができる。
また、本実施形態では、画像認識処理部9に、予め登録しておいた特定人物の顔を被写体画像において継続して認識させるとともに、それまで被写体画像において認識できていた特定人物の顔が認識できなくなったことを条件として、制御部3がカウントダウン動作を停止する構成としたが、以下のようにしてもよい。
すなわち画像認識処理部9に不特定人物の顔を認識させる、つまり一定の配置関係にある目や鼻や口が存在する部分を認識する単純な顔検出を行わせるとともに、それまで被写体画像において検出できていた任意の顔が検出できなくなったことを条件として、制御部3がカウントダウン動作を停止する構成としてもよい。係る構成であっても、撮影者のみを撮影対象とした記念撮影等を行う場合については、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態のように認識対象を予め登録しておく構成の場合については、被写体画像における認識対象は必ずしも人物の顔である必要はなく、例えば特定の形状(Vサイン等)を作った手指でもよく、また、身体の一部である必要はなく手荷物等であってもよい。
また、前述したセルフタイマー撮影モードでは、特定人物の顔が被写体画像において認識できたことを条件として、カウントダウン動作を開始するようにしたが、これに限らず、セルフタイマー撮影モードの設定後、一般的なセルフタイマー撮影と同様にシャッターキーが押されたことを条件としてカウントダウン動作を開始するようにしてもよい。
その場合、例えばそれまで被写体画像において認識できていた特定人物(又は不特定人物)の顔が認識できない状態となったか否かの確認を、カウントダウン動作を開始してから一定時間が経過した後に開始させてもよい。さらに、いったん被写体画像において特定人物等の顔が認識できる状態となった後、特定人物等の顔が認識できない状態に変化したことを条件としてカウントダウン動作を停止させるようにしてもよい。つまり被写体画像に対する認識結果の2段階の変化に応答してカウントダウン動作を停止させてもよい。
また、前述したセルフタイマー撮影モードでは、セルフタイマー撮影による撮影処理を複数回行うようにしたが、撮影処理は1回であっても構わない。
さらに、認識対象の情報は必ずしも画像データでなくともよく、例えば使用者が指定された特定の色(撮影者がきている服の色や、所持品の色等)を登録できるものとし、被写体画像において特定の色部分(但し、一定面積以上)が認識できるか否かに基づき、カウントダウン動作の開始、停止、再開を制御するようにしてもよい。
また、本実施形態では、被写体画像において前述した所定の認識対象(特定人物の顔)が認識できないことをカウントダウン動作の停止条件としたが、逆に所定の認識対象が認識できたことをカウントダウン動作の停止条件とすることもできる。例えば前述した特定の手荷物や所持品が認識できたことをカウントダウン動作の停止条件としてもよい。つまり、被写体画像に対する認識結果の変化であればよい。これに加え、認識結果の変化は、連続する一連の被写体画像における変化であってもよく、例えば画角内における任意の被写体部分(身体の一部や手荷物等)における特定の動き(上下方向や左右方向等の動き)であっても構わない。
また、本実施形態では、撮影までの残り時間のカウントダウン動作として、シャッターキーが押下された時点からの経過時間をカウントする処理を行い、その経過時間が所定のセルフタイマー時間に達した時点で撮影を実行する構成としたが、これに限らず、撮影までの残り時間のカウントダウン動作として、シャッターキーが押下された時点から所定のセルフタイマー時間をカウントダウンする処理を行い、それが0になった時点で撮影を実行する構成としても構わない。
(実施形態2)
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態は、図1に示した構成を有するデジタルカメラにおいて、前記RAM11には第1の実施形態で説明した画像データ登録領域11cが特に設けられることなく、前記画像認識処理部9が、被写体の画像データ(被写体画像)から任意の人物の顔を認識する、つまり一定の配置関係にある目や鼻や口が存在する部分を認識する単純な顔検出による顔認識処理を行うものである。なお、その他の構成については第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
図5は、本実施形態において、記録モードの下位モードとして用意されているセルフタイマー撮影モードが選択されたときの制御部3の処理内容を示すフローチャートである。
セルフタイマー撮影モードが設定されると制御部3は、直ちに画像撮影処理部2による被写体画像の取り込み、及びLCD表示部6におけるスルー画像の表示を開始した後(ステップSB1)、シッターキーの押下の有無を確認し、シッターキーが押下されるまでは通常の撮影待機状態を維持する(ステップSB2でNO)。
引き続き、シッターキーが押下されたら(ステップSB2でYES)、その時点で撮影カウントダウンを開始するとともに、画像認識処理部9による、取り込まれた被写体画像に存在する不特定人物の顔認識処理を開始する(ステップSB3)。
その後、シッターキーが押下されてからの時間が、全セルフタイマー時間の半分の時間まで経過したら(ステップSB4でYES)、その時点で、画像認識処理部9における顔認識処理によって被写体画像(撮影エリア内)で顔と認識された部分の座標位置(#1)を取得し、それをRAM11に記憶する(ステップSB5)。
その後、セルフタイマー時間を1秒カウントダウンする毎に(ステップSB6でYES)、その時点で、被写体画像(撮影エリア内)で顔と認識された部分の今回の座標位置(#2)を取得する(ステップSB7)。そして、その座標位置(#2)と、先に記憶してある前回の座標位置(#1)とが大きくかけ離れているか否か、すなわち前回の座標位置(#1)と今回の座標位置(#2)の差から判断される、顔と認識された部分の位置変化が所定量を超えているか否かを確認し、所定量を超えていたときには(ステップSB8でYES)、直ちにステップSB2へ戻る。つまり、その時点でカウントダウン動作を停止する。
また、顔と認識された部分の位置変化が所定量を超えていないときには(ステップSB8でNO)、今回の座標位置(#2)を、次に上記判断を行うときの前回の座標位置(#1)として記憶する(ステップSB9)。つまり、既に記憶されている前回の座標位置(#1)を今回の座標位置(#2)に更新する。
そして、撮影時間に達するまでの間(ステップSB10でNO)、上記処理(ステップSB6〜SB10)の処理を繰り返し、やがて撮影時間に達したら(ステップSB10でYES)、CCD1による記録用の撮像、及び撮像された画像データ圧縮、記録からなる撮影処理を実行し(ステップSB11)、全ての処理を終了する。
以上のように本実施形態においては、被写体画像において顔と認識した被写体部分における、一定期間(本実施形態では1秒間)が経過する前後の認識位置の変化が所定量を超えたことに応答し、残り時間のカウントダウン動作を停止させるようにした。したがって、第1の実施形態と同様、デジタルカメラの低コスト化、及び小型化を維持したまま、セルフタイマー撮影に際して無駄な撮影が行われてしまう事態をなくすことができる。しかも、旅行先等にデジタルカメラを持参する場合の使い勝手を低下させずに済む。
特に、本実施形態では、人物の顔が大きく動いたことを条件としてカウントダウン動作を停止するため、例えば集合写真の撮影に際しては、当初決めた構図、すなわち人物の配置(顔の位置)等が変わってしまった状態での無駄な撮影をなくすことができる。
なお、本実施形態におけるセルフタイマー撮影モードにおいても、第1の実施形態と同様に、セルフタイマー撮影による撮影処理を複数回行うようにしてもよい。その場合、任意の人物の顔や、1又は複数の特定人物の顔が大きく動いたときには、それを条件として、1回分のセルフタイマー撮影による撮影処理を停止させ、撮影回数が残っている場合には、次のセルフタイマー撮影に向けての撮影カウントダウンを開始させてもよいし、撮影回数の残りに関係なく全ての撮影を直ちに終了させてもよい。
また、本実施形態では、画像認識処理部9に任意の人物についての顔認識処理を行わせ、任意の人物の顔が大きく動いたことをカウントダウン動作の停止条件とするようにしたが、画像認識処理部9に、第1の実施形態と同様に特定人物の顔を認識させ、それが大きく動いたことをカウントダウン動作の停止条件としてもよい。
すなわち特定人物の顔(認識対象)として、撮影対象となる複数の人物の顔を予め登録しておき、認識したいずれかの人物の顔が所定量を超えて動いたことをカウントダウン動作の停止条件とするようにしてもよい。さらに、予め登録しておく特定人物の顔は一人の人物の顔であってもよく、その人物は撮影対象となる人物であれば撮影者以外の人物、例えば家族写真であれば子供であってもよい。
また、上記のように予め登録してある1又は複数の特定人物の顔を認識させ、認識したいずれかの人物の顔が所定量を超えて動いたことをカウントダウン動作の停止条件とする場合には、カウントダウン動作の停止を一時的なものとしてもよい。例えば、全セルフタイマー時間の半分の時間が経過した時点で認識した1又は複数の特定人物の顔の座標位置(#1)を、それとは別に基準位置として別途記憶しておくものとし、認識したいずれかの人物の顔が所定量を超えて動いた場合には、直ちにセルフタイマー撮影を終了せず、その時点でカウントダウン動作を一時的に停止する。そして、それ以後においても顔認識処理を継続して行い、その間、認識した1又は複数の特定人物の顔の座標位置と前記基準位置との間の変化量が所定量以下となった時点で、一時的に停止していたカウントダウン動作を再開するようにしてもよい。
また、第1の実施形態で述べたように、認識対象を予め登録しておく構成においては、被写体画像における認識対象は必ずしも人物の顔である必要はなく、また、認識対象の情報は必ずしも画像データでなくともよい。また、撮影までの残り時間のカウントダウン動作は、シャッターキーが押下された時点から所定のセルフタイマー時間をカウントダウンする方法によるものとしても構わない。
(実施形態3)
次に、第3の実施形態について説明する。本実施形態も第2の実施形態と同様、前記RAM11には第1の実施形態で説明した画像データ登録領域11cが特に設けられることなく、前記画像認識処理部9が、被写体の画像データ(被写体画像)から任意の人物の顔を認識する、つまり一定の配置関係にある目や鼻や口が存在する部分を認識する単純な顔検出による顔認識処理を行うものである。なお、その他の構成については第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
図6は、本実施形態において、記録モードの下位モードとして用意されているセルフタイマー撮影モードが選択されたときの制御部3の処理内容を示すフローチャートである。
セルフタイマー撮影モードが設定されると、第2の実施形態と同様、制御部3は直ちに画像撮影処理部2による被写体画像の取り込み、及びLCD表示部6におけるスルー画像の表示を開始した後(ステップSC1)、シッターキーが押下されたら(ステップSC2でYES)、その時点で撮影カウントダウンを開始するとともに、画像認識処理部9による、取り込まれた被写体画像に存在する不特定人物の顔認識処理を開始する(ステップSC3)。
その後、シッターキーが押下されてからの時間が、全セルフタイマー時間の半分の時間まで経過したら(ステップSC4でYES)、その時点で、画像認識処理部9における顔認識処理によって被写体画像(撮影エリア内)で顔と認識された部分の数(#1)を取得し、それをRAM11に記憶する(ステップSC5)。
その後、セルフタイマー時間を1秒カウントダウンする毎に(ステップSC6でYES)、その時点で、被写体画像(撮影エリア内)で顔と認識された部分の数(#2)を取得する(ステップSC7)。そして、その数(#2)と、先に記憶してある前回の認識数(#1)とが変化した(異なる)か否かを確認し、変化していたときには(ステップSC8でYES)、直ちにステップSC2へ戻る。つまり、その時点でカウントダウン動作を停止する。
また、顔と認識された部分の数が変化していないときには(ステップSC8でNO)、今回の認識数(#2)を、次に上記判断を行うときの前回の認識数(#1)として記憶する(ステップSC9)。つまり、既に記憶されている前回の認識数(#1)を今回の認識数(#2)に更新する。
そして、撮影時間に達するまでの間(ステップSC10でNO)、上記処理(ステップSC6〜SC10)の処理を繰り返し、やがて撮影時間に達したら(ステップSC10でYES)、CCD1による記録用の撮像、及び撮像された画像データ圧縮、記録からなる撮影処理を実行し(ステップSC11)、全ての処理を終了する。
以上のように本実施形態においては、被写体画像において顔と認識した被写体部分の数が、一定期間(本実施形態では1秒間)が経過する前後において変化したことに応答して、すなわち画角内に存在する顔の数が変化したことを条件として、残り時間のカウントダウン動作を停止させるようにした。したがって、第1及び第2の実施形態と同様、デジタルカメラの低コスト化、及び小型化を維持したまま、セルフタイマー撮影に際して無駄な撮影が行われてしまう事態をなくすことができる。しかも、旅行先等にデジタルカメラを持参する場合の使い勝手を低下させずに済む。
特に、本実施形態では、画角内に存在する顔の数が変化したことを条件としてカウントダウン動作を停止するため、例えば集合写真の撮影に際しては、いずれかの人物の顔が他の人物の顔と重なってしまった状態での無駄な撮影をなくすことができ、また記念写真の撮影に際しては、通りすがりの他人の顔が画角内に入ってしまった状態での無駄な撮影をなくすことができる。
なお、本実施形態におけるセルフタイマー撮影モードにおいても、第1の実施形態と同様に、セルフタイマー撮影による撮影処理を複数回行うようにしてもよい。その場合、認識できた顔の数が変化したときには、それを条件として、1回分のセルフタイマー撮影による撮影処理を停止させ、撮影回数が残っている場合には、次のセルフタイマー撮影に向けての撮影カウントダウンを開始させてもよいし、撮影回数の残りに関係なく全ての撮影を直ちに終了させてもよい。
また、本実施形態では、画像認識処理部9に任意の人物についての顔認識処理を行わせ、任意の人物の顔の数が変化したことをカウントダウン動作の停止条件とするようにしたが、画像認識処理部9に第1の実施形態と同様に特定人物の顔を認識させ、その数が変化した(例えば減少した)ことをカウントダウン動作の停止条件としてもよい。その場合、例えば家族写真を撮影する際、予め家族の全員の顔をそれぞれ登録しておけば、家族全員の顔が確実に写った写真を撮影することができる。
また、上記のように予め登録してある複数の特定人物の顔を認識させ、その認識数の変化をカウントダウン動作の停止条件とする場合には、認識数の変化によるカウントダウン動作の停止を一時的なものとしてもよい。例えば認識できた顔の数が変化した場合には、直ちにセルフタイマー撮影を終了せず、その時点でカウントダウン動作を一時的に停止するとともに、それ以後においても顔認識処理を継続して行い、当初の認識した数の顔が再び認識できた時点で、一時的に停止していたカウントダウン動作を再開するようにしてもよい。
また、認識対象を予め登録しておく構成においては、シャッターキーの押下によって撮影カウントダウンの開始を直ちに開始するのではなく、例えば以下のようにしてもよい。すなわちシャッターキーの押下に応じて複数の特定人物の顔認識を開始させ、その後、認識できた顔の数が増加した時点で撮影カウントダウンを開始させてもよい。
また、撮影までの残り時間のカウントダウン動作は、シャッターキーが押下された時点から所定のセルフタイマー時間をカウントダウンする方法によるものとしても構わない。
(他の実施形態)
また、以上説明した実施形態とは別に、図1に示した構成を有するデジタルカメラにおいては、セルフタイマー撮影モードが選択されたとき、制御部3に図7に示した処理をさせれば、セルフタイマー撮影に際して不本意な撮影に伴う記録媒体の無駄なメモリ消費をなくすことが可能となる。
すなわち、先に説明した第2及び第3の実施形態と同様、セルフタイマー撮影モードの設定とともに、画像撮影処理部2による被写体画像の取り込み、及びLCD表示部6におけるスルー画像の表示を開始した後(ステップSD1)、シッターキーが押下されたら(ステップSD2でYES)、その時点で撮影カウントダウンと、画像認識処理部9による、被写体画像に存在する不特定人物の顔認識処理とを開始する(ステップSD3)。
その後、撮影時間に達したら(ステップSD4でYES)、その時点で、顔と認識できる部分が撮影対象に存在するか否か、すなわち画像認識処理部9における顔認識の成否を確認し、顔と認識できる部分が撮影対象に存在しているときには(ステップSD5でYES)、そのままCCD1による記録用の撮像、及び撮像された画像データ圧縮、記録からなる撮影処理を実行する(ステップSD7)。
逆に、顔と認識できる部分が撮影対象に存在していないときには(ステップSD5でNO)、撮影画質を低下する処理を行う(ステップSD6)。すなわち記録用の被写体画像のデータを圧縮する際の圧縮率を、その時点で設定されている圧縮率よりも高い値に変更する。しかる後、変更後の圧縮率でのデータ圧縮を行う撮影処理を実行する(ステップSD7)。これにより、不本意な撮影に伴う記録媒体の無駄なメモリ消費がなくなる。
なお、ステップSD6における撮影画質低下処理は、それを撮影サイズ低下処理、すなわち記録画像のサイズ(記録画素数)を、その時点で設定されているサイズよりも小さなサイズ値に変更する処理に代えてもよく、その場合においても不本意な撮影に伴う記録媒体の無駄なメモリ消費をなくすことができる。
また、ここではシッターキーが押下された後、撮影時間に達した時点で不特定人物の顔認識が認識できないことを条件として撮影画質低下処理を行うものについて説明したが、撮影画質低下処理を以下の条件により行うものとしてもよい。
例えば、被写体画像における認識対象を、予め登録しておいた特定人物の顔としたり、予め登録しておいた複数人の特定人物の顔としたりし、前者の場合には、撮影時間に達した時点で特定人物の顔が認識できないことを条件として撮影画質低下処理を行い、また、後者の場合には、撮影時間に達した時点で全ての特定人物の顔が認識できない、または、いずれの特定人物の顔も認識できないことを条件として撮影画質低下処理を行うようにしてもよい。
さらに、上記のように認識対象を予め登録しておく構成においては、第1の実施形態で述べたように、被写体画像における認識対象は必ずしも人物の顔である必要はなく、また、認識対象の情報は必ずしも画像データでなくともよい。
また、前述した顔認識をシッターキーが押下されてから所定時間(全セルフタイマー時間の半分の時間等)が経過した時点で行い、認識した顔の位置を記憶しておくとともに、撮影時間に達した時点で再び顔認識を行い、そのとき認識した顔の位置と、先に記憶しておいた顔の位置との変化量が所定量を超えていたときには、それを条件として撮影画質低下処理を行うものとしてもよい。その場合についても、認識対象は予め登録しておいた1又は複数の特定人物の顔でもあっても構わない。さらに認識対象を予め登録しておく構成であれば、認識対象は人物の顔である必要はなく、また、認識対象の情報は必ずしも画像データでなくともよい。
また、前述した顔認識をシッターキーが押下されてから所定時間(全セルフタイマー時間の半分の時間等)が経過した時点で行い、認識した顔の数を記憶しておくとともに、撮影時間に達した時点で再び顔認識を行い、そのとき認識した顔の数が、先に記憶しておい数と変化していたときには、それを条件として撮影画質低下処理を行うものとしてもよい。その場合についても、認識対象は予め登録しておいた1又は複数の特定人物の顔でもあっても構わない。さらに認識対象を予め登録しておく構成であれば、認識対象は人物の顔である必要はなく、また、認識対象の情報は必ずしも画像データでなくともよい。
一方、以上の説明においては本発明を一般的な構成を有するデジタルカメラに適用する場合について説明したが、これに限らず、本発明はセルフタイマーを備えたものであれば、携帯電話端末等の他の情報機器に内蔵されたデジタルカメラにも適用可能である。
本発明に係るデジタルカメラのブロック図である。 第1の実施形態でRAMに確保されるメモリ領域を示す概念図である。 同実施形態における動作を示すフローチャートである。 セルフタイマー撮影時におけるスルー画像の変化を例示した図である。 第2の実施形態における動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態における動作を示すフローチャートである。 他の実施形態におけるセルフタイマー撮影モードでの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 CCD
2 画像撮影処理部
3 制御部
4 ファイルアクセス部
5 画像記録部
6 LCD表示部
7 キー入力部
8 RTC
9 画像認識処理部
10 ROM
11 RAM

Claims (11)

  1. セルフタイマーを備えたデジタルカメラにおいて、
    被写体を撮像する撮像手段と、
    この撮像手段により撮像された被写体画像に対して所定の画像認識を行う画像認識手段と、
    セルフタイマーによる残り時間のカウントダウン動作中に、前記画像認識手段による画像認識結果に応答して前記カウントダウン動作を停止させるセルフタイマー制御手段と
    を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 前記セルフタイマー制御手段は、前記画像認識手段による画像認識結果における所定の変化に応答して前記カウントダウン動作を停止させることを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
  3. 前記画像認識手段による被写体画像に対する所定の画像認識は、被写体画像における所定の被写体部分の認識であり、
    前記セルフタイマー制御手段は、セルフタイマーによる残り時間のカウントダウン動作中に、前記画像認識手段による所定の被写体部分の認識結果に応答して前記カウントダウン動作を停止させることを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
  4. 前記セルフタイマー制御手段は、前記画像認識手段において所定の被写体部分が認識できなくなったことに応答して前記カウントダウン動作を停止させることを特徴とする請求項3記載のデジタルカメラ。
  5. 前記セルフタイマー制御手段は、前記画像認識手段において所定の被写体部分が認識できなくなったことに応答して前記カウントダウン動作を一時的に停止させた後、前記画像認識手段において所定の被写体部分が再び認識されたことに応答して前記カウントダウン動作を再開させることを特徴とする請求項3記載のデジタルカメラ。
  6. 前記セルフタイマー制御手段は、セルフタイマーによる残り時間のカウントダウン動作中に、所定時間が経過する前後における前記画像認識手段による所定の被写体部分の認識位置の変化量が所定量を超えたことに応答して前記カウントダウン動作を停止させることを特徴とする請求項3記載のデジタルカメラ。
  7. 予め登録された画像を記憶する認識対象記憶手段を備え、
    前記画像認識手段は、前記撮像手段により撮像された被写体画像から前記認識対象記憶手段に記憶されている画像に対応する被写体部分を認識する
    ことを特徴とする請求項3乃至6いずれか記載のデジタルカメラ。
  8. 前記認識対象記憶手段は、予め登録された特定人物の顔の画像を記憶することを特徴とする請求項7記載のデジタルカメラ。
  9. 前記セルフタイマー制御手段は、セルフタイマーによる残り時間のカウントダウン動作中に、前記画像認識手段による所定の被写体部分の認識数が変化したことに応答して前記カウントダウン動作を停止させることを特徴とする請求項3記載のデジタルカメラ。
  10. セルフタイマーを備えたデジタルカメラにおいて、
    セルフタイマーによる残り時間のカウントダウン動作中に、撮像手段により撮像した被写体画像に対して所定の画像認識を行う工程と、
    その画像認識結果に応答して前記カウントダウン動作を停止させる工程と
    を含むことを特徴とするセルフタイマー制御方法。
  11. セルフタイマーを備えたデジタルカメラが有するコンピュータに、
    セルフタイマーによる残り時間のカウントダウン動作中に、撮像手段により撮像した被写体画像に対して所定の画像認識を行う手順と、
    その画像認識結果に応答して前記カウントダウン動作を停止させる手順と
    を実行させるためのセルフタイマー制御プログラム。
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